前日、目的だった後方羊蹄山の登山を無事終えて、ホッとしていた。3日目は観光をして帰る予定で、朝食はホテルの1階にあるレストランの朝食セットを頼む。前日はコンビニで買ったもの等を食べての簡単な朝食だったので、ゆったりした席でのんびり済ます朝食が落ち着く。
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ニセコは外国人が多い場所なので、パンに卵やベーコンが入った洋風のメニューだ。
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泊まったホテルは、「チャトリウムニセコ」という外資系のアパートスタイルのホテルだ。2日間とも素泊まりで泊まったが、サービスでパンや果物、飲み物など宿泊者の人数分用意されていたのには驚いた。おかげで山へ持っていく飲み物や食料の一部にも使えたのが助かった。また、従業員の対応もよく、同行したメンバーも大いに満足してくれたようだ。
リビングはゆったりしていて、大型テレビやソファーがあって充分くつろげる。
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反対側には、食事用のテーブルとキッチンがあり、冷蔵庫の中には、牛乳、オレンジジュース、水、コーラ、卵、ソーセージが人数分入っている。食器棚の中には、皿やコップ、トースター、電子レンジ等、およそ必要なものはすべて入っていて、自炊するのは全く困らない。食洗器や、ゴミ袋もあり、システムキッチンの中にきれいに収容されている。
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ベッドルームはダブルベッドと2シングルベットの2部屋があり、4人まではゆとりで泊まれる。
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トイレ&シャワールームは、それぞれのベットルームの近くにあり、2部屋もある。これも、朝の込み合う時間帯にはありがたい。浴槽がないのは、外資系だから仕方がない。
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朝食後、余市・小樽方面に向かうが、積丹の案内看板が見えたので、折角だから積丹半島方面に行ってみようという事になり、積丹半島北西部から日本海に突出する高さ80mの神威岬に寄る。
神威岬は西蝦夷三険岬と呼ばれるほど、海路の難所として恐れられていた。遭難も多発し、長きに渡って、岬一帯への女性の立ち入りが禁止されており、今も岬へと向かう道には女人禁制の門がある。ただ、その女人禁制が解かれたのは1855年(安政2年)のことで、今では男女関係なく自由に入ることができる。
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女人禁制門からは、「チャレンカの道」と呼ばれる遊歩道を歩き、岬の先端に向かう。女人禁制になった云われの一つが義経伝説だ。源義経を慕っていたアイヌの娘チャレンカが本土に向かう義経をここまで追ってきたが、すでに義経を乗せた船は出発した後で失意のうちに海に身を投げてしまう。その後、この岬の近くを、女性を乗せた船が航行すると必ず遭難するため、「女人禁制の門」が出来たとも伝えられているそうだ。
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「チャレンカの道」の終点、岬先端の展望台からは300度に広がる日本海の水平線が丸みを帯びて見える。岬の先端から積丹ブルーの海の沖に向かって岩々が点在し、その中で最も存在感があるのが高さ約40mの「神威岩」だ。神威岬のシンボルとなっている「神威岩」は、チャレンカが身を投げた後に岩になったと伝えられている。
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神威岩を見てから、灯台の横を通って引き返す。その後も、続々と観光客が訪れてくる。この辺りでは、一番の観光スポットである。
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ちょうどお昼となり、北海道に来たらウニだろうということで、高級なウニの乗っかった海鮮丼を近くの専門店で食べる。普段では、ちょっと手が出そうもない値段だったが、前日のきつい山登りのご褒美だと思って美味しく食べることができた。
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その後は、どこにも寄らず2時間かけて新千歳空港に戻り帰路についた。
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ニセコは外国人が多い場所なので、パンに卵やベーコンが入った洋風のメニューだ。
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泊まったホテルは、「チャトリウムニセコ」という外資系のアパートスタイルのホテルだ。2日間とも素泊まりで泊まったが、サービスでパンや果物、飲み物など宿泊者の人数分用意されていたのには驚いた。おかげで山へ持っていく飲み物や食料の一部にも使えたのが助かった。また、従業員の対応もよく、同行したメンバーも大いに満足してくれたようだ。
リビングはゆったりしていて、大型テレビやソファーがあって充分くつろげる。
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反対側には、食事用のテーブルとキッチンがあり、冷蔵庫の中には、牛乳、オレンジジュース、水、コーラ、卵、ソーセージが人数分入っている。食器棚の中には、皿やコップ、トースター、電子レンジ等、およそ必要なものはすべて入っていて、自炊するのは全く困らない。食洗器や、ゴミ袋もあり、システムキッチンの中にきれいに収容されている。
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ベッドルームはダブルベッドと2シングルベットの2部屋があり、4人まではゆとりで泊まれる。
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トイレ&シャワールームは、それぞれのベットルームの近くにあり、2部屋もある。これも、朝の込み合う時間帯にはありがたい。浴槽がないのは、外資系だから仕方がない。
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朝食後、余市・小樽方面に向かうが、積丹の案内看板が見えたので、折角だから積丹半島方面に行ってみようという事になり、積丹半島北西部から日本海に突出する高さ80mの神威岬に寄る。
神威岬は西蝦夷三険岬と呼ばれるほど、海路の難所として恐れられていた。遭難も多発し、長きに渡って、岬一帯への女性の立ち入りが禁止されており、今も岬へと向かう道には女人禁制の門がある。ただ、その女人禁制が解かれたのは1855年(安政2年)のことで、今では男女関係なく自由に入ることができる。
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女人禁制門からは、「チャレンカの道」と呼ばれる遊歩道を歩き、岬の先端に向かう。女人禁制になった云われの一つが義経伝説だ。源義経を慕っていたアイヌの娘チャレンカが本土に向かう義経をここまで追ってきたが、すでに義経を乗せた船は出発した後で失意のうちに海に身を投げてしまう。その後、この岬の近くを、女性を乗せた船が航行すると必ず遭難するため、「女人禁制の門」が出来たとも伝えられているそうだ。
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「チャレンカの道」の終点、岬先端の展望台からは300度に広がる日本海の水平線が丸みを帯びて見える。岬の先端から積丹ブルーの海の沖に向かって岩々が点在し、その中で最も存在感があるのが高さ約40mの「神威岩」だ。神威岬のシンボルとなっている「神威岩」は、チャレンカが身を投げた後に岩になったと伝えられている。
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神威岩を見てから、灯台の横を通って引き返す。その後も、続々と観光客が訪れてくる。この辺りでは、一番の観光スポットである。
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ちょうどお昼となり、北海道に来たらウニだろうということで、高級なウニの乗っかった海鮮丼を近くの専門店で食べる。普段では、ちょっと手が出そうもない値段だったが、前日のきつい山登りのご褒美だと思って美味しく食べることができた。
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その後は、どこにも寄らず2時間かけて新千歳空港に戻り帰路についた。