St. Valentine's Day Mac

2月14日


そういえば、世間はバレンタインデーでしたね

今朝、起床時、ローラーに乗ろうと思ったら、机の上にチョコ（トリュフ）が…
もうすっかり無頓着になっていました

ローラー前に美味しく頂きました♪
ＹＯＭＥよ、ありがとう

今週、最後の追い込みだ
…と思っていたのですが、予報通り雨でした…

先週までがリカバリー（リハビリ）みたいなものだったので、
今週は身体づくり
その後、２週は少し追い込み
1週リカバリー
レース前は２週は調整
…といったところでしょうか



自宅のメインＰＣのmac miniの様子がおかしい…


再起動出来なくなったと思ったら、今度は起動しなくなった

結局、復旧作業に一日かかり



ハードディスクを消去して
OSを再インストールしようとするが途中でエラー表示が出て先に進めない

オプションのゼロ消去が2回目にして成功
何とかハードディスク初期化が出来ました



ＯＳインストール作業中に…



またまたエラー
このディスクにはインストール出来ませんとな…

再び、ハーディスクをゼロ消去
これで駄目ならMac miniはお蔵入りだと思ってました

この時点で午後7時



ディスクの消去には1時間以上かかるので
先にプールで軽く泳いでくる

しばらくはMacBookAirがメインになるかもしれないので
職場に行き、Macのキーボードとマウスを取ってくる
※家では、27 インチのLED Cinema Display に接続するので必要



自宅に戻り、再びインストール再開
今日何度目だ…

半分諦めていたのですが


今度は無事インストール出来ました！



この画面を見るまでに
12時間以上かかりました



久しぶりのSnow Leopard起動画面



ようこそじゃないでしょ…
購入して一年そこらでしょうが



これで無事に動いてくれればいいんですが



…と、今度はデータ転送作業
Time Capsule内のMac miniデータで復旧作業
まだまだ作業は続きます

そして…
次の日の朝
Mac miniは無事起動！

したのですが…
Office For Mac 2011は起動せず
VMware Fusion3のWindows XPも起動せず
Win XPのデータ復旧が出来ない

おまけに
動作がものすごく遅い
一つのアプリを立ち上げるにも何分もかかる

何なんだ

とてもじゃないが
これでは仕事が出来ない

…というわけで
数日後
かの地のデパート内にあるa-shopへ


Apple Sroreほど規模は大きくないですが
こちらもApple専門店



MacBookAirは普段持ち歩いているPCですが
メインで使うほどパワーはありません
特にワードやエクセルなどは動作がもっさりしていて、とても使えるレベルではありません

Mac mini以外のメインPCとして候補に挙がったのが
最近マイナーチェンジしたMacBookPro



15インチか17インチかどちらにしようか迷っていたので
実物を見て決めることにしました

まもなく新型のMacBookProが出るという情報は知っていたのですが
時期モデルは光学ドライブは排除してMacBookAirに近いカタチになるらしい
それに合わせて現行モデルは廃止になるとのこと
…ということで、今ラインナップされているMacBookProが最後になるらしい

2012年の新型Macbook Proはこうなるだろう

自分の使い方ではやはりドライブは必要
…ということで、現行のMacBookProの品定め

基本的に持ち運びはしないつもりだったが
（Cinema Displayにつなげるので）
ラップトップ型の方が持ち運んで同時作業する際、
MacBookAirと2台体制で仕事が出来るので便利なのでパワーのあるMacBookProを選択

Intel Core i5は目が覚めるほど早くて驚きましたが
17インチのクアッドコアIntel Core i7のパワーには脱帽
最初はコンパクトでコストパフォーマンスも高いMacBookPro15インチにしようかと思ったのですが
決め手は解像度でした

こちら15インチ

1400×900

こちら17インチ

1920x1200

15インチでも充分かもしれませんが
17インチの画面を見てしまうと画面の表示の広さは歴然
ワードやエクセルで画面一杯に広げて作業する場合も考えても17インチの方が使いやすそうだ

…ということで週末には
17インチMacBookProをApple Online Storeで注文
メモリだけ８Gにして後は通常使用
本当はハードディスクをSSDにしようかとも思いましたが
それだけで10万円ほどアップ
（512GBソリッドステートドライブ [プラス ￥92,972]とのこと…恐ろしや…）
やめておきました
店頭で触ってみた感じシリアルATAドライブ＠5400rpmでも全然問題なかったので

まさかの出費になってしまいましたが
これはこれで楽しみだ

Lance is Back as a Ironman!

ランスが帰って来た！アイアンマンとして！！


IRONMAN70.3PANAMAにランス・アームストロントが出場しましたね

もう既にご存じの方もいらっしゃるかと思います

いろいろな方面で報道されているので、
詳しくはそちらを参照してください

アームストロングがプロトライアスリートとして復帰　アイアンマン・ハワイを目指す

アームストロング、アイアンマン・パナマに参戦

ランス・アームストロング復活

ランス・アームストロング

Iron Lance

Ironmanlife: So How Will Lance Do?

The Ironman World Welcomes Lance Armstrong

Lance Armstrong: Exclusive Post Race Interview



動画にてどうぞ！

スイムスタート
On Assignment at Ironman 70.3 Panama - Swim Start


スイムアップ！バイクへ
On Assignment Ironman 70.3 Panama: Lance Armstrong through T1 (swim to bike)



ランスのスピードコンセプト

バイクパート
同じスピードコンセプトとは思えないよ…
On Assignment Ironman 70.3 Panama: Action from the Pro Men on the Bike Course


ちょっぴりトランジションで手間取るランス
On Assignment Ironman 70.3 Panama: Chris Lieto & Lance Armstrong T2 (Bike to Run)




ドカ走り…でも充分速いのだから凄い
On Assignment Ironman 70.3 Panama: Lance Armstrong Official Run Course Footage


フィニッシュ！大方の予想を覆し2位ゴール！！
On Assignment at Ironman 70.3 Panama - Pro Male Finish




こちら若かりしランスがトライアスリートとしてデイブ・スコット他強豪と競っている様子
Lance Armstrong (15 años) vs. Mark Allen vs. Dave Scott, Triathlon 1987


…というわけで
Ironmanに挑戦するという話は聞いていましたが
エイジグループでの参戦だと思っていました
まさかプロとして戻ってくるとは…さすがです

スイム10位
バイク2位
ランでも2位フィニッシュ

プロでの活躍はバイクパートならともかく苦手なラン（と聞いていた）で足を引っ張るのでは…
と思っていましたが
恐るべしパフォーマンス

YOMEに
「ランスがIronmanに参戦してKonaを目指している」
と話したら
「そうか…サインはどれにしてもおうかな…」
すっかりハワイに行く気になってました
「それって、ハワイに俺が行けることが前提なんだよね？？？」
苦笑いして尋ねると
「だって、そのつもりでしょ」
とあっさり

ああ、もちろんKona目指してトレーニングしていますけどね…
言うは易く行うは難し
って知っているかい

まあ
私も憧れのランスにハワイで同じ舞台で戦う者として
（プロとエイジでは競い合いませんが…）
会うことが出来れば…
これ以上の幸せはないです

そのためにも
Konaへと繋がる
今、足下にある道をしっかりと歩んでいきたい

リハビリトレ

トレーニング出来る週末！

※1週間前のお話です…更新遅くてスイマセン

はやる気持ちのせいか自然と目が覚める

…が、朝の気温は-3℃

朝からバイクに乗りたかったが
この気温じゃ無理か

せっかくの晴れの休日
このままではもったいない

バイクに行く前のつなぎで軽く走っておこう
…ぐらいの気持ち

ラン11㎞
前日まで1時間近くかかっていたのですが
今日は50分弱
ペースはキロ4分39秒で楽に走れた

ようやく体調を壊す前のタイムが戻ってきた感じだ



ランから戻り、
風呂で汗を流す

いつものように
スポーツバルムを塗っていると、気温が3℃となっていた
時刻は12時前

ゆったり走って１００㎞前後で折り返せば充分日が落ちる前に帰ってこれそうだ

どれだけ乗るかではなく、体調優先でいこう

痛みや違和感、疲労感がなければ、
2時間走って折り返すつもりでスタート



ずっとロングライドをしていなかったせいか、脚がフレッシュだ
意外と楽にペダルを回せることに驚いた

今日はアベとか気にしないつもりだったが、
やはりサイコン（Edge800）を見てしまう

キロ29前後とリハビリライドにしては上出来だった
風もそれほどひどくなかったこともあるのだろう

…が、幹線道路へと通じる峠では、下り方面でもかなりの向かい風
またしてもダンシングで下りをおりないといけないという異常事態？に

それでも、幹線道路まで出ると、風はかなりおさまっていた
しばらく走って、橋のあたりで旗がゆらめいていたのだが、納得、追い風でした

これは帰りはシンドイのかな…とチラッと思ったが、
その時はその時だ、今は存分風に乗ろう！
ということで楽に走らせてもらった



ちょうど古都へいくまでの中間地点の町を過ぎたあたりで、2時間
その先にあるバス亭で止まり、YOME特製のおにぎりを頬張り、復路に備える

往路も基本的にはフェイスマスクで口と鼻を覆っていたが、気温もあがり息苦しくなってきた
全部取ってしまいたいところだが、外気を吸い込むこと少し咳が出るのでしょうがない



ボトルを2本持ってきたが、既に往路で1本空になった
空気が乾燥しているのだろう。やたらと喉が渇く



復路は、思った通りに向かい風
ただ進めないほどではない

体力は少しずつ削られていくが、何とか帰りまでは持ちそうだ

それでも、
やはり体力が落ちているようで、往路ほど脚が回っていなかった



酷かったのは、最後の峠
脚が売り切れ寸前で、まるでスピードが出ていない

何とか峠を登って下り、市街地へ
あとは流れに沿って走るだけ



結局
峠で落としたアベを最後までひろいきれず、アベ２８．９止まり
それでも、久しぶりに外で走れてとても気持ち良かった！

本日のデータ

AV 28.9km/h 75rpm 168w MX 58.1km/h 529w 115.36km
往路：AV 29.7km/h 76rpm 171w MX 58.1km/h 529w 57.71km
復路：AV 28.1km/h 74rpm 165w MX 55.5km/h 458w 57.64km

家に着く頃にクタクタ…
YOMEに「少しは余力を残して帰って来なさい！」と怒られる…


グロッキーなところを、YOME盗撮

「もう、動けん…」とつぶやくと
YOMEがタイ焼きをチラチラさせる


タイ焼き＆イチゴ＆プロテイン
最高の取り合わせ
YOMEよ、ありがとう！！

まだ体力が完全には戻っていないが、
これから少しずつメニューがこなせるようにしていこう

結果

またここにやってくるとは…


今日は、（行きたくなかったが）
久しぶりに感じる検診

先週末までほぼ毎日お世話になった病院だが、出来ればもう二度と行きたくなかった

退勤後、タクシーで病院へ



血の検査とX線を取り、1時間ほど待って診察

レースの日は近づいている

プロでもない限り、誰もが“生活”の中で時間を捻出してトレーニングしている

単にモチベがあるとかないとかではなく、
時間的に、環境的に、それが許されない人もいるのだろう

だから…
今の自分の状況をなげいている訳ではないが、
刻一刻と迫る日々に少しずつ焦りは出てくる

とはいえ、
昨年
万全と言えるほどの準備をしていた7月のアイアンマンでは、
回復不能なまでに体調を崩し、
無理を押して出場したレースでは結果も出せず、腎臓をやられて1ヶ月のドクターストップとなった

あの時は、
かえって吹っ切れて、
1ヶ月未満しか残れされていなかったトレ期間で
出来ることをしよう
と無理なくトレを続けた

そして…
昨年のレースでは最高のパフォーマンスを発揮できた
何がうまくいくかなんて分かったもんじゃない

でも、
一つだけはっきり言えることがある

あきらめないこと

どんな状況でも
全てをやりつくしたという状況でもない限り、ただの神頼みなんて絶対したくない

診察が終った

結果を待つ間
やけに長く感じる

この結果で
3月のレース…
いや、これからのアイアンマンとしての自分の道も変わるのかもしれない



名前を呼ばれた
診察室に入る

結果は…

血の検査…
数値は全て正常に戻っていた

X線…
腎臓も左が大きいのは変わっていませんが、早急に処置の必要はなし

喉…
正常

呼吸音…
正常

体温…
平熱

全て、
異常なし！

トレーニングは当分禁止だろうと思っていたが、
ほどほどなら…OK！
とのこと

やったぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
やったぁ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

今日から
トレ再開！！！！



トレーニング再開！


…といっても固定ローラーで流しただけですが
１時間ちょい２７㎞



嬉しさは格別ですが、
やはり身体は正直

日常生活ではほぼ完治したと思っていたのですが、
ちょっと身体を動かしただけで、咳と鼻水が止まらない
これにはちょっと驚いた
まだまだリハビリ程度にしておけということだろう

咳で腹筋が張り、何度もティッシュで鼻をかみ…



それでも
こうしてペダルを回せるだけでも
今は幸せだ！

苦痛

苦しみって何だろう？


苦痛の意味を考えた

肉体的な苦しみは普段のトレーニングでも十分味わっている

それでも
自分の心がソレを”苦痛”だと思わない
イヤなら
スポーツなんてとっくの昔に止めていたのだろう

苦痛は…
少なくとも自分にとって苦痛は
トレーニングのソレとは違うような気がする

月曜日



朝から咳が止まらない…

何というか空咳じゃなくてちょっとヤバイ感じ

何とか勤務を終えるが、どうも身体がフワフワする…

　さすがにヤバイかな

退勤後に総合病院で診察を受けることにした

人とかかわる仕事なので一番困るのはインフルエンザだ
鼻に綿棒のようなものを突っ込み粘膜？をとって検査する

とりあえず
インフルエンザではなかった

熱あり風邪…ということだ

その晩
11時過ぎ

熱が下がらず８度５分からさらに上昇…



さすがにしんどくなってきたので、夜間救急へ
筋肉注射と点滴で何とか落ち着いて帰宅

火曜日

出勤間際までぐったり

９時過ぎに悪寒と怠さが

　まずいなぁこれ

熱が上がり解熱剤で何とか乗り切る…

その晩、
8時過ぎ熱が8度5分と上がってきた

このままでは、また夜中に夜間救急行きだろうと思い、タクシーで早めに病院へ



筋肉注射＆点滴コースで3時間

11時頃には、熱も下がり自宅へ

やたらと腹が減ったので、出前を取って遅めの夕食
それらを平らげてそのままベッドへ

水曜日

夜中2時過ぎ、
あまりの寒気と全身の痛みで目が覚める

再び熱が上がっている感じ

タクシーで夜間救急へ



一日に2度も行くとは（正確には日付は変わっているが）

熱が9度2分あった

筋肉注射で熱を下げる

インフルエンザの疑いあり
…で、点滴は打たず昼間に診察を受けるように言われる

朝7時過ぎに一度自宅へ戻る

髭を剃り、髪を洗い、身なりだけは何とか整え出勤
…同僚に助けてもらいながら何とか仕事を終える

退勤後、すぐに病院へ

夜間救急ではなく、昼間の診断ではないと専門医がいないためだ

ところが4時の予約なのに担当医は外出中ということで1時間ほど待ちぼうけ

その後、ようやく医者の診察
…というころにはかなり熱が上がっていた

そのまま、あちこちの部屋にまわわれ、あれよあれよという間に入院が決まっていた



かの地初入院

リンゲル１リットル＆食塩水の点滴を２回戦
解熱のための筋肉注射をお尻に打たれたことは言うまでもないが…



翌朝7時半には出勤するので、それまでという約束だった
この時は、自分が出たい時にいつでも退院出来ると思っていたし
それほど自分の症状が重いとは思っていなかった

　甘かった

木曜日



目覚めは病院のベッドだった
３人部屋だが、かの地のお方はここでも互いに好き放題

夜中までテレビを見てる人
※病室に一台でなぜか一番近くの人がリモコンを占領している

一日中ノートパソコンでK-popを周り中に聞かせる人

就寝時間も何もない

我々にとって唯一のメリットは
面会時間など関係なく病室に居られることだ
身内だろうが何だろうがあまり関係ないようだ



検温のため、ナースが6時45分頃やってきた
さすがに熱はさがっていたようだ

ただ、夜中に取り替えた点滴がまだ終わっていないので、
それが終わってから検診して外出（出勤）してもいいとのことだった
ただし、退院は認めないとのこと

身体はもう元気（だと思うので）すぐにでも外に出たいところだが、
X線やら身長体重の測定やらでなかなか出してもらえない

7時半には外出のはずが…病室で9時を過ぎまで待っても動きがない

結局10時頃に受付のナースに直接話を聞きに行き、何とか点滴を外してもらい出勤

同僚にまたまた助けてもらい何とかその日の仕事を終えて、再び病院へ

今度は、超音波の検査ということで、妊婦の診断のような？おなかにクリームを塗り、機械を当てられる

熱も下がっているし、これで帰れるかと思ったら…再び入院？との話あり

とりあえず点滴を受けろという

入院は嫌だと伝えるが、
先ほどの超音波の検査結果が出るまではいてほしいということで病室へ戻される



自分の身体のためにはあらゆる可能性を試して検査したほうがいいのかもしれない
頭では分かっている
だが、何もせず病室にいるのだけは絶対イヤだった

　苦痛だ
　何か出来そうなのに、自分からは何も出来ない
　
自分には病院側が何とかして病室に縛り付けておきたいと
あの手この手で罠をしかけているようで
何だかとてもイライラしてきた

　イヤだ
　早くココから出たい

点滴を受けしばし待つ

どうやら超音波検査の結果が良くなかったらしい
今夜も一晩泊まるように言われる

　こんなところに居たらおかしくなりそう
　早く返せ



２日間も夜中に高熱を出していた男の台詞とは思えないが
ここに居るだけで、飲み込まれそうな気がした
巨大な真っ黒い腹の中へ

　金曜日



また、ここで朝を迎えた
昨晩、２人部屋に移されたが
ここの男がテレビのコメディを夜中まで見ている
しかも３人部屋のヤツよりもデカイ音で…
室内の設定温度も身体が蒸れるような暑さだ

　最悪だ


病院食にもキムチが出るらしい
いいのか

YOMEと二人病室を出ると
他にも同じように境遇の方がいるらしく廊下のベンチで寝ている人を数人見かけた

それでもナースは何も言わない
これがかの地流ということか



静脈注射
ナースが「痛いですよ」と言いながら針を刺す
そこは嘘でも「痛くないですよ」と言ってほしい

点滴用の針も刺され
検査もいよいよ最終段階…らしい

どうやら、今回の高熱で病院側は
インフルエンザという線と
血液検査の結果から腎臓の線と
２つの検査を平行して行っていたらしい

インフルの方は
かかっていたかもしれないし、そうでなかったかもしれないと
何とも曖昧な診断
どちらにしろ
熱は下がった…ということらしい
インフルの検査だけでも３回もしたのに見逃していたのか？



同時に毎日行っていたのが
血液、尿、たんの検査
そこで血液の検査のみ引っかかる項目が
腎臓だ

どうやら数機が３桁と以上に高いらしい

自分も臓器について詳しいことは分からないが
左右２つあること
血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出、体液の恒常性の維持を主な役割（byWiki）らしい
ということは今回の診察で何度も名前があがっているので調べてわかったことだ

超音波の検査の結果
腎臓の左側が肥大化？（右よりも1.5倍ぐらい）していることが分かった
それがそもそもの原因だったらしい

静脈に刺した針を刺して、そこから点滴と一緒に特殊な液体（Ｘ線で反応する）を入れた
これで腎臓をどのように通っていくのかを確認するのが最後の作業だ

レントゲン室に横たわり、
5分後、15分後、10分後…と時間を置いて写真を撮る

なかなか思うように液体が下に落ちないので、途中20分ほど廊下を歩くように言われる



再度、レントゲンを撮り確認

医師が今回の液体は体内に摂取されると
目眩や吐き気がする
と言っていた

これが半端なかった
すぐにでもバケツをかかえて胃の中のモノをぶちまけたいところだったが
これが最後の検査だと言われると
何だか素直に身体の言うことを聞いてやるのがイヤになってきた

　戦ってやる

医師は楽しいことを考えろ
と言った

俺は精一杯楽しいことを考えた

　ゴールに向かって心臓が口から飛び出しそうになりがら駆け込む自分
　向かい風に抗いペダルを回す自分
　ビルドアップ走でラストのダッシュをしている自分
　荒波の中を呼吸するたびに海水を飲んでいる自分
　激坂を止まりそうなくらい低速であえぎながらペダルを回す自分

　これ？？？
　これが楽しいのか？

思い出すのは"苦しい”ことばかりだ

　でもこれが俺の喜び
　苦痛って何だ？
　肉体的なことなのか？

　違う！

　何も出来ず…戦うことも出来ず…自分の進むべき方向さえ見えない
　今のこの状況が苦痛だ

俺は、戦いたい！
でも、それはココじゃない



　あの道はココとはつながっていない

気がつくと、レントゲン室で横たわって最後の一枚を取っていた

朦朧とした頭で、検査結果を待つ
１０分だったのか、１時間だったのか

医者に呼ばれた
自分の腎臓をマジマジと見た

投与された液体は多少の遅れはあるものの左側の肥大化した腎臓にもいきわたり
そのまま下へと落ちていった

つまり正常に機能している
ということだ

現在のところ
手術の必要なし
処置の必要なし

そして



退院の許可が下りた

2泊3日の入院はとても長く感じまた

職場のみんなに本気で心配された
ＹＯＭＥには本気で怒られた…

レース以外で、
自分から他人とかかわることはあまりない

しかし、今回だけは
入院という現実を通して、たくさんの方が本気で私とかかわってくれていたのだということを実感
いや、痛感した

1人で生きているつもりはなかったのですが、自分というちっぽけな波紋がこんなにも回りにひろがるのだということ
思い知らされた

申し訳ないやら、情けないやら、ちょっぴりの驚きやら…

とりあえず、
週末は、放りっぱなしだった仕事を片付けないとな

歪み

ゆがみを無視し
いつしかゆがみは、ひずみへ

どちらも同じ漢字

　歪み　と　歪み

自らゆがみを広げ、ひずみへと落ちていく

日曜日


今朝は、7時起きで8時に出発できるようにパンなどつまみながら少しずつライド準備

気温が－2℃と出発するには気温が低すぎる
ただ、今日一日を有効に使うのなら遅くとも8時には出ないとマズイ

それまで、エアを入れたり、ウェアを用意したりと準備をしつつ天気予報をにらめっこ

8時になっても気温が変わらず

今日は8℃まで上がるらしいので、途中で脱ぐことも覚悟で氷点下に備えて、服装は極寒装備

ジャージ、ベストの上にウィンドブレーカー、手袋は薄手のものの上に、ロブスターグローブ
靴下には張るカイロ、防水性のシューズカバーetc…
温かくなってきたときの為に、ゴアのグローブとインナーグローブも用意

結局、ちょっと遅めの8時半に出発

風がかなり強い＆寒い…

出来れば今日は、古都往復の１８０㎞走りたかったが気温と体調次第で距離は変えるつもりだった

往路は、向かい風が強すぎて、前に進めない

こんなに苦しいのは久しぶりじゃないか…というくらい風が強い…

ふと、島一周ライドの時の強風を思い出した

　あの時も風が強かった
　
　あの時は鶴見さんがずっと前を牽いてくれた

　頼もしい背中

今は、誰もいない
１人だ

自分でペダルを回すしかない

朝から出始めていた咳が酷くなってきた
鼻水が止まらない

鼻も口も苦しい上に、風が身体を押してくる…三重苦か

とてもじゃないが、１８０㎞は無理だ

７５㎞…で折り返そう

そう決めてペダルを回す

残り２０㎞

　苦しい…

とんでもない顔をしながら走っていたと思う

声…というか嗚咽が漏れていたような気がする

ドリンクはシャーベット並の冷たさ

これだけ風に苦しめられながら、気温はどんどん上がってくる

体感温度はあまり変わっていないと思うが、
途中で
ブレーカー、ベスト、ネックウォーマー、超厚手袋etc…
何枚脱いだことか…
気温の変化が激しすぎて咳が止まらず（喘息持ち）

後で分かったが、
出発時は－２℃なのに、帰ってきたら７℃になっていた

　３月にレースがなかったら、この時期に無理して自転車乗ったりしないよなぁ…

体調が急降下するとともに、ネガティブな思考が入ってくる

何とか７５㎞古都市内入り口に到着

その先の信号で折り返し

帰りは今までの苦労を忘れてしまうくらいの追い風
レースでもこんな展開があるのだろうか

自宅にもどり、風呂に入り、
甘いものをバカスカ食べて一休み

今度は、ランだ

LSDで20㎞

ハーフサイズ大きい（２７）新しいNewtonシューズ（Gravitas＆Distances）を
１０㎞ごとに履き替えて試し履きしつつ走ってみました
思ったよりも、以外と普通に走れた

…ような気がした
実は走りながら身体が宙に浮くような
変な高揚感があった
身体がすでに自分のコントロール化にはないような

翌日

咳が止まらない
視点が定まらない

熱が上がってきた

自分で広げた歪みにどんどん吸い込まれていった

耳を塞いで

本質が見えなくなることがある


Newtonシューズが２足到着


GravitasとDistances

いつも使っているモノは２６．５
こちらはハーフサイズ大きい２７



現在は左足の人差し指の爪のみ真っ黒だが
以前は、右足の人差し指の爪が黒くなってはがれた



もし靴のサイズが原因なら変えてみるのも手だ



ちょうどソールがすり減っていたこともあり
少しずつ試し履きして様子をみていこう

本当は、
足の指だけでなく身体からも信号が出ていたはずだ
目先のことで満足し自分という本質を見失っていた

金曜日

二度寝しようかと思ったぐらい、何だか怠かった…
分かっている

多分…寝不足…だろう

これで走ると仕事にも響くかもしれない

それでも身体は自分の意に反して
ムクリと起き上がると
ルーティーンワークのランウェアに着替えて外にいく準備をしている

　俺は、走りたくないのか？走りたいのか？

何だかそんな感覚すら麻痺したようか感じだ

案の上、
仕事はこなせたが、上の空だった

　マズイな

夕方

一瞬、休もうか
とも思ったが、脚は自然とプールへ

スイムも4000全然泳げる気がしなかった

　とりあえず泳いでみるか…

かなり後ろ向きな感じだ

800で左足の裏をつる
そういえば今日昼間の仕事中も何度か攣りそうだった

そこから少しフォームが崩れがち

２０００ぐらいからフォームが、ガタガタになりもう止めようかと思った

　ただでさえ苦手なスイムで何やってるんだ！

と自分に言い聞かせ、再び４０００目指してペースを上げる

途中何度か攣りそうになりその都度、立ってストレッチ
３０００ぐらいになるとかえって楽に泳げるようになった

そして
３９００を終えてあと往復１本で４０００というところで
職員の方に「時間だから上がってくれ」と言われる
ちょっと、かなり…悔しいが本日はこれにて終了

だが、どこかでホッとしている自分も

　俺は止めて欲しかったのか？

土曜日


Distancesベースなのでサイズは２６．５でも問題なしだった

たっぷり寝たはずなのに
朝から酷く気分が悪い

　絶不調…

　疲れが抜けない…

走りたくなくて２時間近くウダウダしていた

…外は晴れ、気温１℃…

久しぶりに氷点下を脱してトレーニング日和

今日ばかりは身体も言うことをきかない

　考えな
　身体だけを動かせ

そう決めて無理矢理ランスタート

最初の１０㎞は身体が固かったけど
後半若干楽に…それでも力押しだったかな

結局
２３㎞を１時間３２分
４分０４秒ペース

　何だ…自分の身体ぐらい自分で支配できるんじゃないか

それは、とんでもない思い上がりだった