とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「万能鑑定士Qの事件簿12」松岡圭祐著

2011-10-31 22:28:47 | 読書
万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)


松岡圭祐の「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズがついに12巻に達した。今回は、1970年に大阪府で開催された日本万国博覧会の会場に、芸術家の岡本太郎が制作した「太陽の塔」にまつわるミステリーである。何で今更、「太陽の塔」が出てくるのか意外な気がしたが、実際、日本万国博覧会記念機構では耐震補強工事をおこない、早ければ2012年度に着工して再公開を実施する方針になっているという。まさに、時代を先取りしたネタを見事にミステリーに仕立てる辺りがこの作家の凄いところだ。

このシリーズは「面白くて知恵がつく人が死なないミステリ」がテーマとなっており、小中学生が読んでも差し障りはない。とはいえ幼稚ではなく、いろんなトリックがちりばめられ確かに面白くて知恵がつくミステリーである。作者は、何でこんなことまで知っているのかと驚かされるほどの雑学がちりばめられている。もちろん、書いてあることがまったく本当なのかも知る由はないが、相当調べてないと書けそうもない薀蓄だらけである。今回は、ミステリーサークルの謎を明快に解き明かしている(作者の想像だろうが…)のが面白かった。また、こんなクイズもちょっとした頭の体操にいい。「○のなかに適切な一文字を入れてください。ただし、すべての○には同じ文字が入ります。○○×1000=○」さて、○には何が入るだろうか?

さて、このシリーズは単なる薀蓄話ではなく、ミステリーに絡め、ほのかな恋愛をちりばめ、登場人物のキャラクターを際ださせているのも好感を抱かせる。主人公の凜田莉子と雑誌記者の小笠原の恋の行方も気になるところだ。

今回の12巻目で事件簿シリーズは終り、セカンドシーズンとして推理劇シリーズが新たに始まるという。しかも、いつものように2ヶ月ごとに新刊が出そうである。2年間で12巻というハイペースで新作を発表しているのも驚きである。重厚な小説ではないが、読みやすいのでついつい一気読みになってしまう。次の刊行が、早くも待たれるところだ。

内容(「BOOK」データベースより)
「『太陽の塔』を鑑定してください!」万能鑑定士Qに前代未聞の依頼が持ちこまれた。クライアントを追って大阪・吹田署の警部補が店に飛びこみ、牛込署の葉山も姿を現す。解明の急がれる重大な謎―『太陽の塔』に秘密の抜け穴は存在するのか。万博公園に赴いた凛田莉子を待っていたのは、正体不明の人物による鑑定能力への挑戦だった。知性のシンデレラ・ストーリー、いまここにクライマックスを迎える。Qの事件簿シリーズ第12弾。

著者について
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪晴彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』『蒼い瞳とニュアージュ』など多数。

2011島田大井川フルマラソンinリバティ

2011-10-30 21:12:55 | マラソン
今朝は5時起きだった。島田大井川フルマラソンに参加するため朝食を済ませ6時前に家を出た。途中で友人たちを乗せ、東名高速から島田に向かった。朝焼けがきれいだったが、朝焼けを見るということは天気が悪くなる前兆である。ゴールするまで何とか持って欲しいと思いつつ会場に向かった。

大井川の河川敷の駐車場に車を停め、シャトルバスでスタート会場に向かう。スタート会場付近で荷物を預け、スタート時間20分ほど前にランナーの列につく。今回は男女合せて8000名が参加しているという。スタートゲートは、はるか先に見えた。


9時ちょうどにスタートの号砲がなる。しかし、なかなか列が動かない。のろのろと進むこと約7分後くらいにスタートゲート前を通過することになった。それまでまったく走ることが出来なかった。スタート地点につくまで、盛んに放送が入り「ランナーの方は立ち止まらないで下さい。写真撮影はご遠慮ください」と言っていた。何で写真とっていけないのか良く判らなかったが、スタートゲート前にきて原因がわかった。壇上に、ゲストランナーの俳優の安田美沙子とミス日本の女性がいたからだ。みんな、可愛いねなどと言いながら、写真を撮っていたのだ。そのせいでランナーの流れが悪くなっていたようだ。私も、彼女たちを見たら写真を撮らないわけにいかない。やっぱりカメラを向けてしまった。




スタートゲートを過ぎると今までの流れがうそのようにすっきりし、すぐに走ることが出来た。制限時間は7時間なので、多少のロスはどうってことない。まずは、島田市内の目抜き通りを走っていく。


御馴染み、太鼓の応援もある。


江戸時代、大井川には橋がかけられず、大井川を渡るには、川札を川会所で買い、川越し人足に渡して人足の肩や蓮台に乗り川を越した。その当時の町並みを再現した大井川川越遺跡の横を走る。


大井川川越遺跡を過ぎると大井川の堤防道路に出る。


堤防道路をしばらく走り、東海道線の下をくぐる。


これから、大井川の河川敷に作られたマラソンコース「リバティ」に入っていく。ランナーが数珠繋ぎになっている。


あとは、マラソンコース「リバティ」を往復するコースとなる。


世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」の下を通る。


20キロの折り返し地点まで来た。


20キロ地点で、何か食べるものがあるかと思っていたが、水とスポーツドリンクしかなくかなり空腹状態となっていた。なんとか頑張ってその先のエイドで、やっと給食がありバナナを食べたが、物足らない。その後も、腹のたしになるものがなく、空腹が続いた。昨年も同じような状況で、食べるものがあんまりないことがわかっていたので多少は食べ物を持っていったのだが、すぐになくなってしまった。今回も、やはり空腹を満たすことが出来なかった。なんとか、33キロの大エイドステションに着くと、チキンラーメンやら、スープ、饅頭、おでん、お粥などにありつくが、給食が一箇所に片寄りすぎていて、もっと早い場所から給食エイドを用意して欲しかった。

途中から雨が降り出し、コースも去年と変わらないのでその後は、写真もとらずひたすらゴールを目指して走る。33キロでエネルギー補給はしたものの大分へばってきていた。それでも、歩かずゴールまで走ろうと思い頑張った。そして、やっとゴール。


何とか5時間をきりたいと思っていたが、結局5時間を少し越えてのゴールだった。このところ週末ランナーに成り下がっているので、後半の粘りがなくなってきている。帰ってきてからかなり疲れがでてしまった。今日は、早く寝る事にしよう。

耕運機を譲り受けた

2011-10-29 21:31:34 | 
今日は、朝から風がなく暖かい一日だった。遠出する予定はなく、久しぶりに畑仕事をやることにした。親戚で中古の農機具の販売・修理をやっている人がおり、前から手ごろな耕運機があるので見に来いと言われていたので、畑にいく前に見に行ってみた。

何種類か見せてもらい、手軽に扱えてなおかつしっかり耕すことのできそうな物を選んだ。最初に操作を教えてもらった時は、ちょっと難しい感じがしたが、慣れれば何とかなるだろうと思った。あとで、トラックで運んでくれるというのでお願いして家に帰った。

いろいろ寄り道して家に帰ってしばらくした頃、親戚の人が早速耕運機を運んできてくれた。あまりにも早く持って来てくれたのでビックリしたが、せっかく持って来てくれたので使わないわけに行かない。午後から、畑に出かけた。

耕運機を出して、恐る恐るエンジンをかける。3回ほど紐を引っ張るとしっかりエンジンがかかった。あとは、ギアを前進やバック、ニュートラルなど目的に応じて切り替えるだけだ。以前、大型耕運機で耕してもらったところを自分でもう一度耕してみた。何ごとも自分で何度もやってみれば覚えるものである。ギアの切り替えや方向転換など何度もやっているうちにコツがわかってきた。面白くなって、何も植わってないところや草まみれになっている所を一通り耕してしまった。道具を使うとこんなにも楽にできるという事を実感できた。

耕運機で耕した後。足跡だらけだが、ほかほかの地面になった。


これが、格安で譲り受けた耕運機。


その後、耕した部分の一角に、ダイコンの種を二ウナに蒔き、もう二ウナにはブロッコリーの苗を植えた。これで、冬場でも野菜が収穫できそうである。


京都マラソン「当落結果通知」が1ヶ月も延期に

2011-10-28 23:10:43 | マラソン
来年3月に予定されている京都マラソンに8月頃申し込みをしていた。受付開始から2日ほどで定員を超えたそうで、予想通り抽選になることが決まった。その抽選結果は、10下旬に発表されることになっていたので、そろそろかなと気になっていた。しかし、未だにメールでの通知もなくどうなっているのかなあと公式HPを覗いてみたら「当落結果通知延期のお知らせ(お詫び)」という連絡が今日アップされていた。内容は下記のとおりだ。

このたびは、京都マラソン2012にお申し込みいただき、誠にありがとうございました。10月下旬でご案内しておりました、当落結果発表につきましては、事務局の事務手続きの遅れにより、11月25日(金)頃、通知させていただくこととなりました。お待ちいただいている皆様、関係企業・団体の方々には、約1ヶ月に及ぶ大幅な遅れとなり、大変なご迷惑をお掛けすることを心から深くお詫び申し上げます。特に、京都マラソンの当落結果発表を待って、他の大会へのエントリーをご判断されようとしているランナーの皆様におかれましては、参加大会の計画変更を余儀なくされることにもなること、また、発表日に関するお問い合わせを多数お受けする中、このたびの延期のお知らせが、10月末に至ってしまったことにつきましても、重ねてお詫び申し上げます。

本件につきまして、10月29日(土)以降、申込者の皆様全員に対し、Eメールまたは郵送にて順次通知させていただきます。なお、正式な発表日につきましては、決まり次第、本ホームページでご案内させていただきます。このたびの発表延期につきまして、何卒ご理解、ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。


数日くらい遅れるなら、どうってことないのだが、1ヶ月も延期とはどういう事だろう。今回のような抽選作業は、コンピューターのプログラムなどいろいろ調整すれば、簡単に出来るのではないだろうか。他の大会でも良くあることだし、ノウハウを持っている業者が一杯あるはずである。やる気があれば、もっと短期間でできるはずと思えるのだが、1ヶ月かかるというのが信じられない。しかも、発表予定時期になって延期しますという発表も遅すぎる。

もっとも、私の場合は既にエントリーしていた別の大会と京都の日にちが重なっていたことが後で判り、京都が当たっても参加できないのでさしあたり困ることはない。一番困るのは、京都マラソンの当落結果発表を待って、他の大会へのエントリーを考えようというランナーたちであろう。そして、ホテルや旅館関係者、旅行業者等も当落がはっきりしないと動きが取れないという事もあるだろう。1ヶ月なんて事は言わず、事務局は早急に対応とるようにして欲しいものである。コースの問題で、当初からいろいろ問題提起されていたが、今回の対応は大会開催が危ぶまれる不安要素の一つになりそうである。何とか、大会運営がスムーズに行なわれることを祈りたい。

「68歳から年金支給」法案先送りへ

2011-10-27 22:44:52 | 呟き
しばらく前に、厚生労働省は年金支給開始年齢を〈3年ごとに1歳上げる〉ペースで〈65歳まで〉引き上げる現行案に対し、(1)2年ごとに1歳上げ、65歳まで(2)3年ごとに1歳上げ、68歳まで(3)2年ごと1歳上げ、68~70歳までの3案を出した。このニュースを聞いた時は、唖然とした。現役として一生懸命保険料を払ってきているのに、現在決まっている支給開始年齢をさらに遅くするとは何たることかと怒りがふつふつと湧いてきた。

これ以上、年金支給開始年齢が遅れたら、定年退職してから年金支給されるまでの空白期間をどうすればいいのか想像がつかない。ある程度は退職金や貯金でやりくりできるとは思うが、空白期間が長引けば長引くほど老後の不安は高まっていく。そして、若い人ほど支給開始が遅くなり、受給額も大幅に削減されてしまう。このままでは厚生年金を払いたくない人が、ますます増えてしまいそうだとも感じた。

たしかに、現行制度のままでは年金財政が破綻することは間違いないかもしれない。だが、庶民に比べて優遇されている公務員年金や税金の無駄使い等、改革の余地はいろいろあるはずだ。現政権は『国民に負担を押しつけない形で年金改革をする』と公約して政権交代を果たしたが、実際政権をとってからは、公約は全て反故にしてきている。今回のような年金政策の大幅な転換は、国民の期待をまったく裏切る話であり、到底納得できる話ではなかった。

そんな怒りに湧いていた今日この頃だったが、昨日、厚労相は、年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる案について、来年の通常国会への法案提出を先送りする方針を示したらしい。ひとまず安堵するニュースではあったが、いつまた出てくるか判らない話だ。先送りをすることによって、消費税大幅アップへの布石にするという見方もあるそうだ。

自民党政権の時が良かったとはいえないが、民主党政権になっても何一つ良くなったとは思えない。今回の年金問題にして然りで、一旦案を出しておきながら、周りの様子を伺って引っ込めてしまうあたりに一貫性がない。その場しのぎの行き当たりばったりの政治で信頼できない。いずれにしても、借金が想像もつかないくらいに膨れ上がった日本経済の破綻は近い将来必ずきそうである。その時、自分たちはどのようにして生活していけるのかまったく想像がつかない。

タイの洪水は、何故何時までも続いているのか?

2011-10-26 21:45:56 | ニュース
タイの洪水のニュースが何週間も前から続いている。ニュースで見る映像では、すごい雨が降っている様子も見えないのに、いまだに収束の見通しがないというのが、不思議に思えていた。日本では大雨が続いたとしても、何週間も続くことはなく数日で水が引いている。どういう事なのか、いろいろ調べてみた。

まず、雨が相当降っていたことは間違いないようだ。例年タイでは、雨季が終わる10月ごろある程度の洪水は起こっているらしい。そして、今年は台風がいくつもインドシナ半島に上陸して猛威を振るい、特別雨量が多かったことが大きな原因だ。また、上流にある2つのダムが大雨で満杯になり同時に放水した事も原因となっている。日本では川の長さが短いので、放水すれば翌日には海まで達してしまうが、タイの川は地形の関係で流れがゆっくりで、しかも海までたどりつくのに日数がかかるという。国土のほとんどが平坦に続いているので水の流れがものすごく遅いらしい。地形が日本とはまったく違うという事が最も大きな原因かもしれない。

また、その他の原因として経済成長による急激な森林伐採で、年々熱帯雨林が減少している事が考えられる。1980年からの10年間におけるタイの森林減少率は年率3.3%とAESEAN最大で、国土に占める林野の割合は25%まで急落しているという。そして、山間部では少数民族による「焼き畑」農業が今も続いていて、タイ北部で国境を接するミャンマーでは年間40万ヘクタールの森林が失われている上、その焼き畑の跡地への植林・造林は皆無だという。これらの原因によって熱帯雨林が減少したタイでは、森林の保水能力が失われ、雨水は計り知れない量となり大洪水となってしまったと考えられるそうだ。

異常気象が大きな原因ではあるが、人間による自然破壊がそれを助長していることは間違いないだろう。日本企業がたくさん進出して工業団地を形成しているというが、昔は水田や畑等で雨水を地下に浸透させる逃げ道だった場所かもしれない。今の状況は、人間が自然を大きく変えたことで、自然からの大きいしっぺ返しを受けているのかもしれない。

WOWOW連続ドラマW「パンドラⅢ革命前夜」

2011-10-25 22:05:24 | ドラマ


WOWOWの人気シリーズ「パンドラⅢ革命前夜」全8話の内、4話までの放送が終わった。WOWOWではスポンサーの制約が無いという事から、個性的な俳優の起用、独創的な脚本と演出という地上波とは違う独自のコンテンツで、魅力的なドラマが制作されている。WOWOWのドラマを見だすと、地上波のドラマなど見る気がなくなってしまうくらいだ。

パンドラシリーズの1作目はガンの特効薬、2作目は飢餓を救う食物がパンドラの箱から飛び出した題材だ。そして、3作目は自殺防止の治療法が題材となっている。脚本は、1作目からずっと「白い巨塔」の井上由美子だけに、内容はスケールが大きく何が起こるか想像がつかないくらいの面白さだ。

《あらすじ(Wikipediaより)》
内閣官房長官・湯田和路は、海上自衛隊潜水艦の遭難事件に対し、政府が事件を隠したことに悩み、自殺念慮に囚われるようになる。その頃、米国のニューボストン大学の日本人脳科学者・鈴木精二は、外科手術による自殺防止の治療法を発明し、湯田は鈴木の治療によって救われることになる。ところが、湯田は治療によって人格が大きく変わってしまう。そして湯田の思わぬ行動により、日本全土を揺るがす8日間が幕を開ける。

《キャスト 》
鈴木精二:江口洋介
湯田和路:内野聖陽
神林洋介:上川隆也
鏑木光太:小澤征悦
川村翔子:板谷由夏
結城香恵:福田麻由子
太刀川春夫:山本耕史
湯田恵理子:若村麻由美
湯田作之助:平幹二朗
松永昭一郎:泉谷しげる

江口洋介は、自殺を防止する画期的な治療法の治験に成功した堅物の研究者「鈴木精二」を演じている。足が不自由で車椅子に頼る身体障害者であるが、ドラマの鍵となる研究が日本をとんでもない状況に追い込んでいく。黒縁のメガネがなかなか決まっている。

内野聖陽は官房長官の湯田和路を演じている。政界の黒幕である父親の顔色ばかりを伺っている気の小さい男で、自殺願望があった。しかし、友人の鈴木によって自殺防止の治療を受ける。その結果、自殺願望はすっかりなくなってしまうが、治療の副作用で恐れや迷いを感じることのない自信満々な男に変貌する。内野聖陽の治療前と治療後の人がまったく変わったような演技が見所である。

上川隆也は刑事の神林洋介を演じている。WOWOWではお馴染みの役者さんだ。元妻が、ホテルで殺害され、その犯人を追っていくうちに自衛官の鏑木光太にたどり着いていく。彼は、刑事役でいろんなドラマに出ており、まさにはまり役である。

小澤征悦はクーデターを企てる海上自衛隊の自衛官である鏑木光太を演じている。ちょっと前のWOWOWのドラマでは、死刑廃止を訴える弁護士役をやっていたが、今回の役のほうがあっていそうだ。革命を起こして日本を変えようとする狂気に満ちた男というイメージがピッタリである。

山本耕史は、太刀川春夫という新聞記者だ。パンドラシリーズではずっと同じ役で出演している。彼も、新聞記者がまさにうってつけの役者である。

板谷由夏は鈴木のせいで客室乗務員を首になった川村翔子を演じている。その後は、刑事の神林洋介と絡んでいく。客室乗務員だったにしては、不良っぽい女性だ。

若村麻由美は官房長官の妻の湯田恵理子を演じている。元夫は鈴木で、子供も鈴木の子であり何か訳ありの女という役である。久しぶりに見る女優さんで昔のイメージからは年をとった感じがするが相変わらず美しい。

福田麻由子は、ホームレスの少女結城香恵を演じている。ドラマでは、まだほんのチョイ役といったところだが、今後の展開でかなり重要な役になりそうな感じがする。若手だけに期待が大きい女優さんだ。

泉谷しげるはテロリストの松永昭一郎を演じている。刑務所を出所後も爆弾を使いテロを起こそうとする男だ。こんな役はまさに泉谷しげるにピッタリだ。

まだ、半分が終わったところだが、人が変わった湯田が日本再軍備に向けクーデターを計画し始めるという展開に進みそうだ。はたして、湯田は救世主なのか、独裁者なのか?日本にも革命が起きてしまうのか?これから先がどんなふうに進んでいくかが気になって仕方がないドラマだ。

「撮影後に焦点を変更できるカメラ」が発売とか

2011-10-24 20:10:26 | グッズ


最新トレンドをお知らせするメールマガジンで興味を引く記事があった。なんと、「撮影後に焦点を変更できるカメラ」が発売されるというのだ。

ただ、こんな革新的なカメラを作るというのは、やはり日本ではなく米国である。発売元は、米Lytro社で、名前も『Lytro』という。このカメラは、マイクロレンズアレイがカメラのセンサーの上に設置されており、撮影場所の光をすべて(正確には1,100万光線)取り込むことができ、画像は独自のファイル形式で保存される。その為、まるで未加工のファイルのように、「生きた写真」としてコンピューター上で操作できる。主要な属性を操作することで、写真の焦点を自由に変更できるそうだ。
[実際の写真を試すことができる日本語版記事はこちら]
http://wired.jp/2011/06/24/%E6%92%AE%E5%BD%B1%E5%BE%8C%E3%81%AB%E7%84%A6%E7%82%B9%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%80%81lytro%E7%A4%BE%E3%81%AE%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9/

カメラの形自体も画期的である。高さと幅が約4.1cm、奥行きが約11.2cmの直方体で、前面に8倍ズームのF2レンズが搭載されている。バックライト付きのタッチスクリーン式液晶ディスプレーによって、構図の確認と露出の設定ができる。ボタンは電源ボタンとシャッターのふたつしかない。処理はすべてソフトウェアが行うので、カメラ自体はシンプルになっている。

2種類のカメラが予約発売されており、容量8GBのモデル(ボディの色はエレクトリック・ブルーまたはグラファイト)が価格400ドル。容量16GBのモデル(ボディの色は「ホットレッド」)が価格500ドルだ。8GBモデルには350枚の写真を、16GBモデルには750枚の写真を保存できる。出荷は2012年はじめだという。

形が直方体ということで、普通のカメラと比べると全然イメージが違う。使う時の状況は、四角い箱を被写体に向けるという構図になるだろう。高さと幅が4.1cmだから片手で握れる大きさではあるが、何かカメラという感じがしない。シンプルすぎて、日本人の好みに合うかどうか?ただ、ピンボケ写真で失敗するという事がなくなるという事は凄いことである。値段も400ドルから500ドルという事は日本円にすると3万円から4万円程度となる。ちょっと気になるカメラだ。

2011花の舞酒造蔵開き各自エンジョイマラニック

2011-10-23 20:05:34 | マラソン
今日は、地元の「花の舞酒造」で新酒蔵出しがあり、無料の「新酒味見会」があった。今回も、ヒロボーさんから各自好きな時間にスタートして10時の蔵開きに間に合うように走って現地で集合しようと呼びかけがあった。

昨日は、完全オフだったが、四万十以来走ってなかったので、今日は少し走ろうと思い自宅から「花の舞酒造」まで走っていくことにした。片道6キロくらいだから走り初めとしてはこの位で充分だ。走り始めは、やはり体が重かったがなんとか走っていく。残り2キロ位のところで、何だか見かけたことのあるランナーの姿が見えた。同じ方向に走っていくので、顔なじみの誰かだろうとすぐ察しがついた。追いついて声をかけたら、顔なじみのsimoさんとSさんご夫妻の3人だった。その後は、一緒に走って会場に向かう。

遠州山辺の道マラニックでも立ち寄った庚申寺参道にはいると、大きく「酒蔵開放」の文字が見える。そして、出店も一杯並んでいた。


庚申寺の手前を左に曲がり、「花の舞酒造」の工場入口に向かう。入口ではグラスが一人ずつに配られていた。少し雨がぱらついていたが、会場は新酒を飲もうとする人たちの熱気で雨もなんのそのという気配であった。


そして、その先にはヒロボーさんたちが既に会場の一角を陣取っていた。テーブルまで確保しいつでも立ち飲みできるように準備万端である。そして、何人かはグラスをまとめて運べるよう自作のお盆まで持参していた。グラス一つで新酒をもらいに行くと効率が悪いというので、昨年の経験からこのようなお盆を持参してきたそうだ。これさえあれば、まとめて注いでもらえるのでノンベイの人は待たなくてもすぐ飲めるというわけだ。


特に秀逸の出来がこのお盆である。お酒がこぼれないよう安心して持ち運びができるという優れものだ。


皆さん、酒が大好きな人が集まったようで、ご機嫌で乾杯する。


こちらは、新酒を配っている様子。こんなふうに、柄杓でグラスに新酒を注いでくれる。


後ろを見れば、すごい行列である。


会場は、ますます人が増えてきた。


チンドン屋さんも登場し、お祭りらしくなってきた。


蔵出しの新酒というのは、アルコール度数が19~20度あるそうだ。ちょっとした焼酎並みの度数なので、ぐいぐい飲んでしまうと後でかなり効いてくるらしい。タンクから直接持ってきているので新鮮で冷たく、スーッと飲めてしまうのが曲者である。私は、酒は強くないのだが勧められるままに2杯ほど飲んでしまった。その後、あっという間に酔いが回ってきた気がしたので、その後は出来るだけ飲まないようにしていた。この後、用事があったので飲みすぎてはいけないと自重したのだ。新酒の場合は、このグラス2杯で1合ほどに相当するので、飲みなれてない人は気をつけたほうがいいという。みんな、酔いが回ってきた頃、ヒロボーさん手書きの垂れ幕の前で記念写真を撮る


その後、別の場所でも顔なじみのメンバーたちが宴を開いているというので、そちらにも顔を出す。酒豪で俊足ランナーが多い「ドンガメクラブ」のメンバーだ。こちらも同じランナー同士ということで初対面でも話が弾み、ついつい長居をしてしまう。帰り際に集合写真を撮ってヒロボーさんたちの場所に戻る。


もとの場所に戻っても、みんなご機嫌になっているので話が弾んでなかなか帰り辛かった。それでも、時間がなくなってきたので名残惜しかったが帰ることにした。帰りは、酔いが回ってきているので走るのはやはり辛い。歩きを入れながら小走りしたりして、何とか家に戻った。午後は、妻の車の納車があったり、お見舞いに行ったりした。夕方には近所で建前の餅まきがあり、餅拾いもあったりと忙しいけど充実した一日だった。

今日は、どこへも出かけない一日だった

2011-10-22 20:12:27 | 呟き
このところ、土日も出ずっぱりでいささかのんびりしたくなっていた。
朝から雨で、家でできることをやるには丁度いい日だ。
本当は、自治会の用事で勤労奉仕の予定があったが、結局雨で中止となりまったくフリーの一日となった。

まずは、溜まりに溜まっていた写真の整理を行なう。
出かけるたびにデジカメで写真を撮ってるから、枚数も半端じゃない。
削除するもの、印刷するものと取捨選択しながら整理をした。
後は印刷したいファイルだけ、ネットでアップロードする。
一週間以内には、写真が宅配で送られてくるので、来たらアルバムに張るだけだ。

その後は、ビデオを見てのんびりする。
寝ながらビデオを見てると眠くなってしまい、そのまま昼寝モードだ。

少し雨が止んできて、ちょっと走りに行こうかと思ったが、そのうち雨が降り出してきた。
雨が降ったり止んだりと、はっきりしない天気の日だ。

結局、ソファーの上でごろごろしているうちに眠くなって、また一眠り。
起きたら、古新聞や雑誌を紙紐でしばって整理する。
なんだかんだと雑用を済ませていたら、いつの間にか暗くなっていた。
今日は、一日中まったく外出しないで終わった。