日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

さて、毎日新たな気持ちで授業に臨めば…などと勝手に考えています。授業の流し方は、大して変わっていないのですが。

2022-07-06 08:16:15 | 日本語学校

今朝も、大雨になっていると思いきや、薄日が射すような具合。まあ、ここ数日「不安定な」という枕が付いていますから、やはり雨が降っていないうちに、出た方が良さそうだと、今朝も早めに出てきました。

いつも皆よりもずっと朝が早いので、「初級クラス」の宿題やら、採点やらは翌朝しても良さそうなものですが、一度やって失敗してからは、やはり、提出された「その日」のうちにやるようにしています。

理由は、まず、最初の二ヶ月くらい(五月から六月初旬にかけてでしたが)は、文法のチェックだけでは終わらないということ。

文法はそれほどミスが無くとも(なにせ、『みんなの日本語Ⅰ』の初めの方ですから)、ベトナム勢の「ひらがな」が、なんともひどい。「カタカナ」はおいておきますが。とんでもない字を見つけてはその字毎に訂正し、(前日の)宿題の終わりのページに、その字を一字ずつ練習するように書いておいても(1ページ分も要します。ひどい字が多いのです。これを二ヶ月ほども続けます)、翌々日の宿題はやはり同じ字で提出してきます。少しも変えていない。

もっとも、一言付け加えておきますと、5人のうちの2人がです。3人は、訂正箇所を見た後、すぐには直せませんでしたが(癖になっているので、宿題の始めの方は改めてあっても、書いているうちに癖が出てくる)、今は時々出るくらい。ほぼ大丈夫。きれいな字と言えるような字を書く人もいます。

2人のうちの1人も、最近、一字を除けば、かなりマシになってきました。つまり、最後まで変えない(つもりがないということでしょう)のは1人だけということ。よほどひどい時には、その字の下に線を引いたりすることもありますが、やっても無駄なら、そちらに手をかけるよりも、手当をすれば伸びる人の方に力を注いだ方がいい。

それから、朝は、やはり「その日」のことを考えたほうがいいということ。若いうちと言いましても、60ちょっと過ぎくらいまでのことですが、その頃までは前日に見ておいても、翌日に気持ちも気分もそして授業のイメージも残っていました。けれども、もうダメですね。やはり(その日の)朝に見て流れを掴んでおかないと、その日の授業が流れていかないのです。毎日のように同じことをやっていても。

だいたい、朝っぱらから向かっ腹を立てていても、碌なことはないということでしょう。イライラすることは前日のうちに済ましておいた方がいい。で、朝は、書ける時は、ブログ書きに精を出し、毒を出し切ってから、授業に出る…という形になってしまいました。ここ二、三年のことですが。

これでいいのかな。多分、いいのでしょう。年と共にやり方も変わっていくのが自然の流れ。まずは、無理をせず、真っ白とはいかずとも、要らぬ絵を描かずに、授業に臨めば、相手も楽になるということでしょうし。

日々是好日

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