とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

中田島砂丘に池が出現

2015-09-30 21:28:26 | ニュース
http://www.at-s.com/sbstv/videonews/index.html?id=h4mFueqxLkw
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今日のテレビで、中田島砂丘に巨大な池が出現したというニュースをやっていた。なんでも100mあまりもある池が砂丘の中に広がっているという。上空から見ると池は3つもあり、地元の人も驚いているそうだ。何故、砂丘の中に池ができたかというと、9月8日から9日にかけて台風18号が接近したことにともない、浜松市では2日間であわせて274ミリの大雨が降り冠水による被害も出た。どうもこの大雨で、なかなか水が引かないため大きな池が出現したらしい。中田島砂丘の砂が減っていることもあり、砂丘の中に池がある風景が当分見られそうである。

※10月2日 現地取材写真







NHK「金とく」で剱岳を放送

2015-09-29 21:58:07 | テレビ
10月2日(金)NHK「金とく」という番組で、剱岳登山の様子が放送されるらしい。「金とく」は、NHK名古屋放送局と、名古屋局管轄の東海・北陸の各放送局で放送されている地域情報番組であり、NHK総合テレビの金曜日20時台に放送されている。この番組は、中部エリア限定だが、エリア内にある北アルプスや南アルプスなどの山岳情報をテーマにした番組が時々あるので、楽しみにしている番組である。

そして、今回は“岩と雪の殿堂 剱岳をゆく”と題し、富山県と長野県の県境に連なる北アルプスの山々の中でもひときわ目立ち、天を切り裂くようにそびえる剱(つるぎ)岳(2999m)登山の様子が紹介される。剱岳は、つい2週間前に登ってきたばかりなので、記憶も新しく、見覚えのある映像が見られるのではないかと大いに楽しみにしている。

山頂を目指すのは、俳優の石丸謙二郎さんと山岳ライターの小林千穂さんだ。登るルートは、明治時代に日本地図の完成をめざし、測量隊員が決死の覚悟で登った「長治郎谷(ちょうじろうたん)ルートだという。つまり、映画「剱岳点の記」の舞台となったルートということである。私が登ったルートは、一般向けの別山尾根ルートなので、番組で紹介するルートとは違うが、登山者があまり通らない“特別なルート”も見て、剱岳の奥深い魅力を知っておきたい。

iOS 9のバージョンアップでバッテリー稼働時間が延びる

2015-09-28 21:41:02 | アプリ
つい最近、iPhoneのOSをバージョンアップさせるようメッセージが流れたので、バージョンアップしておいた。バージョンアップする事は、しょっちゅうあるので、時に気にもせず当たり前の操作を行った。現在のバージョンは、ios 9.0.1で最新である。

どこがどう変わったのか、よくわからなかったが、見知らぬアイコンがいくつか増えていたのはわかった。特にいいねと思ったのが「Find iPhone」だ。電源が入っているiPhoneであれば、サインインすると所在場所が分かるようになっている。無くしたときなど威力を発揮するに違いない。

さて、バージョンアップで大きく変わった点は、バッテリーの持ちが向上したことだという。iOS 9の紹介ページでは「バッテリーの使用量を可能な限り削れるよう、オペレーティングシステム、アプリケーション、主要なテクノロジーの全体にわたって効率を向上させました」となっている。はっきりとした効果は確認できていないが、心持ちバッテリーのもちが良くなったような気がしないではない。そして、バッテリーの残量が20%まで減ると、低電力モードを勧めるメッセージが表示され、充電環境がない場所でも今までよりは、より安心できる。

「バッテリー」の設定画面では、直近の24時間か3日以内のバッテリー使用状況が表示されるので、バッテリーを多く消費しているアプリや操作が簡単にわかるようになっている。これを見て、不要なアプリでバッテリーを消費しているものがあれば削除するといった対策ができる。スマホを使うようになって、ガラケーよりも頻繁に充電しなければいけなくなってきているが、OSのバージョンアップでバッテリー稼働時間が少しでも伸びるのはありがたいことだ。

2015茅ヶ岳登山

2015-09-27 22:51:41 | 山登り
今日は、山梨県の北杜市と甲斐市に属する茅ヶ岳(かやがたけ)に登ってきた。標高1704mあり、頂上からは、晴れていれば、奥秩父の主脈や、甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山などの南アルプスの山々が展望できる。金ガ岳と連なっている様子が、八ヶ岳に似ているため、古くから八ヶ岳と混同・比較され、「にせ八つ」という呼び名があるという。また、1971年(昭和46年)3月21日に『日本百名山』を著した小説家・深田久弥が、茅ヶ岳の登山中に脳卒中で亡くなったということで、深田久弥終焉の地としても知られている。

今回の参加者は、総勢7名も集まり、賑やかだった。9:15。登山口の深田記念公園の駐車場から登山届を提出して出発する。


深田記念公園の手前を右折し、アカマツの交じった広葉樹林帯の道を進む。歩き出した頃は、山全体にガスがかかり登山道も薄暗かった。




やがて岩が目立つようになり、いつしか道も両側を尾根に挟まれた本格的な登山道に変わる。平らなところは全くなく、ひたすら傾斜のある登山道を上がっていく。




倒木の幹からは、キノコがいくつも生えている


10:50。平らな休憩場所がなく、やむを得ず、傾斜の緩やかなところでおやつ休憩だ。蒸し蒸しして湿度が高く、汗がやたらに出て、喉が渇きお腹も減っていた。


さらに急な道は続く。


11:10。「深田久弥先生終焉之地」と書かれた石碑に到着する。百名山という登山家の目標を作られた先生であり、その功績を称え石碑の前で手を合わせた。


さらにひと上りすると、木々の葉が黄色や赤に色づき始めていた。




11:30。茅ヶ岳1704mの山頂に無事到着する。残念ながら、周りにはガスが立ち込め、展望はほとんど見えなかった。


記念写真も撮りおえると、山頂の一角にシートを広げ昼食だ。


山頂で30分ほどのんびりしたあと。尾根沿いのコースで深田記念公園まで下山する。下り道も、雨上がりのため湿っていて滑りやすい。


13:55。深田記念公園に到着する。ここには、「百の頂に 百の喜びあり」という有名な深田久弥の言葉が刻まれた石碑がある。茅ヶ岳に寄ったら、ここも必ず寄っておきたい場所だ。




14:00。深田記念公園から駐車場に戻り、無事下山だ。駐車場には、ブドウの無人販売が有り、駐車場のはしに腰を下ろしてブドウを摘む。山の登山タイムは全部で4時間ちょっとだったが、みんなとの山談義が楽しくて駐車場や温泉でのんびりしすぎてしまい、それなりの時間になってしまった。

“パミール・シルクロード探検隊”報告会

2015-09-26 21:20:38 | いろいろ
今年の8月中旬から9月上旬にかけて、ラン仲間のヒロボーさん、かわいさん、Wさん等が“パミール・シルクロード探検隊”として、中央アジアのタジキスタン周辺の探検の旅に出かけ無事帰国した。今日は、その報告会があり、探検の様子を詳しく知ることが出来た。

この探検隊は、シルクロードファンによる「シルクロードクラブ日本」が企画したもので、隊長は、ヒマラヤ遠征の経験がある掛川市の影山淳さんである。同クラブの海外遠征は今回が初めてだという。遠征の目的は、諸説あるマルコポーロや唐の僧侶・玄奘三蔵が通ったパミール高原のシルクロードのルートを実地踏査することだったそうだが、実際に現地を踏査して、最短距離のルートであるナザタッシュ峠をマルコも玄奘も通ったものと確信できたそうだ。

影山さんは、マルコ・ポーロの『東方見聞録』を愛読し、55歳を過ぎてからマルコの辿った道を自転車で走破することを決意。2003年から8年を費やしてトルコから中国・北京まで、延べ240日、約1万5千㎞を踏査したという。その行程についての著作もあり、凄い登山家であり探検家でもあった。


報告会は、2時間ほどの予定で始まり、探検隊のメンバーの紹介があった。10名(男性8名、女性2名)の隊員のうち7名が出席した。


どんなコースを辿ったかについて、副隊長のヒロボーさんから説明があった。シルクロードといっても、具体的にどこら辺なのかという認識はなく、説明を聞いて、改めて世界の屋根と言われる大変なルートだったことがわかった。タジキスタンを中心に、中国、キルギスタン、アフガニスタン等の国境近くを通過し、ISILの脅威が迫っている地域もあったそうで、緊張を強いられることが何度もあったようだ。


ヒロボーさんが作った横断幕。現地の人のサインで余白は一杯となり、大いに記念になったそうだ。


その後、影山隊長からスライドを交えた全行程の説明があった。


コースの移動は、3台の四輪駆動車に分乗し、現地の人が運転手とガイドを務めたそうだ。全走行距離は2771kmにも及び、想像を越える悪路の連続で、1台はサスペンションが途中で破損してしまったが、現地で修理することができ事なきを得たという。


スタート地点のウルムチは標高1000mだが、以後徐々に高度が上がり、9日目から15日目目までは標高4000m前後のパミール高原をずっと横断したという。富士山よりも高い場所で1週間近くも生活するということは、なかなかできない経験である。




10日目には、5461mのバンジョアクゾー峰に5名が登頂目指して挑戦するが、残り200mの標高を残して氷壁の出現で断念したそうだ。氷の山を登るまでの登山装備は準備してなかったようだ。




シルクロードには、「マルコポーロ山羊の角」と呼ばれる道標がいたるところで見られるそうだ。雪が降ると道がわからなくなるため、角が出ていることで道標の役目になるのだ。


日本人未踏の地域だという中国国境のナザタッシュ峠(標高4476メートル)には、健脚の5人が1日かけて徒歩で頂に立ったそうだ。


探検隊一行は、現地の水に慣れず下痢や頭痛に悩まされたりして、高地での生活の厳しさを体感したが、標高4000mを超すパミール高原の景色を堪能し、一生の思い出となる厳しくて楽しい旅になったという。帰国の飛行機に乗った翌日、タジキスタンの首都ドシャンべではテロ事件があり、飛行場が閉鎖になりかねない事件があったとも言う。いろんなアクシデントもあったようだが、全員予定通り無事帰国できてよかった。探検隊の皆さん、お疲れさまでした。

フォルクスワーゲンの違法ソフトの中身

2015-09-25 22:14:41 | 
フォルクスワーゲンが違法ソフトを使ってアメリカの排ガス規制を回避していたというニュースには、ビックリした。この違法ソフトを搭載した車は1100万台に及び、この事で課せられる制裁金は2兆円を超えると言われているというのだから、世界的企業の存続にかかわる大事件だといえる。

世界的企業の信頼を揺るがすとんでもない話だが、違法ソフトでどうやって排ガス規制を逃れることが出来たのかが気になった。テレビや新聞では、そのあたりの事が詳しく報道されていなかったので、ネットで調べてみたら、そのソフトの中身がいろいろ分かってきた。

違法ソフトが搭載されたのは、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジン車である。ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンと比べて圧縮圧力が高く、燃料は点火プラグがなくても自然着火し燃費が良く、燃料価格もガソリンよりは安い。しかし、オイル、空気、燃料フィルター交換の回数が多くなるという特徴があり、排ガスは、黒煙を排出するため汚染度が高くなり、有害物質の窒素酸化物(NOX)の排出量も大きい。したがって、燃費が良くて窒素酸化物の排出量も少なくするという事は、相反する事項だけに技術的には大変難しいことなのだ。そんなディーゼルエンジン車を「クリーンディーゼル」と大々的に宣伝して売り上げを上げていたのには、こんな黒い事情があったという訳である。

さて、その違法ソフトの中身がどんなものかというと、米国EPA(環境保護局)の試験走行時には排ガス規制に適合するように、通常走行時にはエンジン性能を最大化するようにと、排ガス低減装置の一部もしくは全部を無効化するように切り替わるようになっているそうだ。ソフトは、ステアリング操作やスピード、エンジン持続時間や圧力などの要因を分析し、試験走行なのか通常走行なのかを「正確」に判断するという。つまり、試験の時だけ、排出ガス浄化機能をフル稼働できる巧妙な仕掛けが施されたものだったということらしい。違法ソフトを作る技術だけは、すぐれていたようだ。

しかし、ユーザーに渡った時点で、排ガス浄化機能が無効化され、有害な窒素酸化物がまき散らされて市内を走っていた事になるのだ。EPAによると、NOx(窒素酸化物)は、最大で米国の排出ガス基準の40倍にも達するという。この違法ソフトの存在がわかったのも、EPAの詳しい調査結果から発覚したそうで、こんな小手先で規制を逃れていたというのは、あきれるばかりである。「企業コンプライアンス」という言葉が、最近は重要なテーマとなっており、一部社員の「企業コンプライアンス」から逸脱した行為だけで、世界的企業の存続にかかわることは間違いない。

彼岸花は秋にしか咲かない

2015-09-24 18:51:14 | 呟き


先日、ある人が、彼岸花は春にも咲くんだよと言っていた。あの赤い花が辺り一面に一斉に咲き誇る様子は、どう思い出しても春にはなかった気がする。自信ありげに言われたので、気になって調べてみた。

彼岸花は、別名リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ)とも呼ばれるヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来するとあり、春の彼岸に開花するという記述はない。

彼岸というのは、春と秋の2回あるから、そのことから春にも咲くという誤解が生じたのではないかと思う。広義な解釈で行けば、春のお彼岸の時期に咲くキンセンカを彼岸花と呼んでいる事もあるようだ。しかし、通常、彼岸花と呼ばれる曼珠沙華は秋にしか咲かないというのは間違いなかった。

2015遠州三山エンジョイラン(秋)

2015-09-23 23:00:32 | マラソン
正月と春分の日、秋分の日に行っている「遠州三山エンジョイラン」に久しぶりに参加してきた。遠州三山とは、静岡県袋井市内の由緒ある三つの寺院の事である。このエンジョイランでは、秋のお彼岸の時期に可睡斎、油山寺、法多山の三山を参拝しながら走る。

午前8時半。袋井駅前に集合する。参加者は、40名近く集まり、思ったより集まったなという感じだった。9時のスタート前に、駅前で集合写真を撮る。


9:30。可睡斎に到着する。この寺の11代目の住職は、幼い徳川家康とその父を戦乱の中から救い出しかくまったという。その後、浜松城主になった徳川家康が、和尚を招いたところ、その席上でコクリコクリと無心に和尚はいねむりをしてしまった。徳川家康は、「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚、眠るべし」と申し、それ以来11代目和尚は「可睡和尚」と称せられたことが、寺号に由来しているそうだ。


本堂の前で、集合写真を撮る。


10:00。油山寺に到着する。まずは、山門からまっすぐ進み宝生殿で参拝する。ほとんどの人は、そこまで行ってから次の法多山へ向かってしまったが、私は、数人の仲間たちとさらに山の上にある薬師本堂まで向かった。まず最初に現れるのが、「瑠璃(るり)の滝」だ。孝謙天皇が眼の病になった時、この滝の霊水で病が治ったとされ、眼病に効果がある寺院としても知られている。また、この滝で行をすることもできるそうだ。


薬師本堂は、今から約千三百年前に行基大士が本尊薬師如来を奉り開山されたと言われている。また、昔、この山から油が出ていたので通称「あぶらやま」と呼ばれたのが油山寺の由来でもある。


この三重塔は、桃山時代のもので国指定重要文化財になっている。


油山時を出ると、最後尾になってしまう。エコパスタジアムを抜け、法多山本堂に着いたのは11:50くらいになっていた。


お腹も空いてきたので、うっちゃんと一緒に法多山名物厄除け団子を食べてから先に進む。


13:00。ゴールの和の湯に到着する。袋井市には、こんな萌えキャラクターがあるとは知らなかった。


温泉に入り、2時間ほど宴会を楽しんだ後、残ったメンバーで集合写真を撮って解散する。


今回は、26キロの距離を4時間ほどで回り秋分の日を一日楽しんだ。3日前53キロを走ったばかりで、ちょっとお疲れモードだったが、終わってみればちょうどいいリハビリになったかもしれない。

コアラを見に金沢動物園に

2015-09-22 21:31:51 | 観光
孫と一緒に横浜市金沢区の金沢動物園に行ってきた。駐車場から動物園のゲートまではかなり遠く、無料バスで動物園の入場ゲートまで行く。


ゲートから中に入ると、なかよしトンネルがある。


この中では可愛い動物の人形が音楽に合わせて動いている。




最近、遊園地や動物園では、こんな風にミストが噴出している。涼しげなミストを浴び、みんな気持ちよさそうだ。


岩山にいるのは、大きな角のあるシカだ。




ほのぼの広場では、ヤギやヒツジと触れ合うことが出来る。




やはり、動物園の人気者と言ったらゾウだろう。




タンチョウズルが一羽寂しそうに立ち尽くしていた。


金沢動物園の一番の目玉はコアラだ。まるでヌイグルミが動いているかのように見える。可愛くて、いつまでも見ていたくなる。




コアラ舎の前は、コアラの好きな大きなユーカリの木が植わっている。


動物園は高い山の上にあり、八景島のコースターが見えた。そして、その先に見える陸地は房総半島だ。


一昨日のマラニックの疲れが残っていたが、久しぶりに孫と触れ合い、動物園を楽しむことが出来た。

2015遠山郷マラニック

2015-09-20 22:46:01 | マラソン
今日は、南信濃村の遠山郷マラニックだった。参加しだして、かれこれ5~6年くらいになる。
リピーターが多く、顔馴染みも数十人にものぼり、同窓会みたいな雰囲気の大会だ。
午前6時半のスタート前に、顔馴染みのメンバーたちと記念撮影だ。




その後、参加者全員約160名くらいで集合写真を撮る。
これがまた、撮影終了まで時間がかかる。
何とか全員がフレームに収まり、撮影が終わったのは6時半をとっくに回っていた。

スタート時間を数分遅れで、道の駅遠山郷から走り出す。
朝方は、少し曇って肌寒いくらいだったが、しばらくすると体が温まり寒くなくなった。




平坦なのは、最初の1キロくらいで、すぐさま合戸峠への上り道となり標高250mくらいを駆けのぼる。
前半は、まあまあ調子が良くて上り道も走って行けた。
合戸峠から木沢小学校まで下り、そばなどを食べて一休みだ。
梨元ていしゃばから遠山川沿いの道を少しずつ上っていく。
三軒屋のエイドまで行くと、そこからは、今回のマラニック最大の上り道となる。
三軒屋が標高600mくらいあり、最高点のはんば亭エイドは標高1080mくらいある。
標高差500mほどを一気に駆け上がらなければならない。
さすがにきつい坂なので、歩きを入れながら頑張って走り、最高点のエイドに着いた。
ここからは、南アルプスの聖岳などが良く見える場所である。
ちょっと雲がかかり、山のピークは良く見えないが、景色が素晴らしい場所だ。


はんば亭のある下栗の里から、トレイルコースを走り、山の中を走る。
下りと上りを繰り返して、中根のエイド(通称:次郎さんエイド)まで走る。
ここにはいつも名物おじさんが水兵の恰好で待ち構えていてくれる。


次郎さんエイドでいろいろ食べさせてもらい、さらに下って行くと行きの時に通った梨元ていしゃばに戻る。
ここでは、山魚の塩焼きが出てくる。山魚の塩焼きは今大会での楽しみの一つだ。


遠山郷の中心街に入ると、龍淵寺の急階段を登る。
お寺でお参りしてすぐに、喫茶店のエイドがあり、美味しいコーヒーを頂く。


この辺りは、立て続けにエイドがあり、シシ鍋や饅頭のエイド、カキ氷のエイドが続き食べるのも忙しい。


島畑のエイドでは、太鼓の演奏で元気づけられる。


ここのエイドでもお馴染みの、まむし酒、マタタビ酒、おおすずめばち酒等、精力がつきそうな希少な酒が出される。
ごくごくは飲めないので、スプーンで各酒を舐めてみる。




吊り橋を渡り急階段を登ると、観音様のある小山の山頂だ。


天気も良くなって暑くなり、木陰の下で一休みだ。


そこからさらに一登りすると最後のエイドに到着する。
ここでは、イチジクやリンゴ、ブドウの他、ミツバチの巣がそのまま出てくる。
ミツバチの巣は、蜂蜜の塊であり、混じりっ気のない甘い蜂蜜をそのまま食べる。


当初の予定では、47.5キロのコース設定だったようだが、通行止め箇所が出来たとかで、
コース変更があり、50キロ地点を過ぎてもゴールはまだまだ先だった。
さらに3キロほど走り、道の駅遠山郷が見えた時はホッとした。
午後2時10分頃、無事ゴール。一緒に走った仲間と記念写真を撮り、温泉に向かう。


午後5時から懇親会が始まり、2時間ほど仲間たちと語らう。


残念ながら抽選会では何も当たらず、その後車を運転して、真っ暗な兵越峠を越え2時間ほどで家に帰った。
ゴール間近になった頃、気温が30℃に上がっていたが、全般的には、走りやすい気候だった。
8月後半から走り込みをしたのが功を奏したようで、思ったより気持ちよく走れて良かった。