イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2016年11月13日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:大潮 5:05満潮 11:02干潮
潮流:6:02 上り2.7ノット最強 9:35転流 12:15下り2.4ノット最強
釣果:カワハギ 2匹

カワハギは美味しい。薄く引いて肝を添えて食べるとこれは多分僕が釣ることができる魚の中では一番美味しいのではないかと思えるほどだ。
毎回ギリギリボウズを逃れる程度の釣果だが、今日も懲りずにアサリを持って挑んできた。

まずは行き掛けの駄賃に保険のタチウオ狙い。
今日はどうも仕掛けが沈まないと思っていたら潜航板が割れていた。



このせいで仕掛けがくるくる回って沈まないし枝素が幹糸に絡みついてこれでは魚がいても釣れるはずがない。
仕掛けはボロボロになり、これで今年のタチウオは終了だ。
保険が保険でなくなったので急いで加太へ移動。
前回何とか1匹ゲットした帝国軍神殿前(淡島神社のことです。)からスタート。




水深20メートル付近を行ったり来たりしてみるが、今日も刺身サイズは1匹だけ。
すべてカワハギではないのだろうが、アタリも感じずにエサだけなくなることが頻繁にある。これをきちんと合わせなければ釣果は上がらない。僕の仕掛けの枝素は10センチなのだが、長すぎるのだろうか。
それとも30年以上前の竿を中古で500円買ったからだろうか。竿の感度というものも大切なのだろうか。
奥さんは何とも高くつく魚だと嫌味っぽいことを言うが、それでも釣りたての薄造りを料理屋で食べたら燃料代ではきかないくらいの値段がするだろう!と心の中で反抗してみるのだ。

アサリがなくなったので残り時間は真鯛狙い。帝国軍奥深くまで侵攻しているので地の瀬戸の出口まで出張ってみた。
水路が狭くなっているところは海底の地形が複雑になっていて下り始めた潮がいろいろな方向に逆巻いている。なんだか釣れそうな雰囲気だがアタリはない。



潮にまかせて下ってくると水深がどんどん浅くなり、20メートルと少しくらいになってきた。イカナゴセというところになるのだろうか、ここにはたくさんの船が集まっている。



あまりにも浅いので釣れる気がしないが、ここでやっとアタリ。
下していう仕掛けに食ってきた。
しばらくしてバレてしまったがビニールが裂けてボロボロになっていたのでサゴシだろうか。それならチョクリで狙えばよかったのかもしれない。
潮が最強になるまで頑張ろうと思っていたが今日は先週と打って変わってポカポカ陽気と穏やか波で睡魔が襲ってくる。
午前11で終了。



釣りをしている途中、遠く南の方で大きな煙の塊が見えた。帰港の道中、その場所らしきところに海保の巡視艇と数隻の船が集まっていた。
何か事故でもあったのだろうか。

 

あれだけの煙だから機関から火が出たというところだろうか、僕も他人ごとではない。オイルや冷却水の点検はマメにやっているつもりだが、それ以上のことはわからない。
あとは船に対する愛情で乗り切るしかないような気がするのだ。

追申:夕方のニュースで簑島漁港の底引き網船が火災を起こしたらしい。異臭に気が付いた時には機関室に火が回っていたそうだ。



他山の石としなけばならない。
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