Go The Distance!

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ウッドキャビンの部屋にようこそ!

マジレース!

2012-07-08 07:58:04 | トライアスロン


横浜シーサイドトライアスロン大会
エイジ(30歳代)3位




前日、7月7日
近場の整備工場で新車の商談(バイクではありません車です)
納期は9月中旬とのこと
それまでは車さえ空いていれば貸してくれるとのことだったので
お言葉に甘えて昨晩、車(ワンボックスカー)を借りていた
朝4時に駐車場オープンだったが、前日のレース準備が12時近くまでかかったので、無理せず、朝5時起きで車に荷物を詰め込み5時半出発
大きな車だったのでバイクをスタンドにつけたまま乗せることが出来た



6時前に八景島到着
駐車場は7割ぐらい埋まっている感じ



まずは選手登録とバイク預け



この時点では空は雲がかかっているも雨の気配はなかった





こんな感じでバイクセッティング



今日はTRIVENTレース初使い



最後に乗車チェック!

バイクを預け着替えを済ませたところで雨がかなり強くなる



お、この方は?!



メイストームの大西さん!
今日はメカニックで会場にいらっしゃいました

痩せガリの私はとても耐えられずスタートまで1時間あったので一端着替えを置くのもかねて車まで戻る
その頃には雨もかなり弱くなって時期に止んだ



荷物を置いてウェットに着替える
園内は濡れるとすべりやすくなるので、一刻も早く乾いてほしい



再びレース会場に戻る
まだまだ余裕だと思ったらスタート10分前?!



アンクルバンドをつける
入水確認をしたかったが既に時間切れ



ろくにアップも出来ないまま自分のウェーブ(第8)が近づいてきた



自分のエイジの番号をチェックしておけばよかったと思った
…が自分が600番台おそらくその前後200~300番台がライバルになるはず



バイクとランでどれだけ抜けるか
…と一瞬思う



残り数秒



カウントダウンが始まる
スタートの合図



岸辺からのダッシュ…かと思いきや、前に居る方がノロノロと入水していくので前をかき分けダッシュで入水



透明度は自分の手の先ぐらいまでぐらい
400mと距離が短いため、皆ガンガン腕を回している
一気に心拍があがる
アップ不足を後悔するも時既に遅し



反時計回りで小回りに泳いでいくためブイの位置を確認しながら泳ぐ
3回ほどターンを終えてスイムアップに近づく
緑のシートが見えてきたので、そこから上がるのだろうとガンガン腕を回す
…が、近くでライフセーバーが何か叫んでいる
「こっちじゃない!向こうだ!!」
え?!何??!!
ライフセーバーが指さす方向を見ると、左奥にもう一つ別のシートが見えた
完全なコース間違い…どうやら入水ポイント目指して泳いでいたようだ
急いでスイムアップエリアの方へ向かって泳ぐ



全く何をやっているんだ



スイムアップすると園内の通路を抜けてトラジションエリアへと向かう
その間にウェットの上とゴーグル、キャップを取りつつ猛ダッシュ
園内の路面が濡れてかなり滑る



バイクのところまで向かう。
ハンドルに置いておいたメットが落ちている…う~ん、スイムが遅い自分にはしょうがないことなのかぁ



メット、サングラス、ゼッケンベルトをして乗車エリアまでダッシュ



スペシャのTRIVENTは輪ゴムを引っ掛ける部分があり、
先日練習でやったように輪ゴムとフレーム部分はつなげてあるので、シューズはかかとがどちらもちゃんと上を向いた状態になっている



乗車エリアでサドルにまたがり、左脚からスッと足先をシューズに入れる
練習はしていたが実にスムーズ、続いて右足も輪ゴムのおかげでシューズに足先が入れやすい
どちらもすぐにシューズ履き終わる
ここですぐに左カーブ数10メートルで今度は右カーブで短いが急な上りが待っている
ここでも落ちついてシューズのBOAダイヤルを回す。
さすがに二足どちらもは無理なので、左右ともずれない程度に回しておく。
これで十分だ。



坂をダンシングで登る。すぐに園内から外へと通ずる専用道路に出る



ここからは直線基調。すぐにシューズのダイヤルを締めて追撃態勢。
ここからが正念場。スイムの遅れを全て取り戻す!



バイクは5㎞を4ラップ。路面も乾いてきている。
Ironmanに比べればたった20㎞。力を出し惜しみしている暇はない。



最初っから全力で回すべし。



カーブだけは若干減速(素人もいてあぶなかったので)して、後は後半のランのことも一切考えずひたすら回す回す



自分のエイジのウェーブは4つぐらいあったので、おそらく前後200番代はすべて抜かさないと






…と思ったが、ゼッケンなど見る余裕もなく、とにかく前にいる選手を抜いて抜いて抜きまくる



あっという間に4周終えて再び園内に戻る



下見で見てきた園内の滑りやすい道のカーブの連続。慎重に走りトラジションエリアへ。
下見をしておいて良かったと痛感。
トラジションエリアの100mほど手前から無理せずあわてずシューズのダイヤルを引っ張る、このシューズはトライアスロン専用。
これだけでシューズのかかと部分がガバッと開放する。かかと部分にはマグネットがあるので、カチッとかかとに固定される。

ほどなく降車エリアが見えてきた。
シューズを脱いでその上から裸足の足でペダルをまわす。
降車エリアのすぐ手前で降り、今度は自分のラックまで走って行く。

今度はランだ。
シューズを履き替え。
メットとサングラスを取り、バイザーをかぶってランスタート。



ランも2.5㎞の2ラップとインターバル並に短い距離だ。最初からダッシュ



園内を抜けて公園へと続く橋の途中でふくらはぎにイヤな感じが…。



痙攣して攣りそうだ。塩がほしいが、ここにはそんなものがない。腕の力を抜いて、丹田あたりを軽くたたく。



力むな!
自分に言い聞かせる。



どうやら目の前に見える二人の男性(外国の方といかにもトライアスリートっぽい方)この二人が他の人よりもスピードが違う。



この二人をターゲットにして行けば良いだろう。いや、この二人を抜いてさらに先にいかないと。



1ラップ目の折り返しで、二人の距離が100mを切ったくらいになった。
途中のエイドで水をもらい、頭からかぶる。
心臓が既に限界スピードに達していることを伝えている。
でも、後で後悔するような走りは絶対したくない。



全ての力を…行け!
身体というより、心が走っている感じだ。



2ラップ目、ゴールに向かう中、二人の距離は10mくらい。
あと少し、届きそうだ。いや、ぜったい抜いてみせる。
ゴールゲートが見えてきた。
二人は…!ゴールしたのか?分からない???
でも、俺のゴールはまだだ!
行け!
全部出せ!
行け!行け!行け!



!!!



ゴールしていた
叫んでいた
でも声になっていなかった

そのままフラフラと倒れそうになる。
ボランティアに助けられ、椅子に座らされる。
順位もタイムも分からない。
でもやれるだけのことはした。



必死に追った外国の方、実は…一つ前のウェーブのだったそうです



こちらの方は、常滑でもお目にかかっていたらしい!?

ほどなくYOMEとも合流。
どうやら自分のウェブグループの中ではトップだったらしい。
後は、総合入賞かエイジでの入賞か。



ジャンケンは、大原さんだ!



MCはアヤトさん



ジャンケン決勝!サドルバックは誰の手に…

ジャンケン大会やブースで掘り出し物を探していると。
表彰式の時間が近づいてきた。
本部テントで記録を見ると…



あった名前が。
でも、エイジの部門で3位。
総合入賞には絡めなかった。
でもこれが今の自分の力なのだろう。



表彰式で名前を呼ばれステージへ。



そういえば、帰国後、初の表彰台だ。
どんな小さなステップでもそれを糧に前に…NYに進む!



入賞者グループと記念撮影

ゲストでもあり、今大会に参加していた大原さんとは
FBでは何度かメッセージを交換していたが、実際にお目にかかってお話出来たのは初めてだ。
こんな機会も今日ここに来なければ出来なかったこと。



大西さんも喜んでくれました



ひとつ気がかりなのは、右足首の痛み。
レース中は夢中になっていたので、気がつかなかったが、レース後のジョグではまともに走れないほど。

これが本気レースの代償だろう。
明日からは少し大人しくして休養優先だな



再びバイクを車へ
日焼けがイタイ…>_

ご褒美はコレ
まいう~

出来れば総合入賞に絡みたかったのですが…(^_^;
セントレア後、リカバリーにあててあまりトレ出来なかった割には身体が動いたほうでしょうか
NYに向けて胸を張って前を進むための第一歩だと思ってスタートしました

30代と40代は400人?前後いたので、自分がどの順位かは気にせず目の前に見える人をバイクでもランでも全部抜く!というつもりで走ってました

こんなにもガムシャラに、そして楽しんでレースしたのはいつぶりかな
子どもたちも見に来ていたようなのでカッチョワルイ姿は見せられないしね
(ヒドイ顔して走っていたと思いますが(;゜ロ゜))
アイアンマン2年目

あせらず
あわてず
あきらめず


”あ”の3原則で
今後もレースと向かい合っていきたいと思います

最高のサポーター
YOMEにも感謝

TRIVENT

2012-07-07 07:59:49 | トレーニング
SPECIALIZED
TRIVENT




水曜日にOSJに届いたTRIVENTを早速オーダー



本日クリート位置を合わせて、トランジションでの着脱練習をしてみました



まずはローラーで調整



着脱の練習













ローラーではまったく問題なし

早速、実走の中で試してみることに
一番、身近で出来る場所は江ノ島の駐車場



輪ゴムなしでシューズをクリートにつけたままだとこんな感じ



輪ゴムをつけるとこんな感じ





LUMINAの宮塚さんのインプレにもあるようにベロの部分がないので、引き脚の時に力が抜ける感じがあるが、
それはかかとごとエイヤ!と力尽く上げた時だけの話

ヒールアップで回すペダリングが出来ていれば力が逃げることもなく進みます

それと、以前はプラソールのトラシューズだったのですが、
TRIVENTはカーボンソールということもあるのか踏み込んだ時のダイレクト感というか力がそのままペダルに伝わる感じ
ロングで淡々と走るのならこれ以上のトラシューズはないでしょう

今までのIRONMANでは、S-WORKSのロードシューズ以上のフィット感を持つシューズに巡り会えなかったので、
T1で靴下を履いてロードシューズを履いて180㎞走っていました

このシューズなら裸足でもフィット感もBOAダイヤルのおかげでとても良好
これはT1&T2の時間が大幅に短縮出来ると思います

Melbourneでは、T2で降車エリアでシューズを脱いで靴下で更衣室に向かっていたら、
下のマットが濡れていたので、水がしたたる靴下でランシューを履いて走っていたら途中で足の裏にマメが出来ました

これからは、TRIVENTのおかげでT1&T2でも裸足で移動出来るのでそんな心配もなくなるはず

またシューズの着脱は慣れてくれば10mもあれば両足とも脱ぐことが出来ます
乗車時は前述の輪ゴムのおかげでサンダルに足を入れるようにスッと入ります
後は直線道路などに入ってから慌てずダイヤルを締めるだけなのでとってもスムーズ!
ただ一つ注意しなくてはいけないのが、BOAダイヤルの閉め方が左右逆になっていること
(それも慣れれば問題ないですが)このシューズ、トライアスロンシューズの革命を起こしてくれるのではないでしょうか

その後は自宅に戻って、ランの準備

ランレース前に最後の刺激入れ

ジョグで20分ほど走ってから、丁度区切りが良かったので、6㎞通過時点からRP走開始
明日のレースはラン5㎞と短いのでスピード勝負になると思う
本当はキロ3分20秒くらいで走れないといけないのだろうが、今日はスピードを確かめる位でおしまい
材木座付近ではOWの大会があったようで大賑わいでした。

迷いと決意

2012-07-01 07:48:26 | アイアンマン
セントレアを終えて…
ずっと迷っていた



今シーズンあと2つレースを予定している
来週末の横浜シーサイドトライアスロン大会
8月のIronman NY

このまま続けていてもいいのか…

自分に欠けているもの
スイム…致命的な遅さ 我流の限界を感じる
バイク…スタミナのなさ ロングでの最後の粘りが足りない
ラン…自分の十八番だがKonaを狙うなら、もう一段上の走りができないと通用しない

こんな状態でレースばかり出てもしょうがないだろう
もっと今の自分に必要なトレでレベルアップしてからでないと意味が無いだろう

もうオフシーズンにして機材やトレ内容を見直そう

そう思った

レースは2つもキャンセルしよう

横浜シーサイドトラアスロン大会は子どもたちも出るので自分も出るかな…とエントリーしたのだが、セントレアで全てを出し切り身体の回復が追いつかない状態だった
無理をしないで辞退しよう

IronmanNYは、夏休みにあたる期間で仕事を休まなくても出場出来るということで既に一般エントリーが終わっていたのだが、倍のエントリーフィーを払って寄付枠でエントリーおよそ15万円ほど支払った
同じくホテル&フライトも全て押さえてある
レースを辞退すれば、エントリフィーの15万円はもちろん戻ってこない
加えて
航空会社に30000円
旅行会社に2100円
とキャンセル料が発生する

それでも今シーズンは
Ironman Melbourne、セントレア
…と、もう充分かな

だから、キャンセル料もしょうがない

でも、それでいいのか…

ずっと
ずっと…
考えていた

YOMEにIronmanNYをキャンセルすると告げると
「私も行くよ」
「え?」
「あなたの誕生日プレゼントだから」
「?!」
IronmanNYのレース期間中に私の誕生日がくる

自分一人でレースに行くつもりだったが
YOMEもNYまでのチケットを取っていたらしい

昨年、不甲斐ないタイムで終わったチェジュ
レース後、釜山に戻るフライトでYOMEに約束した
「今度はKonaに連れて行くから」
未だ果たせないままだ

今の力では正直難しいだろう

Konaではないけど、一緒にNYに行こう

行くと決めたからには
ファンレースをするつもりはない



残り1ヶ月弱で何が出来るか分からないけど
やれるだけのことをしてレース当日を迎えよう

来週末の横浜シーサイドトライアスロン大会も…もちろん出ます!

後ろ向きでは、身体も反応してくれない

前を向いて
自分のやれることを精一杯やる

少なくとも8月のNYまではオンシーズンです



画像は、先日のセントレアでマッカにもらったサイン(@^▽^@)