2012年を迎えました
昨年末、ぎりぎりまでトレーニングしていたので
恒例の一年を『ふり返って』をしていませんでした
※
2008年、
2009年、
2010年のデータはこちら
2011年は自分にとって大きな目標が見えた年です
2012年をより良い1年にしていくためにも昨年の振り返りと今年の見通しを立てたいと思います
2011年のトレーニング状況とレースについてまとめてみようと思います
スイム
棒グラフ(一番奥から) 青:2009年 緑:2010年 黄:2011年 ※赤は2012年分
それぞれの年の距離と時間は
2009年 139.50㎞ 58時間51分
2010年 126.25㎞ 65時間11分
2011年 244.87㎞ 102時間21分
2010年にはじめて
アイアンマンディスタンスレースを経験
2010年は3.8㎞をおよそ2時間近くかかった
制限時間ギリギリだ
2011年はスイムに力を入れた
とにかく距離をこなすこと
週3回のスイムで、金曜日は2㎞~4㎞と泳ぐ距離を伸ばしていった
フォームの改造にも取り組んだが、まだまだ自分に合った泳ぎ方を模索中
課題は…3.8㎞を1時間10分台
これが出来ないことにはハワイは遠のく
バイク
棒グラフ(一番奥から) 青:2009年 緑:2010年 黄:2011年
それぞれの年の距離と時間は
2009年 6462.83㎞ 234時間42分
2010年 5735.77㎞ 223時間02分
2011年 8529.57㎞ 310時間11分
4月に納車されたTTバイク(スピードコンセプト)の影響が大きかった
7月のアイアンマンも決まっていたので、TTバイクに慣れるためにも
バイクに乗っていた時間は長かった
故障していた1~3月までほとんど乗れていなかった
やはりオーバートレーニングで故障するよりも適度な負荷と休養期が必要ということだろう
バイクに関して言えば、
皮肉なことに7月のアイアンマン以降の方が調子が良かった
TTポジションで5時間以上乗るのだから、ある程度の距離と時間をこなさないと
レースでパフォーマンスは発揮できないのだろう
課題は…(距離に関係なく)アベレージスピード30㎞/h以上をキープ
屋内のローラー40分では、アベレージパワー200w以上、アベレージスピード30㎞/h以上、距離20㎞以上
ロングライド180㎞では、5時間以内
ラン
棒グラフ(一番奥から) 紫:2008年 青:2009年 緑:2010年 黄:2011年 ※赤は2012年分
それぞれの年の距離と時間は
2009年 2537.87㎞ 158時間24分
2010年 2482.15㎞ 180時間41分
2011年 2793.64㎞ 237時間16分
ランの方は、自分なりのトレーニングスタイルがある程度身についてきている
今年新たに取り入れたものが2つ
1つは、Newtonシューズ
7月のアイアンマンでの敗退を機に心機一転、シューズもフォームも変えてみた
これが結果的にはとても良かった
アシックスシューズの時のような酷い怪我や故障に見舞われるようなことはなかった
職場でもビブラムのフェイブフィンガーズのおかげですっかりフォアフットが身についた
職場の人曰く「ウッディの足音が聞こえなくなった」そうです
フォアフットで前にスッスッと踏み込む歩き方がそうさせているのだと思う
2つ目が、ブリックトレーニング(ブリックラン)
バイクの後に休まずランを入れるトレーニング
実はかなり前から知ってはいたが、ラン出身だけに正直『眉唾モノ』ぐらいにしか考えていなかった
愛読雑誌LUMINA2号の特集「ブリックトレーニング」を見て興味を持ったことと、
フェイスブックのトラ仲間(しかもKona常連組)も取り入れていることを知りやってみる
ロングライドの後が多いが、レース同様の身体状態になることが出来るので貴重な体験だった
課題は…アイアンマンでのランでサブスリー!
もうこれしかない!
3種目の中で一番得意なパート
ここでしっかりタイムを稼げるかどうかにスロットがかかっていると思う
今まで通りの練習内容に積極的にブリックも入れて
故障せずトレーニングを続けられることがカギだと思う
2011年 レースリザルト
3月
フルマラソン 棄権
ハーフマラソン 1時間15分57秒 (ペース:3分36秒/㎞) 7位
7月
アイアンマン 11時間44分23秒 エイジ34位
スイム 1時間26分46秒 / バイク 6時間19分16秒 / ラン 3時間48分10秒
8月
アイアンマンディスタンスレース 10時間52分56秒 エイジ3位 総合17位
スイム 1時間31分28秒 / バイク 5時間50分49秒※ / ラン 3時間20分04秒
※バイクは大会側のミスで192㎞ありました
10月
ハーフマラソン 1時間16分11秒 (ペース:3分36秒) 3位
トライアスロン(オリンピックディスタンス) 2時間27分53秒 エイジ5位
スイム 33分33秒 / バイク 1時間15分31秒 / ラン 38分50秒
年々出場レースの数が減っている
もちろん、アイアンマンに照準を合わせていたからです
3月のマラソンは冬のモチベーションアップと走力を試すため
それから7月までレースに出なかったのは、他のレースに出て調整やリカバリー期が入るとどうしても予定しているメニューがこなせなくなる
レースに出るなら表彰台を狙いたいので、それなりの準備をしてしまう
7月のアイアンマン一本にしぼるための対策でしたが、結果オーバートレーニングを引き起こし
レース本番絶不調という最悪の状態で迎えることになってしまった
誰が見てもリタイアした方が良かったと思う内容だったが
このレースのおかげで、よりアイアンマンに対する強い思いを持つことが出来たのも事実
8月のレースは当初出る予定はなかったのですが、
どうしてもアイアンマンのリベンジをしたくてエントリー
実際は、7月のアイアンマンで脱水症状になり肝臓をやられて1ヶ月のドクターストップもあって
身体作りぐらいのトレーニングしか出来なかったが
パフォーマンスは今期最高だったと思う
要は狙ったレースに向けて、
体調をしっかり整えれば上位を狙えるのだ
と実感したレースだった
10月のハーフはある意味
私自信の進化が問われるレースだった
7月のアイアンマンまでは、徹底した菜食主義を通だった
しかし、実際のレースでは
脱水症状、スタミナ切れ…意図していないのに体脂肪が4%まで落ちるという状態になってしまった
その後、はじめてフェイスブックでアスリート仲間がひろがり
情報交換も頻繁に行うようになった
Kona常連組やプロトライアスリート達の食生活に驚く
大食漢…とかこのことかと思うぐらい何でも食べる、よく食べる
7月のアイアンマンでお会いした宮崎康子選手に
「どうすれば強くなれるのか」
と訪ねたところ
「何でもよく食べる」
とアドバイスをもらった
確かに今のままではアイアンマンで戦えない
それからは、何でも食べるようにしました
その分、しっかりトレーニング
現在は、体重は変わらず53~55㎞前後、体脂肪は8~10%
気のせいか故障も疲労も少なくなったと思う
また7月のアイアンマン以降トレーニングを見直した
無理がたたってパフォーマンスが落ちては意味が無い
トレーニング雑誌やサイトをチェックし情報をむさぼるようにしていた
プロトライアスリートが有料でトレーニングメニューを組み立ててくれるサービスをお願いしようかとも思った
迷っている時に
日本有数のアイアンマンの方から
自分の状態としっかり向き合いトレーニングを決めるとアドバイス頂き
誰かに頼ってしまうのではなく、まず自分自身をしっかり分析してみることにした
食事、トレーニング
知識はたしかに仲間や書籍、サイトから学んだものだが、
すべて自分流にアレンジさせてもらった
そうして望んだ10月のハーフマラソンだった
だから自分のやってきたことが正しかったのか
それを試すレースだった
結果、ランは最高のパフォーマンスで走りきることが出来た
自分のやり方に自信ももてた重要な意味を持つレースだった
10月のトライアスロン(オリンピックディスタンス)は、
自分にとってその年最初で最後のオリンピックディスタンスレースだった
このレースで自分の特性を見るつもりだった
アイアンマン向きか、ショート向きか
結果、ショートでは力を出し切る前に終わってしまう
競技の時間も距離も、自分には短すぎる
一部のレースでは、バイクのドラフティングOKとの話も聞いている
そうすると、スイムで後れを取る自分に勝ち目はない
一つの区切りとなるレースだった
2011年
練習量は3種目とも増えたが
だからと言ってがむしゃらにやっていた1年ではなかったと思う
Ironman
これほど明確な目標が見えた年もなかったと思う
スポーツとしてだけでなく、自分の人生のあり方も
アイアンマンは特別な人間だけが行う過酷なスポーツではない
生涯を通して付き合っていきたい
相棒だ
だから
毎日の生活の中の一部として
受け入れていきたい
自分のまわりの全てから力をもらい
これからも走り続けていく
2012年の課題
もちろん
Ironman WORLDCHAMPIONSHIP!
Road to KONA!!!