4日目は、道東三山の阿寒岳(雌阿寒岳)に登る。国土地理院による正式名称は雌阿寒岳だが、深田久弥の百名山をはじめ一般に阿寒岳というと、この雌阿寒岳を指すことが多い。古くはアイヌ語でマチネシリという。
前日まで雨が降っていたが、4日目の早朝はすでに雨が上がり、宿の窓から明るい日差しが射していた。最終日で帰りの飛行機の時間もあるので、6時前に宿を出て登山口に向かう。雌阿寒温泉登山口の公共駐車場に車を止め、登山開始だ。

雌阿寒温泉の野中温泉の脇の水路からは、温泉水が贅沢に流れだしている。

直ぐに雌阿寒温泉登山口に着く。登山口の登山届に記入して、登り始める。

アカエゾマツの森の間を進む。

シャクナゲの花も咲いている。

次第に、根が縦横に張り出した歩きにくい道となってくる。

ハイマツの中に入ると視界が開け、見渡す限りの原生林の広がりに息をのむ。人工物が全く見えないほどの大自然に北海道の広さが実感できる。

青い池は、かつて秘湖と呼ばれたオンネトーだ。

7合目辺りを過ぎると、溶岩だらけの岩山になってくる。

8合目を過ぎ、いよいよ火口淵が近い。

9合目からは、火口淵を歩く。今なお噴気が出ている火口や赤沼が見える。

北東側の中マチネシリ火口では活発な火山活動が続いている様子が見える。荒々しい風景に自然の脅威を感じる。そしてその先には阿寒湖や雄阿寒岳も見える。

南側には、火口淵が切れ落ちている様子や、端正な形の阿寒富士も見える。

ポンマチネシリ頂上1499mに到着する。雌阿寒岳はポンマチネシリや阿寒富士など8つの火山で構成され、ポンマチネシリは雌阿寒岳の主峰という事になる。

山頂からさらに南下すると、旧火口の青沼と阿寒富士。

さらに火口淵を回り込むと、赤沼火口の噴煙が正面に見えてくる。

オンネトー方面に下り始める。

阿寒富士を真正面に眺めながら下っていく。

オンネトー方面の下りも、倒木などがあって結構険しい個所もある。

オンネトー登山口近くまで来ると、広くて歩きやすい道となってくる。

オンネトー国営野営場の中を通り、雌阿寒温泉方面に向かう。

オンネトーの畔を歩く。

オンネトーとは、アイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」の意味だという。季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わる神秘の湖だ。


オンネトー畔の木道を進む。

木道を渡り切るとオンネトーから離れ、雌阿寒温泉への山道に入る。

山道を1時間ほど歩くと、車を止めた雌阿寒温泉登山口の公共駐車場が見えてきた。

駐車場に到着。阿寒岳周回コースのゴールだ。

ゴール後は、駐車場隣にある野中温泉に入浴していく。大自然にたたずむ手造りの露天風呂と釘を1本も使わない総トドマツ造りの内風呂があり、秘湯感たっぷりの温泉だ。ただ、湯の温度が熱くて、あまり長時間は入ってはいられない。
温泉でさっぱりして気持ち良くなったところで、女満別空港に向かい、無事帰路についた。
参考1.阿寒岳の高低図&コースタイム

参考2.阿寒岳のコースマップ
前日まで雨が降っていたが、4日目の早朝はすでに雨が上がり、宿の窓から明るい日差しが射していた。最終日で帰りの飛行機の時間もあるので、6時前に宿を出て登山口に向かう。雌阿寒温泉登山口の公共駐車場に車を止め、登山開始だ。

雌阿寒温泉の野中温泉の脇の水路からは、温泉水が贅沢に流れだしている。

直ぐに雌阿寒温泉登山口に着く。登山口の登山届に記入して、登り始める。

アカエゾマツの森の間を進む。

シャクナゲの花も咲いている。

次第に、根が縦横に張り出した歩きにくい道となってくる。

ハイマツの中に入ると視界が開け、見渡す限りの原生林の広がりに息をのむ。人工物が全く見えないほどの大自然に北海道の広さが実感できる。

青い池は、かつて秘湖と呼ばれたオンネトーだ。

7合目辺りを過ぎると、溶岩だらけの岩山になってくる。

8合目を過ぎ、いよいよ火口淵が近い。

9合目からは、火口淵を歩く。今なお噴気が出ている火口や赤沼が見える。

北東側の中マチネシリ火口では活発な火山活動が続いている様子が見える。荒々しい風景に自然の脅威を感じる。そしてその先には阿寒湖や雄阿寒岳も見える。

南側には、火口淵が切れ落ちている様子や、端正な形の阿寒富士も見える。

ポンマチネシリ頂上1499mに到着する。雌阿寒岳はポンマチネシリや阿寒富士など8つの火山で構成され、ポンマチネシリは雌阿寒岳の主峰という事になる。

山頂からさらに南下すると、旧火口の青沼と阿寒富士。

さらに火口淵を回り込むと、赤沼火口の噴煙が正面に見えてくる。

オンネトー方面に下り始める。

阿寒富士を真正面に眺めながら下っていく。

オンネトー方面の下りも、倒木などがあって結構険しい個所もある。

オンネトー登山口近くまで来ると、広くて歩きやすい道となってくる。

オンネトー国営野営場の中を通り、雌阿寒温泉方面に向かう。

オンネトーの畔を歩く。

オンネトーとは、アイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」の意味だという。季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わる神秘の湖だ。


オンネトー畔の木道を進む。

木道を渡り切るとオンネトーから離れ、雌阿寒温泉への山道に入る。

山道を1時間ほど歩くと、車を止めた雌阿寒温泉登山口の公共駐車場が見えてきた。

駐車場に到着。阿寒岳周回コースのゴールだ。

ゴール後は、駐車場隣にある野中温泉に入浴していく。大自然にたたずむ手造りの露天風呂と釘を1本も使わない総トドマツ造りの内風呂があり、秘湯感たっぷりの温泉だ。ただ、湯の温度が熱くて、あまり長時間は入ってはいられない。
温泉でさっぱりして気持ち良くなったところで、女満別空港に向かい、無事帰路についた。
参考1.阿寒岳の高低図&コースタイム

参考2.阿寒岳のコースマップ
