08/13(土)
Race Day
第37回彩湖道満トライアスロン大会 ATCカップ
3:35:28 総合11位 エイジ(40〜49)5位
Swim1.5km 33:29(49)、 Bike42km 1:14:52(7)、 Run23.45km 1:47:07(10)
昨晩一応レース準備するも
自分の中では
”明日は中止だろう”
と半ば諦めモード
かなり開催されたとしても
荒天の実施となれば距離も短縮等されるだろう…と
準備もかなりアバウト
大会HPでは、開催で検討しているとのこと…
嘘だろう
当日朝には中止となることも考えられる
Malaysiaの暑さ対策のためにエントリーしていたこともあり
台風の中の実施ではそれも叶わない
ウェアや補給など試せる機会と思っていたが無理そうだ
暑さ対策用のアームカバーや、バフ、カーフ等使うつもりだったが雨なら必要無いだろうと荷物に入れず
補給もボトル2本(水)と念の為にジェル数本バイクの弁当ケースに入れておく程度
ランは終始雨ランだろうと思い、カーボンプレートシューズでは無くグリップの効く薄底ターサジール6
ウェットはサーフィン用のショートジョン(^0^;)
いつもかなり入念に準備して様々な場面に対応出来るように荷物はかなり多めになるのだが、必要最低限にしたらウェットを入れる防水リュックの半分も埋まらない程度だった
これら荷物とバイクを昨晩のうちに車に積み込んでおいた
からの
4時半起床
朝から雨も強く
全くやる気がしない…
大会HPは更新されておらず
二日前の”開催の方向で準備している”の記載のままだった
うぅぅ…会場まで行ったら中止になっていた…とかじゃないの…
5時過ぎには雨も止んだのだが
頭痛がして、お腹の調子が悪い…トイレから出られない
風邪か…と体温測るも平熱…(^_^;
完全に”登校拒否状態”
YOMEが一言”止めた方がいいよ”と言ってくれたらそのままふて寝する気満々だったのですが
YOMEの一言は
「まず埼玉(レース会場)に行ってみよう」
だった
5時半に車で出発
途中、高速で腹下しでかなりヤバいことに💦
料金所のトイレを借りて事なきを得ました
埼玉までの1時間弱もYOMEが運転してくれていること良いことに寝てしまう(-_-)゚zzz…
自分のトライアスロン歴でこれほどやる気が無かったレースは無かったと思う
会場となっている彩湖の駐車場に到着すると…
まさかの快晴(゜Д゜)
え…これって中止にする理由が無いくらいのトライアスロン日和だよね…💦
スタートまで30分
急ぎ車からバイクと荷物を下ろし受付会場に向かう
草っ原にバイクラックが置かれ100台ほどのバイクが既に設置されている
スタッフから時間が無いから急いで準備するよう言われる
バイクをラックに置き、バイクとランの荷物をそれぞれ無造作に置き受付へ
番号を告げ、アンクルバンドを貰い左足首に付けた頃には
スタート20分前…ダッシュでスイム会場(トランジションから約2キロ先)へ向かう
手にはウェット、ゴーグル、スイムキャップ、サンダルを入れるビニール袋(大会用意)
もう身体には何も残っていないだろうって位、トイレで軽量化?!しているので腹の心配はしなくても済みそうだ
ノーアップだったのでスイム会場までのダッシュは身体を温めるには丁度良かった
ダッシュしたらスタート10分前には会場到着
お腹が心配で朝食は食べずだったので
スイムエリアに用意されていた
水とバナナ、塩タブを貰う
5分前になり、ウェットを着て、スイムキャップとゴーグル用意
スタートは彩湖北東側の石段?から入水して少し泳いだ場所からのフローティングスタート
水質は…透明度は低いですが、臭いはしない
自分の指先が見えない感じ
🏊スイム(33:28、2:19/100m)
スイムはワンウェイで1.5㎞先まで岸に沿って南下
久しぶりのマススタートで前半は多少の接触もありましたが
相変わらずの激遅スイムであっという間に集団は遙か前方へ
進行方向とスイムアップするであろう橋の位置はヘッドアップでも確認出来たのですが
どうにも蛇行している気がして単独で泳ぐのを避け同じペースぐらいの選手の斜め左後ろ(自分は右呼吸なので)に付いて泳ぐ
しかし、今思えばソロでもいいからどんどん前へ泳ぐべきだった
何度か脚をつついてしまい前の選手を抜いてしまおうか迷ったからだ
スタート前に地形・目標物をしっかりと確認しておくことが必要だと痛感
また、それほど広くない人造湖ではあったが風で若干波が立っていてやや泳ぎづらく感じた
たった1500mなのに500mのGarminのLapがやけに長く感じてスタートボタンを押し間違えたのかと思ったぐらいだった
長く感じ、また抜くべきか体力温存して楽して付いていくか…など何だか悶々したスイムになってしまった
3回目のLap音で1500過ぎたあたりで選手が岸へとスイムアップしている姿が見えてきた
過去のレース記事からスイムアップ時の水底がやたら滑ることが分かっていたので慎重にスイムアップ
案の定、目の前で転倒する人がチラホラ
ここは時間かかっても慎重に石段を上がっていく
後でリザルトとGarminデータをチェックして思ったのだが
実際、スイムのタイムは33分28(2:19/100m)トップに比べ9分以上遅れている
2:19ペースなんて海練とほぼ同じ
プールでは2:00で泳げているのだから、やはり課題はヘッドアップで方向確認しつつ真っ直ぐ泳ぐことなのだろう
🏃トランジション(T1)(5:00)
上陸してから彩湖を跨ぐ橋を渡りトランジションへ
約500mありマットなど勿論ひいてないので足裏が痛い(^_^;
走りながらウェットの上を脱ぎ中に来ていたトライスーツを着ようと片腕を通すがもう反対がなかなか入らずアタフタ
橋の中腹でYOMEとKona太郎が手を振って応援してくれた
二人にタッチして元気貰ってからバイクラックへ
トランジション到着までにはトライスーツの袖に腕を通すことが出来た
自分のバイクラック到着後、腰まで脱いでいたウェットを脱ぐ
雨の中でのT1作業を覚悟していたのでビニール袋の中に度付きアイウェア&キャップを入れていたので出すのに手間取ってしまった
バイクナンバー付けてキャップ被って、アイウェア付けて、顎紐とバックル付けて…
後は芝生の中をバイク押して土手下の乗車位置まで走る
🚴バイク(1:06:16、36.6km/h)
バイクは当初、土手上と土手下の変速8周回(80km)の予定でしたが、台風接近に伴って距離を短縮
土手下のみの8周回コース(約40㎞)と半分の距離になった
180度ターンが2回、水門までのアップダウンありと比較的平坦なコース
40㎞全力走は屋外ではもう何年もやっていない
トライアスロンデビューした十数年前はショートメインだったので、何度か走ったことはあるが、久しぶり過ぎてどんな感覚が思い出すことは出来なかった
ただ、およそ1時間走になると思ったので、それならば、毎週平日ポイント練で行っているZwiftレースと同じだ…と思ったら気が楽になった
それならば感覚は分かる
ほぼZone4で突っ込んでも最後までタレることは無い
スイムでは晴れていたがバイクになってから曇天となり今にも降ってきそうだ
路面が濡れればバイクに影響が出るだろう
雨が降る前にバイクが終わればいいのだが
出だしから250w以上でガンガン回していく
これがインドアローラーなら10分も回していたらへばっていたと思うが
リアルレースは路面状況、周りの選手、コースでずっと同じ強度で踏むことは無い
特に180度ターンは安全最優先で周りに選手がいたら塗りに抜いたりスピードかなりたりとスピードの上げ下げが何度もある
そのお陰で心拍も(キツかったが)すぐに落ち着くことが出来た
2周目に一人抜かれたぐらいで基本的にはひたすら抜きまくっていた感じだった
まあ、それだけスイムが遅かった…とも言えるのだけどね(^0^;)
ドラフティングの心配をするほど同じくらいのスピードも選手もいなかったので抜いてもすぐに前に出ることが出来た
6周目ぐらいから土砂降りとなり前が見づらいほどだった
昨日、準備を怠ってヘルメットのシールドに撥水スプレー、シールドの内側、アイウェアに曇り止めを塗らなかったことを後悔
ギリギリ前が見えるくらいだったが、次第にアイウェアが曇り始めてきた
このまま雨が降り続くとマズいなぁ
路面が滑るような走り方はしていなかったので大丈夫だったが、前を抜く選手がふらついている事が多く安全マージンたっぷり取っての走行だったのでそっちの方が気を使った感じだった
スイム会場でスタート前にスタッフの方が今回のバイクコース短縮について
「上の(土手)コースが無くなり、下(の土手)のみで8周回、およそ46㎞」
と何度もアナウンスしていたが、7周目入る頃には30㎞弱だった
1周約5㎞だったから8周しても40㎞弱となる
これは自分の周回カウントミスか(オートラップで5キロにしていたのでサイコン上でも間違えは無い)…と焦ったが、8周目の180度ターンの際に走りながらスタッフに
「8周しても40㎞だけど、この距離で合ってますか?」
「そうそう、8周!」
(いや、周回数じゃなくて距離だけど(`Д´)!)
と思ったが、ここは最初のスタッフの言葉を信じて、もう1周(9周)するか…それとも、8周回を信じるか…迷った
最後の180度ターン(水門川)終えて、いつもすれ違っていた知り合いのW選手が居ないことに気付く
つまり、スイムでの差で1ラップ差が最初からあり、彼は8周終えてランコースに向かった…ということなのだろう
これで46㎞の9周回なら8周で終えた自分は失格(DNF)となるだろうが…ココは自分を信じてみよう
8周終えてトランジション会場へ向かいコースを離れて降車ラインへ向かう
毎周回応援してくれたYOMEとKona太郎の姿が見えなくなっていたからランコースに向かったのだろう
🏃トランジション(T1)(3:38)
再び芝生の中をバイクを押して自分のバイクラックへ向かう
バイク8周目には雨も止んでくれたが恐らく一時的なものだろう
自分のバイクをラックにかけ、防水バックの奥に入れていた
シューズ、キャップ、アイウェアを取り出す
バイクでは一切補給を取れず水だけだったので予備で入れておいたアミノバイタルを飲んでおく
バイクの弁当BOXにジェル数本入れておいたが40㎞全力走でそれを開封して飲むのはほぼ無理だと分かった…これも準備不足だよな
ボトル2本バイクに付けておいたが1本しか手を付けていなかった
2本目のボトルを取り出しドロドロになった脚にかけて泥を落とす
これをやっておかないとシューズ、靴下履いた時に砂利も入ってマメが潰れるからな
時間かかってもここはしっかり予備で入れておいた足拭きタオルで脚〜足先まで拭いてから靴下、シューズを履く
シューズは雨ランを想定してここ最近殆ど履いて無かった薄底のターサジール6を履く
キャップ被って、アイウェアして準備OK
周りには数台のバイクのみ
どうやら自分の周回カウントは間違っていなかったようだ
トランジションコーナーを抜けると選手も少なかったせいかスタッフが殆どいないのでどちらに行っていいか迷った
道を挟んで反対側の芝生のテントに人がいるのでそちらに向かう
そのまま二手に分かれた道を右に進もうとすると
「そっちは違う」
と言われる
反対側の道か…指さす方へと向かう
🏃ラン(1:47:05、4:32/km)
舗装路に出たところでラップを押しラン計測開始
丁度、Kona太郎が待っていてくれて拍手して出迎えてくれた
スイムアップした際にも通過した橋を渡る
T字路にぶつかるも、コースの看板も無ければ道を教えてくれるスタッフも居ない(;゜ロ゜)
一瞬焦ったが、事前に見ていたコースを思い出し、スイムコース沿いに公園内を反時計周り…だったはず
前を行く選手も見えないし不安はあるが立ち止まっていてもショウガナイ
道を左手に彩湖のスイムコース沿いをスイムスタート地点に戻るように走っていく
スイムスタート地点の場所にはテーブルに水とコーラ、スポドリが入った紙コップが並べられていた
コーラを貰い、ここがランコースなのだと一安心
そのまま走っていくと初めて前を走る選手が見えた
「このコース始めてなのですがこの先のカーブで曲がればいいですかね」
と訪ねると
「私も初めてなんですσ(^◇^;)」
とのこと
途中のスタッフも相変わらず一人も居ないしコース表示も無しなので道沿いに進み坂を上り左カーブを進んでいく
その先の左カーブに当たるところがバイクコースのすぐ脇にあたる
まだバイクコースを走っている選手も見えた
どうやらこのコースで合っているらしい
彩湖を左手に道沿いを進んでいくと、ようやくトランジションエリアが見えてきた
これで1周終了ということか
1周4.67㎞で5Lapの合計23.45km
残り4周
周回終えると最初に通過したトランジション横のテント脇を走る
ここでスタッフから輪ゴムを貰い腕に付ける
これが周回の証
2周目入る頃はまだ余裕があり淡々と一定ペースを刻んでいるつもりだった
あえてGarminは見ないで感覚的にペースダウンしなければいいと思っていた
2周目の途中から雨が降ってきた
この頃からバイクを終えた選手もコースに少しずつ増えてきて自分の順位が分からなくなる
雨も強くなってきたが気温が高いので問題は無かった
エイドはスイムスタートとランスタートの2箇所にあったが雨ランだったのでそれでも充分だったが、これが30度以上の猛暑レースだったらこの2箇所だけでは足りなかっただろうな
雨でシューズも濡れたせいか、少しシューズの中で足先が動くことが気になった
マメが出来ずに走り切れれば十分だ
3周目の前半まで淡々と一定ペースで走れていたのだがこの頃から左足の足裏が接地する度に痛みがあった
20㎞走を薄底でしばらく走っていなかったからなぁ…すっかり厚底でクッション性の高いシューズに慣れてしまったせいだろう
ただ脚を止めるほどの痛みでも無かったのでそのまま走る
3周目後半あたりから明らかに脚が重く感じペースダウンしていくのが自分でも分かった
残り2周
ここで踏んばる
スタッフから現在8位だと告げられる
ここで襷を貰う(ラスト2Lapは襷を貰う)
これで前を行く選手が見えたのなら順位も分かる
最後の2周はとても長く感じた
ラスト1周は相当バテてしまっただろう数名の襷掛け(2色)選手に抜かれる
悔しいが全く付いて行けない
結局、後半スローダウンしてしまうという一番やってはいけないパターンでゴールを迎えた
ゴール後は、知り合い数人と話をし、バイクを撤収し駐車場まで戻る
表彰式や弁当配布もあったらしいが、台風が近づいていたので急ぎレース会場を後にする
この天候の中、開催してくれた事務局に感謝
やっぱりリアルレースは良いものだ
ゴール後は直帰でバーガーBDパーティー
🌟レース総括🌟
スイム
・ヘッドアップの練習は必要
・スタート前に目標物を確認しておく
・前が遅いと感じたら単独でも前に出る
T1
・濡れた状態からのトライスーツの袖を通す練習も必要
・ゼッケンベルト、キャップ、アイウェア、ヘルメット、シューズ、アームカバー、ネックカバーなどより速く準備するためにも事前練習が必要
・サイクルコンピューター(Garmin530)は予め電源を入れておき、モードを”Race”にしておく
バイク
・補給は1つをボトルで用意しておく
・メットのシールドには撥水スプレーを塗っておく
・アイウェアには曇り止めを塗っておく
T2
・補給は走りながら取れるように別に用意しておく
ラン
・シューズは厚底用のレースシューズを用意しておく(薄底はNG!)
・靴紐はしっかり締める