とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014年の山を振り返る

2014-12-31 12:19:26 | 山登り
2,3月はランの予定が多く山に行けなかったが、4月からは毎月山の計画を組み込んでいった。そして、今までなかなか行けなかった百名山を本格的に攻めていこうと思い、かなり予定に組み込んだ。全部で9座を計画したが、八甲田山だけ悪天候で登ることが出来ず8座でとどまった。なかでも、4回目でやっと登れた皇海山、2度目で登れた那須岳と九州、東北の山行が印象に残った。また、登山というほどではないが、世界遺産の熊野古道巡礼の旅も思い出深い。

1.1月 登リ尾1056m(静岡県河津町)
 今年の初登山は、伊豆天城峠近くの登り尾という山だ。あまりメジャーではない山だが、静かな陽だまりハイキングができた。ガイドブックでは3時間の歩行時間になっていたので、やや物足らないと思い、旧天城トンネルから登るコースを追加した。樹齢何十年もあるような立派なブナの木や、面白い枝ぶりのヒメシャラなど、豊かな植生の伊豆の山々を楽しんだ。
2.1月 富士見山1640m(山梨県早川町)
 山梨百名山の一つになる山である。富士見山は、国道52号を北に走り、身延町役場を少し過ぎたところを左折し登山口の「甲斐やすらぎの宮」まで行く。ここに行くまでの道の両脇には、おびただしい数の句碑が建てられていて不気味である。1時間半ほど登ると積雪が深くなり、ラッセルとなる。山頂も雪に覆われ雪山を楽しんだ。
3.4月 獅子ヶ鼻公園トレッキングコース(静岡県磐田市)
 磐田市の北側には、弘法大師の開山伝説のある獅子ヶ鼻公園がある。この公園は遊歩道やアスレチックが整備され、春は桜、初夏は新緑の中で森林浴、バードウォッチング、秋は紅葉と四季折々の自然を満喫でき、ハイキングやウォーキングには最適の場所である。最近トレッキングコースが整備されたという話を聞き、下見がてら全コースを回ってみた。低山とはいえ、鎖場やロープで上り下りする場所もあり、奇岩、巨岩もあちらこちらにあり、見どころ満載のいいコースだった。
4.4月 赤坂山824m(滋賀県高島市)
 赤坂山は、花の百名山にも選定されており、この時期は花を愛でながらの楽しい登山ができる。花を見るには、ちょうどいい時期を選んで今回の登山計画を作ってみた。さっそく、山友に呼びかけたところ、全部で11名の参加者が集まった。女性が8名も集まり、賑やかな登山となった。登山道には、イワカガミ、カタクリ、イワウチワ等の群落が数多く見られた。
5.4月 三国山876m(滋賀県高島市)
 赤坂山からさらに進むと三国山がある。オオバキスミレやタムシバの花も見る事が出来、花を楽しむには絶好の山だった。今回の登山コースは、日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の中央部に当たり、80キロにわたる「高島トレイル」の一区間でもある。
6.5月 鎌ヶ岳1161m(三重県鈴鹿山脈)
 山と渓谷社選定による花の百名山の一つ鎌ヶ岳(かまがたけ)に登った。鎌ヶ岳は、鈴鹿山脈中部の山であり、関西百名山及び鈴鹿セブンマウンテンのひとつにも選定されている。鈴鹿山脈で最もアルペン的な山容であり、槍ヶ岳に似た鋭く尖った山容で、「鈴鹿の槍ヶ岳やマッターホルン」とも呼ばれている。登山道は、かなり険しく健脚向けの山で、ガレ場、岩場、沢、鎖、ロープと山の醍醐味がすべて盛り込まれた面白み溢れる素晴らしい山である。また、シロヤシオ、シャクナゲ、アカヤシオの全てを同時に見ることが出来、花にも恵まれた山だった。
7.5月 熊野古道:滝尻王子社~近露王子、発心門王子~熊野本宮大社(和歌山県田辺市)
 二日間に分けて世界遺産の熊野古道を歩く。数多くある巡礼路の一つである中辺路を初めての熊野古道に選んだ。初日は、滝尻王子から近露王子までの約13キロを歩く。この日の宿は、湯の峰温泉だ。二日目は、熊野古道中辺路のクライマックスコースとなる。熊野本宮大社の神域の入り口とされる発心門王子から熊野本宮大社まで歩く。熊野の奥深さを感じさせられた山旅となった。
8.6月 霧島山:韓国岳1700m(宮崎県えびの高原)
 今年最初の百名山を九州で登る事にした。鹿児島空港からレンタカーでえびの高原まで向かう。空は、雲一つない快晴の天気となり絶好の登山日和である。もう辺りには、この時期の名物であるミヤマキリシマのピンクの花がいたるところで見られた。霧島山は、韓国岳、新燃岳、高千穂峰などの火山群の総称である。現在でも、新燃岳周辺は活発な火山活動があり入山規制がかかっているためすべてを歩くことはできない。今回は、霧島山の最高峰である韓国岳を登ることで良しとした。
9.6月 開聞岳924m(鹿児島県指宿市)
 指宿温泉に泊まって、翌日開聞岳へ向かう。登山口から約2時間半で、開聞岳頂上924mに到着する。日本百名山の中では、筑波山に次ぐ低い山ではあるが、登山口からの標高差は740mもあり、かなり体力を要する山であることは間違いない。西大山駅から眺めた開聞岳は、富士山以上に端麗な円錐形の山である。
10.6月 皇海山2144m(群馬県沼田市)
 皇海山は2010年10月に初めて計画したのだが、登山口への林道入り口が通行止めになっていて行けなかった山である。その後も、何度か計画したがその都度、通行止めとなってしまいなかなか行けない難儀な山として記憶にとどまっていた。そして、今回4度目で、ついに山頂まで行ってくることが出来た。登山口へと向かう栗原川林道は噂に違わず、ものすごい悪路で、4WDで行って助かった。山頂での展望はないが、手つかずの森と不動沢沿いの登山道が、すごく良かった。
11.7月 白馬乗鞍岳2469m(長野県小谷村)
 毎年スキーツアーでお世話になっているsaoriさんのペンションを拠点にして、白馬乗鞍岳トレッキングツアーに出かけてきた。栂池自然園では、可憐な高山植物に出会い、雪渓を登って北アルプスの絶景を楽しむ。下山は、蓮華温泉に向かい、野趣あふれる露天風呂の温泉を楽しんだ。
12.8月 越後駒ヶ岳2003m(新潟県魚沼市)
 通算75番目の百名山となる。日本百名山一筆書きをやっている田中陽希さんの通過予定がこの日に近かったので、ひょっとして現地で会うことが出来るかと思っていたが、本人の予定が大分遅れていて会う事はなかった。8月ともなり、新潟の山とはいえ暑い日だった。暑さで、かなり体力を消耗し今まででも一番きつい登山だった。みんなの励ましで山小屋に無事到着した時に飲んだビールは、最高に美味かった。翌朝上った山頂からの景色も忘れがたい絶景だった。
13.8月 岩木山1625m(青森県弘前市)
 夏休みの一番の楽しみだった東北登山に出かけてきた。三日間で一気に三つの百名山に登ろうという贅沢なスケジュールである。まず最初は、青森県の最高峰であるとともに本州最北端の百名山でもある岩木山だ。台風の接近が気になっていたが、まだ天気は安定していて山頂からの景色を楽しむことが出来た。
14.8月 八幡平1613m(岩手県八幡平市)
 岩木山の次に八甲田山に登る予定だったが、台風の襲来で断念。奥入瀬渓流を散策した翌日、最短ルートで八幡平山頂まで雨の中を歩く。前日泊まった藤七温泉の露天風呂が、一番思い出に残った。
15.8月 志賀山2037m(長野県志賀高原)
 久々に夏の志賀高原に出かけてきた。志賀高原といえば、スキーのメッカとして毎冬通ったものだ。しかし、夏の志賀高原も見どころ満載で、避暑がてら行くにはとてもいい場所だ。今回は、志賀山やその周辺の池めぐりを楽しんだ。特に、四十八池は、志賀山と鉢山の間の標高1,880mに位置する湿原である。湿原内には大小60の池塘が点在し、希少な湿原植物の群落やトンボの希少種が生息することから、日本の重要湿地にも選定されている。エメラルドグリーンの大沼池も見ごたえがある。
16.9月 那須岳:茶臼岳1915m(栃木県那須町)
 昨年、強風で撤退した那須岳の再挑戦である。那須岳という名の山はなく、周辺の山を含めた山々の総称である。まずは、ロープウェイを使った楽々登山で那須岳の主峰茶臼岳山頂に登頂する。茶臼岳は、未だに噴煙を上げている活火山だ。荒々しい噴火口周辺を歩き、三斗温泉小屋まで下山する。
17.9月 那須岳:三本槍岳19175m(栃木県那須町)
 三斗小屋温泉から大峠経由で三本槍岳に向かう。三本槍岳の名前の由来は、昔、この山頂の領地がはっきりしないため、会津藩、那須藩、黒羽藩の3藩が領地を確認するため定期的に集まって槍を立てた故事によるという。那須岳の最高峰でもあり、この山まで縦走しないと那須岳に行ったとは言えない。
18.9月 那須岳:朝日岳1896m(栃木県那須町)
 三本槍から朝日岳への稜線は、女性的な山容で緑の草原が広がっている。清水平という湿原を出ると、岩場やガレ場が続く道となる。朝日岳は、那須岳の中では、一番急峻な山で、山頂部は狭い。那須連山の主要な三山を無事踏破出来た。
19.9月 平ヶ岳2141m(新潟県魚沼市)
 平ヶ岳は、一般的には魚沼市鷹ノ巣地区の国道352号上の登山口から、下台倉山~台倉山~池ノ岳を経て10~11時間かけて登る人が多い。今回は、銀山平温泉に宿泊し、皇太子が利用したこともある中ノ岐林道ルートから登る。山頂へは3時間半ほどで到着する。有名な玉子石を見る事が出来、広大な山頂付近に無数に広がる池塘も素晴らしかった。翌日は、尾瀬まで足を伸ばし、三条の滝も見てきた。
20.10月 川苔山1364m(東京都奥多摩町)
 東京都の奥多摩町にある川苔山は、四方八方から登山道が伸びていて奥多摩では中心的な山である。沢と尾根が続き変化に富んだ楽しい山歩きが出来た。紅葉も始まっており、晴れ上がった空に紅葉が眩しかった。
21.11月 熊野古道:熊野速玉大社~熊野那智大社(和歌山県那智勝浦町)
 今年の春に行った熊野古道中辺路の仕上げとして熊野三山全てを回ることにした。秋は熊野大社から川舟で熊野川を下り、熊野速玉大社まで向かう。その後、熊野灘沿いの高野坂を歩き那智勝浦に宿泊する。翌日は、那智から熊野那智大社まで歩き熊野三山全てを回ることが出来た。那智の滝など、世界遺産にふさわしい風景を満喫できた。
22.1 1月 朝日岳1827m(静岡県本川根町)
 寸又峡温泉から寸又三山の一つである朝日岳に登った。寸又三山とは、沢口山、前黒法師岳、朝日岳の三つの山の事をいう。これらは、寸又峡温泉を起点に登ることのできる山々である。健脚コースとは判っていたが、ほとんど直登の尾根沿いの登山道はきつかった。山頂では積雪も見られた。下山も厳しく、膝や脹脛の負担が多かった。駐車場に着くころには、陽が沈んでしまいギリギリでヘッドライトなしで済んだ。
23.12月 笹子雁ヶ腹摺山1358m(山梨県大月市)
 山梨県大月市と甲州市の境にある笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)に登ってきた。一見すると漢字ばかり何て読むのかと悩みそうな名前の山だが、漢字の通りに読めばいい。名前の由来は、渡り鳥であるガンが、その腹をするようにして尾根を飛んでいくことからその名がついたと言われている。また、ややこしい事に大月市には当山のほか、雁ヶ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山という山もある。山頂では鍋料理と富士山の姿を楽しんだ。
24.12月 浜石岳707m(静岡県静岡市)
 ランのカテゴリーに入れたのだが、登山でもいい。年の瀬の最後に、ラン友たちとトレイルランとして浜石岳からの富士山の眺望を楽しんだ。由比からの登山道は、かなり健脚向けのコースであり、歩き甲斐があった。

2014年のランを振り返る

2014-12-30 17:27:12 | マラソン
今年前半までは、かなりのペースでランのイベントに参加した。第1回の京都マラソンや静岡マラソンをはじめ、初めて走ったコースがいろいろあった。伊豆東海岸、神戸、いわて銀河、そして、北海道の広大な大地を走った日本最東端・最北端ジャーニーマラニックは今年一番の思い出である。7、8月の暑い時期はランを止めて少し休養し、9月からいろいろエントリーを開始する。後半の秋山郷、えちご・くびき野、南伊豆は特に楽しかった大会だ。年末に行った浜石岳トレイルは、最後の忘年ランとして大いに盛り上がった。

1.1月 湖西連峰トレイルラン 22.4キロ
 200人以上の参加者となり、初参加の人が多かった。エイドスタッフの手作りのカレーやお汁粉が美味しくて走る励みになった。
2.2月 森町ロードレース ハーフ
 最初から最後まで雨に濡れながらのレースだった。寒いだけで、何もないかと思っていたが、偶然にも飛び賞が当たり、悪い事だけではなかった。
3.2月 清水いいとこマラニック 24キロ
 地元の人でも見たことがないというくらい、日本平山頂を真っ白にするほど雪が積もった日だった。あまりにも体が冷えて、三保の松原まで行くのをやめ、そのまま温泉に直行したので距離が短くなってしまった。いつもこのマラニックは天気がいいのだが、この日だけは富士山を見る事がなかった。
4.2月 京都マラソン フル
 夫婦別々でエントリーしたら二人とも当選し、あこがれの京都を走ることが出来た。参加賞でもらったBUFFの使い勝手が良く、今でもよく使っている。
5.2月 浜松シティマラソン ハーフ
 昨年は、16キロの関門に引っかかってしまい、完走できなかったが、今回は2時間を切るタイムでゴールすることが出来、リベンジできた。
6.3月 静岡マラソン フル
 駿府マラソンが、フルの静岡マラソンに代わっての初めての大会だった。朝から雨で、景色を楽しむことはできなかったが、早くゴールしたい一心で走ったせいか、4時間19分ほどでゴールする。自分の中では、思ったよりいいペースだった。
7.3月 河津さくら&伊豆東海岸2ディズマラニック
 「1日目」27キロ 天城峠越えをしたあと河津七滝をみて、満開の河津さくらの中を通り抜け伊豆稲取にゴールする。見どころ満載で、民宿の海鮮料理が贅沢すぎるくらいだった。
 「2日目」29キロ 伊豆東海岸をずっと走る。城ヶ崎海岸は、変化に富んだ景観が見られ素晴らしい場所だった。見どころが多すぎて時間がかかってしまい、ゴールの伊東には間に合わなくなってしまい、電車でワープすることになった。
8.3月 神戸ええとこマラニック 26キロ
 前日から神戸に泊まり、豪華客船のディナークルーズを楽しんだ。マラニック当日も、神戸のええとこを貪欲に走って回る。まだまだええとこが一杯あるというが、とても1日では回りきることはできないくらい素敵な街だった。
9.3月 遠州三山マラニック 26キロ
 袋井市にある可睡斎、油山寺、法多山の三山を巡るマラニックに行ってきた。神戸でPM2.5 を吸い込んでしまったためか、ずっと喉が痛かったが、強い風の中を何とか走ることが出来た。
10.3月 伊豆大島ウルトラマラソン 58キロ
 昨年は100キロにエントリーしたが、86キロの関門に数分間に合わずリタイアとなる。
ここの100キロは厳しいので、今回は58キロにエントリーし、楽しく完走する。帰りの熱海行の船が欠航となり、どうなる事かと思ったが、横浜行の船だけ就航し、遠回りで帰宅できた。
11.4月 遠州山辺の道マラニック 28キロ
 私が企画したコースで4回目の開催となった。11名の参加者と走り、最後は森林公園内の新しいコースに変更してあらたまの湯にゴールする。春の花が咲き乱れ、春先の楽しいマラニックとなった。
12.4月 天女の羽衣伝説マラソン 75キロ
 今年は、国民宿舎が閉鎖となったためゴール地点が変わり、距離も5キロ増えてしまった。余呉湖を10周回ってから、ゴールまでの坂道がきつかった。それでも、自分としては思ったよりいいタイムでゴールできた。
13.4月 お花見天竜マラニック 42キロ
 熊平の桜の巨木の開花時期を見計らって計画しているのだが、今回は少し遅かった。桜の見頃を予想するのは難しい。一つよかったのは、桜の巨木の前に食事処ができていたことだ。来年も営業していてほしいものだ。
14.5月 日本最東端・最北端ジャーニーマラニック
 初めての北海道へのマラニックツアーだ。1週間の日程のなかでは、3日間がランの予定である。
 「2日目」落石~納沙布岬 43キロ  雨の中、最東端の納沙布岬まで走った。
 「4日目」羅臼~ウトロ 34キロ 雪の壁のなか、開通したばかりの知床峠越えをする。雪の羅臼岳が印象的だった。
 「6日目」浜頓別~宗谷岬 62キロ オホーツク海を眺めながら、ひたすら最北端の宗谷岬を目指して走った。北海道の広さを実感する。
15.5月 ぐるっと富士山一周ウルトラマラニック 100キロ
 夜中の0時スタートで、富士山の周りをぐるっと一周する。夜が明ければ終始富士山を眺めながら走れる絶景コース。今回も、大勢の仲間と一緒に無事100キロ完走する。
16.6月 いわて銀河100キロチャレンジマラソン 86キロ
 初めての参加だった。マラニックの走りに慣れてしまったせいか、思ったほど早く走れず、86キロの関門に引っかかりリタイア。制限がなければ走れる気持ちはあったので残念だった。 
17.6月 千葉山トレイルマラニック 20キロ
 前の週にいわて銀河を走っていたので、疲れがとれず、ふらふらでゴールする。お風呂の後の宴会だけが楽しめた。
18.6月 夢街道 100キロ
 浜松駅から、兵越峠を越えて長野県の遠山郷まで走るコース。関門などないから、気楽ではあるが、富士山一周、いわて銀河とウルトラマラソンが続いていたので、疲労が結構残っていた。ゴールのかぐらの湯には最終ランナーで何とかゴールする。暑い時期となってきたので、走るのもつらくなってきた。
19.7月 石巻登山マラソン 15キロ
 7月の暑い時期に、石巻山の麓から354mの山頂近くまでを駆け上がり、山の中の林道を往復してもう一度麓まで下り、さらにもう一度山頂近くのゴールに駆け上がるというハードな大会。ゴール後のビールが美味しいので参加したが、これで夏のランは最後とする。あとは、涼しくなるまでランは中断だ。
20.9月 飯山~秋山郷 50キロマラソン走 50キロ
 長野のラン友からのお誘いで、初参加する。知り合いも大勢誘って秘境の秋山郷まで走った。ゴール地点にある切明温泉の河原の風呂は最高だった。
21.9月 チャレンジマラニックin遠山郷 45キロ
 昨年は、DNSだったので、こちらもリベンジの大会だった。今回は調子よく、上り坂もスイスイ走っていけた。おかげで、ゴールした時、大会事務局長が予想よりも早いとビックリしていた。
22.10月 日本最東端・最北端ジャーニーマラニック同走会 10キロ
 森町の別荘での同走会。足慣らしに、5キロほどの坂道を往復する。
23.10月 えちご・くびき野100キロマラソン 100キロ
 4年ぶりの大会だ。今回で5回目の出場となるが、制限時間が13時間半とちょっと厳しいので不安だったが、13時間27分でギリギリゴールする。翌日は、台風接近が予想されていたので早々に帰宅する。
24.10月 花の舞酒造・蔵開き各自エンジョイマラニック 12キロ
 蔵開きの新酒を飲むために、自宅から走っていく。現地では、大勢の仲間が集まり宴会を楽しんだ。その後、酔いを醒ましてから帰る事にしたが、やはり最初は息苦しかった。
25.11月 揖斐川マラソン フル
 久しぶりに参加する。初めて参加した時も、天気が悪かったが、今回も朝からずっと雨で、肌寒い一日だった。完走は出来たが、この大会は毎回雨にたたられ続きらしい。
26.11月 南伊豆みちくさウルトラマラソン 75キロ
 第1回の大会で、ラン友達を誘って大勢で参加する。南伊豆の素晴らしい景観を眺めながら走れるコースと、おもてなし感一杯の充実したエイドに感激する。みんな大満足で、来年もまた行きたいねという声が多く上がっていた。
27.11月 東京スカイツリーいいとこエンジョイマラニック 30キロ
 前日から東京に泊まり、スカイツリーの展望回廊見学や柴又の街を散策する。マラニック当日も、全コースをフルに走り東京を満喫する。
28.12月 袋井クラウンメロンマラソン フル
 この時期の袋井は、相変わらず風が強い。また、コースも一部変更があり、前半は全く覚えのない場所を走っていた気がする。だんごや厄除け団子が十分あったので、お腹をすかすことなく走れたのは良かった。
29.12月 浜名湖半周忘年ラン 34キロ
 遊覧船に乗るまでは、曇り模様で気持ちよく走れたが、後半は冷たい雨となり、早くゴールに着きたい一心でほとんど休みなく走った。ゴール地点のホテルが変わり、宴会は洋風ディナーのような雰囲気がよかった。
30.12月 浜石岳トレイル&ラン 25キロ
 最後の最後の忘年トレイルと銘打って、大勢の仲間に呼びかけて年末最後の日曜日に開催する。初めてのコースだが、富士山や駿河湾の展望が良く、参加者全員大満足のコースとなった。

2014浜石岳トレイル&ラン(後半)

2014-12-29 21:16:49 | マラソン
浜石岳707mの山頂で、富士山が綺麗に見えるうちにと、全員そろって記念撮影する。


展望ベンチで、各自持ち寄ったおにぎりやラーメン、お菓子などで昼食だ。


山頂の南側には、三保半島や日本平が一望できる。


北東側には、由比、富士、沼津へと続く海岸線が見える。


いつまでも、景色を楽しんでいたい場所ではあるが、さすがに汗をかいた体が冷えてきた。後半に向けて、下山コースに向かう事にした。山頂から少し下ったところに野外活動センターがあり、トイレとアスレチックがある。一人では気恥ずかしいが、大勢なら子供時代に戻ってアスレチックを楽しむのもいい。


滑り台を仲良く滑り下りる。




野外活動センターからは、長い下り坂となる。




先頭グループはアッという間に下の道に下りて行った。


30分ほどで、浜石岳入口まで下りてしまった。


市街地に下りたところに「北野天満宮」があると地図に書いてあったので、寄ってみたら「北野天神宮」だった。


県道から、後方を振り返って見ると浜石岳の電波塔が見えていた。ちょっと前まであの山頂にいたのだから、よくも走ってきたものだと感心する。


そのまま、帰路についてもいいのだが、由比の街並みには、江戸時代の面影を残す所が数多くある。江戸時代の由比宿は日本橋から十六番目の宿場として栄え、由比の中心地に位置する由比本陣公園は、江戸時代に参勤交代の際に大名が宿泊した「本陣」の跡地に、正門、石垣などが配置され、当時の面影が残されている。


東海道由比宿交流館や東海道広重美術館を見学できればいいと思っていたのだが、残念ながら年末年始は休館となっており中に入ることはできなかった。入り口から中の様子だけ見て、引き返す。


由比駅前は、由比桜えび通りと命名され、頭上には大きな桜えびが乗っかっていた。


東名由比パーキングエリアを横目に見ながら走る。


この辺りは、唯一東名高速道路と国道1号線が並行している場所だ。


凄い神社があるというので石段を登ってみる。ちょっと足を踏み外せば、真っ逆さまに転落しそうな急傾斜の石段である。


凄い石段だった。石段を下るのは怖いので、緩やかな坂道から下の道に戻る。


東名高速道路と国道1号線がクロスするところが見えてきた。


ここから、薩埵峠に再び向かう。車でも登るのが大変な坂道だ。最初だけは、走って登れたが、次第に息が上がり歩かざるを得ない。


朝、通りすぎた薩埵峠に再び到着した。相変わらず富士山が美しい。


薩埵峠からゴールの駿河健康ランドには、20分少々で全員到着する。到着時間は14時半頃となり、スタートしてから延べ6時間くらいかかっていた。


さて、ゴールの後の楽しみといったら温泉である。この駿河健康ランドは、20種類の風呂やサウナがあり、レストランは9か所もある。入り口で、タオルや館内着を借りれば、そのままで館内のどこへでも行くことが出来る。しかも、風呂以外の施設も充実していて、カラオケルーム、マッサージ室、スポーツジム、仮眠室、床屋、テレビルーム、宿泊室等この中で通常の生活がすべて完結してしまうくらいだ。まずは、お風呂をいろいろ楽しんでから、忘年会会場として予約したカラオケルームに向かった。風呂上がりの一杯が最高に美味い。


お腹も膨れ気持ちよくなってきたころ、メンバーから一言ずつメッセージを貰う。みんな、今回のコースは大いに感激したようで、最後の最後の忘年トレイルは大成功だったようだ。






その後カラオケなどで盛り上がってから、解散となった。私も帰ることができたのだが、気持ちよくて、家に帰るのも面倒くさくなってしまい健康ランドに泊まっていく事にした。千円ほど追加料金を払えば、仮眠室などで一晩過ごすことが出来る。しかも、お風呂は何度でも入り放題だから、自宅代わりに利用する人も多いという。結局、健康ランドで一晩過ごし、朝食バイキングを楽しんで今朝の帰宅となってしまった。

参考:今回のコースマップ(約25キロ、累積標高差2173m)

2014浜石岳トレイル&ラン(前半)

2014-12-29 17:07:20 | マラソン
先週、忘年ランと銘打って浜名湖を半周したばかりだが、今年最後の日曜日「最後の最後の忘年トレイル」と銘打って親しいラン仲間たちに呼びかけたところ、16名の仲間が集まり、浜石岳を走って登ってきた。細かいコース設定や準備は、このコースを知り尽くしているN山さんが全てやってくれたので私は呼びかけを行っただけだ。

天気がどうなるか心配だったが、幸い朝から暖かく清水駅前からも富士山がくっきり見えていた。午前8時、清水駅前から駿河健康ランド行きの送迎バスに乗る。健康ランドのスポーツジムに荷物を預けて、8時40分頃健康ランドの玄関前をスタートする。


健康ランドから、住宅街を抜けて行く。朝一の走り始めなので、空気は冷たくちょっと寒いくらいだ。


海側は、太陽の日差しを受け、海面がキラキラしていた。


興津川に架かる国道1号線の橋を渡る。




のぼったばかりの太陽の日差しを受けたみんなの影法師は、まだまだ長い。


国道1号から離れ、 薩埵峠(さったとうげ)へ向かう。これから徐々に登り坂となっていく。


穏やかな海が見えてきた。


そして、前を向けば秀麗な富士山の姿が…。みんなすかさずカメラを構える。


ここから薩埵峠への入り口だ。


水仙が咲く桜並木の道を進む。


ほどなく、広重の絵でも有名な富士山と駿河湾が織りなす絶景が目に飛び込んできた。国道1号と東名高速道路がクロスし、駿河湾越しに見える富士山は、絶好の撮影ポイントである。この景色が見られただけで、一同大満足だ。




展望台では、やはり各自のカメラでも撮っておきたい。


駿河湾の向こうには伊豆半島の山並みが見えている。


薩埵峠からしばらく進むと車道に出るが、車道には向かわずコンクリートの階段から浜石岳へのトレッキングコースに入っていく。


車道からでも、相変わらず富士山が良く見えている。


しばらくは、立派な竹林の中を進む。




いつの間にか、小学生の男の子が、我々と行動を共にしていた。


次第に植生が変わっていくが、結構きついアップダウンが続く。お気軽なハイキングコースくらいのつもりで考えていたが、なかなかキツく歩きがいのあるコースである。




同行した少年も、我々のペースに負けずしっかり付いてくる。


浜石岳のトレッキングコースからいったん外れて立花池まで道草していく。15分くらい下って行くと、鬱蒼とした森の中に神秘的な池が現れた。池にはうっすらと氷が張っている。陽があまり当たらない場所らしく夜中は氷点下にもなるのだろう。あとで、この池のことを調べたら、大正の頃まで池の周りで草競馬が開催されていたそうだ。当時は、こんなに鬱蒼とした森ではなく広々としていたのだろう。今は、その面影は全くない。


同行した少年も交えて立花池前で記念写真。


立花池から元のルートに戻ると、ちょうど少年の母親が追いついてきたところだった。母親と離れてしまい少年も心細かったのだろう。我々も、母親に少年を戻すことが出来てホッとする。後半のトレッキングルートもキツイ登りが続く。


三点確保でないと登れない場所がいくらでもある。


高い木がなくなり、空が近くなってきた。


お椀型の山頂の先に白いものが見えてきたかと思うと、みるみる大きくなってきた。富士山である。

ついに山頂に到着する。広々とした山頂からは、南アルプスの甲斐駒、北岳、間ノ岳等がくっきりと見えた。


そして、広々と裾野を広げた富士山の凛々しい姿が一望である。標高707mの山頂からの眺めは、360度の大パノラマであり、眼前に富士山、眼下に由比や清水の町並み、駿河湾の遠くには伊豆半島、北を向くと南アルプスの山並みが一望でき、静岡県ではぴか一の富士山展望スポットといえる。


2014浜石岳トレイル&ラン(後半)に続く。

日産軽自動車「デイズ」のプロモーション動画が凄い

2014-12-27 17:57:56 | いろいろ
ゼロ秒ナマ着替え ‐触れたらいきなりシンデレラ‐ Flash Dress-Up


日産の軽自動車「デイズ」のプロモーション動画が、凄い事になっていた。町に停車している『デイズ』に触れた女子高生が、突然“お姫様”に変身するシーンからスタートし、展示場に見学に訪れたお客さんたちも『デイズ』に触れたとたん、次々に一瞬で変身してしまう。新体操のリボンのようなアイテムを片手に、華麗に舞う女性や、純白のドレスに身を包みキュートなダンスを披露する女性、中年のおばちゃんも可愛い姿にと変わってしまう。

このプロモ―ション動画、CGは一切使ってないという。つまりリアルな動画であるらしいのだ。何か特殊な仕掛けのある衣装で撮影されたという。いったいどうなっているのか驚くばかりだ。

懐かしい『24-TWENTY FOUR-』復活!

2014-12-26 22:50:26 | ドラマ


一頃は、海外ドラマ大好きで、NHK-BS2の『ビバリーヒルズ青春白書』、『ER緊急救命室』や、WOWOWの『ツイン・ピークス』などから始まって、その後も『24 -TWENTY FOUR-』や『LOST』、『HEROES』などもよく見ていたものである。そして、韓流ブームと相まって韓国ドラマに嵌った時もあったが、韓国ドラマに飽きてからは海外ドラマを見る事もなくなっていた。今は、もっぱらWOWOWのドラマWが楽しみになっている。

ところが、終わっていたと思っていた『24』が復活し、新作『24-TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』として登場したそうだ。米国だけでなく、世界を救ってきたジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が4年ぶりに帰ってきたのである。これは、久しぶりに見てみたくなった。過去の9作品は、全て見てきたので、今回は10作目という事になる。

内容は、ファイナル・シーズンで、ロシア外交官暗殺の濡れ衣を着させられ逃亡犯となっていたバウアーが、ロンドンを舞台に活躍するという話だ。ロンドンを訪問中の米大統領の命が狙われているという情報を聞きつけたバウアーは、追われる身でありながらテロを阻止しようと奔走するところから幕を開ける。彼の右腕としては、シーズン3~シーズン8まで、常に有能な同僚として活躍してきたクロエが今回も登場するというから楽しみである。

ただ、テレビ放送は特に決まっていないようで、DVDのセル&レンタルでしか見る事ができないようだ。現在ゲオにて3ヶ月先行レンタル中で、年末年始は簡単に借りられるかどうかわからない。正式なセル&レンタルは、2015年3月4日(水)からなので、それまで待つしかないのかもしれない。

「IT断食」の勧め

2014-12-25 22:46:02 | いろいろ
毎日新聞に、「IT断食」を勧める記事が載っていた。「IT断食」とは、パソコン、スマホなどのデジタル機器から、あえて離れてみようという試みだ。まったくIT機器から離れるのではなく、無理のない範囲で距離を置き、より良い付き合い方を探せばいいという考え方だ。

最近は、電車に乗って周りを見渡すと、ほぼ半分以上の人がスマホを取り出し、一心不乱にメールを打ったりゲームをしたりと、自分だけの世界に浸っている人が目立つ。私も、その仲間の一人になっていることもあるが、良く考えると異様な風景にも感じる。どちらかというと、そんな状況を観察するのがかえって面白いくらいだ。

あるIT企業の経営者は、『念のため』にと送りがちな同報メール(CC)の送信や、社内向けの資料作成にパワーポイントを使うことを禁じているそうだ。また会議にはパソコンを持ち込まないという「IT断食」を行うことで、会議での相手の発言やしっかり聞けて、かえって仕事の質が向上したという。また、ツイッターやフェイスブックもやめ、礼状は和紙に筆でしたためるようにしているそうだ。メールやSNSは、手間がかからないように見えて、実は時間をすごく奪われているのだ。

近年、「パソコンやスマホなどを使ったネット依存は深刻化している」と言われている。2008年に実施した調査では、国内のネット依存の成人は推計270万人。今年、10代以上の男女計1000人を対象にした総務省の調査でも8・2%が「ネット依存の傾向が高い」と分析されているという。ITは本来、効率よく時間を使い暮らしを豊かにするために登場・発展してきたはずなのに、いつしか「時間を奪う技術に変わっていた」とも書かれている。

こんな事をブログに書いている私も、既にネット依存症の一人になっているともいえる。何か手が空くと、スマホでメールをチェックしたり、スマホを忘れると何だか手持ちぶさたで落ち着かなかったりする。以前はSNSに嵌り、まるで義務のようにパソコンに向かう毎日が続いたことで、疲れてしまったこともあった。そんな事もあって、IT機器に縛られたくないという思いはある。そんな訳で、この「IT断食」は絶対必要だと思えるのだ。

これからも、IT機器から全く離れる事は考えられないが、本を読んだり、スマホの繋がらない山に行ったり、手ぶらで走りに行ったりとスマホやパソコンから離れた生活を、今後もできるだけ取り入れるようにしたいとは思っている。

新聞記事では、深く体に染み付いた「IT体質」から脱するのは難しそうだが、「まずはパソコンやスマホの利用時間を記録して、少しでも減らすようにしてはどうか。1日に1時間離れるだけでも依存の予防になる」と最後に書かれていた。今年もあと僅かで終わるが、来年は、意識的にデジタル機器と距離を置き、精神的に豊かな生活を手に入れてみるのがいいかもしれない。

映画「ザ・インタビュー」公開決定

2014-12-24 22:15:15 | ニュース
北サイバー攻撃 主演俳優「自由が勝った」 ソニー、映画中止撤回(産経新聞) - goo ニュース

ソニーの米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の制作したコメディー映画「ザ・インタビュー」が、北朝鮮のサイバー攻撃を受け公開中止に追い込まれたが、オバマ大統領や世論の批判を受け、方針転換し、25日から米国内の一部の劇場で公開する事になったそうだ。

北朝鮮が、相当神経を尖らせているらしく、どんな内容なのか、かなり興味がある。公開されれば、さらなるサイバー攻撃やテロを予告する話もあり、今後の展開が心配ではあるが、表現の自由が守られたという点で賞賛すべきことといえる。

今後、全世界や日本での公開がどうなるかも気になるところだ。ただ、オンラインでの配信も検討しているというから、映画館に行かなくても広く公開されるようになれば、北朝鮮としても拡散を防ぐことは無理だろう。是非、日本でも、見られるようになるといいのだが…。

グレートトラバース 特番情報

2014-12-23 21:04:16 | テレビ
日本百名山一筆書きの「グレートトラバース ゴール達成記念 特番」」が、年末12月28日(日) 午後7時30分~午後8時29分 に放送されるそうだ。特番では、日本百名山一筆書き踏破を成し遂げた田中陽希さんと応援団の間寛平さん、眞鍋かをりさんが出演し、グレートトラバースの7ヶ月に及ぶ過酷な旅の模様を秘蔵映像を交えながら振り返るという内容になるようだ。この一連の番組の中では、これが本当に最後の番組になるだろう。心して見ておきたい。

それからもう一つ。
12/30(火) 「BS1スペシャル 死闘!コスタリカ横断850キロ」が13:00~14:49 再放送される。2013年12月に開催されたアドベンチャーレース世界選手権コスタリカ大会の模様である。この大会では、【チームイーストウインド】が出場し、日本百名山一筆書き踏破の田中陽希さんがメンバーの一人として参加している。以前BS1で見たことがあるレースでもある。この時は、田中陽希さんの事は知らなかったが、凄いレースだなあと興味深く見入ってしまった覚えがある。

このアドベンチャーレースは、26か国60チーム、240名の選手が究極に挑む壮絶な耐久レースである。4人がチームとなり、絶壁や巨木、そして渓谷を昼夜なく走り抜ける。さらに海岸や山岳地帯を自身の足やマウンテンバイク、ラフティングなどで、技と体力を駆使し、10日間かけて850キロ先のゴールを目指すというものだ。食料や寝袋などはすべて自分たちが背負って走るノンサポートで、昼夜の別なくレースは進み、休息、睡眠などは自分たちで判断する。自己管理能力や判断力、生活技術などの力が問われるサバイバル・レースだというから、年末のつまらない特番を見ているよりずっと面白いかもしれない。

マラソン詐欺事件か?

2014-12-22 23:26:16 | ニュース
ネットニュースを見ていたら、「東京荒川マラソン」が大会当日の二日前になって急遽中止されたという記事があり、気になって調べてみたらとんでもない事件だった事がわかった。

大会は、12月21日の開催予定だったらしいが、参加予定者から18日に「直前なのに連絡が来ない」などと荒川を管理する「えどがわ環境財団」に問い合わせがあり、財団が調べたところ道路や公園の使用許可申請が出ていない事がわかった。そこで、財団が主催者の任意団体「黎明」側に連絡すると、黎明側は19日になってマラソンを中止すると返答してきた。そして、主催者サイトでこの日、手違いやミスがあったと謝罪し、手数料を含めて銀行振込で15年1月中~下旬に返金することを明らかにしたという。

主催者のホームページには、直前になって大会中止の告知が出たようだが、それを知らない参加者が大会会場に集まったところ、何もない会場に唖然としたという。マラソン大会は荒川沿いの道路をコースに、フルマラソン、ハーフ、10キロ、5キロの種目で行われる予定で、種目ごとに、1人2000~4000円のエントリー料金となっていた。新聞報道などによると、約1500人がエントリーし、計約500万円が振り込まれていたというから、これが返金されない事態にでもなれば、詐欺事件に発展する可能性もある。

過去に行われていた「荒川マラソン」は、現在「板橋Cityマラソン」と名前を変えて行われており、その「荒川マラソン」と混同して、この「東京荒川マラソン」にエントリーした人も多いようだ。私も、最初はあの歴史ある「荒川マラソン」と思ってしまった。主催者は、その辺りをうまく利用しようとしたのかもしれない。しかも、公園使用申請を行った担当者と、その後連絡が取れなくなっているというのも怪しい話だ。

また、この大会の募集はランネットで行われたというから、多くの人は何の疑問も持たずに申し込んでしまったはずだ。最近のマラソンのエントリーは、ランネットかスポーツエントリーのどちらかで大概は済んでしまう。それだけ信用されていたはずのサイトでこんな怪しげな募集が行われたとあれば、ランネットの責任も大きい。マラソンブームに付け込んだ新手の詐欺事件にならなければいいのだが…。