かの地での生活にもずいぶん慣れてきウッディです
一番知りたかったバイク事情を調べていくうちにイロイロわかってきました
まずかの地の
健康&スポーツ
についての考え方ですが
町のあちこちにこうした屋外ジムみたいなものがあります
その数の多いこと…
マンション(こちらではアパートといいます)には必ずついていますし
日本のコンビニ並みに探すのに苦労しないほどいたるところに設置されています
こちらは近くの山の中にある屋外ジム
老若男女を問わず朝早くから皆さんトレーニングしてます
腹筋、背筋、逆さ吊り?、巨大フラフープなどなど…
一番驚いたのが、ベンチプレスがそのまま外に置いてあること
これで80キロあります
これがそのまま置いてあるのです
もし一人で持ち上げて戻せなくなったらどうするんでしょう…
っていうかそんな事態になったら死んじゃうよ…
どうやらかの地では国としても市民の健康対策に力を入れているらしい
健康にしていれば病院にもかからない→医療費がかからない
ということを狙っているらしいとか
たしかに朝のランニングでも
どこからやってくるのか
ものすごい数の人がウォーキング(走っている人はあまり見ません)しています
こちららが走っていて避けるのが大変なくらいです
「健康」というのがブームらしい
その中でも一番の流行は
ゴルフ
です
テレビで専門チャンネルがあるのは当たり前
いわゆるスポーツ用品売り場は、どこもゴルフグッズが半分以上をしめています
ゴルフ用品売り場に他のスポーツグッズが売っている…そんな感じです
ゴルフがステータスなんだそうです
スコアよりもお互いの道具を自慢しあうのが好きらしい
こちらは私がよく利用しているスポーツ施設
7階のプールと8階のフィットネスジムをつかってます
このビルがすべてスポーツ関係のフロアになっています
ここでも驚いたことがあります
プールに監視員がいない…
ガラーンとした25メートルプール4レーンにだれもいないのです
(かの地の人は泳ぐよりもプール横に設置されているお風呂?!に入るのが好き)
いいのか…
誰か浮いてたらどうするの…
かの地の人にそのあたりの疑問を尋ねると
自己責任
自己解決
が、かの地のルールらしい
要するに
自分の身は自分で守れ
ということらしいのです
さてさて、大きく話がそれましたが
バイク事情
についてお話します
こちらかの地のバイク雑誌(8000Wなり)
ほとんどがMTBについてですが
アンカー(ブリヂストン)の特集も載ってました
レース、イベントについての情報もありました
確かにレースもやっていますが、やはりほとんどがMTB
ロードはウルソが中心(チェジュでもありましたが)です
ヒルクライムもありましたが
「第1回…」とか「第2回…」などMTBに比べるとまだまだ
これからのイベントのようです
巻末にかの地のバイクショップリストが載っていたので
プ~さん周辺をチェック
片っ端から寄ってみることに
まずはチョイ坂手前にあるこちらのお店
MTBしか置いてません
英語は通じません…
次行ってみよう
クロスバイク&MTBしかありません
加えて「メイドインかの地」のチャリしかありません
次行ってみよう
こちらはウィンドウにロード(スコット)が飾ってある!
もしや…
この一台だけでした…
店内は完全にMTB一色
それでもあきらめずに店の人に尋ねると
ウッディ「あそこにロードがあるけど、他にもある?」
店の人「あれだけだよ」
ウッディ「僕はロード乗りなんだけど…」
店の人「何でロードに乗ってるの?」
え!?何ですと?
店の人「プ~さんじゃ、誰もロードなんか乗らないよ」
えぇぇ???
店の人「道路も良くないし、ダスト(黄砂?粉塵?)もスゴイからね」
「そもそもウチはMTBの客しかいないから」
じゃあなんでロード飾ってるの???
どうやら『ウチの店は何でも揃ってるよ』感を出したかったらしい
次、行ってみるか…
このお店もMTBのみ
こちらのお店もMTB…
かの地にロードはないのか…
おぉ、黄色の店だ!
BEX IS丸YA
ついにかの地で支店を出したか…
イヤイヤ
BEX違いです
IS丸YAとの縁を感じながらもお店に入ると
ありました
ロード
ありました
TREK
ヒャッホォォイ
ついに見つけました
ロードが売ってるお店
早速、店長にお話を伺います
毎週末には練習会もやっているとのこと!
ただし…ほとんどがMTB
あらら
ちなみにシクロクロスという言葉はかの地では通じません
こちらが懸命に説明してもわかってもらえないので
TREKのカタログ(かの地版)を見せてもらうと
シクロのページがない!
どうやらロードとMTBの中間のチャリというのは必要性も感じてない様子
ロードでお店に登録しているメンバーは4人しかいないそうです
でも次回のロード練習会に参加させてもらう話をして家路に
別の日に
郊外の一角にみつけちゃいまいた
おぉ、ちょっと期待してもいいんじゃないの
いました!ロードのお客さん
お店に入ると
ディスカバリーのマイヨに10/2ビブショーツの兄さんが話しかけてきました
ランス好きということもあり
すっかり盛り上がりました
かの地のバイク事情も聞かせてもらいました
日本ではロードが流行っているけど、かの地では8割(9割)がMTB
都市部の荒れた道路状況、車優先の環境では街中は走れないので
週末にMTBで自然の中をはしる…ということらしい
なるほど
そうそう書き忘れましたが、
どのショップを訪ねた時にも言われるのが
「(ロードのりなら)お前はプロ選手か?」
ということ
ましてやロードで峠をのぼるなど考えもつかないそうです
一昔前、日本でロードに乗っていると
競輪選手と間違えられたのと似ていますね
ロードに乗っているのはプロ選手か
ツールなどを見た金持ちが自分のステータスのため街乗りで流す程度
…のようです
なるほどね
ところ変わればロードに対する考えもずいぶんと違うようです
このショップでも練習会をやっているということで
ぜひとも参加させてほしいといったら
ロードはローテーションで1ヶ月に2回程度しか練習会をしていないとのこと
それでも!
ってことで連絡先を交換
最後に写真を撮ってもらいました
…が
「あ、でもね、僕、このお店のお客さんだよ」
なんでスト?
「オーナーはあっちでピナレロいじってる人」
あちゃ、あんまり丁寧に話をしてくれるのでお店の人だと思っちゃいました
…というわけで、オーナーともバシャリ
私のかの地の特別任務は
ロードを普及すること
かもしれないと思ってしまった今日この頃でした