とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

性同一性障害者のドラマを見て

2009-09-30 23:14:45 | ドラマ
先週までWOWOWで「ママは昔パパだった」を放送していた。計6回の放送だったが、すべて見終わった。このドラマは、2008年6月に実際行われた<性同一性障害特例法改正>をモチーフに、性同一性障害を抱える主人公が、様々な困難に直面しながらも、母親として、女性として、ひとりの人間として、明るく前向きに生きていく様や、主人公を支える家族や友人との絆を描いたものだ。

性同一性障害とは、生物学的概念としての男女のいずれかの身体形状に正常に属す身体をもっているにも関わらず、性自認がそれと一致していないことを訴える症例をいう。判りやすくいえば、肉体上、法律上「男」又は「女」として生きてきていたが、心は逆の性を意識しているという病である。2004年に「性同一性障害特例法」が施行され、一定条件が揃えば法律上も「女性」又は「男性」になることができるのだが、条件の一つ「子供がいないこと」があるために、子供を持つ性同一性障害者は変更できなかった。それが、2008年の法改正で「子供が成人した後は変更できる」となったのである。ドラマは、法改正を勝ち取るまでの主人公の過程を描いている。今までこういった話は、タブーとされあまり公に話されることはなかった。いわゆる「ニューハーフ」とか「オカマ」と呼ばれる人たちは性倒錯者とか変態と呼ばれ、偏見の目で見られていることが多い。だがドラマを見て、必ずしもそういった偏見では見ていけないことを教えられた。病気としての側面もあることを知っておかねばならない。ただ、「職業的利得を得るために反対の性別を求める」人たちがいることも確かであり、難しい面もある。

また、昨日の毎日新聞に「性分化疾患」の話が載っていた。「性文化疾患」とは染色体やホルモンの異常により、それぞれの性があいまいだったり、食い違って生まれる病気のことを言う。約2000人に一人の割合で発生する病気とされており、意外と多い気がする。出生した時点で、医師の判断がしっかりしていないと成長したときに「性同一性障害」を引き起こす可能性があるのだ。人生を左右する重大な決定が、医師の最初の判断で決まってしまうのである。赤ちゃんが生まれた時、外見だけで「男」か「女」と判断できないことがあるということを知っておかなければならない。こういった事実が明らかになってくると、医師の重圧はますます大きくなってしまうことだろう。

境界を生きる:性分化疾患/1 診断「100%の正答ない」 2009年9月29日 毎日新聞より
http://mainichi.jp/life/today/news/20090929ddm013100134000c.html


四股トレーニング

2009-09-29 21:20:44 | スポーツ
今月のJAF MATEに「四股トレーニング」のやり方が載っていたので紹介する。

大相撲で力士が土俵入りをする時に行う「四股」は単なる儀式ではなく、理にかなったトレーニングでもあるそうだ。大股広げて、足を左右に上げ下げして変なことするなー!なんて見ていたのだが、やはり意味があるしぐさだったのだ。

四股を踏むということは、股関節が柔軟になるとともに姿勢がよくなり、歩くのがスムーズになって腰痛防止にもなるそうである。また、冷え性、便秘の改善、ウエストやヒップの引き締めにも役立つらしい。

1日10回を目標にして腰割りが出来るようになったら、左右5回ずつの四股踏みをチャレンジしてみるといいようである。特に腰割りは、田部井淳子さんの登山教室でもやっていたので役に立ちそうだ。ちょっと続けてみたい。

「トレーニング法」
●腰割り
 一.背筋を伸ばし、つま先を外側に向け、肩幅以上に足を開いて立つ。
 二.腰をゆっくり落とし、股関節を開く。膝と爪先の向きをそろえ、すねは床と垂直になるように足幅をとる。
 三.股関節を刺激する気持ちよさを感じたら、ゆっくりと最初の姿勢に戻る。
●四股
 四.膝に手を置き腰割りの姿勢をとる。
 五.膝を上に向けたまま片足を上げる。股関節周りの筋肉を意識し、おなかから引き上げる感覚で。軸足を伸ばしたら一気に四に戻る。
 六.反対の足も同様に。足は指先からすべるようにし、かかとからドスンと着地しない。


今日は人間ドックだった。

2009-09-28 18:51:36 | 呟き
今日は、地元の総合病院の日帰り人間ドックに行ってきた。8時過ぎに受付に行くと、既にたくさんの人たちが来ていて、かなり後ろのほうだった。受付を済ませ、更衣室で診断着に着替えた。柔らかい素材で、スウェットスーツのような診断着である。あとは、帰るまでこの格好で検診センター内を歩き回った。

血液検査から、尿検査、身体測定、血圧、視力、眼底検査、聴力、腹部エコー、心電図等必要と思われる検査は一通り受けた。ただ、先日胃腸関係の病院にかかり、胃カメラと大腸内視鏡検診だけは、そちらの病院で検査を受けることにしたので、人間ドックでは止めておいた。特に、バリウムを飲む胃の検査がなかったので気楽だった。これだけは、終わってからの下剤の服用によりトイレに何度も駆け込むことになるので、やりたくなかった。

検査は10時半くらいまでに全て終わった。前日の食事を20時までに済ませ、以後何も食べてなかった。胃の検査がないので、食べてもいいのかなと思いはしたが、他の検査にも影響する可能性もあり朝食も食べずに来ていた。お陰で、おなかはかなり空いていた。11時の昼食を待ちかねて食堂に急いだ。五穀米のご飯と、汁物、おかず類と見た目は豪華な弁当であったが、病院らしくカロリー計算がしっかりされた食事であり、味は塩分控えめな薄味で美味しいとはいえなかった。それでも、腹ペコなのでしっかり食べた。

食事後は、大腸がんが増えているから気をつけようという話と、栄養の取り方の話を聞いた。その後、午前中の検査結果の説明が医師からあり、一通り説明を受ける。結果は、特に大きな問題はなかったが、尿検査や血液検査で一部高い値が出ている項目があった。胃腸関係の薬を飲んでいることによる影響や、昨日長距離のマラニックをしたことによる影響があるかもしれないという話だった。全て問題なしというわけではない。やはり、年齢とともに悪いところは出てくるものである。悪いところは今のうちから気をつけて対処しておくにこした事はない。

医師の説明の後、看護師さんからも説明があり、いろいろ話を聞いた。今後の健康維持についてどういう目標を立てますかという話から、自分の趣味のマラソンや登山の話となり、ついつい余分な話をしてしまい、看護師さんと話が盛り上がってしまった。通常5分くらいで終わる話が、15分くらい話し込んでしまい、終わったら待合室には誰もおらず最後になってしまった。会計を済ませ検診センターを出ると既に4時を過ぎていた。このまま会社に行っても大した仕事もできないので、直帰する電話を入れてそのまま帰ることにした。検査の後は、本を読んだり、眠ったりしてゆっくり過ごせたので、昨日の疲れを癒すには丁度良かった。


2009天竜ウルトラマラニック

2009-09-27 21:56:08 | マラソン
ほぼ4ヶ月ぶりに、まともに走った話題を記事にできる。5月、6月はコースボランティアの話をアップしたが自分が走ったことは、本当に久しぶりである。こんなにも走る話題がなかったことも過去にはなかったので、書くことができて嬉しい

今日は、毎年参加している「天竜ウルトラマラニック」を走ってきた。コースは、遠州鉄道の西鹿島駅を8時にスタートして岩水寺、浜北森林公園、石神、熊、横山、船明ダムを経て天竜下りの乗船場までの約50キロの道のりである。今回も顔なじみのメンバーを含めて20名ほどのランナーが参加した。スタート前に西鹿島駅前で集合写真を撮り出発だ。


今日も、絶好の行楽日和で暑くなりそうな気配であった。ただ、ときおり爽やかな風が流れ秋の気配は感じていた。咲き出したコスモスの花や、

彼岸花がきれいだった。

最初の13キロほどは、みんなのペースに合わせて走ることが出来たが、のぼり気味の山道に入りだすと、じわじわ遅れだした。4ヶ月のブランクはやはり大きい。このところ一日10キロほどは走っていたが、それ以上となるとやはりキツイ。前半で泣きが入りそうになった。しかもお腹が早速空きだし力が出なくなっていた。やはり何か食べないといけないと思い、コンビニで買ったおにぎりを早くも食べて中間点の道の駅「くんま」まで頑張った。

道の駅「くんま」では、既に先着していたランナーたちが蕎麦等を食べていた。かろうじてみんながいる時間までには中間点までたどり着くことが出来てホッとする。ここでは、先ず最初にビールを飲んだ。暑い日差しの中、ビールを飲むことだけが楽しみで走ってきたといってもいい。このとき飲んだビールは本当にうまかった。ごくごくと水のように喉の奥に入っていった。その後、蕎麦と五平餅を食べ、腹ごしらえは十分出来たので、後半を頑張ろうと道の駅を後にした。

しかし、一気にビールを飲んだので、酔いが回りしばらくはふらふらと歩いて前に進んでいた。しばらくは歩くことにする。一本杉トンネルが最高標高地点であり、ここを過ぎると、10キロ以上の長い下り坂である。下り坂は膝に堪える。しかし、ずっと歩いていくと時間が厳しい。歩きも入れながら走り、余裕時間を確保した。長い下り坂が終わる頃、“がんもどき”さんがエードを開いて待っていてくれたので助かった。冷たいスポーツドリンク、饅頭そしてビールも軽く頂く。横山の街を過ぎると、あとは天竜川の西岸の道をひたすらゴールに向かって進むだけであるが、この道も小刻みなアップダウンがありほとんど歩いた。今回は走っている時の精神的余裕がなく、後半はほとんど写真も撮らずに来てしまった。

赤い橋が見えると、直ぐに船明ダムとなる。

ここまでくれば残り数キロである。残りはなんとか走っていった。ゴールは前回と同様、天竜下りの乗船場がゴールである。8時スタートでゴールに着いたのは15時40分ころであった。7時間40分かかったが、無事ゴールできてよかった。

お風呂はないので、水道水をホースで頭からかけてもらい全身シャワーですます。寒くないのでとても気持ちよかった。着替えをしてから、乗船時間までビールと摘みで歓談していた。

船下りは、今回も貸切である。船明ダム下流部から二俣までの6キロ50分の船旅であり、2名の船頭の軽快なオール捌きとおしゃべりで今回も楽しい船旅となった。

途中、カラスの大群

やら青鷺、

カワセミなど珍しい鳥を見たり、お城の謂れ、天竜川の歴史の説明、船頭歌の熱演などサービス満点だった。途中、この後の宴会場となる「納涼亭」の下を通ると、従業員が総出で我々の船に手を振ってくれたのも良かった。

みんなも手を振り回し応えていた。また、日が暮れ、天竜川川下りで見た夕暮れ時の景色は美しかった。



久しぶりに走ったウルトラマラニックだったが、時間内完走できたし、久しぶりにランナー仲間と同じ話題に入ることができて嬉しかった。これから、走るほうも順調にこなせるといいな。

登山靴を新調した

2009-09-26 19:07:44 | 山登り
10年以上履いていた登山靴だが、このところ山に行くたびに滑ることが多くなってきて気になっていた。靴底をよく見てみると、靴底の溝の深さが大分磨り減ってきていた。自動車のタイヤと同じで溝の深さが減ってきたということは、そろそろ変え時ということだ。靴底だけ張り替えるという手もあるのだが、長く履いてきたこともあり、気分一新新しい靴に替えることにした。

早速、山専門店に行って、店員に選んでもらった。ハイキングから岩山縦走、残雪期など冬山を除くオールラウンドで対応できる靴にした。山の道具は、安全安心という点から安いものにはしたくない。高いものは、それだけ信頼性も高く長持ちするので、そちらを選んだ。厚めの靴下を履いて、何足か履いてみて、シリオというメーカーの物にした。

シリオはイタリアのメーカーだが、日本人の足型に合った靴を企画、開発しイタリアで設計、生産を行っている。他のメーカーの靴もはいたが、やはり同じサイズでもキツイ箇所があったりして、足に馴染まなかった。やはり日本人はシリオの靴がいいようだ。これで、次の山行はハードな岩場のある山なのだが安心していけそうだ。

ちなみに、靴の手入れ方法も自分の覚えにもなるので記載しておく。

①洗う
インソールを外し、固く絞った雑巾で内側をよく拭く。シーズンに一度くらいは内側に水を張り一晩置いて内張りの塩抜きを行う。その後よく乾かす。次に、クツヒモを外し、ベロを広げて外側の汚れを落とす。インソール、クツヒモは水洗いして陰干しする。
②防水処理
泡が残らないようによくすすいだら、表面が濡れているうちに防水材をまんべんなく塗る。そのまま2~3分おき。余分なワックス分をふき取り乾燥させる。
③保管
よく乾いたら靴に中に新聞紙を詰めて、クツヒモを一番上のフックまで締めておく。これで形崩れをふせぐ。できるだけ箱に入れず通気の良いところで保管する。


栗の渋皮煮

2009-09-25 22:00:52 | 呟き

今年も栗の美味しい季節がやってきた。先週末にヒロボーさんから大きな栗を貰い、妻が渋皮煮を作ってくれたのだが、その後また別のところから栗を貰ったとのことで、今週もせっせと作ってくれた。

結構甘いので、たくさんは食べられないが、大きい栗でじっくり煮込んでつくったので美味しくできた。依然貰ったレシピもしっかり残してあり、家では食べきれないので、妻はあっちこっちにもって行き、みんなにおすそ分けしたようだ。

以前、○クシィにもレシピを載せたことがあるが、このブログでも紹介しておく。ちょっと面倒くさいが、作っておくと、お茶うけや付け合せに便利だ。栗が手元にある方は、こんな食べ方はどうだろうか。因みにこちらが出来上がりだ。


アクセスランキングがいきなり上がってきた

2009-09-24 22:46:55 | ブログ
gooのブログは現在130万近くある。ブログ右上にアクセス状況のブログパーツを貼り付けてあるのだが、このところ急にアクセス数が増えてきた。記事の内容が、一般向けする内容になってきたのか、新たな読者が増えたようだ。

特に今日は、559PVもあり129万8472ブログ中2945位という日別ランキングだった。ついこないだまでは、ランキング表示外で気にもしてなかったのだが、1万位以内に入っているということだけで驚きだ。嬉しいというより、あまりにもたくさんの人に見られているということが判り、ちょっと身が引き締まる思いがする。

思いつくまま、ろくに推敲せずさっと投稿しているので、誤字脱字や、問題あるような内容の記事がいくつも出てしまった気がする。今は、あえて毎日更新という目標を掲げて投稿している。たまには、予約投稿という裏技で毎日更新を続けていられるのだ。しかし、内容の乏しい“ただ更新した”という行為だけの記事もあったことは否めない。物事は3日、3ヶ月、3年と続けば本物という言葉もある。まずはそれを目標に続けてみたいと思っている。読者の方も、細かいところは大目に見て欲しい。読むだけの方もたまにはコメントしてもらえるとありがたい。反応がないのは寂しいものだ。

「荒船山で遭難」に衝撃

2009-09-23 21:46:51 | ニュース
漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(うすい・よしと)さんが群馬・長野県境の荒船山(1423メートル)の崖下で遺体で発見されたという先日のニュースにはビックリした。私が昨年の6月に登ったばかりの山である。

荒船山は、遠くから見ると巨大な軍艦が突き進んでいくような風格があり、巨大な岩の塊のような山である。その形に圧倒され、どうしても登りたかった山だ。臼井さんも、そんな思いで登りに行ったに違いない。


遺体が発見された場所の上部は、荒船山の登山道の途中にある艫(とも)岩という場所だ。ここが荒船山の最大の絶景ポイントであるとともに、最も危険な場所である。手摺などなく、一歩足を踏み出せば、奈落のそこにまっしぐらだ。


私が行った時も、恐ろしさで立って下を覗きこむことはできなかった。這いつくばって恐る恐る下を覗きこんだ覚えがある。好奇心旺盛な人なら怖くても下を覗きたくなる。臼井さんも、そんなことで下を覗きこみ誤って滑落したのではないだろうか。

現在、「クレヨンしんちゃん」を実写化した映画「BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―」が上映されており、なかなかいい映画らしい。謹んで原作者のご冥福を祈る。


アリス ライブ アライブ2009 ~アイムホーム~

2009-09-22 23:10:48 | コンサート
実は、20日のつま恋に引き続き、21日はアリスのコンサートだった。連荘でコンサートとはと呆れられそうだが、アリスもどうしても外すことは出来なかった。

何十年かぶりに再結成されたアリスは、現在、谷村新司、堀内孝雄、矢沢透の3人の年齢を合わせると180歳という還暦トリオだ。今まで自分たちを支えてくれた人たちへの恩返しを素直にしたいという思いから、再結成に至ったという。開演と同時に「ただいまー!」の言葉から始まった。アリスの3人が、疲れた中高年世代の我々に元気を与えに来てくれたといってもいいコンサートの開幕だった。

コンサートは2部構成で前半はアリス結成時の初期の歌が続いた。自分がアリスを知ったのは、「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」などが大ヒットしたあたりからなので、初期の歌は残念ながらほとんど記憶になかった。どちらかというと静かな歌が多く、前半は眠りこけてしまった。ちょっと!こんなはずではないのにと思ったが、仕方ない。あるいは、前日の疲れが残っていたせいかもしれない。

《第1部のセットリスト》
(1) 知らない街で
(2) 愛の光
(3) アリスの飛行船
(4) もう二度と
(5) 黒い瞳の少女
(6) 五年目の手紙
(7) 誰もいない
(8) 秋止符
(9) Going Home
(10) 走っておいで恋人よ

15分ほど休憩が入り、第2部が始まった。谷村の「申し訳ないけど、ヒット曲満載だよ」の言葉通り、最初から知っている歌ばかりで目がばっちり覚めた。「ふゆいな」「なみちか」等アップテンポの乗りのいい曲が続き、ぐーんとボルテージが上がってきた。まさにこれを聴きたかったという曲のオンパレードに感激した。

《第2部のセットリスト》
(11) 冬の稲妻
(12) 涙の誓い
(13) ジョニーの子守唄
(14) あの日のままで
(15) 夢去りし街角
(16) 今はもうだれも
(17) 狂った果実
(18) 帰らざる日々
(19) 遠くで汽笛を聞きながら
(20) チャンピオン
(21) さらば青春の時(アンコール)

第2部では、きっちりアリスから元気を貰った。フォークとはまた違うジャンルだが、全曲歌い続けてすっきりした感じだ。「ようこそ“アリス”お帰り」。全40回のツアーの折り返し点にあたる20回目のコンサートになった浜松公演。残り半分も元気で全国のファンに力を伝えてほしい。

サマーピクニック フォーエバーinつま恋

2009-09-21 15:27:06 | コンサート
昨日は、掛川市にあるヤマハのリゾート施設「つま恋」で開かれた「南こうせつ サマーピクニック フォーエバーinつま恋」に行ってきた。待ちに待った野外コンサートである。開演は13時からであったが、会場の混雑やいい場所の確保を考えるとノンビリ出かけるわけにもいかず朝から会場に向かった。駐車場となるエコパに着いたのは10時前であったが、そこからはシャトルバスで会場に向かう。駐車場は、すでにたくさんの車が止まっていたが、バスは待つこともなく直ぐ乗れた。30分ほどでつま恋に着き南ゲートから受付に向かう。もう既に長い行列となっていた。

入口にある、コンサート機材運搬用の大型トラックの前や、

コンサートの大きな看板の前でみんな記念写真を撮っていた。


受付をすぎても、なかなか自分たちのブロックにたどり着くのは大変だった。場所はB-1ブロックでステージに一番近いAブロックの次のブロックになる。いちおう前のほうだが、1番なので、ステージから見ると一番右端となる。ステージの前の位置なら良かったのだが、端なので、出演者の様子は良く見えなかった。生では見えないので、大型スクリーンだけを見ながらの観演となった。


B-1ブロック内はかなり込み合っており、シートを敷いても何度も移動させられた。ちょっと席をはずしていると、自分のいた場所がわからなくなりそうだった。

また、食べ物や記念グッズの店はどこも長蛇の列で、なかなかお目当ての品をゲットできなかったが、じっと我慢で列に付き開演に備えた。当日の天気は、当初台風の進路に当りそうな予想もあったのだが、見事に外れ雲一つない快晴の天気だった。お陰で、雨の心配はなくなったが、ジリジリと太陽の日射しがあったので暑かった。水分補給や日焼けに注意しなければならない状況だったが、ときおり流れる涼しい風が心地よかった。

ブロック内で昼食をとり、開演を待つこと数十分。13時ぴったしに南こうせつが登場した。全員総立ちだ。これから、約7時間のコンサートの幕開けである。どんな曲や、どんなゲストが出るかワクワクしながら拍手で開演を迎えたのであった。

以下は、曲目順に従って状況を説明していこう(曲目は21日付けのスポニチから引用)

・あの日の空よ、夏の少女等9曲 南こうせつ
 まずは、このコンサートのメインテーマ曲である「あの日の空よ」から始まった。公式HPを開くと必ずこの曲が流れるので、耳に馴染んでしまっている。とてもいい曲であり最初から全員が熱唱する。そして、ほぼ1時間ほどこうせつの独演が続いた。

・ささやかなこの人生 伊勢正三、こうせつ
 最初のゲストは、やはり“正やん”だ。「ささやかなこの人生」で大いに会場が沸き立った。

・なごり雪 イルカ、伊勢、こうせつ
 伊勢正三の最大のヒット曲といったら、この曲であろう。そして、この人が歌ったからこそ、あれだけのヒットになったともいえる。見た目と実年齢が結びつかない女性歌手イルカが登場した。彼女も還暦に近いとか。

・まあるいいのち イルカ
・戦争を知らない子供たち 杉田二郎、イルカ、伊勢、こうせつ
 サプライズゲストとして、杉田二郎が登場。だいぶ歳をとったかなという感じがしたが、「戦争を知らない子供たち」を熱演してくれた。

・オリビアを聴きながら 尾崎亜美
 夫婦で登場し、ご主人はベースを担当した。この人はイルカと同じような話し方をするし声もそっくりだ。この曲も大好きである。ネタとなったオリビア・ニュートン・ジョンも大好きだ。

・卒業写真 山本潤子
 この人の声は、何時聞いても心が透き通るような感じがする。すばらしい歌声の持ち主である。

・どうにかなるさ ムッシュかまやつ
・我が良き友よ ムッシュかまやつ他
 かまやつさんは、最年長である。楽屋裏では、既にアルコールが入っていたとかで、呂律がしっかり回るか心配だったが、2曲とも無事歌いきった。かまやつさん、まだまだ元気でいてください。

・加茂の流れ等5曲 こうせつ(拓郎の夏休みもあり)
 ふたたび、こうせつの独演会。話の途中で拓郎の話が出た。やはり、このコンサートに出演を依頼したようだが、やんわり断られたらしい。我々も、サプライズゲストで出ればいいなんて期待してたのだが、その芽はなくなった。

・島人ぬ宝 BEGIN
 BEGINがデビュー前、こうせつのコンサートに行ってこうせつの高価なギターに目を丸くした話は笑えた。このグループは小学校からずっと一緒の仲良しトリオだそうだ。

・アメージンググレース 夏川りみ
 この人の声も、聞き入ってしまう。神が与えた天使の歌声といってもいいだろう。

・涙そうそう 森山良子、BEGIN、夏川りみ
 この3人が揃えばこの歌しかないだろう。出演者リストから、間違いなく歌われるであろうと思っていた。BIGINが作曲してから、森山良子が詩をつけたそうだ。そして夏川りみの歌唱でこの名曲が知られることになった。

・この広い野原いっぱい等3曲 森山良子
 学校の音楽の本にも載ってしまうほどの名曲を作った森山良子。フォークの原点を作った人といっていい。

・季節の中で等3曲 松山千春
 今回の大物ゲスト。そして、発言がもっともハラハラさせるゲストでもある。NHKの生放送中だったのでスタッフはかなり心配していたのでは。歌も熱演であったが、話が長かった。後半の出演者の時間が減ってしまったのではなかったか。こうせつを紅白に出すべきとか、NHKの放送姿勢に対する要望等も話していたので、聴いていてまづいかなと思いつつ面白かった。

・長い夜、22才の別れ 松山、こうせつ、伊勢
 松山千春、のってしまったのか「22才の別れ」を正やん、こうせつ、そしてギタリストの石川鷹彦もよんで演奏した。ここでも話が長くてこうせつに叱られていた。

・青春他6曲 こうせつ
・酔いどれかぐや姫 クローンズ(坂崎幸之助、加藤和彦)
・白い色は恋人の色 加藤和彦
・悲しくてやりきれない 加藤、こうせつ
・あの素晴らしい愛をもう一度 全員
 坂崎幸之助が登場。そして、さらにサプライズゲストで加藤和彦が登場した。「今日は休日だったので、新幹線でひかりに乗るつもりで出かけたが、まちがってこだまに乗ってしまったので掛川に来てしまった」などとバレバレのギャグを言っていた。

・ひとりきり、今日もどこかで 小田和正
 最後の大物ゲストとして期待してたのだが、松山千春が長時間使ってしまい?小田さんの出番が減ってしまったのか、2曲で引っ込んでしまった。会場でも、小田さんへのアンコールが続いていたが、残念ながらアンコールはなかった。

・妹、マキシーのために、神田川等8曲 こうせつ
 おなじみ、こうせつのヒット曲が満載で後半を締めくくった。

アンコール 
・うちのお父さん、満天の星、ナイスゲーム こうせつ
・あの日の空よ 全員
 長いと思われたコンサートもあっと言う間に時間が過ぎた感じだ。最後に「あの日の空よ」を全員で熱唱してコンサートが無事終了した。野外コンサートの最後は、はでな打ち上げ花火で締めくくられる。今回も、見事な花火が打ちあがり、最後の余韻を楽しませてくれた。