2006年に打ち上げられた無人探査機「ニュー・ホライズンズ」が、日本時間の2015年7月14日の20時49分頃に冥王星およびその衛星であるカロンに最も最接近して観測を行ったことが発表された。ニュー・ホライズンズは約48億km・約9年半の距離と時間を経て冥王星に接近したことで、人類による探査機が準惑星を含む太陽系の主な9つの惑星全てに到達するという大きな偉業を成し遂げたことになるという。
13日にNASAより発表された写真では、冥王星の表面にハートマークがくっきり見えている。約76万8000kmの距離から撮影された画像では、月のようにクレーターに覆われた表面で、最も白く見えるエリアがハートの形に見えているのだ。右側が、もうちょっときれいな輪郭ができていると更にハートに近いのだが、これだけでも十分ハートマークだといってもいいだろう。太陽系の一番遠くにある冥王星にこんな地形があるなんて、何となくワクワクするようなロマンを感じさせてくれる。
ニュー・ホライズンズは2015年8月まで冥王星の観測を続けて、2016年5月までに全ての観測データを地球に向けて送信する。その後は2020年ごろにかけてエッジワース・カイパーベルト内の太陽系外縁天体を観測した後、太陽系を脱出して外宇宙へと達する見込みだという。その先には、どんな宇宙が待っているのだろうか?
現在は、冥王星の様々な観測データが、次々と送られてきているらしい。NASAでは今回発表された画像の10倍以上の解像度を持つ高画質な画像をすでに受信しているとのことで、7月16日(木)には、さらに別の画像が公開されるそうだ。人類が知らなかった冥王星の姿が、どこまでわかってくるか大いに楽しみだ。
13日にNASAより発表された写真では、冥王星の表面にハートマークがくっきり見えている。約76万8000kmの距離から撮影された画像では、月のようにクレーターに覆われた表面で、最も白く見えるエリアがハートの形に見えているのだ。右側が、もうちょっときれいな輪郭ができていると更にハートに近いのだが、これだけでも十分ハートマークだといってもいいだろう。太陽系の一番遠くにある冥王星にこんな地形があるなんて、何となくワクワクするようなロマンを感じさせてくれる。
ニュー・ホライズンズは2015年8月まで冥王星の観測を続けて、2016年5月までに全ての観測データを地球に向けて送信する。その後は2020年ごろにかけてエッジワース・カイパーベルト内の太陽系外縁天体を観測した後、太陽系を脱出して外宇宙へと達する見込みだという。その先には、どんな宇宙が待っているのだろうか?
現在は、冥王星の様々な観測データが、次々と送られてきているらしい。NASAでは今回発表された画像の10倍以上の解像度を持つ高画質な画像をすでに受信しているとのことで、7月16日(木)には、さらに別の画像が公開されるそうだ。人類が知らなかった冥王星の姿が、どこまでわかってくるか大いに楽しみだ。