Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

Tongyeong ITU Triathlon01:観戦&試走

2011-10-31 00:47:18 | トライアスロン

再びやってきました



朝6時発
バンタクシーを借りて、2時間ほど車を走らせ、レース会場へ



ここに来るのは、3度目
(※20102009年のレース内容)

一年に一回はレースのために訪れている
かの地にやってきて、レースが行われているのかどうか、参加資格はどうか、エントリーはどうするのか…
YOMEと二人で手探りでようやく見つけた大会がここでした
かの地での初トライアスロンの地
そして、初参加のブルース君と共に出場しかの地で初の表彰台を経験したレースでもあります
(その時の大会はITU絡みではありませんでしたが)



今年最後のトライアスロンレース(オリンピックディスタンス)が明日ここで行われます

8時レース会場近くのホテルに到着
9時からITUエリート女子が始まるのは分かっていたのですが、女子と男子の両方の観戦をしている時間はない
ここでYOMEと私は別れて行動
YOMEは女子エリートの日本人選手を応援

女子は土橋選手、足立選手、庭田選手の3名


足立選手と土橋選手(奥)も集団内での走行


庭田選手のバイクパート

バイクでもしっかり先頭集団に入っていたとか


高速チェンジのトランジション


庭他選手の猛追


庭田選手とドイツ選手のデッドヒート


庭他選手のラン


土橋選手のラン

5位に足立選手、8位に庭田選手、18位に土橋選手と皆さん無事完走
(トップはフランスのジェシカ・ハリソン選手)



YOMEのカメラにも気さくに対応してくださった足立選手と土橋選手
(レース直後だという、スイマセンでした)
素敵なスマイルをありがとうございます

一方私の方は…

私は、昨年から変わったバイクコースを試走


ご覧のような急カーブの続く坂


カーブにはところどころ
"注意!”
の看板が


10%前後のアップダウンの連続とタイトなカーブが続きます


坂の勾配がわかるでしょうか
海沿いの崖に無理矢理道路を作った感じです


ブラインドカーブもあり
コリャ、試走しておかないと怖くて走れません


今回はスピードコンセプト(TTバイク)だったため、正直、マドン(ロード)でくれば良かったと後悔…(涙)


またまた”注意”の看板
コーナーリング、アップダウンと、スピードの上げ下げがめまぐるしく、テクニカルで難易度が高めなコースでした


景色を眺めるだけなら気持ちよいのだろうけど、ここでの高速レースはどうなるのやら

明日は、落車がかなりありそうだ。巻き込まれないようにしないと


新しく追加されたコースだけで30㎞
こりゃあ例によって計測ミスでスタート前にコースが変更するなぁと思っていました


この橋はエリートのバイクコースでもあるので、各国の国旗が風に揺られています


日本の国旗も発見

残りのコースは昨年使ったコースのショートカットバージョン
これがおよそ10㎞
こちらも、アップダウン多めのコース
(きついカーブは少ないが)

ということでほぼ40㎞と正確に計測されていました

しかし、これはレース前に一度、試走しておかないと全力で走れないコースだな

11時30分にはホテルにいったん戻り、
スイムとランの練習準備をして、ITUエリート男子のレースを見てきました
(スタートは11時45分)


エリート男子スタート前


号砲一番、一斉にスタート









その速さに圧巻です
女子は日本人選手が3名出ていたのですが、男子には日本人はゼロ
残念

スイムスタートからもの凄いスピードでした
プルの回数も早かったな





スイムを終えてからのトランジションは神業!
どうやったらあんなに早く出来るのか?!







バイクも集団ばらけることなく進みます
(ITUはドフラティングOK?なんですよね)
やっぱり第1集団に入らないとどうしてもその後も追いつけなくなるのかな






レースを終えたばかりのイタリア女子選手(Betto Alice)とコーチ?らしき人も隣で観戦
これもITUならでは


トップのロシアの選手が周回遅れの選手を抜く

ランは間近で選手の息づかいを感じるくらいの距離で見ることが出来て、こちらも応援に熱が入ります
そのデッドヒートたるや…恐らくキロ3分ぐらいで走っていのではないでしょうか
いやぁ、圧巻でした!


そのままトップでロシア選手(Polyansky Dmitry)がゴール


2位の選手(Perez Jose Miguel)の力強いゴール


どんなシューズ履いているのかと思ったら
アシックス、ミズノ、ナイキと別にトラシューズっていう訳ではないようです


こちら2位の選手のバイク
トップアスリートの機材が間近で見られるのも良いですね


こちら選手のホイール予備


マビックのキシリウムなどのアルミホイールがあるかと思えば


ディープリムも




そんなに高価なホイールを使っている訳ではないようです

ちょっとエリートのレースを見て、興奮気味
少し頭を冷やして自分のレース準備をするために、ブースをいくつかまわり少し買い物


何と、Newtonの新モデル「MV2」が置いてある!

かの地に入るのは来年かと思ったら、こんなに早く実物が見られるとは!
その軽さに驚きましたが、クッションの違いのためか、
最初に履いた時に感じた不安定感みたいなものもなく一般受けしそうなモデルだ

Newtonシューズは三足もっているが、どれもサイズは8.5(26.5)
MV2は9(27)がピッタリだった
お店の方曰く、スピードレース向けモデルのため少し形状が違うとのこと
10㎞やハーフなどで履いてほしいと言っていた

なるほど
そのままMV2のサイズ9をお買い上げ

ブースを覗いている時も、受付の時も、
スピードコンセプトはとにかく注目を集める
今年の4月の段階で、この国では、これが唯一の一台と聞いていたが、
島でのアイアンマンでは、世界中からアスリートが集まってきたため
スピードコンセプトもそれほど注目されなかった

しかし、今回のような地方のレースだと
当然かの地の方がほとんどなので、スピードコンセプトは私1人
すぐに人に囲まれて質問の嵐でした…

「いくらするんだ」
「ちょっと持たせてくれ」

など

勝手にホイールにさわったり、車体をもったりと…
さすがに今回はトランジションにバイクを一晩置いておくのは止めておきました
(本当は預けないといけないのですが、それはそれ、かの地の緩いルールでOKなのです)

その後、受付と検車を済ませる



一端部屋に戻ると、もの凄い睡魔が…

1時間ほど昼寝してから、スイム会場へ


ここからエリートがスタートしたのか…と思うと
ちょっと飛び込みポーズなどしてみたり…
…いや、別に意味はないです
やってみたかっただけです


さて、用意はできたので泳ぎます


海の上に立っている
…訳ではありません
飛び込みはすっごい苦手なので普通にダイブしましたよ(苦笑)


「行ってきま~す」



今回のスイムは2ラップなので
1ラップ分泳ぐつもりで折り返しのブイに向かいます


海坊主ではありません


ブイの手前ぐらいで地元漁師の舟に乗ったおじさんに
アブナイから離れろ
と言われそのまま戻ってきました





疲れを残さない程度に楽にリラックスして泳ぎました



というわけで700メートルほど泳ぐ
おどけている場合ではないのですが、カメラを向けられたので…つい

水の透明度は高くない。自分の手を見えるが、1メートル先は見えない感じ
水温は20度と思ったよりも冷たくなかった

スイムを終えたのが、午後5時。日も暮れかけていたが、ランの試走へ


なぜか、ガッツポーズでラン試走スタート


ランのコースだけは3年間変わらず



20分ほどコースを走って折り返し
折り返しの最初にRP走2キロで刺激を入れる



3分後半ぐらいのペースで楽に気持ち良く走る



その後は、ジョグしてホテルに戻ってきました


今回の購入品
ニュートンの新モデルは試し履きをはやくしてみたいな

7時頃、夕食をホテルの部屋で済ませる
YOMEがポジャン(お持ち帰り)出来る店を探したが、今日はどこもたくさんの選手が食べに来ていてできなかった

そこで
レトルトの餃子とローストチキンを温めて、家から持ってきたご飯とレトルトスープの夕食


明日の補給食たち

10時に就寝

しっかり試走も出来ていい感じで明日を迎えられそうです


明日は3時起きで、7時レーススタート

Iron Out!

2011-10-30 08:19:20 | トレーニング
次のレース(オリンピックディスタンス)まで1週間弱

Iron Out!調整期間

水曜日
朝スイム
道中がだんだん寒くなってきました
この日はフリーコースに人が多くて、私の後ろに同じくらいのスピードで泳いでいる方もいて、
いい意味でサークルタイムを以上のペースで泳ぐことが出来た
だんだんハード呼べるほどのサークルでもなくなってきたので、そろそろタイムを短縮してもいいのかもしれない。
朝プールでは、出勤前に泳げるのは、1時間しかないので、短時間集中でトレ出来るところが◎

調整期間に入っているので、この日は2種目のみ

ナイトライド


月曜日、慣れないトライアスロンシューズで90㎞走ったのが良くなかったようだ
少し左の足首(前側)に違和感が



ロードシューズならそれほどでもないが、試しに少し坂でもがいてみたらやはり少し痛みがある
脚の疲労も完全には抜けていない

峠(がっちり山岳賞いただきました)以外はツキイチで走らせてもらう不甲斐ない内容となったしまった
たしかに自分の脚の状態を考えれば、無難なところだけど…
少し消化不良な感じ、脚が売り切れるまで回したかった



それと、店長初めスプリンターの皆さんも少しお疲れのようだ
この日は平地スプリントでも最後までついていけた(ツキイチだけど)
左足首の方は、しばらくはきちんと様子を見た方がよさそうだ

土曜日

ロングライド120㎞&ブリックラン10㎞

気持ちの良い秋晴れ!


左足首は依然として、痛みが若干あり
ライドの途中に痛み出したら、すぐに戻るつもりでした

なので、ブリックランはあくまで予定
バイクを走り切れたとしても痛みや違和感があったらランは中止にするつもりで

走り初めはそれほど風は強くなかったのですが、幹線道路に入ってから少し風が出てきた
今日は珍しく追い風!アベもどんどん上がり、幹線道路の終わりでは、AV31.1km!



いつのまにか、まわりの稲穂が一面の黄金色
道路状態はあいかわらず悪いですが、まわりの景色を見ているだけで何だが和みます

最近涼しくなってきたので、ボトル2本でいいだろう何て思ったら、80㎞地点でほぼ空に(笑)
いつもの給水ポイントでしばし補給


アイアンマンのサポーターである、ゲータレード2本とアイス

(時差はありますが)この日はハワイのIronman WORLD CHAMPIONSHIPの前日
Konaのアイアンマン達は明日レースの準備でもしているのかなぁと思いながら、ゲータレードを頂く
知人の多くも出場していて、正直、自分もその場に居たかったが、今の力ではぜんぜん手が届かない

だから、今は、ココで自分の出来るコトをする
その今の連続がKonaに繋がっていることを信じて

残り40㎞の幹線道路は、思いっきり向かい風
3月のメルボルンのバイクパートは高速道路を走るらしい
こうした向かい風の幹線道路の練習だって、3月のアイアンマン対策にピッタリだ
いろんな経験をしてもっと強くなる!

AV 30.6km/h 80rpm MX 60.5km/h 獲得標高1104m 123.82km

家に到着後、すぐにランの準備をして今度はブリックラン10㎞
脚の方は、ライド中痛みと呼べるものは(張りはありましたが)なかったので、ランスタート

走り出し直後、左足首に力はいらずフラフラ
オカシイナ…と少しペースを落として様子を見る
あきらかに…イタイ
けど、いやな痛みじゃない…何というか腹が痛い時に痛みに波があってすぐに治まる…みたいなあの感じ
2㎞以上痛みが続くようなら途中で歩いて帰ろうかと思いましたが、痛みはウソのように消えていつもの走りが戻ってきた

ずっと走れていなかったから、ランの脚は走りたくてウズウズしていたようだ
軽快に4分前後のペースで走れていた
水分はフューエルボトルを腰につけていたのだが、少し気持ち悪くなっていて水分を取れる状態ではなかった
アイアンマンのランのレース後半のような感じ
それでも10㎞なら持つだろうと構わず走っていた

…が、折り返し地点をすぎたあたりから、急に右脇腹に刺すような痛みがしてきた
ペースダウンを余儀なくされ、DVDで見た2010アイアンマンのMACCAのマネして、指で腹をついてみるが、一向に治まる気配はない
脇腹が痛くなるなんてずいぶん久しぶりだ
前はいつだったか覚えてないくらい

6㎞をすぎたあたりから、徐々に痛みが消えてきた。ペースを上げる
喉が渇く
水分を取りたいところだが、胸焼けしてダメだ
そのまま行くしかない

フォームが乱れてくる
こんな時こそ「ゆっくり速く」
脚だけじゃない全身を使って、肩甲骨から骨盤まで体幹を意識して連動する
…意識していないと、走りがどうしても雑になる
そのまま最後まで走りきり、アベは4分20秒台とまずまず
10㎞走りきれるかどうかも心配していたんだから、こうして走れるだけでも幸せ

レース前の追い込みは、この日が最後

日曜日
レース1週間前

今日は、Konaでのアイアンマンワールドチャンピオンシップ
朝からアイアンマンライブに釘付け


lavamagazine.comより

男子の優勝候補はグレイグ・アレキサンダーか
…なんて思っていたらいつのまにかランでトップに…


lavamagazine.comより

そして優勝!しかもワールドレコード!
スイムを50分そこそこで上陸、バイクを4時間30分を切り、ランを2時間50分を切る
すっげぇ~

同時じエイジグループの皆さんも次々とバイクを終えて、ランで力走されている様子がFBにもアップされ、嬉しいやら羨ましいやら…
ペナルティを取られた方や、リタイアされた方、もちろん完走された方もそれぞれが自分のレースを終えたようです

ホッとした
何て思っていたら、いつのまにかお昼になってました

外はとてもいい天気
こりゃイカンとバイクウェアに着替えて、バイクの準備までしたのですが…
少し左足首に違和感あり
きっとこれは身体からのメッセージだな
今日はバイクは止めにして夕方泳ぎ行くことに

スイムに関してFBで
名アスリートの方からアドバイスを頂きました

・太ももの裏辺りを水面に水平に引き上げられるイメージで上体を起こしすぎない(反らない)
・ストローク(キャッチ)は目線より上にしない
・すぐに掻かない
・肩の柔軟性がない方が身体を水平にしようとするとまず背中が反るので、腕は前方斜め下方向、上腕の力が入らない程度の場所にめがけて置く

の4点
この日のスイムで試してみました

今までサークルタイムは1分15秒が一番短いものでしたが
(100で2分15秒はありますが)
今日は50mを1分10秒のサークルにしてみた
上記の4点をプルとプルブイを使ってどこまで出来るか試してみた

最初の500ぐらいまでは、8秒くらいの余裕を持って回せたが
600あたりで少しリズムが乱れ、5秒くらいの余裕しかなくなり
このままフォームがガタガタなまま泳いでもダメだなと思い
100のレストを入れてリラックス

再びプルで50*6を1分10秒サークルで
ついつい焦ってプルの回数が多くなってしまうが

 ゆっくり速く

と、自分に言い聞かせ腕を斜め下に真っ直ぐに伸ばすのと同時にプルを掻ききるようにする

そのままいけそうだったが、少し呼吸を落ち着かせるため100をレストで

残り300は1分10秒で再び、これが回を重ねる度に楽になるというか、少し身体の動かし方が分かってきたなぁ
…と思った辺りで、閉館時間

たいした距離は泳げなかったが、内容の濃い練習が出来たと思う

月曜日
リカバリースイム

W-up 50*6 F 1:20 プルブイ
   50*6 F 1:20 プル
Drill 50*3 1:20 オーバーグラインド
   50*3 1:20 フィンガーネイル
   50*4 1:20 ストレートアーム
   50*4 1:20 H/E(25ハード、25イージー)
   DW 50*10 F 1:20
Total 1800m

火曜日
jog 40分 WS走3本
8.42km 38分59秒, WS(180m) 3本 31",29",28"

日、月と2日間走らなかった(先週は1度だけ)が、左足首の状態はどうなのか
ちょっとヒヤヒヤしながら、走り出す
…が、痛みや違和感はなくなっていた
肝心の走りの方だが、すこぶる良好!

固定ローラー、流し(TTバイク)
AV 28.3km/h 85rpm MX 33.4m/h 20.01km

短くても集中して乗ろうと、40分ぐらいを目安に20㎞きっちり負荷をかけてローラーで
20分までは、ギア3枚目、それ以降はギア4枚目に入れて最後まで
良い感じで回せたかな

水曜日

BU走 10km
Lap01:1km 4'31"/km
Lap02:2km 4'23"/km
Lap03:3km 4'11"/km
Lap04:4km 4'07"/km
Lap05:5km 3'56"/km
Lap06:6km 3'59"/km
Lap07:7km 3'48"/km
Lap08:8km 3'50"/km
Lap09:9km 3'40"/km
Lap10:10km 3'34"/km
Lap11:11km 3'35"/km
Lap12:343.25m 3'09"/km
Total AV: 3'56"/km

スイム
50*8 1:20"
100*3 2:35"
100*4 2:25"
50*8 1:15"
100*5 2:40
Total 2000m

3種目やるかどうか悩みましたが、日曜日にレースに向けて疲れを残さないことが一番だと思い、2種目に

朝のBU走10㎞は…やっぱりしんどかった
前回のハーフマラソンでは、平均3分30秒くらいで走れていた
ならば…ということで、4分30秒でスタートして、ラスト3㎞までに3分30まで上げて、ラストは限界まで上げるつもりで
1㎞ごとに少しずつペースを上げていき、3分50秒前後までは順調に上がったが、
そこからの伸びがいまいち

ラスト2㎞ぐらいからようやくスピードに乗ってきて最後はギリギリまで追い込めました
脚に痛みや故障はなし、良い感じだ。

夕方、退勤後スイムへ
前半の1分20秒*8本は問題なし
100の2分35秒もたっぷり余裕があるくらい
ところが、100の2分25秒になると、残りサークルタイムも5秒とか…余裕がなくなる
体力的にはしんどくなかったが、思っているほどスピードが上がらない
最後まで力んでプルもイマイチ…完全に消化不良な泳ぎだった。
今朝のBU走がよかっただけに残念

木曜日

ラン:LSD90分

LSD自体は問題なかったのですが、どうにも身体が疲れている
帰宅し、週末のレースの準備をしながらあまりの眠さに途中で止めて寝てしまった
昨日は2種目で良かったぁ、これで3種目やったら確実にぶっ倒れていたな

金曜日

イージースイム
Total 3000m

仕事も疲れもたまっていたので、今朝はトレなし
夕方の会議が終わってから、タクシーでプールへ(雨だったので)
水曜日のスイムが酷かったので、今日はどうなると心配しましたが、
足を攣ることもなく、リズムが乱れることもなく3000泳ぎ切りました

タイムは良くないですが…明後日レースなので、ガンガン泳いで疲れるよりもゆったりでも気持ち良く長く泳げる方がいい
改めて思ったのだが、以前、アドバイス頂いた、
「すぐに掻かない」
を実践してキャッチアッププルに近いカタチでやってみたら、驚くほど楽にスイスイ進める
もちろん、こんなにゆったりした泳ぎはレースでは出来ないかもしれないが、長く泳ぐにはピッタリだ

土曜日は移動日
向かうは、レース会場
楽しんで来ますよ!

To Be Continue…

ゆっくり速く

2011-10-29 21:45:07 | バイク

すっかりご無沙汰の更新となってしまいました

毎日、1000人近くの方がアクセスしてくださっているのは分かっているのですが
仕事も山場でブログと向かい合う時間が取れず、こんなにも間が開いてしまいました
申し訳ありません…

話は10月初旬のハーフマラソン翌日まで戻ります…

まもなく国際映画祭開催ということでにわかに賑わってきました



会場近くにはこのような上映作品の巨大ポスターあちこちに


映画自体は嫌いではないですが、あの人の多さは…
一度体験すれば充分です…

今日はかの地の建国記念日(開天節)で祝日


昨日はレースの後、
温泉→御馳走(パジョン)→マッサージ…のゴールデンコースで今朝はだいぶ疲れが取れた
…ようなが気がしましたが、やっぱり身体のあちこちが悲鳴をあげています
とはいっても、アイアンマンを終えたほどではありませんが

大会翌日休みって、天国ですね
ぐっすり寝ました

土日と持って帰った仕事にまったく手をつけていなかったので、
そろそろ現実に戻らないといけません(涙)
11時頃までに仕事を一つ片付ける

外は気温20度、快晴!
と、私を手招きしているので、仕事の区切りがついたところで着替えてバイクライドに出発



今日の目当ては2つ
一つは
疲労抜きもかねて、昨日、長崎さん(仮名)が仰っていた「ゆっくり速く」を実践
アベ30にこだわってシャカリキにペダルを回すのも練習としては大切なのですが、
今日はスピードにこだわらず、ペダリングに意識を集中

今まではアイアンマンのランを意識して、
引き脚中心のペダリングでしたが、
以前、ランス・アームストロング関連の本で読んだ”全てが入力”(休みがない・空回りしない・上死点でも下死点でも均等に力)
のペダリングに挑戦
さらに余裕があれば、ハンドルを持つ腕の使い方(引き腕と押し腕)も意識して



二つ目は
2週間後のトライアスロン(オリンピックディスタンス)で使用する
トライアスロンシューズ(シマノ)にタイムのクリートを取り付けて外で走っていないので、
感覚を確かめ、必要ならクリートの位置を調整しようと思っていた



今日も北風がかなり強い。風速6m前後といったところか



こんな日こそ、スピードコンセプトの出番!

真っ正面からの向かい風では、TTポジションで走っていけば思ったよりもきつくない
ロードならこうはいかないだろう
平地では、ペダルを引くのではなく、まわすことを意識して
とくにペダルが真下に下がる前に、靴の裏で泥をこすり落とすようにスルリと回す
ここで力が抜けるとグイ!グイ!と進むような走りになる

それではダメだ



常にペダルに入力
そうするとたまに脚が本当に"回っている”感覚がある
長続き出来ないのが難点だがこの感覚を忘れないようにしたい



トラシューズはおよそ1年ぶりに履く
普段は、スペシャのロードシューズで
アイアンマンも全てそれでこなしている

さすがにロード用のシューズでは着脱に時間がかかる
トランジションの時間短縮が最優先なので、多少の履き心地が云々は言っていられない
そもそも40㎞なので、1時間ほどしっかりとペダルを回せればいい

ということでその倍以上の90㎞で試してみて問題なければ大丈夫だろうと、今回久しぶりの登場となった



このトライアスロンシューズも
自分がトライアスロンを始めた5年前に、とりあえず専用のシューズがあったほうがいいよな…
ということで、当時はシマノぐらいしかメーカーも知らなかったので、その中で一番安いプラソールを探しまわって購入

フィット感はロードのそれと比べてはいけないが、やや窮屈な感じ(サイズ40)
これ以上だと大きすぎるのでしょうがない
裸足で履くというのも意外に難しいものだ
他のトラシューズも試してみたいところだが、
かの地にはトラシューズの需要があまりないので、お店に行って実際に履いて決めるなんてコトはまずできない

まあ、オリンピックディスタンスはこれが終わったら当分出場することもなさそうなので、最後までしっかり使ってやろう

肝心のペダルへの力の伝達は…問題なし
母指球あたりでしっかりと踏めている
調整いらずで大丈夫そうだ



そのまま最後まで走り続けても良かったのだが、灯台で一度休憩

少し右足ふくらはぎに張りがある
トイレを済ませ、軽いストレッチをして出発


復路は左手の海を眺めながら
この景色がとっても気に入っている


もう梨(ペ)の季節なんですね
美味しそう♪


風車が追い風であることを知らせてくれる

帰りは、がっつり追い風です!40㎞前後で飛ばす飛ばす!
帰りの峠もSFRくらいのペースでいそがず、全て入力のペダリングを目指す

ゆっくり速く

やっぱり難しい
多分、永遠の課題なんでしょうね

結局アベは29.3だったが、スピード以上に今日はとても良い練習が出来たと思う

To be a Runner or an Ironman

2011-10-09 00:10:20 | ラン
第10回Busan Ocean Half Marathon Race


7月、島でのアイアンマンレースを終え、その散々な結果から
日本有数のアイアンマンの知人に尋ねたことがある

「自分の(トレーニングの)やり方に限界を感じている
 プロにお願いしてトレーニングプログラムを作成(有料)してもらおうと思っているんですが…
 あなたは、どのようにしてトレーニングを決めているのですか
 何か参考にされているものがあるのなら教えてください」

「トレーニングは誰かに頼るのではなく、自分で決める
 自分の体調、状態、気候、仕事…そういったものを考慮して決める
 それが続けられるコツだ」

と答えてくれた

何かに頼るのは簡単だ
それは確かだ

うまくいかなかった時は
誰かのせい
何かのせい
にしてしまえばいい

でもそれは本当の意味で
強い
ということだろうか

強さは誰かに決めてもらうものじゃない
強さは誰かに頼るものではない

トレーニングを見直してみた
アイアンマンの知人のトレーニングを参考にしてみた
自分の伸ばしたいところ、自分の苦手なところ
レースまでの時間
日々の時間の使い方

自分でトレーニングをつくってみた
今までの自分を振り返り
もう一度、トレーニングを見直し

自分はトライアスロンを始める前
ランナーだった

だからランをメインにしたトレーニングが中心だった
その比重を少し落とし、その分、バイクとスイムに振り分ける
少しずつだがランのタイムが落ちていった
かわりにスイムの泳力と、バイクの脚力は自分でも分かるくらいついてきた

今回のハーフマラソンは自分のターニングポイントになるかもしれない
ランナーとしてやっていくのか
アイアンマン(トライアスリート)としてやっていくのか

このレースの結果が教えてくれるだろう
ここでランが思うような走りが出来なかったら、今後はランのレースは出ないでトライアスロン1本で行こう
二兎を追う者は一兎をも得ず
何かを得れば何かを失う
それならが、それで受け入れよう

全ては、自分の走りが教えてくれるはずだから


レース当日

昨日、朝ジョグの後昼寝してしまったので、昨晩はなかなか寝付けなかった
それでも明け方になるとようやく眠れたようだ

朝6時起床。6時半に朝食
ご飯、味噌汁、野菜、卵焼き、フルーツ、ヨーグルト
9時スタートの3時間前の食事でしっかり食べておかないと消化できないので、ここは何度も噛みながら消化作用を促す
その後コーヒーを飲みながらゆったり食休み

今日はYOMEの友だちがこのマラソンに出場するために昨晩かの地に到着して家に泊まっていた
YOMEは友だちと談笑

自分はデスクワークをこなし、
7時半すぎにバランスボールでゆっくりアップ
8時にレースウェアに着替え

コーディネートは(下から)
シューズ:Newton Distances
ソックス:Xソックス ラン・パフォーマンス
タイツ:CW-X レボリューション(ロング)
シャツ:スキンズ TRI400メンズコンプレッションスリーブレス
アーム:A400 メンズスリーブ
グローブ:アディダス ラングローブ
キャップ:アンダーアーマー

家からすぐ近くがレース会場なので、アップがてら会場を見に行く
すでにかなりの人数が集まっている。さすが1万人規模以上の大会だ

8時20分、家に戻ってくる
もう一度、要項のコース図を確認。頭にたたき込む

スキンズのスリーブが擦れるようなので、脇の下にワセリンをたっぷり塗る
トイレで最後の軽量化

以前のマラソン大会の景品だった、薄手のウィンドブレーカーを羽織ってスタート会場へ
8時40分会場到着
スタート脇の茂みの中に来ていたブレーカーを脱いで隠す
(取られてもいいぐらいのモノだが、ゴール後に家に帰るまで羽織れるとありがたいので)

スタート地点に近づくと、選手達がぞろぞろとスタートゲートのさらに向こうまで移動を始めている!?

確かスタートとゴール地点は一緒だと思ったのだが???

かの地お得意の変更か、何かか?
…と思い、その集団についてぞろぞろ歩く

どうやら大橋の入り口まで移動するらしい

ここまで来て初めて、他の選手のゼッケンの色が違うことに気づく
かの地の言葉はしゃべれないので、近くを歩いていた欧米人に
「この集団はハーフ(の選手)?」
と尋ねると、
「これは5㎞(の集団)だよ」
とのこと

ガーン!

時刻は8時50分、あと10分でハーフのスタートだ!
※5㎞のスタートは9時15分

急いで最初のスタート地点のゲートに戻る

スタート3分前にギリギリ戻れた
ふぅ…

前から3列目あたりに位置でスタートを待つ

ふと心拍を見ると"124”

情けない…緊張しすぎてどんどん心拍が上がっている

3回深呼吸

そして、自分に語る

 何のためにココに来た
 入賞の為じゃないだろう
 お前は挑戦者だ
 結果は気にするな
 つぶれるまで走れ
 お前はお前の成すべきコトをしろ

…少し落ち着いてきた

例によってかの地のMCの長いトークによって、すでに9時3分をまわっていた
何度か檄を飛ばされたあと、ようやくスタート

今日は右手にSUUNTO T6D、左手にGarmin 405CXを付けていた
ガーミンはすぐにスタートボタンを押したのだが、
スントがなかなか計測が始まらない?
あれ?
よく見ると、必死に右側ラップボタン(スタートボタンは左)を押していた
この間、5秒ほど
自分に苦笑い…と同時に頭がスッキリした。

 何を慌ててる
 行くぞ、俺!

初めの100mほどですぐに飛び出した先頭集団の最後尾につく

大概最初は、無理に飛び出すヤツと本当にレースを狙っているヤツとが混在する

案の定、どんどん削られていく先頭集団
スタート1㎞ほどで5番手に付けていたが、
前の2人との間が開きそうなったところで、前に出て3番手に移動
そのまま3㎞地点まで3人団子状態で進む

ちょうどその時、
「ウッディさん、ファイト!」
聞き慣れた声が!
トライアスロン仲間であり親友のブルース君がカメラ片手に応援してくれていた

ありがとう、すっごい元気をもらいました!

そのまま3人で走っていると、前の二人がさらにペースアップ

ガーミンを見ると、二人はほぼ3分ペース
速い。別次元だ

これ以上付いていくのは危険だと思い、一人旅覚悟で前の二人から離れる

自分のペースは3分30秒
これでも、自分にはかなり速いペースだ
ビルドアップ走ならこれが全力走行ぐらいだ

だが、今日はヤバイくらい脚が良く回る、呼吸も苦しくない
(心拍は180いってましたが…)
最後までこのペースでいけそうだ

いや、たとえペースが落ちたとしてもいけるところまでいってやる



 そのためにここにきたんだ

5㎞を過ぎた段階で、トップ(黄色のランパン上下)から50mほど離れて、
2番手(白のランパン上下)さらに50mほど離れて私といった感じ

後ろを振り返っていないので分からないが、後ろからの足音は聞こえてこない

これ以上前の二人とも離れることもなさそうなので、
このまま走りながら、少しずつ2番手の白に追いつくつもりで走る

いつも思うのだが、追われるよりも追うほうがいい
今回も長い直線が続くコースなので、常に前の選手が見えている状態
これは自分にとっては良い状況だ

ただ、本当は、15㎞ぐらいまでは先頭集団にツキイチで付いて、
ラスト3㎞でスパートをかけようかと思ったが、
今回は開始早々一人旅とは…


まあ、前の二人も条件は同じなのでこのまま行くしかない

7㎞ぐらいからメインの橋の入り口へと続く折り返し地点に到着
ここで私の後ろにピッタリとつける4番手のランシャツ・ランパンのおじさんと合流
自分のペースが落ちて捕まったのか、
と思ったがペースは以前3分30前後
相手がさらにペースを上げて追いついてきたんだ

8㎞の給水地点手前で、カーボショッツジェルを補給
水のコップを鷲づかみして喉に流し込む

今日はスキンズの背中のポッケにカーボショッツ2本入れている
10㎞手前と15㎞地点あたりで補給するつもりだったの、1本目は予定通り

ここから橋の中腹まで、50m先の白の2番手と3番手の私
そして、ぴったりくっつくランシャツおじさんとペースは変わらず走り続ける

3年間、ずっと見続けていた橋を今こうして走っているのだが
周りの景色を楽しむ余裕なんてちっともなかった

前に見える2番手、油断するとすぐに抜かれそうな4番手のおじさん
その間に挟まれている自分は常に気が抜けない状況だった

10㎞地点をすぎ橋が下り始める頃から、後ろのおじさんの息づかいが変わり、足音が擦るような音へと変わった
限界が近づいているんだ

ランの下りは自分の得意分野
リラックスして身体を前傾にし、ストライド大きめで楽に下る
同時に呼吸を休ませるために、たっぷり吸って吐く

橋を下りきる頃にはおじさんの気配は消えていた
このまま橋の終わりまで走り、そのまま道路に沿って直線を走る

2番手の白の走りが少し変わってきた
腕降りのリズムがおかしい、左肩が落ちている、
そして明らかに速度が落ちているのが分かった
白も限界だ

自分の状態を確認する
腕の力みはない
肩甲骨と骨盤は連動して動いている
呼吸は苦しくなってきたが、このペースならまだいける

白への追撃を始める!
と思った時、すぐ後ろに別の気配を感じた

赤いランシャツに「長崎」の文字が書かれた方が、いつのまにかピッタリ私の後ろにつけていた

いつから付かれたんだ!
少々驚いたが、残り10㎞を切ったこの段階で付いてくるとは、相当計算した走りだ
しばらく長崎と一緒に走るが、
折り返し地点を曲がり、橋の復路へと入るあたりで長崎が前に出た

私もすぐ後ろにつく、そのまま2番手だった白をかわす
白も我々についてくる
2位集団が3人団子状態で、復路の橋を登り始める

往路は橋の上(2階建てのようになっている)を通るので、景色もよく見えたはずだが、
復路は往路で通った橋の下の道を通るので、前に見えるのは永遠かと思うほど長い長い直線だ

14㎞地点で長崎がペースダウン
おかしいな…と思っていたら、たまらず白が前に出る
確かにこのペースなら私も前に出たいくらいだ
前に出た白のフォームがかなり崩れている顎が上がり苦しそうだ

一方の長崎は、乱れのない綺麗なフォーム、呼吸も乱れていない。
まさか…
と思ったその週間、長崎が猛烈なスパート

まだ16㎞地点
ゴールまで5㎞以上

早すぎる…と一瞬思ったが、すぐに長崎の後ろにつく
恐らく警戒していなかったら、自分も反応できなかっただろう

この段階で完全に白は脱落
10㎞コースの参加も同じコースをチラホラ走っていたので、前を走る黄色トップはもう見えない

つまり、長崎と自分の2位の座をかけての走りが始まったのだ

18㎞地点まできっちり長崎の後ろにつく
まったく無駄のない脚運び
かなりレース慣れしている様子

そこで、長崎が後ろを振り返り、私と目が合う
ほんの少し驚いた様子

ここで、とどめのスパートを長崎がかけてきた
もちろん、反応したが、さすがに脚がついてこない

ペースは3分10~20
速い

少しずつ離されていくが、ある程度の距離を保ったままの速度でお互い走る

残り1㎞、橋の出口が近づいてきた

ここで、まさかの兆候が、右と左のふくらはぎがピクピクしている…両足とも攣りそうだ…



 ここまできて…もう少しもて!

拳でたたく、脚が自分の意思とは無関係に暴走しそうだ



 まだだ、まだだ!

ここで最後のカーボショッツを補給。少しでも脚が攣るのを後伸ばしに出来ればと願う。橋を下ると10㎞の選手が集団が前にいて、なかなか進めない。声を出そうとするが、口からは呼吸だけでそれ以上は何もできない。何とかぶつからずに全てかわして、ゴール前の直線に入る。手前50mほどのところで、長崎がゴールしたのが見えた。

 悔しい…でも、まだ俺のレースは終わっていない!



ゴールまであと20mほどで、脚が言うことをきかなくなった
酷使した脚の反乱だ、脚がもつれる。真っ直ぐ走れない



 動け!動け!動け!

脚を引きずるようにしてゴール

声にならない声で叫ぶ

気がつくと、ゴールテープを切っていた

 走った
 走れた
 走りきった

すぐに後ろを振り返る

「ありがとうございました!」

今度は声に出して言った、呼吸は乱れたままだがどうしても伝えたかった

まわりから拍手が溢れていた。

 終わった
 もう何も残ってない
 すべて出し切った
 後悔はない

ゴール後、すぐに長崎の方に声をかける。
やはり日本人だった
しかも実業団
2位、3位と日本人独占だ

表彰式まで若干時間があったので、家に戻り、プロテインを飲んで着替えて自転車で会場に向かう

表彰台に上がるなら着たいと思っていた、
「合力日本」のLEGONジャージを着て行った



長崎さん(仮名)も表彰台の近くの控えの席にいらっしゃったので、少し話をした

二回のスパートは意図的なものだったらしい
追いついたところでスパートをかけて相手の戦意喪失する作戦だったとか…
本人曰く「いやらしい作戦ですいません」と謝っていた

また私の後ろに付く前に、ずっと私の走りを観察していたそうです
私の走りが、やや脚をひきずり気味で登りにリズムを感じなかったので、
スパートをかけたら付いてこれないだろうと判断したとか

二回目のスパートは私が後ろについているとは思わず、後ろを振り返り私がまだついていたので、
予定外の二度目のスパートだったとか


長崎さん(仮名)と一緒に

普段の練習内容を聞くと、1ヶ月に300㎞ほど走る(数年前は、1ヶ月1000㎞!)そうですが、
普段は通勤ランがメインだとか

ペースも5分ぐらいで調子が良い時は4分半と、私のジョグと同じくらいだった

ただ、違う点は意識している部位
肩甲骨から骨盤までが常に連動していることを意識して
"ゆっくり速く”がモットーだとか

それを聞いてハッとした

それは自分も3種目のトレーニングで常に意識しているのと同じことだ

もう一つアドバイスして頂いたのは、
そうした意識を確認するのに、一番良いのが階段登りだと言う
楽に階段を上れている時、全身の筋肉が一番良い状態で総動員して働いているらしい
そういう状態だと一段抜かししても疲れない筋肉になる
…とのことだった

長崎さん(仮名)とは
短い時間だがとても貴重な話を伺えた


今回のレースはかの地でもかなり大きなレースだったためか
かの地や、日本からも新聞記者の方が来ていて私たちも取材を受けた
10㎞入賞者の欧米の方(男性はイギリス人、女性はカナダ人)やハーフの我々日本人2名と
外国人勢が歴代最多の上位3位以内の入賞者だったらしい


かの地の新聞(デジタル版)に掲載されていました

スポンサーも大手がついたためか
テレビの報道に加えて編集された動画もアップされていた

ココをクリックしてもらうと動画に飛びます
1分43秒あたりから、私も登場します



YOMEは2時間15分で完走、お友達も2時間5分で完走
丁度、表彰式前にゴールできたので、写真を撮ってもらった



かの地のマラソンでは、今まで2回入賞(取り消しになったのも加えると3回)したことがあるが
いずれも4位と7位

一つ順位が上がるだけで、こんなにも違うとは


たくさんの方が見て下さる前での表彰台
2年前のトライアスロン(オリンピックディスタンス)での3位入賞よりもお客さんの数とメディアの数がまるで違います


アナウンサーの呼びかけに応えて手を上げる


花束、賞状、トロフィー、賞金(20万W)と頂く
かの地の言葉ではなく、英語で「Congratulations」と言って手渡された
こんなちょっとした配慮も嬉しかった


念願のLegon合力ジャージでの表彰台


バイクではなくランでの表彰台ですが(笑)


アイアンマンを想定したロングのトレでも、ハーフに対応できることがわかったこと
それと、体脂肪云々はあまり関係ないこともわかった

そういった数字に惑わされず、
しっかりと目標をもったトレーニングをしていけば、結果はついてくる

それが分かっただけでも、収穫の大きいレースだった


YOME&お友達も完走スマイル


第10回Busan Ocean Half Marathon Race
ハーフマラソンの部 1:16'11"  3位


天気:晴れ。気温:16~18度。海雲台~広安里(橋の横断、平坦基調)
平均心拍183。最高189。エネルギー消費1070kcal
Total: Av3'35"/km

今日の走りが全てを教えてくれた
走ろう
これからも
Ironmanとして

Cross The Bridge!

2011-10-01 16:15:09 | ラン
ゼッケン到着

212番
なぜかチーム名で登録されていた
チーム名はYOMEの名前…
まあ、個人の記録が残れば問題ない

レース前日

といってもトライアスロンではなく、ハーフマラソンです

トライアスロンやる前は、ランナーだったので、
年間に何本もランの大会に出ていたのですが、今はランの大会は、調整のための出場が多い

でもこのレースは違います


かの地の名物となった大橋(およそ5㎞)を通行止めしてランで往復するコース


上がハーフ、下が、5㎞と10㎞コース

とっても人気があって(運動が大嫌いな同僚もエントリーするほど)、すぐに定員(およそ1万人)に達してしまう
ここ2年エントリー出来なかった
(もっぱらYOMEが出たくてそのつきあいで私もエントリーだったのですが)

今年は3年越しにエントリーが出来て走れることになりました
※結構日本人も出場する様子
 プログラムに外国人枠で日本人というカテゴリーがあったぐらい
(その中にさらにチーム名:YOMEの名前…で登録されていました…)

2週間後のトライアスロン(オリンピックディスタンス)の調整ランではありますが
でも出るからには精一杯走ります!

レース前日、ランの最終調整はジョグとRP走2㎞で終了

昨日まで残っていた疲労感もなく、まずますの感じで走れた
結局、体脂肪は絞りきれなかったが、
体重は53キロとアベレージよりも1キロ減なので、軽量化した身体とアイアンマントレでつけたスタミナで走ってきます!

秋空ライド

2011-10-01 15:35:05 | バイク
9月某日

ロングライド日和

今日は天気もよい秋晴れ!
仕事はたまっているが、今日一日だけは現実逃避してバイクライド

本当は、古都往復180㎞コースに行きたかったが、
よく考えてみると今週末ハーフマラソンが控えているので(YOMEに言われるまで気づかなかった)
疲労を残さない程度に120㎞ライド

120㎞コースを走るときは
天候不順の日が多く、で途中で降られるのが嫌でロードで行っていたが、
今日の天候は全く問題なかったので、スピードコンセプトで



デスクワークをこなし10時出発
…の予定だったのですが、シューズのクリートの減りがヒドイので、交換

タイムのペダル(ICLIC) のクリート(タイム ICLIC CAFE CLEAT)の減りが早い
月に1000㎞いくかどうかぐらいしか乗っていないのに、2ヶ月に1回は交換しているような気がする

安いもんじゃないし、何より品数が豊富じゃないので、(今日現在アマゾンでは品切れ)
もう少し耐久性を上げてもらいたいもんだ

交換してみて分かったのだが、クリートの下(かかとより)のサイズが見える表示窓?の穴が埋まってしまっていた?
新型はそうなのかな?

右が新しいクリート、左が今まで使っていたクリート

交換終了後、気を取り直して今度こそ出発
今日もYOMEが特製おにぎりを握ってくれたので、それをポッケに入れて、
ボトル4本、梅干し、チョコバー、アミノバイタルなど持って出発

走り出してすぐに風の強さに驚く
あれれ…
窓から見ただけでは分からないことだらけだな



先日の台風級ではないので、そのままコース変更もなく行くことにした
どうやら北方向に進むと向かい風らしいが、前半はほとんど北へと進むルート
いつもならグイグイ進める場所も向かい風で思うようにスピードが出ない

もちろん、今日の目標もアベレージスピード30以上!

…だったのですが、前半はすでに29をいったりきたり…ヤバイです



農道に入れば、平日の昼間だし空いていてスピードも出せるかと思ったら…
今日は工事車両や大型トラックがノロノロと前を走りなかなか速度が上がらない…

ウィンカーも出さずに急に曲がってくるタクシーやトラックに当てられそうになり、かなりヒヤヒヤもんでした
(かの地はでよくあることですが)

平日ライドも甘く見てはいけません(苦笑)


このダラダラ続く坂道が農道のフィニッシュ
登り切るとダムが見えて来る

すこしクールダウン(頭も身体も熱く?なっていたので)しようと、
必要はなかったのですが、給水

コーラとアイスで10分ほど休憩

残り40㎞は幹線道路
アベは以前29のまま

家につくまで30まで上げる!
つもりで気合いを入れて再スタート

帰りは南に向かって走るコース
案の定追い風。スピードがぐんぐん上がる

最後の峠の入り口でちょうどアベ30!
峠を登っている時はメーターを見ないでシャカリキになって回す回す!
峠を下り市街地に入るとアベ29.9

信号の度にインターバルのようなダッシュの繰り返し
最後に家の前の橋でスプリント。アパート前でタイマーストップ

アベ30ジャスト!

おぉ、やったぞ俺!

…とこれぐらいで喜んじゃダメですね


AV 30.0km/h 75rpm MX 65.7km/h
123.64km
でした


帰路の途中に通る日本車代理店
『TOYOTAへカジャ(TOYOYAへ行こう)』
日本と同じキャッチフレーズなんだ…と思わずパシャリ

ライドから戻ってきて、夕食を食べてバイクのメンテナンス等していると8時を回っていた
身体がそれほど疲れていなかったので、YOMEと二人でプールへ
夕食の時に観ていた
「2010 IRONMAN WORLDCHAMPIONSHIP」
DVD効果のおかげで何だか気持ち良く泳げた
プル回数は多めだったが、肩さえ痛まなければいいかと思いそのまま泳ぐ
そもそもレースの時にいつものゆったり泳ぎが出来る訳ではないので、ある程度手数の多い練習の方が実践的なのかもしれない

プールをあがり、YOMEとの自転車での帰路の途中
ノーヘルのスコットのロード乗りが目の前をノロノロと
しかも信号無視しながら走っていた

それだけでもイラっとしたが、
自宅前の橋(およそ400m)の手前で何を思ったのか、
急にペースを上げて(しかも、また信号無視をして!)我々を抜かしてヘタクソなダンシングで走っていった

YOMEに「抜いていいよな?」と聞くと、大きく頷く
信号が青になってからダッシュ!
bd-1でも前傾姿勢をとればそれなりにスピードがあがる
橋の真ん中を過ぎた辺りで抜いてやりました

大人げないですが…何にせよ目標があるのが大事です(笑)

衣替え

2011-10-01 12:22:19 | トレーニング

9月某日の水曜日

午前3時起床
今日は仕事の方が忙しく夕方走れそうにもないので、出勤前に2種目こなします

ラン:jog 60分 WS走3本

数日前の20キロ走の時は、Tシャツにハーフタイツで走っていたのに
今日は、ロングタイツ+ランパン、シャツ+スリーブ+ベスト、ラン手袋、帽子
といった格好
数日で一気に気温が下がった

外が真っ暗だからなのか疲れているだけなのか(多分、後者だろう)
ペースはかなり遅め…10キロがいつもより5分も遅い
WS走だけは遅れないようにと意識して走る

午前5時頃戻ってきて、スイムの準備
バナナ2本とプロテインを飲んで、30分後に出発
プールへ

外はとても寒いにの、プールに着く頃には何だか眠くなってきた…

早起き2種目はこれが困る

泳ぎだせばすぐに何とかなるだろうとスイムスタート
ちょっとプル多めでガチャガチャ回している気もしたが、サークルタイムはそれほど苦もなくクリアできた。
100*4 2:25"の時にだけ余裕が5秒程度しかなくてなかったが、苦しいという感じではなかった
多分、もう少しサークルタイムを短くしても大丈夫だと思う



退勤後、すぐに着替えてバイク
ショップライドのナイトライドに参加




もうこの頃には身体がかなり疲れていた

バイクも先週はレーパンと半袖ジャージで充分
というかそれでも暑くて途中で水分補給したぐらいなのに、
今日は、半袖ジャージ+スリーブ+ウィンドブレーカーベスト、レーパン+レッグウォーマー(膝下)という格好でもまだ寒い
たった数日で気温が10度以上下がるとは…
通りで職場でも風邪引きが多いわけだ

今日は、疲れているなりに
自分がどれぐらい走れるか試すのも
レース後半想定という感じならいいかなと思いバイクスタート

山岳はあやうく取られそうになるが、何とかクリア

今日はメンバー5人で私以外はスプリンター



平地は速い速い…

峠以外は一人旅になりそうになることもしばしば…
帰りも山岳だけは、がっつり取らせて頂きました

余りに寒さに少し喉がイガイガするのと、咳が出始めそうな予感…
明日は完全休養日にしようかな

暴風

2011-10-01 08:05:48 | トレーニング
何だか風が生暖かい

9月某日

午前のメニュー:持久走 20km

どんよりした雲の下
ランスタート
頬に当たる風が何とも生温い感じ



ここ数日、負荷軽めのトレ内容だったのだが、、スピードに乗ってこない…
タイム自体は、ほぼキロ4分ペースと悪くないのだが、内容が良くない
いつもはスピードに乗って、楽しみながら走ることが出来ていたと思うのだが、
今日は常にペースを確認し、落ちてきたら上げるの繰り返し…ペースに追われるように走っていた


Total AV: 4'05"/km

単純に疲れがたまっているだけなのだろうか?
最近、少し気になるのは、
体重は増えていないのだが、体脂肪が10%よりも落ちなくなってきた

アイアンマン対策である程度体脂肪は増やした(6%→10%)が、次は10月のハーフマラソンなので、もう少し絞りたいところ

疲れがたまっていると、どうしても甘いものが食べたくなり、
和菓子などに手を伸ばしてしまうところはあるが、決して暴飲暴食はしていないと思う

その辺りがタイムに響いているのだろうか
今日まではハード期
来週はリカバリーで、再来週から調整期に入る


午後の(予定)メニュー:バイク100㎞

実践練習期(ハード)の最終日
バイクは100㎞ぐらい走ろうかと思いTTバイクでスタート


走り初めてすぐに尋常でない風の強さを体感
ヤバイです


信号待ちをしていると、頭の上で、ガガガァ!ともの凄い音が…
風で金属の案内板が乱暴に揺らされている


向かい風ならいい練習になるだろう…
なんて思っていたのですが…
そんなレベルではありませんでした

時節、横からの突風も吹いたりと…
とてもまともに走れるレベルではありません
強風というより暴風

まっすぐ進むことが出来ない

歩道側ではなく車道側にハンドルが取られることしばしば

峠でダンシングすれば風で止まりそうになるし、
特に下りが危なかった
ハンドルを押さえつけるも、スピードが付いた上に横風で一車線分飛ばされる!

たまたま車が走ってなかったから良かったものの、ヒヤっとしました

登りも下りもキケン
平坦もフラフラ
スピードを上げると尚アブナイ…

こんな日は自転車乗っちゃダメですね

命のキケンを感じたので、ショップ主催のナイトライドのコースに変更


ところがこちらのコースも風が舞っているようで、油断できない

結局
終始、ハラハラしながら走りきった感じ

きわめつけは、雨が降ってきて…
もうどうにでもなれ!って感じでした
無事、帰還…
いや、生還出来ただけでも良かった

そんな暴風なかの地の一日でした