冬の時期は、富士山が美しく見える山を選んで登っているが、大月市が選定している秀麗富嶽十二景は、どれを登っても外れはない。今回は、私にとっては5番目の九鬼山に登ってきた。九鬼山は、秀麗富嶽十二景の10番山頂に選定されている。
今回の参加者は、全部で4名。まずは、富士急禾生(かせい)駅に車を止める。禾生という地名は、禾(稲)がよく産出されたことから付けられたものだというが、最初から読めない地名であった。駅の前に月極駐車場があり、奥まで行くと一日だけの駐車場がある。駅員に断って310円を払うと駐車することができる。9:15。身支度を整え、駅前の車道に沿って歩きだす。
15分ほど歩くと、登山道の看板があり右に曲がる。前方に見える高架橋は、リニア実験線だ。
細い道に入って行くと、煉瓦造りの歴史のありそうな建造物が見えてきた。
これは、東京電力の駒橋発電所落合水路橋である。明治時代に作られたもので、登録有形文化財として登録されているそうだ。
9:45。分岐点に出る。右に行くと杉山新道コース、左に行くと愛宕神社コースだ。
我々は、左の愛宕神社コースをとる。すぐ、愛宕神社の社があり、その横を通過する。
いよいよ本格的な登山道だ。熊出没注意の看板がここにもある。
30分ほど歩くと、「これより急坂要注意」の看板が出てきた。注意書きがあるだけあって、急勾配の道になってくる。
日陰部分には、雪が残っており凍結してないか注意しながら登る。アイゼンを付けるほどではない。
天狗岩の看板があり、本道から外れ、少し寄り道する。天狗の鼻のように突き出た岩の先には、都留市内や中央高速道路が見える。そして、左側には富士山だ。少し霞がかかってうすぼんやりと見えている。
天狗岩から引き返し本道に戻る。15分ほどで富士見平に到着する。富士見平は、九鬼山山頂直下にあり、ここからでないと富士山は見えない。
その後、5分ほどで九鬼山山頂970mに到着する。北側の展望はいいものの、南側の展望がないので富士山は見えない。
九鬼山は、秀麗富嶽十二景の10番山頂である。今回の目的地は、11:10に早々と到着だ。
九鬼山山頂は、風があり日当たりも悪いので、さらに先に進むことにした。落ち葉の道をぐんぐん下って行く。
11:55。紺場の休場に到着する。休場と名がつくだけあってお昼にするにはもってこいの場所だ。この日のメニューは、中華麺とスープ餃子である。毎回、メンバーがいろんなものを持ってきてくれるので、お昼は何が出るか楽しみだ。
中華麺と餃子が終わると、残ったスープにおにぎりのご飯、海苔を混ぜ込んで作った雑炊である。残っていた、カニカマやイカの摘まみも入れ込んで闇鍋みたいになる。ラー油もいれると辛みが出てきて、二度と作れない風味の雑炊になった。結局、残っていたおにぎりも全部雑炊にして食べてしまい完食となった。
紺場の休場から、さらに尾根道を進み、13:45、馬立山(またてやま)797mに到着する。
馬立山からは、急な下り坂となる。ロープを持っていないと滑り落ちそうなくらい急な下りだ。
巨岩の横を通り過ぎる。
14:20。御前山720mに到着する。
御前山の東側は、切り立った断崖となっており、端に立つと足がすくむ。
三つの山を登り、最後の下りだ。木々の隙間から猿橋町の街並みが見えてきた。
御前山からの下りは、一段と厳しい下り勾配だ。最後まで気を抜けない。
階段を下りていくと、やっと舗装道路だ。
丘陵を進んでいくと、猿橋駅はもう少しだ。
15:10。JR猿橋駅に到着する。
猿橋駅で、東京方面に帰るNさんと別れ、残った3人で富士急禾生駅まで電車で戻った。その後、駐車してあった車で近場の温泉に寄った後、無事帰宅となった。今後は、残っている秀麗富嶽十二峰を目指すのも目的の一つになりそうだ。
参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)
参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)
今回の参加者は、全部で4名。まずは、富士急禾生(かせい)駅に車を止める。禾生という地名は、禾(稲)がよく産出されたことから付けられたものだというが、最初から読めない地名であった。駅の前に月極駐車場があり、奥まで行くと一日だけの駐車場がある。駅員に断って310円を払うと駐車することができる。9:15。身支度を整え、駅前の車道に沿って歩きだす。
15分ほど歩くと、登山道の看板があり右に曲がる。前方に見える高架橋は、リニア実験線だ。
細い道に入って行くと、煉瓦造りの歴史のありそうな建造物が見えてきた。
これは、東京電力の駒橋発電所落合水路橋である。明治時代に作られたもので、登録有形文化財として登録されているそうだ。
9:45。分岐点に出る。右に行くと杉山新道コース、左に行くと愛宕神社コースだ。
我々は、左の愛宕神社コースをとる。すぐ、愛宕神社の社があり、その横を通過する。
いよいよ本格的な登山道だ。熊出没注意の看板がここにもある。
30分ほど歩くと、「これより急坂要注意」の看板が出てきた。注意書きがあるだけあって、急勾配の道になってくる。
日陰部分には、雪が残っており凍結してないか注意しながら登る。アイゼンを付けるほどではない。
天狗岩の看板があり、本道から外れ、少し寄り道する。天狗の鼻のように突き出た岩の先には、都留市内や中央高速道路が見える。そして、左側には富士山だ。少し霞がかかってうすぼんやりと見えている。
天狗岩から引き返し本道に戻る。15分ほどで富士見平に到着する。富士見平は、九鬼山山頂直下にあり、ここからでないと富士山は見えない。
その後、5分ほどで九鬼山山頂970mに到着する。北側の展望はいいものの、南側の展望がないので富士山は見えない。
九鬼山は、秀麗富嶽十二景の10番山頂である。今回の目的地は、11:10に早々と到着だ。
九鬼山山頂は、風があり日当たりも悪いので、さらに先に進むことにした。落ち葉の道をぐんぐん下って行く。
11:55。紺場の休場に到着する。休場と名がつくだけあってお昼にするにはもってこいの場所だ。この日のメニューは、中華麺とスープ餃子である。毎回、メンバーがいろんなものを持ってきてくれるので、お昼は何が出るか楽しみだ。
中華麺と餃子が終わると、残ったスープにおにぎりのご飯、海苔を混ぜ込んで作った雑炊である。残っていた、カニカマやイカの摘まみも入れ込んで闇鍋みたいになる。ラー油もいれると辛みが出てきて、二度と作れない風味の雑炊になった。結局、残っていたおにぎりも全部雑炊にして食べてしまい完食となった。
紺場の休場から、さらに尾根道を進み、13:45、馬立山(またてやま)797mに到着する。
馬立山からは、急な下り坂となる。ロープを持っていないと滑り落ちそうなくらい急な下りだ。
巨岩の横を通り過ぎる。
14:20。御前山720mに到着する。
御前山の東側は、切り立った断崖となっており、端に立つと足がすくむ。
三つの山を登り、最後の下りだ。木々の隙間から猿橋町の街並みが見えてきた。
御前山からの下りは、一段と厳しい下り勾配だ。最後まで気を抜けない。
階段を下りていくと、やっと舗装道路だ。
丘陵を進んでいくと、猿橋駅はもう少しだ。
15:10。JR猿橋駅に到着する。
猿橋駅で、東京方面に帰るNさんと別れ、残った3人で富士急禾生駅まで電車で戻った。その後、駐車してあった車で近場の温泉に寄った後、無事帰宅となった。今後は、残っている秀麗富嶽十二峰を目指すのも目的の一つになりそうだ。
参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)
参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)