Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

Speed Concept 山岳編

2011-05-28 07:15:26 | バイク
少しずつアイアンマンの情報が入ってきている

公式サイトでも正式なコースが紹介されると試走される方もチラホラ


私も所属している地元のトライアスロンクラブのメンバーがコースを下見
その様子がクラブのページにアップされていた

バイクコースは75%はアップダウン(TTバイクに不向きな)で15%ほどが平地(TTポジションでいられる)とのこと

峠の練習をしないとマズイ!
なんてことも書いてありました


そんなわけで
最近は週末1日時間が取れる日は山岳ライドに行っています


そもそもTTバイクで山岳コースというのも使用用途を間違えているようですが…
180キロのコースでアップダウンの連続となると
スピードコンセプトでも上りの経験をなるべく多く積んでおきたい


この日はアウターしばりで走ってみました


勾配を身体でしっかり覚えようと、
Garmin EDGE500の表示でずっと勾配表示にしてみた


最大で18%ってのもありましたが、概ね12~7%ほどの勾配が30キロにわたって続くコース


さすがに10%を越えると、情けないくらいケイデンスが落ちる(60~40)


本当は、インナーに入れて、70ぐらいの回転数をキープしないといけないのだろうが、今日はとにかくアウターで回す

SRAMのスプロケには秘密兵器の26(一番軽いギア)があるのだが、
これだけは決して使わないようにする

26を使う時は、脚がまったくまわらなくなった時だけ


この日の補給食たち
何とか往路復路ともアウターに乗り切る事が出来た

その翌週も山岳ライドへ

補給食テンコモリ

ウェアはアイアンマンで使うものと同じもので走ってみることにした
スペシャのシューズ(BG S-WORKS Road Shoe)
エックスソックス(ラン・パフォーマンス
スキンズのパンツ(TRI400 メンズCOMP ショーツ
上はCW-Xのトラ用(レースではスキンズのTRI400 メンズCOMP S/Lトップを使用予定)
その上にアソスの半袖ジャージ
下半身は全て本番用
上はまだこの時期ノースリーブ一枚では寒いので
それにポケットの数が少ないので、携帯やカメラ、補給食がサイクルジャージじゃないと入りきらない


前回はアウターにこだわってみましたが、この日はアクティブレストの日
今日はちょっとでもキツイと感じたらインナーを使うつもりでスタート

序盤の18%の坂はどうかなと思ったが、アウターでこなせました


市街地を抜けて、山岳地帯へ

この日はこの予定は山岳ライドのみ

時間に余裕があったせいかとっても楽に上れたような気がする

単に最近バイクに乗っていなかったので脚がフレッシュだったからだけかもしれないが…
今日はがんばらないライドだったので、シャカリキにペダルをまわすよりも

スピードコンセプトに慣れること

もう少し細かく言えば
5時間近いライド中の補給食を取ること&対アイアンマン用の補給食を試す
スピードコンセプトで峠に慣れること

上りはとにかく力まず楽に

自然とダンシングしていたかな


インナーにはまったく手をかけず

先日はギアの残り一枚を何とか死守した感じだったが
今日はローから3枚目4枚目あたりでほとんどの坂を上ることができた


さすがに15%以上の坂になるとロー1枚を残すのみでアウター&ダンシング


60キロ先の折り返しポイントに雑貨屋さんのおばあちゃんが顔を覚えてくれた
「お~日本の方、細かいのはまけておくよ」とニコリ
ありがと、おばちゃん


今日の補給食


エナジーバーを短冊状に切って、真ん中にチョコバーを切ったものを挟む
これをキッチンぺーバーでくるんでおく
これが以外とイケル&腹持ちも良い
それと、日本から持ってきた乾燥梅干し
これでクエン酸補給は大丈夫かな


復路も淡々と上り、家に帰ってデータを調べてみると
先日よりも平均時速もトータルタイムも今日の方が良かった
う~ん、やっぱり力む過ぎってことかな


ずっと今まで悩みだった、サドルのボトルケージだが、
ほぼTACXのサドル用のボトルケージに決まり!

今日の山岳ライドでも一度もボトルが落ちることはありませんでした
本番もコレで行きます!!

アイアンマンの救世主!?

2011-05-27 17:39:18 | バイク
以前から話題にしてきました
サドルのボトルケージ
なかなか良いモノに出会えませんでした

ネットを検索していたらこんなものを見つけました

おぉ、これは良さげだぞ
残念ながら、日本では正式には販売されていません
取り扱っているお店はビックリするぐらいのお値段

そこでイギリスのサイトから購入することに
その後、まったく連絡なかったので、
これはヤバイなぁ(カードの番号を伝えているので)…なんて思っていたら
前触れもなく唐突に来ました


Bontrager Race X Lite Rear Cage Holder
無理矢理ポストにねじ込まれてました…

さあ、これでサドルのボトルケージの問題は解決か!
何て思っていたら、ネットの記事で興味深いものを発見

何でも
Tacx
なるメーカーのボトルケージがかなりのホールド感で取り出すのに苦労するとか

そいえば、Tacxはボトルを持っていたな

それならば、ということで

Tacx Shiva Unbranded 500cc Water Bottle
Tacx Tao Carbon Bottle Cage and Source Bottle
Tacx Bottle Cage Saddle Mount


Wiggleにて購入

ちょっとお高いですが
プラスチックではなくカーボンのボトルケージを2個
(ボトルまでセットとは知らなかった)
それと、
サドルに取り付けるボトルケージのアダプター&Tacx のNewボトル

ボントレの方も試してみたいところだが、
まずは前評判の良い(ホールド感が強すぎるという評判の良さ?悪さ?)
Tacxから試してみる

サドルに取り付けるアダプター部分はプラスチックだがしっかりした作り
尚、標準装備のままでは、Co2ボンベを付けることができたなかったので、
PROFILE DESIGN RM SYSTEM 1のCo2ボンベアダプターを一緒に取り付ける


そんなに固定力が強そうではないのだが


上から見るとこんな感じです


昨年のアイアンマンディスタンスレースでも一度ボトルを落としている
何てことない段差を通過した際にだ


ボトルのせいで注意散漫になるような走りはしたくない


昨年度は10月のレースでありながら、気温は結構高かった
そのため、180キロのバイクパートではボトルはサドル2本、フレーム2本と計4本で走ったが、それでも足りないほどだった

現在スピードコンセプトについているボトルケージは1つのみ
このままでは到底走りきれない

このボトルケージがアイアンマンの救世主となれば良いのだが

おまけ

Wiggleでセール品だった Knog Frog Strobe LED Front Light
これが驚くほど明るい…というか眩しい
もっと買っておけば良かったな

2011-05-15 06:50:18 | ラン
いつものランコースでお祭が行われているようだ


今日は持久走20キロの日

ペースの目安は4分15秒/km

昨日、仕事から帰ってきたのが、午後11時半
何だか喉が痛いので、薬飲んで寝たのが12時

6時アラームをセットするも、身体がベッドに張り付いているように重い

昨日のトレランと灯台ライドが効いているのか…だとしたら、情けない…
無理して起きて走りに行っても良かったのだが、この週は身体つくり期の2週目

あと1週こなしてから、リカバリー期

こんなところで無理して、来週の練習が出来ないなんてことはしたくない

ここは思い切って二度寝
タイマーはセットせず

起きたのが、8時半

睡眠時間8時間半
たっぷり寝た

そういえば、『ランスのミラクルトレーニング』にも睡眠は8時間以上とるように…みたいなことが書いてあったと思う
そんなことフルタイムワーカーには無理だ!
と思っていたが、しっかりトレーニングするとそれぐらいの休養は必要なのだろう


持久走20キロは、身体がしっかり起きてないとこなせないメニュー
そんなこともあり、スロースタート
正直、朝の体調の悪さを考えると、
今日のメニューをこなせるかどうかも心配

今のところ、身体の故障や痛み(軽い筋肉痛は残っているが)ない

山盛りフルーツとパンケーキ&コーヒーで軽い朝食
バランスボール&軽い準備体操兼アップで身体を温める
ストレッチを十分に行い、外に出て自宅のまわりを軽く流してアップ
20キロ走スタート


身体が重たく感じたのは、はじめだけで
2キロ過ぎたあたりで、身体が前へ前へ出る感じ

良い感じだ

タイムを見ると、3分50秒弱のペース

ターゲットタイムが4分15秒あたりのペースだったので、
落とそうかと思ったけど、とても気持ち良く走れているので、そのまま走ることに

5キロで折り返し、自宅(スタート地点兼折り返し地点)方面へ

今日も風が強い
進行方向によって、向かい風になったり、追い風になったりとめまぐるしく変わる

でも、これはこれで良い練習
7月のアイアンマンの会場は、風が強いことで有名だ

ランでも海風をモロに受けて走る訳だから、風の中で走る練習はウェルカム

自宅前で折り返し、2ラップ目に入る


…と、ここで、ブルース君と奥様が海岸沿いにいらっしゃった
奥様のお腹には新しい生命が宿っているとか

何でも今日はお友達の結婚式だったらしいのですが
会場は私のランニングコースの近くだったので、私が走っているかと思い見に来てくれたそうだ


スーツ姿でブルース君も併走?!

ブルース君たちから声援をもらい元気をもらいました

お子様の誕生が今年の夏ということで
ブルース君、今期のトライアスロンは無理だと言っていたのですが、
7月のアイアンマンのハーフ(70.3)の方に参加するとのことだった

一緒に出られないの残念だが、同じ日に同じコース(距離が短いが)参加出来るの嬉しい
会場でまた会えるね

かの地に来てから3年目
ブルース君のお陰でトライアスロンの世界が広がった

まったく意識していなかった
アイアンマンにエントリーすることも
ブルース君との出会いがなかったらしなかったことだろう

친구…親友に感謝


2ラップ後半から少しペースが落ちてきた
身体に痛みがある訳でも、違和感がある訳でもない
自然とペースが落ちてきてしまった
苦しくなってきた


ふと先日のハーフマラソンのことを思い出した

あの時の苦しさに比べたら、こんな苦しさ何でもない

レースの時感じた、魂のぶつかり合いのようなレース

あんなレースをもう一度してみたい

もう一度ぺースを立て直す

苦しみは自分のモノだ

ペースが上がるも下がるも自分の精神力の違い
だったら、イケル!


そのまま力むこともなく(脚だけでなく)全身を動員して走りきった。

春のレース(ラン)に出られて良かったと思う

レース感を取り戻せるということもあるが、
練習では追い込みきれない領域を体験することができる

午後は、バイク!…といきたいところだが、
仕事がたんまりあるので、休日出勤して片付けてきます

せっかくの休日ですが、仕事あっての休日ですので。
トレーニングでランかバイクどちらか選べと言われたら、間違えなくランを選ぶと思う
短時間でこれだけ追い込む(SUUNTOのトレーニング効果5まで)ことが出来るのは、やっぱりランしかないだろう
スピードコンセプトもフィッティングが終わったばかりで、ロングライドに行きたいところですが、しょうがない
我慢我慢

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

2011-05-09 23:56:22 | スイム
今日のかの地は朝から一日雨


先週末の持久走30キロで脚がに疲れが残っている
加えて、今日(月曜日)は休養日だったので、プールにてリカバリースイムで疲労抜き



今日はYOMEも珍しく泳ぎに行くというので、退勤後、一緒にタクシーでプールへ



ずっと気になっていたフォームチェックをYOMEにしてもらった

以前からプール仲間に

「なんでお前は一人で泳いでいるんだ。どんどん(フォームが)悪くなっていくぞ!」
とか
「息継ぎの時にオーバーローリング気味になっている。息継ぎのタイミングをもっと早く短く」
とか
「腕が左右とも内側に入っている。もっと腕を伸ばして滑らすんだ」
とか

いろいろ聞いておりました



私としては素直に
ありがたい
と思っていました

言われたことはすぐに取り入れてみましたし
それで改善されればいいなぁと

最近、読んだ本に『使える筋肉・使えない筋肉』(谷本道哉:著)の中に効率的な筋肉の使い方について興味深いことが書いてありました
自分流に解釈すると…要するに力んじゃダメだと
身体の構造を理解し、効かせたい筋肉を力を発揮したい部位・方向に身体全体(体幹部等を使い)をしならせるように使う
ようなことだと思う
目新しいことが書いてあった訳じゃないけど、少なくとも私には「目から鱗」だった

スイムに関していえば
同じ有酸素系の運動でありながら、
(追い込んで居いる訳でもないのに)
腕が疲れて上がらなくなったり、呼吸が苦しくなったり、足が攣ったりするのは
要するに
自分が力んで泳いでいるから
というのが一番大きい要因だろう



そこで、怖いモノ見たさというか…



散々ヒドイと言われている自分のスイムフォームをコンデジの静止画と動画で撮ってもらうことにした


使用カメラは OLYMPUS μTOUGHー8000 水中の中でもこのように問題なく撮れます
(問題なのは私のフォーム←言われる前にツッコンでみました)

静止画でも充分わかったのですが、
しっかり動画にてその何とも言えない泳ぎを納めてもらいました
※クリックすると動画が見られます











その映像を見て…

へこみました

自分の泳ぎのあまりの酷さに…

よくこんな泳ぎで今まで泳げたものです


上の画像からも分かるように、
がむしゃらに遠くの水をつかもうとして、左肩が入っている
胴体の下どころか、完全にかきが胴体の下からはみ出している…

調べてみたら高橋雄介著書の中に次のように書いてありました

トラブルケース
●まっすぐ進まなくなった
→肩関節が堅い人や肩甲骨が動かない人は、肩がうまく回らないため、入水する手が頭上になりがち。
 遠くの水をつかもうと腕をのばしすぎて、肩が内側に入り手の入水も内側になってしまう。

まさに上記の症状

ご覧になって頂いた方はお気づきだと思いますが、

息継ぎの時にローリングしすぎ

左手が入水時に内側に入りすぎ

入水してから手首が反ってブレーキをかけるように水をかいている

などなど

いやはや、これほど酷いとは…

アイアンまで2か月を切った今、何とかなるのか…

いや、でも
落ち込んでばかりもいられません

恥を承知で動画をアップします

聞くは一時の恥、聞かぬは一緒の恥

皆様からの超辛口のご意見お待ちしております

ちなみに私の対策としては、
ショルダーラインスイム
→身体の下をはみ出さないようにする。そのために、入水を肩の延長線上にする。
(by『クロールが速くきれいに泳げるようになる!』より)

余談ですが…

speedo bio FUSE

2年前のトライアスロンのレース会場で売っていたゴーグルでこれと同じものでブルーレンズのものを購入
OW用という訳ではないのですが、
広い視界
レンズのしなり
再度グリップ
など
使用感はなかなか良いです
今回、同じモノで色違いのブラックを購入
今年のアイアンマンはこれでいこうと思ってます

その前に泳ぎを何とかしないとな…

Garmin VS SUUNTO

2011-05-07 22:46:47 | トレーニング
Garminファミリー大集合

左上から反時計回りに
FR60
Forerunner 405CX 英語版
Forerunner 310XT 英語版
Edge500 英語版
Edge705
eTrex Legend C

SUUTOファミリー全員集合

左から
t6d
t3c
t6
Vector

気がつけば、Garmin&SUUNTOたちがこんなに集まっていた

それぞれ使い道が異なっていたのだが、現在は同じ目的で使っている
トレーニングのために

以前、アウトドア関係の会社に勤めていたときは、
GPSとしてのGarminのeTrex Legend C
アウトドア全般でSUUNTOのVectorを愛用していた

5年ほど前から
ランニングを再開した時にデータ管理のためにSUUNTOのt6を導入
同時にfoot podやBD-1用にbike podなどなど取り入れ、最初は数字の意味もよく分からず使っていた

同じ時期、バイク(モーターサイクルの方です)での旅の友が、GarminのeTrex Legend Cでした

そのうちトレーニングで毎日使っているt6の調子が悪くなってきて、t3cを導入
機能的には申し分なかったのですが、EPOCの表示や詳細なデータが見たかった
そんな折、海外で発売されていたブラックイエロー限定バージョンのt6dが日本でも限定販売されることを知り、迷わず購入
SUUNTO t6dは、現在でも毎日使用しています

自転車を乗り始め、かの地に来てから言葉の分からない知らない土地で地図は必須でした
そんな時、YOMEからプレゼントされたのがGarminのEdge705
これは本当に助かった
それまで自転車に乗る際は、SUNNTOのt6(又はt3c)とフレームに付けた弁当ボックスにGarminのeTrex Legend Cを入れて別にサイコン(キャットアイ)を付けて使っていた
GarminのEdge705を導入してから、それらが全て一つの機能として使えるようになった
これは画期的だった
…が、GPSには優れているものの心拍計の数字がどうもおかしい…
走り始めに、いきなり心拍が200を越えたり、かと思ったら急に心拍が落ちたりと…
当然、そんな数値だからエネルギー消費もいい加減になったりする
サイコンとGPSの機能には文句がないが、心拍計とそれに伴う数値は信頼性がない
加えて、PC解析ソフトのトレーニングセンターがアバウトすぎる
PCソフトに関してはやはりSUUNTOのトレーニングマネージャーの方が一日の長だ

そこで、現在、自転車に乗る際は、
GarminとSUUNTOの心拍計を2つ付けて、サイコン&GPSとしてGarminのEdge705
トレーニングデータの詳細管理としてSUUNTOのt6dを使っている

GarminはANT+の規格を使用しているので、スピード&ケイデンスセンサーも心拍計もフットポッドも全て同様にANT+での無線でのやり取り
SUUNTOはANTの規格でANT+とは互換性がない
ただ、パワーメーターのSRM(自転車のクランク部分に取り付けてワットを検出する機会)は、ANT+の規格でSUNNTOの心拍系を使っているので
心拍計にはSUUNTOにもANT+を採用しているものがあるのだろうが一般には販売されていない

このあたりの規格を統一してもらえると
心拍計を2つ付ける必要もないのだが
(最も、毎日のことなのでもう慣れましたが)

ランの方ではSUUNTOの独壇場
t6 → t3d → t6d
と使ってきたが、トレーニングデータの詳細管理としてはまったく申し分なかった

…が、自転車でGarminのEdge705を使用していたこともあり
全てガーミンでデータ管理できないか試してみたくて
GarminのFR60を購入
Garminの目玉の機能であるGPSをあえて省いたコストパフォーマンス優先モデル
Garminがトレーニングの世界に力を入れ始めている証拠なのかな…と期待を込めつつ導入

この頃から、ランでもGarminとSUUNTOの両方を一緒に使うようになった
結果から言うと、FR60はすぐに使いものにならなくなった
心拍計が200を越えるのはどうやらANT+を採用しているGarmin全てに言えることらしい
そしてフットポッドによるケイデンスとスピードの数字がひどかった
F1並のスピードで走っていると表示されたりするので、距離の測定もとんでもない数字を表示したりする
コンパクトでありながら見やすい表示に好感がもてただけに残念

ただ一つ良かったのが、
Garmin ANT Agentで自動的にWeb上のデータがアップされていくこと
このWebでの管理という考えが、SUUNTOにはなかった(細々とあったのだがあまり機能していなかった)
実はこれのおかげで助かったことがある

昨年末、家でメインに使っているデスクトップが壊れて機動しなくなった際
SUUNTOのデータのバックアップを取っていなかった分は、全てデータが消えてしまったが
GarminのデータはWeb上にもあったので、データを失うことがなかった
Garminを見直す契機になった

現在WebのサービスではSUUNTOも遅まきながら、Moveslinkを立ち上げてWeb上へのアップが出来るようになっている
私もバックアップとしてMoveslinkにもデータをアップしているが、ガーミンコネクト(ガーミンのサイト)の方が自由度が高い
(だだしマイル表示等どうしてもアメリカナイズ?されているあたりが使い勝手がいいとは言えないが)

以前は、GarminのGPSウォッチはお世辞にコンパクトと言えず携帯電話を腕に付けている?ようなサイズしかなかったのだが、
だんだんコンパクトになり日本でも405シリーズが販売されるようになってからGarminユーザーも増えてきたようだ

当初は、ベゼルタッチというインターフェースやバッテリーの持ちなどが気になって
あまり気にならなかったのだが、
海外使用のForerunner 405CX 英語版がAmazonなどで安く販売されていたのを知り、
FR60で痛い思いをしたのですが、本家GPSウォッチに期待を寄せて導入

再びランでSUUNTOとGarminの競合

GarminのForerunner 405CX 英語版は普段のトレーニングに使用と割り切って考えると
想像以上に使い勝手が良かった
GPSの補足のスピードがあがりすぐに衛星をキャッチして計測可能になる
トレーニング終了後は、Edge705同様、PCで走った軌跡をグーグルアースなどで確認できる
GPSでの計測なので、距離も正確だ

今までのSUUTOの距離計算はフットポッドのみ
どうしてもストライドが変わる走りになると(ジョグからペース走、インターバル、WS走)計測される距離も違ってくる

3月6日に持久走20キロをした時のデータ

SUUNTO T6Dデータ
Lap01(10.53km):46'10" 4'23"/km
Lap02(10.73km):46'08" 4'18"/km
Total:4'21"/km

Garmin Forerunner 405CXデータ
Lap01(11.52km):46'11" 4'01"/km
Lap02(11.47km):46'08" 4'01"/km
Total:4'01"/km

こんなにも差があった
今まで、SUUNTOで表示されるデータのみを信じて走ってきたが、実際にはかなり速いペースで走っていたことになる
嬉しい誤算な訳だが、あえてこれからもSUUNTOのデータを参考に走っていこうと思う
Garminで表示されるデータの方が信憑性は高いと思うのだが、Garminに合わせたターゲットタイムにした場合は
今までの追い込んでいた速度よりも落ちる
せっかく速いペースで身体が慣れているので、SUUNTOの見かけ?のタイムで走り、実際のタイムをGarminで確認しながら走る
という意味があるのかないのかよく分からない走りですが、これが今の自分のスタイルです

余談ですが、私は手首がとても細い
(タイメックスironmanは女性用を使っているほど)
男性用の時計だと一番奥に近い穴まで時計を締める時に使うぐらい
このForerunner 405CXデータには布製のリストバンドが付いていてこれに付け替えることで
手首の細い人にも対応するのだが、これが私にはピッタリだった

まだ紹介していないGarmin新参もの二名
Edge500 英語版
こちらは一時、Edge705が調子が悪かった時(ファームウェアをアップしたら直りました)に慌てて購入したもの
現在ではSpeed Conceptのサイコン&GPSとしてがんばってもらっています
地図表示こそないが、文字データによる画面の切り替えが多いので、欲しい情報が全て手に入る
TTバイクにはぴったりです

Forerunner 310XT 英語版
こちらは、Forerunner 405CXが予想以上に使い勝手が良かったので、トライアスロンやアイアンマンでも使いたいと思い購入
二つの大きな違いはバッテリーの持ち
Forerunner 310XT は20時間持つと言われている
(405CXは6時間)
昨年度のアイアンマンディスタンスレースでは11時間弱でゴールしている
見た目がかなり大きそうだったので躊躇していたが、使ってみると
案外腕にフィットする
ランのレースでは405CXの方が断然コンパクトで良いだろうが(時計機能も付いているので普段使いでも)、
トレーニングでは310XTを使うようにしている
まだ使っていないが、「マルチスポーツ機能」を使うと、スイム、バイク、ランとラップを押す事に別々に記録が取れるとか(トランジットの時間も別に取れるとか)などトライアスリートには嬉しい機能

と言う訳で現在の使用は

ラン
左手:Garmin Forerunner 310XT
右手:SUUNTO t6d
左足:SUUNTO フットポッド
右足:Garmin フットポッド&Nike+ipod用センサー
※左腕:iPod nano (5th) & CAPDASE Spot Armband with Soft Jakcet for Apple iPod nano 5th generation & PHILIPS Nike Skylon イヤーフック ヘッドフォン SHJ080

バイク
左手:Garmin Forerunner 310XT
右手:SUUNTO t6d
サイコン&GPS
Madone:Garmin Edge705
Speed Concept:Garmin Edge500

スイム
左手:Timex Ironman Triathlon Hi-Ti 75 Lap Watch (For Women)
頭?:トリニティ H2O Audio インターバル iPod shuffle(3rd)用 防水ヘッドセットシステム & iPod shuffle(3rd)

といったところです
GarminとSUUNTOの共存共栄といったところでしょうか

横風 × 平地 × Speed Concept

2011-05-07 10:15:09 | バイク
Speed Concept(以下SC) フィッティング後の話


この日は、早朝にトレラン90分をこなしてから、センタムバイクで2時間のフィッティング
フィッティング終了が正午過ぎ

自分仕様になったSCを早速試してみるべく
平坦基調の灯台ライドへ行ってみることにした


風車が壊れるんじゃないか…と思うぐらい暴力的に回ってました

平地でのSCの本領を発揮できる!
…かと思いきや

風が異常に強い

基本的にかの地の私の住んでいる場所は
海風が強くて有名だが、
今日の風はいつもの比ではないぐらい強かった

どれだけ強いかと言うと…唇や頬がブルブル震えるくらい強い

アババ…ブブブ…
って感じ

もう笑っちゃうしかないってくらい




でも、7月のアイアンマンの開催場所は、風が強いことで有名なので、こんな練習でも少しは役に立つのかな


無事、灯台には到着しました

しかし、いくらスーパーTTバイクといえど
横風ばかりはどうしようもない…

SCは前からの風には強いけど、
横風は当たる面積が多いためか(ディープリムも関係しているのか?)
横風を受けると
前に進むことが難しくらいバイクがグラグラ揺れる

揺れるなんてもんじゃないかな
暴れる感じ
ハンドルで押さえつけてないとあっという間にバランスを失う



情けないのですが、今日のライドは
恐ろしくてDHバー先端を持つことがほとんどできなかった




全行程のほとんどハンドルのブレーキ側を持って走っている状態で身体が起きていた

何のためのTTバイクなのか分からないようなトレーニングになってしまった(涙)



でも、悪いことばかりではない
同じ方向で終始走っている訳ではないので、
時折、進行方向に対して、追い風になることがある

そうなると速い速い!

平地で50キロ以上簡単に出ます

プロの選手はこんな速度域をずっと走っているのか
…って普段は平地で全力でも60キロ出すことが出来てない自分には驚きの速度

下りは70キロ以上楽にに出ます
SCならではのメリットを活かせばもっとスピードも出るのでしょう

風に翻弄されたとはいえ
未だに力のかけどころがまだ模索中な感じ

復路
フロントホイールから
カタカタカタ
と異音がする
一度だけ降りて確認したのだが、特に何かが引っかかっている感じではなさそう


ただブレーキパッドがやや寄っている(片効きまでいかないが)ので
センタムバイクに寄ることにした

ブレーキの問題か
ホイールの問題か
よく分からないが、一つ(素人ながら)気になったのは
ホイールの振れ

素人目に見て、ほんの少し振れがあるように見えるのだが…

SCのホイールは完成車としてセットされているアイオロス6.5だが
このホイール、スポークとリムの部分が完全に覆われている
振れ取りってどうやるのだろう?
それとも振れ取り出来ないのか?


何て思っていると
店長はフロントのブレーキカバーを外してパッドの調整に入った

数分後
「これで大丈夫だ」
と店長
今回もお代を受け取ってくれませんでした

代わりにたっぷりのお菓子の差し入れを渡して礼を言って家路に

走り出して気づいたのだが
実はまだ少し音が
カタカタ
としていたのだが、プロの目で見てくれたから大丈夫だろうと気にしないことにした

80キロ弱と距離はたいしたことがないが
改めて、外で走ることの重要性を感じた

家でローラーに乗せて走っている時にはまったくわからない

という要素

SCのようなTTバイクの場合
風を考慮して走ることがこれほど大切だとは思わなかった
今日のような横風区間でも安定して走れるようになるには
風の強い日でもしっかりと走れるようにしなければレース本番でも通用しない

追記
サドルのボトルケージだが、前回のプロファイルデザインのボトルケージよりはボトルの固定力が増したようだが
やはり今回のライドでも数回ボトルが落ちた
大きなギャップ
踏切の線路をまたぐ場合や路面が荒れている場合は、常に注意が必要だ
ついつい後ろに手をやりボトルがずれてないかチェックしてしまう…
精神的にもよろしくないな…思いっきり走れないし
サドルのボトルケージは今後も対策が必要だ

Speed Concept フィッティング完了

2011-05-04 23:57:59 | バイク
フィッテングをしてもらいました

仮納車後、Speed Concept(以下SC)で山岳ライドに行った翌週(4月中旬)の話

いつもの超人ライドショップ(センタムバイク)にて



仕事が忙しくフィッティングの時間がなかなか取れず
仮納車してから2週間が過ぎた

しかし、そのおかげで
日本から頼んでいたパーツが揃ってきた
ISOYAさん、ありがとうございます


スピードコンセプトスピードバッグ
いわゆる弁当ボックスです
アイアンマンでは必須
フレームに直接ジェルやバーを貼り付ける方もいらっしゃるが
私はバーだけでなく、塩の錠剤、梅干し、羊羹など細々食べるので
小分けにして最初からフレームにセットしておけるこのバックはなかなか良い感じです
(レース中、トランジットで背中のポッケに補給食を入れている時間ももったいないし)


スピードボトル
専用のボトルとゲージも取り付けてみた
ボトルは591ccと一般のボトルと容量はほぼ同じ
このボトル、蓋がなかなか取れない…結構力を入れて、蓋の隙間からはがすように取らないと無理です
ボトル自体を取り出すのもちょっと工夫が入ります
ボトルを戻す(はめる)時は
ボトルの下の先端部分をゲージにはめ込んでから押し込む…ような感じです
ボトルを取る(はずす)時はこの逆


PROFILE DESIGN RM SYSTEM 1 & ELITE PARON
サドルに付けるボトルゲージですが、
山岳ライドの際、ボトルが何度も落ちたのでボトルゲージをプロファイルデザインからエリートパロンに交換


おまけの一品(ショップ内にて発見)
TREK ではなく TEREX
えぇっとパクリですか(マークも)…


フィッティング開始
負荷のかからない固定ローラーでクルクル回す


サドル高は仮納車前に簡単に出した股下で出してもらっていた
店長曰く
若干高めに見える
ということだったが先日の山岳ライドでもペダリングに違和感はなかったので
このままでやってみようということに


角度は忘れたが
一昨年末、センタムバイクで店長にマドンのフィッテングしてもらった時よりも開いているらしい

ただ、昨年サドルを変えた時に、自分でサドル高を変えた時に
少し高めにして、アイアンマンディスタンスレースを走りきった

少なくとも、かの地に来てから、ほんの少しだけサドルを少しずつ上げている

基本的なフィッティングの尺度で見ると
私の股下よりも高めになっているのかもしれない

100キロオーバーを今後も繰り返し走ってみることでもう少しそのあたりの感覚も試してみたいところだ


お次はレーザー照射でペダリングをチェック

プレゼンなんかで使うレーザー?で膝の真横・正面と照らしながらペダリングのぶれを確認する
こちらも以前のフィッティングで言われたとおり

右膝がやや内側に入る
左膝は若干外側とのこと

片足ペダリングで見てもらうと
右はしっかりと回せている(上死点への動きと下死点への動き)のだが
左は少し上死点への動きにムラがあるとのこと
これは利き足の違いで誰にもあることなのだが、
ペダリングに支障が出るレベルではないとのこと


続いてハンドルの突き出し(遠さ・近さ・角度)と高さの調整

ハンドルの高さはこのままでいいだろうとのこと


肘当てのパッドを部分を外した状態
ハンドルの突き出し部分を若干遠目に設定
尚、ハンドルの突き出し部は
しゃくり上げる感じにも
お辞儀をするようによう先端を下げる
など

実に自由度が高い

私は無難に
(地面に対して)水平に、進行方向に対して真っ直ぐにしてもらった


最後に肘当てパッドの調整
こちらも自由度が高い


パッドをはがすとこんな感じ
このようにネジの位置も様々変えられる(角度も)
肘が開く、狭めるなどの微調整も可能

こちらもいくつか試してみては店長に見て頂いた
私の場合、肘の先?をパッドに載せたほうが安定しているとのことで
後は角度を微調整
右を規準にして左も同様に合わせる


これにてフッティング完了
このポジションで1ヶ月ほど乗ってみてから必要があれば微調整するとのこと
ハンドルにバーテープを巻けば
かの地に一台しかない(本当に一台しかないが)ウッディ専用のスピードコンセプトもシェイクダウン!


…の前に店長からパンク修理講習

初カーボンディープリムホイール
パンク修理自分でやって大丈夫なのかあ…ってのが何気に心配でした
だって、ボントレガーのアイオロス6.5ホイールのリムってフニャフニャなんですよ
下敷きよりも薄いかも…よく見るとカーボン模様の先に外が透けて見えるくらいなんです
指で押すとペッコンと簡単にへこみます
これでチューブ取ったり、タイヤはめたりしたら割れるんじゃないか…本気で心配になります

店長曰く
普通のチューブラーと一緒だ
とのこと

ただしタイヤレバーをリムとの間に入れる時は自分の指(親指)をはさむようにしてやる(上の画像のように)のが良いそうだ

タイヤレバーも手持ちのモノではダメだということで…

カンパのタイヤレバーを2本セットでプレゼントしてくれた
ありがとうございます!

ちなみにタイヤは空気さえ抜けていれば、ブレーキパッドを広げなくても外れるそうです
スピードコンセプトはブレーキにもカバーがついていて(空気抵抗を減らすため)これを外すには2.5ミリの六角が必要でしたが
それは普段のライドでは持っていなくて大丈夫そうです

2時間以上もガッツリ見てもらいました
店長ありがとうございます!