5:00。ペンションを出発する。残念ながら、まだ小雨が降っていた。
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車で登山口の猿倉まで移動する。駐車場に空きがあるか心配だったが、ラッキーなことに猿倉荘前の一番登山口に近い駐車場に1台分空きがあり、ギリギリで車を滑りこませる。雨具を着たり、登山届を出したりしていろいろ手間取り、出発は6時になってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/36/ce8d5d41a74e3d6ea76d52ee5fe6dd0e.jpg)
30分ほど歩くと、登山道に水が流れ込んでいた。水の中に入るしかないと思ったら、すぐ脇に木橋が付けられていたので、木橋を渡って通り抜ける。
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雨のせいで、水量が多かったようだ。
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7:00。白馬尻に到着する。お馴染みの「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」の文字が懐かしい。
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白馬尻小屋前から大雪渓が始っているのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0f/041931fe02a56f630cc7a24e7c2bcc8d.jpg)
雨は止んできていたが、雪渓の影響で気温が低く、雨具の下にもう一枚着込んで寒さをしのぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/41/5524e5a6364c5b76fc10b561822c7e14.jpg)
キヌガサソウ。名前の由来は傘状に広がる葉を、昔貴婦人が用いた衣笠にたとえたものとされている。いつも、白馬尻小屋から少し歩いたところに咲いていたのを思い出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e8/0a92d2743599eb856372edb0e2a890a1.jpg)
白馬尻から15分ほど歩くと、いよいよ雪渓が始まる。みんな、靴底にアイゼンを付けるため一仕事だ。
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白い霧の中、大雪渓を登りはじめる。雪の上には、多数の落石があり、いつ何時落石が転がってくるか判らない。落石は、雪の上では音がほとんど聞こえないので、終始周囲に目を凝らしていかなければならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b0/d72161f91d534af9b8188e80f0f0bbc9.jpg)
大雪渓を歩きだして1時間ほどすると、霧が晴れ、視界が広がると共に、青空も見えてきた。
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10:00。大雪渓を登り終える。この白馬大雪渓は、全長3.5km、標高差600mあり、日本一のスケールを誇るといわれている。
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晴れてきて気温も上がり暑くなっていた。Iさんが持ってきてくれた冷凍のモモが美味しく、一休みする。
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大雪渓を登り終えたところは、葱平(ねぶかっぴら)と呼ばれ、高山植物の宝庫だ。
チシマギキョウ。
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ハクサンフウロ。
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クルマユリ。
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シロウマタンポポ。
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クルマユリが群生している。
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ミヤマナデシコ。
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シロウマタンポポとミヤマナデシコ。
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キオンと杓子岳の岩峰・天狗菱。
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葱平からきつい岩場を登っていく。
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11:05。小雪渓で再びアイゼンを装着する。トラバースするだけなので、アイゼンなしで行けそうだったが、足を滑らすとどこまでも滑って行ってしまいそうなので、安全のために全員アイゼンを着用してもらう。
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雪道に慣れていない人は、特に慎重に渡らなければならない。
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大雪渓、小雪渓を渡り終え、もう一頑張りすると山小屋が見えてくるはずだ。
「2015白馬三山縦走:1日目白馬岳」に続く。
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車で登山口の猿倉まで移動する。駐車場に空きがあるか心配だったが、ラッキーなことに猿倉荘前の一番登山口に近い駐車場に1台分空きがあり、ギリギリで車を滑りこませる。雨具を着たり、登山届を出したりしていろいろ手間取り、出発は6時になってしまった。
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30分ほど歩くと、登山道に水が流れ込んでいた。水の中に入るしかないと思ったら、すぐ脇に木橋が付けられていたので、木橋を渡って通り抜ける。
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雨のせいで、水量が多かったようだ。
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7:00。白馬尻に到着する。お馴染みの「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」の文字が懐かしい。
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白馬尻小屋前から大雪渓が始っているのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0f/041931fe02a56f630cc7a24e7c2bcc8d.jpg)
雨は止んできていたが、雪渓の影響で気温が低く、雨具の下にもう一枚着込んで寒さをしのぐ。
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キヌガサソウ。名前の由来は傘状に広がる葉を、昔貴婦人が用いた衣笠にたとえたものとされている。いつも、白馬尻小屋から少し歩いたところに咲いていたのを思い出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e8/0a92d2743599eb856372edb0e2a890a1.jpg)
白馬尻から15分ほど歩くと、いよいよ雪渓が始まる。みんな、靴底にアイゼンを付けるため一仕事だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e5/022803913470847c73281bae00078c3c.jpg)
白い霧の中、大雪渓を登りはじめる。雪の上には、多数の落石があり、いつ何時落石が転がってくるか判らない。落石は、雪の上では音がほとんど聞こえないので、終始周囲に目を凝らしていかなければならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b0/d72161f91d534af9b8188e80f0f0bbc9.jpg)
大雪渓を歩きだして1時間ほどすると、霧が晴れ、視界が広がると共に、青空も見えてきた。
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10:00。大雪渓を登り終える。この白馬大雪渓は、全長3.5km、標高差600mあり、日本一のスケールを誇るといわれている。
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晴れてきて気温も上がり暑くなっていた。Iさんが持ってきてくれた冷凍のモモが美味しく、一休みする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0a/9474262c37020f1b436342028e59f883.jpg)
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大雪渓を登り終えたところは、葱平(ねぶかっぴら)と呼ばれ、高山植物の宝庫だ。
チシマギキョウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/58/62ce37b23dcc85e857920204d8ce4323.jpg)
ハクサンフウロ。
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クルマユリ。
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シロウマタンポポ。
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クルマユリが群生している。
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ミヤマナデシコ。
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シロウマタンポポとミヤマナデシコ。
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キオンと杓子岳の岩峰・天狗菱。
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葱平からきつい岩場を登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/56/4bf8e22696626a9abf50ea695696bf5a.jpg)
11:05。小雪渓で再びアイゼンを装着する。トラバースするだけなので、アイゼンなしで行けそうだったが、足を滑らすとどこまでも滑って行ってしまいそうなので、安全のために全員アイゼンを着用してもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f7/20d4201d5be22a23d1a3ed1886eb86ab.jpg)
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雪道に慣れていない人は、特に慎重に渡らなければならない。
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大雪渓、小雪渓を渡り終え、もう一頑張りすると山小屋が見えてくるはずだ。
「2015白馬三山縦走:1日目白馬岳」に続く。