今年も楽しんできました
「第36回佐倉朝日健康マラソン大会」(フルマラソン)に参加
2:46:23とPBには程遠いですが、種目別3位のオマケ付き♪
以下、レース当日を含めた備忘録
2月は受験勉強でほとんど練習出来ず、3月になってようやく走れるぞ〜と張り切っていたら…
1週間前にアキレス腱を痛め足首を返すことが出来なくなり、ランはおろか歩くのも痛みが伴い出場を断念しようかと諦めていました
ですが、
Lifebloodさんで診て頂き、
アキレス腱ではなく長母指屈筋の癒着が原因だと分かり、丁寧に組織間リリースをして頂きました
おかげで、足首の返しも出来るようになり、痛みも解消
レース4日前にはゆっくりですが、走れるようになりました
不安はありましたが、
足を痛めて走れなかった期間は、ランニング補強セッションで、
体幹・殿部まわりのトレーニングを行い、脚力に頼らない走りが出来るよう努めました
そんなこんなで…
”無理せず楽しんで完走!”
が今日のテーマ
レース前夜、レース当日、
ReaLine COREで骨盤を安定した位置に改善
肩甲骨から骨盤へのスムーズな動きの連動に一役買ってくれました
5時半起床で、6時過ぎに朝食
ご飯、味噌汁、お総菜といつもの朝食
スタートは9時半なので3時間前ならしっかり食べても大丈夫
レース当日は、周囲でみぞれ混じりの冷たい雨(気温3℃)が降るタフな天候
韓国での雨レースで低体温症になったのを思い出しちゃいました
1月のハーフでは、思うようにネガティブスプリット出来ず、後半も追い上げもイマイチでタイムが伸びなかった
正直、ギリギリまで迷っていた
はたして(レース展開は)ネガティヴスプリットでいいのかどうか
前半からいけるところ突っ込んで行って、後半は失速を抑えて粘る…でもいいのではないか…
でも1回の失敗で止めてしまうよりは、フルでこそ試す価値があるのではないか
それに、パーソナルでも自信を持ってネガティブスプリットを勧めるためには、
例え失敗したとしても、自身への経験も必要だと考え…
前半(〜35㎞まで)3:50/㎞で刻んで、余力があったら、後半あげるぐらいのつもりで行くことにした
事前準備として
・ワセリンをたっぷり足の指、裏に塗っておく(マメ防止)
・ホットクリームを下肢、腹部、肩まわりに塗っておく
・ウィンドブレーカーベスト着用
・キッチングローブ利用
・5㎞ごとにジェル、10㎞ごとに塩タブレット補給(持参)
・目標タイム(5㎞毎)と補給内容をメモしたガムテープ※を手首に巻いておく
ターゲットペースと補強の内容は…
5㎞…19:10 塩タブレット
10㎞…38:20 アミノバイタル(YOMEから)
15㎞…57:30 ジェル&塩タブレット
20㎞…1:16:40 ジェル(カフェイン入り)
25㎞…1:35:50 ジェル&塩タブレット
30㎞…1:55:00 パワーバージェル(カフェイン入り)
35㎞…2:14:10 アミノバイタル(YOMEから)&塩
40㎞…2:33:20 ジェル(カフェイン入り)
予備としてジェルと塩タブレットを1つずつ持っていく
※ガムテープに書いた内容と同じもの
7時半過ぎの実家近くのバスに乗り、京成佐倉駅へ
8時頃には京成佐倉駅到着
ようやくランナーの姿もチラホラ見えてきてレースがあるのだなぁ…と実感(中止かも…と思っていたので)
例によって会場までのピストンバスは長蛇の列
バス待ちしているほうが身体冷えそうなので、歩いて会場のスタート会場へ(2㎞前後)
今年はスタート、フィニッシュ地点の陸上競技場の隣の野球場が改装中のため、大きく会場レイアウトが変更
陸上競技場の坂を下った駐車場が大会受付、出店の出店となっていた
ここで参加賞Tシャツを受け取り、坂を登って陸上競技場へ
携帯を変えて連絡が取れなかった兄とここで合流
何と3時間も前に会場入りして、競技場ないの場所取り&テント張りをしてくれていた
この寒さの雨の中、本当に有り難い!
感謝!!
荷物を置いて、まず1回目の軽量化(トイレ)へ
トイレ数も多く、そんなに待つことなかったかな
既にレースウェアを着ていたので、トイレから戻ると軽く動的ストレッチをして可動域を広げる
身体を温めるようなアップはなし
どうせスタート前の選手招集後の待ち時間でせっかく温めても身体冷えてしまうので
スタート前の一コマ(写真提供Mさん)
本当は、YOMEも出場予定でしたが、風邪気味のためDNS
この気候ならその方が良かったのかな
でも、そのおかげでスタート直前までサポートしてくれたので、身体を冷やすこともなくベンチコートを直前まで羽織っていられた
練習が思うように積めなかったことや、直前の故障もあり、まずは痛みなく完走出来ることを目標にスタート
1㎞Lap 3:30
最初の1㎞は下り坂もあり、また、集団の流れに転倒防止のために乗っかることもあるので多少ペースが上がることは想定済み
気にしない
2㎞以降から京成佐倉に向かう登りが始まる
ここでようやく最初だけの目立ちや集団がボロボロ落ちてきて、本命組が集団をつくり始める
トップを形成するのは、黄色ゼッケンの陸連登録組
ここはガチでの勝負を狙っているので、おそらくトップは2時間半を切る勢いだろう
自分はピンクゼッケンの一般参加
目標タイムを刻めれば2時間40分を切れるかどうか…という感じ
次の2㎞のラップが
3:56/㎞
長い登りもあったからこんなものだろう
後は、1㎞毎のラップは気にせず
5㎞毎にラップをチェックして予想タイムに近づけるようにすればいい
10㎞過ぎあたりかな…3:50/㎞を淡々と刻む
そして基本のカメラ前でのピース!やっぱり楽しまないとね〜
・腕振りで軽くリズムを取り、ドローインした状態でヘソ下あたりに軽く力が入るようにする
・体幹と骨盤の連動で、足のつけ根から膝までのお尻周りの筋肉で押す感じ
・膝下は極力リラックス
意識したのはこの3つ
自分は35㎞以降が勝負と思っていたので、どんなに抜かれても全く気にせずマイペースで楽に動かすことだけ意識
5㎞ 18:59…3:48/㎞
10㎞ 19:04…3:49/㎞
10㎞まではほぼ狙い通り刻めている
15㎞過ぎ、このコースの目玉の坂が待っている
去年は相当脚にきた…感じでしたが、今年は脚よりも殿筋と腸腰筋を意識し、下腿はなるべく使わないように省エネラン
それでも登り切った後は、回復に少し時間がかかったかな
15㎞ 19:03…3:49/㎞
20㎞ 19:25…3:53/㎞
坂を越えたあたりから5㎞のラップに変化あり
…が、自分は至ってマイペースで無理なく刻んでいたつもりなので
単に少しずつ脚が削られてきているだけなのだろう
極端な落ち込みがない限り気にしない
補給も予定通り10㎞以降5㎞毎に取れている
25㎞ 19:24…3:53/㎞
30㎞ 19:44…3:57/㎞
35㎞ 20:08…4:02/㎞
順調に刻んでいるつもりが、少しずつタレてきている
うぅ〜ん
この辺が課題なんだろうなぁ
脚はまだまだ余裕があるけど、体感と実際のペースが合わなくなってきている
でも、昨年までと明らかに違うことは
30㎞の距離表示を見ても
まだまだ余裕があること
正直、いつでももう一段階上げてもいいぞ〜
という感じでしたが、35㎞まではとにかく我慢
途中、雨足が強くなり向かい風区間で咳が止まらなくなり(喘息持ちなので)ストップして呼吸を落ち着かせること数回
それ以外は、地元の応援のおばちゃんの声援やハイタッチに応えたりと、久しぶりのフルを満喫
そして、35㎞過ぎ
昨年は、ここの声援でメッチャ元気をもらえましたが…
今年は冷たい雨なので応援も少なかったかなぁ
ここで、10㎞でも応援してくれたYOMEが再び35㎞地点で応援&ハイタッチ
ここからネガティブスプリットマラソン…スタート!
余力を残してゴールしてもしょうがないので
ココからは頭の中でギア一枚入れるイメージで少しだけ出力を上げる
ゴールまでの余力とフォーム崩さないギリギリの心拍強度で
35㎞以降は前半から突っ込んでフォームが崩れてしまった集団をかわし、
最後まで力むことなく(足をつることもなく)楽に走り切ることが出来ました
とは言っても…ゴール直前の500mの登りはホントキツい!
坂を登り切ると、陸上競技場が見えてくる
あと少し!
競技場に入ってからも脚を攣るようなこともなく
でも力を使い切れるように…なんて考えながらも結構余裕あったりで
ゴール前の準備として、アイウェアを外しておく
チラッと見えた速報タイムで2時間40分代
さすがに中盤あれだけタレてしまうと40分切りは無理か…
それでも声援に押されて最後のプッシュ!
ゴール!
気持ち良く上げきることが出来て最高の瞬間
ゴール後、すぐに振り返って一礼
「ありがとうございました!」
この雨の中、スタッフの皆様の活躍に感謝
このキッチン用のポリ手袋…これが無かったら完走出来なかったのではないか…と思うぐらいの活躍ぶりだったな
予定通りには刻めず…でも、確実に今後の糧になったな
記録は、2時間46分23秒と自己ベストには届きませんでしたが、不調なりにも今持てる力で走り切れたのではないかと思います
年代別3位ということで表彰して頂きました
年代別1位は…昨年連番だったMさん!流石の走りですね〜おめでとうございます!
大雨の為、表彰台での表彰式ではなくテントの中での表彰式でした…ので、チョコッと表彰台にも乗ってみました(ビショビショです(^0^;))
コンディショニングを自身で調整出来なかったことは今回最大の反省点ですが、
Lifeblood一丸となってサポートしてもらったことや走れない(走らない)時の補強トレーニングの重要性にも気付かせて頂き、とても感謝しております
早朝から場所取りしてテントを張ってくれた兄
応援&サポートしてくれたYOME
二人のおかげで気持ち良く走れました
感謝!
両親も喜んでくれたので何より(*^_^*)
気負わず自分らしく…
雨レースだって
やっぱり楽しまないとね