とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

南鳥島沖には中国の30倍あまりのレアアースが存在

2013-02-28 23:15:28 | ニュース
昨日のクローズアップ現代では、興味深いテーマが放送されていた。それは、日本の排他的経済水域である南鳥島沖の海底に、大量のレアアースが存在することが明らかになったというニュースだ。去年、大量のレアアースが存在することが、東京大学の研究で明らかになっていたが、先月船舶による現地調査が行われ、分析の結果、レアアースは6000PPMという高い濃度で含まれていることが確認されたという。元素によっては中国の鉱山の30倍余りに上っているそうだ。

濃度は海域や深さによって異なっていたというが、濃度の高い場所では、レアアースの中でも特に重要とされ、ハイブリッド車の製造などに欠かせない「ジスプロシウム」が、中国南部の鉱山のおよそ20倍の濃度で含まれている。また、この泥の中には、LED照明などに利用される「ユウロピウム」が35倍、IT機器に必要な「テルビウム」も16倍の濃度で含まれていたという。ただ、5000メートルを超える深海なので、深い海からの引き上げ技術の確立や、採算がとれるかといった課題があるようだ。

この南鳥島の海底に眠るレアアースは、日本の年間消費量の230年分にも上ると推定され、資源のない日本としては夢のような発見である。特に注目すべきことは、陸上のレアアース鉱山で問題となる放射性元素のトリウムが非常に少ないか全くないかもしれないという点である。トリウムの処理が不要になるという点では、深海から採取という困難さをカバーできるのかもしれない。

既に、三千メートルの深海から石油やガスを採取する技術は海外では確立されているそうで、泥を吸い出すだけで高濃度のレアアースを確保できるのだから、いずれ5千メートルまでも延長することは可能と思われる。レアアースは世界の生産量の90%近くを中国が占めていて、日中関係が冷え込む中、安定供給が課題になっている。今すぐ、商業ベースで採取ができるのは無理だろうが、日本が安定的にレアアースを確保していく上で、中国への重要なカードの一つになると言えるだろう。嫌なニュースが多い中、これはちょっと明るい気持ちになったニュースだった。

今年のアカデミー賞とラジー賞の結果

2013-02-27 19:06:05 | 映画
先日WOWOWでも放送されたが、第85回アカデミー賞が発表された。
結果は下記の通りだ。

【第85回アカデミー賞 主な受賞者・作品】
主演男優賞 ダニエル・デイ・ルイス 「リンカーン」
主演女優賞 ジェニファー・ローレンス 「世界にひとつのプレイブック」
助演男優賞 クリストフ・ヴァルツ 「ジャンゴ 繋がれざる者」
助演女優賞 アン・ハサウェイ 「レ・ミゼラブル」
監督賞   アン・リー 「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
作品賞 脚色賞 編集賞 「アルゴ」
外国語映画賞 「愛、アムール」
脚本賞 「ジャンゴ 繋がれざる者」

どれも、予告編を見た程度なので特にコメントすべきことはないが、作品賞をとったのが「レ・ミゼラブル」「リンカーン」ではなく、「アルゴ」だったというのは、如何にもアカデミー賞らしい。だいたい有名監督の大作とか、有名作品の映画化作品は、外れることが多い。アカデミー会員の推す作品は、当たり前すぎる作品を外す傾向にある。

また、監督賞候補と前評判の高かった「リンカーン」のスティーヴン・スピルバーグ監督も外れてしまった。監督賞は、「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」のアン・リー監督だった。やはり、スティーヴン・スピルバーグ監督は有名すぎて、違う人に与えたほうがいいという判断なのかもしれない。

さて、「アルゴ」はイラン革命時のスリリングな米人救出劇を描いた作品で、6人のアメリカ人外交官をイランから救出するため、CIAが『アルゴ』という架空のSF映画をでっち上げて救出するという実際の話である。ただ、この作品がアカデミー賞作品賞を受賞したという事で、イランは激怒しているという。アメリカ人にとっては、痛快な映画だろうが、イランにとってはCIAの宣伝映画ととられても仕方がない。ハリウッド映画は、アメリカの主要産業であり、政府と密接に結びついている。政治色は少なからずあるだろう。しかし、単純にストーリーを考えれば、相当面白い作品であることは間違いないだろう。

さて、アカデミー賞発表の前日に発表された「第33回ゴールデン・ラズベリー賞」(通称:ラジー賞)は、ヴァンパイアロマンス超大作『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』が、見事10部門中7部門で「サイテー映画」の栄冠に輝いた。
結果は下記の通りだ。

【第33回ゴールデン・ラズベリー賞 受賞結果一覧】
最低映画賞 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』
最低監督賞 ビル・コンドン(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)
最低女優賞 クリステン・スチュワート (『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』、『スノーホワイト』)
最低男優賞 アダム・サンドラー(『That’s My Boy』)
最低助演女優賞 リアーナ (『バトルシップ』)
最低助演男優賞 テイラー・ロートナー 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』
最低スクリーン・アンサンブル賞 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』
最低脚本賞 『That’s My Boy』(原題)
最低リメイク・パクリ・続編映画賞 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』
最低スクリーン・カップル賞 マッケンジー・フォイ&テイラー・ロートナー(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)

これだけ受賞するとは、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』のサイテー度は、素晴らしいというしかない。「最低女優賞」を受賞してしまったクリステン・スチュワートは、足の裏の親指のつけねを深く切ってしまうという事故に見舞われ、ラジー賞翌日のアカデミー賞授賞式には、松葉杖で現われプレゼンターを務めたという。まさに踏んだり蹴ったりの女優さんになってしまった。

最低映画の称号がついたが、私はこのトワイライト・サーガシリーズは結構好きな映画だ。映画館では見損なったが、WOWOWでの放送を待ち焦がれている。どれだけ、最低な映画だったか見届けてみたいものだ。

浜松シティマラソン、ついに時間外完走に

2013-02-26 19:49:11 | マラソン
登山の翌日は、浜松シティマラソンの予定が入っていた。
どうしても出たい大会ではないが、地元ということで何となくエントリーしていた大会だ。
前日の帰宅が午後11時を回っていたので、支度もそこそこに寝床に入る。
朝食もささっと済ませ、急いで赤電に乗って浜松市役所に向かった。
電車の中は、びっくりするほどランナーらしき人で満員だった。
日曜日早朝から、こんなにも電車が満員になることはめったにない。

それにしても、寒い日だった。
スタートは、8時半ということで、30分前の8時には荷物を預けなければならない。
ウインドブレーカーを預けてしまうと、とてつもなく寒い。
ビニールのゴミ袋を被ってスタートラインに向かった。

市役所前から、電車通りに向かって走っていくのだが、下りなので大勢のランナーが
4車線の道を埋め尽くしている様がよく見えて、なかなか壮観だ。
しかし、そんな気持ちで大会を思ったのは最初だけで、その後は体が重く、キツイという気持ちしか浮かんでこなかった。
10キロくらい走れば、ペースがつかめて気分が乗ってくるのを期待したが、そんなことは起こらなかった。
姪のAちゃんに抜かれ、妻にも抜かれた。なんとか追いつきたくても、体が動かない。
結局第1関門に間に合わず、チップを外すように言われてしまう。
関門の時間なんて気にしたことなかったので、こんな場所でチップを外すことになるとは思わなかった。
そのまま走って行きたくなる気持ちを抑えて、おとなしくチップを外すが、ゴールだけを目指して走り続ける。
その後、第2関門にも時間外となり、時間内完走はあきらめざるを得なかった。

ゴールタイムは2時間15分となり制限時間の2時間10分には5分遅れとなってしまった。
この大会は、1キロ当たり6分以内で走らないと完走は難しい。
だんだん走るのが遅くなっている私にとっては、かなり厳しい大会だ。
今回で9回になるが、初めて時間外完走となり、自分にとってはワースト記録だった。
前日の疲れがあったとか、風が強くて走りにくかったという言い訳もあるが、
やはり市民マラソンとしては、制限時間が厳しすぎる。
コースも、自衛隊の周辺を回らせるといった面白味のない設定で、今一つ気持ちが盛り上がらない。
来年も同じような開催要項なら、もうエントリーはやめてもいいと思っている。

2013愛鷹連峰・位牌岳登山(後半)

2013-02-25 19:09:51 | 山登り
池の平公園を出ると、本格的な山道となる。最初に出会ったのが、竹が風や雪でしなりトンネルのようになった場所だった。自然の造形は、思わぬものを微妙な形で作り上げる。


次第に雪深い登山道になっていく。




急な斜面で、獣の爪の跡のようなものを見つける。すわっ!これはクマの足跡かと、一瞬思ってしまったが、よく見れば、人間の指の跡だとわかった。急な斜面を上がる際、手を付いて上がったのだろう。自分の手を当てたら、だいたい同じ位置に収まった。


ちょっと広くて足跡がついていない雪面を見つけると、飛び込みたくなってしまう。


これは、スノーエンジェルの作成中と作成後。




さらに雪の尾根道を進む。




出発して3時間半が経った。やっと、つるべ落としの滝への分岐に到着する。池の平公園からガイドブックでは1時間半となっていたが、実際は2時間以上かかってしまった。やはり積雪期は、予想以上に時間がかかるものだ。それでも、天気がいいので雪だるまを作る余裕がある。


分岐から20分ほどで、位牌岳山頂に到着する。すでに午後2時を回ってしまっていた。


いくら天気がいいとはいえ、日没前には下山しないといけない。あまりのんびりもできないが、いろんな食料を持参してきているので、いそいで昼食の用意をする。女性陣が多いので、いろんな食材が出てくる。水餃子やお雑煮まで出て、ちょっとしたパーティである。天気がいいときは、こんな山の食事は最高にうまい。重い食材を運んでくれたN島さんや、よっぴーさんには、大いに感謝だ。








食事も、大方終わり山頂記念写真を撮る。急いで、食事の支度をしていたから、記念写真がまだだった。そして、午後3時きっかりに下山を始めた。




こちらは、鋸岳への登山道だが、危険な場所が多いという事で、少し下ったところで引き返す。雲がなければ、富士山の絶景ポイントなのだが、残念ながらこの時間では、富士山が隠れてしまっていた。


下山途中で、東方面を臨む。駿河湾と沼津市内や伊豆半島が見える。


西に目を転ずれば、由比、蒲原の街並み、そして、キラキラ光る海面と清水市内や三保半島の姿も見える。


あとは、グングン下っていく。下りは、全員アイゼン着用で歩きもスムーズだ。


1時間半ほどで、つるべ落としの滝に到着する。大雨の降った翌日でないと水がない滝だというが、ツララの間をある程度の水が流れ落ち、滝にはなっていた。


千じょう岩を通過する。


登山道が終わり、雪の林道を歩く。時間は、すでに午後5時を回っていた。日没前に駐車場に着けるよう急いで歩く。


水神社の駐車場に着くと、午後5時半になっていた。このところ日が長くなっていたので、まだ明るくて助かった。あとは、身支度を整え帰路につく。途中、N山さんのお勧め「駿河健康ランド」で入浴し、晩飯も日本平PAで済ませたりしていたら相当時間が遅くなり、家に着いたのは午後11時を回っていた。朝早くから夜まで長い一日だったが、好天に恵まれ雪山を満喫できた一日でもあった。

2013愛鷹連峰・位牌岳登山(前半)

2013-02-24 21:58:55 | 山登り
23日の土曜日は、愛鷹連峰の位牌岳に登ってきた。愛鷹連峰は、富士山の南側にある連峰で富士山を間近に展望できる山々が連なっている。今回は、9つほどある山の中では最高峰の越前岳(1504m)に次ぎ2番目の標高を誇る位牌岳(1458m)を目指す。

今回は、びっくりするほど参加者が集まり総勢10名のパーティになった。この時期は、山頂周辺はかなりの積雪が予想されたため、全員、アイゼンとストックは必携ということでお願いした。

磐田IC、日本平PA、興津BSで順次参加者を拾いながら、登山口を目指した。ところが、沼津ICを降りたところから、何故か裾野方面にどんどん向かってしまった。変だなあとは思いながらもナビの指示通り進み、ゴルフ場の中を進んでいくと、突然係員に止められてしまう。ここで、嫌な予感が…。「この先、行き止まりで進めません!!」。そんな馬鹿なと、目の前が真っ暗になったが、地図をよく見てみると、登山口の位置が地図上で一つずれていた。位置設定が間違っていたのだ。山の中では、道が一つ違うだけで、メチャメチャ大回りして戻らなければならない。結局20キロも戻る羽目になってしまった。

結局30分近くも時間をロスして、登山口に到着する。ところが、もう一台もどこかで道を間違えたらしく、駐車場に来ていない。携帯も圏外で連絡がつかず、困ったなあと思っていたが、しばらくしてもう一台も無事到着して事なきを得た。スタート前から、アクシデントがあって、のぼりだしたのは10時過ぎになってしまった。


今回のコースの登山口は水神社からだ。ここは、水神社愛鷹教会とも呼ばれ、桃沢川の上流、源泉近くに位置し、秘境と呼ぶのに相応しい深山幽谷の地にある。水神社の上流には、近年では数がめっきり減ったサンショウウオが生息しているという。




水神社愛鷹教会の由来には、「法華経の本義により御本尊並びに大聖人像を奉遷し、恩師身延山第七十九世本信院日慈上人より開眼供養す」とあることから、日蓮宗に所縁が深く、行者でもあった日竜上人(近藤寿善)と信者たちによって開かれた新興宗教であったらしい。教会は、三階建ての立派な建物で、こんな山奥によくぞ建てたものだと驚く。境内には無料の水汲み場があり、富士の雪融け水が湧き出るとされる水は3年間腐らないといわれているそうだ。試しに飲んでみたが、なるほど富士の湧き水は、絶品だった。




水神社前の駐車場で、集合写真を撮って歩き始める。


駐車場からは、車止めのある林道を進みしばらく歩く。林道には、ところどころ雪が残っており、雪道になることが予想された。少し暑くなった来た頃、池の平登山道近道入口(急勾配)の看板を見つける。


急勾配の前に、ひとまず一服して、上着を一枚脱ぐ。


登り始めは、たいした勾配ではないなあと馬鹿にしていたが、それは最初だけで、あとは確かにキツイ急勾配の道だった。笹が生い茂る道を喘ぎながら、一気に登る。


急勾配が終わったあたりで、雪が増えてきたので、藪の陰からいきなり雪の塊を投げつける。静岡県人は、雪を見ると何故かはしゃいでしまうのだ。




気持ちのいい雪道歩きが続く。


何にもないところに、自分の足跡が付くのが嬉しい。


広場に出たところで、再び雪合戦が始まる。




池の平入り口である。ここは整備された公園となっており、イスやテーブルが設置されている。


雪で覆われたテーブルに、N山さんが奥さんへのメッセージ?を指で書いていた。


ここからの景色は、まさに絶景である。駿河湾越しに伊豆半島の島影がよく見えていた。


後ろを振り向けば、雪を被った愛鷹連峰の山並みが美しい。まさに雪山にキタ~!という感じだ。


とりあえず、ここでも記念撮影だ。




池の平公園を抜けると、これからが本格的な山道となる。


2013愛鷹連峰・位牌岳登山(後半)に続く。

愛鷹連峰の位牌岳に登る

2013-02-23 23:22:10 | 山登り


今日は、愛鷹連峰の位牌岳1457mに登ってきた。
久しぶりに、10名もの人数が集まり大勢で賑やかな登山だった。
参加者の行いがいいのか、一日中天気が良くて風もなく穏やかな登山となり、
雪山を大いに満喫する。詳細は、明日以降にアップするつもりだ。

新手の迷惑メールが来るようになった

2013-02-22 22:11:51 | インターネット
長いこと同じメールアドレスを使っているので、迷惑メールは一向に減らない。ますます増える一方である。
まあ、迷惑メールフィルターにほとんど引っかかっているので、一括して消去できるから、それほど問題はない。
しかし、たまにフィルターに引っかからなかったり、逆に大事なメールがフィルターに引っかかったりするので、
迷惑メールフィルターのチェックは欠かせない。

そんな中、新手の迷惑メールが送られてくるようになった。
以前、フィルターを通過してしまったメールの中に、「イチローが引退表明!」というタイトルのメールが届き、
うっかりURLをクリックしてしまったことがあった。
クリックすると、タイトルとは全く関係ない商品購入サイトへの誘導だった。
そこで、これは騙されたと分かったのだが、ついでにウィルス感染とか、
データ抜き取りがあったらヤバいと思い急いでウィルスチェックをした。
幸いなことに感染はなかったので一安心したのだが、どんなに気を付けたつもりでいても、
人間誰しも気の緩みがあると興味があることに飛びついてしまう。

そして、今日はこんなタイトルのメールが届いた。

「※緊急ニュース速報…北朝鮮が日本にミサイル発射 」

【YOMIYURI ON LINE】

今朝未明北朝鮮より日本に向けてミサイルが発射されたと朝鮮中央通信が報じました。
▼▼▼
http://*************************

週間天気予報
▽▽▽
http:// *************************


とんでもないタイトルのメールである。
本当だったら、テレビやラジオで速報が流れる事だろう。
あきらかに、偽メールだと分かるので無視したが、よくもいろいろ考えるものだと呆れた。
だいたい【YOMIYURI ON LINE】というのも変である。【YOMIURI ON LINE】のパクリであろう。
週間天気予報もクリックしたら、全然関係ないところに誘導されるのが関の山だ。
こんなメールが届いても、くれぐれもURLをクリックしないように気を付けよう。

気になった本の話題が二件

2013-02-21 19:20:17 | 読書
1.2013本屋大賞の候補が決まる

2013年の本屋大賞の候補作が決まったそうだ。
同賞の候補は例年上位10作だが、今回は10位が同点で並んだため、11作となった。
本屋大賞候補作は以下の通りだ(作品名50音順)。

百田尚樹『海賊とよばれた男』講談社
中脇初枝『きみはいい子』ポプラ社
伊藤計劃(けいかく)・円城塔『屍者の帝国』河出書房新社
窪美澄『晴天の迷いクジラ』新潮社
川村元気『世界から猫が消えたなら』(マガジンハウス)
宮部みゆき『ソロモンの偽証』新潮社
山田宗樹『百年法』角川書店
西加奈子『ふくわらい』朝日新聞出版
冲方丁(うぶかたとう)『光圀(みつくに)伝』角川書店
原田マハ『楽園のカンヴァス』新潮社
横山秀夫『64』文芸春秋

どれもまだ読んだことはないのだが、宮部みゆき『ソロモンの偽証』と冲方丁『光圀伝』は読んでみたいと思っている。
ただ、『ソロモンの偽証』は図書館に予約したら、まだ350位くらいとかなりの人気だ。
読めるのは半年以上先の事になりそうだ。
大賞作品の発表は4月9日というから、大賞をとった作品は、さらに予約が増えるかもしれない。
面白そうな本は今のうちに予約しておいたほうがいいかもしれない。
 
2.村上春樹の新作が4月刊行

世界的に人気の作家、村上春樹の新作の長編小説が4月に「文芸春秋」から刊行されるそうだ。
村上春樹の長編刊行は2010年4月の「1Q84 BOOK3」以来3年ぶりである。
新作の詳細については、まったく明らかにされておらず、ベールに包まれている。
これは「文芸春秋」社の販売戦略で、気を相当持たせて売り上げを上げようという魂胆なのかもしれない。
私自身は、村上春樹の小説にそれほど興味はないのだが、世間一般的には、かなりブームになりそうな気がする。

寒桜が満開に

2013-02-20 20:33:13 | 呟き




仕事の出先で近くの公園に立ち寄ったら、寒桜が見頃になっていた。
寒桜は桜の仲間では、一番早く咲くそうだ。葉のでる前か同時に開花するという。
つぼみは紅色、花は淡紅色で、ふちがやや濃く優しい感じがする。
ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混同されやすいため、
近年はカンヒザクラと呼ばれることが多いそうだ。有名な河津桜も寒桜の仲間である。



今日も、とても寒い日であったが、きれいに咲いている桜を見てホッとした気分になった。
ソメイヨシノもあと一ヶ月程したら見頃になることだろう。
少しずつ春が近づいてきた感じだ。

犬と一緒に滑ることができるスキー場

2013-02-19 18:39:44 | スキー


長野県白馬村の「白馬さのさかスキー場」では、今シーズンから犬と一緒にスキーを楽しめるコースができたそうだ。
滑ることができるゲレンデは限定されているが、伸び縮みするリードを必ずつけて滑ることで
スキー好きの愛犬家には人気になっているらしい。

愛犬とのリフト使用料は1回800円で、「リードを必ず離さない」「コースの右側を広がらずに滑る」など
18項目の注意事項を記した誓約書を提出すればOKだそうだ。
雪に不慣れな犬には肉球を覆う犬用ブーツの着用を勧めているという。
滑ることができるゲレンデは、週末でも一般客で混雑しにくい一部のコースに限定しているので、時に問題は起きていないそうだ。

先日泊まったペンションには、シベリアンハスキーがいて雪の中を楽しそうに走っているのを見たばかりだ。
犬ソリレースもあることだし、犬も雪の中を走り回るのは結構好きみたいである。
一般客への迷惑にならないよう、しっかり管理して滑ることができれば、スキー好きの愛犬家には嬉しいサービスだろう。
各地のスキー場では、いろんなサービスを考えているようで、スキー復活への努力が垣間見えた。