Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

イージーイージーライド

2011-08-28 21:04:50 | バイク
金曜日

いつものホテルのプールに泳ぎに行ったら…
ミニがペットボトルの中に

土曜日


今週末ぐらいまでは休養かなと思っていたので、
目覚ましをセットしないでいたら7時に目が覚める

およそ8時間睡眠

やはり人間これくらい寝ないといけなのだろう

朝はかなりゆったりして9時になってようやくアップしてストレッチして出発
今日はゆっくりロングライド125キロ

そろそろ普通メニューに戻してもいいかなぁとも思うが、
次は10月のハーフマラソンとトライアスロン(オリンピックディスタンス)が控えているので、
まずはしっかり休んで次のレースを迎えたいところ

走り出して30分ほどして雨が降ってきた

すぐに止むだろうと思ったのだが、だんだん本降りになってきた
空を見ると…
若干明るくなってきているので、今日のライドの間ずっと降ることはないだろう
と気にせず走る

20分ほどして小降りなり、そのうち気がつかないうちに止んでいた


今日は未だに不慣れなド平坦125キロコース
今日もEdge705に頼りっぱなし

メーター類は見れば気になるので、
地図モードにして、ケイデンスや速度は表示させずに走った

目安としては、
楽に回せるケイデンス80前後、ペースは一定の負荷を脚に与える程度…を自分の感覚頼みで走る

風が結構あったので、自然と体制が低く下ハンを持つことが多かった

「スピードコンセプトがあればなぁ」と思ってしまう

今日は疲労抜きのためにあえてロードバイクにしたのだが、TTバイクでも良かったかなぁと一瞬思った


幹線道路から小道を一本入ると、自転車専用道路のような場所へ…走りやすい!


まわりは田んぼばっかり、ゆったりした時間が流れています
何だか気に入った景色だったので、おもわずパシャリ!祠?でしょうかね
大事にされているのがよく分かる


いつも通っている時に気になる、風格のある建物


寺?ではないようですが、公開されているようです

スタートは気温26度と、夏とは思えない気温だ。快適に走れたので、給水の必要もなかった

今日は補給食も充実していた。
・ヤッカ(かの地の昔のお菓子:小麦粉に蜂蜜を入れて油で揚げてごま油を塗ったお菓子)
・カーボショッツ(先日のレースの残り)
・ミニ羊羹(先日のレースの残り)
・ミニパワーバーサンド(先日の…)
・干し梅干し(先日…)
・アスリートソルト(数粒)
・塩熱サプリ(数粒)
・チョコバー
これを全部ジャージのポケットに入れて、15~20分間隔で口に入れた

後半に塩を口にしたが、これが美味い訳ではないが、刺激を入れるには丁度良い

若干補給食が残ってしまったが、これだけバラエティ豊富だと飽きがこないので良い


自転車で走っていると季節の食べ物がよく分かる
先日までは、トウモロコシが多かったのですが、今は、梨、桃の時期
美味しそう!

残り20キロぐらいでYOMEに電話
塩っ辛いものが食べたくなり、マックを注文してもらう

かの地では、ペダル(出前)文化が進んでいて、
ほとんどの食事は出前可能です
マックも注文して20~40分ぐらいで届きます

家に帰ってからのマックとコーラを楽しみに最後の峠を登り、
混み合っている市街地を抜けて、自宅前の最後の橋でスプリントして帰宅

…が正直、物足りない感じ

もっと遠回りして走ってこようかと思った

考えてみれば、
今までアイアンマンのバイクパート180キロを走れるようにトレーニングしてきたのだから、
120キロぐらいでは…ロングライド…と言えないのかもしれない

それでも、今週は休養!と自分に言い聞かせ帰宅

結局、ノンストップで走りきってしまった

自宅に戻るとグッドタイミングで、マックデリバリー到着!



・ベーコントマトデラックス


・グランドプレミアム


・上海スパイスチキンバーガー

の計3つのバーガー

これを半分にずつ切って、YOMEと二人で完食

トレーニング後は、どうしてハンバーガーが食べたくなるのだろう…

かの地ではロッテリアも幅をきかせているが、やっぱりマックの方が美味い!

レース前はガンガン追い込んでこんなにゆったり走れないので
たまには
イージーイージーライドも悪くない

異物

2011-08-27 22:48:02 | バイク
レースが終わって4日後
久しぶりにローラーにでも乗ろうと
レース後そのままにしていたスピードコンセプトを
ローラーにセットしようとバイクスタンドから外そうとすると…

リアホイール(アイオロス6.5)のディープリムの中から
カラカラ…
音がする!

カーボンディープリムの中に
"何か”入っているらしい

水抜きの穴から取り出そうするが…
音はするが、なかなか姿が見えず取り出せない

リムの穴で一番大きいのはバルブを通す穴
…ショウガナイので、空気を抜いてチューブとタイヤをはずす

それでも出てこない

!!!
やるなら徹底的にやろう!
!!!

ホイールの穴(リムが通っている穴や水抜きの穴)を全て紙テープでふさぐ
バルブの穴だけにして、掃除機の吸い込む力を利用して取ろうとする

それでも…まだ取れない

!!!
掃除機の口をガムテープで塞ぎ、小さな穴をあけてストローの口をとりつける

これで吸引力アップ!

ストローの先をホイールのバルブの穴に入れ
掃除機のスイッチをオン!

ブォォォ

とすごい音でリム内の空気を吸い込む

何度かやっている内に、
カツ!
と掃除機を持つ手に感触が!

どうやら取れたらしい

掃除機を開けて見てみると…

2~3ミリの硬いプラスチックのようなものがあった

塗装か何かが?剥がれたものがホイールの中に入ったようだ

これでローラーに乗れる!

チューブとタイヤをホイールにつけようとすると…


チューブに中に何やらコリコリするものが詰まっている!?


異物その2です…


まったく
異物続きです…


こんなのチューブに入ったまま走っていたら、何が起こるか分からない…

止む無く切断して取り出すことに

パンクもしていないチューブを切るのはもったいないが、
どうせ捨てるのなら何がつまっているか確認したい
(実は、このチューブの中の謎の物体が出現したのは今回で2度目)

うぉ~ナンダ???


見事に詰まっている…血管が詰まるってこんな感じなのかな


触ってみると、イボイボの消しゴムみたい…


こんなのが詰まっていたとは…


パンクした訳でもないのにどうして???
シーラントを入れるとこんなのが出来るのでしょうか…う~ん、そのたびにチューブ切断してたらチューブが足りなくなるなぁ


どなたか、このシーラントお化けの正体をご存じでしょうか?


こんなのがチューブの中に入ってました?!パンクもしてないのにナゼ?


チューブの中の異物の正体はイボイボの消しゴムみたいなモノでした

結局…
異物問題が解決するまでに2時間

…この日はローラーに乗れませんでした…残念

メンテだけで終わってしまった
(他にもBB下やハンドル周りのネジの錆取りなど)

翌朝


昨晩、ローラー出来なくて悔しい思いをしたので、今日は4時半起きでローラー
疲労抜き程度に軽く流す
レース後1~3週間は、免疫力が落ちて体調を崩しやすいので、無理はせず負荷軽め

ゆっくり長い距離を乗りたかったのでDVD映画1本分、およそ2時間の流し


途中、どら焼き食べて空腹を満たす

あまりにゆったり流していたので、ケイデンスは80を切ることもしばしば

でも、こうして自転車に乗れていることが一番幸せだと思う今日この頃でした

せっかくなので…


先日のアイアンマンディスタンスレースの参加賞のジャージを着てみました

Pronation or Supination ?

2011-08-27 22:06:29 | ラン
レースが終わって2日が経った
ようやく
パンパンに張っていた筋肉も落ち着いてきた感じ


先日のレース会場のブースで購入したNewton Motion
Newton Gravitasが欲しかったのですが、サイズがなかった
ブースの方が「これは色違いで、機能は一緒です」とのことだったので購入
しかし
NewtonのHPを見てると…
こちらはスタビリティーモデル
(Gravitasはニュートラル)
『着地時や離陸時にミッドフット(足底中部)やフォアフット(足底前部)が内側に倒れこみがちなランナー向け』とのこと
ブースで販売していた方はそうしたことはあまり知らなかったようだ
私はどちらかと言うと外側に倒れこみがちなので、私は完全な不一致
マイッタなぁ…
とりあえず履きならしてみて、違和感や痛みがあるようなら…お蔵入りとなりそうだ


レースの疲れも大分取れたようで、自然と6時半には目が覚めた

脚の状態は悪くない
まだすこし筋肉の張りが残っているが、何より今は走りたい!

Newton Motionを履いて走ってみる
Motionは、自分のお目当ての機能とは真逆の性能らしいのでその辺も確かめながら走ってみる
何キロ走るとか決めず、違和感や痛みが出たらすぐに止めるつもりだった
レースの疲れも完全には取れていないので、身体の調子も確認するためにゆっくり走り出す

初めはキロ5分20秒くらい
あとはペースは気にせず
フォアフットで無理なくゆっくり走りながら、靴と体の様子を確認しながら走る
少し左かかとの内側に張りがあるような感じがしたが、
痛みや違和感があるようなことはなかった
そのままゆっくり走り後半は完全なLSDペース
自分の今の身体の状態に無理なく走れるペースだったので気にしない
結局1時間以上かかってしまいましたが、久しぶりに走ってとても気持ち良かった
とりあえず、LSDペースならMotionでも問題ない

アスリート仲間に相談してみると
先日のHPの画像を見て次のようにアドバイスしてくれてた

『普通外側(小指側)から着地して、親指側までベタッと着いて体重が乗りますよね。
 プロネーションというのはこの後、親指側が若干沈み込む動作です。
 後ろから右足の着地をみると、やや左側に倒れ込む用に見えます。
 この後にキックの動作に入ると、内側に倒れていたものが起きてきて、まっすぐになって蹴り出します。
 オーバープロネーションというのは、倒れこみが大きな動作です。
 先日アップされたウッディさんのGait(足の運び)を見る限り、オーバープロネーターといえるレベルだと思います。』

とのこと流石、脚の専門家です

自分でももう一度見直してみると…
接地時だけでなく離陸時の足裏の動きを注意してみてみる
自分は接地時ばかり見ていた

NewtonのHPに書いてあった
『自分に適しているモデルを判断するには、
 鏡の前に裸足で立ってください。
 肩幅に足を広げ、膝を曲げます。膝を屈伸させ、足首の骨の位置をみます。』
をやってみた

確かに屈伸して膝を伸ばすときに少し右足裏が内側に入っている!
驚きました

貴重な情報のおかげで、このシューズの良さがわかった
二つの違う機能を持つシューズが手元にあるのだから、
履き比べて様子を見たいと思う

ささやかな:02

2011-08-27 21:22:24 | Weblog
アイアンマンディスタンスレース翌日


(※写真と本文はまったく関係ありません)

完全休養日!
YOMEへの労い、自分へのご褒美ということで
プチ贅沢三昧


(※写真と本文はまったく関係ありません)


レース終了後…
爽快感と疲労感が入り交じったような状態だで、すぐに自転車とランとバイクの荷物を受け取る
仕事の関係でどうしてもこの日のうちに帰らないといけない
ランパートで走っている選手が多数いた
私とYOMEは荷物を持って高速バスターミナルへ
1度乗り継ぎ、無事地元のバスターミナルに着いたのが、夜中の2時
ここからまたタクシーに荷物をのせ、自宅アパートまで1時間
午前3時にようやく帰宅。
洗濯物と最低限の荷物整理だけして就寝
泥のように眠りました

9時半頃、目が覚める
YOMEは既に起きて、洗濯物やら何やらしてくれていた
感謝感謝
この日まで有給をもらっているので、今日は一日ゆったりすごす

プチ贅沢三昧その1…温泉でゆったり


まずはタクシーでかの地の温泉街へ
大きな浴槽に身体を埋めた瞬間…とろけてしまいそうでした…幸せ

”最高”です!

プチ贅沢三昧その2…かの地の食で疲労回復


本当はパジョンを食べたかったのですが、月曜日は休み
かわりに近くにある参鶏湯の有名なお店へ
平日&雨の中、外で行列が出来るほどの混み具合…スゴイ
しかし回転率が早いので10分ほど待って、二回のオンドル部屋で美味しい参鶏湯を頂きました…幸せ


注文した料理が運ばれてくる前に、「ミッパンチャン」(これは無料でおかわり自由)


キタ~~~参鶏湯♪
夏の薬膳料理として食べられていますが、鶏一匹を丸々煮込んだ詰め物。とっても美味しい!

プチ贅沢三昧その3…タイ&アロママッサージで夢心地


レース前後にお世話になっている、いつものタイマッサージのデラックスコース
アロマ120分
15万WコースをYOMEと二人でお願いしました


芸能人もお忍びで来るらしい…ビルの一角にあるのですが、知る人ぞ知る…場所だそうです


TVにもよく出るとか…
私はかの地のテレビはあまり見ないので分かりませんが…

すっげ~気持ち良くて脳みそが溶け出しそうでした…幸せ

プチ贅沢三昧その4…泳いだから…たいやき君もOK?


マッサージ後、かの地の大手デパートの地下に行くと…あれは!


たいやき屋さんだ!


これが意外と…あんこがしっかり日本風味で美味しかった!

プチ贅沢三昧その5…好物&スイーツで満腹

かの地で一番好きな料理「ナクチポックン


かの地に出店した「コートドール」のスイーツ
YOMEのチョイスの4点

家食事でこんな贅沢…幸せしぎます…

ちなみに前回の「ささやかな」はこんな感じでした

ウッドキャビン夫婦は外食もあまりしないので
たまにはこんな贅沢もアリかな

それから、
食実についてですが
豆食事にこだわるのは止めました
確かに
ランには確かに効果がありましたが、
やはりアイアンマンは何でもたくさん食べないとスタミナがもちません
体重は54キロとあまり変わらずですが、
体脂肪は意識して増やしました
現在は8~10%あたりです
それぐらいないとすぐに体調を崩したり風邪を引いたりしやすい
油っぽいものはまだ苦手ですが、これからもモリモリ食べて
アイアンマンらしい身体作りをしていきたいと思います

Challenge to myself:Epilogue

2011-08-27 21:09:38 | アイアンマン
Internation Triathlon 2011 Mokpo

リザルトが出ました

№241 남(男) ウッドキャビン カテゴリー(35~39세(歳))
Swim
スタート時刻7:00:15  ゴール時刻8:31:43
タイム 1:31:28
Bike
スタート時刻08:36:00 ゴール時刻14:26:49
タイム 5:50:49
Run
スタート時刻14:33:07 ゴール時刻17:53:11
タイム 3:20:04

トータルタイム 10時間52分56秒
エイジ順位 3位 総合順位 17位


アワードは翌日だったため、参加していないが
アイアンマンディスタンスでのエイジの入賞、自己ベスト更新は素直に嬉しい
でも、その陰で自分を支えてくれていた人のおかげだということも忘れてはいけない
まずは、YOMEよ、ありがとう!



冷静に振り返るといくつか課題も見えたレースだった

スイム
プールの泳ぎとOWSの泳ぎの違いを知り、よりよい泳ぎ方を身につけること
やっぱり海の泳ぎはプールとは全然違う
あらためてそのことを痛感

バイク
地味な筋トレと距離を重ねたことが活かされたと思うが…
200キロをオーバーを楽に走れる脚と、一定の出力を保ったまま走行を続けられることがこれからの課題

ラン
30キロ以上の走り込みが不足していたため脚が残っていなかったように思った
スピードやBU走なども大切だが、アイアンマンでは距離をこなすことも必要だと痛感



今回の大会…
前日の受付の時から、ちょっとキケンな大会運営の雰囲気がプンプンしていましたが…
レース当日も…スタッフの怠慢、準備不足、選手へのサポート不足、バイクの距離の誤計測…
参加者としてこんなこと言いたくないですが、
お世辞にも成功とは言えない大会運営だった

大会終了後も、大混乱だったようです…運営サイドのごたごたに選手は振り回されっぱなし

今まで出場したレースの大会運営も(比べてはいけませんが)日本よりもずっとファジーな感じでしたが、
かの地の「ケンチャナヨ(気にするな)」文化で皆さんそれほど気にすることもなかった
しかし、今回の大会ではレースを終えた選手(レース中も)があんなに憤慨するの様子ははじめて見ました

大会翌日から…
大会のHPには連日のように失態と謝罪の繰り返し

バイクの距離の誤り
負傷者への配慮不足
スタッフの動き…

そして、とんでもない事態が!
(下記に自動翻訳したものを添付)
8月21日、木浦(モクポ)トライアスロンジョンデフェ記録測定関連の謝罪お知らせ
まず、今回の大会の記録測定にあって多くの記録漏れが発生して 、参加者の方々の記録、測定、および情報が正常に行わモトハンジョム心より謝罪の言葉を申し上げます。
記録漏れの原因と 、今回の大会ギロクチプの防水のためのチップの防水コーティングプロセスで問題が発生し、多数のチップが正常に動作していませんでした。
記録漏れの現状 水泳(ゴール地点)、バイク(発、チェックポイント、ゴール地点)ラン(出発、チェック、ゴール地点)などで記録漏れが発生している。
記録漏れの部分を現場で記録要員たちが手書きで記録したが、未確認の部分があります。
今後の処理方法 を記録お知らせ:8月25日(木曜日)18:00までジョンサンチュクジョンドゥェン記録および手書きで記録した部分を反映して、アナウンスするようにさせていただきます。

計測できていなかったという事実

今回の計測チップは今まで見たことのないようなカタチ
大きさ大きなまんじゅう?ぐらいとかなり大きめ
計測のポイントでは
通過しても(今までのように)音も光もないだなぁ…
なんて思っていたらほとんどの選手のチップが水没して壊れていたらしい…

(レース翌日の)月曜日の表彰式は取りやめ…というか開催できなかったようです

さすがにこれには私も驚きました

今回のレース
記録なし
…なんてのだけは勘弁してほしかった

思い当たることがあります
ランの計測の機械が途中で片付けられていた
…あれは、計測不可能だったので撤去したんですね
それに、
ランの折り返しでは、スタッフが全員ナンバーをチェックし必死にメモっていた…
まさかこんな事態になっていたとは…

かの地の方の名誉のために記載しますが、
ここまでヒドイレースは今までなかったそうです(かの地の知人談)

レースにかかわった者としては
自分がそこにいたという記録まで無くなってしまったとしたら…悲しいですね

そんな波乱続きの大会だったので、
リザルトは半分諦めていたのですが、予定よりも一日遅れた程度で公表されていてホッとしています

尚、この大会、HPによると
大幅な赤字だったようです

理由の一つがコレ

参加賞のジャージ

それと

完走者に贈られるレーパン
(パンツの横に”フィニッシャー”の文字入り)

モノにお金をかけすぎた…ようです
ちなみにレーパンは、なぜか参加者の人数分足りていなく、レース後のトラブルの元だったとか…



私が言えることは、この大会二度目はないかな…ということです

私としては
次のアイアンマンに向けて、良い経験を積むことが出来たので、それだけで満足しています
(リザルトも出ましたし)

アイアンマンに関して言えば、
昨年のアイアンマンディスタンスレースミドル強(スイム3キロ、バイク140キロ、ラン30キロ)のレース
今シーズンの2つのアイアンマンディスタンス)に出場した
今までは体調不良だったり、力を出し切れなかったりでしたレースばかりでした
しかし
今回のレースは違いました
ゴールラインを越えて…これほどすがすがしくレースを終えたことはなかった
レース展開に課題はありましたが
それでも、今持てる力は出し切れた

少なくとも
最大のライバルである
”自分”を受け入れ
一歩前へ進むことが出来たと思う

今はそれで充分だ

Challenge to myself:Run

2011-08-25 19:53:57 | アイアンマン
Internation Triathlon 2011 Mokpo

アイアンマンディスタンスレース ラン編

前回の島レースでは、得意なランで脱水症状となり失速した苦い経験を踏まえ、
今回はフューエルボトルを3つウェストベルトにつけて、同じくベルトにカーボショッツ2本をつけて走ることにした

ランを走り初めてすぐに靴紐を縛ってないことに気づく

やれやれ、短気は損気

トランジションエリアでのイライラを
ランのはじめまで持ち越してしまった…反省

一端止まって靴紐を結ぶ

一度深呼吸して、
「今度こそ」
と気持ちを入れ替えて走り出す

元ランナーでもある自分の十八番のパート
ここでどれだけタイムをかせげるかにかかっている

エンジン全開といきたいところだったが…そろそろ尿意も限界
ランスタートしてすぐにトイレを探すが、トイレがない!

驚いたことに今回の大会では仮設トイレがゼロ

公園内の一番端に公衆トイレがあったそうだが、はたしてそのことを知っていた選手が何人いるのだろう
他の選手も皆「ファジャンシル(トイレ)!」と叫んでいた
私も決して他人事ではない
かなりヤバイ…
が、海沿いの山下公園みたいなところを走っているので、そうそう公の前で用を足せる場所がない

これは力が入らんぞ…
などと思いながら走っていると…
人一人が隠れそうな茂みを発見!

大変申し訳ないのだがそちらで生理現象を解消

女性の選手も結構いるのに、男はいいが女性は大丈夫なのかと思ってしまう

水ばかり摂取してたので、軽量化にはかなりの時間がかかりました
こんなに水分を放出して大丈夫かと思うくらい(苦笑)

用を済ませると心持ち身体も軽くなったような気がしてランのペースも軽快(笑)

不思議なことにその時は総合時間はほとんど気になりませんでした
自己ベストは更新出来れば嬉しかったのでしょうが、
この時はただ目の前の道を進み前の走者を抜くことしか頭になかった

…と書くと無我夢中のようですが、純粋に楽しんでいたのかもしれません

ただ、ペースが読めなかったので、ペースだけはGarmin Forerunner 310XTで確認

ランをスタートしてすぐに折り返してくる選手に気づきました
少なくとも自分より1ラップは先を走っている人たち
腕を見ると、昨日、会長が約束していた周回数を示す輪ゴムを誰もつけていません

すぐに察しました

ラップの確認の為に配布するといった輪ゴム…
いきさつは分かりませんが、"無い”のだということ

まあ、ここまできたら何がきても驚きません

自分で何とかすればいいことだ

ただ同じコース6周なので、
ここまできて1周間違えてゴールしました…
では、これまでの努力が水の泡なので、しっかり指を折って数えたまま走ることにした

ランのコースは、
基本フラットの海沿いを大通りまで走って折り返すコース
途中、坂が一つあるので、ここが後半響いてこなければいいなぁと思っていた


この頃になって日が出てきて気温も急上昇
(発表によると31度…朝が20度前後だったので、レースの間に10度の気温が上がったということらしい)

暑さが気になるところだが、
とにかく全てのエイドで必ず止まり、水とスポーツ飲料の補給をすることを心がける

最初のエイドで、
「ポカリ(かの地にもポカリスエットはあります)」と言われ差し出されたドリンクは濃い水色の液体?
飲んでみると安いかき氷のシロップのような味
とてもじゃないが飲めません

かの地ではスポーツ飲料と言ったら何でも「ポカリ」と呼ぶらしい

最初の1周目は、水を2杯全てのエイドで飲むようにした
ペースはキロ4分くらい


バイクもそうだが、ランも単調なコース
これを6周もするのかと思うと気が滅入る

しかし、前回の島レースの、坂連続ドMコースに比べれば、バイク同様集中力さえあれば何とかなりそうだった

バイクと違う点は、
会場からの海沿いのコースは観光スポットになっていて、
公園や博物館、美術館、ビューポイントなどがあり、
観光客の方も混じった応援が多く、それだけでもずいぶん元気をもらった

1周目を終え、ランスタート地点で折り返す
この段階で右手の親指を握って、1周したことを忘れないように指で数えながら走る

MCのお姉さんが
私が来る度に「日本人が来ました。日本人もがんばっています。ガンバレ(←日本語で)」
と励ましてくれた


ランでは
1周目から抜きまくっていたので、そのあたりも注目してくれたようだ

2周目に入ると、
ペースは3分40秒台と気持ち良く飛ばすことができた

バイクのようにゼッケンを後ろにつけていないので、
前の走者を抜いても同じカテゴリーかどうか分からなかった

そちらはあまり気にせず、自分とは進行方向の逆…折り変えてしてくるメンバーのゼッケンをチェック

同じエイジグループだと果然燃えてくる
次の周までにつかえてやる!っという感じ

2周目も脚はまだ動くし、水分も足りている気がしたが、
気温も高くなってきたので、時間をロスしても必ず各エイドで給水を取った

3周目に入るあたりから
脚の回転が少し鈍くなる…ペースはキロ4分弱

前半飛ばしすぎたかぁと思ったが、
いつものトレーニングの持久走と同じペースなので、これをキープ出来ればいいかなと思った

この頃になると、
オリンピックディスタンスを終えた地元のトライアスロンクラブが応援に回ってくれた
自分の名前が呼ばれるとそれだけで力が入るから不思議だ

同じく応援で元気をくれたのが、
2年前のオリンピックディスタンスレースで知り合ったオージー(オーストラリア人)の女性二人
本場オージー仕込みの盛大な応援をして盛り上げてくれた
あまりの陽気さにこちらまで(レース中なのに)笑顔になってしまう

ありがたい

3周目後半
YOMEがバイクコースからバスでランの会場に戻って応援に駆けつけてくれた
背中のポッケにいれたマズイスペシャルドリンクボトルを預かってもらう
(やっぱり捨てる訳にはいかないので)

4周目
ここが正念場だと思うのだが、集中力が切れそうだ

地元トライアスロンクラブのメンバーが
「ウッディ!アイスを食べろ!」
と差し出されたが、丁重に断った
さすがにアイスは食べられない

4周目の入り口
本部テントを通るとMCのお姉さんが両手一杯に氷をくれた
それをジャージの前と後ろに入れるだけで、背中と胸がずいぶん楽になった

エイドでは
待望のコーラを出してくれるようになった
水とコーラを1杯ずつ飲むようにする


暑さもピークになったようだ
エイドで水分補給しても5分とたたないうちに唇が乾いてパサパサする

エイドとエイドのつなぎは、腰に付けたフューエルボトルの出番
カーボショッツを半分、水半分で割ったボトルを飲みながら何とかやり過ごす

それにしても暑い

加えて4周目という数が途方もなく遠い距離に感じる

まだ半分ちょっとだ…
と一瞬考えてしまうと
もう気力が失せてくる

途中の応援と惰性で何とか走りきった4周だった

5周目に入る
もう気持ちが折れかかっていた

ペースは恐ろしく見られなかったが、
キロ5分くらいではないかと思うくらいスピードが落ちていた

暑さと同じ道を何度も走ることで集中力もなくなってきた

YOMEはランのスタート地点で応援してくれていた

最後の6周目を終えた後のゴールの誘導
これがまた、まったくアナウンスされていない

どうやってゴールするのか確認してほしいとYOMEに頼む

何てことのない途中の坂が壁に思える

フォームは崩れ、
意識ははっきりしていたが、
とにかく脚が言うことを聞かない

ランで初めて
”歩いてしまいたい”
と思った

走りながら
こんなことを思ってしまう第三者的な自分にも驚いた

ふとその時、
昨年、初めて出場したアイアンマンディスタンスレースを思いだした

最後のランパート、
…後半…自分の中で問答していた

「苦しければ止めればいい」

「いやだ」

「走るのは好きか」

「好きだ」

「今おまえの走っている道は、今だけで終わらない…
 …これからも先もずっと続くんだぞ、この道は」

…………………………………………………………………………………………

そうだ

目の前に見える道

どこかに繋がる道

これからも続く道

この道を…
俺は…走る

走りたい!

目の前が
少し明るくなったような気がする

今、この瞬間、
諦めて歩き出しても、だれも自分のことを非難しない

応援してくれている人には、ウソで塗り固めて武勇伝を語ることも出来る

そうしたっていい

そうしたっていいはずなのに…

多分…

…生きていること…

それ自体、
確かな自分が存在し、その存在は偽りではない

おそらく…
何か一つでも…
偽ること、諦めること…を始めると
これから先
自分という確かな存在が、不確かな存在になりそうな気がする

…生きているということは
 どんなカタチであれ自分を受け入れること…

 苦しみも、喜びも…全て自分の中から生まれるもの
 それを否定することは、自分を否定すること

今を…自分を…諦めたくない

 自分の全部を受けとめてやる
 だから、俺よ…全て出し尽くせ!

自分は自分

どんなヘタレなタイムだろうが、自分のレースをしよう

百万の言い訳より、一つの真実を

走ろう!
どんなにゆっくりでも…走ろう!

そのために今ここに居るのだから


気持ちが吹っ切れると、今まで枯渇していたと思っていた身体に力が残っていることに気づく
そうか…全て自分自身…ってことか


5周目…嬉しいんだが、苦しいんだが、グチャグチャな顔して走っていたと思う

6周目
最後の1周


楽しもうと思った

このコースも、この大会も…今日この瞬間でしか体験できないもの

全力で、全てを出し切って、
このレースを身体全体で味わいたい

不思議とペースが上がる。何だこんな力残っていたのかぁ…
ペースはキロ4分20~30

脚というより、身体全体で走っている感じだ

一瞬、総合タイムを見たい気持ちにかられたが、
それもゴールしてからのお楽しみしようと走った

走るのが好きなんだ

こんなにも愛おしいものに出会えた

自分の生を謳歌できる瞬間

沿道の応援も激しくなってきた
先ほどまで流れていた「ロッキーのテーマ」からなぜか、かの地の演歌に変わっていた
日本ではK-POPなるものが流行っているらしいが、
私はかの地に住んで3年目となるがほとんど耳にしない
かの地はまだまだ年配者が元気な国なので、
ラジオや有線から流れてくるのは、ほとんどが演歌だ
この時ばかりは、かの地の演歌が応援歌のように聞こえてきた

一歩一歩を噛みしめるように走る…6周目はとても短く感じた

ここでも6周した後のゴールの手順はまったく説明がなかったので、
私以外でも多くの選手が路頭に迷って?いたそうだ

看板やサインもなければ、誘導のスタッフもいない…さすがにここまでヒドイのはかの地のレースで初めてだ

後でYOMEに聞いたところ、
6周した選手がどこに行けばいいのか分からず、
スタッフに聞くが、スタッフも大半がゴールの手順を知らされていなかったらしく、聞かれても答えられなかったそうだ


6周目の最後の折り返しをまがるとYOMEの指示された方角にまがっていく
通りを抜けると警察が公道を抜けた広場へと行くよう誘導していた

そこで初めてゴール地点がわかった

あと100メートル前後。嬉しいような泣きたいような気持ち


グチャグチャな全力フォーム?でゴールへと駆け込む

ゴール直前、総合タイムを見ると、10時間50分台

今年の目標だった10時間台だ!


そのまま何を叫んでいたのかよく分からず歓喜のゴール

すぐさま後ろを向いて一礼
「ありがとうございました!」

応援してくれた人、
この場にいることが出来たこと、
いろいろな思いがこみ上げて自然に声を張り上げていた


終わった


未練も後悔もない
全部出し切った

苦しいけど、嬉しい


こんな思いが出来たこと、ここまで支えてくれた人、ここに自分が居られること…すべてに…ありがとう! 

ラン:42.22 km
3時間20分17秒(自己計測)
12.6 km/h (04'44 /km)

Challenge to myself:Bike

2011-08-25 18:46:28 | アイアンマン
Internation Triathlon 2011 Mokpo

アイアンマンディスタンスレース バイク編


バイク乗車後は、
焦る気持ちをぐっとこらえる

ケイデンス80~90で心拍が150を越えない程度にペダルをまわす

バイクコースは昨年のコースとダブっている所もあるので、試走はしてない
なんとなく雰囲気はわかるので、それほど不安はなかった

それよりも、今回は運営サイドがゴタゴタしているので、
急なコース変更(もしくはハプニング)もありえるだろうと臨機応変に対応するつもりで走った


市内から橋をわたり、工場地帯へ

工事車両も使っているぐらいのんで、ここは走りはやすい単調な道だった

その後、昨年出来たF1会場の横を通り、4周回する農道のような場所まで来た(1周37キロ)

バイクの走りの方は、前回の島レースの反省から、
とにかく押さえて走ることを意識しました

大体ギア(SRAM:OG-1090 11-26T)は、平坦コースで後ろから4枚目(19)くらい
ケイデンスは80を切るようならもう一枚ギアを軽くする程度

追い風や路面状態が良い場合にはもう1枚か2枚ぐらい重くする感じ
インナーは一度も使いませんでした(登りもなかったですし)

スピードはおおよそ30~35キロぐらい、心拍を150以下

とにかくこの状態をキープしました

今回は、ハンドルバーの左側にEdge500、右側にEdge705(全面地図モード)をつけていたので、
必要な情報はすべてガーミン頼み
自分の感覚は疲れなどで狂ってくるので

走り初めて周回コースに行くまでは、ゆったりモードの方をどんどん抜いて気分が良かった


周回コースは景色が全然変わらないフラットな農道を延々走るのみ

周回コースに入ってから数人抜かれこともあった
その一瞬は焦ってペダルを踏みそうになりますが、焦らず上記の鉄則を守ります


ちなみにドラフティングは禁止でしたが、ほとんどの人がドラフティングしてました…
(私も何度か後ろに付かれました)


私は仲間だと思われるのがイヤだったので、ドラフティング連中が来たら離れていました


(後ろに見えているのがドラフティング軍団)

ドラフティング行為はペナルティの対象で、
3回警告を受けるとバイクフィニッシュ後、ペナルティボックスで待つことになっていました

周回コースの道が分かれているところで誘導のために立っていたスタッフは、
最初は誘導棒を持って選手を誘導してくれていたが、2ラップ目からは道端で座っておしゃべりに夢中…
おぉい、仕事しろ!

…肝心のマーシャルはほとんどいない
たまにコース上にいても明らかにその辺の高校生か大学生のバイト君
携帯いじったり、道路脇で昼寝していたり?!

…まあ、これなら正直者が馬鹿を見るのは目に見えていましたが、
それでも私はしませんでしたし、する気もなかった


この大会のエントリーの目的は次のアイアンマンにつなげる経験を重ねること
それなのに、こんなことでタイムをかせいでもしょうがない

ドラフティング集団は露骨でした
同じチームジャージ着ている軍団が見事なトレイン組んで走っているんですから
これで何も言われないのだから不思議だ

ドラフティング軍団には何度か抜かされましたが、
ペースがバラバラで30キロ後半で抜いていっても
しばらく走るとタレてきて、私が抜かすの繰り返し、ホントアホらしい…


私は私のレースをしようと思ったので気にしないことにしました

私のエイジのカテゴリーは100人弱と人数も多く無かったので、
抜く時には、必ずナンバーをチェック


抜かれる時ももちろんチェックしますが、
自分のカテゴリー以外の時はそれほど気にせず、単独で抜かれたこともありましたが、結局最後には抜きかえしてたと思います

スイムの遅れを挽回すべく50以上100人未満くらいは抜いたでしょうか

周回コースですが、
1周40キロ近いコースで変化のない真っ直ぐでフラットな農道を延々走るので、正直辛かった

とはいえ、
前回の島レースに比べたら坂もないですし、
体力的にシンドイことはなかった

しかし、同じようなところをずっと走っていると…
眠くなるというか意識が朦朧としてくる

体力勝負

というより集中力がどれだけ持続できるか
という感じのコースでした

実際
私も端から見ると、
蛇のように蛇行運転しているんじゃないか…
と思うくらいフラフラしていたと思います

何度か側溝に気づかず寄っていて、ハッとしたくらい

あまにり単調すぎるので、
2周目からは、
頭を下げて(ずっと頭を上げているのもシンドイので)道路の中央の白線を目印に
まっすぐ走るように努めた

それでも、
途中に何十箇所とある車減速用のギャップに
気づかずに突っ込んで跳ね上がる車体にハッとすること数回

できればバイクコースは2ラップぐらいがいいかなぁ
でも、
この集中力を試されるってのもアイアンマンには必要かもしれない

ラップ(周回数)を重ねるごとに少しずつスピードが落ちていくのがわかります

ラップ1 1時間06分(平均速度33.5km/h)
ラップ2 1時間08分(平均速度32.2km/h)
ラップ3 1時間11分(平均速度30.9km/h)

3周目なんて、ボケーっとしてい方が長かったような気がします

エイドが途中であるのですが、
ボランティアの水の渡し方はイマイチで一度しか取れませんでした

幸い、
日差しがなく曇りで気温も上がらなかったので、給水なしで180キロ走るのにも問題なさそうでした

バイクに関して言えば…
アイアンマンでは前回の島レースと今回の2回スピードコンセプトで走ることができた
特に今回のようなフラットで単調なコースだとTTバイクの偉大さがよくわかる
トータルして5時間以上乗っていたのだが、ほとんどTTポジションのままで走った
ギャップのあるところや短い坂などで身体を起こした程度
まさにTTバイクの本領発揮
あの窮屈な姿勢が一番理にかなっている
無駄なく速く走るためだけに作られたバイクなんだと実感
今までのようにロードバイクにDHバーを付けただけでは、こんなに効率よく走れなかったと思う
プロトライアスリート宮塚さんが以前TJ(トライアスロン・ジャパン)の中で、
「TTポジションは休むためのものではない。攻撃の姿勢だ」
と仰っていたことが頭をかすめた
空気を切り裂き、
長丁場を乗り切るために自分の体力(脚)をどのように使い切るの考え、
効率よくペダルを回す
アイアンマンのバイクパートをスピードコンセプトと共に走り切れたことを嬉しく思う

周回コースではパンクしている人が目立った
たまたま周回コースを走っていたから目立っていたのかもしれないが、
ちょっと今までの大会よりもパンク率が高いように思えた

また平坦で直線の多かった周回コースでは、集中力が切れてしまった人の落車が自分が見た中でも4~5件あった
対向車線同士での接触もあったようで、二人の選手がバツが悪そうに並んで走行不能になった自転車をかかえている人たちもいた



3周目後半にYOMEが応援に(徒歩で?!)来てくれた


おかげで少し集中力が戻った

4回目の折り返し地点を過ぎると、後は元来た道を戻るだけだ

少し元気が出てきた
この時点で150キロ通過

水もそれほど飲んでいなかったので、尿意もそれほどではない
ノンストップで会場まで戻れそうだ


残り30キロと分かった段階で、ふとローラー1時間分くらいだなと思った

ガーミンの表示では走行時間がこの段階で4時間半
おぉ、これならバイクのタイム5時間半ぐらいで走りきれるかぁ♪と俄然やる気が出ました


さっきまで30km/h前後でヘロヘロだったのに、ここにきて脚を貯めていた自分に驚く!結構、ペダルが回せる!

ここからは
ドラフティング軍団をどんどん抜き去り、単独で走っている方々も抜いていく

途中後ろに付かれたり、横に並んだりしましたが、
正直、全然眼中になかった

バイクの自己記録に挑戦することのみに専念

あと20キロ(160キロ通過)となった時、
ローラー台なら30分もかからないなぁ
…とますます元気になってペダルも回すのにも力が入る

バイクをフィニッシュした段階で
力の出し惜しみだったら悔やまれるので、売り切れ覚悟でぐんぐん回す

残り10キロ(170キロ地点)
…ここまで来て異変に気づきます

まだF1会場横で走っている

とっくに工場地帯を抜けて、市内へと通じる橋が見えてきてもいいはずなのに???

こんな時、
非情にもEdge705の地図表示では、どうみても20キロ以上の地図が表示されている

マイッタ…

180キロのつもりでスパートかけたのだが

張り詰めていた気持ちが切れそうになる

でもここまで来たら、火事場のナントかだ!

ゴールは近い
ゴールに近づいているはず
回せ!
回せ!

…脚が限界が近づいているのは分かりましたが、
それを承知で、なおいっそうペダルを力を込める

メーターが180キロを越える

まだ工場地帯

ここから10キロ前後だろう

たった10キロだ
いつものローラーの10キロならあっという間だ

先を見ると辛くなる
目の前の道路の白線だけ見ろ!

自分に言い聞かせながら走る

いよいよ市内へと通じる橋に来た頃、
前を走る人たちを何人か見つける

一人抜いては、また次の人の背中を追いかけるの繰り返し
長く感じた橋渡り終え、
レース会場への蛇行を繰り返す路地をまがりトランジションエリアへ

トライアスロンシューズ(S-Works Road Shoe)ではないので、すぐには脱げないが、
Boaのダイヤルを緩めておく

降車エリアでシューズを履いたまま降りる

自分のバイクラックまではかなり遠かったが、カツカツ言わせながら走ってラックのところへ


ここからさらに先にあるランの袋がかかっているラックの場所まで走る
途中、あまりにも走りづらかったので、ロードシューズを脱いで、靴下のままラックの場所へ走った

ランの袋を見つけると、
靴の履き替えだけなので、その場でランシューズに履き替える
(もう誰もテントを使っていなかったので)
メットとアイウェアをランの袋に入れて、キャップを被りランのスタート地点へと向かう

ここでもミニボトルにクエン酸&アミノ酸を混ぜたドリンクを口にくわえたままランの準備を勧める

一通り準備が終わり、ランパートに移りたかったのだが、
ここでもランの袋をどうすればいいのか説明がなかったので、袋をもったままランのスタートに向かう

すると
スタッフに止められて戻るように言われる

再び袋のかけてあるラックの場所まで戻る
ランの袋はどうするのか尋ねると…

一人目のスタッフには分からないと言われ、
二人目は英語が通じず、
三人目で別の場所に預けると教えてもらう

預け場所にいくと、
暇そうしているスタッフがおしゃべりしながらフラフラと歩いていた

呼びかけるが、一向に気づかない
二度目、再び呼びかける…
三度目には…さすがに怒鳴ってしまった(大人げない…反省)

ようやく気づいてもらい、バックを預けることができた

運営サイドがうまく機能していないのはわかっていたが、
選手のタイムにかかわることで自分のミスでなく、
運営側の怠慢でタイムロスするのは納得がいかない

ちょっとイライラしてしまった

気持ちを入れ替えよう
自分に言い聞かせてランスタート地点へ

バイク:192.45 km
5時間52分27秒(自己計測)
32.8 km/h (01'49 /km)

ラン編へ

Challenge to myself:Swim

2011-08-25 17:46:45 | アイアンマン
Internation Triathlon 2011 Mokpo

アイアンマンディスタンスレース スイム編

長い一日の始まり

午前3時起床

YOMEも一緒に起きて用意していた朝食を一緒に食べる

おにぎり2個、フルーツ(リンゴ、桃、バナナ)、ヨーグルト、味噌汁

今までは4時起きだったのだが、
アイアンマン仲間の3時起きで用意して丁度良いなんて話を聞いていたので、自分も実行してみることにした

食後にコーヒーを頂き、3時半から準備開始

手がワセリンでベトベトになる前にスイムゴーグルに曇り止めを二度塗り

レースウェア(SKINS TRI400)に着替え、
擦れ防止のためにワセリンを塗ってガーミンの心拍系を胸につける

レースウェアにスリーブとカーフタイツ、靴下と身につけていると肌の露出は少ないが、
日焼け止め効果のあるスポーツバルム(イエロー4番)をたっぷり塗る

外は昨日までの雨が止み、曇っているが、日が差すこともあるだろう

脇の下と首回り、あご下(ヘルメットのストラップが当たる)とこれまたたっぷりワセリンを塗る

前回島レースでの反省から
ウェットの首回りにもたっぷりワセリンを塗って伸ばしておく

その合間にコーヒーを飲んで利尿効果を高める

そうこうしているうちに午前5時になった

5時からはナンバリングやラン・バイクの荷物を預けることができるはず

外は8月とは思えないくらい涼しかった(20度前後)ので、
昨日受付でもらった参加賞ジャージをレースウェアの上から着る
アップがてら、荷物を持ち会場へ


もう雨は止んでいたので、昨日、かけておいたバイクのカバーを取る
そうとう雨が降ったようだ

サランラップでグルグル巻きにした補給食やサイコン周りをすべてはずす
残念ながら、
ハンドルバーの先端に差し込んでおいた(スイムアップ後、バイクパートにうつってから身につけるためにつけておいた)スキンズのスリーブだけは
ビショビショに濡れていたので、絞ってそのまま腕に付ける

濡れているのなら、スイムでつけても一緒なので、
今回は身につけたままスタートすることにしました


バイクの準備を終えて5時半を過ぎた頃、
ようやくランとバイクの荷物を預けるラック(当日の朝になって作っていた?!)が出来上がったので、
自分の番号のフックにかけておく

大会主催者側としては、先日、島で行われたアイアンマンのような感じのトランジション
(荷物をラックから取り、テントの中で着替える)のようにしたいらしい

荷物を預け本部を前のところでナンバリングも行っていたので、
肌が唯一出ている、肩と膝のところに241と書いてもらう


これで朝の受付は終了だ

YOMEには6時には戻ると言っていたので、一端モーテルに戻る

YOMEはチェックアウトの準備をしていてくれた
私は最後の軽量化のために最後のトイレへ
なぜか会場ではトイレを見つけることが出来なかった

時刻は6時20分
スタートが7時なので、そろそろ会場へ向かわないといけない

私はアップもあるので、すぐに会場へ
YOMEはチェックアウトの準備をすませて会場へ。(大きめの荷物はモーテルに置かせてもらった)


ようやくレース会場っぽくなってきた


会場で20分ほどジョグで身体を温めウェットを着込む

6時40分
試しに泳いでみようかと思ったが、スイムエリアはクローズだったので、ウェットを着たままジョグ


6時50分
用意していたミニボトルのスペシャルドリンクちびちび口にしながら、スイムスタートエリアに向かう



今回はネットタイムということで、
水泳が苦手な選手は後から行くように言われたのだが…
フローティングスタートだったので、入水してスタート地点までそのまま水中で待つ

フローティングスタートでネットタイムもないだろうと思ったが、
直前での変更はかの地の十八番なので気にしません

スタート10秒前
カウントダウン…が始まっているのに、先頭の方は我先にと泳ぎ始めます?!

コレもアリなのかな???
…と思いましたが、私はMCのカウントダウンを号砲を待って…



スイムスタート!

スイムが苦手な私は数秒違ってもあまり差は無いので、先行して泳いでいる人は気になりませんでした


四方に浮かんでる赤いブイを2周する



前日の説明で黄色いブイ(オリンピックディスタンス用)は紛らわしいし、
選手が擦れて怪我をするといけないので、回収しておく…と会長?が言っていたブイは…思いっきり中央で浮かんでいました

説明を聞いてなかった人は黄色いブイのあたりをうろうろ…
ちなみにオリンピックディスタンスのスタートは2時間後の午前9時


前回の島レースでは同じ2ラップの1ラップを1周目を39分で回ることが出来たので、
今回も1時間20分ぐらいが目標で泳ぐ


陸上に上がって折り返しポイントを回る訳でもなく、湾内を2周

この辺は紳士協定といったところでしょうか
(1周でスイムアップしても判別できない)

覚悟していましたが、あまりバトルに巻き込まれることなく泳ぐことができました
(2度ほどキックを顔面に受けて、一度ゴーグルが外れたので直したくらい)

水温は、驚くほど暖かく外気温よりも暖かい感じでした

透明度は自分の手が見えるぐらいであまりよく見えません
近くにいる選手はぶつかるぐらいまで寄ってこないと分からないぐらいでした

波もほとんどなく、スイム上級者には物足りないぐらいだったと思います

私は最近、調子が良いTIスイムを試してみました
入水角度をつけてプルは意識しないで身体の入れ替えとスケーティングを進む
…なんですが、(いつものことですが)どんどん周りに抜かれていく

ちょっと焦ります

1周目を終える頃には、先頭集団から離れて周りに誰もいない(ように見えた)

そのため、何度か平泳ぎに変えて進行方向を確認してぐらいです

※YOMEに後から聞いた話だと、
 1周目は真ん中ぐらいで、2種目を終える頃は、4分の3ぐらいの位置だったとか

2周目はずっと一人で泳いでいる感じがして、かなり不安でした
ブイの周りを回る際に他のアスリートが近くで泳いでいるがわかり、どうやらラストじゃないだな…ぐらいはわかりました

ヘッドアップも得意じゃないので、目標物を探すにひと苦労

ちょっと困ったのは、
今回の大会ではトランジションについての説明(スイム・バイク・ラン)が口頭でも記載でもなかったので、
どこでスイムアップしていいのか分からなかった

2周目の最後(4つ目)の赤いブイを曲がり終えてからは、MCの声が聞こえてくる方に泳いでいった

スタート前に集まっていたウッドデッキが見えてきた
どうやらそのあたりで水しぶきがあがっているので、あの辺だろうと思いながら泳ぐ

LUMINAの1号に
オーシャンスイムでは手数を多くして泳ぐ(プルの回数を多めに)と書いてあったことを思い出す

確かに今回のTIスイムは
プールでは有効でも海ではあまり効果がなかったような(自分が遅いだけかもしれませんが)気がしました

ウッドデッキに階段をボランティアの助けを借りてあがり、スイムアップ


キャップとゴーグルを取って、ウェットの上(私のウェットは上下分かれたセパレート)を脱ぐと、
トライスーツに入れて居た補給食がポロリと落ちてしまった


すぐに拾い桟橋をウェットを着たまま走って移動

トランジションエリアに向かう途中、すれ違ったMCのお姉さんに日本語で「がんばれ」と言われる

どうやら日本人の参加者は私一人らしい
(スイムキャップに番号が書いてあるので分かったらしい)

余談ですが…
かの地の人の名前は、ほとんどの方が4文字以内で5文字もあれば収まる

私の名前は、大会のリストにかの地の言葉で名前のみ5文字で記載されていたので、一目で日本人と分かるらしい

スイムアップしてトランジションエリアに入る

ランバックをラックから取りテント内へ

せっかく用意したテントですが、選手には使用用途があまり理解されていなかったようで
テントの外で着替えている人多数いた

ウェットを脱いで、靴下を履きロードシューズを履く

スイムグッズは全てバイクの袋に入れておく


テントから出ると、スタッフにバイクの袋を預け、バイクラックまで走る


その間にミニボトルに入れたクエン酸とアミノ酸の入った(決して美味しくない)スペシャルドリンクを飲みほす


メットをかぶり、顎紐をつける


空になったボトルを近くにいたYOMEに預けバイク乗車地点へ


天気は曇っているが何とか雨が降らずに走れそうだ

スイム:3.80 km
1時間31分00秒(自己計測)
2.5 km/h (23'56 /km)

バイク編へ

You are ready!

2011-08-25 15:34:54 | アイアンマン

アイアンマンディスタンスレース前日
今日はレース会場への移動日

別に緊張しているわけではないと思うが、
夜中に一度目が覚める

リビングの灯りがついている
あれ?と思うと
リクライニングチェアでYOMEが寝ている

YOMEをベッドに寝かせて、再び眠りにつく

二度目に目が覚めたのは午前3時半

まだ寝ていても良かったのだが、
明日のレース当日はどうせ3時起きになるのだし、慣れのつもりでベッドから起きる

メールチェックなど済ませていると、だんだん目がさえてきたので、
出発前の30分だけローラーに乗ることにした

流しのつもりだったが、
DVD「茄子スーツケースの渡り鳥」を見ながらペダルを回しているうちに…
自然と下ハンでもがいていました(苦笑)
…メディオ以上ソリア未満といったところでしょうか

その後、
シャワーを浴びて、着替えをせませ、荷物の最終確認をして5時半に予約しおいたタクシーに乗り込む

外は雨だった(一日雨の予報だが)ので、
バイクは布団圧縮用のビニールを2つかぶせておいた
そのほかにホイールバック
エアロヘルメット(箱ごと持って行く)
トライアスロングッズ
貴重品を入れたミニショルダーバッグ
YOMEはウェストポーチ

これを二人で手分けして持って行った

タクシー乗車の際は、
私が後部座席でフレームとホイールバックを抱えて乗り込み、
それ以外の荷物は全てトランクへ

YOMEは助手席へ

何とか車内に詰め込んでいる状態

さすがにタクシーのおじさんもいい顔はしないが、
全て車内に収まっているので、特に文句は言わなかった

今回はバイクケース(ハードケース)は持っていかないことにした
ハードケースではタクシーにも乗れない上に場所も取るので、飛行機輪行以外では使わない

30分ほどで長距離バスターミナルに到着

今回の大会会場までは、バスで6時間ほど
今まで利用している市外バスターミナルだと1回乗り継ぎがあるので、
今回は1本で現地まで行くバスに乗ることにした

初めて使う市外バス乗り場だったため、我々もよく場所が分かっておらず、
タクシーのおじさんも不慣れだったようで、しばらくグルグルまわっていたがそれらしい場所で下ろしてもらう

お目当ての長距離バス到着まで30分ほど待って、やってきたバスに乗り込む

座席指定でバスのチケット(バイク、YOME、私の3席分)を購入していたのだが、
バイクが思ったよりも場所を取り、荷物とバイクだけで2席を占めてしまう感じ


YOMEがバイクと一緒に埋もれて座ってくれたので、事無きを得ました
…もう一席分押さえておくべきでした

そして、バスに揺られること6時間


時刻は正午を少し回ったところでレース会場に一番近い高速バスターミナルに到着
荷物はこんな↑感じです
最低限にしたつもりですが、メット、フレームなどどうしてもかさばります

そのままタクシーで宿泊予定のモーテルへ
(かの地のモーテルはアメリカのそれとは違います…どうみてもラ○ホテルみたいです)

私が以前所属していた地元トライアスロンクラブの方が
予約をいれていたモーテルに便乗させてもらいました
(会場の目の前のモーテルは連絡がつかず、会場となっているホテルはここぞとばかりに値段をつり上げたので)

モーテルのチェックインは3時から
まだ荷物が部屋に入れられないので、先にフロント?に荷物を預かってもらう

自転車と3種競技セット、ヘルメットを持って、受付と検車を済ませに会場へ

外は曇っていたが、雨はふっていなかったので、雨具はもたずに会場へ

会場まではモーテルから徒歩7分とのこと


途中、遠方から来た自転車達がドナドナよろしくトラックにつまれていた

通りを渡って港の大きな公園に白いテントがいくつかあるのを見つけた
どうやらそこが会場らしい

場所的には横浜の山下公園かの地版といった感じのところ


まずは自転車を置いて、受付らしきテントに向かう
まだ受付が始まったばかりのはずなのに、やたらと長い列になっている

まずは宣誓書?にサインして、チェックを済ませる

今回のナンバーは241

参加賞はサイクルジャージの上下らしいが上のみ頂いた
(後で分かったのだが、完走してはじめて下のジャージがもらえるらしい)

ネットでの受付でサイズ(S)は伝えてあるので、
受付で必要一式(ゼッケン、パンフ、チップ等)をもらい、ジャージを受け取る

ココで大事なことは…すぐにその場で試着
かの地では自己責任自己解決が当たり前
他人任せにしてはダメ
すぐに確認

案の定、着てみると…デカイ
サイズはLだった

でも受け取った大会用具一式には(ジャージのサイズは)Sと書いてあるのですが…
すぐに取り替えてもらいました

もうこのあたりから
大会運営サイドにアブナイ雰囲気がプンプンしてました

そして腕につける受付終了を示す選手のナンバー入りのリストバンドをもらうときに…
これまた騒然

長テーブルにミシン目の入った番号入りのリストバンド(1000人以上)が
子どもがちらかしたようにぐちゃぐちゃに置かれている
受付で長い列の原因はコレでした

アルバイトらしきスタッフが
何も考えずに来た人からリストバンドをどんどん渡していくうちに
収拾がつかなくなってしまったようです
整理されずにそのままの状態なので、
選手もスタッフもお目当ての番号ののものが見つからない

裏返しになっているものもあり、
全てミシン目がつながっていれば続き番号なんですが、
皆がぞれぞれ勝手にちぎって持って行っているらしく
1000までの数の神経衰弱状態
でもバイトスタッフはこの事態の収拾をする様子もなく、効率のわるいことこの上ない

何だか学生の手作りイベントみたいになっている気配がしました
レース運営まで悪影響が出なければいいのですが…


バイクの検車
すでに地元のセンタムバイクでしてもらっているので
証明書(といっても、名刺に店長がサインしてくれただけですが)ですぐにパス
検車の方はさすがに自転車に詳しい方でした(ここもバイトだったらどうしようかと思いました)

その方が一言
「こんなイイバイクで出るの…」
それってどういう意味???

なぜかヘルメットのチェックはなし…なんでじゃ???

検車完了のシール(これがないとバイクをトランジションへ預けることが出来ません)

このころには雨は本降りになってきた

傘がないとびしょ濡れになりそうな勢い

しばしテントで雨宿りして小降りになってから宿へ向かいます


帰る前にブースに出店していたNewtonのお店で、レース&トレーニング用のMOTIONを購入
値段は日本で買うより少しだけ安いかな…ぐらい

モーテルに戻ると、
地元のトライアスロンクラブの方々も少しずつ到着してきた様子
何人かの方とご挨拶
少しチェックインまでには時間が早かったが、
地元のトライアスロンクラブの方の交渉で部屋に入れるようになった

荷物を持って部屋へ…入ろうとしたら…
モーテルのおじさんが
「自転車は(部屋に持っていっては)ダメだ!」とすごい剣幕?!
じゃあ、モーテルの駐車場に置いていいのか…というと、それもダメらしい
どうしろと言うんだ?

まくし立てているおじさんの言葉をYOMEが通訳してくれたところによると…
以前どこかのバイク集団がここに宿泊した際
部屋のタオルで自転車を拭いたとのこと
汚れて使い物にならなくなったタオルを買い直したら宿泊代以上(赤が出た)かかった…
ということらしい

そんな時心強いのは、地元のトラアスロンクラブの方々
我々の地元はこの国でも有名な押しの強い人たち(よく言われるのが、日本で言うところの大阪…大阪の方失礼!)
普通に会話していても喧嘩だと思われるほどの気性の方々
すぐさま、モーテルのおじさんに応戦…してくれたおかげで話はすんなりまとまりました
さすがです


バイクと荷物を部屋に入れ一息
時刻は午後3時半
6時から大会説明が会場で行われるので、それまで荷物の整理
YOMEは近くのスーパーに買い出し

ちょっと早いがYOMEが戻ってきた4時半に早めの夕食
明日は3時起きなので、8時には寝たかったので丁度良い時間

食後、睡魔が襲ってきたので、準備が完全ではなかったがしばし睡眠

5時半に、YOMEに起こされる
慌てて残ったレース準備(スペシャルドリンク作りなど)をして、自転車と3種競技の荷物を持って、雨の中、説明を聞きに会場へ

尚、自転車には、
ボトル、補給食、サイコン(ガーミン500と705)、スキンズのパワースリーブ
…は装着済みだったので、雨で濡れないようそれらをサランラップでグルグル巻きにしておいた

午後6時丁度に会場に到着
他にも明日出場する選手も集まってきていた

…が、6時を過ぎても何も始まらない
…まあ、かの地ではよくあること

6時10分頃
アナウンスで
「会長がまだ到着していないので、6時半から(説明を)行います」
とのこと

雨の中待っていてもしょうがないので、自転車を預けに行く

まだかなり雨が降っていたので、バイクを所定のラックにかけて、
大きめのビニール袋をナイフで切って広げてバイクの上からかける


風で飛ばないように輪ゴムで四隅をしばってハンドルとサドルの下に付けておく


ヘルメットも置いておくか迷ったが、
サイコンを目立たないよう隠しておくには丁度良いので、ハンドルの上から被せておいた


ただ、この自転車のトランジションエリア
公園のどこからでも(誰でも)入れてしまうので、置いておくにはそれなりの覚悟が必要
ここはかの地の人の善意を信じて置いておくことにした

ランと、バイクの道具を入れた専用のビニール袋(大会側用意したもの)も持ってきたのだが、
こちらはそれらをかけるラックをまだ用意していなかったので、
(自転車の管理もそうだが、この辺からも大会側の運営の甘さが見て取れる)そのまま持ち帰ることになった


明日、ここがスイム会場になる
湖のように波一つない


湾内だからということもあるが、これは泳ぎやすそうだ
よく見ると…


試泳している人がいました
透明度や水温など気になるところではありますが、時間がないので泳ぐのは止めておきました

午後6時半、本部のテント前にはさっきよりも選手の人が集まっていた
例によって5分ほど遅れて、会長?と呼ばれる方が到着


何といつもシーポのブースを出しているおじさんではないですか?!
この人が今回大会のトップ?

確かに数々の大会に出店しているので、
レース自体はいろいろ見てきているとは思いますが、自転車屋さんが運営って畑違いでは?と思ってしまった


シーポのおじさん…もとい、会長から
スイムとバイク、ランの説明がかの地の言葉で延々続く

まあ、ここはかの地ですから当然ですけど、
「国際大会」とうたうぐらいなら(外国人のエントリーもあるわけだし)
少しは英語でのサポートも欲しかったところだ

YOMEが大体のことを訳してくれたので困らなかったが、
英語圏らしき人は20~30分ほどでその場から去ってしまった


コースについてだが、
大会のHP上でコース変更が3回あったぐらいなので、当日も変更があるだろうと思っていましたが…
やっぱりありました


スイムは2ラップで時計回りのフローティングスタート


バイクは途中で4ラップして会場まで戻ってくる(コースは事前発表よりも大幅に変更)


ランは4ラップから6ラップ?!へと距離を短くしての折り返しとなった

バイクでの質問で事前に試走したらしき人が
「道が悪く狭いので、ドラフティングするなと言っても無理だから(ドラフティングしたら)ペナルティの規定をなくした方がいい」
といった意見が出たが、さすがにこれは受け入れてもらえなかった

他にも
「ランは周回数が多いから(手に付ける)ゴムを1周終えるごとに渡してほしい」
といった意見が出たが、これは採用された

話を聞き終えた後、雨が本降りになってきたのでもう一度自転車をチェック

かけておいたビニール袋でも何とかもちそうだ

モーテルに戻ると午後8時
すぐに風呂につかり、最低限の準備を済ませ9時に就寝

大会運営もあまり期待できないので、
ここは思いっきり楽しんだレースをして、今シーズン最後のアイアンマンを締めたいところだ


You are ready!

島レースの時にはとても言えませんでしたが…
今なら言えます

"I'm ready!"

移動日前日

2011-08-19 22:02:45 | アイアンマン
レース前のカーボローディング

YOMEが油分ゼロのパン、プロテイン入りケーキを作ってくれた

明日は4時起きでレース会場移動

今日がレース前の最後のトレーニング

jog40分 + RP走2km

軽くジョグで流して、RP走2キロを1本

レースでのランのペースを身体に染み込ませる

体調は…
好調とまではいかないが、脚はしっかり動いている感じ

前回の
島でのレース前後の体調不良を考えると、
よくここまで体調を戻しピークを合わせることできたものだと思う

それだけでもラッキーだと思わないと

明日以降天気はずっと雨の予報
当日も雨レースになりそうだ

荷物の準備と一緒に雨対策もしておかないといけないかな


昼間、レースの荷物をパッキング

事前に準備してあったので、
並べてあるモノを詰めるだけの状態だったからそれほど時間もかからなかった

今回はバス1本(といっても5時間以上かかるが…)で行けるので、
バイクケースは持っていかないことにした
(ハードケースではタクシーにも乗れないので)

ホイールを外してフレームを担いでいくことにした

行きのバスの座席は3席(YOME、私、フレーム)
フレーム分だけで一席抑えたので、フレームを抱えながらの道中となる

今日新たにしたことは、雨対策

バイクで使うアイウェアの外側に撥水スプレー2度塗り
内側とインナーに取り付けてある度付き眼鏡に今度は曇り止めを2度塗り

エアロヘルメット(ターディス)では
頭のてっぺんにボトルの水をそのまま流し込んで頭全体を冷やす冷却用の穴があるのだが、
明日は冷たい雨になりそうなので、付属の蓋で塞ぐ

後は、バイクパートでの寒さ対策で、サイクルベストを用意

スイムとバイクは雨の中でも平気なので、いつもの装備
出来れば止んで欲しいところだが、自然相手の競技ですから、人間が合わせないと

夕方になっても雨は止まず
気温も低く、半袖では風邪を引きそうなので、ジャケットを羽織ってタクシーでプールへ

今日は2000も泳げば仕上げとして充分かなとも思ったのだが、
明日は移動で何も出来ないと思いい(半日の移動だけでも疲れるでしょうし)3000泳ぐことにしました

アイアンマン仲間が
「2000を越えてから辛くなる」
と言っていたが、
確かに2000を越えると集中力が途切れがちで同時にフォームも乱れがち

別に苦しい訳でも痛みがある訳でもない
やはりこのあたりが今のところ壁なのかもしれない

無事3000泳ぎきってタイムを見ると1時間7分

ゆったり泳いで1キロ22分弱なら悪くないか

レース前の最後のスイムとしても悪くない

いよいよ今シーズン最後のアイアンマン(ディスタンスレース)
これが来年のアイアンマンに繋がる道になるから
自分の目の前に伸びている長い道を一歩一歩進んでいきます
歩みは遅くとも前に進むはずだから

モチベが上がらん…

2011-08-17 22:28:46 | Weblog
土曜日のミドル終えて…

日曜日:何だか疲れたなぁ…
    トレ内容:ランLSD120分
月曜日:完全休養日だぁ!半日ダメ人間になる
    トレ内容:リカバリースイム
火曜日:イカンとは思うのだが…ダルイなぁ
    トレ内容:JOG40分+WS走3本

土曜日のミドルをやりきった時のモチベーションはどこにいったのやら
何だかダラダラすごしてしまった
別に故障や痛みがある訳ではない
トレーニングやれない…のではなく、やらない…

う~ん
今週末がレースなのに…

少し冷静に考えてみる
ポジティブ→心身ともに余裕がある表れである
      調整期なのでこれぐらい抑えないといけないので、丁度良い
ネガティブ→土曜日の疲れが出ている
      島レースで燃え尽きてしまった

…やる気が起きない→時間が過ぎる→トレーニング時間がなくなる→イライラする→やる気が…の繰り返し

う~ん
こんな時は、いっそ思い切ってリフレッシュ!
ということで贅沢三昧してみました

まず向かった先が

以前も紹介しました
かの地で有名な温泉どころ
ここで1時間ぐらい
何にも考えず湯船にゆったりつかり
グテ~~~としてました


いやぁ、かなりスッキリしました

続いて向かった先が

美味しいパジョンのお店


1年前なら参鶏湯とかもっとボリュームあるものを食べられたのですが、最近は食が細くなった(夏バテじゃないですよ)ので、
これぐらいが丁度良い


じゃん!
キマシタ
すっごいウマイです!!
ご飯何杯もいけちゃいそうです!!!


こちらきのこパジョン
美味!美味!


オイラは途中でギブアップだったのですが
YOMEは「お腹いっぱい」と言いながらも全て完食…素晴らしい

極めつけは…タイマッサージ(2時間コース)
※写真ありません
夢見心地でした…

しかも移動は全てタクシー
※かの地のタクシー代金はとても安い!

翌日…
目覚めも宜しく絶好調!

…だったら良かったのですが、
6時の目覚ましで何とか起きる

さすがに昨日あれだけ身体をケアしたので…
もしそうであっても
体調がイマイチ…なんて口が裂けても言えません…

実際、絶好調ではなかったが、不調というほどでもなかった

う~ん
水曜日はトレ内容的にはハードな日
つまり
モチベだけでも上げなきゃ、やり遂げることが難しい日なのです

早朝トレは
レース前恒例のBU(ビルドアップ)走
BU走ってかなりキツイんです…
毎度のことながら、ラスト2.5キロは
とんでもなく恐ろしい顔して走っていると思います…
※トレ内容詳細はJogNote

結果から言うと、やり終えました…
平均して4分4秒/km
前回のレース前のBU走は4分10秒だったので、少しはペースの上がりも良くなってきているようだ
これを終えるとレース間近…と実感がわいてきます

戻ってきて朝食を食べると睡魔が…
そのまま熟睡
気がつくと11時!
ありゃ

今日のトレ予定は、ランとスイム

ただ、
日曜日から3日間バイクに乗っていなかった
(特別な理由はないんです…乗る気になれなかっただけです)
そろそろ
乗らないと & 乗りたい
という2つの気持ちも相まって軽く流しで乗ることにした

今日は調整ライド
実走でのブレーキ感覚や変速の様子を確認
屋内でのローラーでは路面状況や風の影響は感じ取れないので、
そのあたりも実際に体感しておきたかった

幹線道路&海沿いコースの90キロ走を走ることにした

思いの外風が強かったので、レース前に体験出来て良かった

変速がややシブイというかかかりが良くない
こればっかりは実際にはしてみないと分からないのでやっぱり今日のライドは正解だ


灯台に着いたのが午後2時過ぎ


さすがに平日の昼間は人が少ない
給水して出発

あえて頻繁にギアを変えて様子をみる
フロントもアウターからインナー、インナーからアウターを何度か繰り返してみる

前回慣れてない操作でチェーン落ちという自体を引き起こしてしまったので、
落ち着いて操作できるように(使うかどうかは別として)

楽に走ったので、平坦では大体30キロオーバーで回すことが出来た


信号待ちをしていたら、隣にすごいトラックが…サングラス屋さん?


そして、サングラストラックはそのままスゴイ勢いで走行…
目的地に着いた頃には、かなりの数を紛失していると思うのだが…


自宅に戻る前にセンタムバイクで変速の様子を見てもらう


初めは、ディレーラーのバルブで微調整していたが、
一端、リアディレーラーを外して、エンドの歪みを直す器具?でリム回りを入念にチャック


変速はすこぶる好調!やっっぱりプロの腕にかかると別のマシンのような変速をするからスゴイ!
礼を言って帰路へ

調整ライドから戻ってきたのが、およそ夕方5時

あと1時間でプールは50メートル解禁になるので、
プールへ出発!
…その前に、軽く夕飯を食べて食休みしていたら、猛烈な睡魔が…
こりゃイカンと風呂に入り、汗を流して着替えると
…だんだん気力が失せてくる…
こりゃまたイカン!と思うのが…
こうなると気持ちを切り替えるのが大変だ

プールに行ってみてもいいかなという気持ちも半分はある
前回のTIをスイムのハードメニューで試してみたい気はする
もう半分は、レース前だし止めとけよ!と悪魔のささやが、さらにモチベを下げる

結局、後でプールに行かなかったことを後悔したくないので…
一本泳いでみてやっぱり調子が悪かったら止めるつもりで出発

さて、
このちょっと気怠い腑抜けの状態でどこまで泳げるか…
1本目前回と同じように手をかくのではなく、水の中でおく身体の入れ替えで前に進む…
とこれがまた楽に泳げる
しかもサークルタイムも全然余裕!

案ずるより産むが易し
モチベの維持も大切だけど、
まずはやってみる
ってのも大事

ということか
サークルタイムは短くなった分待つのでなく5~10秒待ってスタート
いつもよりも10~20秒以上速いサークルで泳ぎ切ってしまった
しかも、前の一生懸命の泳ぎに比べてぜんぜん楽!
なんだかんだ言って泳ぎに行ってよかった
そして、
なんだかんだ言って3種こなしてしまった一日でした

完全休養日!

2011-08-15 23:27:03 | Weblog
今日は完全休養日

もう朝から思いっきりダラダラすごしてやりました
これでもかぁ~!ってくらい

いつもレース前、
練習やり過ぎて故障したり風邪引いたりとなかなかピーキングを合わせることができなかったので、
今日は自分に言い聞かせるつもりでダラダラしてやりました(笑)

さすがに夕方近くなり、
このままではダメ人間になってしまう…と自転車のメンテ

チェーン拭いたり、ネジの緩みを確認したり…

利用しているプールが(夏期のため)25から50メートル解禁になる午後6時を狙って
YOMEと一緒に5時過ぎに家を出る


外は快適で、これなら昼間外でトレーニングを…と思ってしまうぐらい気持ち良かった

今日は、かの地の祝日

あちこちで国旗が掲揚されている

いろいろな国に滞在していましたが、
国によってあの世界をまきこんだ出来事の対応はそれぞれだなぁ…と思います

さて
プールは…
ものすごい人人人…芋洗い状態

それでも奥の2コースは会員専用になっていてまだ泳げるほうだった

今日も前回と同じようにTI(トータルイマージョン)を試してみる

入水をやや深めに、手のかき(プル)はしないで、
身体の入れ替えだけで自然と手を置いていく感じ
水中の手がへそを通過するあたりで、水を後ろに押し出し、
反対側の手を同時に入水して肩甲骨をつかいぐっと前に押し出す。
たったこれだけだけど、肩の負担が激減!タイムもあまり変わらず

今日は25だけハードに2本泳いでみたが、
同じ要領で泳いでみると疲れ具合が全然違う

25で苦しかったのに、これなら全力で50いってもバテそうにない
すごいなぁ!

TIは言葉は知っていたし、実際に勧めてくれた人もいたが、
理論が分かりづらく(実は書籍も持っているのですが)スルーしていたのだが…LUMINAの記事の思わず効用にニンマリ!

1週間後のレースで(バトルの中)どこまで生かせるかは未知数だが、こんなに楽に泳げるなら大いに楽しみだ!

こちらレースで使うグッズたち

誕生日はミドル

2011-08-15 01:03:17 | トライアスロン
気がつけば38回目

アイアンマンでは
まだもう少し同じカテゴリーでエントリーできます
一つ上のカテゴリーも楽しみではありますが


今日はミドルディスタンス(トランジションの練習も含め)の日

スイム2キロ、バイク90キロ、ラン22キロを続けてやってみようと思う

レース前1週間となっているので、疲れが残らない程度に

強度は60~70%ぐらいで、
一定の出力でこなすのが今日のめあて

4時起床
朝食は、おにぎり2個とフルーツ、ヨーグルト、コーヒー

昨晩のうちに準備はしておいたので、
食後はゆっくり消化を待ちます

5時半から、
アップ&ストレッチ

アイアンマンの半分…ミドルといえど、
炎天下の中5時間以上続けてトレーニングすることになる

しっかり日焼け止めクリームを塗る
出発前にワセリンもたっぷり塗って、
ビーチまでいったらすぐにウェットを着られるようにしておきます


6時にYOMEと一緒に海岸へ

すでにスイマーやトライアスリートが集まっています

この時期、
ここの海外で遊泳できる時間は、朝6時から8時までの2時間

到着後、すぐにウェットに着替えて、軽くストレッチ

泳ぐ前にちょっと水に入ってみると
…結構冷たい!

この間の島レース(水温22度)よりも低いと思う
…20度くらいかな

フルのウェットを用意してきて良かった
ノースリーブでは寒すぎる


スイムでは2キロ泳ぎたかった

プールでは
ゆっくり泳いで、大体1キロ20分弱なので、25分泳いだら折り返すつもりでスイムスタート

やはり海とプールでは勝手が違う

泳ぎはじめは無駄に力が入り、プルに力が入りすぎた

波はほとんどなかったが、
透明度は2メートルあるかないかぐらい

ちょうど、沖合にブイ等間隔で海岸と平行して浮いていたので、そのままブイに沿って泳いだ

だんだんとTI(トータルイマージョン)の泳ぎのコツ…
手を"碇”にして泳ぐ楽な泳ぎ方ができるようになってきた

泳ぎとは別に気になったのが首回り
たっぷり塗ったはずなのに首元がチリチリ痛んできた
ワセリンは別のものも使ってみる必要があるな

毎度、ここの海では名物のクラゲ(こちらの言葉でヘッパリ)が出てくるはずだが、
肌が出ているところに痛みはないので今日はいないのかもしれない

幸い透明度が低い分、
自分の手元ぐらいしか見えてないので、居たとしても今日は分からなかった

おおよそブイとブイの間は2分前後なので、
100メートルくらいか(自分の泳力で言うと)

いくつかブイを越えてふと時計を見ると24分後半だったので、折り返すことにした

帰りは、目印になる入水したあたりにホテルが見えるので、
それを目指して泳いでいった

首が痛むが気にしてもしょうがないので泳ぐ

ビーチに上がったのがスタートしてから42分後

往路のように
何度か位置を確認しながら泳ぐ必要もなかったので、早めに戻ることができたようだ

ビーチに上がると、
YOMEから水のタンクをもらい頭からかぶり海水を落とす


トランジションの練習でもあるので、
急いでウェットを脱いで、靴下履いて、ロードシューズを履く

メットを被りサングラスをしてすぐにバイク出発


バイクは、いつもの灯台コースだが、
前回通った幹線道路を使ったちょっと遠回りのコース

ひたすら北上して帰りは南下するこのコース
風の影響も大きく、大体、どちらかが向かい風(追い風)になる

往路は気がつかなかったが、追い風だったようだ

幹線道路はひたすらTTポジションで力をセーブしつつまわす

180キロを同じペースで走るために
今日はアイアンマンの前半の90キロのイメージ走る、飛ばしすぎないように

時刻は9時~10時頃の通過だったので、車もそれほど多くなかった
(これが昼間だと海水浴目的の車で恐ろしいほどの渋滞になる)

幹線道路を抜けて海岸にまで出ると、霧が海から迫っていて涼しいくらいだった

坂でもタレないように一定のペース&リズムでまわすことを心がけた

最後の峠は、迷わずインナーへ
無理してアウターで登って脚を使うのは得策じゃない
まだあと90キロ残っている…という想定で、でも力を抜くことなくペダルをまわす

ボトルは3本もっていったが、ほぼ3本とも空になった

持って行った補給食(パワーバー1本とチョコバーをサンドしたもの、干し梅、ハニースティンガー)は
次のランに備えてすべて食べておいた

自宅に到着した頃にはバイクで3時間近くかかってしまった
ちょっとゆっくり過ぎたかな

帰りの向かい風が思っていたよりも強かったのも影響していたと思う

距離も84キロと90キロには届かなかったが、
細かい距離を気にするよりも
今日は3種をスムーズにこなすことがメインなので、あまり気にしない


自宅に戻り、すぐにランの用意をしてランスタート


この時の気温が31度
暑くなってきた


10キロ弱のコースを2ラップ
(ただし、無理そうだったら1ラップで終了のつもりで)


YOMEがボトル2本もって自転車で付いてきてくれた。
前回のブリックトレーニングでは脱水症状気味だったので)


こちらもフューエルボトルを3つウエストベルトにつけてはきたが、この暑さではとても足りないだろう

走り初めはうまく脚が動かせなかったが、すぐに慣れていつもの走りが戻ってきた


…が、いかんせん暑い!
この時間に走るのは自虐行為以外のなにものでもないのだろう、ランニングしているのは私ぐらい(苦笑)

初めの5キロがとても長く感じた

折り返し地点を過ぎ、もう5キロ走る途中
何度も、止めようかと思った

しかし、前回(ブリックをしたとき)も
15キロ過ぎたあたりから軽い脱水症状というか身体が言うことを聞かなくなり始めた


せっかく今日は3種をこなすという状況までつくったので、もう一度試してみようと思い、2ラップ目へと走り出す

すでに1往復で、YOMEが持ってきたボトル1本を飲み干してしまった
フューエルボトルの入れたジェルを溶かした水をチビチビ飲みながら2ラップ目へと入る


もうここまで来ると水の力で走っているくらい水を飲んでいる
アイアンマンのエイドステーションのアリガタミを改めて痛感
(いや、今日はYOMEに感謝か)

ペースはおよそキロ4分15秒前後
もう少し上げたいところだが、ランもアイアンマンのフルマラソン前半の想定でやや力を抑えて走る


2周目後半は、かなり脱水気味。2本目のボトルは既に飲み干し、フェールボトルも残り1キロで空になった

こうなってくるとフォームを気にするどころじゃない
水を飲みたいがために本能で走る感じ…野生むき出しです(笑)


何とか2ラップ走り終え、アパート下でストレッチをしていると、
YOMEがプロテイン入りの豆乳とコカコーラゼロを持ってきてくれた

義務的というか反射的にまずプロテインを摂取
そして、待望のコーラ!
これが、ウマイのなんのって!!!
世の中にこれほどウマイものは無いと思った瞬間でした

午後は少し昼寝して、所用を済ませる
夕食は高級住宅街の一角にある外国人向けラーメン(日本式)屋さんへ

これまたウマイ!

帰りにプールでいつも立ち寄るパン屋で普段は絶対食べないシュークリームを頬張る
幸せ…

今日半日だけで5000キロカロリー以上は消費したので、自分にご褒美


自宅に戻ると、YOMEが手作りケーキを用意してくれていた。
お!今日は自分の誕生日だった?!

美味しく頂きました

トレーニングも食事も
充実した一日

レースまであと一週間
ピーキングを合わせられるようにトレーニング抑えめで当日を迎えたい

いつかKONAで

2011-08-15 00:11:39 | スイム
今日のスイムはTYRのTorqueを着て泳いでみた

身長170、体重55の私はSでピッタリだった
生地はウェットそのもの

昨年の9月ルール改正され
アイアンマンのスイムではスピードスーツ(ラバー素材)の使用は禁止になった
各メーカーは素材と形状を新しくして独自の撥水加工を施した生地を投入

とくに
TYRの「Torqueプロ」356人と
blueseventyの「PZ3TX」231人と
昨年のアイアンマンのワールドチャンピオンシップで使用されたのは、ほぼこの2つのメーカーに占められていた
ちなみにTYRは350ドル、ブルーセブンティが295ドル
私が購入したTorqueプロはアメリカのサイトで購入
日本円でおよそ4万円弱

ハワイだけでなく
水温が高い場所でのアイアンマンシリーズは
ウェットの着用が禁止で
上記に代表されるスイムスキンのみ着用が認められている

参考までに
以下はアイアンマンで指定されているスイムスキンのリストです

De Soto
Micro Tri Short – Femme
Liftfoil Speed Trisuit (non-rubberized)
Forza ITU Trisuit
78 Degree Swim Top
Forza Tri Short
Forza Tri Short Low Rise
Forza Riviera Tri Short
Carrera Tri Short
Carrera Tri Short Low Rise

Profile Design
Mako TXT

Skinfit
Speedsuit II
Plasma
TYR

Torque Pro
Torque Elite
Tracer C Series
Tracer B series
Tracer Light
Fusion2
Aquashift
Aquapel

Xterra Wetsuits
Velocity-M
Velocity-Y

Zoot
CompressRx Speedsuit

Rocket Science Sports

FU Racer
Rocket Racer
Elite Racer
RJ Racer

Zerod
oSuit
iSuit
uSuit

Blueseventy
PZ3-TX

Kiwami
The Amphibian
The Konami
The Trinergy

さて、
水着の上にTorqueプロを着てシャワーを浴びると…
表面に納豆みたいな粘りがでる!!!

これは真新しいものだからだろうか?

今日は、
Torqueを着たからと言って、ガンガン泳ぐつもりはない

この日は
イージースイムなので、今日も余裕も持って楽に泳ぐつもり

LIMINAの2号に書いてあった、
トータルイマージョン(以下TI)」を試してみる
ポイントは、
 ・(入水時)手を斜め下に伸ばす
 ・手でかく(プル)ではなく、入水後は水の中に置くだけにして、身体を通過して、へそよりも下に位置にかたら水を押す
 ・自然なローリングで身体を前に進ませる
 ・手がリカバリーに入る直前まで反対側の手を伸ばしたままにする
の4つ

プールに入って気がついたのだが、まるでウェットを着ているそのものの状態

身体が浮くのが分かる!

泳ぎ初めてみて、すぐにいつもと水の抵抗が違うことを実感

身体が浮いて、水が滑っていくのが素人の私でもわかるくらいだ!
ちょっとした感動!!!

TIの泳ぎは今回は初めてやってみたのだが、
最初の500ぐらいまでは慣れないのでかえって力が入ってしまった感じ

少々泳ぎづらかったが、
1000も過ぎれば、逆にこの泳ぎの方が楽に泳げるようになってきた

力を入れるのは、プルの最後の一押しだけ
それ以外はリラックスして泳ぐ

1500を過ぎたあたりから、
少し脚の裏にピリピリしてきた、攣りそうだった

もうちょっともってくれよ…と念じながら泳ぐ

結局…
途中3回も脚を攣ってしまった

歩いたり脚を伸ばしたりして2~3分は経ったと思う
4度目、脚を攣ったら、今日は諦めて上がろうと思ったが、
何とか3000泳ぎ切ることができた

タイムは…
それでも1時間10分!

速い!
別に急いで泳いだ訳でもなく、
いつも通りゆったりゆっくり泳いで途中止まったりなんだりしたのにこのタイム!

いつもより5~10分タイムが上がった

これってレースの時のものすごいアドバンテージだと思う

4万円以上の価値はうなずけるし、日本でも(世界的にも)在庫切れの状態だったというのは納得
いつかKONAで使いたい…グッズである

そして例によって…
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥:03

※クリックすると動画をご覧になれます

宜しければご意見頂けると幸いです

自分で書くのもなんですが…
Torqueを着用して泳いでいる時は、
とっても楽​で流れるように泳ぐことが出来て気持ち良かったです

上​級クラスにいる知人が私の泳ぎを見て、
「今日は今まで見​た中で一番良い泳ぎでしたよ」と褒めて頂きました
…が、​これってTorqeのおかげですね(笑)