とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

今日は大晦日

2008-12-31 15:40:20 | 呟き
大晦日の語源は、旧暦で月の30日目が「晦日(みそか)」と呼び、一年で最後の晦日の日に大をつけて「大晦日(おおみそか)」と呼ぶようになったとの事だ。本来、晦日の「みそ」は「三十」と表記することからも「月の終わり」という意味にもなっているのだ。一年最後の締めくくりの日として、一年の反省と来年に向けての願いや祈りをこめたい日である。

そんな訳でランニングを終えた後、父の墓参りに行ってきた。お寺の墓苑にいくとみんなお墓参りに来ていたようでほとんどの墓には新しい花が活けてあった。やはり年を越して枯れた花が活けてあるようでは申し訳ない。きれいになった墓で父や先祖の霊も喜んでくれたことだろう。

今日は、掃除もあらかた終わったので少し本を読む時間ができた。昨日帰ってきた息子が持ってきた本に「できそこないの男たち」福岡伸一著という本があったので一気に読んでしまった。現役の分子生物学者の書いた本で生物の基本仕様に関する考察である。

地球が誕生して46億年。そこから最初の生命が発生するまで10億年かかり、さらに10億年は生命の性は単一で全てメスだったそうである。本来全ての生物はメスとして発生する。メスは太くて強い縦糸であり、オスはそのメスの系譜を時々橋渡しし、細い横糸の役割を果たす“使い走り”に過ぎないという考察は衝撃的であるが、うなづける点も大きい。

特に男性の身体の構造を見た場合、男性器には縫目がある。本来女性であった体に男性となるべき受精卵に運び込まれたY染色体のSRY遺伝子が活性化され男性を象徴する器官が形成されるのだ。そしてこの時主要な男性ホルモンであるテストステロンという物質が分泌される。このテストステロンという物質は免疫系を傷つける可能性があるらしい。つまり男という生物は女より傷つきやすきストレスに弱くがんにかかりやすく寿命が短い。こらはすべて遺伝子学的に定められた運命なのである。実際日本の統計結果からも女性のほうが寿命が長い。現在の人口比では女性が300万人も多いのだ。そして50年後の予測ではその差は拡大し460万人まで達するとの予測がある。男女数の差は年齢を経るほど拡大するのだ。

この本を読んで、男たる自分が悲観的になるほどのことはないが、世の中の女性が元気なことがますます確信的になった。昔は封建的な制度により男が優位な立場に置かれていたのが、時代が変わり男女差がなくなってくると遺伝子学的な女性優位の状況が明確になってきたのかもしれない。来年も、か弱き男の一人として女性の“使い走り”を果していることだろう。

冬休み三日目

2008-12-30 22:43:53 | 呟き
冬休みに入って三日目、ずっといい天気でそれほど寒くない。午前中はランニングで体を動かし、お昼前に入浴して、午後は大掃除というパターンが続いている。

掃除なんて普段しっかりやってないから、たまにやると結構疲れるものだ。初日は車の洗車とワックス掛け。二日目はガラス拭きと正月のしめ飾りや障子紙等の買出し。そして今日は昨日買ってきた障子紙を障子に張り替えた。障子紙はここ数年張り替えてなかったのだが、破れたり、剥がれたりしているのが気になってきたので久しぶりに張り替えることにしたのだ。

以前は、糊を刷毛につけて枠に塗ったりしたものだがそれも面倒くさいので最近はアイロンを掛けながら熱で圧着させる方式の障子紙を使っている。セロテープで端を固定して枠全体に紙を被せると後はアイロンで押さえていくだけである。大体くっついたら、はみ出た紙をカッターで切って完了である。

こんな要領で8枚の障子を張り替えた。全部張り替えて部屋を見てみると障子の白さが際立って見える。いままで相当黄ばんでいたのがわかる。やっぱり障子も白いと気分がさっぱりする。あとは畳の古さが目立ってきているがこちらを代えるのはまだまだ。畳と○○は新しいほうがいいというが、これがなかなか新しくはできないのです。

そのあと、側溝に溜まったサザンカの花が遠くまで流れ出さないよう、流れ止めの網を作って側溝に固定した。これも妻のたっての希望なので、部品を買ってきて工作したのだが何とかうまくできた。今日は、帰ってきた娘も掃除を手伝ってくれたので結構はかどった。これで明日は、のんびりできそうである。


山仲間の忘年会

2008-12-29 21:01:47 | 山登り


昨日は夕方から山仲間の忘年会に行ってきた。みんな走ることで知り合ったけど、山も好きことがわかり、一緒に山登りにいくうちにさらに仲良くなって忘年会をやろうよということになったのだ。地元以外の人もいて西や東から新幹線や東海道線を使って集まってきてくれた。

一次会は、堀コタツの隠れ家的個室の居酒屋で一緒にサラダ、揚げ物、刺身、鍋等をつつき山の話からランの話などで話題が尽きることがなかった。普段お酒を飲まないSさんもお酒に強い女性陣の雰囲気につられ、ぐいぐい飲んでしまいすぐに酔ってしまったようだが、しばらく寝たら回復したので安心した。

自分も楽しい雰囲気にいつもよりいいペースで飲んでしまったが、酔いつぶれるまでにはいたらなかった。2時間半くらいの予約でいたのだがあっと言う間に時間が過ぎていて話足りないくらいだった。今年行った山の話や、来年は何処に行くかなどの話もまだまだ一杯あったのだが店員にラストを告げられて店を後にした。

これで解散というのも寂しいので、二次会は近くのシダックスでカラオケをやりに行くことにした。Nさんがカラオケが好きなことを聞いていたのでカラオケを予約しておいて良かった。NさんとKちゃんのデュエットは可愛かったし、SさんやYさんの歌は渋かった。Iさんの歌を聞いたのは始めてだったが、みんな楽しく歌ってくれた。自分も調子にのって久しぶりに歌った。みんな知ってる曲ばかりだと楽しいものだ。こちらもあっと言う間に2時間が過ぎてしまった。

遠くから来た人が終電に間にあわなくなってしまうと困るので急いで会計を済ませた。来年の第1回めの登山計画は1月中旬の予定である。その時までしばらく会えないが、また会えることを期待して浜松駅前のイルミネーションで飾られたツリーを見て解散となった。今回集まってくれたメンバーは、自分の企画した登山を気に入って参加してくれた素晴らしい仲間だ。来年もこの仲間たちといろいろな山に行くことになるだろう。


今日から冬休み

2008-12-28 16:05:22 | 呟き
今週は土曜日まで目一杯仕事になっていて久しぶりに6日連続出勤だった。社内での大掃除も終わり、年明け早々にまとめなければならない面倒な仕事もおおよその核心部を完成させたので年越しは気楽になった。

さて、冬休みは1週間だが今回の冬休みの遠出の予定はまったくない。毎年スキー等に行っていたのだが、今年は特に行きたいという気も起こらず近場に出かける程度でのんびりした正月になりそうだ。家を出ている息子や娘たちが帰ってくることもあり正月くらいは家にいたほうがいいかなという気になってきたかもしれない。

遠出しなくても寝正月という訳には行かないので、この1週間はランニングも欠かさずやるつもりだ。このところ寒くなって夜走るのも億劫でサボっていたが、昼間走って体重を絞っておかなければと思っている。今夜は忘年会だし、正月明けも新年会等があり食べたり飲んだりの日が続くので油断は禁物である。休みの間こそ、体を動かす絶好の機会だ。午前中は近所をランニングしてきた。

そして、年末中には家の掃除もやらなければならない。妻も今日から休みだが、年賀状を書くので忙しいらしく掃除はできそうもない。家の掃除は明日からにすることにして今日は車の洗車をした。普段は年2回点検に出すと洗車をしてくれるので、それでよしとしているのだが年末くらいは自分でやらなければと思い、この時期だけは念入りに洗車してワックスもかけておいた。ピカピカになって気分がいいので、ついでに妻の車も洗車しておいた。妻は洗車をしたことが無い。車の洗車は男の仕事と思ってるらしい。これで一つ片付いたので明日は窓ガラスでも拭くことにしよう。


今年のランを振り返る

2008-12-27 23:02:25 | マラソン
いやー、やっぱり真央ちゃんはすごい。今日も女子フィギュアに見入ってしまった。安藤は練習中に村主と接触して転倒したのが響いたようだが頑張って3位。見事なのは、最年長ながら最高点のフリー演技で2位に入った村主。見ていて抜群の安定感だった。でも最後は真央ちゃんの全日本3連覇で決まった。世界選手権での3選手の活躍を期待したい。

さて、今日はランについて今年を振り返ってみた。年明けは膝痛で辛いスタートだったがしばらく大人しくしていたおかげで2月から大会に参加できた。今年の収穫は萩往還250キロが5戦5勝で連続完踏できたこと。そして、心残りは富士山頂往復がゴール10キロ手前まで行きながらリタイアしてしまったこと。

来年は萩往還250キロ6度目の完踏と富士山頂往復の完走を目標にするつもりだ。

1.2月 森町ロードレース ハーフ
   痛めていた膝が治って最初のレース。無事走れた。
2.2月 東京マラソン フル
   連続出場。快晴の東京都内を駆け抜けた。
3.2月 浜松シティマラソン 10マイル
   地元大会。知り合いが一杯集まった。
4.3月 駿府マラソン ハーフ
   静岡県庁前スタートは気持ちがいい。
5.3月 走らまいか!さくら道マラニック 55キロ
   静岡県の荘川桜をめぐるマラニック。
6.4月 お花見天竜マラニック 42キロ
   熊平の桜の巨木は圧巻。毎年のお花見が楽しみ。
7.4月 掛川新茶マラソン フル
   つま恋スタートゴールのおなじみの大会。
8.4月 チャレンジ富士五湖 72キロ(不参加)
   直前に腰を痛め、会場に行くが泣く泣くリタイア。
9.5月 山口萩往還マラニック 250キロ
   腰が回復し、5度目も無事完踏。
10.5月 大井川新緑マラニック 60キロ
   萩の後遺症があったが、ゴールにはギリギリ間に合った。
11.6月 佐久間水窪スーパーマラニック 60キロ
   標高差1000m以上の山を上り下りする。雨の中、きつかったが楽しめた。
12.7月 石巻登山マラソン 18キロ
   走った後の風呂とビールが最高の大会。
13.8月 富士山頂往復マラニック 110キロ(100キロでリタイア)
   日本で最も過酷な大会。富士山頂は行けたものの100キロ地点で気力が萎えた。
14.8月 浜松縦断マラソン(途中参加15キロほど)
   暑さは苦手なので、いいとこどりで参加。有名な地割れ花火を見たのが良かった。
15.8月 海宝さんと楽しもう サーキットトレーニング
   つま恋で海宝さん直伝のサーキットトレーニングを学ぶ。
16.9月 天竜ウルトラマラニック 50キロ
   渓流あり、山あり、船くだりありの楽しいマラニック。
17.10月 えちごくびき野マラソン 100キロ
   2年ぶりのえちご。今年も日本海の夕日はきれいだった。
18.11月 湘南マラソン フル
   2万人近いランナーで受付から退場まですごい人ごみだった。
19.11月 大井川紅葉マラニック 60キロ
   新緑マラニックと同じコース。秋も紅葉が見事で、SLにも乗った。
20.12月 袋井メロンマラソン フル
   去年は膝痛で不参加だったが今回はリベンジ。無事完走した。
21.12月 浜名湖半周忘年ラン 34キロ
   ランの仲間たちとの走り納め。

しまった!こんな時間だ。

2008-12-26 23:56:17 | 呟き
今日も女子フィギュアの全日本選手権をコタツで見ていた。真央ちゃんも安藤も頑張っていい成績だなと思っていたら後に出てきた中野が見事な演技でトップに立った。日本の女子はすごいなと思った。そのあと、まだ残っていた年賀状も全て書き終わり安心していたら眠くなってきてウトウト。どうもコタツに入ると眠くなってしまう。今日はこんなことしか書けない。

日本の宇宙開発技術は思いのほか進んでいる

2008-12-25 22:24:29 | ニュース
NHKのニュースをたまたま見ていて、驚いた。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、25日宇宙ステーション向けに開発中の無人補給機「HTV」と、補給機に搭載する観測装置を筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で報道陣に公開したそうである。HTV(H-II Transfer Vehicle:HTV)は食料や大型の実験装置などを国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ無人の補給機である。

HTVは全長約10m、最大直径4.4m、質量約10.5トンの円筒形で、約6トンの物資を運ぶことができ、「補給キャリア与圧部」「補給キャリア非与圧部」の2つの貨物区画と、「電気モジュール」と「推進モジュール」で構成される本体に分かれている。補給キャリア与圧部の内部は地上と同じ1気圧に保たれ、内部には宇宙飛行士の生活物資や実験用の機材などが搭載される。一方、補給キャリア非与圧部は、宇宙の真空状態にさらされる状態で物資を運び、船外実験用の装置や、ISSの維持に必要なバッテリーや姿勢制御機器などの交換資材が搭載される。電気モジュールにはコンピュータや電源、通信装置などが搭載され、人間でいうと頭脳にあたる。また、推進モジュールにはエンジンや推進薬を搭載し、HTVの軌道変更や姿勢制御のための推進力を発するとのことである。(JAXA HPより)

HTVは現在開発中のH-IIBロケットで、種子島宇宙センターから打ち上げられ、ロケットと分離した後、カーナビでお馴染みのGPSを使って自分の位置を確認しつつ、NASAのデータ中継衛星を経由して筑波宇宙センターにある地上の管制センターと通信しながら、約3日間かけて少しずつISSに近づく。 ISSから23kmの距離まで近づくと、「きぼう」日本実験棟に搭載されている近傍通信システム(PROX)と直接通信できるようになる。PROXはHTVにも搭載されており、双方向で電波通信を行いながらお互いの位置や速度を確認しランデブー飛行に持っていくと、ISSのロボットアームでHTV に装備されている把持部分をつかんで、ISSに結合してドッキング完成である。

このようなランデブー手法をとる宇宙船は世界で初めてだそうである。スペースシャトル、ヨーロッパ、ロシアのドッキング方式に比べて、貨物区画の開口部が広く、大きな荷物の出し入れができること、入手性が良いこと、価格が安かったことで世界でも最も期待されている技術であるらしい。そして、アメリカのスペースシャトルの退役が決まり最大級の荷物を運べるHTVは国際的にも価値が高いものになっているのだ。

一昔前は、アメリカやロシアの独壇場と思われていた宇宙開発もいつの間にか、日本の技術が最先端にまで進んでいることがわかり嬉しくなった。この無人補給機HTVの活躍はISSで活動する宇宙飛行士の期待に大いに沿えるものになることと思う。HTVの初号機(技術実証機)の打ち上げは、2009年の9月だそうだ。その後は、年に1~2機を打ち上げ、合計7機でISSへ物資を補給する。打ち上げが成功することを期待している。


今年の山を振り返る

2008-12-23 20:59:18 | 山登り
知り合いのアルピニストから今年1年間の山登りを振り返ったメールが送られてきた。ほとんど毎月どこかの山に登っていたのがわかる。それを見て自分も今年1年間の山登りの状況をまとめて見た。あらためて見てみるとけっこう良く登っていたのがわかる。

1.1月 丹沢山1567m(神奈川)
 深い雪の中を歩き夕方吹雪になったが、翌日は晴天となり冬山の醍醐味を満喫した。
2.2月 竜頭山1352m(静岡県)
 登山口は晴れていたが、山頂は吹雪でそうそうに下山。
3.3月 大光山1661m(おおぴっかりやま:静岡県)
 春の穏やかな日差しの中、下山するのがもったないくらいのいい日和で雪山を楽しんだ。
4.3月 愛宕山924m(京都府)
 嵐山、嵯峨野、保津峡という京都きっての観光エリアからも近い京都の最高峰。
5.4月 御岳山929m・大岳山1266m(東京都)
 信仰の山、御岳山(みたけさん)と奥多摩三山のひとつの大岳山を縦走した。
6.6月 医王山938m(いおうぜん:石川県)
 低山ながらスリル満天の岩場や三蛇ヶ滝、大沼等の変化ある眺めがよかった。
7.6月 荒船山1356m(群馬県)
 遠くから見ると、この山は大型のタンカーか航空母艦のような形をしている。
8.6月 竜頭山1352m(静岡県)
 2月にも登ったが、この月はランで登った。
9.6月 両神山1723m(埼玉県)
 清滝小屋のカレーは絶品であった。小屋番のオヤジと一緒に食べる。
10.7月 大峰山(八経ケ岳)1915m(奈良県)
 天女花とよばれるオオヤマレンゲの群落を見ることができた。
11.7月 白馬三山縦走:白馬岳2932m、杓子岳2867m、鑓ヶ岳2903m(長野県)
 大雪渓にお花畑、なによりうれしいのは展望露天風呂の温泉だ。
12.8月 富士山3776m(静岡県・山梨県)
 日本一の山を標高0m地点から走って登ってきた。
13.8月 白峰三山縦走:北岳3193m、間ノ岳3189m、農鳥岳3026m(山梨県)
 南アルプスのメインコース。日本一長い3000m級の尾根歩きをした。
14.8月 赤城山1828m(群馬県)
 あちらこちらから大沼が俯瞰できるし、上信越の山や日光連山も一望。
15.9月 西穂高岳2909m(岐阜県)
 穂高連峰で登ってなかった西穂を制覇。360度の展望に息を呑む。
16.9月 尾高山2212m(長野県)
 南アルプス展望の山として、ハイキングを楽しむ。帰りは隕石クレーター跡を見学。
17.10月 苗場山2145m (新潟県)
 遠かったが、見事な草紅葉と点在する池塘やなだらかな山頂に感激した。
18.10月 八ヶ岳:天狗岳2646m(長野県)
 稲子湯から登る。天気が良く、憧れの本沢温泉では野趣溢れる野天風呂を満喫した。
19.11月 妙義山860m(群馬県)
 岩壁を見上げ奇岩の石門や美しい雑木林を満喫した。紅葉も楽しめた。.
20.11月 六甲全山縦走:六甲山931m(兵庫県)
 須磨から宝塚までの56キロの山道を縦走。約15時間歩いた。
21.11月 天ヶ岳788m(京都府)
 大原の里から寂光院を経ての天ヶ岳のコースは京都北山らしい山行だった。
22.12月 高尾山599m(東京都)
 ミシュランガイドで三ツ星の高尾山。たくさんの登山者にびっくり。でもいい山だった。

書き出してみると、月2回弱のペースだった。来年もいい山一杯登りたいな。

マラソン難民が大量に発生しているらしい

2008-12-22 20:24:39 | マラソン
最新号のランナーズを見たら、「マラソン難民」が大量に発生しているという記事があった。最近、マラソンにエントリーする人が増え有名な大会は受付開始からあっという間に定員に達しているらしい。その際たるものは、「東京マラソン」で26万人のエントリーに対して定員枠は3万人にすぎない。自分も当然エントリーしていたが、残念ながら落選して参加することができない。第1回、第2回とも参加できたので3回目はまず無理だろうと思っていて、落選のショックはそれほど大きくない。しかし、3回とも外れた人も相当いるはずであり、走りたくても走れない「マラソン難民」となっているようである。東京マラソンの開催日に近い「荒川市民マラソン」や「青梅マラソン」なども早い段階で定員に達していたそうである。

以前は、マラソンの大会のエントリーは締切日を確認してギリギリに申し込んでいたことが多いのだが、最近の傾向では受付開始日を確認して直ぐに申し込むようにしないと出たい大会にも出られず、大会参加の予定が大幅に狂いそうになってきているのだ。東京の場合は抽選だから申し込みは遅くてもいいが、確実に参加できるわけでないので外れた場合の代わりも考えておかなければならない。

東京が外れたから、春の大会で有名な大会に一つは出たいと思い4月の「長野マラソン」に出るつもりでいた。受付開始日もしっかりチェックしていたのだが、開始日の夜ネットを開いて唖然とした。開始日当日というのに、受付は終了しましたとの文字が見えた。そんな馬鹿なと思い、良く見たが間違いない。朝から受け付け始めて4時間ほどで定員に達してしまったというのだ。過去にも数回参加して気に入っていた大会なのでこれはショックだった。

これからは、有名な大会は経験が浅い人たちに譲り、人数が少なくても楽しい大会やウルトラマラソン、有志だけのマラニックみたいなものにシフトしていったほうがいいのかなとも思った。実際は、走りたくても走れないことは無く、走ろうという気持ちがあればどんな場所でもコースになるのだ。人数の多い少ないはあるにせよマラソンは個人のスポーツだから楽しめる方法は一杯あるはずである。ランナーズの記事を読んでマラソンをやる人たちが増えたということは明らかに分かる。これが何より嬉しいことだ。