とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

どうなる沖縄基地問題

2010-05-31 23:37:19 | 政治
社民党の福島瑞穂党首が閣僚を罷免された。米軍普天間飛行場を沖縄県辺野古周辺に移設する政府方針に反対したため、鳩山首相が内閣の意にそぐわない閣僚を切ったという構図だ。そして、社民党は鳩山内閣からの離脱を決め、連立政権は崩壊したと言える。

この問題でも、鳩山首相はぶれまくっていた。「最低でも県外」といったん言いながら地元の頭越しに辺野古周辺への移設を決めた首相への国民の評価は厳しい。誰がみても、これだけ考えが変わる政治家は見たことがない。これほど言葉に重みがない政治家が日本の首相になったということは、日本人として嘆かわしい現実である。一時は民主党に期待したが、自民党以上に迷走しているとしか見えない。

沖縄基地問題をどうしたら着地点がでてくるのか難しい問題だが、沖縄の現状を考えると沖縄に全ての負担を押し付けることは出来ないだろう。そして、最近の北朝鮮と韓国の緊張の高まりも大きな不安要素でもある。日本の安全保障をどうしていったらいいのか論議も尽くさなければいけない時だ。強力なリーダーシップを持って日本の未来に希望をもたらすような政治家は出てこないのだろうか?近未来の日本の先行きが心配でしょうがない。

浜北森林公園を走る

2010-05-30 21:01:11 | マラソン
今日は、午前中時間が空いていたので浜北森林公園に走りに行くことにした。天竜マラニックなどで、森林公園の周辺は走ったことがあったが、公園内の道をまだ走ったことがなかったので新鮮な気分だった。

まずは、「あらたまの湯」に車を止めて出発した。しばらく舗装道路を走るが、すぐに森林公園入口の砂利道に入る。森林の中なので木陰があって涼しく走りやすい。

途中では何人ものランナーに出合った。けっこう走っている人がいるものだ。坂を下りスポーツ広場に出た後、今度は上り坂となり管理棟のある駐車場付近を過ぎて、バードピア浜北まで走った。

バードピア浜北で少し施設内を見学する。少し休憩をしてから、赤松林の間を走る。

浜北カントリークラブの前を通り過ぎる。

しばらくは、天竜マラニックのコースと同じだ。その後、富士見平の分岐から富士見平に向かう。2キロ弱ほど走り急坂を上りきると富士見平だ。

ここからは、浜松や磐田方面がよく見える。冬の晴れた日には、富士山も見える展望がいい場所だ。

ここで、ひとしきり休憩した後、もと来た道を戻る。浜北カントリークラブ手前の分岐から「あらたまの湯」方向に向かう。やがて、最初の道と合流すると「あらたまの湯」はすぐだ。

あとは「あらたまの湯」の温泉に浸かり、サッパリして帰った。午前中の短い時間だったが丁度いい練習になった。

久しぶりに結婚式に出る

2010-05-29 22:18:23 | 呟き
今日は、久しぶりに結婚式に参加した。姪の結婚式ということで、半年前からの招待なので親族として夫婦で列席した。最近は、大きなホテルのような場所でなく、一日貸切で一組だけの式と披露宴を行なえる場所で行なうことも多いようだ。3年前に列席した別の姪の結婚式の時もそうだったが、今回も同様にゲストハウスという建物を借り切って行なわれた。

洋風の洒落た建物で、スタッフも大勢いて演出もしっかり行なわれ、とてもいい雰囲気の式だった。まずは、教会での人前結婚式となった。新郎新婦のたっての希望で、牧師とかを入れず参加者全員の前で愛を誓いあうというスタイルである。自分の時もこんな感じでやったなとちょっと懐かしかった。


そして、式が終わり教会から二人が下りてくるところで、お決まりのライスシャワーならぬフラワーシャワーだ。

二人の門出を祝うには、丁度いい日和となった。姪のこの日の姿は一際輝いていた。花嫁になる日の女性はいつもに増して美しいものだ。

ケーキ入刀は、屋外のテラスで行なわれた。イチゴで敷き詰められたケーキは、甘い二人の気持ちを表しているかのようだ。


その後、披露宴会場に入り、キャンドルサービスで宴が始まった。


来賓の挨拶などのあと、今回の式の目玉でもあるスペシャルイベントが行なわれた。姪の兄が阿波踊りのメンバーに入っている関係で、大阪の支部からメンバーが大挙繰り出して式を盛り上げてくれた。阿波踊りの連の中でも、特に名が通った連らしい。







一通り、模範演技を見せてくれた後、参加者も加わりさらに阿波踊りで盛り上がった。



まさか結婚式に来て阿波踊りを踊るとは思っても見なかった。私も見よう見真似でひととおり踊り汗をかいた。

そして、最後は新郎新婦から両親への感謝と花束贈呈と進む。特に新婦の両親への感謝の言葉は、なかなか泣かせる。自分が新婦の親の立場だったらどうなのかと考えていたら、自然に目頭が熱くなっていた。自分の娘のときは、涙を抑えることができるのだろうか心配になった。


新郎新婦が退場した後、式と披露宴の様子を撮影したビデオが早くも会場で上映された。ちょっとしたドキュメンタリー風の映像に感動だ。さすがプロが撮影しただけあって、アングルも洒落ており、音楽とコメントも入りステキな映像に仕上がっていた。最近の結婚式は、こんなサービスもあって至れり尽くせりだ。時間が経つのも気にならず、いい雰囲気で気持ちのこもった思い出に残る結婚式だった。

社会人大学今年も始まる

2010-05-28 20:46:08 | 社会人大学
昨日から、2010年度の社会人大学が始まった。私は、今年で2年目になる。今年の講義は10回あり、バイオリン奏者の大谷康子さん、ギタリストの尾尻雅弘さん、古代学者の辰巳和弘さん、ジャーナリストの高野孟さんなどを予定している。卒業式には、盲目のピアニスト辻井伸行さんの母である辻井いつ子さんが来るそうだ。

さて、第1回は、山口阿知須共立病院会長の三好正之さんの講演である。三好さんは、太平洋戦争のとき軍医としてニューギニアにすすんで赴任したという。激戦の地ニューギニアでは、何度も死にそうになったというが奇跡的に生還した。講演は、“地獄の戦場”と形容されるニューギニア戦での三好さんの軍医としての体験をたどることで戦争の悲惨さと、その後の三好さんの生き方で平和の大切さを訴えるという内容だった。

三好さんは、軍医として多くの兵士の死を見てきた。多くの兵士は、戦闘で一瞬に亡くなるのではなく栄養失調やマラリアで苦しみながら亡くなっていったという。マニラでは50万人、ニューギニアでは20万人もの人が戦死したという話を聞き、いかに無意味で無駄に人が亡くなっていった戦争だったということを改めて認識した。こういう話が出来る人が、少なくなってきている今、貴重な存在でもある。「戦争はいけない」と命の大切さを訴える三好さんの言葉には実感がこもる。

そして、ニューギニアから帰還後はふるさとで医院を開業したが、医術の未熟さを痛感して大学で2年間学び直して、現在に至るまで地域医療に尽くしてきたそうだ。「人間は耐えることに終始する事が大切である。どんなに落ち込んでも浮かぶ時が来る。新しい道が開けてくる」という言葉は、心に刻んでおこう。

今年で93歳になるという三好さんは、車椅子で登場し1時間あまりの講演はきつかったようだ。過去においても最年長の講師ではなかっただろうか。こういった話は、若い人たちにも聞かせたいものだが、受講生も年長者が多く、次世代の人たちに如何に伝えていくかが課題かもしれない。


ipad明日発売

2010-05-27 23:28:52 | ニュース
今話題のアップルの新型携帯端末「ipad(アイパッド)」が明日発売される。「スマートフォンとノートパソコンの間」と位置付けられる携帯端末である。ただし、通話やカメラの機能は持っていない。スマートフォンより大きな画面で電子書籍やゲームなどを楽しめるのが特徴で、タッチ式のスクリーンが魅力的である。

一頃は、スマートフォンに魅力を感じてiphonやアンドロイド携帯の購入を考えていたのだが、持ち歩きのできるネットパソコンという使い方を考えた場合、大きな画面のipadは魅力的だ。また、スマートフォンはネット、メール、通話、カメラと多様な機能があってこれも捨てがたい。

携帯端末の分野では、ガラパゴス化しているという日本市場で新たな機能を持った携帯端末が登場してきて選択の幅は広がったが、選択の幅が広がりすぎて、どれにしようか決めかねる。どれも、魅力的でますます悩みそうだ。結局、今の携帯をそのまま使い続けるのが一番楽かもしれない。

2010チャレンジマラニックin遠山郷エントリー

2010-05-26 22:30:54 | マラソン
何年も前から、ウルトラマラソンの諸先輩たちから、ここの大会は「最高だ!」と言われ参加したいと思っていたが、なかなか予定が合わず見送っていた。そして、今年こそは絶対参加するぞと思っていたら、つい先日、参加要綱が発表されたと言う話を聞きつけた。早速ネットで検索したらこちらに案内が出ていた。
http://www.tohyamago.com/event/challenge_maranic/img/maranic2010.pdf

こちらにも案内文を掲載する。

「チャレンジマラニックin遠山郷」
南信州・遠山~神々の里を駆け抜けよう!神々の里を走るマラソンです。でも、耐久レースではありません。マラニックを楽しむ大会です!後夜祭あり!!みんなで盛り上がろう!南アルプス兎岳、聖岳の絶景を臨み清流・遠山川沿いの森林鉄道軌道跡を駆け抜ける自然一杯のコースです。

開催日時 2010年9月19日(日)      
55㎞の部 午前6時30分~午後4時      
45㎞の部 午前7時00分~午後4時
会  場 遠山郷(長野県飯田市 南信濃・上村)
コース  (スタート)かぐらの湯~旧木沢小学校~下栗(天空の里)~須沢(三軒家) ~森林鉄道軌道跡経由~梨元ていしゃば~かぐらの湯(ゴール)
エイド  ほぼ3~4km毎に設置
水(平成の名水 観音霊水)、スポーツドリンク、果物等。木沢エイドでは美味しい手打ち蕎麦など、遠山郷特産品のサービスがあります。※エイドで使う湯飲みやコップは洗って使い回します。気になる方は、マイカップをご持参下さい。
参加費  55kmの部、45kmの部共に、10,000円 ※後夜祭の参加費含む。
前夜祭は地元&スタッフとの懇親会 会費1,500円(別途)
★是非地元の自慢のお酒等持ち寄っていただきご参加ください。
定員   150名


とにかく、ここのエイドは凄すぎるそうだ。3キロごとにあるエイドは地元の人たちが競って特産品を持ち寄り、飲めや食いなの大盤振る舞いで走りに行ったか食べに行ったかわからないくらいの歓迎らしい。前夜祭や後夜祭でも飲んだり食ったりと大歓迎の大会だ。

特に、飲んべいの人には、天国みたいな大会みたいだ。もちろん、日本のチロルと言われる場所だけあって南アルプスが間近に眺められる山間地でもあり景色も最高だろう。去年登った聖岳や兎岳を眺められるのも嬉しい。もっとも、酒を勧められすぎるのは、酒に強くない私にとっては怖いかも。

参加要綱では、ランネットかスポーツエントリーから申し込みできるような記載があったが、どちらも検索したがヒットしなかった。まだ、ランネットもスポーツエントリーも受付を行なっていないようだ。仕方ないので、参加料を直接事務局に振り込んで申込書を郵送しておいた。定員150名と、こじんまりした大会なのだが人気が出てきているようなので、これも早めのほうがいいと思い早速エントリーしたのである。

さあ、これで夏場も練習しなければならない状況になりつつあるといえるだろう。予定がないと、ついつい楽をしてしまいがちだから一安心。

コシアブラの天ぷら

2010-05-25 20:32:41 | レシピ
先日、よっぴーさんよりコシアブラを頂いた。本当はkazukawaさんが取ったものらしいのでkazukawaさんにお礼したほうがいいかもしれない。

コシアブラは、「山菜の女王」と言われ最近はタラの芽をしのぐ人気だそうだ。とはいえ、そういったことに疎い私は、よっぴーさんから頂いて初めて知った。どんなものか気になったので調べてみた。コシアブラは北海道から九州に分布し、山地の林に生える。コシアブラの名前は、その昔、樹脂を漉して金属の錆止め油をとったことに由来しているそうだ。採取時期は春で、伸び始めた若芽を摘みとる。若芽は、はかまを取り除き、天ぷらにして塩で食べるのがおすすめだという。

さっそく、家内が天ぷらにしてくれた。コシアブラを噛んでみると、口の中になんともいえない上品な香りがひろがった。さすが山菜の女王にふさわしい味である。よっぴーさん、kazukawaさん美味しかったですよ。

飛騨位山「展望と今回のコースの概要」

2010-05-24 00:15:43 | 山登り
祭壇岩を探すため、草だらけで急斜面のゲレンデ内を歩き回り30分近くかかってしまった。一息ついて登山道を登りなおしたが、それだけでお腹が空いてしまっていた。きりがいいスキー場頂上で休憩することにした。ちょうどリフトの降り口でおやつを広げた。気温が上がって暑くなり、冷たいゼリーやら夏みかん、お菓子などをほうばる。


スキー場上部からは雪を被った山々の絶景が見える。これは、ゲレンデに設置されていた展望写真だ。快晴なら、こんな景色が見られる。
「立山連峰」

「穂高連峰」

「乗鞍岳」


休憩した場所の近くには水溜りがあって、オタマジャクシがうようよ泳いでいた。


巨岩を見ながら「天の岩戸」に着くと、反対方向から子犬2匹をつれた女性が一人で歩いてきた。この日出合った二人目の登山者だった。朝、道の駅で見かけた夫婦のうちの奥さんだった。旦那さんが沢釣りにいっているので、それを待つ間一人で山を登ってきたという。子犬が可愛いので女性陣は大喜びだった。以後、その女性と子犬達とは水無神社まで一緒に行動する。


山頂までの周回コースを歩くが、最初に御嶽山のビューポイントを通過する。

次は乗鞍岳のビューポイントである。すこし霞みかかっているが、山の形は良くわかる


ビューポイントを過ぎると「天の泉」と呼ばれる御神水が湧き出る水場がある。屋根がついた水場で、最近整備されたばかりのようできれいな場所だった。水がある場所はパワーが強い場所だと言われている。

位山の中では、ここが一番のパワースポットかもしれないと言われ、冷たく美味しい水をいただきパワーを授かった気になる。みんなはペットボトルにも御神水を詰めてお土産に持ち帰る。



頂上で記念写真を撮った後、近くの広場に移動する。ここからは、霞みかかっていたが白山が臨まれ、見晴らしがよく広々として気持ちいい場所だ。


昼食は、みんなが持ち寄ってくれた有り余るほどのたくさんの食材で、お腹が一杯になる。自分が持ってきたおにぎりは余ってしまい、帰りの夕食になった。

山頂からは木道を経て「天の岩戸」に戻る。

「天の岩戸」からは、巨石と巨木が立ち並ぶ自然林を下る


最後の巨石を過ぎると、この場所にそぐわないような球体が目に入ってきた。ある新興宗教団体が立てたものらしく、地元では当惑している物らしい。

これも、新興宗教団体が建てた妖しげな人面の龍。

こちらは、由緒ある水無神社の鳥居だ。ここまではダナ平林道経由で車で来ることができる。


我々は、さらにダナ平林道を歩いて「道の駅」まで戻る。ところどころ舗装された林道は登山靴では疲れる。こういう道は、できれば舗装して欲しくないものだ。


1時間30分ほどで「道の駅」がある駐車場に戻る。ここには「分水嶺の水場」がある。この水場より左側に流れ出る水は、南方の飛騨川から木曽川へと合流し太平洋へ。右側に流れ出る水は北方の宮川から神通川となり日本海へ注いでいるということだ。日本の水の流れを二分する場所だとわかり凄い場所にいるなと実感した。


これで、3回に分けての「位山」の登山記は終わりとする。今回は、展望、古代ロマン、パワースポットと一風変わった組み合わせで登山が出来ておもしろかった。

飛騨位山「巨石群探訪」

2010-05-23 17:15:45 | 山登り
位山で一番興味を引いたのは、古代文明と密接にリンクしているらしい巨石群の存在だった。昭和初期に調査団がこの山域に入り、この辺りで神器を祀ったらしい跡や太陽祭祀の場としての巨石群を発見したということが知られている。

巨石群はこちらに地図が紹介されている
「位山巨石群探訪」
http://suzuki-t.hp.infoseek.co.jp/kuraimap.htm

スキー場から登山口を登っていくと、位山頂上と祭壇岩を示す看板がある。まずは祭壇岩を見たいので荷物を置いて左側に進んだ。しばらくは道があるが、目指す祭壇岩がどこにあるか判らなくなり、地図を頼りにゲレンデを直登してみる。リフトの脇にあるが見つけにくい場所だと資料に書いてあったとおり、良くわからない。ちょっと大きい岩があったので、多分ここかなと無理やり決め付けて元に戻ろうとゲレンデを下っていったら樹木と草に覆われた一角にあきらかにこれだ!とわかる祭壇岩があった。付近には何の案内もなく不親切だが、階段状に組まれた巨石には神聖な場所という雰囲気を感じた。


これが巨石群探訪の一歩だった。まずは最初が肝心なので一安心して元の登山道に戻った。

スキー場の最上部まで着くと、いよいよそこから普通の登山道になる。そこから、巨石群が所々に現れてくる。岩の名前の謂れ等書いてあるといいのだが、名前だけしかなく、なんでこんな名前がついてるのだろうと考えながら登った。途中にあった巨石をいくつか挙げておく。

「六稜鏡岩」

「御手洗岩」

「門立岩」

「尻立岩」


そして山頂間近になって「天の岩戸」に着く。巨石が重なり合い中が洞窟になっている。ただ、社の上には無粋な青いトタン屋根がかけられているのが残念だった。「位山には大蛇がいて入った者は生きては帰らない」という伝説があり、昔は地元の人々は祟りを恐れてほとんど山に入らなかったそうだ。ここは古墳時代の墓石で、天照大神のご神陵であると推測されているらしい。まさに古代からのパワースポットなのである。賽銭をいれ登山の安全を願った。


しばらく先に行くと山頂になり国土地理院の三角点があるが、その横には磐座と記された石があり、ストーンサークルだと言われているそうだ。


さて、巨石群は、「天の岩戸」からさらに水無神社までの下山道に続いている。

「御霊岩」非常に存在感のある巨石。

「八重雲岩」石が何層にも重なっている。

「餅ノ岩」

「豊雲岩」先端が尖っているが方向石のように道標の役割があるのかも知れない。

「朧岩」

「日抱岩」日を抱く岩。岩の上に木の根がくっついている。

「御門岩」これも存在感のある巨石。

「禊岩」禊ぎ(みそぎ)をするためにある岩かもしれない。


まだまだ、他にも巨石があるが、たくさんなので一部割愛した。登山道に沿っていたるところにあることからして人為的なものを感じる。これは自然に出来た巨石群ではなく、人間が信仰等のために配置したものだろうという気がする。ただ、古代人が如何にして巨石を運んだのか謎である。

飛騨位山(くらいやま)登山

2010-05-22 22:44:49 | 山登り
1ヶ月ぶりに登山に行って来た。今回は、日本二百名山の一つで飛騨にある位山(1529m)である。飛騨三名山の中心であり、天尊降臨伝説の霊山としても知られている。今回も女性ばかり集まり5名で現地に向かった。

位山というと、巷ではスキー場としての名前のほうが売れている。登山としていく人はあまりいないようで、登山家の中では渋めのやまとして知られているらしい。何故、この山に行ってみようかと思ったのは、ある見所が極めて珍しいことから、大いに興味をそそられたからだ。

どんな見所かと言うと、この山の解説を見てもらうことにしよう。

位山は高山市の南にある標高1529mの山で、知る人ぞ知る世界最高のパワースポットである。明らかに人の手が加えられた巨石が山腹から山頂にかけて散在し、世界中に広がる巨石文化遺跡のひとつといわれている。また、古くから名山として知られており、平安時代には数多くの和歌に詠まれた。清少納言も「枕草紙」の「山は」の章で位山を名山の一つにあげている。

また、世界最古の古文書といわれる竹内文書には「位山に、日の神の皇太子の居る大宮を日玉国と云ふ。」と天孫降臨が記載され、古代史研究家の間では「高天原は日本にいくつもあり、中でも一番古いのが飛彈高天原で、位山はその中心となり天照大神の幽の宮(かくれのみや)がある。」と言われている。
 
深田久弥の日本二百名山の一つであるが、この山では登山者の割合が、一般の登山愛好家よりも見えない世界に造詣の深い人たちのほうがより多いという傾向があるそうだ。患者をともなって登る治療師もおり、その方の話では、位山に来るとヒーリング能力が上がり、患者さんの直りが数倍早くなるといわれている。

ざっと解説するとこんなところである。

まずは、道の駅「モンデウス飛騨位山」に車を止め、「モンデウス飛騨位山スキー場」のゲレンデ下を通り

登山口に向かった。

登山口から山頂まではあっちこっちと寄り道して遊んでいったので約4時間半ほどかかった。

下りはダナ平林道を1時間半ほどで下り無事下山。見所の話や、展望については明日以降に掲載する。

コースマップ:
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s24810/hoyouken/course/temp/1301kurai.pdf