とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「フレッツ光ネクスト」ついに開通

2013-01-31 21:53:29 | インターネット
12月に、通信速度が最大1GbpsというNTTの「フレッツ光ネクスト」の契約をしたのだが、大分待たされて、今日からやっと開通した。新しい回線になって良かったことは、今まで設置してあったNCU・光電話ルータ・無線LAN親機の3台が、オールインワンで1台になったことだ。電源が3ヶ所必要だったのが1か所になり、電源コードやらLANケーブル、電話線なども大幅に不要になったので、設置場所がすっきり片付いた。

そして、肝心の通信速度だが、やはり一段と早くなったのが実感できている。スピード測定を行うサイトは、たくさんあってどれが正しいのかよく判らないが一番いいデータでは、上り速度が205Mbps、下り速度が219Mbpsという数字が出ていた。以前は、40~80Mbps位だったから数字上も間違いなく早くなっている。

また、以前調べた結果LANケーブルも1Gbps対応の物のほうがいいと聞いていたので、LANケーブルも変えてみた。現在販売されているLANケーブルは100Mbps対応の「カテゴリ5」、1000Mbps対応(1000BASE-T)の「エンハンスドカテゴリ5」、同じく1000Mbps対応ながらより信頼性が高く、1000BASE-TXにも対応する「カテゴリ6」という種類がある。やはり、1000Mbps(1Gbps)対応で信頼性の高い「カテゴリ6」のケーブルがいいと思い、すぐに買ってきて「カテゴリー5」のケーブルと交換してみたのだ。その結果、回線速度の向上と高品質のLANケーブルの相乗効果でますますインターネットが使いやすくなった。

ついでに、いろいろパソコンの設定を変えているうちに、ノートパソコンの無線LANが不通になっていた原因を偶然見つけた。パソコンの側面に無線LANのON・OFFのスイッチがあってOFFになっていたのを見つけたのだ。何かの拍子で、スイッチが動いてしまっていたようだ。まあ、そんなスイッチが目立たないとこにあったのも意外ではあったのだが…。とにかく、無線LANができないとあきらめていたのが無事解決で、これも嬉しい相乗効果であった。

『ダブルフェイス 潜入捜査編&偽装警察編』

2013-01-30 22:51:16 | ドラマ


TBS・WOWOWの共同制作で2局同時期に放送されたスペシャルドラマ『ダブルフェイス』をやっと見ることができた。
このドラマは、2002年公開の香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品である。
ずっと前から録画してあったのだが、なかなか見る時間がなく、見だしたらドキドキする展開に目が離せなくなり一気に見てしまった。
TBS版『潜入捜査編』(主演・西島秀俊)とWOWOW版『偽装警察編』(主演・香川照之)の2作品で完結だ。
キャッチコピーは「ヤクザの幹部、実は潜入捜査官。」、「エリート警察官、実はヤクザの潜入員。」である。

<ストーリー>
「潜入捜査編」
森屋純は、暴力団織田組に長年潜入捜査をしている神奈川県警の捜査官。そのことを知るのは、直属の上司・小野寺警視正のみ。森屋はヤクザと警官という二重生活に苦しみ、任を解かれる事を切望していたが、小野寺は組を壊滅させられればと約束する。森屋は麻薬取引の情報を漏洩させるが、県警内部にも組長の織田が高山亮介を刑事として潜入させており情報戦が展開される。結果、麻薬取引はつぶすが、組員は証拠不十分で全員釈放され、両者痛み分けになった。このことで双方の内部に犬(内通者)の存在が明らかになった。 小野寺は森屋に、織田は高山に犬の正体を探らせる。 森屋は知り合った精神科医の西田奈緒子に自分の身分を明かし、元に戻ったら乾杯しようと約束するが…。 森屋は織田の決定的な犯罪証拠を掴み、あるビルの屋上で小野寺と密会するが、そのことを察知した高山が組に伝え、組員たちが差し向けられた。森屋に絶体絶命の危機が訪れる。

「偽装警察編 」
少年の頃に織田大成に拾われ、ヤクザの身でありながら刑事になった高山は、小野寺警視正の殉職後、織田から新たな命令を受ける。それは厚生労働省の代議士の娘・末永万里に接近し関係を持つことだった。偶然もあって万里と同居を開始した高山だったが、織田からはさらに万里を薬漬けにするよう命令される。高山もヤクザと警官の二重生活に揺れていたが、父親に抗う生き方をする万里と接した高山はある決断をする。 小野寺の遺品のパソコンや携帯電話が高山に預けられた。潜入捜査官の情報が入ったパソコンだったが、高山はパスワードがわからずログインできない。 一方、小野寺と弟分のヒロシを亡くした森屋は、奈緒子にも連絡を取らず抜け殻のような日々を過ごしていたが、ある日小野寺からの電話を受ける。それは高山がかけたものだった。高山は小野寺の後継者として森屋と手を組み、織田に罠をかけるが-。

<キャスト>
•森屋 純(織田組幹部、裏の顔は神奈川県警潜入捜査官) - 西島秀俊
•高山 亮介(神奈川県警警部、裏の顔は織田組の潜入員) - 香川照之
•織田 大成(織田組組長) - 小日向文世
•麗子(織田の妻) - 伊藤かずえ
•ヒロシ(森屋の弟分) - 伊藤淳史/偽装警察編は回想のみ
•小野寺 力(警視正) - 角野卓造/偽装警察編は回想のみ
•菅原(警備部部長) - 平田満
•岡崎(組織犯罪対策課刑事) - 堀部圭亮
•堺 俊彦(情報解析係刑事) - 高橋光臣
•西田 奈緒子(精神科医) - 和久井映見
•末永 万里(代議士の娘、フリーター) - 蒼井優/偽装警察編のみ

「潜入捜査編」では、警察の潜入捜査官として暴力団組織の中で生きる森屋純(西島英俊)が主人公で、森屋と弟分のヒロシ(伊藤淳史)との友情を中心に描かれている。「偽装警察編 」では、エリート警察官でありながら、裏の顔は暴力団の構成員という高山亮介(香川照之)が主人公で、高山と有力政治家の娘(蒼井優)とのふれあいが見どころである。どちらも、身分を隠してそれぞれの組織に属しているので、いつその正体が見破られないかという不安で精神的に追い詰められている状況が、ドラマの中ではひしひしと伝わってくる。いろんな場面でちらっと出てくる仕草や小道具が様々な伏線として後の展開につながっているのが面白く、うまく作られたドラマだなあと感心した。

とにかく、西島英俊と香川照之という二人の素晴らしい俳優の丁々発止のやり取りと息づまる対決シーンには目が離せなかった。それぞれ1時間半もあるドラマだが、どうなっていくのか気になってついつい最後まで見てしまった。結局、ハッピーエンドで終わるはずもなく、全編にわたる冷たく寂しい空気感と登場人物たちの孤独感が増幅されて終わる。原作映画「インファナル・アフェア」には「無間道」(一度踏み入れたが最後、二度と抜け出せず苦しみを繰り返す地獄)というタイトルが付いており、この物語の全てを表しているといえる。ラストの落ちていくエレベーターの映像は、「無間道」を表すかのように、登場人物たちの生末を暗示しているようだった。とにかく、凄いドラマだったというしかない。

静岡県は健康長寿日本一

2013-01-29 21:58:52 | 呟き
ラジオで聞いた話だが、静岡県は健康長寿日本一なのだそうだ。
健康長寿が日本一というのは、健康寿命が一番長いということである。
健康寿命とは日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことで、
平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数が健康寿命になる。
厚生労働省の2010年の統計では日本人の健康寿命は男性で70.42歳、女性で73.62歳であると発表されている。

県ごとの健康寿命では、静岡県は女性が75.32歳で第一位、男性が71.68歳で第二位だという。
健康寿命が長いことは、病気によって日常生活が制限されずに生活できる期間が長いことを意味している。
静岡県民の健康寿命が長い理由としては、温暖な気候、穏やかな県民性、
魚や野菜など地場産物が豊富で食生活のバランスが良い、
運動している高齢者が多いなど、さまざまなことが言われている。

その中でも、最も注目されているのが日頃の緑茶飲用習慣だという。
がんの死亡率が低い町の上位15位までには、同じ特徴を持つ町が含まれている。
静岡県の藤枝市や磐田市、掛川市、浜松市、埼玉県所沢市、三重県の津市や鈴鹿市、鹿児島県の鹿屋市は
全て緑茶の生産地であるが、高級なお茶でなく、日常使いのお茶の産地であるという特徴がある。
手軽にたくさん飲める環境に加え、日常使いのお茶はカテキンをたっぷり含み健康効果につながると考えられているそうだ。

お茶の飲み方は、自分の場合、食事をする前にまず一口飲み、その後も食事の合間合間にお茶を飲み、最後にまたごくごくと飲む。
とにかくお茶が大好きなので、妻が飲み残したお茶も飲んでしまうことも多い。
こんな飲み方は、当たり前と思っていたが、他県の人はお茶を飲むのは食後だけなのだと知って驚いた。
ほうじ茶やウーロン茶ではなく、やはり緑茶が一番すっきりする。
静岡県人として、緑茶パワーで長生きしたいものである。

裏ドリワンダーランド2012/2013 in エコパアリーナ

2013-01-28 20:48:39 | コンサート


エコパアリーナで行われたDREAMS COME TRUE 裏ドリワンダーランド(ウラワン) 2012/2013に行ってきた。
エコパでの公演は、3年10ヶ月ぶりだという。
そういえば、その時の公演も見にいっていたのを思い出した。
前回は、ヒット曲満載の大いに盛り上がったコンサートだった。

しかし、今回は超有名とされているベストではなく、その中に入っていないが名曲だという曲ばかりを集めたコンサートだった。
チケットを取った時は、その辺の事情をよく知らず、
「ドリカムがまた来るんだ。それならぜひ行かなくちゃ」というノリで早いうちにチケットを確保していた。
公演が始まって最初に吉田美和が、その辺の話をしたので、「ウラワン」というタイトルの意味が分かった始末である。

もちろんコアなファンという訳でもないので、前半はほとんど聞いたことない曲のオンパレードだった。
あー、もっと知ってる曲やってほしいなあと思いつつ、ステージを見ていた。
でも、知らないはいえ、いい曲だなあと思うものも結構あった。
何といっても、ドリカムはサービス精神旺盛である。
アリーナのステージは真ん中にあって、360度どの方向からも観客が見えるようになっている。
ドリカムの二人は常に反対方向に立ち観客に笑顔を振りまき、
ダンサーたちも回転ステージを縦横無尽に駆け回りみんなを楽しませてくれていた。
映像も、4方向に大型画面が設置され、アップの映像も見える。
ステージの仕掛けも派手で、炎が吹き上がったりテープが打ち上げられたりと
3時間近くのコンサートだったが、飽きることなく楽しませてもらった。

後半になると、知っている曲も出てきたりして少し盛り上がる。
アンコールでは、裏ドリのおきてを破って名曲「何度でも」が飛び出した。
やっぱり、知ってる曲だと盛り上がり方が違う。
静岡ベイビーズ達、大いに楽しんで帰ることができたようだ。

2013猿投山登山「後半」

2013-01-27 12:59:20 | 山登り
昼食を終え、再び尾根道に戻り下山を始める。展望のいい場所からは、渥美半島、知多半島や伊勢湾が遠くに見えていた。


雲興寺方向に30分ほど下ると赤猿峠に出る。赤猿峠をぐっと左にまがり、沢沿いに道を下っていく。


しばらくは、沢の流れ跡なのか登山道なのかよく判らない道を下っていくと、登山道らしき道が見つかりそのまま進む。やがて広い林道に出る。だが、この林道は凄いことになっていた。地面や岩が大きくえぐれ、アドベンチャーレースに出てくるような荒廃した道になっていた。しかし、いたるところにタイヤ痕があり、オフロードバイクや四輪駆動車が通過したような形跡があった。しばらくするとバイク音が鳴り響き、一台のオフロードバイクが走ってくるのに出会った。そういう趣味のある人たちの中では、有名な林道らしい。




荒廃した林道が終わるころ、沢沿いに小さな水の流れを見つけた。


そろそろ猿投七滝があるらしいが、まさかこれはその滝ではないよねと話していたら、その先に看板があって「血洗いの滝」と書いてあった。謂れでは、猿投神社の祭神である大碓命が毒蛇に噛まれたとき流れ出た血を、この滝の水で洗い流したことによるそうだ。


ネットで、事前に「猿投七滝」の情報を見ていたが、無理やり七滝にしてしまったような滝が多いと書いてあったので、なんとなく納得する。それでも、七滝全部を見ていこうと沢沿いに進んだ。しばらく行くと「②二ツ釜滝」の標識を見つける。二つの水の流れが滝壺に落ちていた。かつては滝壺も二つに分かれていたのだろうか。


以後、滝を巡る遊歩道を歩く。苔むした道が続くが、しっかり整備された道になっており夏場にくると涼しくて気持ち良いだろうなと感じた。


3番目は「白霧滝」。水量が多いときは、白い霧でも立ち込めるのだろうか。


4番目は「千鳥滝」。


5番目の「白菊滝」は「千鳥滝」のすぐ近くにある。木が邪魔で、よく見えない。




6番目は「乙女滝」。今まで見てきた滝の中では、もっとも見ごたえのある滝だ。


遊歩道には、東屋もあり静かで自然観察にはいい場所である。冬だからなのかもしれないが、ここまで歩いてくる人は少ないようだった。思ったよりいい遊歩道である。


遊歩道の最後には、「猿投山の球状花崗岩」がある。猿投山を形成する花崗岩の一種に黒雲母花崗岩があり、その結晶の球状花崗岩は菊花の花弁のように見え、別名「菊石」と呼ばれている。広沢川の河床にこの菊石を見ることができるのである。


河床を拡大したもの。うっすらと丸がいくつも現われており、菊のように見えないこともない。


遊歩道が終わると大きな看板があり、猿投七滝の絵がかいてあった。「血洗いの滝」に行く前にこの看板があったらよかったのだが、逆からだったので仕方がない。


看板を見ると、「男岩」という岩が書いてあったので、どこにあったのだろうかと、もう一度戻って探しに行った。実際探してみたが、あんまりはっきりした岩はなく、多分これがそうかなという岩が、菊石の近くにあった。看板にも?マークがついていたので、無理やり名づけたような岩のようだ。


土砂崩れ防止の為、せき止められた沢には池のように水が溜まり、立ち枯れた木の景観がまるで上高地の大正池のように見えた。


猿投七滝の看板には、7番目の「広沢大滝」への道はなく、まぼろしの滝のような表現になっていたので、7番目の滝を見ることはできないのかとガッカリしていたのだが、林道を歩いていくと、ひょっこり⑦広沢大滝の標識が現れた。これは、見ずにはおれないと標識を頼りに沢に下りていくと、「広沢大滝」が眼前に飛び込んできた。さすが、大滝というだけあって見ごたえのあるいい滝だった。猿投七滝の看板は古すぎて、その後、広沢大滝への道も整備されたのであろう。




無事七滝めぐりを終えると、広沢神社前に出る。学問と医薬を司る神として信仰のある小名彦命を祭神として祀っている神社である。小名彦命は出雲大社の祭神大国主命とともに国を作り固めた神でもあるそうだ。


広沢神社の先はY字路となり、左手の猿投神社方面へ進む。のどかで気持ちのいいハイキング道となり、里山歩きを堪能できる。途中には、町で整備した「猿投里山」という場所があり、休憩小屋や自然観察施設が建てられていた。春や夏になれば、多くの花が咲きみだれるような場所のようだ。


東海環状自動車道の下を歩く。


猿投神社の近くに安置されている薬師如来で、眼疾諸病の仏様として多くの信者の参拝があるという洞薬師。青い涎掛けがかけられた仏様を見るのは初めてだ。


やがて、スタート地点の猿投神社に到着する。大碓命を主祭神とし、大碓命の父の景行天皇、祖父の垂仁天皇を配祀するという歴史ある神社だ。




最後に、猿投神社に参拝して登山の無事を感謝した。


ここの神社では、古来より「左鎌」を奉納して祈願する習慣があるそうだ。由来は不詳であるが、古老の伝によれば、双生児は一方が左利きであり、祭神・大碓命は小碓命(日本武尊)と双生児であったので左利きであるとされ、大碓命が当地の開拓に使ったであろう左鎌が奉納されるようになったという。


現在では、左鎌をかたどった板が数多く奉納されており、豊田市らしく、ほとんどがトヨタ関連の会社の安全祈願の絵馬であった。


車に戻ったころ、一段と吹雪となり寒波が押し寄せてきたようだった。ぎりぎりセーフで寒さから逃れ帰宅となった。低山ながらも登山者は多く、この辺りでは人気の山のようである。トレランの練習のような人たちも数多く、同行者たちも刺激されて走りたかったようだ。

2013猿投山登山「前半」

2013-01-26 23:21:30 | 山登り
愛知県豊田市と瀬戸市にまたがる猿投山(さなげやま)に登ってきた。三河高原の西端に位置し、愛知高原国定公園に含まれ、山頂には、東海自然歩道が通っている。山名の由来は、「景行天皇が伊勢国へ赴いた際に、かわいがっていた猿が不吉なことを行ったので、海へ投げ捨てた。その猿が今の猿投山に籠もって住んだとされることから、"猿投"と呼ばれるようになった」とされている。

今回は、私を含めて5名のメンバーで登ることになった。猿投神社本社のすぐ先にある山麓駐車場に車を停めて歩き出す。広い駐車場だったが、9時前にもかかわらず、たくさんの車が停まっており、人気が高い山だという事がうかがわれた。


しばらく歩いていくと、「Welcome to Mt.Sanage」といういたずら書きを見つける。苔むしたコンクリートの面にうまく書いたものである。


最初に出会うのが、復元された「観光トロミル水車」である。トロミルとはこの辺りでの呼び方で、陶器の原料となる土、陶土を精製するための臼(トロンミル)の事だ。ドラム缶のような形状をした筒の内側に花崗岩を張り、その中に種石と原料となサバ土を入れて水車の動力で回転させ、原料を細かく砕くものだ。現在は、実際動いているものはなく、観光用のこの水車と、遺構が僅かに残っているだけだ。


今日は、全国的に寒波がやってくるという天気予報通り寒い一日だった。寒さに震えながらも元気に走ったり歩いたりしながら登り始めた。




厚着をして登ったせいか、すっかり暑くなって休憩所に着くと上着を脱いだ。この休憩所で休んでいると、続々と後続の登山者たちも上がってきていた。東海自然歩道になっているせいか、立派な東屋の休憩所である。


巨岩を見ながらさらに先に向かう。


東海自然歩道を東の宮に向かっていく途中には仙人岩という巨石がある。この岩には大きな割れ目があり、岩の上からは、市内が一望できる展望のいい場所だ。まるで仙人が高いところから下界を見下ろしているような気分になれることからこの名前がついたようだ。




沿道にあった岩の窪みにたまった水がしっかり凍っていた。すでに氷点下の気温になっていたに違いない。


寄り道をして、225段あるという猿投山観光展望台に向かった。


階段を登り終えると、立派な展望台があった。展望台からは、豊田市内がよく見えた。


一旦下っていくと、西の宮がある。この奥には、景行天皇の第一皇子である大碓命(オオウスノミコト)の墓がある。故事によれば、大碓命がこの地方を平定後猿投山に登られ、途中で毒蛇に噛まれ42才で亡くなられ葬られたという。因みに、大碓命の双子の弟は小碓命というが、日本武尊のことである。西宮山頂の大碓命の陵墓には、毎年宮内庁より巡視があるという。


西の宮から東の宮に戻り、階段を上りだす。




東の宮周辺までくるとだいぶ雪が残っていた。


社に参拝して、山頂方向に向かう。


山頂に向かう登山道には、おもしろい巨岩があった。横から見るとカエルの形に見えることからカエル石と呼ばれている岩だ。ただ、目は誰かのいたずら書きらしい。目がついていて特徴があるのだが、本来自然のものにいたずら書きするなんてとんでもないことをしたものだ。


よく見ると、まつ毛のようなものも見える。


さらにしばらく歩くと、猿投山山頂である。標高629mの山頂の景色は素晴らしい。


さすがに山頂だけあって、雪も一番積もっていた。


山頂看板前で記念撮影だ。


しかし、山頂は遮るものが何もないので風当たりが凄い。とても寒くて居られないので、風がない場所を探しながら先に進んだ。やがて、盆地のような場所があり、丸太が何本も横に置かれ休憩所のようになっており、絶好の休憩ポイントだということでお昼にする。寒い時期なので、一年ぶりにチーズフォンデュをやることにした。後から来た登山者たちも珍しそうに覗いていった。




チーズフォンデュのあとは、冬の定番「お汁粉」である。寒い時期の山の食事は、こんな料理がいい。温かいカップラーメンも食べたりして、体も温まった。


その後は、広沢川沿いの道を歩いて猿投神社に戻るコースに向かう。

2013猿投山登山「後半」に続く。

ゴールデンラズベリー賞に「トワイライト・サーガ」が最多ノミネート

2013-01-25 22:24:38 | 映画
第85回アカデミー賞のノミネートが発表されたが、同時に第33回ゴールデンラズベリー賞のノミネートも発表された。
ゴールデンラズベリー賞とは、「最低」「最悪」の駄作・珍作映画を選んで表彰するジョークとしての賞である。
初期はB級映画がノミネート、受賞することが多かったが、80年代も後半になると大作や話題作が取り上げられるようになり、
単に不出来な作品というよりは、前評判と公開後のギャップを重視してノミネートされるようになったらしい。

今回のノミネート作品で注目を集めているのが、人間とバンパイアとオオカミ族などの恋愛や争いを描いた
ファンタジー映画『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』である。
最低映画賞をはじめ全10部門中、最多となる11ノミネートされたという。

ノミネートは以下の通り

■最低映画賞
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
『ザッツ・マイ・ボーイ』
『バトルシップ』
『The Oogieloves in Big Balloon Adventure(原題)』
『ジャックはしゃべれま1,000(せん)』

■最低監督賞
ビル・コンドン『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
ショーン・アンダース『ザッツ・マイ・ボーイ』
ピーター・バーグ 『バトルシップ』
タイラー・ペリー『Good Deeds(原題)』「Madea's Witness Protection(原題)』
ジョン・パッチ『Atlas Shrugged: Part II(原題)』

■最低主演女優賞
クリステン・スチュワート『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』 『スノーホワイト』
キャサリン・ハイグル『ラブ&マネー』
ミラ・ジョボビッチ『バイオハザードV リトリビューション』
タイラー・ペリー『Madea's Witness Protection(原題)』
バーブラ・ストライサンド『The Guilt Trip(原題)』

■最低主演男優賞
ロバート・パティンソン『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
アダム・サンドラー『ザッツ・マイ・ボーイ』
ニコラス・ケイジ『ゴーストライダー2」『ハングリー・ラビット』
エディ・マーフィ『ジャックはしゃべれま1,000(せん)』
タイラー・ペリー『バーニング・クロス」 『Good Deeds(原題)』

■最低助演女優賞
アシュリー・グリーン『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
以下省略

■最低助演男優賞
テイラー・ロートナー 『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
以下省略

■最低スクリーンアンサンブル賞
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
以下省略

■最低脚本賞
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
以下省略

■最低リメイク・パクリ・続編賞
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』
以下省略

■最低スクリーンカップル賞
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』のマッケンジー・フォイ&テイラー・ロートナー
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』のクリステン・スチュワート&ロバート・パティンソン
以下省略

とまあ、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』のノミネート状況は半端じゃない。
実は、私この映画結構好きで、第1作から『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1』までずっと見てきていた。
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』を公開中の今、
何とか時間を作って見に行こうと思っていた矢先のこのノミネート結果はかなりショックだ。
裏返して見れば、相当期待され注目を受けていた映画だったという事だろう。
こうなれば、全部門で受賞してくれたほうが清々する。
もう終わってしまいそうだが、如何に駄作だったかを映画館で見てみたいものだ。
発表は、アカデミー賞授賞式前日の2月23日だそうだが、果たしてどうなるものか。

電話がかからなくなる

2013-01-24 19:30:43 | 呟き
昨日の夜から、急にスマホから電話がかけられなくなった。
最初は、相手が何かの受信規制をしてるのかなと思ってあまり気にしてなかったが
今日も同じ相手にかけてもすぐに切断されてしまった。
昼間も、受信規制してるのは何だか変だなと思い、試しに自分の家にかけてみたが
これも同じようにすぐに切断されてしまった。

あるいは、料金支払いの関係で、制限金額を超えたから電話会社で
強制的に使えないようにされてしまったのかと心配になった。
でも、そんな料金プランにした覚えはないし、毎月の支払いも自動引き落としでしっかり払っている。
これは、専門家に見てもらうしかないと、近くのdocomoショップに慌てて駆け込んだ。

docomoショップのお姉さんは、カバーを外してバッテリーとFOMAカードを差しなおした。
何のことはない、FOMAカードの接触不良だったというのだ。
差しなおした結果、問題なく通話ができるようになった。
スマホの中を開けた覚えはないのだが、いつの間にか接触不良になっていることもあるようだ。
最近のIT機器は精密すぎて、ちょっとした振動やほこりで不良を起こすケースがある。
異常があった時は、バッテリーやカードをまず差しなおしてみることにしよう。



スキーブーム復活の兆し

2013-01-23 19:28:57 | スキー
先日今シーズン初のスキーに行ってきたのだが、ゲレンデは意外と混んでおり
駐車場もほぼ満車状態で、スキー人気に陰りが出ているといわれた昨今の状況が信じられなかった。
レストランも昼前から満員で席をとるのが一苦労だったくらいだ。

どうも、ここ数年あたりからスキーブーム復活の兆しが出てきているらしい。
特に今シーズンのスキー情報誌はすごいことになっているようだ。
実業之日本社編『Ski 2013 Vol.2』の表紙では、昨シーズン限りで現役引退し、
今シーズンからスキー学校校長に就任した“スノービューティ”沖聖子が、セミヌードでポーズを決めた表紙となっている。
特集は「美しきスキーヤーたち」。外見も内面も美しいスキーヤーを一挙掲載し、
「スキーをすればキレイになる」の実証を試みるという内容らしい。
また、ポパイ2月号では、「SKI BOY ! -スキーブーム復活!!」と銘打たれ、シティボーイのためのスキー特集が組まれているそうだ。
どんな内容かは見ていないが、雑誌で特集を組むという事は、それなりの復活の兆しがあるという事だろう。

いろんな調査結果からも、ここ数年でスキー人口は微増しているそうだ。
スキー人口にスノーボード人口を加えた人数で計算すると、2009年時点では約1100万人になり、
これはバブル以前のスキー人口にほぼ等しいという。
今は、純粋に好きな人がスキーやスノーボードを楽しんでいるのだろう。
また、スキー場の努力もあるようだ。子供料金を安くしたり、
シニア料金の設定やリピーター割引といった制度を採用しているスキー場もあるという。
また、外国人の姿も多く、手頃な価格で設備が整っていて雪が豊富な日本のスキー場は、外国人にも大いに魅力があるようだ。

私も、マラソンや登山以外に長いこと続けているのがスキーだ。どちらかといえばマラソンよりもキャリアだけは長い。
あまり上達はしないが、どんなコースでも時間をかければ滑っていける自信だけはある。
スキーの醍醐味は、スキー技術を探求することばかりではなく、雪山の中で自然と滑りが生み出す「爽快感」である。
どんなに年をとっても、この楽しみを捨て去ることはできない。
年に数回しか行かなくなったが、今後もできる限り続けていきたいと思っている。
原田知世の「私をスキーに連れてって」は、今でもスキー場に行くときには欠かせないDVDだ。

税務署からメールが…

2013-01-22 20:48:55 | 呟き
税務署からのお知らせ【申告に関するお知らせ】というメールが届いた。
何だか、あんまり嬉しくないところからのメールなのだが何だろうと思って開いてみた。
昨年、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用して一昨年の医療費控除の申告をしたので
その関係で届いたのだろうという予想はあり、まったく予期しなかったメールではない。

内容としては、申告の参考となる情報をメッセージボックスに提供したという内容だった。
昨年は、医療費控除の申告をするほど医療費がかかっていないので、今年は関係ないと思ったが
念のため、メッセージボックスの内容を見ておくことにした。

しかし、このメッセージボックスの内容を見るだけでも面倒くさいシステムになっていた。
利用時間に制限があるうえ、受付システムへのログインに際しては「利用者識別番号」及び「暗証番号」の入力が必要となる。
e-Taxの「利用者識別番号」及び「暗証番号」がすぐ判らないので、どうしようかと思ったが
書棚に昨年の申告資料の控えがみつかったので、それを見て各番号を確認する。
どちらもやたらに長い数字や記号の羅列であり、入力が面倒くさい。
しかも、昨年の暗証番号は変更しろと画面に出てくるので、やむなく別の番号を入力する。
セキュリティ確保のためだとはいえ、やたらに意味のない暗証番号は入れたくない。
それでも、なんとか暗証番号を入れなおしてログインした。

面倒くさい操作の上、やっとメッセージボックスの内容を確認した。
内容は、今年のe-Taxの受付開始時期や注意事項の案内だった。
わざわざ、暗証番号を入力して見るほどではなく、一般に公表されているような内容だ。
最初から、その全文をメールに記載して送ればよかったのだ。お上のやることは、大仰だ。
無駄なところを省き、効率よくやってほしいのに、こんなところにも無駄が見えてしまう。
余分な時間を使ってしまい損した気分だが、ブログネタにはなった。