昨年の8月1日に独立し、今日で1年目の最後の日を迎えています。
今のところは、借金することもなく、業界的に白い目で見られるような(?)事件に手を出すことなく、経営的には順調に推移したと思います。
(給料その他経費の支払いの遅延もなく、ボーナスも無事支給できましたし…)
弁護士業を行っているという点では、独立前後で変化はありません。
でも、仕事内容はイソ弁時代(独立前)とは激変しました。
イソ弁時代は、損保関係の仕事(交通事故示談・訴訟対応等)が全案件数の7割近くを占めていたと思います。
損保の案件をメインに据えた場合、経営的にはとにかく数をこなす必要があるため(1件当たりの単価との関係上、大量受任をする必要が…)、まぁ、毎日1件程度は新規案件を受任するという状況になっていました。
とにかく大量処理を行うため、かなりシステム化(但し自己流)をして対処していたと記憶しています。
なお、残り2割は事務所の顧問先からの法律相談等への対応、残り1割が自己事件への対応といったところだったと思います。
前に所属していた事務所との取り決めで、事務所として受任している事件は一切持ち出さないと約束していました(もちろん、自分個人で受任している案件は自分が持っていきます)。
このため、最初は仕事が殆どない状態であり、しばらくは不安との戦いになるなぁ…とちょうど1年前は考えていたことを思い出します。
(結果的には、運良く8月から仕事を取ることができ、今のところは弁護士業を専業としてやっていけています)
上記の通り、独立前は毎日交通事故案件と格闘していたのですが、今は交通事故案件は片手で数えられる程度です。
また、交通事故案件の激減に伴い、訴訟案件も5分の1以下に減ったように思います。
一方で独立後の仕事割合として大きくなってきたのが労使紛争です。
訴訟案件の半分は労使紛争であり、1年前では考えもしなかった状況になっています。
なかなか一筋縄ではいかないため、苦労が多いのは事実ですが、苦労しただけ自分のスキルアップに繋がっていると実感している分野です。自分で言うのも何ですが、1年前と比較すれば、相当吸収できるものがあったと思います。
また、独立後は過払い・任意整理・破産関係の仕事とは一線を画そうと思っていたこと(管財事件の登録もしていないため、管財事件もありません)、中小企業向けの法律問題に力を入れたいと考えていたことから、今では、事業・経営関係の案件が全体の仕事量の8割弱を占めるようになり、この点でも仕事内容が大きく変わったと思っています。
もっとも、割合的には個人からの案件は減ったのですが、顧問先の従業員の福利厚生の一環として(?)、ついでに従業員個人の相談に乗ることは以前より多くなったように思います(ほとんどが相談のみで終了するため、受任して代理人として活動するのは希ですね)。
まぁ、とにもかくにも1年を無事乗り切ることができたことに感謝感謝です。
若干、夏風邪気味で体調を崩していることが心残りですが。。。
今のところは、借金することもなく、業界的に白い目で見られるような(?)事件に手を出すことなく、経営的には順調に推移したと思います。
(給料その他経費の支払いの遅延もなく、ボーナスも無事支給できましたし…)
弁護士業を行っているという点では、独立前後で変化はありません。
でも、仕事内容はイソ弁時代(独立前)とは激変しました。
イソ弁時代は、損保関係の仕事(交通事故示談・訴訟対応等)が全案件数の7割近くを占めていたと思います。
損保の案件をメインに据えた場合、経営的にはとにかく数をこなす必要があるため(1件当たりの単価との関係上、大量受任をする必要が…)、まぁ、毎日1件程度は新規案件を受任するという状況になっていました。
とにかく大量処理を行うため、かなりシステム化(但し自己流)をして対処していたと記憶しています。
なお、残り2割は事務所の顧問先からの法律相談等への対応、残り1割が自己事件への対応といったところだったと思います。
前に所属していた事務所との取り決めで、事務所として受任している事件は一切持ち出さないと約束していました(もちろん、自分個人で受任している案件は自分が持っていきます)。
このため、最初は仕事が殆どない状態であり、しばらくは不安との戦いになるなぁ…とちょうど1年前は考えていたことを思い出します。
(結果的には、運良く8月から仕事を取ることができ、今のところは弁護士業を専業としてやっていけています)
上記の通り、独立前は毎日交通事故案件と格闘していたのですが、今は交通事故案件は片手で数えられる程度です。
また、交通事故案件の激減に伴い、訴訟案件も5分の1以下に減ったように思います。
一方で独立後の仕事割合として大きくなってきたのが労使紛争です。
訴訟案件の半分は労使紛争であり、1年前では考えもしなかった状況になっています。
なかなか一筋縄ではいかないため、苦労が多いのは事実ですが、苦労しただけ自分のスキルアップに繋がっていると実感している分野です。自分で言うのも何ですが、1年前と比較すれば、相当吸収できるものがあったと思います。
また、独立後は過払い・任意整理・破産関係の仕事とは一線を画そうと思っていたこと(管財事件の登録もしていないため、管財事件もありません)、中小企業向けの法律問題に力を入れたいと考えていたことから、今では、事業・経営関係の案件が全体の仕事量の8割弱を占めるようになり、この点でも仕事内容が大きく変わったと思っています。
もっとも、割合的には個人からの案件は減ったのですが、顧問先の従業員の福利厚生の一環として(?)、ついでに従業員個人の相談に乗ることは以前より多くなったように思います(ほとんどが相談のみで終了するため、受任して代理人として活動するのは希ですね)。
まぁ、とにもかくにも1年を無事乗り切ることができたことに感謝感謝です。
若干、夏風邪気味で体調を崩していることが心残りですが。。。