イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2011年04月22日 | Weblog
場所:加太沖
条件:中潮7:42満潮
潮流:6:45転流 8:52上り0.6ノット最強 
釣果:ガシラ3匹

もう、2週間以上船に乗っていないのでなんとか動かさないとと思い天気には不安があるが思い切って出港した。
気象庁の予報では波は1メートル後3メートル。ウエザーニュースの予報では9時ごろに南の風が強くなって雨が降るとなっていた。
風が吹いて来る前に退散しなければ3月末の二の舞だ。リミットは午前8時までだろう。潮流表では潮の変わり目から最強の流れまでを釣れることになる。チャンスは1時間半だ。
撤収のことを考えるとあまり遠くへは行けない。いつもの田倉崎の沖からスタート。数回仕掛けをおろしたときにアタリがあった。おお、今日もいけるかと思ったがあえなくばらしてしまった。その後はいつ風が吹いてくるのだろうとびくびくしながらの釣りになったしまった。気持ちが上ずっているから仕掛けを巻き上げるスピードが速くなりがちだ。ビニールが幹糸にからまってしまう。
波と風はぜんぜん大したことはないが南の空がだんだん暗くなってくてきて、早く撤収しないととんでもないことになってしまうのではないかと思うとお尻がむずがゆくなってくる。もう我慢ができない。8時を少し回った頃には帰路についた。



しかし、まったくのボウズというのもなんなので、紀北の釣り公園の沖にある防波堤の横でメバルを狙ってみた。和歌山港の港内までは10分足らずなのでよっぽどのことがない限り逃げ延びることができる距離だ。
「関西のつり」の記事を参考にしてプチ高仕掛けを作っていたのでこれを試してみようという考えだ。釣れるかどうかわからないが今日は生エサを持っていないのでこれしかない。
できるだけ防波堤に近づいて仕掛けを下ろすと、まもなくアタリがあった。なかなかの型のガシラが釣れた。その後もガシラやチャリコが掛かってくる。恐るべし高仕掛け、どこでも何でも釣れるじゃないか。

しかし、ここでも南の空を気にしながらの釣りになる。午前9時を回った頃からいっそう南の空が暗くなってきた。これが限界と仕掛けを引き上げて船を走らせ始めたらすぐに風が強く吹き始めた。あっという間だった。波はまだ大したことはないので全速力で和歌山港を目指す。久しぶりにエンジンの回転数が2500回転を上回っていた。港内に近づくにつれ、いっそう風が強くなり雨も降ってきたが何とか無事に帰り着くことができた。今日も危機一髪。
あと15分遅ければ前回の二の舞になっていただろうと思うと、こんなことをしていてはいつかはえらい目に遭ってしまうぞと自戒の念がこみ上げてくる。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 軽油引取税免税証 | トップ | 加太沖 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JOE)
2011-04-22 21:21:09
ハラハラドキドキ。

ブログの更新する人がいない・・・
なんて事にはならないように安全第一ですよ。

でも 船の釣果はやはり魅力(魔力)ですね。

私は今年にはいってずっとボウズ。
今晩の小引漁港釣行は期待しましたが天候大荒れとのことで中止。
次週28日に順延予定です。
返信する
Unknown (イレグイ号)
2011-04-23 23:57:16
JOEさん、
いつもコメントありがとうございます。
ですよね~。
でも、前回の教訓を生かしてなんとか生還しました。(と、いうのは大げさですが・・)

イカもこれからどんどん釣れてくると思います。がんばってくださいね。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事