三ノ沢岳に向かうに従ってどんどん紅葉が見頃になってきていた。
山頂周辺の斜面には、花崗岩がいたるところに飛び出していて、紅葉した木々と共に印象的な景観を醸し出していた。まるで、屋久島の宮之浦岳を思わすような景観である。
後方を振り返ると、ハイマツの間を後続の仲間たちが歩いてくる様子が見える。宝剣岳の荒々しい山容もはっきり見える。
すこし広くなった場所で、ケルンを見つける。このケルンは、遭難慰霊碑で「神よ護り給え、白き高みへ憧れる若者を」と記されていた。
花崗岩の巨石の間をいくつも通り抜ける。
ついに2846 mの三ノ沢岳山頂に到着する。あまり登山者には知られていない山のようで、山頂は我々のパーティで独り占めだった。この前後でも、出会った登山者は数名程度だ。
山頂からは、八ヶ岳、南アルプス、富士山以外にも北アルプスも一望だ。槍ヶ岳、穂高連峰がこんなにもくっきり見える。
笠の頭のような三角の山は笠ヶ岳だ。
私も御嶽山をバックにして、ソロで記念写真を撮る。
岩の先端に立つよっぴーさん。どこまでも青い空と白い雲と連なる山並みがいい感じだ。
頂上から少し下がったところにまるでテーブルのような大きな岩があり、そこで昼食となった。あだち。さんとkazukawaさんが食材や道具をいろいろ準備してきてくれたので、もうおまかせで出来上がるのを待っていた。今回も豪華な昼食となり、お腹いっぱいとなる。
出来上がった食事をみんなで頂く。木曽駒ケ岳、宝剣岳の景色を見ながらの贅沢な昼食だ。
少し向きを変えれば、北アルプスが背景となる。ここは、三ノ沢岳では最高のビューポイントとなる休憩場所だ。
昼食を終え、引き返すことにした。元来た道を折り返す。
午後になっても、相変わらず天気が良くて雲一つない。
急な道は終わり、だいぶ歩くのが楽になった。もう少しで、宝剣岳への分岐だ。
分岐に出たところで、宝剣岳を眺めながら遊んでみる。
どうでしょうか。宝剣岳をこんなふうに摘んでみました。
なんということか、モコさんは宝剣岳にパンチをしてます。
分岐でちょっと遊びすぎてしまったようだ。極楽平からぐんぐん下って千畳敷ロープウェイ駅まで下る。下りロープウェイもかなり待たされそうだったので、足の速いN山さんが先に下りてロープウェイ乗車の整理券をもらっているはずだった。
30分ほどで千畳敷ロープウェイ駅に到着する。N山さんが全員の整理券を手にしてくれていたので助かったのだが、貰った時点で2時間半待ちだったそうだ。1時間後に我々が到着しても更に1時間半待ちだったので、展望喫茶でまたもや宴会だ。この時期の、千畳敷はすごい混雑である。
三ノ沢岳は、木曽駒ケ岳、宝剣岳、空木岳などの有名な山から少し外れた位置にあるので、訪れる登山者は少ないが、静かな山旅をするにはもってこいの山だ。夏は、多くの高山植物が咲き乱れるそうで、山頂部には巨石が重なり合い、見晴らしの良い展望地となっていることから隠れた名山と言えるだろう。好天気に恵まれたこともあって、今年一番の山旅になった。
参考1:今回のコース
参考2:高低図
山頂周辺の斜面には、花崗岩がいたるところに飛び出していて、紅葉した木々と共に印象的な景観を醸し出していた。まるで、屋久島の宮之浦岳を思わすような景観である。
後方を振り返ると、ハイマツの間を後続の仲間たちが歩いてくる様子が見える。宝剣岳の荒々しい山容もはっきり見える。
すこし広くなった場所で、ケルンを見つける。このケルンは、遭難慰霊碑で「神よ護り給え、白き高みへ憧れる若者を」と記されていた。
花崗岩の巨石の間をいくつも通り抜ける。
ついに2846 mの三ノ沢岳山頂に到着する。あまり登山者には知られていない山のようで、山頂は我々のパーティで独り占めだった。この前後でも、出会った登山者は数名程度だ。
山頂からは、八ヶ岳、南アルプス、富士山以外にも北アルプスも一望だ。槍ヶ岳、穂高連峰がこんなにもくっきり見える。
笠の頭のような三角の山は笠ヶ岳だ。
私も御嶽山をバックにして、ソロで記念写真を撮る。
岩の先端に立つよっぴーさん。どこまでも青い空と白い雲と連なる山並みがいい感じだ。
頂上から少し下がったところにまるでテーブルのような大きな岩があり、そこで昼食となった。あだち。さんとkazukawaさんが食材や道具をいろいろ準備してきてくれたので、もうおまかせで出来上がるのを待っていた。今回も豪華な昼食となり、お腹いっぱいとなる。
出来上がった食事をみんなで頂く。木曽駒ケ岳、宝剣岳の景色を見ながらの贅沢な昼食だ。
少し向きを変えれば、北アルプスが背景となる。ここは、三ノ沢岳では最高のビューポイントとなる休憩場所だ。
昼食を終え、引き返すことにした。元来た道を折り返す。
午後になっても、相変わらず天気が良くて雲一つない。
急な道は終わり、だいぶ歩くのが楽になった。もう少しで、宝剣岳への分岐だ。
分岐に出たところで、宝剣岳を眺めながら遊んでみる。
どうでしょうか。宝剣岳をこんなふうに摘んでみました。
なんということか、モコさんは宝剣岳にパンチをしてます。
分岐でちょっと遊びすぎてしまったようだ。極楽平からぐんぐん下って千畳敷ロープウェイ駅まで下る。下りロープウェイもかなり待たされそうだったので、足の速いN山さんが先に下りてロープウェイ乗車の整理券をもらっているはずだった。
30分ほどで千畳敷ロープウェイ駅に到着する。N山さんが全員の整理券を手にしてくれていたので助かったのだが、貰った時点で2時間半待ちだったそうだ。1時間後に我々が到着しても更に1時間半待ちだったので、展望喫茶でまたもや宴会だ。この時期の、千畳敷はすごい混雑である。
三ノ沢岳は、木曽駒ケ岳、宝剣岳、空木岳などの有名な山から少し外れた位置にあるので、訪れる登山者は少ないが、静かな山旅をするにはもってこいの山だ。夏は、多くの高山植物が咲き乱れるそうで、山頂部には巨石が重なり合い、見晴らしの良い展望地となっていることから隠れた名山と言えるだろう。好天気に恵まれたこともあって、今年一番の山旅になった。
参考1:今回のコース
参考2:高低図