Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

次のコトは全く白紙

2019-10-31 12:07:22 | Weblog
昨晩寝たのが2時頃だったかな…
4時間睡眠か

メッチャ眠いがずっとYOMEの寝顔しか見てないし
今日は早番だから
気合いで起きる
YOMEに
「おはよう!&行ってらっしゃい」(YOMEの方が出勤時間が早い)

退勤後
いつもなら駒沢ランに行くところですが
まだ右足親指の爪が死んで靴履くと痛いんですよね
(出勤はクロックス(^_^;)
どちらにしろ今日までは完全休養と決めていたので直帰



バイクをレース仕様から練習仕様に戻すため
Trexへ



閉店間際ににも関わらず、我が相棒を全身ガッツリチェックしてもらいました
ありがとうございます!



せっかく練習仕様に戻したバイクですが
乗るのはもう少し後かな

しばらくトライアスロンとは距離を置こうかと思っています

山のように残っているカルテ処理とか…(^0^;)
この数ヶ月、後回しにしてきた仕事が山積み

プロではないですからね
レースの為だけに全力を注ぐだけの時間と労力、費用もありません
仕事と家庭…そのバランスが取れてのトライアスロン
次のコトは全く白紙です

今は何よりも
この1年間、私のためにフルサポートし
自分のコトよりもレースのことを優先してきてくれた
YOMEのために時間を使いたいですね

練習してきた事を実践する

2019-10-30 12:02:40 | アイアンマン
IM Malaysia



まずは
4年ぶりにIMに参戦する契機を与えてくれた
KonaChallengeに感謝

そして
今回の旅…レース前後、レース中も…最高に充実したモノにしてくれた
KonaChallengeメンバーにありがとう(*^_^*)

長くなるので率直な感想を

トラブルはありましたが
”練習してきた事を(レース当日に)実践する”
という目標は概ね達成出来ました

今までのロング…特にIMでは
スイム後のバイクは
自分のスタミナとかペーシングとか
考える余裕もなく
ただ“全力で頑張る”のみ
ランはその時の調子の良し悪しで決まる
…というその日の体調任せのレースが多かった
それでも結果が出ることもあったので
いろいろ考えず力押しでいくスタイルでした

今回のレースは今までとはアプローチが全く違っていました
我流の練習を止めて
経験豊富なアスリートに意見・相談を求め
コーチング(Endurance Nation)を開始
レースに紐付けた練習で、
今、その練習を何の為に行っているのかを考え
常にレース展開を想像し
どうすれば思い通りのレースが出来るのかを意識してきました

これでクオリファイまで届けば最高のエンディングでしたが
自分の望むレース展開が出来ても
そうならかったのは
自分のレベルがそこまで達していなかったというだけです

実際、多少の筋肉痛はあるものの
身体のダメージはそれ程ではありません

出し切ってないのかと言えば
そうではありません

身体が壊れるまで追い込んでいないだけで
今やれるだけの事は全てやりました

それが今回の結果ですので
悔しいとか悲しいとか…という感情より
なるほど…これが今の現状か…と素直に受け入れています

レース後の3日間は完全休養と決めて…
というか無理って休みもらった分、予約がびっちりで
月曜日から連日の午前様帰宅
レースをふり返る余裕はまだありません

もう少し落ち着いたところでレースの備忘録をまとめようと思っています

IM Malaysia レースDay 〜ゴール後〜

2019-10-26 11:51:06 | KonaChallenge
◇ゴール後

足の爪がいくつか死んだのだろう
脚はパンパンだがそれ以前に歩みが遅くなる(^_^;

完走ポロをもらい、ストリートギアバックを取る
ここまでが牛歩並みのスピードで
この”作業”を終えて近くの椅子に座るのが精一杯

程なくゴールしたKonaChallengeメンバーTさんを迎えホテルに戻り
まずはシャワー&着替え


こちらスイカジュース!美味い!



その後、胃袋元気な二人は近くのマレーシア料理を美味しく頂きましたとさ♪
(片付けは後回しσ(^◇^;))



翌日
6時には起きて片付け開始



11時にはチェックアウト


カギが開かなかったり、シャワールームは水漏れしたり…とありましたが
快適さを求めていた訳では無いので全く問題無し
お世話になりました

ちなみにこのバイクケース…海外の方も興味津々のようで結構質問を受けました
(海外勢は皆さん、大型のハードケースかシーコン)



12時には美味しいと噂のオーキッドでKonaChallengeメンバーTさんと昼食











噂通り、安くて美味しいお店!
胃袋は二人とも相変わらず元気



その後、
夕方の飛行機まで時間があったので
二人で大通りをブラブラとウィンドショッピング

途中、スコールにもあいました
(昨日レースでは全く降らなかったのに!)



帰りもGrabでタクシーを呼び空港まで
ランカウイ島の空港はトライアスリートで大賑わい

その後もスコールがあり
飛行機は遅れて出発



クアラルンプール到着



空港内で夕飯
マレーシア料理を満喫



成田到着は翌日の朝





アワードには出られませんでしたが、水曜日夜発で月曜日の朝帰りが出来るなら
日程的には仕事を休む日も少なくていいですよね

〜オシマイ〜

※備忘録
・バイクカバーは使えないので、ゴミ袋でハンドル回り、ギア周り、サランラップでチェーン周りを覆い最後に養生テープで留める
・空気圧はフロント6.5、リア7でOK
・Grabは必須(日本でアカウント取得、現地SIM交換必須)
・クアラルンプールからマレーシアへのトランジは相当余裕を持っておかないとバイクが届かないことが多い
・空港での呼び込みタクシーは使わない(ぼられる)
・クレカを使わないなら両替は2万ぐらいでOK(空港で12RM余った)
・食料は事前に用意しておく(3食分ぐらい)
・電子レンジはない(使えない)お湯で調理出来るものが良い(アルファ米、カップ麺、缶詰めなど)
・トランジションでの動きを何度もイメージしておく必要あり
・レース当日の朝のトイレは数が少なく、紙がない!(トイペ用意必要)
・バイクで用を足すには工夫が必要(下り坂で脚を止めて)
・暑さ対策にサウナ練は非常に有効
・ランでの氷袋は非常に有効
・ランでのキャップは非常に有効
・ランでの補給は塩タブで充分(後はエイドでの補給でOK)
・ノンウェットスイムではタイミングチップは外れないように(上からテープを巻く、安全ピンで留めるなど)
・パイオニアのサイコンはオートストップを切っておく
・ストリートギアバックには乾いたタオルと着替え(上)があったほうがいい

IM Malaysia レースDay 〜ラン〜

2019-10-26 10:10:32 | KonaChallenge
◇ラン



涼しいT2の建物(MIEC)に設置されたランコースをグルリと周り外へ駆け出す

脚は重いがしっかりと動いている
コーチに言われた通り最初の1時間(又は10㎞)はとにかく楽にゆっくりと動くように意識する

少しずつ日が落ちてきているがまだまだ気温は高い

2㎞毎にあるエイドでは一度止まり、
氷袋に氷を入れ、キャップの中にも氷を入れて被る
キンキンに冷えたミネラルウォーターボトルを取り、手、肩、頚、頭、胸とかける
コーラを一口のみ、アイソトニック飲料も一口
…というのがエイドでの流れ

YOME特製の氷袋が逸品で、手に持って走り溶けてきた氷水を頭や胸にかけることも出来て常に身体を冷やすことが出来る!
その上、防水素材で出来ているので、2㎞先のエイドまでしっかりともってくれる
この氷袋のお陰で最後まで快適に走れました



コースはT2を出て空港沿いを走りゴール近くのホテル(Meritus Pelangi)の横を通ってUターンし、
再びゴール近くのゲートを通ってT2へと向かう…という周回コースを2.5周

T2を出て空港沿いを出ると強剛チームのHさんが折り返していた

お〜流石に速い!ほぼ1周回差!!
ラップされる勢いだ
このHさんにどれだけ近づけるかで順位も分かるだろう
(実際、Hさん45-49の断トツのトップで足下にも及ばないのですが)

同じくまだ走り始め5㎞も経たないうちに、45-49の知人、友人ともすれ違う
流石の私も明らかにスロット圏外の順位にあるのは理解出来ましたが…
不思議と全く悲壮感も無く
”まだまだ走り始めたばっかりだしね”
とまたも根拠のないポジティブシンキング
脚を動かし続けていればそのうち回復するだろうと

むしろ、最初の10㎞はバイクで使った脚を休める”至福の”時間だと思っていたくらいだったので
どんなに遅くても気にしない

ホテルを過ぎてUターン、再び町中を抜けてホテルへ向かうあたりで10㎞経過
…だがちっとも脚に力が入る感じがしなかった

うぅぅん、もう一段階ここから上げられるか?
と思い、タイムを見るとまだ走り始めて1時間経過していなかったので下方修正
1時間…13㎞あたりを…を目安にギアチェンジしよう

再び空港沿いの滑走路近くを走りT2会場へ向かう
冷えた会場内はお腹が冷えそうで…ここでようやく尿意が!

今頃かい!(`Д´)…と一人ツッコミ

T2会場を出て2周目に入ろうか…というあたりで
日本人のトライアスロン仲間の方で応援に駆けつけてくれたTさん夫婦から
「エイジ38位くらいかな…追い上げているよ〜」
と教えてくれて、ズッコケてしまいそうでしたが
…まあ、あのバイクの出来だからショウガナイよね

「ありがとうございます!楽しんできま〜す」

と伝えるも、ちっとも落ちこんでない自分に驚く
”うん、まだイケる!あと30人抜けばいいんだよね”
とこれまたポジティブシンキング

Garminデータによると、確かにこの2周目前半はペースも安定していた
ペース安定の理由は軽量化もあるかもです

T2出てすぐにトイレに入ろうとするが、
何故か各エイドには簡易トイレが1つ、2つしかない(;゜ロ゜)
そして大体どちらも使用中…

いくつかのエイドを過ぎて20㎞過ぎのエイドでようやく空いているトイレを発見
ここで軽量化を済ませ、かなりスッキリ!



脚取りも軽く進む進む

少しずつ順位が上がってきているのも分かってきて更に元気が出てきた

また、KonaChallengeメンバーTさんはじめ、多くの仲間がすれ違う際にエール交換でモチベーションアップ

2周回目のラップでホテル横を通る際にご主人も同エイジで出場しているTさんから
「エイジ5位まで上位陣、5分30まで落ちている。捕まえられるよ〜」と教えてもらう
例え遙か先にいる選手でも同じコースで走っている
その先に確実に居るということだけでも充分過ぎる情報だ
感謝感謝

2つ目の周回バンドを腕につけてもらい三度T2会場へ

この時点で30㎞過ぎ
流石に脚に効いてきているようで、あちこち攣りそうだ
滑走路にはライトアップされ日が落ちる選手をサポート
明るいうちにゴールしてかったが…まあ、ショウガナイ
アイウェアを外しイブニングランに備える



三度目のT2会場を出る頃には日も殆ど落ちて日中の暑さも随分和らいできた

この間ずっとお世話になったYOME特製の氷袋を背中のポッケにしまい、ここからは各エイドでの水とコーラで補給

3周目の滑走路はやけに長く感じましたが、ここでもKonaChallengeメンバーTさんから激励をもらい刺激をもらう

39㎞を過ぎ、ホテルの賑わいに既に多くのアスリートがゴールしていることが分かった
…が、どこから沸いてくるのか分からない自信が
「まだイケる!きっと大丈夫!」
そう思わせてくれる

今までのキツく辛い練習の積み重ねが無駄ではなかったのだろう
”あれだけ頑張ったんだ、あと数㎞なんてナンテこと無い”
ずっとそう思えた
これはコーチのお陰だね…ありがとうコーチP!

三度目のUターン過ぎ、ゴールへと続くレッドカーペットへ

この数十メートル
順位とかタイムとかどうでも良かった



ただただ、ここまで来られたコト
そのことが嬉しい
頭が空っぽで無心のゴール!



ゴール後、倒れそうになりながら
ふり返り一礼

ここで初めて自分のタイムを知る
11時間11分…
悔しいとか残念とか…そういう思いは全く無く
あぁそうか…やれることは全部やった…これが自分のレースだ
と思ったらスッと心に収まった感じ

再び向き直り一礼
…したところで膝から崩れ落ちる

MCの肩が素早く肩を貸してくれた
「よく頑張ったなぁ〜。座って休むか?メディカルを呼ぶかい?」
と、
自分でも一瞬何が起きたのか分からなかったが
安心したら力が抜けただけのようですぐに脚に力は戻ってきた
「大丈夫だよ。だって、私は”ironman”だから」
そう笑顔で応えると
「ハハハ〜!そうでなくっちゃ
 You are Ironman」
と称えてくれた

レース後に一番最初に思ったコトは…
あ〜お腹空いた!

思い通りにはいかない
だからころ止められないのかもしれない
それこれがIronmanの魅力なんだろう

Run 3:38:56(2位)

IM Malaysia レースDay 〜バイク〜

2019-10-26 09:21:05 | KonaChallenge
◇バイク



バイクを走り出してすぐ、エアロバー先端に差しておいたフィンガーレスのグローブを装着
コースはVR(Zwift)で何度も走っているし前日のタクシー試走で大体は頭に入っている



IMはその8割はバイクにかかっている…と猛者にも言われていた
今までの練習、コーチからのアドバイスを思い出す

まずは、スイムで(実際はT1ダッシュかなσ(^◇^;))失った水分を補給
補給用のボトルをグビグビ

コーチのアドバイス通り、最初の20㎞弱(約1時間)はパワーを抑えて、楽に回すことだけを意識



しばらく走るとダタイ(Datai)の登り(モンキーゾーン)に入る
距離的にこのモンキーゾーンを登って降りる(登り切った所でUターン)あたりで30㎞あたりなので
この区間は”頑張らない”アップの時間と決めて何人抜かれようと気にせず走る

丁度、モンキーゾーン入り口に入る頃、Uターンして戻ってくる選手とすれ違う
強剛チームのHさんがかなり余裕を持っている感じで隣の方と談笑?しながら走るところですれ違う
彼がエイジの上位にいることは間違いないので、まずはHさんを目標に行こう…と思うが
ここですれ違うということは、20㎞弱は離れていることになるよね…という冷静な声には耳を貸さないように(^_^;…して淡々と

途中、KonaChallengeメンバーTさんとすれ違いエールを貰う
コーチからアドバイスを受けた坂の攻略法で淡々とペダルを回しUターン場所へ
そこからは下り基調



スコールが降ったら下りではスピードを出すことは出来ないから、せめて晴れている今のウチに…と、頑張らないペダリングなりにクルクル回す
日差しが徐々に強くなり背中の黒い部分(腰あたり)に熱がこもっている感じに



序盤から首筋、腕、頭と水をかける
ネックガード、ボレロ、サイクリングキャップと真夏の練習でもジャブジャブ水をかけて気化熱で冷やすということをやっていたので掛水を続けていれば暑さはそれほど気にならなかった
ダタイのモンキーコース終盤に最初のエイドを通過
すでにココまでに掛水用のボトルが1本空になっていたので水ボトルを貰って交換
ダタイのモンキーゾーン終えて、島の北東方面へ海沿いの道を進む
このあたりから巡航開始





コーチからパワー配分の表を貰っていたので、それを(プリントアウトしパウチしたものを)ハンドルバーに貼り付けていたので
チェックしながら決して踏みすぎないように…とにかく1周目は抑えて
…とサイコンに集中…と思ったら、サイコンが止まっている(;゜ロ゜)

何故に?!

そう言えば、モンキーゾーンでも何度かピッピッ言っていたよね…キミ

どういう訳かオートストップが頻繁に入っていたようだ

うぅぅん、スイムアップの時間もチェックしていなかったから、レース経過と距離が分からんぜよ…

幸い、距離表示の看板を時折見かけたので、そこで今のサイコンのズレを確認
この段階で5㎞ぐらいのズレ…ここでサイコンいじって修正したも良かったのだが
ダタイを抜けて島の北東部からぐるりと回って南東のクア(Kuah)に向かう途中までの道の荒さと
交通規制が殆どされていない道路は大型トラック、バス、車が同じ車線をどんどん割り込んで入ってくるので全く気が抜けない

とてもじゃないけどサイコンいじっている余裕無し

”まぁ、いいっか”
ここでもポジティブシンキング

距離は何となく分かるし、エイドの場所は全てメモってパワー配分表と一緒に書いてあるし、
コース上何度か先を行く選手とすれ違う場面もあるからそこで大方の順位が分かるだろう

スイムのトラブルに続きちょっとした心配事発生…普段の自分ならパニクって頭真っ白でネガティブ思考で一杯になる所だが、
どういう訳か”何とかなる”という変な自信と落ち着きだけはありました

50㎞過ぎあたりで猛者Yさんが颯爽と通り過ぎパスする際にエールを贈ってくれた
体調が心配されていたけど、全く問題無さそう!流石だ
…と感心している場合じゃ無い(^0^;)

ここで冷静に自分も今の位置と体感?経過タイムを考えると…このペースだと恐らく6時間20分くらいかかるなぁ…と
もともとバイクは5時間半を目標に設定パワーを決めていたのだが、やはりVRと実際のコースではかなりの乖離があるなぁ…
ここで少しだけ強度を上げて指定されたワットよりも”10W”だけアップ(登りを除く)



先ほどまで先で抜いて平地で抜かされていた外国勢をパス
そうこうしているウチに1周目の難所…クアの三段登りのヒルクライムと程なくやってくる10%越えのヒルクライムにやってきた

いやぁ…覚悟はしていたが1周目から効くね…既にバイクを降りて押して歩く人もチラホラ
坂の頂上は日本の国旗を掲げたご家族が応援
嬉しいね〜
「2周目もお願いします!」
と伝える

ヒルクライム2連チャンを終えて1ラップの終盤…サイコンはあてにならないが2時間以上は経過しているはず

ここまで全てのエイドで掛水ボトルをもらいかなりの水も飲んでいるのだが、まだ尿意がこない…
コーチには2時間と4時間経過したあたりで用を足す(排尿)ように言われいたのだが
恥ずかしながら、私まだバイク乗りながら…出来たコトがないんですよ
勿論、練習ではやっていませんですし、過去の大会でも
この一線だけは越えてはいけない…と死守(何を?)していたのですが、
今回は確実にクオリファイ獲得を目指す上で捨てるモノは捨てる!
…と決めていたので、初のライド用足し?!を試みる
80km過ぎの緩い下りで脚を止め、下腹部に力を入れ…
うぅぅぅぅ…出ない…

結局、この場面では上手くいかずそのまま2周目へ
2周目に入り補給にも気を配るが、補給用のボトル(粉飴大さじ6杯+アミノバイタル粉末×2)で充分間に合っている感じで
別に用意したジェルをそれほど必要としない(空腹感を感じない)感じ

それでもランでガス欠になるのが恐かったので、フレームに付けた弁当ボックスのジェル(8本:ノンカフェインジェル5本、カフェインジェル3本)をいくつか摂取
ゴミは全てウェストベルトに入れてエイド近くのゴミ捨てゾーンで捨てるようにしていた

結局、ジェルは後半にカフェインジェルを数本(2週間カフェイン断ちしたお陰で少しスッキリしたかな)数本残すのみだった
背中にポッケに入れておいたカフェインジェル(別の味)にはほとんど手を付けずだった

再び2周目のダタイのモンキーゾーンへ
このすれ違いでかなり知人(同エイジも)も居た…が気にしてもショウガナイ
強剛チームのHさんとすれ違ったのはダタイに自分が入る際に、既にUターン終えてダタイのコースから島北東部の道路へと行くところですれ違う

いやぁ〜離されちゃったなぁ…
と思ったが、
まあ、ランになってから考えよう
とあっさり切り替え
おそらく自分は全体の真ん中より少し遅いくらいかなぁ…と

2周目に入り島を海沿いに北東から南東へと向かう道は、1周目よりも車の数が増えたような気がする
何度か自分も前にトラックが入られて、路肩沿いを走らなくてはいけない場面がありヒヤヒヤした
ただでさえ道が悪いのに、路肩沿いは穴やひび割れが多い…運が悪ければ一発でパンクだ

それから、どこのエイドでも子どもたちが
「ボトル、ちょうだ〜い」
と手を出してくる(これも結構アブナイ)
事前のブリーフィングで、この子どもたちにボトルを渡すところをマーシャルに見られるとペナルティーを取られる(ゴミを捨てた行為と見なされる)と聞いていたので、
エイドとは関係無い所にいる子達は申し訳ないけど素通り
エイドのゴミ捨てゾーン近くに居る子どもたちには空になったボトルを上げるようにしていた

130㎞過ぎのエイドは水ボトルが少なくなってきたようで、2箇所貰えるはずの水ボトルが1箇所しか無かったため取り損ねる
予備の水ボトルがまだあるので平気だったが後で聞いたところ、後続のグループは既に90㎞過ぎのエイドから水ボトルが無くなっていたようだ

そう言えば、この日はあれほど警戒していたスコールは一度も無し
お陰で下りもスピードを出すことが出来たが熱中症で倒れた人も多かったようだ

自分は猛者Yさんから教えてもらった毎週末のサウナ練のお陰で暑さに関しては全く問題無し
むしろ日本の8月のダブルライド(二日間連続180㎞ライド)の時の方が暑かったくらいだ

150㎞過ぎて再びクアの街に入る
ここまでパワー配分表よりも少し高い値で順調に回せている
ここの坂さえクリアすればほぼバイクは終わったようなものだ

…が、そんなに甘く無い
二度目の坂はまるで別人のよう

こんなに辛かったっけ?!
…と思うくらい脚が重く回らない

ノロノロと坂を登る
周りの選手は早々にバイクを押して歩いている
ひょっとしたら、押して歩いた方が早いのでは…と
一瞬思ったが、すぐ横でバイクを押す選手をパスしたので
どんなにのろくてもサドルの上の方が有利!
とインナーローの乙女ギアで何とか回し頂上へ

ヤバイ…完全に脚が売り切れた
…感じがした

でもこの感じ、IM Japan(洞爺湖)でも一度経験している
”脚を回していれば回復する”誰かが言っていたっけ
下りに入ってスカスカの脚でペダルを回していると
不思議なコトに少しずつ力が戻ってくる感じがした

それと同時に
”まだイケる”
と力も沸いてくる感じ…いや、実際にワットも上がってきている

160㎞過ぎ、最後のエイドで水とアイソトニック飲料を貰う
このアイソトニック飲料が炭酸水でしかもキンキンに冷えている
もっと前から貰っておけば良かったなぁ…と思うくらい
グビグビ飲むとさらに元気に!

お〜まだまだイケるぞ〜
と実際にケイデンス、ワット共に上がっていき巡航速度も上がってきた
サイコンのメーターでは残り30㎞以上あるが(^_^;
実際は残り20㎞切っているはず



俄然やる気が出てきた

ココで最後の用足しトライ!
下り坂を利用して用を足そうとするも…うぅぅぅんイマイチ勢い?足りない
バイクでの用足しは二度チャレンジするも成功せず
まあ、どうしても我慢出来なくなったらランの時でもいっか!
とまたもやポジティブシンキング

そんな二度のトライが未遂に終わった頃
1Lap目に羨ましそうに眺めた看板”2周目はコッチ、トラジションへ”の方へが現れた
残り恐らく10㎞弱
…がココからは試走をしてない場所
慣れない道は長く感じるねぇ…(^_^;

そこに原チャリに3人乗りしたどう見ても中学生ぐらいにしか見えないお子様達が後ろにピッタリと付いてきた
「もっと速く!」
エールを送ってくれたのか、ありがとね…

ナンテ思っていたら、突然、ガッとサドルに衝撃が…(;゜ロ゜)

サドル後ろにつけたボトルケージからボトルを抜き取ろうとしたようで危なく落車しそうになる
「オイ!」
と、怒鳴った所すぐに姿が消えていった

ふぅ…何故にそこまでボトルを欲しがるんだ?
ここで落車したら元も子もない
慎重に…でもペース配分はギリギリ出せる範囲で

公園の中のような細い道を通り、T2へと抜けるT字の大通りに向かうあたりで…
どういう訳がボランティアがいない(;゜ロ゜)

右?左?どっちだ…確かに事前のコース紹介ビデオでは右だったような…
と思いながらT字のどん付きに近づくと
あったあった小さい看板
右だ
…とその近くの椅子で座っているボランティアらしい方…
お〜いσ(^◇^;)
暑い中大変だと思うけど、どっちか教えてくれよ〜

大きな橋を渡り終えたあたりでまたもや十字路
そして…今度はボランティアも居なければ看板も無し
おいお〜い!

そのまま直進するも前の選手も見えない
流石にヤバイと思い減速し先ほどの十字路まで戻ろうか
…と思ったら、後ろから来た選手も同じ道を走ってきている
根拠は無いが大丈夫だ!…と思いそのまま1㎞ほど進むと…
見えてきましたT2のMIEC(Mahsuri Merchandise Exhibition Centre)!

ここ数年全くやってこなかったバイク乗りながらのシューズ脱ぎで
降車ポイントギリギリまで乗り横乗り状態…からバイクを降りて近くのボランティアへバイクを渡す

へ〜上手くいくもんだ
…と我ながら他人事のように?!感心
冷房の効いた巨大な会場へダッシュ

ランギアを受け取りチェンジングテントへ
”ゆっくり速く”
確かそんな言葉を何かの小説で読んだような

メットからランキャップへ
バイクからランのアイウェアへ
ラン用のジェルと塩タブを背中にポッケに押し込み
予め用意しておいた指先部分にたっぷりワセリンを付けておいたキッチングローブをビニール袋から取り出す
マメ防止のために足の指やつけ根にワセリンを擦り込む
手にはこの日のためにYOMEが作ってくれた氷袋巾着のヒモを通す
靴下を履きランシュー履きランギアバックを近くのボランティアに預け
走り出す

一瞬、横目に簡易トイレがチラッと…結局、バイクでは一度も用足しが出来なかった
どうする…と思ったがそれほど尿意も感じなかったのでそのままラン計測ゲートへ

思ったより脚が動く
イイ感じだ!

Bike 6:01:14(29位)
T2 3:54 ※3:11

IM Malaysia レースDay 〜スイム〜

2019-10-26 08:00:22 | KonaChallenge
◇スイム



駅の改札口のようなゲートに向かいイエローキャップのアスリートが5人ほどの間隔でスタート
自分は人の流れに沿って移動していたら一番外側(アウトコース)寄りになっていた

ホントはスタート後、
インコース寄りにいたIMレジェンド”クロウィ”こと、Alexander Craig(CROWE)にハイタッチしてから入水したかったんだけどなぁ…

なんて思ったのは、スタート数秒前までスタート後はダッシュでビーチへ
膝まで入ったらそこからはドルフィンスルーで

スイムは三角形の時計周りを2周回
試泳でも分かっていたことだが波は殆ど無いのだが白砂が巻き上げられ透明度は殆ど無い
すぐ隣に泳いでいる人がギリギリ分かるくらい(数十㎝くらいかな)自分の手は見えるけど、前は殆ど見えない

三回に一回のヘッドアップでなるべく蛇行しないよう…且つ、自分よりもちょっと早い泳力の人の後ろに付けるように、
イエローキャップなのでスイムに強い人にはドンドン先を言ってもらいちょっとでもドラフティング出来そうなら付いていく…の繰り返し

流石に泳力がある人ばかりなのでバトルらしいバトルはなかったのだが、何度か足首をつかまれ足を引っ張られる場面があった
それ自体はトライアスロンのスイムではよくあることなのだが、何度か”故意ではないか?”と思うような掴み方が続き、少しキックを強めに打ってみた

実はこの時少しイヤな予感がしていて
足首から手が捕まれ離される際にスリルと引っ張られる場面が数回あったので…もしやタイミングチップが取られたのでは
…と思ったが、もう既に海の中でレースも始まっている

ここで考えてもショウガナイ!集中集中!!
と泳ぎ続ける

IM CanadaやIM Japanのように丁度良いドラフティング相手も見つからず、
一人旅の方が長かったがそれでもドンドン抜いていく方々のお陰で相当体力温存して淡々と泳ぐことが出来た

敢えて失敗を上げるとすれば、この一人旅の時にヘッドアップの回数を減らしたせいで
2度、コース近くのブイに接触したことと、2周回目に隣を泳ぐ方の肘を左眼にくらいゴーグルがズレたことくらいかな

さぞかし蛇行したのだろう…と思ったのだが、Garminデータでは、3.837kmなので以外と真っ直ぐ泳げたようだ

スイムアップ後、計測ゲートを通る前に左足首を見ると…

あ〜ヤッパリ無いよ!タイミングチップ(;゜ロ゜)

予想はしていたが…やはり焦る

このままゲートくぐると失格なのか?

…と近くのスタッフに聞くもボランティアさんのようでよく分からないとのこと

おぉぉぉ〜どうするよ

オロオロしていると今度はスタッフらしき人が来てくれた
「とにかくゲートをくぐってチェンジングテント(更衣室)前のスタッフのところに行け!」
と言われ急ぎゲートをくぐる

ギアバックが置いてある数百メートル間の間にスイムスキンの上半刺を脱ぎ、ズボンの中にしまい込んだトライスーツを袖を引っ張り出し腕を通す
これはプールで何度も練習していたから走りながらでも問題無く出来た

バイクギアを取って近くのスタッフも探すも…居ないのだよ…こんな時に

スイム会場に戻り先ほどのスタッフを見つけ
「誰も居ない!誰に伝えればタイミングチップを貰えるんだ?!」
流石に焦りでパニックになりそうだ
スタッフが電話でやりとりする
「チェンジングテントでバイクに乗れる準備をしてテント出た所にいるスタッフに話せ!」
おぉぉぉ…この数分が永遠に感じたよ

急ぎギアバックを持ってテントへ猛ダッシュ
スイムスキン脱ぎ
カーフを履き、ボレロに腕を通す
サイクルキャップを被り、ジェルを入れたフラスコを背中のポッケに
予備のジェルを入れたウェストベルト(Flipbelt…ゴミ捨て対策も兼ねて)を付けてメットを被りテントを出る

すぐ近くに居たスタッフ数人に
「タイミングチップ無いんだ。代わりのモノを貰いたいのだけど連絡はきているか?」
と尋ねると
数名の女性スタッフが笑顔でウンウンと頷き
腕、足の皮膚が出ているところにスプレーを吹きかけてくれた?
あれ?何ですかコレ???
「何処なの?ここ?」
タイミングチップのことなのかと思い足首を指さすと、今度は足首にスプレーをたっぷりと…
いや…だからコレってタイミングチップ受けとる前の必要な作業なの?
「それで…タイミングチップはどうなっているの?」
と尋ねると…

「あれ、クラゲに刺されたんじゃないの?」
(・0・)

ちがぁぁぁぁぁぁぁぁうぅぅぅぅぅぅうx〜ヽ(゜Д゜)ノ

「あぁ、それなら、あそこ(T1のバイク乗車地点)にいる黒い帽子のスタッフに話をして」

マジですか…(;゜ロ゜)

トラジションの端ッスよ

…と思ったのと同じくらい身体が早く反応し猛烈ダッシュ!

いいじゃないの!上等だよ!ガンガン心拍上げてバイクでスムーズに走り出してやる〜

と何故かポジティブシンキングな自分に少し驚く

居たイタ!黒キャップの女性
「スイム中にタイミングチップが無くなったんだ。新しいモノを貰えますか?」
そう!その手には茶封筒…おそらく新しいタイミングチップ
それが欲しいのさぁ〜!早く!!
「あなた、どうしてタイミングチップが無くなったのか、チェンジングテントを出た所にいる黒キャップの女性に伝えた?」
ハイ?!
「その人に理由を伝えないと渡せないわよ」(キッパリ( ̄ー ̄))

マジかぁ〜

再びトラジションの端から端までダッシュダッシュ

…居ましたよ
しかも先ほどのスプレー騒動をすぐ側で見ていたじゃないの…
落ち着け〜…なるべく丁寧に詳細を伝える

「つまり(あなたの不注意で)無くした訳ではない…ということなのね」
ハイそうです、先ほど何度もそう言っているじゃないか〜という心の声はグッと堪えて
「ハイ」
何やらスマホらしき端末での作業を終え、
「(先ほどのバイク乗車地点に居る)黒キャップの女性からチップを受けとって。それを付けるまではバイクに触ってはダメよ」
自分の体感時計では十数分経過したような気がしたが、恐くてGarminが見れなかった
三度ダッシュダッシュダッシュ

もう一人の黒キャップの女性から
ようやくタイミングチップを貰う
左足首装着!
礼を言ってからバイクラックへ


これが”その時の”様子…どんだけ走り回っていたのだか…(;゜ロ゜)

どれだけタイムロスしたんだ…???
いや、考えてもショウガナイ
走っていればコース上で大体の順位が分かるだろう
バイク乗車地点までこれまたダッシュ

Swim 1:19:31(50位)おそらくチェンジングテントを出た時間と思われる
※スイムアップ 1:16:38 Garminデータ
T1 8:06 
※11:19 T1ダッシュインターバル走?トータル時間/Garminデータ
実際のスイムアップから、10分弱(13:26)のロス…これが後々まで響くことになる

IM Malaysia レースDay 〜スタート前〜

2019-10-26 07:00:42 | KonaChallenge
◇スタート前

レース前日
早めの夕食を済ませ19時半にベッドへ
21時と12時過ぎに蒸し暑くて目が覚める
12時過ぎに目が覚めた時はエアコンの設定温度を3度ほど下げる
後で同じホテルのKonaChallengeメンバーTさんに聞いたところ、夜中にかなり激しいスコールがあったようだ(蒸し暑さはその影響らしい)

3時の目覚ましで起床



日本から持参した
・赤いきつね(カップ麺)
・牛肉大和煮×2
・赤飯(アルファ米)×2
・豚汁(レトルト)
という朝食を頂く



ちょっと食べ過ぎ感はあるが、スタートまで約5時間…消化するだろう
SNSでエールを送ってくれた方に返信をし、帰りの飛行機のオンラインチェックを済ませておく
早めに移動してもトラジションがオープンするのは5:45
ホテルから1時間もかからずに移動出来るはず
それにスタートは70.3の選手を見送って(7:00)から約1時間後(7:52)からなので、まだまだ余裕がある
ゆっくりとお腹を落ち着かせ、トイレで数回軽量化を済ませ5時にTさんと一緒にホテルからタクシーでT1会場のダナ(Danna)へ移動

ランカウイ島の日の出は遅く5時過ぎでもまだ真っ暗だ
街灯のない道を…時には裏道らしき道?を通るが、Grabアプリで読んだタクシーは事前に料金が決まっているのでふっかけられることはないので安心だ
選手を乗せるタクシーか大型バンぐらいしか車を利用していないせいか30分ほどでスイム&T1会場のダナに到着

トラジションがオープンするまで近くの芝生で座って待つ
空には満天の星空!目の悪い自分でも手が届きそうなくらいの星の輝きに目を奪われる
北半球、南半球と各地の都市部のレースには何度も参加してきたが、
赤道に近く雨期と乾季しかない南国レースは初めてだ
これもレースの醍醐味…恐らくこんな機会でもなければ訪れなかっただろう



そうこうしているウチにトラジションの前に並んでいた集団が動き出す
トラジションがオープンしたようだ
まずは自分のバイクのチェック
確かに激しいスコールがあったようでバイクが結構濡れている



昨日付けておいたハンドル、サドル、リアディレーラー周りのビニール袋とカッパを外し
雨で落ちたと思われるチェーンオイルを差しておく
それからTさんにフロアポンプを借りてタイヤにエアを継ぎ足す(昨日、バイク預託の際に熱でタイヤがバーストするかもしれないのでエアを抜くように言われていた)
ここでTさんのアドバイスを聞きいつもより空気圧を落とすことに
フロント7.0→6.5、リア7.5→7.0
前後とも0.5気圧落とす
前日の試走で路面状態の悪さはチェック済みなので、少しでも衝撃を和らげるように
補給用のボトル2本をハンドルとダウンチューブのボトルケージに差し込む
一通りバイクチェックを終えてトランジションエリアを出る

その後はスイム会場近くに座って待つ
自分はトイレや忘れモノ(グローブ)をセッティングするためもう一度だけトランジションエリアに入ったが、基本は座ってのんびりスタートを待つ



ストリートギアバックに入れておいた、カステラと補給ジェル、ペットボトルの水を頂きながら、合流した他のKonaChallengeメンバーと歓談し、クラゲ防止のクリームを全身に塗り、少しずつスイム準備

70.3の選手がスタート(7:00)したあたりで、ストリートギアバックを預け、トイレで最後の軽量化をし、スイムエリアに移動
少しだけ試泳を済ませ、プロのスターと(7:45)を見送り、ローリングスタート準備

無謀にも選択した先頭集団であるイエローキャップ(ゾーン1:1:15以内)の集団の流れに沿って前に進む
最後にもう一度KonaChallengeメンバーでお互いにエールを送り5人前後で数秒間隔のスタート地点へと移動する

外は充分明るい

いよいよ始まる…
4年ぶりのIM

もうたっぷりここまで苦しんできた
後は楽しむだけ

”自分の”レースをしよう

IM Malaysia レースDay 〜概要〜

2019-10-26 06:47:37 | KonaChallenge
IM Malaysia レースDay(2019/10/26)



○予想タイム
Swim 1:20
Bike 5:30
Run 3:20
Total:10:15(T1&T2含む)

○結果
Swim 1:19:31(50位)※1:16:38
T1 8:06 ※11:19
Bike 6:01:14(29位)
T2 3:54 ※3:11
Run 3:38:56(2位)
Total 11:11:40(13位)
( )は45-59エイジ(212人)での順位
※Garminデータ
Kona クオリファイは7位(10:54)まで、ロールダウンは無し



○各データ
Swim
C4 IM Malaysia Swim 1:16’38”(2:00/100m)3837m 47Swolf 心拍159/174bpm。エネルギー消費603kcal トレーニング効果テンポ(有50./無2.1)運動負荷623
Bike
C4 IM Malaysia Bike ※5:55’05” 167.37km AV159W NP170.4W 157/172bpm 250.1TSS IF0.65 3373.3KJ トレーニング効果店舗(有5.0/無2.1)運動負荷481
※バイクデータはサイコンが制動に作動しない時間が多く全てのデータが正しく測定出来た訳では無い
Run
C2 IM Malaysia Run 3:38’58” 41.98㎞ 平均ピッチ176spm 平均上下動8.5m 平均接地時間239ms 心拍157/170bpm。エネルギー消費1475kcal トレーニング効果テンポ(有5.0/無2.1)運動負荷587 51.1/48.9%

具体的に
出来たことと
出来なかった事をまとめると

出来たこと
・暑さ対策(サウナ練)のお陰で暑さによるダメージは抑えられた
・スイムアップはほぼ練習通り
・バイクはコーチからの指定ワット通り(それ以上)で最後まで回すことが出来た
・ランは前半抑え、後半巡航といういつもの練習通りの流れで走れた(30㎞過ぎてから中弛みしましたが)
・ランでは氷袋のお陰で快適に走れた

出来なかったこと
・スイムでのドラフティング
・スイムでのヘッドアップ(数回ブイにぶつかる)
・サイコンの修正
・バイクでの用足し
・バイク、ランとも後半のスローダウンを抑える

◎IM Malaysia レース概要

タフな環境のサバイバルレース
暑さと湿度は対策は必須
バイクがポイントとなり
路面の悪さ、交通事情、動物(サル、お子様達?!)、補給等への準備、対応が必要

その上で、
スイム 1:10〜1:20
バイク 5:30〜5:45
ラン 3:30〜3:45
ぐらいの幅で、10:30〜11:00内でゴール出来る力が必要

尚、今年は地元の方も驚くぐらい珍しくレース当日スコールが無かった(10月のマレーシアはまだ雨期なので一日数回はスコールがある)

男性の45-49だけ見れば
クオリファイ獲得圏内は10:30前後
7つのスロットの下限(10:54)で考えれば、決して手が届かない…ということはないが
細かなトラブルは抜きにしても、更なるバイクの強化が絶対条件だと痛感

目標に掲げてきたクオリファイ獲得が出来ませんでしたが、
自分が思い描いていたレース展開をし
今までのネガティブな自分に勝つことが出来ました

スイムはGuryeを想定したウェットスイムからノンウェットスイムへ
練習では、1:17という何とも情けないタイムしか出せず…
1:20内で収まればいいと思っていたので、1:16で実際のスイムアップが出来たことはむしろ上出来



バイクは事前に5時間半を想定した推定強度では、おそらく6時間半はかかっていたでしょう
途中から指定されたよりも強度を上げ、練習以上の出力で走り切りことが出来たのは自分では成功だったと思っています
※コーチからはこの前半でのツッコミが後半の落ち込みに繋がった…と指摘がありましたが(^_^;



ランも練習通り、前半抑え、後半ペースアップ…は概ね出来ました
30㎞過ぎてから攣りそうになり、ペースダウンはしましたが10時間近く動き続けていれば何処かしら痛みが出るなんて当たり前だと思っていたので、バイクでかなり脚を使った割には動けたほうだと思っています

また、
怪我や故障することも無く、(翌日には仕事が出来るほど)レースを終えられたことも嬉しく思っています

どんなコース、環境でも10時間前半に収められるような実力が必要です
私には、今はまだその力が無かったということ
今は”自分のレースが出来た”上で充分にそのことが理解出来ました

やれるだけのことをして
その時に出来る精一杯が出来た
こんな清々し気持ちで完走出来たのは初めてだと思います

ここまでにかけてきた時間、労力、多くの方からのエール、YOMEのサポート…
その全てが意味がありました
”ironman”という競技に魅せられ、夢中になり、全ての力を注げたこと
とても誇らしく思っています



以下、実際のレース当日のふり返り(五部構成)です
長文になりますが、このレースレポート自体最後になると思いますので
今の気持ちも含め書き残す事が無いようにしたいと思っています

レース準備完了!

2019-10-25 09:42:50 | アイアンマン


レース準備完了!



に夢中になっていたら日付をまたいでいました

…という事でオフィシャルの試泳はパス
朝はたっぷり熟睡
持参した赤飯とイワシ味噌缶で朝食

朝食後は
真夏のような日差し(でも湿度低くてカラッとしている♪)の中
自転車でギアバックを持ってT2会場へ



Sam Sakaiさんのよる日本語ブリーフィングに参加
Konaチャレメンバーはじめ日本全国からの懐かしのトラ仲間にも会えました





T2ではランギアをラックにセット
動線も確認



次に向かうはT1&スイム会場









バイクセッティング後
バイクギアをラックにかけ
タイミングチップを頂く





せっかくなので目の前のスイム会場へ
第一ブイのところまで泳いできました



南国気分満載の海で泳げるだけでも気持ちイイ



葉山で凍えながら泳いでいた事を考えたら
ここは楽園ですよ〜



透明度は低いですが波も無く快適♪



スイム後は豪勢なハンバーガーを頂き❣️



そして本日の〆は
タクシー貸切での“バイクコース試走”



1周+αグルリとランカウィ島を周ってきました
感想は…見といて良かったぁ〜

・おサルはモンキゾーン以外でも何処にでも居る(しかも集団)
・道の真ん中に居るおサルは決してどかない
・初見だと心が折れそうな坂がいくつか在る
・路面状況は荒川CRの道が悪いトコロレベルがチラホラ
・途中通過する村は道幅狭く飛び出し注意
・1Lap温存しないと2周目には完全に脚が売り切れになる
・下りはカーブも多くスコール時は注意が必要

というトコロでしょうかね

ホテルに戻ってからは
赤いきつね、赤飯、焼き鳥缶詰夕飯



タトゥーシール貼ってそろそろ寝ま〜す
あ〜明日が楽しみだ

南国レースの始まり♫

2019-10-24 11:15:49 | アイアンマン
YOMEの見送り&エールを受けて
昨晩の夜の便でKonaチャレメンバーとフライト



早朝にはクアラルンプール到着



5時間待ちのトランジットも出発ロビーで寒さ(メッチャ冷房効いてます!)に耐えながら朝寝
お昼前にはランカウィ到着





空港から徒歩10分のエキスポでアスリートチェックインを済ませようと思ったら
突然のスコール‼️
南国ならではですね
気温、湿度高いですが、日本の夏に比べたらまだ耐えられる感じ

結局ホテルまでタクシーにて先に移動
荷物を置いてから再びエキスポ会場へ



ここでホテルの方にタクシーを呼んで貰ったのですが
コチラではタクシーアプリ「Grab」が広く使われて居て
ホテルの方もこのアプリを使い
数秒でタクシー到着
凄いなぁ〜


ホテルの部屋はこんな感じ

そしてお値段は…最初に使った空港の客引きタクシーの3分の1以下(^◇^;)
す、スゴイなぁ…



エキスポでアスリートチェックインを済ませ
同じくマレーシア参戦のKonaチャレメンバーとも合流



私達はロストバゲージする事なく乗ってきた便でバイクも受け取れましたが
かなりの方が翌日の便までバイクの受け取りが出来なかったようですね

その後は一旦ホテルに戻り
バイクを組み上げから
ゴール近くのホテル会場へ



ウエルカムパーティーに参加



美味しい食事(特にマンゴー(^○^))をたっぷり頂きました







パーティー終えてからは
夜のランカウィの街を散策



ナイトマーケットでお買い物♪

屋台の食事もどれも美味しそうでしたが
レース後の楽しみにしておきます

パッキング終わった〜

2019-10-22 11:14:36 | アイアンマン
パッキング終わった〜



…朝4時⁉️
なんだか横にメッチャ膨れていますが…見なかったコトにσ^_^;



無理言ってお休み貰ったので今日の夜まで予約びっちり
仕事終えてから成田の夜の便で出発します

ここまでバタバタだと
ピーキングとか調整とかもう分からんぜよ!
…という感じですが

夢中になれるモノ
没頭出来るモノ
大好きって胸を張って言えるモノ

それを持っている自分は幸せだと思います

それに
こんな自分の背中を押してくれる
沢山の方が居てくれて
今こうして此処まで来れたのかと思うと
それだけでやる気満々です

まずはお仕事頑張るっぺ💪

臨時で輪行講座

2019-10-21 11:08:08 | KonaChallenge
今日も時間作り出す!
予約の狭間の時間に中抜けさせてもらい工具専門店へ



リアディレーラーを外すための5㎜の六角(長めのモノ)を購入
暑さ対策でリアのボトルケージを1つ追加したら…ネジとワッシャーが足りない!…とこれまた金物屋さんに梯子

ギリギリ午後の患者さんまでに戻って来られました💨



研修終了後はTTバイク自走で駒沢のLuminaオフィスへ

マレーシア航空の預け対策(三辺の和204㎝以内)のため
”バイクポータープロ”を入手!
ナントナント、私のために臨時で輪行講座も開いてくれるとのこと…感謝感謝です



一番ハードル高いと思っていたリアディレラー外しもメカニックさんの丁寧なご指導のもと、スムーズに出来ました♪

出国二日前バタバタですが…
中国から帰ってきたKonaChallengeボスをはじめ、Luminaスタッフの皆さんから激励を頂きモチベーションアップ( ^o^)ノ
ありがとうございました(*^ω^*)

時間は自分で作るモノ!

2019-10-20 23:19:28 | Weblog
今日は一日研修!
…ですが、時間は自分で作るモノ!

研修前に朝イチプールで40分スイム
ここまできたらもうジタバタしてもショウガナイので
一番苦手な種目の不安解消(^0^;)



その後すぐに研修会場へ移動
夕方までみっちり学びの人でした



その後はYOMEとレース前の買い出し!
新宿区民なのに一度も行ったことがなかった
新宿の東急ハンズへ



マレーシア経験者の皆さんからアドバイス頂き
レース前日夕食とレース当日朝食の2食分+α



その他…小物などなど



夜は最後のサウナ練を兼ねて温泉へ
11分×2、12分×2…💦
コレ…練習より辛いかも…σ(^◇^;)
でもコレが最後と言い聞かせ
後は寝湯でマッタリと2時間過ごして帰宅

バタバタで未だに荷物の準備もバイクのパッキングもしておりません
…が、もう寝ます!
明日も一日研修だぁ〜
睡眠が何よりのリカバリーですからね(*^_^*)

雨の土曜日

2019-10-19 23:53:42 | トレーニング
雨の土曜日
レース前、最後のTTバイクでの実走…と思ったのですが叶わず



それならば
…と、TTバイクをローラーにセット
コースは”IM Malaysia”をZwiftにて
気分だけでもマレーシアコースの実走



今日のお題は
Bike Long(180分)+ブリックラン(30分)



先週の4時間半ローラーに比べたら3時間はあっという間
1Lap終えて、2周目の坂を登り終えたあたりで終了





3:01’06” 82.31km AV178W NP181.5W 159/179bpm 144.8TSS IF0.69 1936.9KJ トレーニング効果制限値(有5.0/無0.0)運動負荷378



先週ほどではないですがタオル6枚、ボトル4本、ジェル2つ、塩タブ2こ…使用



発汗量が結構多かったので、ランに行く前にスポドリをコップ2杯とミルク&ミロ一杯頂き外へ
既に雨は止んでいて湿度がかなり高い(気温20℃、湿度80%)
いいね〜もうちょっと気温高いといいのだけど、この蒸し暑さはマレーシア対策にもってこい

30分のブリックランなので
短くサクッと御所、外苑を1周
適度な坂があって緩急つけられていいんだよね
ちょっと発汗量が多いなぁ…と思ったら
案の定、ハムがピクピクして攣りそうになる
途中の公園の水道で塩タブを流し込む

頭から水を被ると少し落ち着いて感じ

ラストは少しピッチ上げるつもりでいたら…自宅まであと数百メートルというところで
また攣りそうに!
マイッタネ



今日はレースで履くターサージール6で
レース前最後の実走をしてイイ感触のまま終えたかったのに…
シューズはバッチリなのに脚がピクピクしちゃって(^_^;

なるべく楽に下肢に力みが出ないように動き帰宅



Run Second 33’016”、7.55㎞

う〜ん、マレーシアでも充分考えられるなぁ
攣り対策…といってもナトリウム摂取ぐらいしか出来ないだろうけど
良い予行練習になりました