ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

東日本大震災~戦術と戦略

2011年03月24日 09時25分48秒 | ニュースの中から
今度の大震災を戦争と見たとき、敵の圧倒的な物量による全面的な敗北と言える。
とりわけお粗末だったのが戦略だ。
いったい今まで何の訓練をしていたのか。
戦術の訓練ばかりやって戦略の訓練がまったくされていなかったのではないか。
今回のような大規模災害は当然予想されていたはずだ
東海地震、東南海地震、南海地震を想定して防災訓練をずっと行ってきた。
ところがそれを指揮する人の訓練とシステムつくりがまるでなされていなかった。
世界のジョークで
強い軍隊は・・・?
日本人の兵
弱い軍隊は・・・?
日本人の参謀
と言うのがある。
第二次世界大戦の作戦のほとんどは子供なみで実に愚かだ。
当時の軍事官僚は士官学校という極めつけの難関を突破してきた秀才たち。
その中でも特に優秀な人が参謀になった。
それなのにどうしてあれほどにも愚かだったのか。
日本人は月に人を打ち上げることはできない。
コンピュータのOSを作ることもできない。
巨大プロジェクトは日本人にはできない。
得意なのは局地戦、あるいはQC活動などのせこい(?)こと。
・・・こういわれてもなかなか反論できない。
被災地の日本人の整然とした行動は諸外国の人にたたえられている。
それに比べて・・・
う~んといつものことながらため息が出る。
勝海舟は日本とアメリカの違いを聞かれて、アメリカは地位におおじて人は賢い。そこが日本と反対だと言ったという。
あの江戸時代のころからいったい日本はどれほど進歩したのだろうか?
う~んといつものことながらため息が出る。
コメント
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