とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2011空木岳登山「1日目」

2011-07-31 21:59:06 | 山登り
先週に引き続き、今週も夏山登山だ。今回は、中央アルプスの空木岳(うつぎだけ)を目指した。今年二つ目の百名山である。休みに充分余裕があれば中央アルプスの山々を縦走したいところだったが、なかなかそんな余裕もない。駒ケ岳ロープウェイを使って千畳敷から檜尾岳、熊沢岳を縦走して空木岳へとも考えたが、駒ケ岳ロープウェイの混雑度や縦走路の長さを考えると、最短で登れる池山尾根登山口の往復登山に落ち着いた。

中央高速の駒ヶ根ICから駒ヶ根高原スキー場の先にある林道を走り、林道終点より数キロ手前にある駐車場に車を止める。東屋とトイレがあるこの駐車場の先は車止めがあり、車はここまでしか入れない。深夜に到着したが、幸いまだ充分な空きスペースがあった。今回は総勢6名となったので、4名が車中泊、2名がテント泊で朝5時まで仮眠する。朝目覚めた時は、晴れ間が見えたので、雨が降りだすまでになんとか小屋にたどり着きたいと思った。


通行止めの林道は、危険だけでなく遠回りとなり登山道へ行ったほうがいいとの情報で、駐車場から500mほど林道を戻る。スキー場から続く登山道の入口となり、いよいよ登山の始まりである。


登山道を登り始めて30分ほどで、林道終点の広場に出る。ここにも東屋とトイレがある。ただ、ここまでは現在車が入れないため広場には車は止まっていない。


林道終点には、空木岳、南駒ケ岳登山道の看板が立っている。登山届提出用のポストもあり、本格的な登山道はここからといってもいい。


鷹打場や池山小屋前の水場等を通り、カラマツ林の間を進む。


マセナギから大地獄、小地獄と呼ばれる桟橋やハシゴ、クサリ場のある厳しい登りが始まる。


木々の隙間から、駒ヶ根市内の様子が雲間をぬって見ることができる。しかし、雲が多くなり次第に雲行きが悪くなってきていた。


その後、雨が降り出ししばらくカッパを着て歩くことになる。幸い雨は長続きせず、しばらくするとカッパを脱ぐことができた。大地獄、小地獄のヤセ尾根を過ぎると、次第に高山植物を目にするようになってきた。空木岳も花が多い山だった。その後は、花畑がずっと続き、お馴染みの花々を何度となくカメラに収めた。

(マルバダケイブキ)


(ハクサンフウロ)


(ニッコウキスゲの群落)


(コバイケイソウの群落)


(ヨツバシオガマ)


(イブキトラノオ)

いろいろ花を見ながら進んでいくうちに、空木岳避難小屋に到着する。無人の小屋だが、しっかりしたトイレが併設されていた。


小屋から先も花がいろいろ咲いている。今まで見かけた花とは、少し花の種類が変わってきている。

(可愛い花。イワカガミ)


(御馴染み、チングルマ)

登山道からは、もう一つの空木岳への登山道沿いにある巨岩の駒岩が見える。下山時には、駒岩のある登山道を通ることに決めた。


空木平の先には、空木岳と思しきピークがガスの間から見えた。


ナナカマドの白い花を見つける。秋には葉が真っ赤になるナナカマドの花は、可愛らしい白い花だ。


花崗岩の巨石の間を抜けて空木岳を目指す。最後の一登りだが、思ったよりきつい登りで息が切れる。またもや雲行きが怪しくなってきて気が焦った。


きつい登りがやっと終わった頃、山頂直下にある駒峰ヒュッテに午後1時半くらいに到着する。駒峰ヒュッテは避難小屋ではあるが、管理人が常駐し、水、ビール、ジュース、アルファ米などを販売してくれる。食事は出ないので自炊するしかないのだが、管理が行き届ききれいな避難小屋だ。

小屋に着いたころ、雨が再び降り出す。空木岳山頂へは歩いて10分くらいの距離だが、歩きつかれていたので、この日は山頂アタックを止める。二階の部屋で寝場所を確保し、濡れたカッパなどを干して休憩する。この日の宿泊者は思ったほど多くなく、定員30名のところ25名程度だった。天候があまり良くなかったので登山者が減ったのかもしれない。ビールと摘みでしばらく談笑したあと昼寝する。1~2時間ほどだったがぐっすり眠ってしまった。


午後5時くらいに起きて、夕食の支度をする。私は、パックのご飯とレトルトのカレーを温める。後は漬物やゆで卵をおかずにした。他の仲間たちも、それぞれ持ち寄った夕食でお腹を満たした。山小屋の夜は早い。午後8時には消灯である。翌日の天気に期待して寝袋にもぐり込み、眠りについた。

2日目に続く。

ポーチュラカが咲き出した。

2011-07-30 00:43:13 | 
ポーチュラカは、夏の酷暑に負けずに長い間咲き続ける花だ。


梅雨時に植えておいたのが、このところ急激に繁殖して、赤、白、黄、オレンジ、ピンクなど多彩な色の花が咲きだしている。


どんどん増えて、植えた所がほとんど花で埋め尽くされるほどになるという。


まだまだ増えていきそうなので、見るのも楽しみである。
ただ、その日の天候によって開花時間が限られるという特徴があり、昼過ぎにはしぼんでしまうものが多く夕方になると寂しい状態となる。
天気のいい朝が一番見頃だ。

今年はスイカが高値とか

2011-07-29 20:27:37 | 
今年は、スイカが高値になっているそうだ。天候不順による供給不足で、卸売価格は例年の1.6倍程度に跳ね上がり、一玉3000円を超えるケースもあるそうだ。幸いこちらではそんな高値にはなっていないが、けっこう高値にはなっているようだ。

また、生産者の高齢化も進んでおり、重量があるスイカの栽培は「高齢者には重労働」ということで、作付け自体が減っているという指摘もあるそうだ。大好きな夏の味覚のスイカが値上がりするとなかなか手が出なくなる。本当に困ったことだ。

幸い、我が家の畑でもスイカの栽培を試みている。素人が、苗を植えただけでろくに手入れもしてないが、このところ数個のスイカが実ってきた。まだ少し小さいが、もう少したてば収穫できそうである。甘いスイカが実るのが楽しみだ。




珍しいトンボを発見

2011-07-28 21:07:16 | いろいろ




草むらを見ていたら、頭と尾が水色で腹部がモノサシのような等間隔の筋がついているトンボを見つけた。
あんまり動かなく、いつまでもじっとしていたので、たまたま持っていた携帯のカメラで写真を撮っておいた。
トンボの種類なんてまったくわからないが、きれいな色なので名前が気になって調べてみた。

いろいろネットで調べてみたが、なかなか同定するのは難しい。
しかも、携帯なのでピントもしっかり合ってない。
いちおう断定すると「モノサシトンボ」の一種ではないだろうか。

解説によると、「モノサシトンボ」はイトトンボよりやや大きく、
腹部に物差しの目盛りのような黄白色の模様があるのが特徴である。
とある。


美味しそうな「氷のビアジョッキ」

2011-07-27 20:37:55 | グッズ


面白い物を見つけた。

暑い夏には、冷えたビールを飲むのが最高だが、ジョッキも氷だったらさぞビールも冷えて美味しいだろう。
そんなビール好きの夢をかなえる「氷のビアジョッキ ホームメイドキット」が発売と同時に
大反響で売れ切れ続出となりメーカーは追加生産に追われているという。

キットは1344円で、直径約7.8cm×高さ11.5cmのジョッキができるという。
より大きいサイズのジョッキキットも開発中で、年末の発売を予定しているそうだ。

氷のグラスはビールがキンキンに冷えるので、口当たりやのどごしがいいうえに、見た目もきれいである。
室温が低い場合は14分ぐらいもつが、暑い日にエアコンを付けないと、6~8分で氷が溶けてしまう。
スリルを味わいながら飲むビールの味もまた格別だろう。

ビール以外でも、ウイスキーのハイボールなど各種のお酒やソフトドリンクのほか、
そうめんを入れて食べるとおいしいという声もあり、このジョッキがあれば暑い夏を心地よく過ごすことができそうだ。

詳しくはこちらで。
ただ、現在は在庫がなく購入できない状態となっている。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/haikarayokocho/bj-01.html

このところ気温が低いけど…

2011-07-26 21:29:07 | 呟き
ひところは、暑さが厳しい日が続いていたが、
先週辺りから、意外と涼しい日が続いている。
しかも、今週の週間天気予報を見ると曇りとか雨マークが続いている。
気象予報士によると今週の天気は、北日本から西日本に湿った気流や寒気の影響で
雲が広がりやすく、雨の降る所があるとのことだ。
そして、最高気温・最低気温はともに平年並か平年より低い所が多いと言っている。

7月後半に入り、暑い夏が続くかと思っていたのが拍子外れである。
今週末も思ったより天気が良くないみたいだ。

ただ、3ヶ月予報によると、気温は8月後半から全国的に平年並みか平年より高くなり、
9月は残暑が厳しいと予想されている。
結果的には、昨年並みの猛暑になるらしいが今は一休みのようだ。
この涼しさになれて、暑さへの耐性が落ちてしなければいいが…。

アナログ放送終了の瞬間

2011-07-25 21:33:32 | いろいろ


ユーチューブに早速、こんな動画がアップされてました。
こんなふうに終わったのですねー。
アナログ放送の長い歴史が終わった瞬間でした。
テロップが消えると、砂嵐になってましたね。
アナログテレビさん、お疲れ様でした。

2011湯ノ丸山・烏帽子岳登山&池の平湿原

2011-07-24 11:24:25 | 山登り
夏山登山シリーズの第2弾として、長野県東御市にある湯ノ丸山と烏帽子岳を登ってきた。湯ノ丸山は、以前スキーに来たことがあり登山も良さそうな場所だと気になっていた山である。今回は、ドタキャンもあったりして「たけチャンマン」さんと初めて二人で行くことになった。

上信越道の東部湯ノ丸ICを下りて登山口の地蔵峠に着いたのは、午前2時前だった。だだっ広い駐車場に止まっている車はほとんどなくガラガラだった。トイレ近くに車を止め、5時まで仮眠をする。標高1700mもある場所だけに、明け方はかなり冷え寝袋の中が温かかった。ほぼ3時間しか眠らなかったが、眠い目をこすりながらも5時には起床する。

もうあたりは明るく、周辺にも数台の車が止まっていたが相変わらず車は少ない。目の前には湯ノ丸スキー場のゲレンデが見える。雲が多く快晴ではないが雨の心配はなさそうで5時35分くらいから歩き出す。


湯ノ丸キャンプ場に向かう林道入口の鎖の横から入っていく。


ほどなく湯ノ丸キャンプ場の広場に到着する。


キャンプ場の先には、臼窪湿原という湿原があった。アヤメやニッコウキスゲ、ノアザミなどいろんな花が咲いている。小さい湿原だが、登山前に一回りして散策する。


 
(ニッコウキスゲ)                           (ノアザミ)

登山道入口には、入山者を数えるカウンターが設置されている。カウンターを通り抜け登山道を進み5分ほどで、中分岐につく。烏帽子岳と湯ノ丸山の分岐である。まずは先に烏帽子岳に進むことにした。


このコース沿いにはいろんな高山植物が咲き乱れていた。
 
(シモツケソウ)                            (ヤマオダマキ)

 
(クルマユリ)                             (ミネウスユキソウ)

 
(ハクサンフウロ)                           (シャジクソウ)

しばらくは緩やかなコースが続き写真を撮るのも気が楽だ。少し急坂になってきて空しか見えなくなってきた頃、ピークが見えたので烏帽子岳に着いたかと思った。ところが、ガイドブックに書いてあったとおり、そこは偽烏帽子と呼ばれるピークだった。その先には、まだ大きいピークが見えていた。それでも、本物のピークもそれほど遠くはない。岩峰の尾根から大岩の積み重なりを越えると烏帽子岳山頂(2066m)だった。時刻は7時25分くらいだ。歩き出して2時間はかかっていない。烏帽子岳からは360度の大展望だと聞いていたが、周りはガスがかかりまったく見えない。とりあえず山頂証拠写真を撮る。


雲の合間に僅かに隙間ができて日が差し込んできた。朝日に照らされた新緑の斜面が、きれいだった。


烏帽子岳を下り湯ノ丸山への上り斜面に取り付く。しばらくして、下ってくる登山者とすれ違う。この日初めて出会った登山者だ。朝早い為なのか、烏帽子岳までは誰にも会わずここで出会えてホッとする。

ほぼ1時間ほどで湯ノ丸山南峰に到着する。ここで10名ほどの登山者に出会う。やはり登山者はこれから増えそうだった。その先に、北峰があるので先ずそちらに行ってみることにした。10分ほどで湯ノ丸山の北峰(2096m)に到着する。大岩が積み重なる山頂であまり広くないので写真を撮って南峰に戻る。


こちらが湯ノ丸山南峰(2101m)である。南峰は広い頂となっており休憩するのはいい場所である。ただ残念なことに相変わらずガスがかかり展望はまったくない。時間は9時を過ぎており、お腹もすいてきていたのでガスでお湯を沸かすなどして長めの休憩とした。


充分休憩をとり、地蔵峠に向けて下りだす。時折雲間からの日射しが眩しい。湯ノ丸スキー場のゲレンデもよく見えてきた。下から登ってくる登山者の数も増えている。


30分ほど下った頃、小学生の集団登山に遭遇する。100人以上もの小学生が登ってきて暫し通り過ぎるのを待つ。何処から来たのか聞いてみると埼玉からだという。林間学校の一環で湯ノ丸高原に宿泊して、この日は登山だったようだ。


その下でも、別の小学生の団体に遭遇する。こちらは地元東御市の小学生だった。


地蔵峠には、11時前に着いてしまった。このまま温泉に寄っても、かなり早く帰れそうだったが何かもったいない。地蔵峠の駐車場に池の平湿原に行くシャトルバスが止まっており11時発の便があるというので、パンフレットを貰っていそいで飛び乗る。池の平湿原はこの辺りでは有名な観光地らしい。地蔵峠から湿原までの道はマイカー規制となっており、バスでしか行けないそうだ(ただし歩きはOK)。

池の平湿原は大勢の観光客で賑わっていた。こちらも小学生の団体が多い。かなり広い湿原は高山植物の宝庫である。きれいに整備された木道を歩きながら散策ができる。




咲き出したアヤメがいたるところで見られる。


「忠治の隠岩」と書かれた看板があり大きな岩が見える。国定忠治が隠れた岩なのだろうか。


「鏡池」の水面には山並みがきれいに写っていた。


小学生が、楽しそうに]歩き回っている。


池の平湿原にもいろんな花が咲いている。
 
(トラノオ)                               (蕾に止まるトンボ)

 
(アヤメ)                                (コマクサ)

標高2000mにある池の平湿原の空気は爽やかだ。谷間から沸き立つ雲もいい感じだ。


湿原を一通り見学してシャトルバス乗り場に戻る。12時半のバスがあると思い込んでいたのだが、13時までないとのことで歩いて地蔵峠まで戻ることにする。幸いなことに、車道以外に登山道が別にあったので、下るのも気楽だ。約4.5キロの道のりを歩く。歩いていく人はあまりないようで、登山道はかなり草が生い茂っていた。トレイルランに嵌っている「たけチャンマン」さんは、いいコースだと喜んでしまい歩きでは我慢できずに走り出していた。




私も「たけチャンマン」さんにつられてさっさと下ってしまい13時には地蔵峠に着いてしまった。歩くと50分ほどかかると聞いていたが30分で下ってしまったようだ、おかげで下りのシャトルバス代500円を節約できた。


その後は、湯楽里館という地元の日帰り温泉による。高速に入ってからは、ほとんどノンストップで無事帰宅する。家に帰っても午後6時半という明るい時間での帰宅だった。

※おまけ
このクイズの答えはわかるだろうか?池の平湿原で小学生に出されていたクイズだ。
メールを必ず返すのは誰?仮面ライダー、さざえさん、ドラえもんのどれでしょう。


ナデシコがいつもより目立つ

2011-07-23 22:42:39 | 呟き


今日は、山に行っていたのだが、数ある高山植物の中でもナデシコの花を見つけるといつもより特に嬉しかった。
やはりサッカーの女子ワールドカップ(W杯)で日本代表「なでしこジャパン」が優勝したことが遠からず影響しているからだろう。
「なでしこジャパン」のナデシコはカワラナデシコのことを指す様で、ナデシコ、ヤマトナデシコの異名がある。
そして花言葉は、「純粋な愛」である。

ナデシコはピンク色の花だが、花の形はぎざぎざに切り取(pink)られた形となっている。
それがいつしか英語でその花の色まで示すようになったという。
つまり、英語の pink は元来ナデシコの意味であり、最初は色名としての用法はなく、
後にナデシコの花の色を指して pink、すなわち「なでしこ色」と呼ぶようになったということだ。

前から好きな花だったが、なおさら気になる花になった。

大谷康子・川上昌裕ジョイントコンサート さわやかに夏を

2011-07-22 18:50:37 | 社会人大学
昨日は、久しぶりに社会人大学があった。
今回は、いつもの会場ではなくヴァイオリンとピアノのコンサートという事で音響効果がいいアクトシティ音楽工房ホールで行なわれた。
今年もおなじみヴァイオリン奏者の大谷康子さんを迎えると共に、ピアニストの川上昌裕さんが共演した。

川上昌裕さんの略歴を紹介しておく。
1965年5月生まれ。北海道旭川出身。
1984年、東京音楽大学ピアノ演奏家コースに入学。弘中孝、三浦捷子に師事する。
1988年、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業。
同年4月 バルセロナにおけるマリア・カナルス国際コンクール第4位入賞。
同年9月 ウィーンコンセルヴァトリウムに入学。ディアンコ・イリエフ教授のマイスタークラスで学ぶ。
1990年より、ヨーロッパを中心にソロ・室内楽のコンサート活動を行う。
1992年6月、同音楽院を首席で卒業。その後、ウィーン国立アカデミーのトイフルマイヤー教授のもとでさらに研鑚を積む。
在欧中、数多くリサイタルや室内楽を中心として演奏活動を行う。ウィーン・ショパン協会主催のリサイタル等で高い評価を得る。

川上昌裕さんは、素敵なピアニストであると同時に、辻井伸行さんのかつてのピアノの師匠としても知られている方だった。

さて、コンサートは今年も大谷さんの「愛の挨拶」独奏から始まった。続けて「愛の夢」だ。どちらも素晴らしい名曲で心地よい時間が始まった。


その後、川上さんのピアノソロということで、「シューベルト即興曲」やショパン等の作品を演奏された。


そして、二人のジョイントで何曲かの演奏が行なわれた。有名な演奏家の生演奏を間近で聞けるなんてチャンスはなかなかない。途中には二人の今後の演奏活動などの紹介が行なわれ和やかなムードでコンサートが進んだ。

                        (写真は全てヒロボーさん提供)

サラサーテのツィゴイネルワイゼンを二人で演奏した後、盛大な拍手で終わる。アンコールの手拍子のもと、大谷さん、川上さんが再び登場する。大谷さんは客席後方の入り口から入って観客の周りを演奏しながら全て回る。ほぼ、全席の周りを回りながらの演奏である。今回も、手を出せば届きそうなくらい近くで演奏してくれた。大谷さんは、社会人大学が気に入っていて、もう足掛け14年も来てくれているのだ。そして、今月末も浜松に演奏に来るという。また、8月7日のテレビ朝日系列で放送されている「題名のない音楽会」にも出演するとしっかりPRもされていった。