イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2016年10月30日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:大潮 6:02満潮 11:53干潮
潮流:6:30 上り2.6ノット最強 10:00転流
釣果:カワハギ 2匹

今日はカワハギとアオリイカのリレー釣りに行ってみた。
どちらも大して釣れる自信がなく、ひとりで玉砕するのは悲しいなと思っていたら、元の職場の同僚がフェイスブックの書き込みで、明日は休みっぽいようなことを言っていた。
一緒に来てくれないかな~。とメールを送ると、よしよし、と了解してくれた。
結果としては本当に玉砕してしまったのでこれは大変申し訳ないことをしてしまった。

そんなこともあろうかと、朝は早めに出て保険のタチウオを釣ってみたがこれも6匹では保険にならない。



すっかり明るくなってしまったので加太へ向かって移動した。



彼は情報が豊富なのでそれも期待して声をかけたのだが、地ノ島の南岸がいいということなのでそこまで直行。この海域ははじめての場所だ。急激な駆け上がりでいい感じの場所だったが残念ながらアタリはなく、前回にも入った帝国軍神殿前に移動。
ここへ到着する前、水深を眺めていると、水道の最大深度は約50メートル。神殿側も急激な駆け上がりになっている。必ずロックオンされるような場所なので来ることはなかったが、真鯛も期待できそうな場所だ。急襲をかける価値のある場所と見た。

アタリは渋く、エサ取りもたまにしか食ってこない。そんな中、間違いなく大型のカワハギと思えるアタリは3回。獲れたのはそのうちの1回だ。
1.5号の枝素では細すぎるのかもしれない。1回は巻き上げている途中で切れたしアタリがあってすぐに切れてしまっていることも数回あった。自動ハリス止めを使っているがそれも問題のようだ。
まだまだ考えることが多い。
しかし、1匹でもこれくらいのサイズだとかなりの薄造りになる。今日のカワハギは肝も大きくて、その肝和えはまさしく絶品、真鯛もいいがこちらの方が絶対に美味しく感じる。

アオリイカは、これはまったく釣れる気がしなかった。
一応、たくさんの船が集まっているところを流していたので多分ポイントとしては間違いがないはずだが、どうも性に合わないというかなんというか・・・。一度アタリらしきものはあったがそれも怪しいものだ。
当分悩む日々を過ごしそうだ・・・。


港の近くにあった造船所がとうとう更地になってしまっていた。ここは先代の翠勝丸が誕生した場所だ。とうの昔に造船は止めていたが、通称❝ゲンやん❞という大工さんが、今までにたくさんの船を造ってきたのでそれの修理に回るだけでけっこう忙しいのだと言いつつも日がな一日ここで野菜を作ったりなんやかやしながら過ごしていた。たまに訪ねると必ずリポビタンDを飲ませてくれる。
最近見ないなと思っていたが病気にでもなったのだろうか。
また一人僕の父親世代のひとがその場所から離れてゆく。寂しいかぎりだ。



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水軒沖釣行

2016年10月28日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:27満潮
釣果:タチウオ 18匹

予報が雨だったので今日の朝はゆっくり寝ようと思っていたが、昨日の予報で朝のうちは曇りに変わっていた。
これはまた釣りに行かなければならない。小船も長らく乗っていないのでタチウオとアオリイカを狙ってみた。

まだタチウオは釣れているらしく、新々波止の沖には船が出ている。僕は地の波止と旧波止の間を抜けてすぐに仕掛けを下す。今日は途端にアタリが出た。しかも3匹付いている。
型は小さいがアタリはコンスタントに出る。新々波止に近づくより旧波止の前の方がアタリが多かった。
明るくなって、午前6時にはアタリがなくなりこのあとはイカ釣りに行こうかと思ったが、先日、同じ港のオジイやんズに教えてもらった湾内のコンテナバースの沖に行ってみた。
ここは水が濁っているので明るくなってもアタリがあるのと、型が大きいということだった。実際そのとおりで港内で6,7匹を追加した。型も大きかった。
港内の滞在時間は15分ほどで双子島沖へ。
アオリイカはいつものとおりアタリはなく、午前8時に終了。

今日はキス釣りに使おうと思って買ったリールを初めて使った。キスを釣るにはもったいないのでルアー用として使おうとPEラインを巻いた。
やはり、釣り道具はそこそこのものを買わなければだめだ。これも参考上代は1万円を少し超えるくらいだが、ここ数年で買った5000円以下のリールとは雲泥の差だ。
まあ、道具がいいから魚が釣れるというわけではないが、使い心地というのは大事だ。はやりこういうところはしみったれていてはダメなのだ。

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加太沖釣行

2016年10月24日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:小潮 7:11干潮
潮流:6:40 下り2.1ノット最強 10:00転流
釣果:サゴシ 1匹 カワハギ 1匹

今日の潮ではタチウオ狙いといきたいのだが、予報では北風が強そうなのであえなく断念。乗合船の釣果を見てみるとかなり釣れていたようだが、僕の船では本線航路を横切るのは至難の業だ。

出航の時は風をまったく感じないほどの好天で、田倉崎までは快調な航行であった。
しかし、東の空には今日のアクシデントを予感するかのような不気味な色の雲・・・。まるでダンテが描く地獄のような形だ。

 

撮影をした場所までは穏やかだったが、田倉崎を越えると一気に風が強くなった。画像ではわかりにくいが、水面に水玉が走るほどだ。



あまり遠くに行きたくないので大型漁礁の周りでオキアミを使ってマアジ狙いとした。
今日もこの場所にはいつもの漁船が出ている。タモを入れているところを見ると何かが釣れているようだ。
僕も早速船団のそばからスタート。船を操るのが下手だから事故が怖いのであまり船団には近づかない。しかし、アタリがない。やはり漁礁には限りなく近づかなければならないようだ。
意を決してぎりぎりのところまで近づいてみると大きなアタリが出た。
アジにしては強い引きで上がってきたのはサゴシだ。
とりあえずボウズは免れた。

その後もプロの艦隊運動のしっぽにくっ付いて頑張ってみたがアタリがない。



テッパンポイントまで行きたいが風が強いので躊躇してしまう。
午前8時で終了し次はカワハギ狙いだ。帝国の神殿(淡島神社のこと・・・)沖で釣りを始めるが風が強いのですぐに船が流される。しばらくしてアクシデントが・・・。
帝国領内に侵入しすぎたことで神殿の神様を怒らせたか、スパンカーのブームを固定するロープを通すプーリーが落ちてしまった。



船を購入したときに新しい細引きに取り換えて以来交換をしていなかったのでそろそろ限界かと思っていたのだがとうとう切れてしまった。
やはり洲本には行かなくてよかった。

船が安定しなくなるので田倉崎の南側に移動。少しは風を避けることができる。
ここで型のいいカワハギがヒット。しかし1匹。あとはベラとチャリコとオセンの猛攻だ。それも潮止まりになるとぱったり止んでしまい今日は終了。

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加太沖釣行

2016年10月14日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:大潮 4:31満潮 10:46干潮
潮流:8:45転流 11:50下り 2.8ノット最強
釣果:マアジ 1匹 マルアジ 1匹 イサキ 1匹 サゴシ 1匹 サバフグ 1匹

今日は加太へアジ狙いだ。
今の船に乗り始めたころ、まだ高仕掛けで真鯛を狙う術を知らなくてオキアミをエサに加太で魚を釣っていた。
しかし、この時期のマアジはすこぶる美味しい。脂ノリノリでコリコリなのだ。
そして、今日はそれを再びやってみようと試みてみた。


午前6時過ぎに田倉崎沖に到着。



洲本まで行くようになってからはここ、田倉崎沖に来るのがなんでもなくなってしまった。屁でもない感じだ。

勝負は転流してからだと思っていたが、アタリはすぐにやってきた。いい型のマアジだ。
そしてまたアタリ。こんどはイサキだ。いままではウリボウに毛が生えたくらいのものしか釣ったことがなく、こんなに大きなサイズを釣ったのは初めてだ。
ひと流しで2匹。いい感じだ。
ふた流し目でサゴシとマルアジ。これもいい感じ。

しかし、好調もここまで。10時まで粘ったがサバフグが1匹。
今日は本当の五目釣りになった。これが2匹ずつだとうれしいが、そんなに甘くはない。北風強くなりそのせいで水温が下がったか、まったくアタリがなくなった。
お昼の転流時刻まで粘るつもりでいたが、午前10時で集中力がなくなってしまった。

捌いてみるとアジもイサキもやっぱり脂ノリノリ。
今夜は刺身の三種盛りだ。



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洲本沖釣行

2016年10月11日 | 2016釣り
場所:洲本沖
条件:若潮 8:06干潮
潮流:5:15転流 9:05下り2.2ノット最強
釣果:タチウオ 4匹

潮が小さくなってきたので再び洲本沖へ向かった。
かねてから声を掛けられていた前の職場の同僚ふたりと同行である。

朝はほぼ無風。秋晴れの空の下を順調に友ヶ島へむかった。



しかし、中の瀬戸を越えたら今日もやっぱりひどい波だ。本線航路を越えたころには体中潮だらけになってしまった。


今日は下り潮。しっかり潮流表を見ていたので前回より少し北の地点からスタート。
前に座る同僚はさっそくタチウオを釣り上げた。今日はいけると思ったが僕にはアタリがない。その間にも彼らは次々に釣り上げる。
特にスピニングのジギングタックルにテンヤを付けて釣っている同僚にはどんどんアタリがあるようだ。
その間も僕にはまったくアタリがない。初めての魚は水面まで来たもののあえなくバラシてしまった。

どうしてこんなに差がでるのか、さっぱりわからない。彼のリールには当然だがカウンターがついていないので底を取るのが難しいはずだ。僕の魚探も底を捉えることができなくなってしまっているので水深も伝えていない。いったいどうやって釣っているのか、どこに差があるのか想像ができないでいると、彼から、「20メートルくらい切ってじっと待っているんですよ。」とのアドバイス。情けない。船頭が乗客から指導をしてもらうとは・・・。
しかし、ここは素直にアドバイスに従う。少しアタリが出るようになったが止めている仕掛けではどうやって合わせるかがよくわからない。おまけに触ってくるがすぐに放してしまう。
相変わらず同僚はどんどん釣り上げている。デパ地下の高級イワシがいいのだろうかと原因を自分の腕前以外に求め始めてしまう。(僕はいつものディスカウントスーパーの不揃いなイワシだ。)

釣れない僕を見かねたか、釣り上げたタチウオを差し出して、「これ、持って帰ります?」・・・・。
これでガラス細工のような僕のプライドは木っ端みじんに打ち砕かれた。今日は立ち直れない。
終了間際までになんとか4匹を釣り上げたが、3人の中では最低の釣果で終わってしまった。

船から降りて今日の竿頭の同僚にいろいろ聞いてみた。
彼は今日、ほとんど底が取れていなかったそうだ。それでわかった。僕も2匹目の魚はテンヤを回収する途中、水深50メートルくらいで食ってきた。今日はそれが正解だったんだ。
魚はかなり浮いていたということだ。実際のところ、彼は20メートル切るどころか、多分、水深の真ん中くらいの棚で釣っていたのだ。
そんなに浅くまでは普通は誘い上げない。結局、言い方は悪いが、底を取るテクニックがないことが功を奏したということだ。
砕け散った僕のプライドのかけらはそれを知ってドロドロに溶けて消えてしまったのだった。
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水軒沖釣行

2016年10月08日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:小潮 5:09干潮
釣果:タチウオ 14匹

今日は加太に行ってみようと思っていたが、気象庁の予報では波が3メートルになってくるとなっていた。風も南からということなので無理はやめて水軒沖でタチウオを狙ってみた。
朝は早い目に出発しようと真っ暗の中港に到着するとオジイやんズとタチウオ名人のユウイッチャンも出撃準備をしている。オジイやんズは昨日も出ていてなんと60匹も釣ったらしい。それも型揃いだったそうだ。
これは期待が持てる。

段取りが遅いので殿での出発となった。

南寄りの風なので紀ノ川の方に出たかったが早く仕掛けを下したいのでやっぱり今日も地の一文字の切れ目を通って沖へ出た。波はどうかというとこれが全然ない。風も穏やかでこれでは加太に行けたのではないかと悔やみながら新々波止の方に向かっていった。
アタリはなく、新々波止の沖にさしかかったときにやっとアタリが出た。ちょっと型のいいタチウオだ。それからはコンスタントにアタリが出る。潮は地方に向かって流れているらしくそれに逆らって船を進ませるとアタリが出る。
しかし、辺りが明るくなって日の出を迎えるとアタリがぱったりとなくなり今日は終了。



オジイやんずに聞くと、型のいいタチウオはコンテナバースの前がいいそうだ。それも明るくなってからでも釣れるらしい。水が濁っているので明るくても水の中は暗いというのがその理由だそうだが、これはこれでちょっと残念な気がするが、次回は試してみようと思う。


港に帰り祈るような気持ちでスカッパーの蓋を開けてみる。前回修理した生け簀の水漏れのチェックだ。
残念・・・。まだ漏れている。



一箇所だけのようだがそれでも漏れていては元も子もない。
「どうしたもんじゃろかの~。」と思案しても名案は浮かばない。こんなときはじっくり観察することだ。小さな点のような穴から水は漏れている。それではここに栓のようなものを突っ込んで水が止まっているあいだにコーキング剤を盛ってやればどうだろう。この方針で再修理をすることにした。
今日も港にとんぼ帰りだ。
栓に選んだのは小さなネジ。それにボンドを塗って点に突っ込むのだ。が、そんなに事は甘くない。ネジを突っ込んでも水は滲みだしてくる。
再び、「どうしたもんじゃろかの~・・・・・。」
次はもっとプリミティブに指にボンドを付けて押さえこんでボンドが固まるのをまってみた。ゴム系ボンドを持ってきているので水が滲みだす前に乾燥して止血をするように止まってくれるかもしれない。
何度か繰り返すと少しづつ滲みだしが少なくなってきた。これはいけるかもしれない。最後山盛りボンドを塗って手で扇くと、なんとなく止まったようだ。その上にコーキング剤を盛って様子をみた。
30分ほど同級生の渡船屋の船頭としゃべって時間をつぶしたあとで見てみるとこの時点では水が止まっている。
今日はここまで。
なんとかこのまま止まってほしいものだ。

おしゃべりをしている間に南の風はかなり強くなってきた。沖に出ているとかなりしぶきをかぶりそうな感じの風だ。朝は悔やんでみたが、やはり天気予報は信じなければならないと実感した。

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紀ノ川河口釣行

2016年10月03日 | 2016釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮 7:22満潮
釣果:ボウズ

また台風が近づいている。
今日は午前8時には雨が降ってくる予報になっていたので遠くへはいけない。いつかやりたいと思っていたタチウオのワインドゲームというのをやってみた。
ジグヘッドやワームはもう4、5年前に買っていたのだが、どう考えても効率のよくなさそうなこの釣りを無理にしようとは思わなかった。
しかし、せっかく持っているのだからいつかはやってみないともったいないというものだ。

夜明けも遅くなり、午前5時半に出港したらすでに辺りは明るくなっていて早くしないと時合を逃すがスケベ根性を出してスズキを狙うべく青岸のエネルギーセンター前でポッパーを投げてしまった。
5回ほどキャストしてやっぱりアタリは無くすぐに青岸の灯台沖に移動。



ワームをキャストすると2投目でアタリ。初めてのアタリで、ホ~、釣れるんや。と変な感動を覚える。フッキングはできずにワームが頭だけ残して食いちぎられていた。
その後はもう1回アタリがあったがこれもフッキングせずに今日は終了。

今日は残り二つのミッションがある。
ひとつは大きい方の船の生け簀の栓からの水漏れの確認だ。船の維持というのは雨漏れと水漏れとの闘いでもあるのかもしれない。継ぎ目という継ぎ目から次々と漏れてくる。
この場所も時間の問題だと思っていたらとうとう漏れてきてしまった。
前回の釣行で漏れを発見し、蓋を締めなおしたらとりあえず止まったのだが、念のためと思ってパッキンを交換したのがまずかった。まったく緩めたことがなかったので内側にカキがついていたせいか、その衝撃で再び漏れ始めたようだだった。
とりあえずコーキング剤を盛ってみたが見る間に漏れ出してくる。その日はなすすべもなく帰宅してしまった。
しかし、今日みたところ、どうも再び止まったようだ。想像するに、漏れている場所はわずかなすき間なので濁った水が通過している間にスラッジが詰まって漏れを止めてくれたのだろう。
係留している場所は湾奥で波は静かなのだが水はすこぶる汚い。あまり心地がいいものではないが、この時ばかりは汚い水に感謝だ。

今がチャンスとすぐに家に資材を取りに帰りコーキング剤を盛ってみた。
漏れてはいないと言いながらやはり水が滲みだしている。コーキング剤は固まるまでは水にはまったく歯が立たない。
何とかしなければと思うが、なんともならない。残念だ。




次のミッションは台風対策。
ここにきて台風が目白押しだ。
今回も二つの船のロープを増やして増し締めもしてみた。
何回か教えてもらった台風の時の締め方を実践してみたが、合っているのだろうか?



下手なことをして緩んでしまったらこれはこれで元も子もないのだが・・・。
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洲本沖釣行

2016年09月24日 | 2016釣り
場所:洲本沖
条件:小潮 6:19干潮
潮流:6:00 下り2.3ノット最強 9:30転流
釣果:タチウオ 4匹

今日は今シーズン初の洲本沖でのタチウオ狙いだ。
今年の船底塗装を手伝ってくれた前の職場の同僚を誘っての出撃だ。
潮流表を見誤っていて、今日は夜明けが上り潮と思いこみ、かなり南の位置からスタートをしてしまった。しかし、他の船もかなり南寄りに集まっていたのでこの時期はこんな感じなのかもしれない。



ここではほとんど空振りがなく、仕掛けを落とし始めて数分でアタリがでるのが定番だが、今日はまったくアタリがない。
周りの船も移動を繰り返しているところをみるとほかの船も釣れていないようだ。釣れている日はどこの船もタチウオの肌が反射してキラキラしているものだ。
最初のアタリは30分くらいしてからだろうか。アタリが小さかったこと、焦りがあったことで食いこむ前に合わせを入れてしまって重みを感じた直後にバラしてしまった。
その後はまたアタリが遠のき、少し浅い場所、水深80メートルくらいのところに移動して1匹ゲットし、付近を移動しながらなんとか4匹を取り込むことができた。
舳先に座る同僚も苦戦している。アタリがあってもフッキングにはなかなか至らないようだ。

前方に見えるピンク色の乗合船も苦戦中らしく、指3本ほどの小さいタチウオを船頭が丁寧に写真撮りをしている。撮影できる獲物がないようだ。



潮止まりを過ぎて午前10時まで粘ったがお互い獲物はなくあえなく終了。


帰投の途中、同僚から、「運転させてくれますか?」と言う言葉。
彼も釣り船のオーナーだが、もう少し大きい船が欲しいようだ。毎晩中古船情報のサイトを眺めているらしい。
そうか、よしよし、一度運転してみてくれ。そしてもっとこの甘美な釣り地獄にどっぷり浸かってくれ。
そこはもう、陶酔の世界だ。いつかいい船を手に入れてくれ。



おかげで今日の僕は楽ちんで港まで帰ることができたのであった。



タチウオのシーズンはまだまだこれから。去年みたいにエサが無くなったので帰ります。みたいな釣果を手にしたいものだ。
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水軒沖釣行

2016年09月17日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 6:13満潮
釣果:マルアジ 2匹

今日は連休の最終日、船底塗装でそれなりに体力を使ったので今日は安息日と考えていたのだが、昨日、和歌浦港から出ようとしたとき、フェイスブックで知り合ったきしまきさんに出会った。
釣りからの帰りらしく、チョクリでマルアジを20匹ほど釣ったと教えてくれた。この時期になるとマルアジとはいえ、脂が乗ってくる。
ということで、居ても立ってもいられず、台風への備えと、昨日突然死してしまった車のバッテリーを充電してもらっていたものの引き取りのついでに釣りにいこうというものだ。
ついでの釣りが一番時間を食うのだが・・。そして本当の理由は速度が出るようになった船で海の上をかっ飛ばしたいだけなのだ・・・。

最近は船に乗りたいと思っても車に乗りたいとは思わなくなった。庭から出すのが面倒なのだ。そして、最近、いつつけてしまったのかがわからないのだが、バンパーに傷をつけてしまった。それで余計に乗りたくなくなってしまい半月あまり乗らなかったからかどうかはわからないがバッテリーがあがってしまったのだ。
真冬ならまだしも、まだほとんど真夏と言ってもいい時期にバッテリーがあがるとは、きっと車が僕に嫌われ始めたのじゃないかと感づいてすねてしまったのではないだろうか・・。


朝は少しゆっくり。午前5時に出港。



紀ノ川河口方面を目指した。すこし流してみたがアタリがない。そしてどうも水が汚い。これは粘ってもダメだと考えて少し南へ移動。そういえば、先週タチウオを釣っていたときに沖に見えたチョクリらしき船団はかなり南の方だった。
水深44メートル付近で再開すると間もなくアタリがあった。話のとおりいい型だ。
次のアタリは大きい。竿先が引き込まれてあっという間に仕掛けが切れてしまった。きょうはそんなことが2回。サゴシやタチウオがいるようだ。
今日は台風の備えとバッテリーの引き取りのついでの釣行ということになっているので午前7時半に終了。潮の時間を考えるともう少し粘ればあと数匹は釣れたかもしれないが、今日はこれで満足だ。

家に帰ってバッテリーの充電を兼ねて釣具屋へ。390円の手袋や99円のケミホタルを買い、これでいいかと思いきや、半額になったリールを見て、キス釣りにいいなと衝動買い。前に買ったリールはやはり安すぎて使い心地がわるい。これから何年も使い続けるには巻き心地が悪すぎる。バッテリーを買い換えたと思えば同じような金額だ。
しかしまあ、いらない買い物をしてしまった。

車の向きを東に変え、彼岸花の咲いているところを探してみた。
まだまだ暑いが季節は少しづつ進んでいるようだ。

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水軒沖釣行

2016年09月11日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:若潮7:42干潮
釣果:タチウオ 50匹

前回の釣行からは半月あまり、水温が高くて船底の掃除もやっていないのでひょっとして冷却水を吸い上げる取水口がフジツボで詰まってはいないかと心配になる。船の速度は相当落ちてしまっていて今日も遠くへは行けないので水軒沖でタチウオ狙いだ。

日の出時刻は午前5時半を回っている。午前5時に出港すれば十分だと思ったら、その時刻にはすでに空が明るくなってしまっていた。完全に出遅れた。
スロットルを開けても速度が上がらないもどかしさの中、一文字の切れ目を抜けてすぐに仕掛けをおろすと、アタリも間もなく出た。
魚を回収し、本命の場所である波止の交差点へ向かうがそこには同じような意図で集まってきた船が大挙していた。紀ノ川河口は水が出ていてダメなのだろう。僕も入り込みたいがどうも無理なようなのでそこをかすめて新々波止沿いに沖に向かった。
そしてそれが当たりだった。赤灯台の南側にかなりの大きさの群れがいるようだ。アタリが出るとほとんど複数匹揚がってくる。ここに到達したときには完全に明るくなってしまっていたがアタリは続き、帰りたくても帰れない。結局午前8時前まで釣り続けて50匹。自己最高記録だ。
朝は少し波気があったこと、雲が多くて日が差してこなかったこと、潮がずっと動いていたこと、などなど、いろいろな要因がうまく絡み合った結果だと思う。

久々に出会った前の職場の同僚もここに移動してからかなりの数を揚げていたようだ。結局波止の交差点はダメだったようで、ここに移動してきて正解だったとのことだった。




朝はすっかり秋めいて、少し肌寒いくらいで、空も素晴らしい色を出している。東方の山々も東山魁夷の絵画を見るようだ。日本武尊は、大和の国の山々をたたなづく青垣と表現したが、ここにもまさしく素晴らしくたたなづいている青垣があったのだ。

 


そして今日からコスチュームを新調した。
今まで着ていたものがペンキだらけでヒザが抜け襟もヨレヨレであまりにもみすぼらしいから買い換えろ、洗い替えも買って来いという奥様の命令に従ったが、すべての釣果をゲン担ぎに頼っている僕にとっては古いコスチュームはゲン担ぎの最たるものでなかなか取り換えるわけにはいかない。まして、新しいものを二つも買ってしまったら、こっちを着たときはいいけれどあっちのときは悪いなどとなってきて、なんだか無駄な気を使わなくてはならない。これはこれで困りものだ。
べつにこれを着て一緒に歩くわけでもなく、穴が空いていてもいいではないか・・・。

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