Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

代償

2013-08-31 18:52:02 | Weblog
何もしなければ痛みも張りもない状態



夕方、軽く走ってみる
レースでは、キロ6分まで落ちたことを考えると、ここは、同様のペースで走って脚の状態を確認してみたほうがいいだろう

トレーニングというより、来週の検査の前に脚の状態を確認しておきたいというのが一番の理由

まず走りはじめて数十mで、左腸脛靭帯に軽い痛みと右股関節に張りが出てきた

トレーニングではないので、我慢する必要もなかったがもう少し走ってみて脚の状態がどうなるのか、
ランのどの動作で痛くなるのかを確認するためにもう少し走ってみる

この時のペースが5分40ぐらい

痛みは主に着地の時、特に腸脛靭帯は着地に響く、股関節の方は、着地から蹴り出し(実際は着地の反動を軽く後ろに逃がすぐらいの程度の動きだが、他に表現がないので)の時に痛みに似た張りがある

2㎞過ぎあたりから、今度は左股関節にも張りが出てきて、右腸脛靭帯も痛み出す。
逆に左腸脛靭帯の痛みが気にならなくなってきた

痛みが薄らいだり新たな痛みが出たりで、もう少し脚の状態をさぐるため走ってみることに
4㎞すぎあたりから自然とペースが落ちて、キロ7分ぐらい
ここまで落とすと、さすがに痛みが出ない

7㎞過ぎて、左右の股関節が張りから痛みへと変化し、再び右足腸脛靭帯が痛み出す

そして、7.8㎞過ぎたあたりで、右の内転筋に刺すような痛みが走りそこでストップ

これは無理して走れるというレベルじゃない
セントレア後と同じだ(あれよりは痛みは小さいが)



結局、股関節、腸脛靭帯、内転筋(右)とまだかなりダメージが残っている
今の状態では、キロ7分ペースで5㎞がいいところだろう

…というか、ランでの脚の状態は分かったので、しばらくランはストップ
ただ、何もしないと筋肉も固くなるので、
明日からは身体ほぐしのスイムを入れることと、時間あれば部屋のローラーでバイクでの脚の状態も確認しておきたい

日付変更線を越えて

2013-08-27 18:32:39 | Weblog
移動日



今日は帰国日。
朝、5時起床で素早く朝食、最後の荷物片付けを済ませ、6時前には全ての荷物を持って外へ

S井さんと一緒に空港行きのバスに乗り込む。
空港到着、荷物チェックイン、ほどなく搭乗時間に、あとは10時間以上のフライト。

もう時差も気にしなくていいので、眠たくなったら寝て、そうでない時は読書して…。
日付変更線を越えて、明日の午後、成田到着予定だ。

ここまでやって良かった

2013-08-26 16:01:52 | アイアンマン


7時には起きて、朝食を済ませる
身体中痛くて…でも痛み止めさえ飲めば脚は動くので、セントレアの時のようなヒドイ状態ではなさそうだ



8時にはエキスポに向かう。
同部屋で昨日、エイジ5位でゴールしたS井さんは、スロット獲得。



その場で手続きへ。
S木さんのエイジは9枠で、11位の段階ではロールダウン待ちの状態。
時間があったので、オフィシャルショップでフィニッシャーグッズをいくつか購入。



ちなみに自分のエイジ(40-44)は、14枠。
皆、サブ10だ。

11時間近くかかっている自分が言える台詞ではないが…

始めてのアイアンマンコリアでは、スロット獲得者は雲の上のような存在で決して手が届かないと思っていた。
でも、今回のタイムを見ていて、十分手が届くタイムなんだなぁ
…と、何というかタイムを見てもそれほど驚かなかった…というのが実際に感じたところです。

その後、ロールダウンの時間になり、会場には多くの人達が集まってきた。
さすがに100枠もあると、ロールダウンもそれなりにある。
そして、S木さんのエイジでは…何と2枠ロールダウン!
Kona決定だ!
これで今回同部屋の2人がKona行きに、スゴイ!!!



そして、さらに各エイジの5位までが表彰台へと登ることになり、S井さんが急遽ステージへ。



誇らしげな姿がとっても格好良かったなぁ~



ロールダウンを見終わった後は、念願のアイスクリーム屋さんへ。
いつも行列で諦めていたのですが、今日はすんなり入れました!



濃厚で美味しかったです。



その後、一端宿に戻り、選手登録時にもらったバウチャーを使いゴンドラでブラックコム山にみんなで登ることに



写真は、トラ仲間と一緒にゴンドラで山の頂上まで行った時の様子です



残念ながら、私は脚が思うように動かず、すぐに下山となりましたが、雄大な景色に元気をもらいました。



ここに来て良かった
ここまでやって良かった

レースは結果が全て
…かもしれませんが
ここまでガムシャラにやってきたからこそ分かってきたこともあります
ほんの少し違うゴールかもしれませんが、
今はそこに向かってまた前に進んで行こうと思います



最後に一つ詩を紹介したいと思います
ランの最後の5㎞でふと思い出した詩…
中学の時、誰かに聞いた言葉を必死にノートの隅にメモした詩です

『こころの歌』
精一杯生きる日が もう一日与えられているとは なんと幸いなことだろう
あなたが生まれたときにうたわれた 天使の歌声を聴こう
あなたのこころのなかの歌に耳を傾けなさい
何もかもなげうって死さえもいとわないほど価値のある
宝が見つかったときにこそ 人は本当の意味で生きる
大自然………………かくもはかなくもろい
たえず消滅に瀕しているからこそ かくも生き生きとしている
あることを考えると安らぎが訪れることがある
だれもがこのような力をもつ思いや考えをこころのうちにもっているものだ
わたしは宝物 いつかどこかでだれかが見つけてくれる
一粒の雨の音にこころをとどめてみよう
そうすれば人類の歴史に及ぼす自分の人生の意味がわかるだろう
沈黙のうちに 人は新たにつくり変えられる
わたしの態度のほかに 変わったものは何もなかった
――――――それだからこそ すべてが変わったのだ
変わろうとするのをやめるとき そのときは生きようとするのをやめるとき
何ものをも拒絶するな 何ものにもしがみつくな
神は実り豊かな人生を愛されるように
何の実も結ばなかった人生をもお愛しになる

トライアスロンに出会えて、本当に良かった

2013-08-25 15:54:28 | アイアンマン
Ironman Canada
終わりました



レース前にいろいろ書くと言い訳みたいでイヤだったので…
ただここまで応援して頂いた皆様には、レースのこと少しお伝えしたいと思います

6月の股関節の故障で1ヶ月半の休養。
8月に入って、二度目の30㎞走で腸脛靭帯炎を再発してしまいレース当日まで3週間弱ラン休止。

実は、カナダへの出国の朝に軽く走ってみようと思ったのですが、20m弱で痛みが出てストップ。
レース当日までランが出来るかどうかやってみないと分からない状況でした。

本来なら手術しなければならないところ、
騙し騙しやるトレーニングはLSDベースになり、追い込んだ練習が出来なかったこともあり、
”どこまで出来るか”とか”どれくらいのタイムで行けそうか”とか全く分かりませんでした。

そんなこともあり、レース前の目標は、まずは”完走”すること、
そして調子が良ければ少しでも順位を上げることでした。

ただし、痛みが再発したらその時点でレースはストップ。

こんな状態でなぜレースに出るの?

と、思われるのでしょうね。
諸般の事情で、この時期、このタイミングを外すと、もうアイアンマンには参加出来なくなるからです。
もう、”今度”はない状態でした。
だから、無理を承知で出場しました。



これにて、私のIronmanは終了

これからは、トライアスロンともトレーニングとも無縁な生活になると思います。

満足のいくレースを出来なかったことも、故障したことも、この日のために仕事を辞めたことも、全く後悔はありません。

全部、自分で決めたこと。

トライアスロンに出会えて、本当に良かったと思っています。
幸せでした。

トライアスロンを通して、かかわりを持つことが出来た全ての人に、声を大にして言いたいです。
「ありがとうございます」

皆さんの今後のご活躍を心から応援しております。

ラストラン

2013-08-25 14:58:25 | アイアンマン
ウィスラー4日目
レース当日


3時半
起床・朝食

朝の気温8度
タイミングチップの上にカーフ、トラウェア、Tシャツ、長ズボン、フリース、ダウンジャケットという真冬並の服装



4時半過ぎ
LOT4へ
シャトルバスでスイム会場へ移動



5時半過ぎ
スイムスタートであり、バイクピックアップとなるT1到着



バイクへ補給食をセッティング
バイクギアの中のトラウェアとジャージに痛み止めを入れておく

その後、トイレで最後の軽量化
ワセリン、ホットクリームを塗り、ウェットを着る

モーニングギアを預けたのは、6時40分過ぎ(スタート20分前)

6時50分
スイムスタートエリアへ移動(フローティング、マススタート)

7時
レーススタート
長い1日の始まりだ

スイム編

スタート位置は、アウトコース寄りで前列から4番目あたり
スイムが遅いこと2000人同時スタートということでバトルを避けるため

泳ぎ始めてすぐに自分と同じくらいの泳力(何とか付いていける)を見つける
その方はかなり大柄な人だったため、前で泳ぐと自然と道が開ける

ドラフティングしながら折り返しポイントまで行き、ラップ1のところでインコース寄りを泳ぐことにしたので、その方から離れる
すぐに同じくらいの泳力の女性を見つけ、その方に右脇にぴったりついて泳ぐ

これだけの人数が泳いでいるとさすがにヘッドアップの必要はほとんどなかった
たまにコース(ブイ)を確認する程度

二回目の折り返し手前で、女性が失速し始めたので、自分から前に出る

後はちょっと前に見えるしぶきや足先を目指して泳ぎ、追いつくと、さらに前にしぶきを目指しの繰り返し

少し余力があったので、ラストの750mはハードに泳ぐ

この頃になるとかなりばらけていたので、ほとんど蹴られる(バトルに巻き込まれる)ことなく最後の折り返しを迎え、岸までダッシュ

ここはどうしても密集しがちなので、大柄な選手に先行させてその後ろを蹴られないように、かつスピードを落とさないように泳ぐ



スイムアップ後、芝生にあがるとボランティアがウェットを脱がしてくれたので、
上半身は自分で脱ぎ後は、芝生に寝っ転がりズボンを脱がせてもらう

ウェットをひとまとめに持ち、バイクギアを受けとってからメンズテントの中へ

トラウェアを脱いで、カーフも取り、身体をしっかり拭いてから、
トラウェア、カーフ、タイミングチップ(カーフの上に)、アームウォーマー、バイクジャージ、ウィンドブレーカー、メット、アイウェア、シューズと
全て着替えてから、グローブを持って自分のバイクラックへ

バイクラック到着までにグローブをはめて、乗車エリアまでバイクを押して走る



スイムだけは合格点だと思います

1時間30分以上かかっていた3種目の中でも一番苦手で不得意でしたが、今回は1時間10分
これは自分が立てたう~んと高い目標でした
それが今回は、2000人以上の一斉スタートでもそれほどバトルに巻き込まれることなく、落ち着いて最後まで冷静に泳ぎ切ることが出来ました。

いろいろな方のご指導のおかげです
特に4月からお世話になっているオーシャンナビでの朝スイムのおかげ
加えて、今シーズンから使っているメイストームのウェットのおかげだと思っています

バイク編



バイクは、乗り始めからすでに冷たい水で身体が冷やされていたせいか、股関節や腸脛靭帯がかなり痛み出してきました。
乗りながらほぐし・温め、ようやく脚が回る感じ



細かいアップダウンの連続でアウターとインナーをこまめに使い分けていたのだが、
最初の上り(ジャンプ台)に向かうまでの長い下り坂の手前でインナーからアウターにギアを入れようとして、チェーンが外側に落ちてしまう。



下りはまだまだ続いていたので、下りきってから降車してチェーンを直そうかと思ったが、それまで時間あったので、
右手でチェーンをアウター側に少しひっかけてクランクを回してみる。
3回目でようやくチェーンがはまった。
まさか自分がこんな芸当をやるとは…。



最初の難関である、スキー場までの上りで脚が回るようになってきたのですが、
その後、中盤以降のペンバートンの平坦区間で、股関節まわりが張りから痛みにかわり、思うようにペダリング出来なくなってきたました。

ペンバートンまでの細かいアップダウンで左足シューズがズルリと横に滑る感じがした。
タイムのペダルはもともとシューズがペダリングに合わせて動くようにはなっているが、すぐにセンターに戻るはずである。
だが、シューズがズレたままもとに戻らない。
まさかと思い、足首を軽く動かしてみると、ズルズルと動きもとに戻らない。
クリートのネジが緩んでいるのである。
これは初体験…というか、大事なレースの場面でなんとも初歩的なミス…

ツールの映像で走りながらサポートカーにクリートを直してもらう映像を見たことがあるが、
そんなことは当然望めないので、クリートが完全に外れないようになるべく真上から踏み込むようにして引き足をあまりやり過ぎないようにした。

どこかでメカニック等が居れば、降車して六角で直すことも出来るが、それは手痛いタイムロスだ。
外れないよう走るしかない。
ダンシングも極力左足の踏み込みだけは注意する。

結局、最後までクリートが外れることはなかったがかなりドキドキもの。
今後は、ライド前に必ずチェックする項目に加えておきたい。

ラスト30㎞の坂、ダラダラと続くこの坂に脚が全くまわらず、ずっとインナーのお世話に
バイクの終盤で次のランに備えて、この日、二度目の痛み止めを飲んでおく

尚、気温が低いこともあり、水だけのボトル(サドルケージ)はまったく手を付けなかった。
あれだけ坂道が多いことを考えると、途中のエイドで捨てても良かったと後から思った。



同じく気温が低いため、普段は使っていないメットのシールドを序盤から装着。ジャンプ台と最後の上りでは若干暑く感じたが、それ以外は高速ダウンヒルコースが何カ所もあったので、(70㎞近く出た)シールドの恩恵は十分あった。
尚、エイドでの補給は全て取らず、手持ちのモノだけで十分だった。

ラン編



ランは、痛みがひどくなる前に少しでも進んでおこう
…と、最初の数㎞はいつものJogより若干早めの、4分30前後で走れていたのですが、それも最初の数㎞のみ



すぐに腸脛靭帯と股関節が張ってきて思うように脚が前に出なくなり、そのまま失速。



15㎞過ぎた所からは、毎回エイドで止まり、ストレッチをして、大腿部や腰にたっぷり水をかけてからのろのろと走り出すの繰り返し。



ラスト5㎞で”これが自分の最後のアイアンマンのランになるんだ”と思っていたら、だんだん悔しくて泣けてきました。

このレースでダメならキッパリ諦める!と思っていたのに…
いざ、その場面になったら未練たらしく今までのレースの辛かったこととか、レースで出会った人とか、見てきた景色とか
…次から次へと頭を流れる



後、もう少しだけ脚がもったら続けられるのかな…

タイムが良かったら続けていいと思うのかな…

続けるのも、止めるのも、決めるのは…

俺か…

そう思うと、
何か少し吹っ切れたような気がしました。

最後ぐらい楽しく走ろう

ラストランぐらい自分のレースをしよう

今、この瞬間は、自分が”止めた”と言わなければレースを続けてもいいんだ

”マラソンは35㎞を過ぎてからが苦しい”と言われますが、
このレースのラスト5㎞は最高に幸せな時間でした。

痛みも麻痺してきたせいか、もう大腿部を叩いても何も感じなくなってきた。



トレイルコースを抜けて、ゴール近くの街へと入っていくコースではだんだんとペースもあがってきた



最後のゴールへの直前
思いっきり走り抜けることが出来ました



ゴール後
マッサージを受け、S井さん、E夏さんと合流。
その後、荷物とバイクをピックアップして宿に戻る。
順番にシャワーを浴び、同時にウェットを洗い浴室に干す。

その後、地ビールが飲めるお店へTRION組全員集合で乾杯&食事。
S井さんはエイジ5位でスロットは確実。
S木さんは11位でロールダウンの可能性あり。

ヘトヘトと胃が疲れていたので、それほど飲み食い出来なかったがしばし歓談し、宿に戻りすぐにベッドへ。

前日の不安と安堵

2013-08-24 22:57:03 | アイアンマン
ウィスラー3日目



今日は、バイク、バイクギア、ランギアを預けないといけない

7時頃には起きて、軽めの朝食を食べてから、S井さんと一緒にランコースを確認がてら軽めのJogに行く



カナダ出国日の朝、腸脛靭帯炎で走れなかったことがあったので、実はかなりビクビクしていた…
明日レースということを考えても、本当にここで走れなかったら明日のレース参加自体考えなおさないといけないだろう

外は若干、雨が降っていたものの、ランには支障が無い程度だった。
まずは、T2の会場(LOT4:オリンピックセンター併設の駐車場)へ向かう

脚はとりあえず痛みや張りはない!
…顔には出さなかったが、どれほど安心し嬉しかったことか

…レース不参加という最悪の事態は避けられそうだ



T2あたりで盛大なアナウンスが聞こえ、かなりの数の人が集まっている



何だろうとその場に向かってみると…



丁度、その時間、「Ironkids」が開催され子どもたちがゴールゲートに向かって必死に走っているところだった



小学生くらいの子から未就学児であろう子が懸命に走っている姿は微笑ましくもあり、ついつい私たちも応援に回っていた。



兄弟で手を引いて走る姿、父親・母親、又は両親そろって一緒に走る姿、半分泣きそうになりながらも周りからの声援で何とか走っている姿…



一生懸命な姿はどれも素晴らしく格好いいモノだ。彼・彼女らの中から、「未来のアイアンマン」が誕生するのだろう。
ゴール後、小さいな身体には大きすぎるほどのメダルを首からかけて、誇らしげにしている姿が何とも可愛らしかった。

私たちもひとしき応援を終えると、本題のランコースの確認へと向かった。
T2から川沿いに進み、そこからアスファルトを離れ、砂利道のトレイルコースに入る。
ランコースのかなり部分が森林の中を走るトレイルコースになる。



そのトレイルの入り口部分を確認したあたりで、既に雨足も強くなってきたこともあり、ここで一端宿に戻ることにした。



その後、宿で少し休んでから、9時を過ぎたところで、昨日出来なかったオークリーブースへ。



選手登録時にもらった様々なバウチャーの中で、
オークリーブースに自前のオークリーを持っていくと、無料で交換レンズをプレゼントしてくれる



ということで、同部屋の4人(私も含め)は皆、オークリーを使っていることもあり、無料でレンズがもらえるなら…ということでオークリーブースへ。

半信半疑だったが、スタッフにバウチャーを渡すと、それぞれが自分が持っている色違いのレンズを貰うことが出来た。



S水さんのハーフジャケットは型が古いためレンズがなかったので、代わりにということでノーズパッド等のオプションとザックを頂くことが出来た。

そのままスーパーマーケットに向かい、
寒さ対策でグローブ、エキスポでアームウォーマーやグローブなど購入(私はラン用だったが、グローブを購入)

その後、再び部屋に戻り、バイクとランギアバックの用意と、バイクの最終確認を念入りに行った。



特に、湖での試泳で気温と水温の寒さは体感済みなので、そこへの対応策を相談し合った。

結果、スイムアップ後、濡れたトラウェアでは体温が奪われるだけなので、
バイクジャージに着替えること、アームウォーマー、グローブを着用することなど検討した。

私は、寒がりなので、対応策として、スイム前にホットクリームを全身に塗ること。
スイムでは、耳栓をしてスカルキャップを被り、その上にスイムキャップを被ること。
スイム時にウェットの下には、練習用のトラウェアを着ておいて、
スイムアップ後は、全て脱いで完全に身体を拭いてから乾いたトラウェア、カーフ、アームウォーマー、バイクジャージ、ウィンドブレーカーベストを羽織る完全防備で行くことにした。
尚、ホットクリームの効果は完全に試せた訳ではないので、効果があまりも続く場合を考えて(ホットクリーム)除去液を湿らせたミニタオルをジップロックに入れてバイクギアの中に入れておいた。

バイクギア:
メット、シューズ(トゥカバー付き)、アイウェア、タオル、除去液、トラウェア(ポケットの中に補給食、痛み止め)、アームウォーマー、カーフ、靴下(寒くて裸足でシューズを履けない場合)、ジェル、アミノバイタル、尚、通常バイクの時から着用しなくてはいけないゼッケンは今回のレースでは、ランのみでOKとのことだったのでゼッケンベルトはランギアへ

ランギア:
バイザー、シューズ、靴下、スリーブ、フューエルベルト(水ボトル、パワーバージェル2本分を薄めたボトル、ジェル)、補給食

バイク:
ボトル3本(エアロボトル:ジェル8本分、クエン酸&BCAA、水)

ギアボックス:
(予備チューブ2本、Co2ボンベ2本、Co2アダプタ、ガムテープ)、予備タイヤ1本、バイクカバー

バイクスペシャルニーズ:
レッドブル、ウィダーゼリー

ランスペシャルニーズ:
レッドブル、ウィダーゼリー、塩タブレット



午後を過ぎて、全員の用意が出来てからギアバックを背負って、バイクに乗りT2会場へ。



ここでランギアとランとバイクのスペシャルニーズを預ける。

NY同様、駐車場に直置きで雨が降ったら雨ざらし状態になる。



今日の天気予報は午後から崩れるとのことだったので、ギアバックの袋の口をしっかりしばっておく。

次に、バイクでスイム会場&T1へ。



昨日、試泳にバイクで行った時は、バイクコースをそのまま走って行ったので、9㎞ぐらいあったが近道をすれば2~3㎞とのことだったので、他の選手を後を付いて昨日とは違いあっという間にスイム会場であるアルタレイクに到着。



会場でリストバンドを確認しトラジションに入ってから、バイク確認のため写真撮影。



その後、自分のバイクラックを確認しバイクをセッティング。






バイクギアも隣接する芝生に直置きだったので、同様に袋の口をしっかり締める。



こちらはプロ選手のバイク



同じスピコンでもイメージが違うなぁ



こちらの選手は雨対策でビニール袋が。ちなみにルールでは、バイク全体を覆ってしまうような袋はダメ…ということになっている



明日のスイム会場



ご覧ように綺麗ですが、水温が低い…



その後は、バスで移動



T2会場まで戻り、部屋に戻る。

私はバイクにセッティングする補給食を用意。



3種類のパワーバーを短冊切りしてサンドイッチにしてキッチンペーパーに包む。



塩熱サプリ2つをパワーバージェルブラストにはさみ同様にキッチンペーパーに包む。

これでバイクの弁当箱に入れる補給食の準備は完了。

後は、モーニングギアとスイムの準備。

モーニングギア:
スイムで使うモノ…ホットクリーム、除去液、ワセリン、ゴーグル(ミラーとカラー2種類)、曇り止め、タオル、ウェット、キャップ、その他…タイミングチップ、補給食、水、薬(正露丸、酔い止め、痛み止め)、バイク弁当箱用補給食

明日は3時半起きになるので、夕飯は19時には済ませ、20時過ぎにはベッドへ。

…が21時を過ぎても眠れない



そろそろ寝ておかないと…

ここまで来られたこと
誇りに思っています

以前、カナダを訪れた時は
自分一人で何でも出来ると思ってました

仲間といるより、一人の方が身軽で楽だと思ってました
何も持たない自分は、何も失う物がないから強いんだと思ってました

安定した職もメンツも捨てて
やっと分かったような気がします

大切なことはそんなに多くない

そして、大切なモノを持っているヤツは強い

大好きなトライアスロン

そのトライアスロンを通して出会った大切な仲間

自分に、自分の大好きなトライアスロンに恥じないレースをしてきます



おやすみなさい

武者震い

2013-08-23 18:36:00 | アイアンマン
ウィスラー2日目



朝、試泳。



アルタレイクで泳いでみました



気温が低くて水の中の方が暖かく感じます

ホットクリーム塗ったら何とか泳げましたよ~
水はとっても綺麗



問題はスイムアップしてからかなぁ
かなり寒そうだし…キッチリ身体拭いて着替えてからバイクかな



宿に戻り朝食後、受付を済ませるためエキスポへ



第一回(ウィスラーでは)大会ですがボランティアは手慣れた感じ



頂いた書類にざっと目を通しサインやら記入やら



今年の参加賞はザックでした



明後日闘う猛者達が次々と



朝一番ということで会場もそれほど混んでなかったかな



Ironman Canadaグッズがずらり…じっくり見たいところですが、今日はやることが多い



Newtonの新製品だそうだ



ラグが5つになったんだな

そう言えば…
今朝、試泳のため、宿から湖までバイクで行った際
フロントブレーキからイヤ~な音が…
ブレーキシューが傾いてリムに当たりっぱなし(;゜ロ゜)

ただでさえ貧脚なのに、これはマズイでしょ!

ってことで、現地のメカニックに修理をお願いしました
明日の朝には修理完了とのこと



その後、同室のS水さんの運転で車にてバイクコースをチェック。



こんな景色の中走れるんだなぁ…なんて思っていると



お…スキージャンプ台への道が…



スッゴイ上りが続いています…



これはかなりインナーのお世話になりそうな予感



コースプロフィールを見て分かっていたことですが、
事前にコースをチェック出来て良かった



ペンバートンエリア(折り返し)の近くで休憩



何ともレトロな建物ですが、マックです



頼んだメニューこんな感じ



ペンバートンを後にして宿に戻ります



バイクブレーキ修理
翌朝までかかると言われましたが、午後には修理が終わってました…(;-・。・-;)フゥ
費用は10ドルと良心的(*^_^*)
時差ぼけが続き、何だが夢心地な2日目の午後



バイクも戻ってきたので、今夜のウチの準備が出来そうだ
…ということでオリンピックモニュメントの前で記念撮影



バイク工具が街のいたるところで
このように自由に使えます
有り難い



宿に戻り、説明会が始まるまでバイク準備
サドルの後ろのボトルは要らないかも(涼しい…というか寒いくらいなので)



その後、再びエキスポへ

選手セレモニーが始まる
国別参加者数で日本人が3番目に多かったそうで、驚きました
(ちなみに1番はアメリカ、2番はカナダ)



最後のスピーチで、
「過去にアイアンマンに参加したことがある人は立ってください」
と言われて起立。
「今回、始めてアイアンマンに挑戦する人立ってください」
「家族の方…、スタッフ…、ボランティア…」
と会場に居る人が次々と立ち上がり、最後は全員が会場で起立していました

「レース当日、あなたたち皆さんに幸運がありますように…素晴らしい日にしましょう。あなたたち皆さんが肩を並べて、(仲間になって)このように全員が揃うことを願っております(みたいなことを言っていたと思う…)」
のスピーチで全員が拍手を送っていました

あぁ、レースが始まるんだぁ
…と、ゾクゾクっと武者震い

2000人以上がこの会場に居て、自分のエイジは最大人数の400人以上

みんなそれぞれの違った道を歩みながら、今この場に居る

明後日は、その全員が、同じゴールを目指す

ウェーブスタートではなくマススタートなので、全員が同じタイムの中で闘うことになる

”あ”の3原則
あせらない
あわてない
あきらめない

”ま”の3原則
まよわない
まどわされない
まけない

だね♪



その後、
説明会がありましたが、あまりにも寒くて途中退散(^_^;)



遅めの夕食



頼んだモノがコチラ

…して宿に戻ってきたところ

明日もバタバタな一日なんだろうな
まずは休養を

言葉が出ない

2013-08-22 14:41:26 | アイアンマン
移動日



夕方の便なので、朝はゆっくり

朝食前にちょっと走ってみるか…と久しぶりにランへ

ナント、ランはおよそ3週間、まともに走れていない

さすがに出発日の今日ぐらいは大丈夫だろう
とゆっくりと脚を動かすと

数歩進んだところで、左脚腸脛靭帯に痛みが走る

ウソだろ…

右腸脛靭帯にも変な張りがあるような…

自宅から数十メートルで終了

言葉が出ない

確かにギリギリまでランを休むつもりだったが
ここまで回復していないとは

スイムとバイクでどこまでいけるか…
ランはレース当日走ってみないと分からない…

これをバクチと言わずナント言えばいいのか



まあ、ジタバタしてもしょうがない

今日はカナダ出発日

何とかなる

何とかする

走れている時のイメージをしっかり持て

何もしていなかったわけじゃ無い

その分、毎日のようにバイクとスイムをやってきたんだ

自分が自分を信じてやらなくて誰が信じるっているだ
俺は俺を信じる



11時
地元スーパーアスリートのS井さんが車でピックアップ
成田空港へ



昼過ぎに手続きを終了


無事、重量サイズクリア

カナダドルへの両替を済ませ
ラウンジへ


ネット難民ようやくコンセントとスポットを発見


完全防備!
風邪引いた訳じゃないですよ、あくまで予防

そろそろ離陸


機内食その1


機内食その2


バンクーバー到着!

カナダ到着は時間を戻るようになるので、昼頃に到着
まずはランチだ♪


Subwayで腹ごしらえ

…バンクーバーから会場のウィスラーまでは予約しておいた長距離バスで移動
4時前後にウィスラー到着


ところが同室の方(レンタカー組)がまだ到着していないらしい
ということで、しばし待ち時間

先に会場で選手登録でも…と思いましたが
あまり時間もないようなので、そのまま宿前で待っていると
ほどなく同室の方2名も到着


キッチン付きの宿なので
まずは食材買いだし

…なのに、目指す先はアルコールって…(^0^;)
ちなみに私は下戸です

ウィスラーはカナダ西部のリゾート都市で
2010年、ウィスラーはバンクーバーオリンピックで行われる山岳競技の主要会場となった場所



毎年多くの観光客が訪れており、ウィスラー・ブラッコムでは、
冬はアルペンスキー
夏はマウンテンバイクで
大いに盛り上がる場所


現地でトラ仲間と合流


夕食は皆さんと一緒に


リゾット頂きました
美味い!

個人的にも思い入れのある場所にこうして戻ってこられたことが
今は素直に嬉しい
不安要素もあるが、今は考えないことにしよう

パッキング終了

2013-08-21 21:54:43 | アイアンマン
パッキング終了
ふぅ~



エアカナダの荷物チェックは厳しい!
とのことだったので、体重計でマメにチェック

規定では…
バイクケース
最大重量:32kg
最大サイズ(長さ+幅+高さ):292cm
※他に以下の6つの条件をクリアしないといけないらしい
①ペダル取り外しが必要
②ハンドル取り外しが必要
③タイヤの空気を抜く必要があり
④横倒しにして良いか
(自転車をフラットにする必要あり)
⑤3辺が292cm以内
⑥自転車を専用の袋に入れるかダンボールに入れて預け入れる事が必要

これを越えると乗せません!と言われてしまったので…

私のバイクケース(ハードケース)は
(110+93+34)で240㎝

バイクケースには…
バイク(9.1kg)
フロアーポンプ(1.5kg)
バイクスタンド(0.9kg)
ツールキット(1.3kg)
補給食(3kg)
シューズ&メット(1kg)
フューエルベルト
予備タイヤ&チューブ…
をぜ~んぶ詰め込んで

合計 29.7kg!

クリアだぜ♪


預け荷物(ブルーセブンティトラバック 7.6kg)

機内持ち込み(パタゴニア 7.1kg+ショルダーバック 4.1kg)

…と規定をクリア♫

超過料金ナシ…のはず



ちなみに
エアカナダは予約が2ヶ月前の人は預け荷物2個までOKなんだそうだ
2個預け出来なかったら、とてもじゃないが入らなかったよ

今日は何もしないで(閉館間際にチョコッとだけ泳いだぐらい)終わっちゃいましたが…ここまできたら、疲労抜きが一番重要でしょ(^o^)

明日、カナダに向けて出発なり~
今日はグッスリ寝るのだ( ̄^ ̄)ゞ

カナダ対策アイテム その2

2013-08-21 03:35:11 | スイム
おっと、面白グッズの紹介じゃなくて…



実際に、アートスポーツ購入したものは
耳栓
です



何でかって?
冷たい水を泳ぐのに耳栓があるといいぞ
という噂に踊らされたからでございます
実際どうなんでしょうね



キャップ耳まで被り+耳栓
でチョコッとだけ泳いでみました
思ったよりも違和感ないです(^o^)

もっとも、これぐらいしなくちゃいけないくらいの水温でしたら、
スイムキャップの下に”Blue Seventy Skull Cap”を被っちゃいますがね…σ(^◇^;)

仮梱包

2013-08-20 21:15:25 | Weblog

バイク仮梱包してみた…ふぅ

久しぶりだと手順を忘れてしまいそうだ


ペダル外して


シートポスト抜いて


サドルはくっつけたままで


ネジがとばないように…っと


小物たちはひとまとめにして


スピコンのキモ
ハンドル外し



ケーブル周りはご覧の通りスッキリ
ありがとうISOYAさん


ダラン…とね


こんな感じ



これでケース込みで25.8㎏
エアカナダは32㎏までだからなぁ
あと5㎏…何を入れようか
液体系優先で入れないとな
かさばるモノも入れたいし



続きは明日
おやすみなさい~(-_-)zzz

最後の調整

2013-08-19 00:24:04 | バイク


シューズとメットも洗ったぞ!



さて、次はバイク



タイヤ、ホイール、スプロケ、フレーム…
トレーニングしてないけど汗だくでっせ
仕上げは、チェーンをキレイにして、一コマずつ汚れを取り
同じく一コマずつチェーンオイルかけて、丁寧に拭き取り…
デケタ~~~~(≧∀≦)



バイクも綺麗にしてショップにて最後の調整



フロントの微調整
ステムヘッド周りのグリスアップ



ライディングフィーリングを伝えるだけで
要所要所をサクサク作業
プロの仕事ですな~



相棒よ、カナダでもヨロシク(^_^)ゞ

決戦用ウェア

2013-08-18 23:28:08 | Weblog
決戦用ウェアGet!



無理言って、大西さんに持って来て頂きました(≧∀≦)



メイストームのトライアスロンウェアは1着持っているのですが…
恥ずかしながら…
ちょっとキツイんです…
体重増加で…σ(^◇^;)
腰回りとか胸回りとか…

恐る恐る調べてみると

4月→現在
体重55.5→58.6㎏
BMI19.2→20.3
体脂肪5.0→6.2%
筋肉50.0→52.1㎏
推定骨量2.8→2.9㎏
内臓脂肪1.0レベル※変化なし
基礎代謝1432→1499kcal/日
体内年齢24才※変化なし

よく言えば筋肉が増えた…のかもしれませんが、
トラウェアとかスイムパンツとかキツイんですよ、これが…

レース中にお尻がビリッ!何てことになったらいけないので…
2014年モデル(バックジップ)はユッタリめにつくってあるということで
早速、試着

お~キツくな~い(*^_^*)



ふ~これで(いろんな意味で)安心して闘えます!
大西さん、ありがとうございます!