とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024第2回あまとみトレイル:2日目野尻湖周遊道路分岐 展望所~斑尾山~レストハウスチロル

2024-07-02 19:16:23 | あまとみトレイル
宿のマイクロバスで、先日のゴール地点野尻湖周遊道路分岐 展望所に到着する。


バスを見送る。


斑尾山登山口を目指し、車道を進む。


歩いていく途中、「姫の泣き石」という伝説の石があるようだったが、少し寄り道になってしまうので、そのまま進む。


荒瀬原の斑尾山登山口に入っていく。


登山口の入り口は、害獣除けの電線が張られていたが、登山者は電線を外して入ってよいとの但し書きがあったので、線に触れないよう慎重に外す。


この登山口もクマが出そうな藪が多い。


できるだけ固まって、笛や鈴を鳴らして進む。


見通しが良くて、少し広い場所で休憩。水分補給だ。


荒瀬原林道を横切ってからは、結構きつい上りとなり、大明神岳1358mに到着する。山頂からは、展望が開け初めて野尻湖が見えた。


反対側から来た登山者に集合写真を撮ってもらう。


大明神岳からさらに数分歩くと、斑尾山山頂1381mだ。


斑尾山山頂は、あまとみトレイルの終点であり、信越トレイルのスタート地点でもある。あまとみトレイルを完歩し、信越トレイルに繋がったという事で感無量だ。


しかし、歩くのはこれで終わりではない。お迎えのバスが来られる場所までは歩かなければならない。斑尾山から下っていく途中で雨がついに降りだした。


斑尾高原スキー場のゲレンデを下に眺めながら下っていく。


ゲレンデ内の道をグングン下っていく。


雨が降ると歩くのがやたらと早くなるようで、先頭はかなり下を歩いている。


レストハウスチロルがやっと目の前となった。予定よりだいぶ早く下山できたので、レストハウス内で弁当を食べ、マイクロバスを待って宿に帰った。


宿に戻り、風呂に入ってさっぱりして解散となった。クマが出そうな場所が至る所にあり、怖い思いもしたが、みんな無事に歩きとおし、新たなロングトレイルを制覇できた喜びが沸いてきた。

参考1.2日目の高低図&コースタイム


参考2.2日目のコースマップ

2024第2回あまとみトレイル:1日目地震滝橋前分岐~野尻湖周遊道路分岐 展望所

2024-07-01 22:20:18 | あまとみトレイル
前回に続いての2回目のあまとみトレイルだ。前日に、前回と同じ宿のメイプルハイムさんに前泊して6/29~30の2日間でゴールの斑尾山山頂まで踏破する予定である。

前回のゴール地点、地震滝橋前分岐からスタートする。この日も朝から好天に恵まれた。農道を歩いていくと、農家の方から声を掛けられる。


水田には水が張られて、いよいよ初夏といった趣だ。


黒姫山を背にして、先に進む。


杉野沢地区の八幡社前を通過。


大きな杉の木の先には、薬師如来が祀られている。


9時ちょっと前に妙高高原ビジターセンターに到着する。9時の開館時間まで少し待ってから中を見学していく。


ビジターセンターの裏には、いもり池がある。晴れた日には標高2454mの妙高山を水面にくっきり映し出すのだが、あいにく妙高山には雲がかかり、ちょっと残念。昔はいもりが多く生息していたことからこの名がついたと言われている。


いもり池を半周して先に進む。


再び森の中に入っていく。


関川集落の中に入ると、北国街道と呼ばれる歴史ある道となり、江戸時代には越後の国をはじめ、周辺の信濃や加賀・佐渡の物流に大きな役割を果たした道である。そして、この北国街道の重要な関所『関川の関所』が史跡として残っている。


関所の先にある二人のお婆さんの座像は、100歳を超えても元気だった「きんさん、ぎんさん」だ。佐渡から運ばれた「金・銀」に加え、この先の橋が「長寿橋」と名付けられたことから、平成10年の関所まつりに、きんさん・ぎんさんをご招待した記念に設置されたそうだ。


「姥坂(うばざか)」と名付けられた坂道を上ると、長寿橋だ。長寿橋の中間が新潟県と長野県の境となる。


高速道路下のトンネルを通り抜ける。


山道の入り口近くまで行くと、車が数台止まっていて、数人の人が立っていた。何事かと思って話を聞くと、数日前に、この先でクマが出て人が亡くなったという。クマはまだ見つかっていないという事で、気を付けて進むように言われた。


山道に入ると、確かにクマが出てもおかしくないような道だ。みんなできるだけ離れないように固まって、鈴や笛を鳴らしながら、危険地帯を通り抜ける。

山道を抜け、建物があり広い道に出たところで、休憩。無事に危険地帯を抜けだしたことで一安心する。


国道を抜け、先に進むと野尻湖が見えてきた。そして、広い駐車場の奥を見るとすぐそこがナウマンゾウ博物館だった。ここは中を見学していきたかった所なので、早速入場料を払って中に入る。


野尻湖の湖畔で、ナウマンゾウの化石が発掘されたことから建てられた博物館で、発掘された化石をもとにした実物大のナウマンゾウやオオツノジカの復元像が展示されている。


1962年からはじまり50年以上続けられている「野尻湖発掘」の成果を中心に、約5万年の昔から現在に至るまでの、野尻湖周辺の自然環境を研究・展示している博物館だ。豊富に展示されている骨器や石器の資料、実際に化石にふれることができるコーナーもありなかなかおもしろい。


順路の最後には、原始人の雰囲気を体感できるコーナーもある。


野尻湖の周辺には、数多くのナウマンゾウのモニュメントが設置されている。




野尻湖の南西岸は、大正時代に外国人に見出された避暑地とあって、国際村や別荘が広がり国際色豊か場所がある。あまとみトレイルは、国際村の中を通っていく。


この日は天気が良くて気温も高くなっており、ボートやヨット、ウインドサーフィンを楽しむ人も多い。


ちょうどイベントが開催されていたようで、水着の外国人で賑やかだった。


国際村を抜けても、しばらくは湖岸沿いの道を歩く。


坂を上っていくと、象の小径と呼ばれる遊歩道に入っていく。


「象の小径」は、野尻湖の湖畔の全長約2.5キロのトレイルで、木立の向こうに湖のキラメキや波の音が聴こえ、水と森の両方を感じながら歩ける。


象の小径が終わり、数百mで野尻湖周遊道路分岐にある展望所に着く。ここが、この日のゴール地点だ。すでにお迎えのマイクロバスが待っていてくれた。


参考1.1日目の高低図&コースタイム


参考2.1日目のコースマップ


「2024第2回あまとみトレイル:2日目野尻湖周遊道路分岐 展望所~斑尾山~レストハウスチロル」に続く。

2024第1回あまとみトレイル:4日目乙見湖バス停~地震滝橋前分岐

2024-06-22 06:55:39 | あまとみトレイル
4日目が最終日だ。メイプルハイムさんから1時間かけて前日のゴール地点となった乙見湖バス停に到着する。


黒姫山方向を見ると、雲がモクモクと湧き上がっている。野尻湖からの水蒸気が沸き上がっているのだろうか。


乙見湖からは、森林セラピーロードといわれる笹ヶ峰一周歩道に入る。森林セラピーロードとは、生理・心理実験によって癒しの効果が実証され、森林セラピーに適した道として認定された道のことだ。登山道との大きな違いは、森での時間を過ごすことを重要視している点で、広場、ベンチ、トイレ、休憩施設などを十分に配置し、ゆっくりと森を楽しむことができる。


清水池に到着する。


清水池の湖面には、周囲の火打山などの雄大な山並みが映る。


笹ヶ峰牧場に入る。


牛たちが草を食むのどかな牧場風景を見ながら歩くと、ホントに心が癒される。




笹ヶ峰高原の妙高山麓県の森には、60ヘクタールもの広さにドイツトウヒの森が広がっている。正式名をオウシュウトウヒといい、北ヨーロッパ、東ヨーロッパに分布しており、アルプスなどの山岳地帯の一般的な樹種だ。


仙人池分岐を通過。


ドイツトウヒの森は、まるでグリム童話の世界のようだ。


トロッコ出発点に到着。このトロッコは、東北電力西野発電所まで荷物を運ぶためのものでインクラインと呼ばれている。


インクラインの軌道は、出発点から急激に下っている。


あまとみトレイルのコースも、インクラインに沿って急激な下り坂だ。


西野発電所管理小屋を過ぎると、関川に架かる吊り橋だ。例年、11月下旬から5月下旬までは、橋の維持管理の為、踏板が外されるというが、もう6月なので、無事通過できる。


この吊り橋は、結構揺れてスリルがある。


トロッコ出発点から吊り橋までかなり下ったのだが、その同じくらい登坂となる。


坂を上りきると、送電線沿いの開けた道となる。


送電線の下には、街並みが見えてきた。


開放的な気持ち良い道が続く。


水音が次第に大きくなってきた。遊歩道を下っていくと、見えてきたのは新潟と長野の県境を流れる「関川」にかかる苗名滝だ。


日本の滝百選の一つに選ばれている苗名滝。落差は55m、水しぶきを上げて落ちるさまは迫力満点である。その昔、滝から落ちる水音があまりにも激しく、轟音が周囲の森に響きわたり、まるで地震のようだったことから別名「地震滝」と呼ばれている。また、古来日本では、地震のことを「なゐ」といい、「なゐのたき」から「なえなたき」となり、高田平野の水田を潤す水であることから苗の字があてられ、苗名滝となったと伝えられている。


苗名滝を見ながら、ランチ休憩する。


吊り橋からも苗名滝を見ることが出来る。


苗名滝の駐車場から、1.5キロほど歩き地震滝橋前分岐地点で、マイクロバスのお迎えに来てもらい、宿に帰る。


一旦宿のお風呂で汗を流してから、飯山駅まで送ってもらい帰路についた。あまとみトレイルは60キロほどを歩いたことになるが、まだ完歩できてないので、6月後半に続きを再開して完歩する予定だ。

参考1.4日目の高低図&コースタイム


参考2.4日目のコースマップ

2024第1回あまとみトレイル:3日目戸隠キャンプ場~乙見湖バス停

2024-06-21 18:09:52 | あまとみトレイル
3日目は、メイプルハイムさんから戸隠キャンプ場まで送ってもらい、前日のゴール地点からスタートする。この日の天気は快晴。バックの戸隠山が青空に映える。


戸隠牧場の中を進む。前方には黒姫山が見える。


小川が流れ、涼しげな森の中を進む。


戸隠牧場の敷地沿いに設けられた柵沿いの道を進む。


広い牧草地が広がっている。


振り返れば、戸隠山がずっと見えている。


一面黄色い花のお花畑。後方に見えるのは飯縄山。


湿原の遊歩道を歩く。レンゲツツジのオレンジがきれいだ。


小川に架かった丸木橋を慎重に進む。


古池に到着。戸隠高原の標高約1,200mに位置し、黒姫山へ向かうハイキングコースの途中にある。前方に見えるのは小黒姫とも呼ばれる御巣鷹山。東山魁夷の名画「沼」のモデルになったといわれる。


古池沿いの湿原には、アヤメの群落がみられる。


再び、小川を渡渉。


木の根が張り出した登りとなり、登山道らしくなってきた。


戸隠竹細工の森は、タケノコ採取禁止区域となっている。


人面岩。怖そうな顔だ。


広場に出ると、テントが張ってあり、人がいた。話を聞いてみると、タケノコを採取する人がいないかを監視するための監視小屋なのだという。二人体制で、一人は山の中を巡回し、もう一人は焚火の番をしているという。ご苦労な事だ。


監視小屋からしばらく進むと、大ダルミというあまとみトレイルの最高地点(1593m)になるのだが、監視員の話では、クマが良く出る場所という。そろそろランチ休憩したいと思っていたが、ニオイにつられてクマが出てきては大変なので、大ダルミはスルーして、比較的広い場所でランチ休憩とした。


黒姫山西登山道の入り口前を通過。


氷沢橋を過ぎ、しばらく進むと氷沢避難小屋だ。整備が行き届ききれいな避難小屋だった。


その後は、広く歩きやすい道が続く。昔のトロッコ軌道の跡を切り開いた道のようだ。


途中には、神彦、道姫と名付けられた2本の大きなミズナラの木が見えてくる。




ブナとミズナラが200年にわたり共生する「縁結びの木」。


ハルニレの巨木。


夫婦泉の前は、クリンソウの大群落。


空が開けてきたかと前を見ると、笹ヶ峰ダムと乙見湖だ。


石段を一気に下る。


ダムの管理棟前を通り抜けると、乙見湖休憩舎がある乙見湖バス停だ。3日目はここがゴールで、すでにお迎えのマイクロバスが待っていてくれた。


参考1.3日目の高低図&コースタイム


参考2.3日目のコースマップ


「2024第1回あまとみトレイル:4日目乙見湖バス停~地震滝橋前分岐」に続く。

2024第1回あまとみトレイル:2日目アソビーバナガノパーク~戸隠キャンプ場

2024-06-20 21:06:20 | あまとみトレイル
8時。アソビーバナガノパーク(旧アゼィリア飯縄)を出発する。


アソビーバナガノパークの裏側から藪道を抜けて、あまとみトレイルのコースに向かう。


あまとみトレイルのコースは、しばらく森の中の林道を歩く。


戸隠神社の一の鳥居跡に到着する。戸隠神社は、ここから始めるのが正式な参拝と言われている。この場所には古くから戸隠神社の神領への入り口として、一の鳥居が建てられていた。寛政年間(1789年ごろ)に石造りの鳥居が建てられたが、弘化四年(1847年)の善光寺地震で倒れてしまい、現在は当時の石材や基礎が残るのみとなっている。




一の鳥居から宝光社や中社まで通じている道を戸隠古道と言い、その後は戸隠古道を進む。すぐに、大久保の茶屋に出る。


茶屋の中を見ると、職人がそば打ちをやっているのが見えた。


一の鳥居から二十八丁(3.0km)のところが祓沢だ。ここは宝光社、中社、奥社のどこへ行くにも必ず通らなければならない場所で、ここに関所が置かれたこともあったという。


宝光社の石段前についた。


宝光社の石段は思ったより長い。


振り返って下を見ると、登り口がだいぶ下に見える。


宝光社で参拝後、中社へ向かうが、お昼近くとなり、せっかく戸隠に来たのだから戸隠そばを食べようという事になり、通り道にあった蕎麦屋に立ち寄る。


蕎麦屋の2階の部屋は、風通しが良く、涼しくてそばを美味しくいただく。


蕎麦屋を出ると、中社の鳥居前に出る。


戸隠神社中社の鳥居を中心にして、大きな杉の巨木が三本、正三角形状に並んで立っている。これはその中の1本だが、さらに3本に分かれている。


中社でもお参り。


続けて奥社参道入口の鳥居前まで来た。


参道を進むと、隋神門が見えてきた。


隋神門の先は、神の領域とされる。先月はこの先の奥社まで行き、戸隠山に登ったものだ。


あまとみトレイルは、隋神門の手前を曲がり、ささやきの小径に進む。


ささやきの小径を抜けると、戸隠キャンプ場に出る。2日目の予定はここまでとし、キャンプ場の駐車場まで歩く。


駐車場で、この日の宿となるメイプルハイムさんのお迎えのマイクロバスを待つ。ほどなく、バスが到着し、宿に向かう。

メイプルハイムさんは、以前信越トレイルの時もお世話になった宿で、今回も以後の送迎を全部やってもらうことになっている。チェックインする前に、イチゴ園でイチゴ狩りを楽しむ。甘くて美味しいイチゴだった。




参考1.2日目の高低図&コースタイム


参考2.2日目のコースマップ


「2024第1回あまとみトレイル:3日目戸隠キャンプ場~乙見湖バス停」に続く。

2024第1回あまとみトレイル:1日目長野駅~アソビーバナガノパーク

2024-06-19 21:13:49 | あまとみトレイル
14~17日にかけて、長野のあまとみトレイルを歩いてきた。あまとみトレイルは、令和3 年10 月23 日に一部開通した、長野駅~戸隠~妙高・笹ヶ峰~野尻湖~斑尾山頂を結ぶ総延長86km の歩いて楽しむロングトレイルだ。名称の「あまとみ」は西の雨飾山(あまかざりやま)の「あ」、東の斑尾山(まだらおやま)の「ま」、南の戸隠山(とがくしやま)の「と」、北の妙高山(みょうこうさん)の「み」と、この地域を代表する山の頭文字をとって名付けられた。斑尾山頂ではお隣のロングトレイル「信越トレイル」(総延長110km)に接続する。信越トレイルとあまとみトレイルを合わせると200km近くのロングトレイルになる。今回は、そのうちの60キロほどを歩く予定だ。

参加者は、全部で13名。長野駅で全員集合してからスタートする。


長野駅からは、ほぼ直進で善光寺まで歩く。


善光寺の参道は、茶店やお土産屋が建ちならび賑やかだ。


気温が高く、スタートからアイスがおいしそうであちこちの店が気になる。なかでも、みたらしタレ入りの醤油アイスは最高に美味しかった。


まずは、本堂に寄って旅の安全を祈願する。


本堂の手前を右に曲がると、三重塔があり、その前を通るとあまとみトレイルのコースが始まる。


善光寺の敷地を出たところに、あまとみトレイルのロゴが張り付けられている。


住宅地の中の坂をぐるぐる登っていくと諏訪神社の入り口に着く。ちょうどお昼にもなり、日陰でもあるのでランチ休憩とする。


諏訪神社から少し行くと、瓜割清水という水場がある。この水に漬けておいた瓜が割れるほど冷たいことから名づけられたという。


水場の近くには、桑の木があり、ちょうど実が成っていて食べると美味しい。


その後、徐々に里山の中に入っていく。天然記念物に指定されている「あきにれ」の横を通る。


隠滝不動尊参道には、石造の不動尊があり、この下には滝があるようだが、時間がかかりそうなので先を急ぐ。


舗装道路を歩く。


林道に入ると、脇に沢が流れていて幾分涼しい気分になる。


別荘の横から藪道をかき分けて進むと、この日の宿となるアソビーバナガノパークだ。まだ、15時過ぎと早い時間だが、早速風呂に入った後、卓球で遊ぶ。


おまちかねの夕食を楽しむ。


夕食後は、このメンバーでは初めてカラオケルームを貸し切り、懐かしの名曲を歌いまくり、初日のトレイルを終えた。




参考1.1日目の高低図&コースタイム


参考2.1日目のコースマップ


「2024第1回あまとみトレイル:2日目アソビーバナガノパーク~戸隠キャンプ場」に続く。