100キロマラソンの翌日である。そのまま帰るのは、もったいないので、吉野熊野国立公園の一部であり、和歌山県・三重県・奈良県を流れる熊野川水系北山川上流にある峡谷の瀞峡(どろきょう)に行くことにした。
新宮から熊野川に沿って20キロ上流の志古乗船場に向かう。順調に着きすぎて、始発のウォータージェット船の発車時刻まで1時間もあった。ちょうど、乗船場の目の前に喫茶店があり、そこで時間をつぶしてから、9:30発のウォータージェット船に乗り込むことにした。乗船場には、既に数台の船が待機していた。
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ウォータージェット船は、50人ほどが乗車でき、時速40kmで軽快に川を遡っていくそうだ。
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平日の始発という事もあり、乗船客は我々を入れても10人にも満たない。ほぼ貸し切り状態である。
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いよいよ瀞峡に向けて出発する。思ったより水が濁っていて、清流とは言えない色だ。上流で浚渫工事などやっていたのだろうか。
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熊野川から北上川に入ると、美しい水の流れになってきていた。ウォータージェット船の進行に伴って掻き上げる水飛沫がすごい。
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途中、小川口乗船場からも10人ほどの団体客が乗船する。
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いよいよ瀞峡に入ってきた。断崖奇岩の絶景をより楽しめるよう、屋根はスライド式になっていて見所に来たところで開放される。
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荒々しく切り立つ断崖や巨岩に目を見張る。
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水の流れは緩やかとなり、断崖や奇岩の渓谷美が素晴らしい。
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亀岩。甲羅干しをしている亀の姿に似ている広々とした岩。頭の部分だけで4m四方あり、胴の長さ13m、畳を敷けばなんと30畳余りの大広間ができる広さだという。この付近には、本物の亀も住んでいて、ときどき甲羅干しに出てくるそうだ。
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静かで深い瀞峡の水は神秘的なコバルトブルーに澄みわたり、凛とした空気と川風が颯爽で心地よい。
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瀞八丁(どろはっちょう)に着いたところで、休憩のため一旦下船する。ここが、和歌山県・三重県・奈良県の3県の境になる場所だ。
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近くには、お土産屋があり、鮎の塩焼き、おでん、ソフトクリームなども売っている。団体さんが、記念写真を撮っている前で、我々も記念写真を撮る。
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瀞八丁で再び乗船し、もとに戻ることになった。開放された屋根から瀞八丁を振り返る。
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獅子岩。百獣の王である獅子がよこたわり、口を開けて吠えているように見える岩。
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こま犬岩。切り立つ岩の中ほどにある、こま犬そっくりの岩。頭といい、尾といい、口のあたりの様子といい、実に精緻な出来ばえである。両足をそろえて神妙に座っている姿も愛らしく、紅白の首輪がつけられている。
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母子の滝。奥に子供の滝があり、それをかばうかのように母の滝の二筋がある。どんなに日照りが続いても、こんこんと尽きることのない滝だ。
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瀞峡を過ぎると、屋根が閉められた。
志古乗船場には、11:30頃到着する。約2時間の瀞峡巡りだった。今回の観光は、これで良しとして帰路についた。
帰りは渋滞もなく順調かと思っていたが、蒲郡あたりで突然事故現場に遭遇する。ちょうどやったばかりのようだ。自損事故で破片が道路に散らばっており、路肩側に避けて現場を通過する。幸い、運転手は無事らしく、携帯で警察あたりに電話していたようだ。これが、もう少し遅い時間であれば、現場検証などで通行止めになり大渋滞になっていたかもしれない。
新宮から熊野川に沿って20キロ上流の志古乗船場に向かう。順調に着きすぎて、始発のウォータージェット船の発車時刻まで1時間もあった。ちょうど、乗船場の目の前に喫茶店があり、そこで時間をつぶしてから、9:30発のウォータージェット船に乗り込むことにした。乗船場には、既に数台の船が待機していた。
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ウォータージェット船は、50人ほどが乗車でき、時速40kmで軽快に川を遡っていくそうだ。
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平日の始発という事もあり、乗船客は我々を入れても10人にも満たない。ほぼ貸し切り状態である。
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いよいよ瀞峡に向けて出発する。思ったより水が濁っていて、清流とは言えない色だ。上流で浚渫工事などやっていたのだろうか。
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熊野川から北上川に入ると、美しい水の流れになってきていた。ウォータージェット船の進行に伴って掻き上げる水飛沫がすごい。
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途中、小川口乗船場からも10人ほどの団体客が乗船する。
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いよいよ瀞峡に入ってきた。断崖奇岩の絶景をより楽しめるよう、屋根はスライド式になっていて見所に来たところで開放される。
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荒々しく切り立つ断崖や巨岩に目を見張る。
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水の流れは緩やかとなり、断崖や奇岩の渓谷美が素晴らしい。
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亀岩。甲羅干しをしている亀の姿に似ている広々とした岩。頭の部分だけで4m四方あり、胴の長さ13m、畳を敷けばなんと30畳余りの大広間ができる広さだという。この付近には、本物の亀も住んでいて、ときどき甲羅干しに出てくるそうだ。
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静かで深い瀞峡の水は神秘的なコバルトブルーに澄みわたり、凛とした空気と川風が颯爽で心地よい。
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瀞八丁(どろはっちょう)に着いたところで、休憩のため一旦下船する。ここが、和歌山県・三重県・奈良県の3県の境になる場所だ。
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近くには、お土産屋があり、鮎の塩焼き、おでん、ソフトクリームなども売っている。団体さんが、記念写真を撮っている前で、我々も記念写真を撮る。
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瀞八丁で再び乗船し、もとに戻ることになった。開放された屋根から瀞八丁を振り返る。
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獅子岩。百獣の王である獅子がよこたわり、口を開けて吠えているように見える岩。
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こま犬岩。切り立つ岩の中ほどにある、こま犬そっくりの岩。頭といい、尾といい、口のあたりの様子といい、実に精緻な出来ばえである。両足をそろえて神妙に座っている姿も愛らしく、紅白の首輪がつけられている。
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母子の滝。奥に子供の滝があり、それをかばうかのように母の滝の二筋がある。どんなに日照りが続いても、こんこんと尽きることのない滝だ。
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瀞峡を過ぎると、屋根が閉められた。
志古乗船場には、11:30頃到着する。約2時間の瀞峡巡りだった。今回の観光は、これで良しとして帰路についた。
帰りは渋滞もなく順調かと思っていたが、蒲郡あたりで突然事故現場に遭遇する。ちょうどやったばかりのようだ。自損事故で破片が道路に散らばっており、路肩側に避けて現場を通過する。幸い、運転手は無事らしく、携帯で警察あたりに電話していたようだ。これが、もう少し遅い時間であれば、現場検証などで通行止めになり大渋滞になっていたかもしれない。
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