先週末、20年ぶりに雨飾山に登ってきた。今年から、紅葉シーズンの登山口への道路が週末だけ規制されるようになったらしく、前の夜のうちに雨飾高原キャンプ場の駐車場に入り、車中泊して翌日の登山に備えた。
早朝6時過ぎで既に駐車場は満車状態だ。これ以降に来る車は、下の方で通行止めとなり、登山口まで来ることはできなかったはずだ。
6時半。入り口で登山届を提出して出発する。
しばらくは、緩やかな登山道を進み、豊かな森の雰囲気を味わっていく。
その後、急登となり、キツイ登りが続くと思っていた頃、急に下り始めると沢の音が聞こえてきた。荒菅沢という沢を渡渉する。
荒菅沢を越えると、一段と急登になってくる。
岩場が多くなってきて、ガスも一段と深くなってきた。上から降りてきた人たちから、山頂は風がものすごく強くて、雨も降っていると脅かされたので、カッパを着こんで進む。
9:30。強風の中、雨飾山の石仏のある南峰に到着する。雨は降っていないが、あまりの強風に立っているのもつらい。
南峰の先には、うっすらと人影が見える。最高点の北峰だ。南峰を早々に引き上げ、北峰に到着する。標高1963mの雨飾山山頂である。
山頂の茂みの陰で風をよけながら早めの昼食をとる。そのうち、ガスが少し晴れてくると、南峰がうっすら見えてきた。
時折ガスが晴れて青空がわずかに見える時もあったが、山頂でのランチもそこそこにして下山を開始する。強風を避けるように笹原を歩く。
雨飾山の山頂直下の笹平の登山道は、山頂から見ると女性の横顔に見えるという。所謂、“雨飾山の女神”と言われている景色だ。今回は、是非女神さまに出会いたいものだと楽しみに登ったのだが、残念ながらその願いはかなわなかった。ガスが晴れていたら、こんな景色が見られるらしい。
笹原が終わると再び急勾配の道となる。
下山だけでなく、これから登る人もいて、百名山だけあって人気の山だ。
時折、陽が射すようになり、登る時には気づかなかった紅葉に染まる山肌が良く見えるようになってきた。
下の方には、登山口の駐車場も見える。
紅葉を入れて、記念撮影。
周囲の山並みもよく見えてきた。
荒菅沢奥壁の岩壁「布団菱」を彩る紅葉が素晴らしい。
帰りは、沿道の紅葉をじっくり楽しみながら歩いて行ける。
標高が下がるにつれて、風もなくなり気温も高くなってきてカッパを脱ぐ。もう汗ばむほどだ。
13時過ぎ、登山口に到着する。いつの間にか、好天になっていた。往復7時間ほどの日帰り登山だったが、雨には降られず、思ったより好条件で登山できたのは良かった。当初は、後半から雨に降られる予想でいたので、まさに女神さまに守られたのかもしれない。
駐車場から少し下ると雨飾荘という温泉宿があるが、そこから徒歩3分で、ブナ原生林のなかの野趣あふれる森の中の露天風呂がある。男女別々の露天風呂で、源泉かけ流しの解放感満点の岩風呂だ。少し熱めだが、ゆっくり浸かっていると登山の疲れがどんどん癒されていった。
参考1.雨飾山の高低図&コースタイム
参考2.雨飾山のコースマップ
早朝6時過ぎで既に駐車場は満車状態だ。これ以降に来る車は、下の方で通行止めとなり、登山口まで来ることはできなかったはずだ。
6時半。入り口で登山届を提出して出発する。
しばらくは、緩やかな登山道を進み、豊かな森の雰囲気を味わっていく。
その後、急登となり、キツイ登りが続くと思っていた頃、急に下り始めると沢の音が聞こえてきた。荒菅沢という沢を渡渉する。
荒菅沢を越えると、一段と急登になってくる。
岩場が多くなってきて、ガスも一段と深くなってきた。上から降りてきた人たちから、山頂は風がものすごく強くて、雨も降っていると脅かされたので、カッパを着こんで進む。
9:30。強風の中、雨飾山の石仏のある南峰に到着する。雨は降っていないが、あまりの強風に立っているのもつらい。
南峰の先には、うっすらと人影が見える。最高点の北峰だ。南峰を早々に引き上げ、北峰に到着する。標高1963mの雨飾山山頂である。
山頂の茂みの陰で風をよけながら早めの昼食をとる。そのうち、ガスが少し晴れてくると、南峰がうっすら見えてきた。
時折ガスが晴れて青空がわずかに見える時もあったが、山頂でのランチもそこそこにして下山を開始する。強風を避けるように笹原を歩く。
雨飾山の山頂直下の笹平の登山道は、山頂から見ると女性の横顔に見えるという。所謂、“雨飾山の女神”と言われている景色だ。今回は、是非女神さまに出会いたいものだと楽しみに登ったのだが、残念ながらその願いはかなわなかった。ガスが晴れていたら、こんな景色が見られるらしい。
笹原が終わると再び急勾配の道となる。
下山だけでなく、これから登る人もいて、百名山だけあって人気の山だ。
時折、陽が射すようになり、登る時には気づかなかった紅葉に染まる山肌が良く見えるようになってきた。
下の方には、登山口の駐車場も見える。
紅葉を入れて、記念撮影。
周囲の山並みもよく見えてきた。
荒菅沢奥壁の岩壁「布団菱」を彩る紅葉が素晴らしい。
帰りは、沿道の紅葉をじっくり楽しみながら歩いて行ける。
標高が下がるにつれて、風もなくなり気温も高くなってきてカッパを脱ぐ。もう汗ばむほどだ。
13時過ぎ、登山口に到着する。いつの間にか、好天になっていた。往復7時間ほどの日帰り登山だったが、雨には降られず、思ったより好条件で登山できたのは良かった。当初は、後半から雨に降られる予想でいたので、まさに女神さまに守られたのかもしれない。
駐車場から少し下ると雨飾荘という温泉宿があるが、そこから徒歩3分で、ブナ原生林のなかの野趣あふれる森の中の露天風呂がある。男女別々の露天風呂で、源泉かけ流しの解放感満点の岩風呂だ。少し熱めだが、ゆっくり浸かっていると登山の疲れがどんどん癒されていった。
参考1.雨飾山の高低図&コースタイム
参考2.雨飾山のコースマップ