弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

法律事務所の名称変更と広告

2009年09月14日 | 経験談・感じたこと
私は通勤のため、大阪市営地下鉄に乗車します。

地下鉄の広告は、見事なくらい債務整理や過払いの広告で溢れかえっているのですが(ただ、地下鉄の広告では弁護士の広告は見たことがありません。全て司法書士のようです。もっとも、JRでは法律事務所の広告を見たことがあります)、ふと目にとまった広告がありました。



東京の弁護士事務所である法律事務所ホームロイヤーズが「10月1日より名称を変更します!」という車内広告です。
(※ホームロイヤーズについては、業界内では色々言われているようですが、個人的には特別な感情はありません。マニュアル化を図り、業務の効率化を目指すという考え方自体は、どこまで徹底するかはともかく、今後考えなくてはならない方向性だなぁと個人的には思いますが)


「何で東京の事務所が、わざわざご丁寧に大阪にまで名称変更の広告を出すんだろうか?
ホームロイヤーズは弁護士法人化して大阪に支店を出していなかったのでは!?」
と最初は疑問を感じましたが、全国手広くやっておられるようなので、おそらく関西圏のクライアントも多いんでしょうね。


法律事務所も大きな所(お金のあるところ?)は積極的に広告を出して、全国的にブランドイメージ化する戦略を取り、小規模なところは口コミ等で細々とやっていく…まさに普通の企業社会と同じ時代になってきているんだなぁと当該広告を見て思いました。

※でもよくよく考えると、つい最近、日弁連が債務整理案件について、原則面談協議の上、受任するように通知を出していたはずです。
さすがに、東京で執務する弁護士が電話だけで受任というわけにはいかないでしょうから、わざわざ広告を出したことからすると、大阪に支店を作る予定なんでしょうかね。
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