06/25(土)
Race Day: SUWAKO8PEAKS MIDDLE TRIATHLON
4:39:08 総合34位 エイジ(40〜49)14位
Swim 38:53(178) Bike 2:29:06(58) Run 1:31:09(19)
2時起床、3時前発でレンタカーで信州へ
5時半、諏訪湖到着
6時からの受付(フィニッシュエリア)を済ませて自走で5km先のT1へ
7時にはT1にバイク設置
暑い…試泳まで時間ありすぎてやること無し
8時過ぎ遊覧船でやってきたYOME&Kona太郎と合流
Konaチャレンジメンバーとも久しぶりに再会
お腹が空いたのでコンビニで朝食(カステラ、アンパン、饅頭)
T1戻り試泳へ
グループ3、先頭グループに並びスイムスタート(9:45)
スイム
水温22度〜
最初冷たく感じたが問題無し
湖なので味はしない
透明度は低く入水した手の先は見えない感じ
500折り返しだが往路は目印が見つかりづらく方向を見失う事があった
復路は岸に向かう大きな建物が見えたのでヘッドアップ時にはそれを頼りに
1往復目の折り返し手前から先に泳いでいた 2グループ目にぶつかる
同時に後ろから速い3グループが追い越して行き、前は詰まる後ろからは追い上げられると混戦模様模様となる
乗り上げられぶつけられ、過呼吸気味なり胸が苦しくなる
ヤバい!と思い、一度クールダウンしようと思っていたところ
隣からの肘が顔(ゴーグル)に当たり痛みで一気に冷静になる
練習通り、いつも通りと言い聞かせ淡々と
ヘッドアップよりも右呼吸した際のコースロープの距離(時計回りに泳ぐ)で蛇行していないことを確認
たまに前を向いて遅れている白キャップ( 2グループ)を避けるようにする
1周目終えて上陸した際にタイム確認すると19分弱だったので関門には間に合うと判断
2周目は落ち着いて1周目よりも楽に泳げた感じ
2周目折り返してから左脹脛が攣りそうになりスピードダウン
こんな時はどうすんだっけ?…と思いながらリラックスしてキックは打たないように下肢は脱力して泳ぐ
しばらく泳ぐと左脹脛も落ち着いた
ラスト上陸まで混み合っていたので空いていたイン側ギリギリで上陸しようとしたらゴムマットが引いて無く苔でツルツル!二度も転んでしまった(上陸後、スタッフに何度も大丈夫ですか?と聞かれました(^_^;))
T1
走ってバイクに向かう
脚は問題無し
走りながらウェットスーツのジップを下げて上を脱ぐ
キャップとゴーグル、ネックガードも取る
ここで下に着ているトライスーツも着られれば良かったのだが
緩めのナンバーベルト(ウェットスーツの下に付けていた)とトライスーツの袖口が絡んで上手く取れず断念
ウェットスーツ脱いでからはイメージ通り(足抜きタオルに乗り、エプソンGPS入フィリップベルト装着、サイクルキャップ被り、メット被ってアイウェア付ける)に準備出来ましたがトライスーツの上を着るのに手こずりました…こればっかりは練習が必要だね
バイク
バイクシューズはペダルにつけたままだったので乗車ライン越えてから一旦止まって立ち乗り
久しぶりにバイク乗りながらシューズ履きました
バイクはかなりトリッキーなコース
大雑把に言うと
平坦湖畔18km、ほっそい河川敷5km、ダラダラ登り10km、アップダウン連続30km、エアロポジション禁止の高速下り10km、灼熱河川敷10km
の合計78km
そのうちまともに勝負出来そうなのが
湖畔18km、登り10km、アップダウン30km
ここで抜く以外は後は怪我しないように安全最優先
ポイントなる距離を養生テープにマジックで書きベースバーに貼り付けておいたのも良かった
最初の諏訪湖畔沿いは追い越し禁止や注意喚起されていたところ以外は走りやすかったのでオーバーペース覚悟でスイムの遅れ分を取り戻しました
3週間前に行った実走練習ではZone3(210w〜)で100kmは問題無し
240w前後で集団をガツガツ抜いて抜いて少しでも前に出て河川敷に入りたいところ
「右行きます!」
「アザス‼︎」
その繰り返し
河川敷入ると皆さん紳士的な走りで安全に走行出来ました
事前情報で出ていたアンダーパス5つを数えながら走り無理せず走る
この辺りで走力が同じくらいの人と抜きつ抜かれ
でも誰もドラフティングしないのは素晴らしい
ヒルクライムは5%前後のダラダラ登り
五島の坂対策で登りの練習はたっぷりしたので慣れたもの
フロントインナー入れて楽に頑張らずにクルクル回す
ケイデンス80前後で210wチョイぐらいで淡々と
速度も落ちているので地元の方を応援もよく届く
エコーラインは試走しておけば良かったと思うぐらい想像していたよりも高低差とブラインドカーブの多いコースでした
もっと踏めたかな…と思うところもカーブの先が見えず躊躇してしまったり
登りが斜度が先程のダラダラよりもキツく長かったり
エコーラインの折り返し(尖石考古館西)40km過ぎあたりの橋を通過中
Garminを見ると30w近く落ちている(180w〜)のに驚く
橋の上だとデータが乱れるのか?
Garminが壊れた?orパワメーターが壊れた?
と思うぐらい今まで同じ体感でペダル回しているのにパワーが上がらない
まさかの脚売り切れ⁈
イヤイヤそんな事は無い
と言い聞かせ脚を回すも前半のような余力も無く210w〜前後がいいところ
ちょっと気を抜くと直ぐに180wぐらいまで落ちてしまう
それでも下りに入れば入れば必ず脚は復活するはず!此処が頑張りどころだと自分を鼓舞する
エコーライン辺りから日差しも強くなり掛水ボトルも空になってきたが2箇所の給水で水ボトルを受け取り頭、脚、腕とかける
特に後半の給水は気持ち良く感じそれだけでも脚に力を入れることが出来た
エコーライン後半は数名の選手に抜かれたが自分はZone3(210w前後)で回すのが精一杯
絶対ランで抜いてやる!と此処はひたすら我慢で回す
下りに入ると選手もかなりばらけていた
思っていた通り脚をクルクル回すと脚もかなり回復してきた
脚を止めている選手いたが下り区間終えたら残りは河川敷しかない
此処が最後の攻めどころ
下りでもガンガン回して200w以上で一人また一人と抜いていく
おそらく60km/h以上は出ていたと思うがアドレナリン出まくっていたせいか恐怖はなかった(敢えてGarminは見ないようにしました)
この下り区間はエアロポジション禁止
ベースバーに胸を付けるぐらい前傾姿勢
練習でもここまで攻めたことない
初めてのコースでここまで思い切って走れたのは不思議なくらいだ
でもとても落ち着いて走れていた
河川敷入っても選手はまばら
恐らく速い選手には既に抜かれて前に居るのだろう
あと5km
たった5km
そう思うと死んだ脚にも力が入る
何処にそんな力が残っていたのだろうと思うぐらいZone4(240w〜)前後で回しT2へ向かう
T2
T2後車ラインがカーブ手前でシューズ脱ぐのが間に合わず一旦停まって降りてからT2へ
事前に預けていたランバックはバイクのところに置かれていた
周りを見るとバイクはそんなに多く無い
靴下履いてランシューズ履いてキャップ、アイウェア装着
ジェル2本、YOME特製氷袋を腰のフリップベルトに押し込んでナンバーベルト前にしてランコースへ
ラン
出だしからキツい
バイクのツケが回ってきたか
最初の1kmまではゆっくり行こうと思ったが1kmラップを知らせるGarminのバイブでも脚の状況は全く変わらず
最初のエイドまではこのままで行こうと今出せる出力ギリギリのペースで走る
1km毎に距離表示があったのでGarminは全く見ないで走った
どうせ心折れるぐらい遅いペース(体感的には5:00/kmぐらい)なのだろうから気にしないで走る
走り始めてしばらくするとYOMEとKona太郎が木陰で応援してくれた
一旦止まって二人の頭をくしゃっと撫でてから再出発
数人に抜かれたが気にしない(その後抜き返しました)
程なく到着した最初のエイドで頭から水をかぶり、ずっと我慢してきたカフェイン(コーラ)を取る
思っていたほど身体が覚醒しない…
およそ2㎞間隔でエイドはあったが日差しを遮ることのない湖畔沿いのラン(約16km)はとにかく暑くてどんなに水を飲んでもすぐに喉が渇く
暑いレースは覚悟していたが30℃を越えていて容赦ない日差しがキツかった
今すぐにでも諏訪湖に飛び込みたいくらいだ
ただ周りの選手もそれは同じようでバイクで数名抜かれた方々をランではどんどん抜いていくことが出来た
皆キツいのだ
25℃以上の真夏日に何度も30㎞走を実施したことがここでようやく成果を出してくれた
暑い…だが、30㎞走に比べれば20㎞走は大したことない
そう言い聞かせる
エイドは全て止まり全身に水をかける
シューズまでビショビショだ
マメが出来なければいいと思ったがそこまで配慮出来るほど余裕も無かった
湖畔を過ぎれば後は市街地を走るゴールまでの”たった4㎞”
これが長い…でもここで全て出さないと後悔する
でも苦しい…苦しすぎる…
何でこんな苦しいことやっているのだろう…
もうこんなことするもんか…
これが最後にしてやるから今出せる全ての力を出し切れ…
投げやりなのか前向きなのか…もう何が何だか分からない
ただ自分の視界に入っている全ての前の選手は全て抜く!
と決めて一人ひとり確実に捉えていく
ラスト1㎞工場内の敷地のようなところに入りこれでゴールか!
…と思ったらグネグネとまだまだ走らされる
苦しくて頭が朦朧とする
角を曲がると一人前に選手がいた
必死に食らい付き抜く
更に建物をグルリと周ると…屋内に繋がるゴールゲート
そして自分の前には誰もいなかった
これは自分のための花道だ
ゴールゲートまで全力
からのゴール
振り向きざまに一礼
出し切った
気分は最高だ
レースを終えて
スタッフから水のボトルを貰う
1本飲み干し、更にもう1本
心拍が落ちない
倒れたいけど倒れたら起きられないのでテーブルに身体を支えて暫し待つ
スネ(前脛骨筋)が痙攣して攣りそうだ
既にゴールしている強剛達とも暫し歓談
レース後の充実感、達成感を共有出来る仲間が居ることは幸せです
参加賞(Tシャツ、メダル、お土産、搾りたてジュースetc)受け取り
待っていたYOMEとKona太郎と合流
これ以上ないくらい出し切りましたが、ミドルだとロボット歩きになるほどダメージはない
ゴールした選手もザッと見て20人以上いるので入賞に絡めることは無い(入賞するとアナウンスがありその場で景品が貰えるとのこと)
この暑さの中ずっと応援してくれたYOMEとKona太郎が一休み出来る様にゴール近くに予約してあるホテルに車で向かいチェックインを済ませ部屋に向かう
最上階の角部屋と最高のロケーション
まずはKona太郎と一緒に部屋のシャワーを浴びてスッキリ
YOMEがシャワーを浴びている間にKona太郎の着替え
バイクピックアップ後
応援&レースで三人とも腹ぺこだ〜
ということで
大会スタッフの方に伺った蕎麦屋さんに行くと…
既に本日分の蕎麦は無くなっていましたとさ
次に向かったのは職場の同僚に教えて貰った鰻屋さん
満席なので暫し待ち…やってきましたよ〜ふっくら肉厚のうな重!
Kona太郎も初鰻を頂きご満悦
ホテルに向かう途中にKona太郎が
「カンカン!カンカン!」
と窓から指さす先に…D51!機関車が展示されている
車を駐車してKona太郎連れて機関車へ
電車好きのKona太郎は大興奮!
良かったね
ホテルに戻ると部屋にはバイク持ち込み禁止のようなのでホテルの玄関に設置されたバイクラックを利用してバイクメンテ
補給ドリンクでベタベタになったハンドル周りを拭き
フレーム、ホイールと水拭きしてから、最後にチェーンを拭いて油を差す
いつも自宅でやっている作業なのでKona太郎には見慣れた景色
作業中に手を出す(イタズラする⁈)Kona太郎はこの時ばかりはしっかり手伝ってくれました
Kona太郎がペダルを回してくれている間にチェーンの拭き取り
親子でこんなことが出来る日がくるとは…😂(本人は覚えていないのだろうけどね)
メンテを終えたバイクを車に入れ、部屋に戻ってからKona太郎と一緒にホテル内の大浴場(温泉)へ
でもKona太郎は怖がって浴槽に入らず抱っこちゃん人形状態で腰まで使ってオシマイ
烏の行水でした(^_^;
部屋に戻り一休みしていると…外から大きな音が!
大会事務局の粋な計らいなのか、豪華打ち上げ花火が湖畔から上がっていました!
私たちの部屋はその真ん前の特等席
部屋の電気を消して三人で見入っていました
Kona太郎は生まれて初めて見る打ち上げ花火
「おっきい!おっきい!」
と喜んでました
その後は疲れたのか抱っこしながら寝てしまいました
長かった一日もオシマイ
応援ありがとう
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