国連 改革なのか解体なのか

2022年04月27日 09時25分42秒 | ウクライナ侵攻
こうしてる内にもウクライナでは一般人の命がむごたらしい奪われ方をしてる。もう2か月だ。国際社会はこれを止める事はもちろん、一時中断すらできないでいる。
今地球人がこの事態に対処する機関、機構として準備してるのは「国連」しかない。しかしそこが全く機能できないという現実を見せつけられてる。「国連を改革」というフレーズが出て来るのは当然だろう。我が岸田総理も「積極的に改革の提案を出していく」とおっしゃるほどだ。
ところが、今議論されてる内容は「安保理で拒否権を使った場合、その理由を本会議で説明させよう」という方法論。 これって改革なの がまずあるんだけど。 だいたいが説明する事に義務も伴わなければ、安保理での拒否権発動を無効にできる訳でもない。これって何なの? と考えちゃう。これが改革の本丸かい? これでウクライナ事態を止められる?
昨日グテーレスさんがプーチンさんと10mも距離を置いて対面で議論したようだが、お互いが意を述べただけで、折り合える点は何も見いだせなかった。寄って立つ価値観。世界観が全く違うんだし、今のプーチンさんは「熱く」なっちゃってるからこうしかならない。この結果なのか経過なのかを持って明日ゼレスキーさんと会談するようだが、ウクライナからの要望を聞いて終わるだろうと予想する。結局一時停戦すら実現できないのだ。
大体が、「大国の拒否権」という技術論が存在すること自体がおかしいのでしょう。第二次大戦の戦勝国に与えれた特権でしょうに。真の改革を目指すなら「こんな制度はもう古い」から始めないと。そしてここに立ち返って改革を論じていくと、「解体」「新構想」ということになっていくのだと僕は思うけど。
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