とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

獅子ヶ鼻トレッキングコースガイド「その2」

2014-04-30 00:10:16 | 山登り
サクラ台でしばらく休憩して、八畳岩方面に向かう事にする。岩場の道をロープを頼りに下りていく。


八畳岩が見えてきた。


八畳近くの広さがありそうな大きな岩で、昼寝するにはちょうどいいくらいの広さがある。


八畳岩からもと来た道を戻り、虫生冷泉コースに向かう。


林道を横断して進むと、沢沿いの気持ちよい道が続く。静かに耳を澄ますと、沢の流れの音やカエルの泣く声も聞こえる。




小さなお堂があった。


路には、木材チップが敷き詰められフカフカして歩きやすい。


虫生冷泉コースが終わると、虫生側出発点が見えてきた。もうすぐ車道が見える。


そのまま行ってしまうと終わってしまうので、「野草の小道」コースに向かう事にする。


「岩山通り」への分岐があるが、そのまま「野草の小道」に進む。


土砂崩れの場所を通り過ぎる。


ふたたび「サクラ台」に戻り、岩山通りに向かう。大きな岩の前にある木には、切れ目が入っていて足を掛けて下りるようになっている。


屏風岩の横を通り過ぎる。


「へのかっぱ坂」では、「ロープに頼らず三点確保で上る練習をしてください」と書かれている。


ロープはあるが、三点確保で十分登られる坂だ。


鎖がある水平歩道。道幅が狭く、鎖を持たないと危険な場所だ。


水平歩道の真ん中に「しっぺい道祖神」があった。


藤見平からの景色もいい。


コウモリ岩の前を通り過ぎる。


「もう一息坂」を上りきると、鐘掛岩だ。


鐘掛岩から足元をのぞき込むと、目もくらむ高さの断崖だ。




鐘掛岩で折り返し、「野草の小道」の分岐から虫生側出発点に戻る。


虫生から車道になり、下り坂なので楽に走っていくことが出来る。


民家の前には、フジの花が垂れ下がっていた。


ツツジも咲いている。


獅子ヶ鼻荘前を通過する。


野外ステージが見え、車を止めた駐車場に到着する。


トレッキングコース全体は約7.5キロで2時間半ちょっとで回る。その後、虫生から駐車場までは約3キロの車道だ。約3時間くらいで全部回ることが出来たが、余裕を見て4時間くらいあれば楽しんで回れそうなトレッキングコースだ。

獅子ヶ鼻トレッキングコースマップ(磐田市)
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/midokoro/kankou/pdf/trekking/coursemap.pdf

お詫び:写真の一部にレンズの汚れが入っていました。レンズをしっかり拭き取るべきでした。

獅子ヶ鼻トレッキングコースガイド「その1」

2014-04-29 21:19:43 | 山登り
磐田市にある獅子ヶ鼻公園のトレッキングコースに行ってきたので、そのコース概要を紹介する。

スタートは、獅子ヶ鼻公園下駐車場だ。野外ステージがあり、グランドゴルフなどができる芝生もあり、駐車場は広い。トイレもある。


駐車場から階段を上り、道路の反対側にあるトレッキングコース入り口に向かう。


石段の足元には、「トレッキングコース」と書かれた赤い立札が立っている。


最初から、急な階段が続く。新緑がまぶしいくらいだ。


曲がり角には、奇妙に風化した岩場が露出している。


石橋を渡る。


真っすぐ行くとT字路となり、トレッキングコースは右だが、「衣かけの松」が左になっているので、少し寄り道する。


「衣かけの松」とは弘法大師が衣を掛けた松らしい。そして、この上部にある岩が、獅子ヶ鼻公園の名前の由来となった獅子の鼻に似た岩である。近すぎて全貌が分からないが、展望がいい場所からは、獅子の鼻のように見えるらしい。


「衣かけの松」の脇の岩肌には、「弘法大師投筆天授再写刻」と「世をうし乃 はな見車に法のみちひかれてここを 廻りきにけり」と文字が彫られている。また、上の方には、役の行者石像がある。


更に上がっていくと、石塔が立っている。


新東名高速道路や浜松市街の景色が見える。


「獅子の尾橋」という吊り橋があり、渡っていく。


アスレチックの広場があり、ローラー滑り台やロープリフトなど大人も楽しめそうな場所だ。私もやってみたかったが、子連れの親子がきたので遠慮した。


アスレチック広場を抜けると、公園上駐車場に出る。


神道修成派大元祠鳥居の横を通る。


舗装道路をしばらく歩くと、見渡す限りの茶畑が広がっている。


舗装道路から少し脇に入ると、トレッキングコースになる。ちょうど、ツツジの花が咲きだしていて色鮮やかだ。


出来たばかりの東屋の横を通る。


整備された林道を進む。


一旦、展望台方面に進む。展望台にも東屋があり、景色は抜群だ。




展望台から戻り、三角点方向に進む。すぐに標高259.5mの三角点を見つける。何故か、賽銭が置かれている。


蟻の戸渡り方面への分岐に出る。蟻の戸渡りという名前だけで、険しく危ない場所というのがわかるので、緊張しながら進む。岩や根が張り出していて、ロープを持って上がらなければばらない。


蟻の戸渡りに到着する。残念ながら、この先は、コース未整備の為立入禁止となっている。昔は、通れたはずだが、やむを得ず引き返すしかない。


念のため、立入禁止の先を覗いてみた。確かにナイフブリッジのような幅が1mにも満たない岩が続いていた。立って歩くのは、かなり度胸が入りそうだ。


ロープの場所が、まだまだ続く。


こんなところに道祖神があった。


奇妙な形の巨岩があり、浮き石かと思ったが、これではなかった。


これが、浮き石だ。岩の角に微妙なバランスで止まっている。地震があったら、いつでも滑り落ちてしまいそうだ。


林道を横断して、サクラ台に到着する。お腹がすいて、喉も乾いてきたのでここで休憩する。


獅子ヶ鼻トレッキングコースマップ(磐田市)
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/midokoro/kankou/pdf/trekking/coursemap.pdf

獅子ヶ鼻トレッキングコースガイド「その2」に続く。

2014赤坂山・三国山登山

2014-04-28 21:28:50 | 山登り
滋賀県高島市の赤坂山と三国山に登ってきた。赤坂山は、花の百名山にも選定されており、この時期は花を愛でながらの楽しい登山ができる。花を見るには、ちょうどいい時期を選んで今回の登山計画を作ってみた。さっそく、山友に呼びかけたところ、全部で11名の参加者が集まった。女性が8名も集まり、賑やかな登山となった

前日、近くの道の駅で車中泊したメンバーと、現地集合のメンバーがマキノ高原スキー場の駐車場で落ち合う。朝からいい天気で、暖かい日差しを浴び、久しぶりの登山で気分もウキウキしていた。まずは、スタートまえの集合写真だ。


スキー場のゲレンデの中を進んでいく。この時期、ゲレンデ内はキャンプ場や、グランドゴルフ場などとして開放されているようだ。


ゲレンデ上部の駐車場付近には八重桜並木があり、見事に咲き誇っていたので、ここでも記念撮影だ。


少し寄り道したが、ゲレンデ脇からいよいよ登山道に入っていく。


新緑と沢のせせらぎを眺めながら、緩やかな登山道を進んでいく。初心者でも楽しく歩ける気持ちいい登山道だ。


歩いていくと、足元には可愛いイワカガミがたくさん見られるようになってくる。登山道には、イワカガミの群落がずっと続く。これだけのイワカガミが咲いているのを見たのは初めてだ。さすが、花の百名山と言われるわけだ。その後も、いろんな花に出会う。




登山道からずっと先には、岩がむき出しになり斜面が激しく崩落している風景が見えてきた。明王ノ禿(みょうおうのはげ)と呼ばれる場所で、花崗岩が風化作用をうけたものだ。遠くから見ても奇岩を思わせる風景で、今回は、その先まで行く予定だ。


カタクリの花も、ところどころで見かける。




山桜もまだ残っていた。


雪渓も残っている。木の枝が横に伸びているのが目立ち、雪深い地域だと思わせる。


鉄塔の先に見えるピークが赤坂山だ。


赤坂山824mの山頂に到着する。


これは、ライオンのポーズ?


赤坂山からいったん下り、明王ノ禿へと上り返す。階段の土が流れ、木の杭が刺さっているだけのような状態だ。


明王ノ禿の横を通り過ぎる。あまり、近寄ると土が崩れ落ちていきそうなので、近くに寄りすぎるのは厳禁だ。


反対側の斜面にも、巨岩が転がっているように見える。


明王ノ禿を通り過ぎてから、横から眺めてみるが、凄い崩落地だという事が良く分かる。


可愛い滝の横を通り過ぎる。


風が当たらず、11名がゆっくり休憩できる場所があったので、ちょっと早いお昼にする。今回もフライパンや網を持ってきたので、さつま揚げやちくわを焼いたりして楽しく昼食を味わう。残念なことに、人数が多かったのでビールが少したらなかった。


コブシに似た白いタムシバの花が、いたるところで咲いていた。


山の斜面に見える白い部分は全てタムシバである。登山道周辺では、タムシバの花もいたるところで咲いていた。


雪渓では、雪遊びをしたくなってしまう。


三国山へ向かう登山道には、イワウチワの群落が目立つ。




ガイドブックで紹介されていたオオバキスミレも見つける。




タムシバの木の間を進んでいく。


三国山876mの山頂に到着する。


三国山からは、再びもと来た道を戻り下山を開始する。下りは、早いものだ。30分ほどで明王ノ禿まで戻った。前方には、琵琶湖が見えている。


今回の登山コースは、日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の中央部に当たり、80キロにわたる「高島トレイル」の一区間でもある。


明王ノ禿のガレ場を下り、赤坂山に戻っていく。


以後2時間かけて一気に下り、マキノスキー場のゲレンデに戻ってきた。


駐車場に戻り、着替えを持って温泉に向かう。ありがたい事に、車を止めた駐車場から歩いてすぐの場所に「マキノ高原温泉さらさ」がある。温泉では2時間近くもゆっくりくつろいで帰路についた。一日中いい天気で、早く帰るのがもったいないくらいの山行となった。因みに「花の百名山」をどのくらい登ったか、数えてみたら57もあった。

花の百名山「赤坂山」に登る

2014-04-27 23:08:28 | 呟き


今日は暖かい日差しの中、琵琶湖の北西にある「赤坂山・三国山」に登ってきた。
花の百名山と言われるだけあって、オオイワカガミ、カタクリ、タムシバなどの花が
処かしこに咲き乱れ、まさに最適の時期の登山だった。
詳細は、今後アップするつもりだ。

獅子ヶ鼻トレッキングコースを行く

2014-04-26 17:43:12 | 山登り
磐田市の北側には、弘法大師の開山伝説のある獅子ヶ鼻公園がある。この公園は遊歩道やアスレチックが整備され、春は桜、初夏は新緑の中で森林浴、バードウォッチング、秋は紅葉と四季折々の自然を満喫でき、ハイキングやウォーキングには最適の場所である。もうかなり昔に子供が小さかった頃、親子ハイキングで行った事があったが、最近トレッキングコースが整備されたという話を聞き、下見がてら久しぶりに全コースを回ってきた。

低山とはいえ、鎖場やロープで上り下りする場所もあり、奇岩、巨岩もあちらこちらにあり、見どころ満載のいいコースだ。また、展望台からは遠く遠州灘や浜松市内を望むことが出来る。元旦には初日の出スポットとして大勢の人が登ってくるそうだ。名前の由来となった水成岩からなる巨岩・奇石の「獅子ヶ鼻」は、昔「牛ヶ鼻」と呼ばれていたそうだが、安政の大地震で一部が欠け落ち今の名前になったという。

今回は、公園下駐車場に車を止めてトレッキングコースに入り、蟻の戸渡り、浮き石、八畳岩と行って、虫生冷泉コースに向かう。虫生側出発点まで行ってから、野鳥の小道からサクラ岩まで戻り、岩山通りから鐘掛岩経由で虫生まで戻る欲張りなトレッキングコースだ。このコース取りで、案内された全コースを回ったことになる。トレッキングコース全体は約7.5キロで2時間半ちょっとで回った。その後、虫生から車道約3キロ走り駐車場まで戻った。全部で3時間ほどだった。詳細については、後日アップするつもりだ。

展望台からは豊岡カントリークラブが見える。


入口のコースマップ


GPSによるコースマップ


獅子ヶ鼻トレッキングコースマップ(磐田市)
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/midokoro/kankou/pdf/trekking/coursemap.pdf

GPSウォッチの使い方

2014-04-25 22:22:59 | 呟き
GPSウォッチメーカーからのメールマガジンに、GPSウォッチの正しい使い方というのが載っていた。

まず、装着の仕方だが、GPSの電波は空から降ってくるので、文字盤まわりにあるアンテナの部分を空に向けておく必要がある。しかし、たまに文字盤を手の平側になるように装着する人がいる。この場合では、アンテナが地面に向いてしまっているため、感度が低くなってしまうわけだ。どこのメーカーも、文字盤が手の甲側になるように装着して走った時、アンテナが空に向くようになっているので、正しく装着したい。

GPS受信を最短にする方法については、GPSウォッチを腕から取り外して、受信するようにしてその場に置くのがいいそうだ。なぜ、腕から取り外すのがいいのかは良く分からないが、受信開始までは、GPSウォッチを動かさないほうがいいという事だろうか。私のGPSウォッチは結構感度がいいので、スタートするとすぐ受信状態になる。受信に5分以上掛かるという人は、時計を装着して早いスピードで走ってしまっているケースが殆どらしい。時計を外してGPS受信をさせた場合は早いと1分以内、遅くても2-3分では受信できるという事だ。ただ、そうは思っても、スタート直前になって時計を外すなんてことは多分できないだろう。やはり、早めに受信状態にしておくことが確実だ。

浜松市から文化財ブックレット8「東海道を歩く」が発行された

2014-04-24 19:17:16 | いろいろ


浜松市文化財課では、市内の歴史・文化的遺産の周知を目的に6年前から「文化財ブックレット」を発行している。22日からは、第8弾「東海道を歩く」(A5判、160ページ、オールカラー)が500円で発売された。市の担当者は「以前から市内外から問い合わせの多かったテーマだけに、売り切れは必至だ」と話しているそうだ。

文化財ブックレットは2008年3月の第1弾を皮切りにほぼ毎年1冊のペースで昨年3月までに7種類発行されている。1~5に当たる「浜松の古墳めぐり」「姫街道を歩く」「奥浜名湖文化財探訪」「遠州山辺の道を歩く」「浜松城と城下をめぐる」はすでに完売しているそうだ。12、13年に発行した「天浜線と沿線の近代化遺産」「はままつ石塔めぐり」の在庫は、残りわずかだという。

この中では、「遠州山辺の道を歩く」を購入したことがあり、マラニックとしてこのコースを何度も走っており、たいへん役立っている本だ。今回の「東海道を歩く」も非常に興味があったので、早速区役所に出向き1冊購入してきた。この本では、浜松市内185か所の東海道沿線史跡や名所・旧跡、文化財等について調査し、道中記や旅日記、地誌など古記録のほか、絵図や浮世絵、絵葉書などの史料もまじえ紹介している。絵図を見開きカラーで掲載し、東海道文化財マップも付いている。この1冊があれば浜松市内の東海道めぐりが楽しめるというわけだ。今後、この本を参考に、浜松市内の東海道を歩くなり走ってみたいと思う。

チラシはこちらから
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/publish/documents/toukaidou.pdf

コレステロールの基準値などが大幅に緩和される

2014-04-23 23:27:29 | いろいろ


人間ドックの血液検査で「健康」の基準とされる値について、日本人間ドック学会などが作る専門家委員会は、現在の基準より緩い新たな基準値を発表したそうだ。この基準値では、いわゆる「悪玉コレステロール」とされてきたLDLコレステロールが、現基準では120未満が正常とされたが、新基準では男性の上限が178、高齢女性ではなんと190まで拡大された。また、血圧の場合では、これまでは上が130以上、下が85以上なら「血圧が高い」と診断されてきた。それが、今回公表された新基準値では大幅に緩和され、上は147まで、下は94までは正常値であるとされた。

痛みなどの自覚症状がなければ、自分自身で「健康」なのか「病人」なのか判断することは難しい。健康診断で検査を受け、病巣が見つかったり、数値が「健康基準値」を逸脱していれば、病人にされてしまう。私自身も、いつも中性脂肪が高い結果であり、高指血症と診断され、毎回精密検査を受けるよう勧告されていた。一時期は、コレステロールを下げる薬を飲んでいたこともあった。だが、この診断結果はずっと納得がいかず、もう何年も前から、無視するようになっていた。

新基準は、現在の基準と比較すると「健康」と診断される範囲が広がったので、実際の健康診断の基準に採用されれば、これまでは「病人」扱いされてきた人が「健康」になるケースが続出することになる。所謂「医者に殺される」という話もあるくらいで、やたらに薬を飲むように勧められるのは、いい気分ではない。できれば、薬などに頼らず、自分自身が健康で元気でいると思える状態なら、健康診断の結果に左右される必要はない。今回の基準値を緩和するという話は、当然だ。

立て続けに深海魚が水揚げされるのは何故?

2014-04-22 22:09:41 | ニュース
今年になってから、水深数百m以上の深海に生息しているはずの深海魚が立て続けに水揚げされているという。以下、各地での深海魚の水揚げの状況だ。

《2月》
松江市美保関町の沖合にある定置網に、細長く鮮やかな銀色をした「サケガシラ」と「リュウグウノツカイ」がかかった。いずれも水深200メートル以上に生息しているとされる魚で、詳しい生態は不明だという。
《3月》
珍しい深海魚「リュウグウノツカイ」が、宮崎県日南市南郷町の目井津港で水揚げされた。県内での水揚げは1991年以来という。長さは約3.3メートルあり、水揚げされた時は銀白色に輝いていたそうだ。山口県、島根県など主に日本海側でも「リュウグウノツカイ」の捕獲例が相次いでいるらしい。
《4月》
富山県射水市の新湊漁港に全長約5・1メートル(触腕を含む)の「ダイオウイカ」が揚がった。富山県では今年に入って3体目で、隣の新潟県でも今年、8体が既に見つかっているそうだ。「ダイオウイカ」は、全て日本海側で見つかっている。
《4月》
高知県・室戸岬沖の定置網に、生態がほとんど分かっていない深海魚「ホテイエソ」が105匹入り込んでいるのが見つかった。

このような深海魚は、漁師たちの間では昔から「見つかると地震が起きる」との言い伝えがあるという。専門家の見解も「海に何らかの異変があったのでは」と指摘している。通常、海面近くには上がってこないはずの深海魚が、これだけ見つかるという事は、専門家じゃなくても深海で何らかの異変が起きていたという可能性は否定できない。このところ、太平洋岸での大地震が想定されているが、どっこい日本海側でも地震が起きる可能性があるという事か?地震列島日本では、どこに住んでも地震のリスクは避けられそうにもない。

またまた図書館の予約本が集まってきた

2014-04-21 21:21:14 | 読書
図書館の予約は、いつも目一杯いれてあるので、順番が重なって予約本がまとまって来てしまう事が時々ある。今回も、長編小説がまとまって順番が来てしまった。どれもかなり厚い本ばかりなので、果たして期限内に読めるか心配だが、どれも読みだしたら一気に読めそうな作品ばかりなので何とかなるだろう。

順番が来た作品は以下の通りだ。

「大江戸恐龍伝 第2巻&第3巻」 夢枕獏
「三匹のおっさん ふたたび」 有川浩
「七つの会議」 池井戸潤
「64」 横山秀夫
「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾

因みに、ここ数か月のうちに読んだのは以下の作品だ。

「ペテロの葬列」 宮部みゆき
 杉村三郎シリーズの第3弾! 杉村はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇するが、警察の突入後拳銃の暴発で犯人は死亡し、人質は全員無事に救出される。あっけなく事件は解決したようにみえたが、そこからが本当の謎の始まりだった。ある日、人質になった乗客・運転手のもとに、死んでしまった犯人から慰謝料が届く。なぜ貧しいはずの死んだ老人から大金が届いたのか?そしてそれを受け取った元人質たちも、慰謝料を受け取ってもいいのかと心が揺れる。人間の本質に潜む闇を描いた作品だ。

「大江戸恐龍伝 第1巻」 夢枕獏
 平賀源内がゑれきてるを世に送り出す五年前の話だ。源内は、長崎で龍の噂を耳にしてその存在を暴こうと野心に燃える。第1巻では、恐龍は出てこないが、今後平賀源内が絶滅したはずの恐龍と相対する時空を超えた奇想天外時代小説になるという。構想から完成まで20年を費やしたという大作ということで、続きが楽しみ。!

「生存者ゼロ」 安生正
 第11回『このミステリーがすごい! 』の大賞受賞作である。北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油採掘基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。原因はテロ攻撃か、謎の病原菌か……。未知の恐怖が日本に襲いかかるという壮大なスケールのパニック・スリラーだ。これを読むとパンデミックの恐ろしさがじわじわと効いてくる。しかも、単なる未知の病原菌の発生が原因ではない。真相は、思いもよらぬことであった。作者の着眼点は、意表をついている。まさに「このミス大賞」受賞作にふさわしい内容だった。

「疾風ロンド」 東野圭吾
 雪が解けて気温が上昇すれば散乱する強力な生物兵器を雪山に埋めた。場所を知りたければ3億円を支払えと脅迫してきた犯人が事故死してしまう。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共にあるスキー場に向かった。生物兵器を埋めた場所には、目印としてテディベアがあるという。研究員たちは、必死に生物兵器を探すが、次から次へと予想外の出来事に襲われる。スノボーが趣味だという作者の経験がそのまま生かされた作品だ。題名通り疾風のごとくストーリーが展開し、最後まで気が抜けない。モデルとなったスキー場は、私の経験から想像すると野沢温泉スキー場ではないかと思われる。

「有川浩の作品群」
・クジラの彼
・ラブコメ今昔
・別冊 図書館戦争I&II
・レインツリーの国
・シアター!&シアター!2
・阪急電車
・植物図鑑
・キケン
・ストーリー・セラー
・ヒア・カムズ・ザ・サン
 ほとんど、ベタな恋愛小説が多いが、「シアター!」シリーズは、300万という借金を持った劇団が、再生と存続に向け劇団員たちが奮闘していくお話だ。果たして無事に劇団の存続はできるのか気になるのだが、完結編となる3がまだ出ていない。また、「キケン」は、工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】に所属する理系男子のハチャメチャな青春小説である。有川浩は、女子目線の恋愛ものばかりではなく、男子目線でも面白い作品があり、作風が幅広いと感心させられる。因みに「三匹のおっさん」も面白かった。