とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「ソロモンの偽証」やっと読み終えた

2013-11-30 13:37:09 | 読書
いやー!本当に長かった。
ほぼ、2週間くらいで通算2200ページもの大長編を読まなければならなかったので、まるで読書のマラソンのようだった。

内容は、バブル期の東京が舞台で、主人公たちは中学生である。クリスマス・イブという明るい雰囲気に包まれるはずの夜、ある中学校で2年生の男子が謎の死を遂げる。彼の死は果たして自殺なのか他殺なのかということで話が進んでいく。その中学校ではその後も様々な事件が立て続けに起こり、学生・教員・保護者を巻き込んで揺れていく。そんな混乱の中で、死んだ男子生徒と繋がりのある中学生たちが真実を求めて学校内裁判という形で、事件を明らかにしていくというストーリーだ。

前半で、事件の真実はほぼ見えてしまっていたので、ミステリーというよりも登場人物たちの心の葛藤や事件が起きた原因がどんなところにあったかというのが、この小説の一番の主眼であったようだ。所謂、あっと驚くような事件の真相が明らかになるわけではないが、登場人物一人一人に対する細かい人物描写で、この時期の多感な少年少女の気持ちがうまく描かれていたような気がする。

第三部では、裁判という形をとって中学生たちが、検事や判事、弁護士になっていろんな角度から事件を検証し、真実を明らかにしていく。構想15年、連載9年という超大作だけあって、作者は裁判の部分を一番書きたかったのだろう。長すぎるのではないかという気がしていたが、読み出したらやめられなくなってしまった。登場してくる中学生たちが、あまりも立派すぎて本当にこんな中学生がいるのかと思ってしまうが、それがまたよかったのかもしれない。

ショック!アイソン彗星消滅か?

2013-11-29 21:39:38 | サイエンス
夕方、ランニングして家に帰ってきたら、テレビの速報で「アイソン彗星が消滅した」と言っていたと妻から聞かされショックだった。
走りながらも、夜空を見上げ12月になったらアイソン彗星が見えるかなあと期待していたのだ。
NASAによると、29日未明、太陽に最接近する際に太陽の熱によってバラバラに崩壊し蒸発したとみられるそうだ。
彗星の本体は主成分が氷で砂などが付いた「汚れた雪だるま」と言われることから、太陽に近づきすぎて蒸発してしまうことも当然だったかもしれない。
アイソン彗星に絡んで、いろんな商戦も行われていたが、これで全ておじゃんになってしまいそうである。
ただ、まったくなくなってしまったわけではなく、彗星の一部がまだ残っているかもしれないという。
しかし、肉眼で見える可能性は少なく、望遠鏡やカメラでなら映像をとらえる可能性があるかもしれないというので、もう少し様子を見てみたい。

あっと驚くグーグルの便利機能

2013-11-28 22:26:51 | インターネット
何か調べたいと思ったら、最近ではグーグルで検索するのが当たり前になっている。
もはや、グーグルを使わない日はないといってもいいくらいだ。
結構グーグルを使いこなしてきたつもりだったが、知らなかった便利な機能がまだまだあることが分かった。
検索窓に入れる内容によって、こんな検索結果が出てくるのだ。

以下、こんな便利機能がある。

1.数式を入れると結果が表示される。カッコを使った複雑な式でもOKで、「×」は「*」、「÷」は「/ 」で入力する。
例:「2*3+4」と入力すると10と計算結果が表示される。

2.「75ドル」などと入力すれば、その時点でのレートで日本円に換算する。「~を~で」の形式で変換後の通貨も指定できる。
例:「1ドルをウォンで」と入力すると1060.44539 韓国ウォンと出てくる。(検索時点でのレート)

3.インチやポンドなど長さ/重さの単位をセンチやグラムなど見慣れた単位に変換できる。
尺貫法にも対応。「~を~で」の形式で変換後の単位も指定可
例:「1尺をmで」と入力すると0.303030303 メートルと出てくる。

4,「天気 場所」の形式で検索窓に入力すると、その場所の今日の天気が表示される。
例:「天気 東京」と入力するとその時点での東京の天気が出てくる。

5.「時間 地域」の形式で入力すれば、時差のある世界各国の時間を検索できる。時刻だけでなく、曜日も表示される。
例:「時間 ニューヨーク」と入力すると、その時点でのニューヨークの時間と曜日が表示される。

6.数式を入力するとグラフ化してくれる。グラフは拡大や縮小も可能で、グラフにポインターを合わせるとその位置の座標がわかる。
例:y=2(x-2)^2-10と入力すると下記のグラフが表示される。


こんな使い方ができるとは知らなかった。グーグルは、ますます便利になって世界中のありとあらゆる情報を限りなく取り込んでいるのだ。

スマホから香りが届く

2013-11-27 19:00:37 | グッズ


着パフという会社から、スマホに装着して香りをアプリでコントロールするScenteeという製品が出た。
見たり聴いたりタッチしたりとさまざまな便利機能がスマホに搭載されているが、電子デバイスに“香り”を導入したのは世界初だという。
香りという領域は、スマホではまだ誰も手をつけておらず、革新的なサービスが期待できる分野になるかもしれない。

Scenteeは付属の香りカートリッジをスマホのイヤホンジャック部分に装着する。
専用アプリのメールやゲーム等に連動して、アプリ側から送る信号によりスマホに取り付けたデバイスから香りを噴射させる仕組みである。
香りはラベンダーやミントのようなアロマ系からカレーや焼き肉などオモシロ系まで選ぶことができ、付属の香りカートリッジを装着して楽しむそうだ。
希望小売価格は3654円(専用香りカートリッジ1個付き)、別売りの香りカートリッジは1個525円で既にアマゾンでも取り扱っている。
最近では、「鼻焼き肉キット」が発売され、iPhone上で映像と音と香りがミックスしたリアルな焼き肉体験をすることができるそうだ。
これさえあれば、ご飯だけで焼肉を食べている気分になれるというから面白い。

今のところは、こんな使い方が示されているが、メールが着信したときにいい香りを噴霧したり、
戦闘ゲームと連動して硝煙の臭いを噴霧したりするアプリも開発中だという。
また、映画館やアミューズメントパークでのアトラクションで、その状況にあった香りを漂わせたりすることもできそうだ。
今後、香りを使った面白い技術が広がっていきそうな気がしてきた。

「家康くん」第2位だった

2013-11-26 23:58:07 | いろいろ
ゆるキャラグランプリの結果が昨日発表されたが、わが町の「出世大名家康くん」は第2位だった。
投票が始まって前半は、ダントツの一位だったが、後半結果が未公開となってからは、投票が鈍ったのか栃木県のさのまるに逆転されたようだ。
わが町のキャラながら、市長自ら音頭をとって派手に投票を促していたのでちょっとやりすぎではないかと思っていた。
「家康くん」を一位にするため、市では1700万円もの予算をつけ、のぼり旗やチラシを配ったらしい。
市内の企業でも、社員に毎日投票するように要請があったようで、今一つ愛着が湧かないキャラであった。

一位になれなかった理由として、当初は、ゆるキャラGPのホームページトップ画面のランキング一覧に表示された家康くんの
イラストをクリックするだけで投票画面にたどり着き投票することができたが、
後半から検索画面で「出世大名家康くん」の頭文字「し」を入力しなければ投票することができないなどの仕組みになり、
多くの人が「家康くん」の「い」で検索してしまったため、投票画面にうまくたどり着けなかったことが挙げられている。
でも、一番の敗因は、全国的に周知されていなかったことと、さのまるほど可愛いとは言えないキャラだったと言える。
当初一位になったのは、市内企業の大量の組織票であったことは明らかだ。
それで気が緩んだのか、投票行動が鈍り逆転されたものと思われる。

地元の応援も大事だが、全国の人から愛されるようなキャラでなくては、1位になったとしても痛しかゆしだ。
徳川家康は、晩年になって再起して天下を獲ったことから、家康くんも今後の地道な活動で一位をとって欲しいものだ。

「ストーム・サージ」って何?

2013-11-25 21:41:34 | いろいろ
台風30号の直撃を受けたフィリピンでは、現地語や公用語のタガログ語に「高潮」を明確に意味する単語はなく、
メディアや防災関係者は英語の「ストーム・サージ」を使って警告したそうだ。
ストーム・サージとは、低気圧による海面の吸い上げ・吹き寄せ効果のことを言うそうだが、
フィリピンではこの言葉の意味が浸透しておらず、住民の反応は鈍かったという。
ほとんどの住民は、テレビで「ストーム・サージ」という言葉を聞いたが意味は分からず、深刻には考えなかったようだ。
実際、台風30号による被害は、まるで東日本大震災で起きた津波のようなもので、現地の責任者は、
日本の『津波のような波が来る』と言ってくれていたらと悔やんでいるそうだ。

津波とは、主に地震や火山活動に起因する海底地形の急変により、海洋に生じる大規模な波の伝播現象であり、
強風により発生する高波、および気圧の低下などで起こされる高潮とは異なるとウィキペディアに書かれている。
そんなこともあって、フィリピンの防災担当者は「津波」という言葉を使わなかったそうだ。
しかし、東日本大震災の津波映像は、全世界に衝撃をもたらし、津波の怖さを知らしめた出来事ではあった。
TSUNAMIは、いまや世界に通ずる言葉となっており、住民に避難を促すうえでは、一番わかりやすい言葉ではあっただろう。

最近気象庁では、住民が被害をイメージしやすい表現にするよういろいろ苦心している。
予想される津波の高さを、「巨大」「高い」という言葉で発表して非常事態であることを伝えるとか、
「これまでに経験したことのないような大雨」というのもその苦心の結果だ。
近年、地球温暖化の影響なのか異常気象と呼ばれる現象が増えている。
確かに「これまでに経験したことのないような大雨」も、局地的には起こっているようだ。
今までは、他人事のような感じで気象庁の発表を聞いていたことが多いが、
何時かは自分たちが住む地域においても非常事態となるような事が起きるかもしれない。
自分の身は自分で守るしかない。
いろんな情報をしっかり確認して、いざという時には迅速に行動できるようにしておきたいものだ。

体文協50周年記念祝賀会

2013-11-24 21:26:19 | 社会人大学
今日は、社会人大学卒業式と体文協50周年記念祝賀会が静岡グランシップで行われた。
午前中は、粛々と卒業証書・皆勤賞授与式が行われた。


私は、社会人大学5年目となり、5回目の卒業証書と皆勤賞をもらった。
今年の皆勤賞の記念品は、静岡出身の画家笹尾光彦さん直筆の受賞者名前入り色紙だった。

午後からは、祝賀会となり続々と来賓の方々が壇上に上がった。


会場内も、500名以上の参加者で埋まっていた。


そして、静岡の文化教育スポーツに絶大な功績があったという事で、川勝平太静岡県知事より体文協事務局長S氏が表彰された。


祝賀会が終わると、水戸大神楽が披露された。水戸大神楽(みとだいかぐら)とは300年の歴史を今日に伝える水戸藩徳川家の御祭禮御用を務めた由緒ある伝統芸能だという。演目は、おめでたい獅子舞と曲芸である。




会場には、静岡の名店がブースを開店し、食べきれないほどの料理が出ていた。






来場者のテーブルにもたくさんの摘みや料理が出てきて、食べきれない。


ブースの料理を食べあさっている頃、民謡歌手伊藤多喜雄さんのライブが始まった。


伊藤多喜雄さんのソーラン節が始まると事務局長はじめ大勢の人たちが壇上に上がり、ソーラン節で盛り上がる。


50年を振り返る映像を見た後、突然、NHKのプロジェクトXのナレーターとしてお馴染みの国井雅比古さんが登場した。体文協50周年と聞いて、わざわざ出向いてこられたそうだ。事務局長の親交の広さにはビックリだ。


宴もたけなわになったころ、キャンドルサービスということでケミカルライトを振りかざし全員で合唱する。「今日の日はさようなら」「若者たち」などが歌われた。団塊の世代には思い出深い曲のようだ。




最後は、ヴァイオリニスト・大谷康子さんとピアニスト・水上裕子さんの演奏で盛り上がって終演となった。


終演となったのは18時で、その後片付けなどをして帰る。朝から晩までまるまる一日かかった卒業式と祝賀会だったが、50年もレベルを落とさず文化的な活動を続けてきた体文協事務局長S氏の凄さには感心した。各界の著名人が何十人も進んで駆けつけてくれるというのは、なかなかないことだ。当初は50周年で終わりのようなことを言われていたが、新参者の私たちもまだまだ参加できるよう会を続けていって欲しいものである。

グランシップに初めて入る

2013-11-23 21:10:22 | 社会人大学


今日は、静岡市駿河区池田のJR東静岡駅南口にある静岡県コンベンションアーツセンター(愛称:グランシップ)に初めて入った。
明日、グランシップで社会人大学の卒業式と体文協創立50周年記念式典があり、その開催準備のお手伝いのボランティアに参加するためだ。
グランシップは、JR東静岡駅のすぐ前にあり外観が船をイメージした形の為、非常に目立つ建物だが、まだ一度も中に入ったことがなかった。

会場は、グランシップの中でも一番大きい「海」というホールだ。
「海」は、1階から6階までが吹き抜けとなっており、高さ58mもある大空間が広がっている。
最大で4600人もの収容が可能だという。
明日は、この会場に600人近い人が参加し、卒業式と祝賀パーティが開かれるのだ。

この日の準備のための参加したボランティアの人数も100名くらいいたのではないだろうか。
会場床のシート貼り、テーブル、椅子の準備、受付台の準備など大勢で一気にやったので意外と仕事が早くはかどり、
会場のセッティングは午前中で無事終わった。
明日も、朝早くから出かけ晩までかかりそうだが、著名な講師陣や来賓が来られるというので、どんな祝賀会になるか楽しみだ。
また、料理も静岡や浜松の有名な店が屋台を出すというので、こちらも楽しみでもある。

河口湖と御殿場アウトレットへ行く

2013-11-22 21:46:08 | 観光
会社の慰安旅行で河口湖と御殿場アウトレットへ行ってきた。
今週はずっといい天気で、今日も朝から暖かく気持ちのいい行楽日和だ。

富士で高速道路を下り、朝霧高原で休憩する。
道の駅朝霧高原からの富士山は、何時みても美しい。




河口湖まで向かうと、山梨名物のほうとうで昼食だ。
この店は「ほうとう不動」といい、重厚な古民家建築様式で、店舗、味ともに不動の人気を博している有名店である。
しかし、大きい鍋に入ったほうとうの量は半端じゃない。多すぎてとても全部を食べることができなかった。






ほうとうを食べた後、河口湖で行われている紅葉まつりの会場に向かう。
富士山を見ながら、紅葉のトンネルとなる「もみじ回廊」を歩く。






近くには、綾小路公麿のオフィシャルショップもあった。


河口湖から御殿場に向かい、有名な御殿場アウトレットで買い物めぐりである。
日本では最大級のアウトレットだけあって、大型バスが次々と駐車場に入ってくる。
外国人の団体が、非常に多いのが目につく。
どうしても欲しいものがあったわけではないが、やはりアウトドア用品の店には足を止めてしまう。
アディダスとかナイキ、ノースフェース等いくつか回りウェアを買ってしまった。
帰る時間になっても、富士山が相変わらずきれいだった。





「ソロモンの偽証」を読み始める

2013-11-21 23:28:39 | 呟き
「永遠の0」をさらっと読み終えた後、さらなる大長編作宮部みゆきの「ソロモンの偽証」を読み始めた。
三部作からなるが、1冊だけでも750ページもあり、それが3冊とも同じ分量だ。
何とか第Ⅰ部を300ページほど読んだが、まだどんな話になっていくのか、まったく先が読めない。
図書館で借りた本だけに、2週間で返さなければならないが、果たして全部読めるのか心配になってきた。
少し面白くなってきたところなのだが、じっくり読み込む時間がなかなかない。
ブログなんかやってる場合じゃない。そんな時間も削って読むしかないかなあ。