弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

1月は飛ばしすぎた…

2010年01月30日 | その他
週明けは2月になりますが、今年の1月を振り返って見ると、とにかく「長かった&しんどかった!」というのが感想です。

昨年末くらいから、(主観的には…)大型案件が立て続けに入り、年末年始も案件対応のための、理論面からの構成と現実的な交渉への対応方法とを考えているうちに、あっという間に仕事始めを迎えました。

そして、予定通りにいかないとはまさしく言葉通りで、年末年始に「無い知恵絞って」考え出したスキームは、依頼者の一言でもろくも崩れ去り、再度スキームを構築し直す、構築しては修正…ということを繰り返しました。

ある程度固まってきたなぁ…と思ったら、既に2月になろうとしています。


普段、それなりに頭は使っているつもりでしたが、今月に限っては、布団に入ると、あっという間に寝てしまいます(私は寝付きはいい方ではありません)。
また、土日になると、目覚まし時計をセットしていないため、あっという間に9時くらいまで寝続けています。
ちなみに、最近気を抜くと、電車の中でも寝てしまうときがあります(電車の中は貴重な読書タイムなので、眠ることなど無かったのですが…)。

脳には相当頑張ってもらったようです。


このままフル回転で頑張って欲しい…というのが本当のところなのですが、あまり使いすぎてネジが飛んでしまっては使い物になりませんので、小刻みに休息を取っていこうと思います。
(本当は2~3日旅行でもすれば、何も考えなくて済むのですが、小心者の私は、仕事のことが気になって、たった1日でも、何もしないでボッーとすることができません。
結局は、時間単位、場合によっては分単位で休憩を取っていくことになると思うのですが、これが身体には良くないのかもしれません。
まぁ、だいたい、そこまで時間管理できっこないと思いますが…)


2月以降もスキーム実現に向けた動きなど、色々やらなければならいことが多くなりそうです。
5月の連休くらいまでは、必至に走り続けるしかなさそうです。。。



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交通広告に見る最近の「過払い」市場の動向?

2010年01月27日 | 経験談・感じたこと
私は毎日、大阪市営地下鉄に乗っているのですが、去年くらいまでは、車両のあちこちに

「過払い」「債務整理」「多重債務」「破産」の広告
(※ちなみに、大阪市営地下鉄には何故か司法書士の広告ばかりです。何か選考基準でもあって、弁護士は落とされているんだろうか?と思うくらいです…)

が張り巡らされていました。


が、最近になって「ふと」思ったのですが、過払い等の広告はあるものの、
・一広告主当たりの広告スペースが小さくなってきていること
・広告料の絶対数が少なくなってきている傾向があること
・過払いだけではなく、登記や遺産分割等の他の業務についても記載がなされていること
・司法書士事務所の名称だけの広告も登場していること
等々の変化が見られるようになってきました。


いよいよ業界内で言われている、「過払いバブル」の崩壊が近い(もう崩壊した?)ということでしょうかね。。。


個人的には、まだバブルは崩壊して欲しくないのですが…。
(私は、積極的に過払い案件を取り扱っていません。
もちろん、依頼があれば取り扱いますが、事務所の体制として大量処理できる状態ではありませんし、最先端の論点について行けていないという能力的な不足があると考えています。
従って、やはり餅は餅屋で専門的に扱っている事務所の方が望ましいと考えています。

それはともかく、私自身はどちらかというと、周囲が過払いバブルで過払い案件に走っているのを横目に、地道にそれ以外の様々な案件をこなしていって、しっかりと弁護士としての基礎体力と事務所の基盤を築いていきたいと考えています。
なので、本音では、もっと自分の基礎をしっかり作り上げていきたいので、周囲が過払い案件に目を向けていてくれる方が動きやすいという考えを持っています。

まぁ、こんな変わった(?)考えのため、バブルの恩恵を受けることができず、ひっそり・細々と事務所運営を行っているのですが…)





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検察事務官が人気就職先に!

2010年01月26日 | その他
テレビの影響(HEROですね)や就職難のときの公務員人気等の色々な事情があるようですが、今、検察事務官を目指す人が多いようです。


大卒めざせ「HERO」 検察事務官 就職モテモテ(産経新聞)


ちなみに、私が弁護士になったのは平成13年(2001年)ですが、同じ年にテレビドラマのHEROが放映されました。
このため、私より後の司法修習生(55期以降)には、テレビドラマの影響のためか、検察官志望が異常に増加し、検察官採用内定を得るための競争が激化したという話を聞いたことがあります。
(※司法試験合格後、司法研修所というところで訓練を行うことになります。この研修所にいる間が司法修習生になるわけですが、この研修期間中に、裁判官、検察官、弁護士のどの進路を取るか本人が決めます。ただ、裁判官、検察官には事実上の採用枠があり、手を挙げれば誰でもなれるという訳ではありません。)


ところで、この記事の中で1点気になったところがあります。

(以下、引用)
内部昇任制度に魅力を感じる学生も。同志社大法学部3年の男子学生(21)は「司法試験を受けなくても、選考試験で将来副検事や検事になれる可能性があるのが、他の職種にないところ。まず事務官になってから上を目指すのも合理的な選択」と話す。
(以上、引用終わり)


検察官になるために、まずは事務官目指すんですか!?
(司法試験合格→検察官というコースを歩まないということですよね)
やはり司法試験はリスクが高すぎる試験だから、最近は敬遠されているのでしょうか…。

司法試験を受けてきた私としては、ちょっと複雑な気分です。




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弁護士に向いているのは神経が図太い人?

2010年01月22日 | 経験談・感じたこと
弁護士業を始めてから間もなく10年目に突入しますが、どちらかというと気が引けるもの、例えば…

・損害保険会社からの依頼による、交通事故等の不法行為の加害者側代理人の案件(勤務弁護士時代はこの手の業務が7割を超えていました。損害賠償論と現実の要求とのギャップの埋め合わせに大変苦労しました…)
・労働事件での使用者側代理人(独立後に割合が増加しました。使用者側は残念ながら何らかの落ち度があるため、真正面から戦っても勝てないことが多いように思います…)
・企業再生で債務者側代理人をこなしたり(債権者は「金払え!」と怒鳴り込んできます。それは仰る通りですが、無い袖は振れません…)

等々をこなしてきました。
(なお、究極的なものは刑事事件の被告人弁護における被害者との示談交渉だと思います。
この点、私は、大学から一貫して民事を専攻していたこと、受験時代に刑事訴訟法を選択しなかったという負い目があるため、刑事弁護は避けているのが実情です)


ただ、弁護士はある意味、人様の紛争にあえて介入していくわけです。
相手方当事者からは敵同然である以上、理論的な主張を戦わせることよりは、感情的に責め立てられることが多いのが実務での状況です。

このため弁護士に成り立ての頃は、机上の勉強では全く通用しないことを痛感すると共に(ある意味での心理戦への対応が必要)、感情的な主張に面食らってしまい、精神的に参ってしまうことが多いように思います。
(実際、私のような小心者(?)は「こんなものだ」と割り切れるまで3年くらいかかっており、当初は非常に苦労しました)


最近、法律事務所からの司法修習を終了した新規加入弁護士の案内通知を多く見かけるのですが、弁護士業を始めてそろそろ右往左往し始めることが多くなってきているのではないかと思います。

良い意味で「割り切れる」までは時間がかかると思いますので、へこたれずに頑張って欲しいと思います。




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アメリカの裁判だったらどうなることやら…

2010年01月20日 | 法律情報
たまたま配信ニュースを見つけたのですが…

(以下、記事引用)
長年の喫煙でがんなどの健康被害が生じたとして、横浜市金沢区の男性(67)ら元喫煙者3人(うち1人死亡)が、日本たばこ産業と国に1人1千万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、横浜地裁は20日、請求を棄却した。
(以上、引用終わり)


元喫煙者の賠償請求棄却/横浜地裁


詳しい訴訟の内容が全く分かりませんので、何ともいえませんが、おそらくは
・喫煙については本人の自由であり、喫煙による健康被害は自らが甘受すべきものであること
・国等に喫煙を中止させるような義務はないこと
等々の自己責任論で請求棄却したのではないかと予想されます。


おそらく日本では、この様な裁判所の判断に対して、大きな違和感を抱かない人が多いのではないかと思われます。
が、アメリカの場合、この様な健康被害があったら、直ぐに弁護士が飛びついて、集団訴訟を提起し、国の責任はともかく、メーカーは巨額の賠償責任を負わされる可能性があると言われています。

お国違いと言われてしまったらそれまでですが、日本の司法改革も、もともとはアメリカ型を念頭に置いているようですのが、今後、この手の訴訟が頻発し、場合によってはメーカーが敗訴する場合もあり得るかもしれません。
(この様な訴訟で一攫千金を狙うアメリカ形弁護士(?)が今後発生する可能性は高いと思います。また、新聞やネット等で集団訴訟を呼びかける広告が氾濫するのではないかと思います。そうなると、私も未だ未だ若手に分類されますが、「時代は変わったなぁ…」と思うことになるでしょうね。)



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【ニュース】飽和状態…都市部から地方へ 弁護士さん就活激化

2010年01月18日 | その他
業界内では前々から言われていたことですが、もともと司法改革による合格者増は、

・弁護士の都市偏在をなくすこと
・全国にひまわり(=弁護士のこと)の花を咲かせること

が目的の1つだったわけですので、地方に弁護士が行き始めたことは、目的達成であり、望ましい結果が生まれたということなんでしょうね。



飽和状態…都市部から地方へ 弁護士さん就活激化 滋賀・島根10年で登録倍増(産経新聞)




一方、飽和状態になった後の司法修習生の就職活動の厳しさについては、当人には申し訳ないのですが、「時代の流れ」として諦めてもらうしかないと思います。
(今後もこれといった対策は打ち出されないと思います。今、日弁連の会長選挙が行われていますが、どちらの候補者が勝つにせよ、画期的な対策は打ち出すことは困難でしょうね)

これまた、司法改革の目的の1つである「弁護士業務に経済・競争原理を導入」した結果、一民間経営者(多くは従業員数名以下の零細事業者)に過ぎない法律事務所が、経営的観点からシビアに採用の可否を決定するわけですから、就職問題について、個々の弁護士に対して何か特別な対応を行う義務がないことはもちろん、対処の必要性が求められていませんので。。。
(上記のように切り捨てるのは忍びないのですが、どうしようもありません。)


こんなことを言ってしまったら元も子もないですが、自分の道は自分で切り開くしかない(弁護士会等がお世話してくれるわけではない)と発想を転換し、頑張ってもらうしかないんでしょうね。。。





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自由と正義

2010年01月16日 | その他
相変わらず仕事効率が悪いためか、今日も出勤しています。

ボリュームのある仕事を終えて一息がてらに業界誌である「自由と正義」を読んでいたのですが、某弁護士先生が提起した、自分自身の利害に関する本人訴訟の経過日記(?)の記事が掲載されていました。

読む分には楽しかったのですが、何かの機会で某弁護士の依頼者が見てしまった場合、「ちょっと心配になるのでは…」と勝手に思ってしまいました。
(笑って済ますことができる?失敗談が散りばめられていました)


私のような見栄っ張りの(?)小心者には、とてもじゃないですがあのような記事を掲載することはできません。

でも、人様の体験談は本当に勉強になりますので、今回、記事掲載を行った某弁護士先生には大変感謝です。
ベテラン先生の「ヒヤリハット事故」のような記事を連載してもらえれば、もう少し真面目に(?)自由と正義を読むんですけどね…。
(ちなみに、自由と正義で必ず目を通すのは懲戒処分の記事だけです。人の振り見て我が振り直せということで…)



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実行あるのみ!

2010年01月15日 | 経験談・感じたこと
前回のブログに記載しました、弁護士向けのマーケティング講座ですが、色々と考えていても仕方がないので

「とりあえず試しに受けてみよう!」

と決心し、本日振込手続を行いました。
(ちなみに、何人かの知り合いの弁護士に、「どう思うか?」と質問してみましたが、皆さん口を揃えて、「値段が高いだろ」という回答が帰ってきました。)


なお、2月の土曜日に開催されるのですが、いつも土曜日は「文書を作成したり、集中して行う業務を遂行するために時間」と決めています。
このため、果たして受講日をちゃんと認識して出席するのか正直心配なところがありますが、パソコンのキーボード付近にでもメモ書きを貼り付けて、嫌でも思い出せるような状況に自分を追い込もうと考えています。



ところで、今後の自分の経営方針を考えていった場合、「今の環境ではダメ」という結論は昨年末に出しています。
従って、今年は新規事務所の設立あるいは移籍等を含めて、自分の身の回りの環境を変化させる必要があり、弁護士としての本来の仕事以外の業務が増えてきそうです。

ただ、自分のことは最後は自分で決めなければならない以上、きちんと遂行していきたいと思います。


さて、今日はもう少し頑張ろう!




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弁護士マーケティング

2010年01月13日 | 経験談・感じたこと
先週にダイレクトメールを受領して、ずっと気になっているものがあります。

それは…

船井総研が開催する「弁護士マーケティングの全てが分かる! 全国の成功事例公開セミナー」と題するセミナー開催の案内です。


私もそうですが、あまり弁護士はマーケティングに意識はしていませんし、ましてやマーケティングや宣伝広告に費用をかけることなど考えてもしないことの方が多いような気がします。

が、弁護士間の競争が激しくなるにつれて、意識的に自分・事務所のアピールを行い、顧客に認識してもらわないことには、この先3年・5年・10年…と生き残れないのではないかと、個人的には不安感を持っています。


4時間のセミナーで3万1500円となるとマーケティングに費用をかけていない私なんかには抵抗があるのも事実ですが、弁護士は顧客に対して1時間当たり1万円以上の相談料を徴収している以上、まぁ、それと比べれば安いものだ…と割り切った方が良さそうです。

受講してみる価値があるかなぁ…と思いつつ、今悩んでいるところです。




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勉強、勉強…

2010年01月09日 | 法律情報
司法試験に合格しただけでは、色々な意味で弁護士業はやっていけないのですが、法律の改正に合わせて知識をブラッシュアップすることも弁護士業をやっていく上で絶対に必要なこととなります。
が、最近、
「法律変わりすぎないか???」
と感じるようになってきました。
(年を取ってきたので、新しいものを吸収できなくなってきたのか?)


私がよく扱う分野の中に、著作権法と独占禁止法があるのですが、いずれも今月1月1日から改正法が施行されています。
恥ずかしながら、ようやく改正内容のイメージがつかめてきたというのが実感です。

また、よく扱う分野に労働法があるのですが、4月1日に労働基準法の改正と、いわゆる育児介護休業法の改正があります。
これは、中小企業が一時的にせよ適用免除となるのはどの範囲化の確認作業を行っている最中です。

そういえば…、インターネット取引を行っていると、どうしても電子マネーの問題や電子上のポイントの問題が発生するのですが、これらについても資金決済法という新たな法律との関係をきちんと整理する必要がありそうです。

さらにそういえば、昨年のことになりますが、昨年末まで特定商取引法と割賦販売法の改正を必至で勉強していたような気が。。。



世の中の動きに合わせて法改正が入るのはやむを得ないのですが、それを追っかけるのは大変です。
とにかく置いて行かれないように必至で食らいつきたいと思います。

(※ところで、司法試験の受験時代(10年以上前)に勉強した法律だけでも振り返って見ると…
・憲法は改正無し。
・民法は若干の改正あり(成年後見制度の創設や保証契約の書面化など。あと口語化はインパクトがありました。でも、将来的に民法の債権編の大改正がありそうで戦々恐々…)。
・刑法は目立った改正無し。
・商法は会社法が新たに制定!(暗記していた条文や法構造が全て吹っ飛んでしまい、未だに探すのに一苦労します…)
・民事訴訟法も目立った改正無し。
・破産法は大改正!(内容が変わっていないので、考え方自体は受験時代で学んだ知識を使えるのですが、如何せん、条文の位置が変わってしまったため、やはり探すのに一苦労…)
となりそうです。
私は2001年から弁護士をしているのですが、基本法だけでも結構変わっていますね…)





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