とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2023白馬雪遊び:白馬岩岳スノーフィールドでスキー

2023-01-26 18:53:04 | スキー
2日目も天気に恵まれ、白馬岩岳スノーフィールドでスキーをする事にした。まずは、ゴンドラに乗って山頂まで行く。


山頂からの展望も素晴らしく、隣の八方尾根スキー場や白馬47スキー場のゲレンデもよく見える。




山頂からサニーバレーコースを滑って下山すると一気に3.4キロを滑って行くことが出来、なかなか楽しいゲレンデだ。


最後のゴンドラに乗って山頂駅に着くと、北アルプスの絶景が一望できる山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」に向かう。途中には、雪の造形がいろいろあり映えるスポットだ。


立ち木にはキツネなどの動物が雪で作られている。




標高1,289mの山頂テラスからは、白馬の山並みが一望だ。




人気の撮影スポットなので行列ができていたが、自分たちの番になったとき後ろの人がシャッターを切ってくれた。


山頂テラスの近くには、巨大ブランコ『ヤッホー・スイング』があり、北アルプスに向かって飛び出す感じが気持ちよさそう。


山頂で展望などを楽しんでから、この日最後のスキーで一気にゴンドラ乗り場まで滑り降り白馬雪遊びツアーを終えた。

2023白馬雪遊び:スノーシューツアー

2023-01-25 12:05:43 | いろいろ
毎年白馬に行くと、スノーシューで雪山歩きをしている。今年は、欲張ってランチ付きのスノーシューツアーに申込み、スノーシューを楽しんだ。今回は、白馬で唯一1日プライベートツアーを開催しているEvergreen Outdoor Centerさんのツアーに申し込んだ。Evergreenは外国資本の会社なのでスタッフはほとんど外人さんだが、今回は日本人のガイドさんが付いてくれたので一安心だった。

ガイドさんが我々の希望や体力の程度を見極めて、当日の行き先を決めるという。我々のグループは年代はかなり上なのだが、体力に自信がある面々なので、最終的にはアドベンチャー的要素もあり歩きがいがあるコースに連れて行ってもらうことになった。

連れて行かれたのは、白馬みねたかスキー場の跡地である山麓だ。白馬みねかたスキー場は、昭和30年代に営業が開始され、スキーブームの時は近隣にある巨大スキー場の受け皿としてそれなりににぎわっていたが、ブーム終焉に伴い、客が激減し、2014年11月22日に発生した長野県北部地震で大きな被害を受け、閉鎖に追い込まれたという。現在は、スノーシュー愛好家の中では、人が来ない静かな穴場として知られているようだ。板を担いでゲレンデ跡を歩き、何も無い雪原に自分だけのシュプールを描くというスキーヤーもいるらしい。駐車場に着くと、我々の車しか無く文字通りゲレンデをひとり占めのようだ。


スノーシューを装着して広場を進むと、立派な鳥居が見えてきた。


鳥居の先にあるのは、雨降宮嶺方諏訪神社といい、雨乞いが行われた宮だという。旧嶺方村の産土神として祀られていて白馬村指定文化財だという。


境内には樹齢1000年というご神木の杉も立っている。


神社の横から、これから登る斜面が見えている。一面雪に覆われ旧ゲレンデらしく広い斜面だ。


天気は快晴で風もなく、絶好のスノーシューハイキング日和だ。何も無い雪原を我々だけの足跡を付けるのがなんと気持ちがいいことか。


後ろを振り向くと、見えるのは我々の足跡だけだ。


みんな思い思いの場所に足跡を付けて登っていく。


平になったところで一休み。


再び斜面を登っていく。かつてはゲレンデだった場所なので、広くて歩くのが見持ちよい。


雪面を歩くのが楽しいのか、走り出すメンバーもいる。


白馬夢農場の看板のところまできた。ここもすでに営業はしてなく跡地らしい。かつては、ラベンダー園もあり賑わっていたそうだ。


その先もしばらくは歩きやすい雪原が続いている。5キロほどの歩くスキー・スノーシューコースが残っており、みねかたスキー場の名物でもあったらしい。


小屋のある場所の広いところで休憩する。


雪で固めたテーブルみたいなところでコップを広げスープを作る。スープとあったかい“おやき”でランチ休憩だ。




ランチを済ませ、後ろを見れば、白馬の山並みが展望できる。絶好の展望ポイントなのだ。ちょうど見えたのは、白馬五竜スキー場のゲレンデだ。


雪面にスノーエンジェルの模様を作って遊ぶ。


午後からは、少しアドベンチャーを楽しもうと言うことで斜面を上り下りしてスノーシューに慣れる。


谷を下り、沢筋に下りていく。


沢から再び斜面を登る。


一通り登ったら、今度は斜面を下る。


急な斜面でスノーシューといえども滑る。




少し緩やかになった斜面を下ればゴールは近い。


雨降宮嶺方諏訪神社の裏の境内が見えてきた。


神社にお詣りして、無事下山できたことを感謝する。


神社でガイドのNさんと一緒に記念写真を撮る。


帰り際に作った小さい雪だるま。


Evergreen Outdoor Centerさんの建物に戻って最後の集合写真。


帰り際に、白馬の倉下の湯に入って暖まってから、この日の宿となるペンション・ホームズインさんに帰る。翌日は、スキーを楽しむ予定だ。

「2023白馬雪遊び:白馬岩岳スノーフィールドでスキー」に続く。

2023鍋割山・塔ノ岳

2023-01-08 19:15:08 | 山登り
昨年は、丹沢山系の塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、大山等に登ったが、先日は、西側にある鍋割山に登り、そのまま塔ノ岳迄足を延ばし、日帰りで帰ってきた。例年であれば、鍋割山にも積雪があり、雪景色を楽しむ予定だったが、年末に降った雪は完全に溶けてしまい、正月以来ずっと雪が降らず、地肌が完全に表れており、普通の山登りになってしまった。

渋沢駅からバスに乗り、終点の大倉にある秦野ビジターセンター前で下車する。


大倉から塔ノ岳方面は、北側に曲がるが、鍋割山は西側に真っすぐ進む。案内標識に従ってしばらく進むと丹沢大山国定公園の大きな看板の前に出る。


車止めのゲートの横から舗装道路を進む。


やがて砂利道となり、林道を進んで行く。


沢が現れ、橋の上を渡る。




林道が終わると、沢の手前に水の入ったペットボトルが大量に置かれている。鍋割山山頂にある鍋割山荘で使う水を、ボランティアで登山者に運んでもらうために置かれているペットボトルだ。我々も、鍋割山荘にお世話になる予定なので、2ℓのペットボトルを1本ずつリュックに入れて持っていくことにした。


林道の先はいきなりの急な登山道に代わる。


土砂崩れがあったような場所には、仮設の橋が設けられている。


視線のはるか先には、急坂を登っている登山者の姿が見える。


急坂はまだまだ続いている。最初は、背負ったペットボトルが気にならなかったが、徐々にに2キロの重さが応えてきた。何度も休憩をしながら上を目指す。


早く着きたいと頑張って登っていくと、やっと鍋割山荘の建物が視界に入ってきた。


鍋割山荘の、前からは相模平野と相模湾が見えるが、春霞みたいな天気でうっすらとしか見えない。


富士山の方向を向いてみると、頭が何とか見えたが、裾野は雲に覆われている。


さて、鍋割山荘に来たのは、名物の鍋焼きうどんを食べるためだ。雪景色を眺めながら温かい鍋焼きうどんを食べられたら最高だったが、雪景色は残念ながら見られない。それでも、温かいうどんを山の上から景色を見ながら食べられるというのは、贅沢なものだ。


回りにいる登山者のほとんどが鍋焼きうどんを食べている。我々の仲間も全員完食で、腹いっぱいになった。我々8人がうどんを注文したのは12時をちょっと回った頃であったが、その時点で残り4人分しかないとの事で、もうちょっと遅かったら食べられなかったかもしれないと分かり、改めて頑張って登ってきて良かったと安堵した。


うどんを食べて一安心したところで、鍋割山1262mの山頂記念写真を撮る。


鍋割山から、さらに塔ノ岳方面に進む。前方には、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸等の丹沢の主要なピークが一望できる。昨年の10月には、あの山並みを縦走したのかと思うと感慨深い。


金冷しの分岐点に着く。ここから塔ノ岳方面に進む。


塔ノ岳に到着して、山頂1491mの記念写真を撮る。昨年も、塔ノ岳を通過し丹沢山まで行ったのだが、今回は、その時よりはずっと天気が良く展望も素晴らしい。


塔ノ岳は、かつては尊仏山とも呼ばれ、尊仏山の由来となった高さ7.6mほどの巨岩「尊仏岩」があって地元の人々の信仰を集めていたという。その名残で、山頂には仏様が祀られている。ただ、尊仏岩は関東大震災の余震である丹沢地震 (M 7.3) で大金谷へ転落して現存していないそうだ。


塔ノ岳からも富士山の頭が見えている。雲がなければ美しい富士山の展望が楽しめる山だ。


塔ノ岳を出たのは14時半を回っていた。あまり長居をしていると、登山口には日没になってしまうので、早々に下山を開始する。


金冷しを通過し、大倉方面に下山して行く。大倉までは、長い下り坂が続き、膝には応える。


17時前にやっと大倉の登山口に到着する。ちょうど、渋沢駅行のバスが出るところで、慌てて飛び乗り、乗り遅れずに済んだ。

参考1.今回の高低図&コースタイム


参考2.今回のコースマップ