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Giro Air Attack Shield インプレライド

2013-06-06 08:52:30 | バイク
Giro Air Attack Shieldインプレライド


シールドあり


シールドなし



今朝届いたばかりの常滑用ヘルメット早速試してみました

結論から言いますと、かなりイイです(≧∀≦)

以下、かなり私的なインプレですので、参考程度にどうぞ…(長文です(^0^;))

Giroのヘルメットは過去に何度か使ったことがあります


ATMOS(アトモス)


IONOS(イオノス)

など持っていますが、どちらかというと欧米人特有の横長サイズ
合うには合いますが、多少の違和感がありました



OGKのモストロを被って以来、やっぱり日本メーカーがいいなぁと思っていました



今まで、エアロヘルメットは、LAZER TARDIZ(ターディズ)を使っていました
見た目よりも軽くて、涼しく、頭から水を流し込める「アクアベント」がIronmanのようなロングライドでは必須で重宝していたのですが…
このメット、脆いのが難点…

2個持っているのですが、どちらも飛行機輪行で中のスポンジに亀裂が入ってしまいました(T-T)



そこで、昨年、OGKのaeroーK1を購入したのですが…
これが既に何度か投稿しているようにメチャクチャ暑い…
汗が止まらず、眼鏡使用の私にとっては致命的でした

常滑で我慢してaeroーK1を被るか…
と思っていたところ、最近、トラ仲間でちょっと話題になっているGiroの工事現場のメットみたいなものを発見

韓国、メルボルン、ニューヨークと、Ironmanに参加するには飛行機輪行は、避けては通れないモノ。
私にとって、エアロヘルの重要さは、「丈夫さ」と「コンパクト」。
どちらもクリアしているようだし、尻尾の部分がなくてもエアロ効果があるとか…。
それなら試してみよう…と、プータローのくせにナケナシの諭吉放出。

ほんとは試着?したほうがいいのかもしれませんが、
このメット、どこのサイトも品切れ。
海外サイトだといくつか取り扱っているお店もありましたが、配送料が100ドルとかあり得ない値段だったので、日本で探したところ1件だけ見つけました!

色は、夏のレースで使うものだから白が欲しかったのですが、この色しかありませんでした。
重さは、OGKよりは軽いです。
そして、「JCF2013」のシール付き!これがないと出られない大会もあるようなので、やはり、日本で購入して良かったです。



一番驚いたのが、被ってみて違和感がなかったこと。
Giro特有の縦長サイズではなく、LAZERのエアロのように中で頭を覆う構造になっていて日本人でもまったく問題なし。
サイズ調整は、幅と頭の深さと2つの方向から調整できるもの良い(^o^)。



マグネット方式のシールドは途中で取れるようなグラつきもなくカチッとくっついてくれます。

今回も最近よく使う30㎞TTコースを使い、シールド付きで30㎞とシールドなしで30㎞走ってみました。

もうレース間近なので、負荷はK2レベル。
200㎞ライドの時と同じくらい、ちょっとだけ負荷をかける感じで。
パワーで言うと200wちょいって感じで軽く流してみました。



まずはシールドを付けてのライド。
OGKはシールドを使うと、温室の中みたいに一切風を通さなくなりますが、
Giroは適度に風がスルスルと入ってくるので、熱がこもることはありませんでした。

今回は、南風4mとそれほど風もなかったので、風の影響まではわかりませんが、
トラックなどがすぐ横を走っていっても、風に巻かれることもなく視界はクリアでした。

さすがに信号待ちしている時は、少しアイウェアが曇りましたが、
走り出せばすぐに風がそよ風のようにソ~っと入ってくるので、意外に目の周りも快適でした。

エアロ効果ですが、あくまで個人的な感想ですが、
時速40を越えたあたりから風がうまくメットの周りを流れている感じがしました。
ただ、これだけ丸いメットだと頭の後ろで風が舞ったりしないのかちょっと疑問でしたが、
風が当たる感じや、風切り音などはしませんでした。

シールドをつけていると、おでこの辺りから顔前面を撫でるようにして風が抜けていく感じがしました。

試しに、顔を下に向けてみたのですが、丸メットのおかげなのか、風は下を向いてもうまく抜けていく感じ。
おそらく、エアロヘルで首が安定していない(下を向いてしまう)人には、いいのかもしれません。それに横風にも強いかも。

ただ、20㎞も走ると、さすがに頭の温度(体温?)が上がってきて、少し汗ばむ感じ。
今日は曇りで涼しいくらいだったので、炎天下ではどうかわからりませんが、
ロードヘルに比べたら少し熱はこもりそうでした。それでも、OGKのように汗がダラダラ垂れてくることはありませんでしたが、額にうっすら汗をかく感じ。その時の気温などによっても変わってくるかもしれません。
ただ、不快感はありませんでした。頭も締め付けもなく概ね快適に走れました。



続けて、シールドを取ってジャージの中に落ちないようにしまいこんで、再び計測スタート。

まず、驚いたのが、目の周り…メットとおでこの間の隙間にス~っと風が入っていって、とても涼しい。
シールドをとっても目の周りの気流が乱れることもありませんでした。

たしか、先日のジロ・デ・イタリア2013では、このメットのシールドを取って使っている選手がいましたが、
なるほど、頷けます。
シールドありよりも快適性はかなりアップ。

速度が40を越えてくると、同じように風が頭を撫でて流れる感じしますが、目の周りも特に違和感なし。
シールドありのほうが、確かにエアロ効果があるかもしれませんが、
51.5ならいざ知らずロングならシールドなしのほうが快適ですね。

それに、ささいなことかもしれませんが、鼻の頭の汗を拭けます(^0^;)。
先ほど、シールドありの時は、汗ばんできて、鼻がかゆくなっても、触れませんでしたが、シールドなしならそういったことも問題なし。

路駐している車を避ける際、後ろを向いて確認したりなど、メットを被った状態で首を動かしてみても、風の影響を受けることもありませんでした。
2ラップ目も快適に走り終えることが出来ました。

さて、結果は…


シールドあり
50:28 AV35.7㎞/h 158bpm 95rpm MX47.0㎞/h 30.08㎞


シールドなし
49:32 AV36.4㎞/h 162bpm 94rpm MX47.9㎞/h 30.08㎞
シールドなしの方が、アベが上がったのは、ノロノロトラックと、信号にひっかる回数が少なかっただけだと思います。
ということで、特に差はなしってことでしょうか。



体感的にはシールドなしの方がいいかな。
でも、オリンピックディスタンスや雨レースの時は、シールドがあったほうがいいかも。
合計でおよそ80㎞走りましたが、なかなかイイ感じです。
充分、レースでも使えそうです。常滑はこれでいこうかな(^o^)

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