気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「母さんは よなべをして・・・・・」

2007-01-09 | 雑感想


          五木 寛之さんが、朝日新聞 「こころの風景」で、
                  書かれていたことです。


         30年代にはやった歌
            「かあさんの歌」  窪田 聡・作詞・作曲

             ∮ かあさんは よなべをして
                手袋編んでくれた       ∮
 
          この歌詞を口ずさんでいると、側にいた若いスタッフのひとりが
             「おなべって、何の鍋ですかね」という
             「なんの鍋って?」
             「ほら、カキ鍋とか、いろいろあるでしょう・・・」
          思わず、絶句してしまう。
             「その鍋じゃないよ、ほら、老いた母親がランプの下で
             編み棒を動かしながら手袋を・・・」
             「なるほど、よなべねぇ。
             要するに、徹夜の作業のことですか。
             漢字では、どう書くんですか?」
          といわれて、わからないので、こっそり電子辞書の広辞苑をひい
          て驚いた。
            「夜鍋  夜、鍋をかけ夜食をとりながら、仕事をすることに
                  よるという」
          「夜鍋」と書くとは知らなかった。
          老いも若きも、知らないことは多いものである。

 

          私も、そのひとりです。

              ∮ よなべをして・・・とよく歌った歌です。

         よなべの漢字をどう書くかなんて、思ってもみませんでした。
         私も、我が家の辞書を、ひいてみました。

        ・  三省堂の国語辞典・・・・・には、

             「夜なべ    よるにする仕事。  夜に仕事すること。
                      夜業(やぎょう)  世仕事(よしごと)
              と出ていて、「夜鍋」とはでていませんでした。
         
        ・  旺文社の国語実用辞典・・・・・には、

              「夜鍋    夜する仕事。   夜業。」
                              と出ていました。


          何気なしに歌っていた歌でしたが、よなべは「夜鍋」と書く
         ことを今になって、知った次第ですが・・・・・。
                知らないことは多い・・・
                         私も認識した次第です。

              
                      【 無 題 】

              フォントの絵文字と、クリップアートの絵の
              合作で、遊んでみました。

                           

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                ウオーキング~40分=5,100歩