とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2021鉢盛山

2021-08-02 22:44:16 | 山登り
先週末は、松本市、朝日村、木祖村にまたがる木曽川の源流部の山である鉢盛山に登ってきた。鉢に盛り付けをしたような丸いどっしりとした山容で、日本三百名山に選定されている。

鉢盛山へのコースはいくつかあるが、朝日村からのコースが最短である。ただし、このコースから登る場合には、事前に入山許可を取らなければならない。事前に朝日村役場に許可証を申請して、野沢俣林道の鍵を受けとらなければ、登山口に入ることが出来ない。三百名山の一つでもあり、一度は登ってみたいと前から思っていたので、早速、朝日村役場に入山ゲート通行許可申請書を提出して入山ゲート通行許可を取る。入山当日の早朝、事前に指定された場所に出向き、鍵を受け取る(24時間、受け取り可能)。

鍵を受け取り、野俣沢林道のゲートまで向かう。ゲート前で、鍵を開けゲートを開いて、2台の車で林道の中に入っていく。


ゲートから登山口までは約10キロある。砂利道のダートを時速15キロ前後でゆっくり進み40分ほどで登山口に着いた。登山口の駐車場には、すでに2台の車が止まっていて、登山者が何人か登っているようだった。

登山口にある鉢盛山の登山道概略図。


登山口前で、スタート時の記念撮影。今回のメンバーは全部で7人だ。


上り始めからいきなりの急登である。


針葉樹林の中の急登をジグザグに登り、50分ほどで尾根に出る。町村界尾根の入り口で、ここからは塩尻市内の景色などが良く見える。


鉢盛山から北東へのびる長く大きな尾根(町村界尾根)を進み、ハト峰への分岐を過ぎ、ゆるい針葉樹林の道を進んでいく。


しばらくすると“権現の庭”とよばれる小さい高層湿原に出る。


すぐに避難小屋の鉢盛山荘が見えてくる。


鉢盛山荘から右へ10分ほどで祠のある鉢盛山山頂2447mに到着する。


山頂には、4つの祠がある。山容が大きいため東筑摩郡朝日村、同波田町、松本市奈川、木曽郡木祖村と4つの町村と接しており、それぞれの町村で設置した祠だという。


山頂の周辺は、木々で覆われ展望が良くないので、少し先の巨大な反射板のある場所まで移動する。


だが、残念ながら反射板の場所からも展望は良くなく、槍・穂高連峰が見えるという場所の先は雲で覆われていて、槍・穂高の姿を想像するしかなかった。


それでも、広い場所なので、反射板の下で、ゆっくり昼食休憩をする。今回は、メンバーたちからいろいろな差し入れがあり、ブドウやパイナップル、ソーメン、ビールなどを頂き、お腹は十分満たされた。


下山は元来た道をそのまま戻る。1時間半ほどで、登山口に下山する。


駐車場には、我々の車のみしか残っていなかった。最後に出会った登山者は、ゲートから走ってきたトレランの2名だけだったが、普通の登山者も3名のみで静かな山だった。


参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図&コースタイム

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちょ安心安心 (かわい)
2021-08-04 21:39:40
2021幌尻岳ツアーのコメントに少し体力が落ちたと、ありましたがそんなことは無いだろうと思ってましたが今回のブログの写真を見るととっちーさんだけが腰掛けているのを発見!・・・
ほんの少し安心感を覚えましたヨ。
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かわいさんへ (とっちー)
2021-08-06 16:17:50
最初の長い急坂を登ってきて、休憩した時なので、おもわず椅子に座ってしまいました。
結構きつかったのですよ。
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