とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:2日目尾鈴山

2023-05-31 10:04:26 | 山登り
都農町のホテルから20分ほどで九重頭駐車場に到着する。登山届を提出してスタートだ。


尾鈴キャンプ場の先にある「矢研の滝」は通行止めになっているとかで、そちらには寄らずに林道を進む。


沢沿いを歩いていくと、日本で初めて名勝指定されたといわれる尾鈴山爆布群の一つである「次郎四郎滝」が現れてきた。


落石がゴロゴロしている林道の途中から、尾鈴山の登山道が始まる。


林道から登山道に入ると、なかなかの急傾斜の道が続く。


日当たりが悪く、湿度が高くて苔むした岩がゴロゴロしている登山道だ。歩いている途中で、足元にヒルがいるのが見えたので、〇合目の看板があるところでは、必ず足元をチェックするようにしてヒルに注意して登っていく。


5合目を通過。


途中から霧雨のような状態になり雨具を着て進む。


尾鈴神社の鳥居が見えてきた。


鳥居の先には小さな祠がある。ここが尾鈴神社のようだ。


神社の先が、尾鈴山山頂1405mだ。山頂は樹木で覆われていて残念ながら眺望は楽しめないが、二百名山の一つに登頂できて満足。この地方は名馬の産地で、それに因んだ伝説もあり、山名もそれに由来する。その昔、山中の牧場に白馬がいて、ときどき、この白馬に山の神様が乗って都農の海岸辺りまで駆け巡っていた。その白馬の首の鈴が馬のいななきとともに鳴り響いたので、山の神を「お鈴様」と呼んだという。


尾鈴山から周回コースに向かう。シャクナゲの森の中を進む。


次のピークである長崎尾1373mに到着する。ちょうどお昼になっていたので、ここで昼食休憩をする。


その先には矢筈岳というピークがあったが、危険な個所があり展望も望めないので迂回路から白滝方面に下山する。


白滝方面への下りが長く、かなりの時間を要した。


このコースの最大の見どころである「白滝」の上部が展望台から見えた。


このコースで一番の難所である沢を渡渉する。


渡渉箇所を越えてさらに20分程度歩くと、白滝の滝壺辺りに到着する。頭上にある木々で全容がつかめないので下の方まで下りていく。


木々がなくなった場所からは、落差75mの堂々たる姿を湛える白滝を一望できる。一本の滝筋ではなく、途中にいくつもある岩の段差が水の流れを弾いて水飛沫をあげており、凄い迫力で見応えは抜群だ。この滝を見られただけでも、この山を登ってきた甲斐があった。


白滝から一旦戻って下山路の分岐に戻る。金属の板が渡された橋を渡る。


その後も、いくつかの素晴らしい滝を見ながら進む。




荒々しく岩をくり抜いたようなトンネルを抜ける。かつてトロッコが走っていたトンネルらしい。


トンネルの出口。この道はトロッコ道だったのだろう。


「さぎりの滝」。白い布を一面に敷いたような美しい滝だ。


長かった登山道も終わり、駐車場に着く。登山靴を履き替えようとして、足元を見るとヒルが何匹もくっついている。あまりの恐怖で一斉に悲鳴が上がっていた。10人のメンバー全員の足元にはヒルがいた。尾鈴山山頂までは注意していたのだが、下山時になると滝やら急斜面の下りという事に気を取られ、ヒルの事などまったく気にしていなかったのだ。下りの時も上りと同様ヒルがいてもおかしくない。恐るべし尾鈴山。この時期は、ヒル対策が一番重要だったのだ。


血を吸って満腹のヒル。10人中6人はヒルの被害にあい、靴下が血だらけになっていた。


大騒ぎの末、車に乗って次の目的地である都城に向かった。

参考1.尾鈴山の高低図&コースタイム


参考2.尾鈴山のコースマップ


「2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:3日目高隅山」に続く。

2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:1日目高千穂峡観光

2023-05-30 16:47:14 | 観光
毎年この時期には九州の山に登っているのだが、今回は熊本から宮崎に向かい、まだ行った事のない高千穂町に着いた。高千穂峡の入り口にある道の駅「高千穂」には、大きなモニュメントがある。高千穂に伝承されている「高千穂の夜神楽」に纏わるもので、天照大御神が弟の悪事に怒り、天岩屋戸に隠れた折りに岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が調子面白く舞ったことから、この地に天鈿女命の大きなモニュメントが置かれているようだ。


そして、天鈿女命の裏側にあるのは、怪力の神様で天照大神を天岩戸の外に引き出したという天手力男命(あめのたぢからおのみこと)のモニュメントだ。


道の駅で昼食を済ませ、直ぐ近くにある高千穂神社に向かう。


高千穂神社は、縁結びの神様として有名で、夫婦杉の周りをカップルや友達同士で手を繋いで三周すると縁結びが叶うそうだ。


本殿は、約1900年前の垂仁天皇時代に創建され、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されている。


そして次に向かったのは、今回どうしても行きたかった高千穂峡だ。高千穂峡は、宮崎・熊本・大分3県の県境の近くに位置する全長約1.7kmの渓谷である。幾何学的な岩の造形と、エメラルドグリーンの水面が生み出す光景は、九州を代表する神秘的光景のひとつとされている。あらかじめ予約しておいたボート乗り場に向かう。


ボートの乗船時間は30分で、その間渓谷内を自由に漕いでまわることが出来る。


最大の見どころである「真名井(まない)の滝」の近くまで漕ぎ出し、高千穂峡の景色を堪能する。


ただ、真名井の滝付近は、滝からの水に濡れないよう、反対側にボートがひしめき合い、移動するのが大変だ。




30分ボートを楽しみ、ボート乗り場を出る。


上の遊歩道から見た渓谷の様子。


次に向かったのは、高千穂あまてらす鉄道だ。ここは、宮崎県北部の延岡市と高千穂町を結ぶ路線だったが、平成17年の台風の影響で廃線となり、今は旧高千穂鉄道の施設を利用したアトラクション施設に変わっている。


まずは線路内を歩き、車庫に向かってみる。


こちらは、旧高千穂鉄道時代に使用していたディーゼルカー。内部の見学やこの車両の運転体験もできるそうだ。


さて、これから乗車するあまてらす鉄道オリジナルのスーパーカートが駅に入ってきた。2両とも満席だ。


前の乗客が降りてから、我々も乗車する。高千穂駅から高千穂鉄橋の5.1kmのコースを、30分で走る。30人乗りで、牽引する動力車が前後に2台、それぞれ2500㏄のディーゼルエンジンを搭載している。


高千穂駅では駅員が手を振ってくれる。


トンネルの中に入っていく。


2つあるトンネル内では天井にイルミネーションがきらめく。


トンネルを抜けても、木々が覆いかぶさり緑のトンネルだ。


あまのいわと駅を通過。


高千穂鉄橋(全長353m)の真ん中で停車。ここは、日本一高い鉄道橋だったという。


客車の床の中心部には強化ガラスが張られ、高千穂鉄橋の最高地点(105m)から直下の眺めを楽しむ。


停車中に運転手が、シャボン玉を飛ばし出した。なかなかユニークなサービスだ。


しばらく鉄橋からの景色を堪能した後、高千穂駅に戻った。

この日の最後に立ち寄ったのは、天岩戸神社だ。入り口には、天岩戸の岩を持ち上げる天手力男命の像が建っている。


御神体の天岩戸の洞窟は、西本宮から谷を挟んで反対の壁の中腹にある。西本宮拝殿の裏側に天岩戸が見える天岩戸遥拝所があり、神職が案内というかたちで連れて行ってくれる。ただ、神域という事で天岩戸の洞窟の写真撮影は禁止だ。


天岩戸神社西本宮から徒歩約10分のところにある天安河原に向かう。


天安河原は、天照大神がお隠れになった際、八百万の神が相談したとされる大洞窟だ。


洞窟の前には、いつの頃からか祈願する人たちの手によって石が積まれるようになり、神秘的かつ幻想的な雰囲気が漂っている。


高千穂町を一通り観光して、この日の宿となる都農のホテルに向かう。

「2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:2日目尾鈴山」に続く。

2023稲村ヶ岳登山ツアー:2日目稲村ヶ岳

2023-05-16 23:05:34 | 山登り
早朝、宿の前から空を見ると雨が止み、薄日が差していた。これは良いことだと、早速稲村ヶ岳の登山口がある母公堂(ははこどう)に向かう。母公堂は、修験道の開祖・役行者の母「白専女(しらとうめ)」を祀るお堂だ。今は安産に霊験あらたかとされており、修験者だけでなく、安産祈願に多くの参拝者がこの地に訪れるという。


母公堂から少し戻ると、稲村ヶ岳の登山口だ。


注意書きを読み、早速登山口から歩き出す。


真っすぐに伸びた杉の植林の中を進んで行く。


苔が玉のように丸まり、一面広がっている不思議な光景。


歩き出して1時間ほどで法力峠に到着する。


さらに進むと、斜めになった小屋が出てきた。かつてはトイレだった建物のようだが、今は傾いて使用できそうにない。


その後、岩場が少しずつ現れ、橋や階段をいくつも渡る。




立派な鉄階段がたくさんあり、設置するのが大変だったろうと感心する。


パオーン杉が出てきた。法力峠から山上辻に向かう登山道脇にある特徴的な形状をした杉の木だ。屈曲した幹や枝分かれ、コブなどが、登山道(特に登頂方向)から見るとマンモスのように見えることから、パオーン杉又はマンモス杉などと呼ばれているそうだ。


曇り空ながら、新緑の緑がまぶしい。


可愛いお地蔵さんが登山道の脇にポツンと立っている。


次第に雨が降り始め、滑りそうな岩場をトラバースする。


鉄階段が、土砂崩れで落ちかかっている。


霧の中に、ミヤマツツジのピンクが映える。


建物が見えてきた。


山上辻にある稲村ヶ岳山荘とトイレだった。


こんな天気でも“やってまっせ”と営業中の看板が出ている。下山時に暖かい飲み物を飲みたくなった。


トイレ休憩をして、山頂を目指して進む。登山道脇には、シャクナゲの群落があり、早い蕾が咲き出していた。


この辺りまで来ると、道は険しくなりロープに捕まりながら登っていく。




11時。稲村ヶ岳山頂1726mに到着する。山頂は大きな展望台になっているが、残念ながら展望は全くない。


直ぐに団体さんが登ってきたので、山頂を譲るため早々に下山を開始する。大日山の斜面にもミヤマツツジが咲いているのが見える。


大日山への分岐点。天気が良ければ、大日山へも登ってみたかったが、小屋番からこの天気ではやめた方がいいと言われていたので、今回はそのまま通過する。


下山時も岩場のトラバースは慎重に行く。


ピストンで下山し、13時半過ぎに母公堂の登山口に到着する。


母公堂には、“従是女人結界”の石柱が建っている。役行者は母を思う心から、母が後を追わないようにと「女人入山禁止の結界門」を建てた。これが「女人禁制」の始まりであり、一千三百有余年後現在も守り続けられている。これは「女性差別的」な解釈でなく、役行者の母を思う優しい心の現れであると考えられているそうだ。ただ現在は、山上ヶ岳の登山口にある女人結界門まで女性も進むことができる。


当初は、二日間とも雨模様だったので止めても仕方ないかと思っていたが、無事登って来られて良かった。

参考1.稲村ヶ岳の高低図&コースタイム


参考2.稲村ヶ岳のコースマップ

2023稲村ヶ岳登山ツアー:1日目洞川温泉

2023-05-15 23:07:30 | 観光
奈良県の天川村は紀伊半島の中央部に位置し、村の面積の4分の1が吉野熊野国立公園に指定されている。そして、2004年にユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録され、天川村はその主要な構成要素としての「大峯奥駈道」・霊場「吉野・大峯」の一部を擁している。 おおよそ1300年前に役行者によって開かれた修験道発祥の地である霊峰大峯山(山上ヶ岳)には、今も多くの修験者が修行に訪れる、まさに秘境中の秘境だ。

天川村の中心部には、洞川(どろがわ)温泉という昭和の時代にでもタイムスリップしたかのようなレトロな温泉街があり、そこに泊まってから、「女人大峯」とも呼ばれる稲村ヶ岳に登る計画だ。昨年は、男性のみで女人禁制の山上ヶ岳に登ってきたが、今回は、女性も登る事のできる稲村ヶ岳で大峯信仰の一端を味わってもらう事にした。

1日目は、お昼過ぎに洞川温泉の中心部にある旅館に車を止め、周辺を散策することにした。まずは、歩いて数分の場所にある面不動モノレール乗り場に向かう。


モノレール乗り場で、片道の乗車券を買い、面不動鍾乳洞に向かう。


かなり急傾斜の坂をグングン上っていくと、終点に着いた。


このモノレールは、「ドロッコ」という愛称が付いているそうだ。丸太をモチーフした可愛いモノレールだ。


終点は、洞川の町を一望出来る高所にある。雨模様の天気で、大峯山(山上ヶ岳)は雲の中のようだ。


終点の先にある面不動茶屋で鍾乳洞の入洞券を買って中に入ることにする。


面不動鍾乳洞は、奥行きが約280メートル。関西では、最大級の鍾乳洞だという。


天井が低いところもあるが、ヘルメットはかぶらずに入って行ける。




最初の見どころの一つが「権現の窟」。日本古来の山岳宗教(修験道)のご本尊、蔵王権現がお祀りされている。


カラフルにライトアップされ、神秘的な地下宮殿のようだ。洞窟内の気温は平均8度ほどで夏は涼しく、冬は暖かい。




洞窟内をぐるりと回り、見学を終えると入り口に戻る。


下りのモノレールには乗らず、洞川自然研究路を進む。


かりがね橋という、全長120m高さ約50mの天川村で一番長い吊橋を渡る。


この吊り橋は、龍泉寺裏の自然林から対岸の大原山との間にかけられている。渡り切ったところで、元来た場所に引き返す。


分岐から大峯山龍泉寺に下山する。龍泉寺は、真言宗修験(当山派)総本山醍醐寺の大本山であり、大峯山寺の護持院だ。


白鳳年間(645〜710)に役行者(えんのぎょうじゃ)が大峯を開山し、修行していた頃、山麓の洞川に下りると岩場の中からこうこうと水が湧き出る泉を発見した。役行者がその泉のほとりに八大龍王尊をお祀りし、行をしたのが龍泉寺の始まりであると伝えられている。この泉を「龍の口」と言い、龍神様の住まわれる泉ということから、龍泉寺と名付けられたという。


龍泉寺の境内には、不思議な石がある。なで石だ。看板には、次のように記されている。
「なでると軽く持ち上がり、叩いて持ち上げると重くなると言う龍泉寺に古くから伝わる不思議な石。石が持ち上がるか持ち上がらないかで願いの成就を占った石占(いしうら)と呼ばれる古い占いの名残で「重軽石(おもかるいし)」とも言われている。
生き物に心があるように、石にも心がある。常にこの石をなでる時のような気持ちで何事にも接することをこの石は教えてくれているのではないでしょうか」。


一人一人、なで石を撫でたり叩いたりして実際に持ちあげてみた。結果は、まさに看板に書かれていた通り、なでると軽くなり、叩くと驚くほど重くなった。不思議だが本当のことだった。10人中9人は、その結果に驚いていた。


その後宿に戻り、温泉入浴と夕食を済ませてから、旅館の玄関前から夜の洞川温泉街を散策する。


昼間は、ごくありふれた旅館街の雰囲気だったが、夜になるとそのイメージは一変し、各旅館の前に吊るされた提灯に明かりが灯り、通りを煌々と照らしている。


昭和の時代にでもタイムスリップしたかのような温泉街の雰囲気が、最高に良かった。


「2023稲村ヶ岳登山ツアー:2日目稲村ヶ岳」に続く。

2023長者ヶ岳・天子ヶ岳

2023-05-05 10:05:37 | 山登り
ゴールデンウィークは混むから、あまり遠出はしないのだが、天気がいい日が続いているので山に行きたくなり、富士山が良く見える山として、田貫湖半の長者ヶ岳と天子ヶ岳に登ってきた。

田貫湖畔の駐車場は、9時を過ぎていたので、さすがに満車だ。富士山の展望もいい。


止める場所を探し、少し戻って路肩の空きスペースに車を止め、歩き始める。


駐車場のトイレの横から登山道を上がって行く。植林され規則正しく伸びている木の間を登っていく。


緑の間に、薄ピンクのミツバツツジの花が所々に顔をのぞかせている。


ベンチのある最初の展望ポイントに着き、後ろを振り返ると、ミツバツツジ越しに大きな富士山が現れて、みんな歓声を上げる。


さらに上の休憩ベンチの石の上には、この日の日付が小枝で記されている。誰が作ったのか、ありがたい行為だ。


スタートして2時間半ほどで長者ヶ岳山頂1336mに到着する。長者ヶ岳(は、静岡県富士宮市と山梨県南巨摩郡南部町の県境にあり、山梨百名山の1つだ。


山頂からは、お約束の富士山の大展望が見られる。田貫湖と大沢崩れもよく見える。山頂や田貫湖周辺などでは4月20日と8月20日の前後1週間頃にダイヤモンド富士が拝めることでも有名な山だ。


富士山を眺めながらランチ休憩をした後、次の山、天子ヶ岳を目指して歩き出す。沿道にはコバイケイソウがたくさん咲き出している。


天子ヶ岳の上りに差し掛かると、シロヤシオの花が目立つようになってきた。


シロヤシオは、アカヤシオの白花種だ。ミツバツツジなどとは反対に花より葉が先に開く。葉が5枚あることから別名はゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれる。例年は五月中旬に見頃になるはずだが、今年はやはり開花が早い。


山の中で可憐な花に出会うと、やはり写真を撮りたくなるものだ。


長者ヶ岳を過ぎると、富士山が良く見える場所はほとんどなく、木々の隙間から少し見えるだけだ。


長者ヶ岳から50分ほどで天子ヶ岳山頂1330mに到着する。平らな山頂で、看板がなければうっかり通り過ぎてしまいそうな山頂だ。残念ながら展望も全くない。


天子ヶ岳からは、つづら折りの長い下り坂が続く。


標高が下がってくると、ミツバツツジが再び現れてくる。


白糸の滝と田貫湖方面の分岐に出ると、林道となり、田貫湖方面に向かう。途中、キャンプ村の横を通り抜け、休暇村富士の敷地内から田貫湖畔の遊歩道に進む。


遊歩道には、釣り客や観光客が行きかっている。


田貫湖の対岸には、キャンプのテントが立ち並んでいる。


17時ちょっと前、駐車場に到着する。天子ヶ岳辺りからは、雲に覆われていたが、再びくっきりと富士山が姿を現していた。


帰りは、大きな渋滞に巻き込まれることもなく無事帰宅。小学生の子供を連れて登って以来の久しぶりの長者ヶ岳・天子ヶ岳だったが、富士山が良く見える日で良かった。

参考1.長者ヶ岳・天子ヶ岳の高低図&コースタイム


参考2.長者ヶ岳・天子ヶ岳のコースマップ