とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010島田大井川マラソンinリバティ

2010-10-31 21:38:23 | マラソン
台風で開催が危ぶまれていたが、思ったより台風の速度が速まったことと、本州に上陸しなかったことで、無事大会が開催された。それでも、朝から小雨交じりの天気となりどうなることやらと思いながら大会会場に向かった。

スタート地点付近に到着して、支度をしているうちに雨も止みスタートラインの列に並んだ。スタートのゲートははるか先に見えていた。


9時丁度に号砲が鳴り、そろそろと列が進み始めた。スタートのゲートを通過するまで6分以上かかった。


しばらくは島田市内を走り、4キロほどで島田宿大井川の渡し場周辺に栄えた「川越遺跡」の町並みの中を通過する。


「川越遺跡」を過ぎると、大井川の堤防道路だ。


雨に濡れた堤防道路を大勢のランナーが通過する。


堤防道路から、大井川緑地に入っていくが、既に中の道路を蛇のように曲がったランナーの列が進んでいるのが見えていた。


大井川緑地の中に入ると、あとは大井川マラソンコース「リバティ」のコースを往復することになる。マラソンの為に作られたコースであり、きれいに整備された道がずっと続いている。焼津市方向に進み折り返すことになるので、早いランナーとすれ違うことになる。


20キロの折り返し地点である。折り返しまでは、キロ6分のペースで行けたが、調子良かったのはここまでだった。


20キロを過ぎてから、一気にペースダウンする。ここまで、給水エイドしかなくお腹が空きすぎて走る元気がなくなっていた。その後、バナナのエイドはあったが、バナナだけではまったく力が出ない。まともな給食エイドは33キロまでないので腹ペコになりながら必死で進んだ。

ギネスブックにも載った世界最長の木造歩道橋の「蓬莱橋」の下を通過する。時代劇の撮影等で利用されることが多い観光スポットだ。


大幅にペースダウンしながらも、やっと33キロの給食エイドに着いた。ここのエイドはやけに食べ物の種類が多い。

(チキンラーメンの配布:みんな列を作りラーメンを頂く。私ももちろん食べた)


(お粥もある)


(おでんやおにぎり、饅頭、フライドポテト等)

その他にも、スープやゼリー、お茶など種類が豊富だ。ここのエイドではつい長居をしてしまった。ただ、もっと前のエイドでも腹の足しになるものを出して欲しかった。

腹ごしらえが出来たので少し走れるようになって残り9キロを必死に走った。38キロ地点の折り返しが見えてきた。


いつもなら残り4キロ程度をラストスパートで頑張れたのだが、今日はたった4キロもきつい。単調な道でひたすらゴールを目指すだけである。残り1キロでゴールが見えてきたので少し頑張った。ゴール手前で、顔見知りのS原さんと一緒にゴールして無事完走できた。


このところ、大会の時しかまともに走ってないので練習不足は否めない。涼しくなってきたからもうちょっと平日も走らねばと大いに反省した。

姿勢を良くするのは大事

2010-10-30 22:36:03 | 呟き
食事の時等、妻に「背中丸まってるよ」とよくいわれる。
言われると、そうだったと思い、慌てて背筋を伸ばすのだが
いつの間にか丸まってるようだ。
姿勢がいいほうが、当然いいのはわかっているのだが、
つい忘れてしまい猫背になっていること多い。

そんな中、テレビを見ていたら、老け顔になるのはどうしてなのかという話をやっていた。
老け顔の人の特徴は、目じりが下がり、顔の下半分が膨れているのが特徴だと言う。
コンピューターで、人間の年齢を判定できるのだが、顔が下膨れかどうかで判断するのが基本らしい。
だから、若くても下膨れ顔の人は老けて見えるし、
コンピューターの判定でも実年齢より老けていると判断される。

そして、顔が下膨れになる原因は、姿勢にあるということだ。
生まれつき、老け顔の人は仕方ないのかもしれないが、
見た目以上に老けたと見られる人は、姿勢に原因があるかもしれないということだ。
背中が丸くなると、顔が前に出てしまい、顔の皮膚が伸びてしまう。
その後、就寝すると顔が後ろに戻り、顔の皮膚が縮んでしまう。
この繰り返しで、皮膚がたるみ下膨れ顔になってしまい老けて見られるという訳だ。
そこで、姿勢を良くすることで、顔の皮膚の伸縮度合いを減らし若々しく見せることができるのだ。

姿勢がいい人は、確かにカッコいいし若々しい。
いつまで、この事が頭に残っているか判らないが、
今まで以上に姿勢に気をつけねばと思った。


あと一月でブログ開設2年だ

2010-10-29 21:35:22 | ブログ
2008年の11月末から始めたこのブログだが、あと一月ほどで2年になる。
日記なんて今までつけた事もなかったが、パソコンでやるようになったら
毎日のように更新していたのは我ながら不思議である。

始めた当初は、アクセス数も少なくマラソンや山登りの報告的な記事を主に
投稿していたが、ほとんど見てる人もないだろうと思っていた。
だが、今年の四月辺りから150万近いgooブログのランキング1万位以内に
入るようになって次第にアクセス数が伸びてきたのがわかる。

友達が、このブログの話を宣伝してくれたり、他のブログやHPにリンクしたりして
くれているうちに増えてきたようだ。いろんな人から、いつも見ているよとか
楽しみにしてるよなんて言われて調子に乗ってここまでやってきた。

おかげで、いろんな反響があるようだ。
いつも見てコメントくれる人は、ありがたい限りだ。反応があるのはうれしいものだ。
また、講演会の先生本人からのコメントもあったりして、びっくりした。
コンサートの記事では、ファンの方から自分のHPに掲載したいというメールも頂いたりした(もちろん快諾だ)。
マラソンの記事でも、主催者側の方からのコメントを頂きありがたかった。

ただ、いいことばかりではない。
書いた記事の内容にクレームが入り、一部修正したことがある。
あとで、自分でも余分なこと書きすぎたかなと大いに反省したものだ。
また、中傷的なコメントも入ったりしてドキッとしたこともある(これは投稿者からあとで謝罪をうけた)。
時々は、訳のわからないコメント(卑猥な内容)があったり、変なトラックバック申請が
届いたりすることもある。

見てる人が多いと、記事の内容もやたらなことは書けない。
いろんな影響も考え、責任を持てる内容にしなければいけないと
あらためて肝に銘じたところだ。

気になる台風情報

2010-10-28 22:34:55 | 呟き
現在、台風14号が沖縄の東を北上しており、今夜~明朝は沖縄・奄美で雨風のピークとなり、大雨や強風、高波に警戒が必要だという。奄美は先日の大雨の被害が甚大だっただけに台風のダブルパンチで住民は心配でたまらないだろう。

そして、その後は本州に上陸する可能性があるという。31日の日曜日辺りは静岡県を通過しそうである。この日は、第2回島田大井川マラソンにあたる。私もエントリーしており大会開催がどうなるか気になっている。

既に大会HPでも、大会中止になるかもしれないようなことが書かれていた。この大会は、大井川の河川敷を走るコースとなっており、大雨で川が増水したりするようなことがあれば危険である。しかも台風となれば、風でテントなども吹っ飛んでしまう恐れもあり、めったにない大会中止の判断になる可能性が大きい。

大型の台風で、速度も遅いようなので各地での被害が心配である。なんとか、進行方向がかわり本州に上陸しないで東の海上に進んでくれることを祈っている。

教育現場の崩壊か

2010-10-27 22:25:56 | ニュース
このところ、学校の先生のおかしな教育方法がニュースで取り上げられている。「殺人クイズ」「脅迫文作成」と続き「セクハラサイコロ」なんて話も出てきた。

「セクハラサイコロ」とは、埼玉県の59歳の小学校教師が自ら作ったサイコロのことだ。サイコロには、「キス」「ハグ」「鼻くそ」「ツバホッペ」「恋人指切り」などと記され、宿題を忘れたり騒いだりした児童に、罰としてサイコロの出た目の行為を教師が児童にやっていたという。しかも、教師は自分でセクハラサイコロと名付けていたという。

教師は、子供が喜ぶからサービス精神でやっていたというが、こんな話を聞くだけで不快感で一杯となる。学校の先生から、こんな汚らしくて気持ち悪い言葉が出てくるなんて、とても信じられないことだ。先生全てが、こんな人ばかりでないと思うが、おかしな教師が増えていることは間違いない。

ただ、この教師を擁護する親や子供が意外に多いというのも気になる話だ。この事実は、6年生の女子児童が母親に相談し、母親が警察に相談したことから明るみに出たそうだ。この教師は、教育熱心で他の親からの評判はよかったらしい。子供たちも、この行為を面白がっていた様子も垣間見える。最近の子供や親達というのは、気持ち悪いとか汚いという事への抵抗感が薄れているのかもしれない。昔からの日本人の奥ゆかしさ、他人を思いやる心、美しいものを愛でる気持ち等がなくなってしまったのだろうか。このニュースを聞いて呆れた話と思ったと同時に、教育現場の崩壊をあらためて思いしらされた。

2010日光白根山登山

2010-10-26 21:23:09 | 山登り
皇海山登山を諦め、日光白根山の登山口になる丸沼高原スキー場のロープウェイ乗り場に着いたのは、午前7時過ぎだった。駐車場の周りの樹木の紅葉が始まっており、曇り空であったがなかなか良かった。


ロープウェイの運転開始時間が7時半なので、ちょうどいい時間だ。駐車場もまばらだが、これから登山しそうな出で立ちの人たちが大勢集まってきていた。


我々も、さっそく支度をしてチケット売り場に向かう。日光白根山の登山コースは、突然決めたので地図も持ってきてない。チケット売り場に置いてあった観光用パンフレットを頂きコースを確認する。コースを欲張らなければ、4,5時間歩けば戻ってこれるようだった。ただし、ロープウェイを利用しないと無理なので、今回は往復のチケットも買う。いつの間にか、ロープウェイの運行が始まり、乗車を待つ人の群れは全て登山者ばかりであった。百名山だけあって、人気の山のようである。


ロープウェイで一気に標高2000m地点まで運んでくれる。ロープウェイから見る紅葉も見事だった。


ロープウェイを降りると広場があり展望のいい場所に「天空の足湯」があった。絶好のロケーションがある足湯である。

(前方に見えるのが日光白根山)

足湯に入りながら、有名な山々を展望できる。

(足湯から見える山々:浅間山、四阿山、草津白根山、武尊山、苗場山、谷川岳、巻機山、至仏山、平ヶ岳、燧ケ岳)

足湯に入るのは、下山後の楽しみに残し、登山コースに向かった。

登山コースの入り口には、「二荒山神社」がある。神社で安全登山を祈願して歩き出した。


しばらくは樹林帯の緩やかな登山道を進む。山岳信仰の山であることから、登山道の途中には大日如来像が鎮座していた。


大日如来像を過ぎたあたりから登山道ぽくなってきた。


崩落が激しい「地獄ナギ」を通過する。


辺りが開け展望のいい場所に着いた。展望を見ながら少し休憩する。ここからは、意外と近くに富士山が見えた。


また、墨絵のような山並みも素晴らしい。


森林限界をすぎると、砂礫の歩きにくい道となってくる。


傾斜もきつく、砂礫に足を取られ歩きにくいことこの上ない。あたり一面の風景は、樹林帯の中とはうって変わり火山だったという事を認識させられる。


また、展望は素晴らしく360°すべてが視野に入る。うす曇りで晴れとはいえないが、回りの山々はすべて展望できる。眼下の山々の紅葉も一望である。


やがて、日光白根山の頂上に到着する。標高2578mのピークは関東以北では最も高いそうだ。後方に見える双耳峰は、尾瀬の名峰燧ケ岳だ。


頂上から先は、五色沼経由で下山するつもりで沼を目指して進もうとした。だが、見た限り結構距離がありそうだった。少し行ってから時間的に無理だと判断し、引き返した。頂上に戻り、弥陀ヶ池方面に下山を始めた。その時、回りの人が中禅寺湖とか男体山という単語を発しているのが聞こえた。よくよく考えてみたら、前方に見えた大きな沼は五色沼ではなく中禅寺湖だったというのが判った。そして、隣にある大きな山は、有名な男体山であることに思い当った。こんな間近に見えていたなんて感激する。みんなで、中禅寺湖まではとても歩いていけないねと大笑いだ。


山頂からは、噴火口であった場所が池になっているのが見える。エメラルドグリーンの池は神秘的である。


弥陀ヶ池までの下りは、なかなか厳しい下りだ。下りも砂礫の道なので滑りやすい。しかし、眼下には丸沼、菅沼などの大きな沼が見える。濃い青や緑がかった色をしており自然の彩の不思議を感じた。


弥陀ヶ池が見えてきた。もう少し下れば到着だ。


途中では、真っ赤な実が付いた木がある。葉っぱはまったくなく実の赤だけが妙に目に付いた。


弥陀ヶ池の手前で昼食休憩をする。その後、座禅山の噴火口を見てロープウェイ山頂駅に向かう。


山頂駅までは、来た時と別のルートをたどり自然散策コースを歩く。そして、ロープウェイに乗る前に、予定通り「天空の足湯」で一休みをする。足湯は、大勢の登山者や観光客で賑わい、体も心も癒される場所であった。


そして、ロープウェイで駐車場まで戻り、長い距離と時間をかけて帰路についた。予定通りの計画にはならなかったが、とっさに変更した山行も充分満足できたものだった。

皇海山登山中止の顛末

2010-10-25 22:31:18 | 山登り
先週末は、日本百名山のひとつである群馬県の皇海山(すかいさん:2144m)登山の為に、土曜日の午後から浜松を出発した。途中、静岡でも仲間を乗せ5名で向かう。東名、中央道、圏央道、関越道と経て沼田ICを下りると午後10時近くになっていた。ここから、登山口までは30キロほどある。

まずは、朝食と昼食用の食糧を買うために近くのコンビニに立ち寄った。登山口へ向かう林道の入口がカーナビの地図では判りにくかったので、どんな様子か店員さんに聞いてみた。たまたま、その近くに住んでいる店員さんがいて様子を教えてくれた。今から行くというと驚いていたようだが、方向的には間違っていないことがわかった。案内板も出ているとの事だったが、夜だと真っ暗で分かりにくいかもしれないので気をつけていったほうがいいと教えてくれた。そして、もっとも気になる情報は熊出没情報だった。なんと、コンビニ周辺でも最近熊が出没したということだった。ということは、登山口まで行ったらさらに熊に遭遇する可能性があるかもしれない、これはちょっと考えなければと思った。

登山口までは、栗原川林道というかなりの悪路を走行しなければならないという情報を得ていたので、夜中の悪路走行も心配だし、登山口でテント泊中に熊が出てきたら怖いなという思いもあって、急遽近くにある道の駅「白沢」で仮眠することにした。この道の駅は、温泉施設もあり駐車場には車中泊の車がかなり泊まっていた。我々も、駐車場の片すみで車中とテントに別れ仮眠をした。翌日は4時半起床ということで、私はテントで眠る。

翌日4時半に目が覚めると、まだ辺りは真っ暗だ。それでもテントを撤収して支度をしているうちに空が赤みを帯びて薄明るくなってきた。他の仲間たちも起きて来て5時40分くらいには道の駅を出発して登山口に向かった。吹割の滝付近で皇海山登山口の看板を見つけ細い道に入っていった。すると、その先に工事通行止めの看板が出ていた。気になって読んで見ると皇海山登山口の林道が工事中で通行止めになっているという案内だった。ただ、別のルートからは行ける様なことが書いてあったので、とりあえず先に行ってみることにした。曲がりくねった道を進んでいくと、犬と散歩している人がいてダメというジェスチャーをしているのが見えた。この先は行けないよと言う意味かと思い、戻って確かめてみるとやはりその通りだった。しばらくすると、別の車も戻ってきた。聞いてみると通行止めで皇海山には行けないとの事だった。

別のルートを調べてみたが、かなりの大回りとなり時間が遅くなってしまう。そして、そこからの登山ルートもかなり時間がかかるようだった。今から日帰りでは行くのは無理だという事がわかり大ショックであった。はるばる400キロ以上の道のりをかけて来た以上このまますごすごと帰る訳には行かない。他に登れる山はないかと考え、頭をめぐらして一ついい山が浮かんできた。日光白根山(2578m)である。この山も日本百名山で来年当り行こうと思っていたのだが、20キロほど車で走ればいけることが判ったので、急遽予定を変更して日光白根山の登山口である丸沼高原スキー場に向かった。スキー場からロープウェイで上がれば5時間ほどの登山が楽しめる。時間もなんとかあり、無事日光白根山登山を終えて帰宅した。

ただ、さすがに遠かった。帰りの関越道は大渋滞。前橋、花園、鶴ヶ島等の辺りで何度も渋滞に引っかかり帰宅は遅れに遅れて家に着いたのは今朝の午前1時半だった。今日はまだ眠たい。日光白根山の様子は明日以降にアップするつもりだ。

多発する熊出没情報に衝撃

2010-10-24 11:56:28 | ニュース
このところ、住宅地に熊が出没したというニュースが相次いでいる。
昼間に車が往来する広い道路に、熊が二頭のっしのっし歩いていた写真は衝撃的だ。
また、海岸で釣りをしていた人が背後から襲われたというニュースもあった。
いま、まさに熊の生息域と人間の生活圏との境目がなくなってきている事態といえる。
山での熊の食料となる木の実が猛暑等で激減していることで、
冬眠を前に食料を求め人里まで下りてきているのだろうという。
これは、自然のせいばかりではなく、人間の営みが熊の住む山の自然を侵していることも考えられるという。
かつての日本の山は、林業も盛んで森や里山の整備も充分行なわれていたのが、
次第に林業に携わる人が激減し荒廃している山が多くなっているそうだ。
また、熊が好むドングリが成るブナやミズナラの木が病気で枯れる現象(ブナ枯れ)が多くなっているという。
群馬県では、クマの生態を守るためドングリを集め山に撒く活動も始めたそうである。

これからも、何度も山に行く予定があるが、今まで以上に熊に出会うことがないよう
自衛手段も考えておかなくてはと改めて思った。

遠山郷の完走証が届いた

2010-10-23 11:15:54 | マラソン




昨日、9月に参加した「チャレンジマラニックin遠山郷2010」の完走証が届いていた。
A4サイズでカラー写真が一杯添付されたラミネート加工の立派な完走証である。
一人一人毎に作成され、自分のゴール写真や途中での様子が写っている。
また、記載された称号は「天下無双の贅沢ランナー」であった。
このマラニックに参加したランナーは、まさしく「天下無双の贅沢ランナー」である。
まことに嬉しい称号を授かったものである。
添付された文章を読むと楽しかった思い出がよみがえってきた。
実行委員会の皆さん、素晴らしい舞台を用意してくださりありがとうございました。

久能山東照宮が国宝に

2010-10-22 23:21:04 | 観光
先日の新聞報道によれば静岡市駿河区の久能山東照宮が国宝に指定される見通しとなったという。今まで、一般的には東照宮といえば日光が頭に浮かんだ人が多いだろう。だが、静岡県民にとっての東照宮は何といっても久能山である。やはり国宝という扱いとなれば、知名度もアップし地元も大いに賑わいが予想されるだろう。静岡県民としては嬉しいニュースだ。

久能山東照宮は、駿河湾を望む小高い丘の上にあり、最初の鳥居からは1159段の石段を上らなくてはならない。つづら折の石段を上がりながら眺める駿河湾の景色は素晴らしい眺めである。そして、地元特産の石垣イチゴの温室がいくつも並んでいる風景も見ごたえがある。

そして今回、国宝に指定されたのは本殿と拝殿、石の間からなる複合社殿である。江戸時代を通じて全国に波及した権現社殿の先駆けとなった最古の東照宮建築という価値が認められたものだそうだ。たしかに社殿の極彩色の彫刻などは鮮やかで、日光東照宮と比べても劣るところはない。なによりも一番のポイントは、家康は死後、この地に葬られることを遺言で残しており、日光東照宮は亡きがらの一部を後に移したものであるということだ。この事からいっても、久能山東照宮は日光東照宮のルーツといってもいいようだ。

来年も、久能山東照宮に参拝する機会があると思うが、その時は国宝としてしっかり拝観してきたいと思う。