先週、ホームセンターの出口で、抽選籤を引いてくださいと声をかけられた。何の気なしに籤を引いたところ、乗馬スクールの無料体験券が当たった。乗馬スクールの人がやっていた抽選会だったので、ひょっとしたら全部当たりくじだったかもしれないが、初心者が体験するとしたら通常5000円くらいはかかる。それが、無料でできるなら決して損ではない。興味もあったので、その場で行ける日を予約した。
そして、今日が予約の日となった。運動靴、長ズボン、手袋だけ用意してくださいとのことで、ごく普通の格好でスクールに向かった。受付で、名前を告げ、書類に氏名、住所などを記入すると、係りの人が乗馬用のブーツ、ヘルメット、プロテクターをかしてくれた。ブーツを履いて、ヘルメットを被ると、一端の騎手気分だ。支度が終わり、馬場に連れて行かれた。周りを見ると、大勢の生徒が気持ちよさそうに馬に乗っていた。自分もあんなふうに乗れるのだろうかと心配になり、ちょっと気が引き締まった。
しばらくすると、私の乗る馬が連れてこられた。名前はブラウンシュガーで、いつものんびりでマイペースな馬だという。近くで見ると、やはり大きい。数年前、沖縄の与那国島で与那国馬に乗ったことがあったが、与那国馬よりもずっと大きくて乗るのも一苦労しそうな感じだった。
指導員の説明を、少し聞いただけで、すぐに鞍の上に乗ることになった。えぇ!もう乗るの!と思ったが、覚悟を決めて鐙に足をかけ一気に馬の背に乗り移った。乗ってしまえば、思ったより怖くはない。そして、いつもより高い位置から眺める風景が新鮮で気持ちがいい。
最初は、指導員が轡を引いて回ってくれるのかと思っていたが、乗った時点で馬のほうで勝手に歩き出してくれた。ゆっくりだから怖くはない。指導員の話を聞きながら、ゆっくりコースを回っていく。馬の制御の仕方は、轡を引いてブレーキをかけることと、走り出す時、足で腹を軽く叩くという動作だけでほとんど済んでしまう。腹の叩き方に強弱をつけると走るスピードが変わってくる。ゆっくりの時は気にならなかったが、強く叩くとスピードが上がり、背中が大きく揺れる。自分の体も大きく揺れるので、姿勢を保つのが大変だ。揺れに応じてお尻を上げたり下げたりする動作が必要になってくる。競馬で、騎手が大きくお尻を上げている理由がよくわかった。とにかく、乗馬する際は、姿勢をまっすぐに保つのが重要らしい。姿勢が良ければ、馬も安心してくれるという。
乗馬体験は、実質20分程度だったが、馬の腹を膝で包み込むようにすることと、姿勢をまっすぐに保つという動作をずっとしていなければならない。おかげで、いつもと違う場所の筋肉を使っていたようだ。終わってから、筋肉痛というほどではなかったが、内股周りに違和感があった。
今回は、体験という前提なので、やはり時間的に物足らない。乗馬体験した人は、あと2回ほど、格安で45分コースに参加できるというので、来週も予約してしまった。本格的に乗馬をするとなると、かなりお金もかかるので、そこまではできないと思うが、いい気分だったことは間違いない。颯爽と走ることができれば、さらに気持ちが良さそうだ。あと2回、乗馬がどんなものか確かめてみたい。
そして、今日が予約の日となった。運動靴、長ズボン、手袋だけ用意してくださいとのことで、ごく普通の格好でスクールに向かった。受付で、名前を告げ、書類に氏名、住所などを記入すると、係りの人が乗馬用のブーツ、ヘルメット、プロテクターをかしてくれた。ブーツを履いて、ヘルメットを被ると、一端の騎手気分だ。支度が終わり、馬場に連れて行かれた。周りを見ると、大勢の生徒が気持ちよさそうに馬に乗っていた。自分もあんなふうに乗れるのだろうかと心配になり、ちょっと気が引き締まった。
しばらくすると、私の乗る馬が連れてこられた。名前はブラウンシュガーで、いつものんびりでマイペースな馬だという。近くで見ると、やはり大きい。数年前、沖縄の与那国島で与那国馬に乗ったことがあったが、与那国馬よりもずっと大きくて乗るのも一苦労しそうな感じだった。
指導員の説明を、少し聞いただけで、すぐに鞍の上に乗ることになった。えぇ!もう乗るの!と思ったが、覚悟を決めて鐙に足をかけ一気に馬の背に乗り移った。乗ってしまえば、思ったより怖くはない。そして、いつもより高い位置から眺める風景が新鮮で気持ちがいい。
最初は、指導員が轡を引いて回ってくれるのかと思っていたが、乗った時点で馬のほうで勝手に歩き出してくれた。ゆっくりだから怖くはない。指導員の話を聞きながら、ゆっくりコースを回っていく。馬の制御の仕方は、轡を引いてブレーキをかけることと、走り出す時、足で腹を軽く叩くという動作だけでほとんど済んでしまう。腹の叩き方に強弱をつけると走るスピードが変わってくる。ゆっくりの時は気にならなかったが、強く叩くとスピードが上がり、背中が大きく揺れる。自分の体も大きく揺れるので、姿勢を保つのが大変だ。揺れに応じてお尻を上げたり下げたりする動作が必要になってくる。競馬で、騎手が大きくお尻を上げている理由がよくわかった。とにかく、乗馬する際は、姿勢をまっすぐに保つのが重要らしい。姿勢が良ければ、馬も安心してくれるという。
乗馬体験は、実質20分程度だったが、馬の腹を膝で包み込むようにすることと、姿勢をまっすぐに保つという動作をずっとしていなければならない。おかげで、いつもと違う場所の筋肉を使っていたようだ。終わってから、筋肉痛というほどではなかったが、内股周りに違和感があった。
今回は、体験という前提なので、やはり時間的に物足らない。乗馬体験した人は、あと2回ほど、格安で45分コースに参加できるというので、来週も予約してしまった。本格的に乗馬をするとなると、かなりお金もかかるので、そこまではできないと思うが、いい気分だったことは間違いない。颯爽と走ることができれば、さらに気持ちが良さそうだ。あと2回、乗馬がどんなものか確かめてみたい。