場所:紀ノ川河口~水軒沖釣行
条件:中潮 3:13干潮 9:58満潮
釣果:タチウオ1匹 ヤナギ1匹 サゴシ1匹
土日しか休みがなくてもっと長い時間釣りをしたいものだがどうもそんな気にもならず、今日も朝一だけの釣りにしておこうと計画を立てた。もっとも、船は2隻とも船底をきれいにしなければまともに走れないというのも近場だけにする理由ではあるのだが・・。
10月に入り、朝はかなり寒くなってきた。シャツ1枚ではバイクで走ることができても船の上では寒さを感じる。今日からヤッケを来て出港。
日が昇ってくるとすぐに暑くなってくるのだが空は高く、ウロコ雲が秋を感じさせてくれる。
今日の予定はとりあえず保険でタチウオを狙い、禁断の仕掛けからルアーのキャスティングとリレーするというものだ。ルアーを投げてみようと考えたのは、渡船屋の釣果にメジロクラスのハマチが釣れていたのと、「わかやま〇しぇ」で今日の特売品のドレッシングを買うための時間調整のためである。
朝、港に到着すると、タチウオ名人のユウイッチャンさんがちょうど出港するところであった。この人がこの時間に釣りに出るということはきっとタチウオが釣れているのだろうと思い状況を聞いてみると、「あかな~・・」という悲しい答え。おじさん釣れなくても行くのかいな・・。
まあ、ここまで来て予定を変えられることもなく、タチウオがダメでも今日は三段重ねの戦術がある。後に行くほど釣れる確証はどんどん小さくなるのだが・・。
いつものとおり、港内から仕掛けを流し始めると、いきなりアタリが出た。ユウイッチャンさんの情報とは裏腹にいい感じじゃないかと思ったが、せっかくの1匹目を目の前でバラしてしまった。これでケチがついたか、ユウイッチャンさんの情報通りまったくアタリがなくなった。やっとアタリが出たのは辺りがあかるくなってからだ。それも小さい。
その後もアタリはなく、ここまで明るくなっては釣れないだろうと禁断の仕掛けに切り替え、キャスティングをしようと考えているポイントまで流してみることにする。
毎年、この頃、サゴシが釣れていたので期待をしていたが、そんなには甘くはなかった。
細いタチウオだけじゃ嫌だなと思いながらセリアで買ったメタルジグを投げ続けるがやっぱりアタリがない。100均のルアーを使っているからか、ルアーのサイズがマッチしていないのか、そもそも魚がいないのか、そんなことがさっぱりわからない。なんちゃってルアーマンの悲しさだ。
周囲には魚がまったくいないのではなく、ボラかもしれないが時おり水面に小さな輪を作っている。午前7時過ぎに「わかやま〇しぇ」に到着すればちょっと早いが今日の特売品にありつけるだろうと思い、そろそろ帰ろうかと思ったときに不意にアタリがあった。アタリというよりもいきなり竿先をひったくられたという感じだ。
ドラグはどんどん滑ってラインが出てゆく。これはきっとメジロクラスだろうと思うとリーダーを切られてしまうかもしれないので出てゆく糸を止められない。しかし、目の前はテトラ帯だ。あまり糸を出し続けることはできない。幸い、少し魚の勢いが止まりラインを巻き取ってゆく。魚は意外とおとなしくその後はなんとかこちらに近寄せることができた。船の舳先に移動し、左右に動き回る魚をいなし、ようやく姿を確認することができた。結構なサイズのヤナギだ。慎重に引き寄せ無事タモ入れに成功。体高もありかなり大きい。魚を取り込むまでは必死だったのだが、いざ釣り上げてみるとこれをどうやって持って帰るかが問題になってくる。
クーラーには入りそうもない・・。
しかし、それでなくても足の早い魚だ。無理や押し込んで家に持って帰るとU字型に曲がってしまっている。毎度のことだが、この魚をまっすぐに矯正すると必ず身割れをおこす。
残念だが仕方がない。菊新丸さんにそんな話をすると確かにその通りで、この魚はこんな状態になると商品価値がなくなってしまうそうだ。かえって曲がったまま捌くほうが良いそうであるが、そんな腕前はないので身割れ覚悟で矯正して捌きにかかるのだ。
かといって大きいクーラーボックスを買う余裕もなく持ち運びする手段もないのでたまに釣れる大物はこんな感じで扱うしかない。
アタリがあったら切り上げるわけにはいかない。再びキャストを繰り返すと小さなエソが掛かってきた。
少し魚が動き始めたのかもしれないと思ったら三度目のアタリがあった。今度はそれほど大きくはない(といっても軽く50センチは超えているのだが。)。しかし、叔父さんの家に持っていける分はできた。
そろそろお店にも行ける時間になったので午前7時に終了。
叔父さんの家に寄ると、落花生がそろそろ採れるでというので畑に入らせてもらうと今年は豊作だ。株を3ヶ所掘っただけでかなりの量を収穫することができた。
明日のトイレが心配だが止まらなくなる。
ヤナギは定番の炙りと「わかやま〇しぇ」でもらってきたユーリンチーのタレを使って鶏肉じゃないユーリンチーにしてもらった。これは結構いける。どんな魚にも合いそうだ。
これをタダでもらえるのだからこのお店は貧乏人の救世主なのである。
条件:中潮 3:13干潮 9:58満潮
釣果:タチウオ1匹 ヤナギ1匹 サゴシ1匹
土日しか休みがなくてもっと長い時間釣りをしたいものだがどうもそんな気にもならず、今日も朝一だけの釣りにしておこうと計画を立てた。もっとも、船は2隻とも船底をきれいにしなければまともに走れないというのも近場だけにする理由ではあるのだが・・。
10月に入り、朝はかなり寒くなってきた。シャツ1枚ではバイクで走ることができても船の上では寒さを感じる。今日からヤッケを来て出港。
日が昇ってくるとすぐに暑くなってくるのだが空は高く、ウロコ雲が秋を感じさせてくれる。
今日の予定はとりあえず保険でタチウオを狙い、禁断の仕掛けからルアーのキャスティングとリレーするというものだ。ルアーを投げてみようと考えたのは、渡船屋の釣果にメジロクラスのハマチが釣れていたのと、「わかやま〇しぇ」で今日の特売品のドレッシングを買うための時間調整のためである。
朝、港に到着すると、タチウオ名人のユウイッチャンさんがちょうど出港するところであった。この人がこの時間に釣りに出るということはきっとタチウオが釣れているのだろうと思い状況を聞いてみると、「あかな~・・」という悲しい答え。おじさん釣れなくても行くのかいな・・。
まあ、ここまで来て予定を変えられることもなく、タチウオがダメでも今日は三段重ねの戦術がある。後に行くほど釣れる確証はどんどん小さくなるのだが・・。
いつものとおり、港内から仕掛けを流し始めると、いきなりアタリが出た。ユウイッチャンさんの情報とは裏腹にいい感じじゃないかと思ったが、せっかくの1匹目を目の前でバラしてしまった。これでケチがついたか、ユウイッチャンさんの情報通りまったくアタリがなくなった。やっとアタリが出たのは辺りがあかるくなってからだ。それも小さい。
その後もアタリはなく、ここまで明るくなっては釣れないだろうと禁断の仕掛けに切り替え、キャスティングをしようと考えているポイントまで流してみることにする。
毎年、この頃、サゴシが釣れていたので期待をしていたが、そんなには甘くはなかった。
細いタチウオだけじゃ嫌だなと思いながらセリアで買ったメタルジグを投げ続けるがやっぱりアタリがない。100均のルアーを使っているからか、ルアーのサイズがマッチしていないのか、そもそも魚がいないのか、そんなことがさっぱりわからない。なんちゃってルアーマンの悲しさだ。
周囲には魚がまったくいないのではなく、ボラかもしれないが時おり水面に小さな輪を作っている。午前7時過ぎに「わかやま〇しぇ」に到着すればちょっと早いが今日の特売品にありつけるだろうと思い、そろそろ帰ろうかと思ったときに不意にアタリがあった。アタリというよりもいきなり竿先をひったくられたという感じだ。
ドラグはどんどん滑ってラインが出てゆく。これはきっとメジロクラスだろうと思うとリーダーを切られてしまうかもしれないので出てゆく糸を止められない。しかし、目の前はテトラ帯だ。あまり糸を出し続けることはできない。幸い、少し魚の勢いが止まりラインを巻き取ってゆく。魚は意外とおとなしくその後はなんとかこちらに近寄せることができた。船の舳先に移動し、左右に動き回る魚をいなし、ようやく姿を確認することができた。結構なサイズのヤナギだ。慎重に引き寄せ無事タモ入れに成功。体高もありかなり大きい。魚を取り込むまでは必死だったのだが、いざ釣り上げてみるとこれをどうやって持って帰るかが問題になってくる。
クーラーには入りそうもない・・。
しかし、それでなくても足の早い魚だ。無理や押し込んで家に持って帰るとU字型に曲がってしまっている。毎度のことだが、この魚をまっすぐに矯正すると必ず身割れをおこす。
残念だが仕方がない。菊新丸さんにそんな話をすると確かにその通りで、この魚はこんな状態になると商品価値がなくなってしまうそうだ。かえって曲がったまま捌くほうが良いそうであるが、そんな腕前はないので身割れ覚悟で矯正して捌きにかかるのだ。
かといって大きいクーラーボックスを買う余裕もなく持ち運びする手段もないのでたまに釣れる大物はこんな感じで扱うしかない。
アタリがあったら切り上げるわけにはいかない。再びキャストを繰り返すと小さなエソが掛かってきた。
少し魚が動き始めたのかもしれないと思ったら三度目のアタリがあった。今度はそれほど大きくはない(といっても軽く50センチは超えているのだが。)。しかし、叔父さんの家に持っていける分はできた。
そろそろお店にも行ける時間になったので午前7時に終了。
叔父さんの家に寄ると、落花生がそろそろ採れるでというので畑に入らせてもらうと今年は豊作だ。株を3ヶ所掘っただけでかなりの量を収穫することができた。
明日のトイレが心配だが止まらなくなる。
ヤナギは定番の炙りと「わかやま〇しぇ」でもらってきたユーリンチーのタレを使って鶏肉じゃないユーリンチーにしてもらった。これは結構いける。どんな魚にも合いそうだ。
これをタダでもらえるのだからこのお店は貧乏人の救世主なのである。
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