とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

今年の夏は、冷夏になるとか

2014-05-30 20:30:27 | 呟き
ここ数日暑い日が続き、今日は午後4時までに全国の264の観測地点で気温が30度以上の真夏日となったそうだ。家に帰っても部屋の中は暑く、半袖半ズボンでも寒くないくらいだ。この原因は、日本の南側にある高気圧と北側にある低気圧の位置関係によるものらしい。南側の高気圧が例年より東側にずれているので、暖かい風が低気圧に向かっての流れる方向がずれて日本列島を覆うように暖かい風が吹き込んでしまった事が原因のようだ。しかも、フェーン現象で風が山を越える度に熱を含むため、北へ行くほど暑い風となって北海道が最も高い気温になったしまったという。ちょっとだけ高気圧と低気圧の位置が変わっただけで、日本列島の気温は大きく変わってしまうのだ。

さて、ペルー沖のエルニーニョ監視海域では、4月の海面水温が過去30年の平均値を0・3度上回る27・7度で、監視海域を含む赤道海域の水深約200メートルまでに温度の高い部分があり、海面水温も秋にかけて高い状態が続くと予想されている。いわゆるエルニーニョ現象が今年の夏に起きそうだという。エルニーニョが発生すると日本の夏はほぼ全国的に気温が低くなる傾向があり、気象庁の5~7月の3カ月予報では、北日本(北海道、東北)で冷夏の可能性があるそうだ。

今のところは、暑い日が続いているが、6月辺りから梅雨が始まり涼しい夏に投入するのだろうか?それとも、私の住む東海地方からは、暑い夏に再びなるのだろうか?いづれにしても、不安定な天気の夏になるのだろう。


「JINS」のウエアラブル端末

2014-05-29 21:27:07 | グッズ


パソコン用メガネ「JINS PC」で有名なジェイアイエヌが、「JINS MEME」(ミーム)という新商品を発表した。JINS MEMEは、メガネのフレームに搭載したセンサーで目の動きやまばたきを検知し、メガネをかけている人の眠気や疲れなどを計測できる新しいウエアラブル端末である。発売は2015年春ということなので、実際どんなものなのかわかるのはもう少し先だ。

このメガネをかけることで、自分で気づかない体調の変化を可視化したり、居眠り運転を予防したりといったさまざまな可能性が期待されているという。また、視線や目を動かすことで、スマートフォンの操作もできるらしい。SF映画で見ていたような世界が、近いうちに実現しそうな感じだ。

ジェイアイエヌは、単なるメガネメーカーだと思っていたが、IT企業でもまだ開発途上の技術をいち早く開発して商品化してしまうのだから、凄い。また、アプリ開発者向けにソフトウエア開発キット(SDK)を提供するらしく、それをもとに新しいアイデアが膨らみ、さらに用途やサービスが広がったJINS MEME用アプリが出来そうである。

「JINS MEME」HPはこちら
https://www.jins-jp.com/jinsmeme/

「日本百名山一筆書き」の挑戦

2014-05-28 22:13:46 | テレビ
先週末の5月24日(土)、NHK BSプレミアムで「第一集 日本縦断7800km!屋久島・宮之浦岳から四国・剣山」という番組が放送された。これは、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが、鹿児島県・屋久島の宮之浦岳から北海道・利尻島の利尻岳まで、日本百名山を一筆書きですべて登頂するという壮大な挑戦を追ったドキュメンタリー番組である。これだけでも凄い挑戦なのだが、移動手段も車など一切頼らず全て自分の足または手だけが頼りだというから恐れ入る。基本的ルールは、陸上は徒歩、海上はシーカヤックの移動で宿泊はテントだという。

この挑戦は、2014年4月1日から始まり、10月末(11月上旬)までの予定だ。つまり現在もどこかを走って(歩いて)いる訳で、現在進行形である。NHKでは、田中さんの後を追ってずっと密着取材をしており、その様子は、下記のように全部で5回にわたって放送される予定だ。

1回目 九州~中国~四国地方 2014年5月24日(土)
2回目 近畿地方~東海北陸~南アルプス 2014年7月予定
3回目 南アルプス~中央アルプス~北アルプス 2014年8月予定
4回目 甲信越~富士山~関東の山々 2014年9月予定
5回目 東北~北海道 2014年11月予定

1回目の放送は、録画したものを今日やっと見終わった。スタートは、屋久島の海抜0mの砂浜からで、普通の人の倍の速さで宮之浦岳まで登っていた。見覚えのある風景がいろいろ出てきて懐かしかった。そして、宮之浦岳を下山するとシーカヤックで鹿児島の開聞岳まで向かうというのだから凄い体力である。開聞岳は、近々登る予定なので参考になる。その後、霧島山、阿蘇山、祖母山、九重山と九州の山を全制覇し、鳥取の大山まで陸路をひた走っていた。彼は、すべて自分の足だけで移動することにこだわり、車での移動は全くない。大山のあとは、しまなみ海道から四国にわたり、石鎚山、剣山を制覇したところで今回の放送が終わった。これからも、私が登った山の様子やこれから登る山の様子もでてくるはずなので最後まで見届けたい。

田中さんの現在の様子は、下記の特設HPで紹介されている。因みに現在は、15番目の恵那山の登頂が終わり、6月1日には南アルプスの光岳に登るようだ。
http://www.greattraverse.com/

絵本『アンを抱きしめて 村岡花子物語』

2014-05-27 19:38:47 | 読書
アンを抱きしめて 村岡花子物語
クリエーター情報なし
NHK出版


NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の視聴率が急上昇中である。前回の「ごちそうさん」、前々回の「あまちゃん」も面白かったが、この作品は、吉高由里子と仲間由紀恵のダブルヒロインという設定が興味深い。そして、劇中何度も聞こえてくる山梨弁が新鮮で耳に強く残る。

そんな中、このドラマを絵本にした『アンを抱きしめて 村岡花子物語』が、売れているそうだ。絵・わたせせいぞう、文・村岡恵理ということで、明治から昭和にかけてドラマチックに生きた村岡花子を、孫の村岡恵理の文とわたせせいぞうの美しい色使いで描いた絵本だ。

内容は村岡花子の人生の実話で、絵本と言っても大人向けの内容だという。花子の腹心の友となる歌人の柳原白蓮も登場し、白蓮が政略結婚させられた九州の石炭王に絶縁状を送って恋人と駆け落ちした事件や、花子が妻子ある男性と恋に落ちた顛末も描かれているそうだ。

今まで、村岡花子といえば「赤毛のアン」の翻訳者というイメージしかなかったが、ドラマと共にわたせせいぞうの描く素敵な絵本で、さらにその生き方に興味が湧きそうだ。

熊野古道を歩く「2日目:発心門王子~熊野本宮大社」

2014-05-26 22:58:47 | 山登り
2日目は、熊野古道中辺路のクライマックスコースである。熊野本宮大社の神域の入り口とされる発心門王子からスタートだ。早朝、湯の峰温泉から熊野本宮大社前の駐車場に車を止め、バスで発心門王子まで向かった。人気のコースらしく、バスはほぼ満員だった。

バスに乗車中、運転手がいろいろ熊野古道についての観光案内をしてくれた。どんな見所があるとか、道を間違えないような注意もしてくれ、とても親切だった。世界遺産の熊野古道を大切にしている様子がうかがえた。20分ほどで発心門王子に到着する。


入口には、立派な石碑も建てられている。


この鳥居を越えてずっと歩いていくと、京都に繋がっているそうだ。


ここから、熊野本宮大社に向けて歩き出す。


しばらく進むと、無人販売の店があった。工芸品の他、クッキーや冷たいゼリーが置いてあった。暑い日となっていたので、クーラーボックスに入っていたアイスゼリー(200円)を頂く。この日の一番乗りだったようで、キューンと冷えたゼリーが美味しかった。


熊野古道の分岐点には、熊野のシンボルマークにもなっている八咫烏(ヤタガラス)が道案内してくれている。


整備された歩きやすい道が続く。


伏拝王子手前に来ると、見晴らしのいい場所に出た。ちょうど茶店もあった。目の前にある富士の形をしている山は、782.7mの百前森山(ひゃくぜんもりさん)で通称三里富士と呼ばれてる。


茶店は、お茶屋(大阪)という屋号で、大阪から毎週末通っているという女性が経営していた。飲み物類は、コーヒー150円、ビール200円という格安の値段である。注文していないのに、冷たいお茶や柏餅なども頂いてしまった。地元の人ではないのに、この地が気に入って通い続けるようになってしまったのだろう。この先に、伏拝王子の休憩所があり温泉コーヒーなどが飲めるのだが、ロケーションとおもてなし感は、こちらのお茶屋(大阪)さんのほうが、ずっといい。


伏拝王子には、皇太子殿下も行啓していた。


温泉コーヒーが飲める休憩所。


伏拝王子休憩所より少し登ったところには、「星の井戸」がある。“昼間でも、井戸の底から星が見えるかも!!”と書いてある。星は見えなかったが、標高250mの地で水が湧いてるなんてちょっと不思議だ。


井戸を見ていたら、この家のオジサンの話が面白くて、つい長居をしてしまった。この辺りの語り部みたいで、熊野詣での謂れを話したり景色がいい茶畑に案内してくれた。






ところで、このオジサンの家は、NHK朝の連続ドラマ「ほんまもん」のロケ地だったらしい。「ほんまもん」は平成13年10月から半年間、NHKの朝の連続テレビ小説として放映されたのだが、このドラマの主人公「山中木葉(池脇千鶴)の生家」として、オープンセットが組まれたのがこの場所だったそうだ。


さらに、このオジサンが連れて行ってくれたのがシダの森の中だ。ブーメランのように形のいいシダを採って飛行機として飛ばすことを教えてくれた。山に行ったとき、こんな遊び方を知っていると楽しそうだ。






ユーチューブでも、この名物オジサンのシダ飛行機の動画がアップされていた。


下り道になったところで、オジサンとは別れ、さらに熊野古道を進む。昔の旅人の様子が目に浮かんできそうな石畳の道が続く。


展望がいい開けた場所につくと、熊野本宮大社の大鳥居が見えた。大斎原の入り口に建てられたこの鳥居は、高さ約34m、幅約42mあり、日本一の大鳥居だという。




鳥居が見えた場所から、歩くこと約30分で熊野本宮大社の裏門に無事到着する。


いよいよ熊野本宮大社の境内に入っていく。なんと、八咫烏が乗っかった八咫ポストがあった。さすが熊野らしい。


八咫烏は、日本神話において、神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる3本足のカラスで、熊野三山の守り神とされている。日本サッカー協会のマークにも使われている。


拝殿前の“時を駆ける”の幟旗が目に焼き付いた。






そして、本殿に拝礼する。この中は、撮影禁止だ。


表門に出て、熊野古道中辺路ルートがやっと終わった。


二日間だけの中辺路いいとこどりのコースではあったが、まだまだ熊野古道のごく一部に過ぎない。近ければ、もっといろんなコースを歩いてみたいものである。今回、数十年ぶりに遠いというイメージがあった和歌山県まで足を伸ばしてみたが、高速道路がかなり整備され、行きやすくなっていたのがよくわかった。機会があれば、まだまだ行ってみたい場所がありそうだ。


熊野古道を歩く「1日目:湯の峰温泉」

2014-05-25 22:20:40 | 観光
熊野古道を歩いた後、熊野本宮大社に近い湯の峰温泉に宿をとった。湯の峰温泉は、開湯1800年といわれ、日本最古の湯として愛されている温泉だ。四村川が流れる狭い谷の両岸に十数軒の旅館が軒をならべ、温泉情緒を残し湯の町の風情を感じる静かな温泉街だった。




共同浴場が2箇所あるが、そのうちのひとつは、日本最古の共同浴場と言われる「つぼ湯」である。一日に七回も湯の色が変化するといわれている天然温泉の岩風呂「つぼ湯」は熊野古道の一部として世界遺産登録にも登録されている。

川岸の小屋の中に2~3人が入れる岩穴があり、そこに温泉が湧いている。つぼ湯は、一度にたくさんの人が入れないので順番待ちで入るようになっている。残念ながら、順番が大分決まっていたようなので、交代時間の隙間を狙って、中の様子だけ見せてもらった。小屋の上には、順番待ちの待合室も用意されている。


入口も、温泉情緒たっぷりな風情がある。


中は、確かに2~3人も入ればいっぱいである。囲いの中に、温泉が湧きでる岩穴と二人くらいで一杯になる洗い場があるのみだ。何だか、秘密基地にでも入ったようなワクワク感がある。


そして、小屋の上には「小栗判官物語」の謂れが書かれていた。


小栗判官物語とは以下の内容だ。(熊野本宮観光協会HPより)

**********************************

およそ600年の昔、戦に敗れ常陸の国(茨城県)に逃れた小栗判官は、
相模の大富豪、横山家の長女 照手姫と出会い恋におちます。
しかし二人の関係に立腹した横山家は、小栗判官に毒を飲ませ殺してしまいます。
地獄に落ちた小栗判官は閻魔大王の同情をかい、
蘇生への道として餓鬼阿弥の姿に変えられ現世に送り返されました。
哀れな姿で倒れていた小栗判官は通りかかった高僧に助けられ、
木の車に乗せられて熊野の湯の峰を目指します。
小栗の首には高僧により「一引き引いたは千僧供養、二引き引いたは万僧供養」と書かれた札が下げられました。
一方、照手姫は恋人を失った上、兄弟の策略により流浪の身となっておりました。
ある時、首から札を下げた餓鬼阿弥を見て、亡き小栗判官の供養になればと湯の峰へ参詣の旅に旅立ちました。
長い旅路の果て、ついに湯の峰に辿りついた照手は餓鬼を四十九日の間つぼ湯に浸けて湯治させたところ、
なんと元の小栗判官の姿に戻ったというお話です。

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湯の峰温泉は、この小栗判官伝説を前面に押し出し、つぼ湯の入り口には「小栗判官蘇生の地」として大きくPRしていた。


また、つぼ湯の反対側の岸には、湯筒という源泉自噴口がある。ゴポゴポと湧き出る90度の熱湯で卵や野菜を茹で、温泉卵などを楽しむ事が出来るようだ。実際、湯筒の中には卵が入った網もあった。近所の店で卵や野菜を売っているので、観光客も温泉卵作りを楽しむことが出来る。




残念ながらつぼ湯には入れなかったが、旅館の温泉も味わい深い造りで、内風呂と露天風呂の両方に入り温泉を目いっぱい楽しんできた。




湯の峰温泉は、歴史が古く、昔ながらの温泉情緒をたっぷり楽しむことができ、浴衣と下駄で歩き回れる温泉街である。泉質も素晴らしく、熊野詣に立ち寄った際には、是非とも立ち寄って欲しい温泉だ。

熊野古道を歩く「2日目:発心門王子~熊野本宮大社」に続く。

熊野古道を歩く「1日目:滝尻王子~近露王子」

2014-05-24 20:45:07 | 山登り
昨夜から、和歌山の熊野古道の中辺路に来ている。中辺路の滝尻王子から近露王子までの約13キロを歩く計画だ。因みに王子とは、熊野修験道の行者が祀った熊野本宮大社に対する支社(神社)のことで、今回行く中辺路町の「滝尻王子」は、特に格式が高い王子だという。

まず、近露王子の近くの公園駐車場で車中泊をした。目覚めると、辺り一面霧で覆われていた。


駐車場で朝食を済ませているうちに、霧が晴れ空が明るくなってきた。


歩く支度をして、近くの近露王子バス停まで歩き、バスを待つ。


25分ほどバスに揺られ、滝尻バス停で降りる。


滝尻バス停から、滝尻王子はすぐだ。入り口の茶屋で熊野古道の菅笠を買う。


すぐに、鬱蒼とした森の中の急坂を登っていく。


なかなかきつい登りだ。


胎内めぐりの巨岩があり、空洞の中を通り抜ける。


入り口は広かったが、出口はかなり狭い、荷物を先に出してやっとのことで通り抜けた。


新緑の中を歩いて行く。




石畳もある。


いたるところに地蔵が祭られている。


高原熊野神社に到着する。色鮮やかな社殿が目を引くが、境内を囲う楠の大きさには目を見張る。樹齢1000年以上と推定される楠の存在感に圧倒される。


高原の集落からは、棚田が美しい。


一里塚跡がところどころにある。


森の中に、こんな沼もあった。


可愛い王子。


新緑の中を通り過ぎる風が、心地いい。


フタリシズカの花を見つけた。


山の中に、立派なバイオトイレがあった。さすが世界遺産になっただけあって施設もしっかりしている。


手洗い用の水は、湧き水だ。


大坂本王子跡。


沢沿いの木道を歩く。


熊野古道の大きな看板前で。牛馬童子まで800mだ。


これが、牛馬童子だ。牛と馬にまたがる僧服の石像は花山法皇の熊野詣の旅姿であるとも言われ、高さ50cm程の姿は小さく可愛く中辺路のシンボル的存在となっている。




近露の集落が見えてきた。


近露王子にゴール。


数分歩くと、朝車を止めた駐車場だ。


車に戻り、今夜の宿とした湯の峰温泉に向かう。湯の峰温泉は、開湯1800年で日本最古の湯になるそうだ。

熊野古道を歩く「1日目:湯の峰温泉」に続く。

再来年から8月11日が「山の日」として祝日に

2014-05-23 19:13:42 | ニュース
今日の参議院本会議で、再来年から8月11日を山の恵みに感謝する「山の日」と定め、
新たな祝日にする改正祝日法が、賛成多数で可決され成立したそうだ。
この件は、しばらく前から決まりそうだと聞いていたので、正式に決まり純粋に嬉しい。
8月に祝日ができるのは初めてで、年間の祝日は15日から16日に増えることになる。
ただ、会社関係の人などは、8月のこの時期お盆休みと重なって、
大概休みになっていることが多いのでそれほど休みが増えたという実感はないかもしれない。
私も大概夏休みの中に入っているので、休みが増えたという感覚はあまりない。
大事なことは、祝日として決まったことで、美しい日本列島の景観を構成する山々が
我々の生活に恩恵を与えるいろんな意味を考える一日になってくれればいい。

ドコモ新料金プランに変更

2014-05-21 21:58:22 | いろいろ
最近、スマホの請求額が増えてきて困ったなあと思っていたが、ドコモで新料金プランが発表され、何だか安くなりそうな感じだったので、今日ドコモショップに寄って新料金プランに予約変更してきた。

携帯の料金の内訳は、基本的に通話とデータ通信の2種類である。ドコモショップで調べてもらった直近3か月の利用状況は、通話が2000円前後、データ通信量は1GB前後だった。通話自体は、もとからそんなに使わないので新料金になっても大差はない。しかし、パケホーダイ7GBから新料金のデータSパック2GBに変更すると1200円ほど安くなるようだ。つまり7GBものデータ通信は現実的には必要なかったわけで、2GBもあれば十分だと分かった。

店員と相談した結果、通話は月2700円の支払いで国内通話が完全に定額となる「カケホーダイプラン」にした。そして、データ通信は「データSパック2GB:3500円」とした。現在の使用状況からいくと、1000円近くは安くなりそうだ。また、通話を気兼ねなくできるようになるのでそれなりにメリットがある。

データ通信では、オプションでスピードモードにも入るようにした。スピードモードでは、利用可能データ量を超えても速度低下することなく利用が可能で、利用可能データ量を超える通信は、1000円/1GBかかるが、超えなければ初期料金のままである。旅先でデザリングした時、データ量が一時的に増えても速度低下させない為の保険と考えればいい。動画閲覧とかSNSをほとんどやらないので、データ通信量はそれほど増えることはないはずだ。

このドコモの新料金プランは、ドコモユーザーの間では好評のようで、6月1日からの新料金の予約受付を開始して、5日間で50万件を突破したという。私が行った時も料金プラン変更のお客がひっきりなしに来店していた。